JPH03124104A - 半導体装置のマイクロストリップラインの構造 - Google Patents

半導体装置のマイクロストリップラインの構造

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JPH03124104A
JPH03124104A JP1263278A JP26327889A JPH03124104A JP H03124104 A JPH03124104 A JP H03124104A JP 1263278 A JP1263278 A JP 1263278A JP 26327889 A JP26327889 A JP 26327889A JP H03124104 A JPH03124104 A JP H03124104A
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JP
Japan
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electrode
wiring electrode
microstrip line
thickness
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP1263278A
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English (en)
Inventor
Koichi Sakamoto
孝一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高周波集積回路(MM I C)において、
半導体基板上に形成されたマイクロストリップラインの
構造に関する。
[背景技術] 第5図は従来例の高周波集積回路の一部を示す断面図で
あり、第6図(a) (b)はその製造途中を示す断面
図及び平面図である。
第6図(a) (b)に示されている製造段階において
は、化合物半導体基板21の表面層にイオン打込みによ
ってFETを構成するアクティブ層22が形成され、ま
た基板1の表面のアクティブ層22から離れた位置には
NiCrやTaN等の薄膜抵抗23が形成されている。
また、アクティブ層22の表面には、FETのドレイン
電極24とソース電極25が設けられている。さらに、
ドレイン電極24とソース電極25の間には細幅のゲー
ト電極26が形成されており、アクティブ層22と薄膜
抵抗23の間にはゲート電極2θと一体となった幅広の
配線電極27が薄膜抵抗23と重なるように形成されて
おり、配線電極27によってアクティブ層22と薄膜抵
抗23が接続されている。
この後、CVD法により薄膜抵抗23及び各電極24,
25,26.27の上から基板1表面に1μm前後の膜
厚の保護膜28が形成される。通常、基板1は300〜
400μmの厚さがあるので、この熱冷却効率を高め、
また配線寸法を小さくするため、この次に基板1は裏面
研磨を施され、適当な厚みに調整される。最後に、蒸着
技術を用いて研磨された基板1の裏面に裏面電極29が
形成され、第5図に示すような従来の半導体装置が製造
される。こうして、基板1の表面に形成された配線電極
27と裏面電極29により高周波集積回路のマイクロス
トリップラインが構成されている。
尚、このマイクロストリップラインは、上記の説明では
、薄膜抵抗とFETを接続するために用いられたが、一
般に集積回路内でFET、抵抗、容量等の集中定数素子
を接続するために使用されるものである。
[発明が解決しようとする課題] マイクロストリップラインを形成された高周波集積回路
においては、マイクロストリップラインを構成する配線
電極の幅Wとマイクロストリップラインの厚みhとの比
率h/Wは、周波数帯域や特性インピーダンスの関係か
ら、通常はh/W=0.2〜2.0の範囲で使用される
。このため、マイクロストリップラインの厚みhを決定
する基板の厚みが厚いと配線電極の幅Wも広くする必要
があり、集積回路の高集積化が妨げられる。そこで、従
来にあっては、上記のように基板に裏面研磨を施して基
板の厚みを小さくし、これによって配線電極の幅を小さ
くしている。
しかしながら、裏面研磨によって基板の厚みを薄くする
にも限度があり、配線電極の幅も充分に小さくすること
ができなかった。しかも、基板の厚さは研磨工程で制御
されているので、厚み誤差が±50μmと非常に大きく
、この誤差のためh/Wの値もバラツキが大きくなり、
回路特性の高精度化も困難であった。
しかして、本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところはマイクロストリ
ップラインを構成する配線電極の幅を小さくし、高周波
集積回路の一層の高集積化を図り、併せてマイクロスト
リップラインの寸法精度を高めて、回路特性の高精度化
を図ることにある。
[課題を解決するための手段] このため、本発明の半導体集積回路のマイクロストリッ
プラインの構造は、半導体基板の表面に配線電極を形成
し、この配線電極の上から前記基板表面を保護膜により
覆い、この保護膜の上にアース電極を形成し、前記配線
電極とアース電極によりマイクロストリップラインを構
成したことを特徴としている。
[作用コ 本発明にあっては、基板の表面に形成された保護膜を挟
んで上下に配線電極とアース電極を設け、画電極によっ
てマイクロストリップラインを構成したので、マイクロ
ストリップラインの厚み(両電極間の距離)を小さくす
ることができる。つまり、マイクロストリップラインの
厚みhは、従来では基板の厚さによって制御されていた
ので、数100μmであるのに対し、本発明では保護膜
の厚さによりて制御することができ、極めて小さくする
ことができる。したがって、h/Wの値を所定範囲内に
納める場合、マイクロストリブラインの厚みを小さくし
た比率だけ配線電極の幅も小さくでき、配線電極の幅を
従来と比較して極めて狭くすることができる。この結果
、集積回路におけるマイクロストリップラインの占有面
積を小さくでき、集積回路をより高集積化することがで
きる。
しかも、マイクロストリップラインの厚みhを制御する
保護膜の厚さは、CVD法等によって高い寸法精度を得
ることかできる。また、配線電極の幅も、配線電極を蒸
着等の微細加工技術によって形成することによって高い
寸法精度を得ることがでとる。このため、集積回路の周
波数帯域や特性インピーダンスに関係するh/Wの値を
精度よくコントロールすることができると共に値のバラ
ツキも小さくでき、集積回路の回路特性の高精度化を図
ることができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例の高周波集積回
路の断面図及び平面図、第3図及び第4図はその製造途
中の段階を示す断面図及び平面図である。この高周波集
積回路を製造手順に沿いながら説明すると、まずGaA
sのような■−v系化合物半導体基板1の表面層にイオ
ン注入技術(例えば、SPPtンを100〜300Ke
Vで10”〜101101s”の面密度で打込む。)を
用いてFETを構成するアクティブ層2が形成される。
ついで、第3図及び第4図に示すように、NiCrやT
aN等の抵抗体材料を蒸着させて基板lの表面に所要の
薄膜抵抗3が形成される。また、アクティブ層2の表面
には、対向させてFETのソース電極4とドレイン電極
5が設けられる。さらに、ソース電極4及びドレイン電
極5間には細幅のゲート電極θが配置され、アクティブ
層2と薄膜抵抗3の間に幅広の配線電極7が配置される
。このゲート電極6と配線電極7は、Ti/Pt/Au
やA1等の金属を基板の表面に蒸着させることによって
同時に形成されたものであり、連続的に形成されている
。また、配線電極7の端部は、薄膜抵抗3に重ねるよう
にして設けられており、アクティブ層2と薄膜抵抗3は
配線電極7によって接続されている。なお、アクティブ
層2や薄膜抵抗3.配線電極7は、通常のフォトリング
ラフィによって形成されるものであり、図示のような配
置に限らず、任意の場所に設けることがでとる。この後
、第1図及び第2図に示すように、CVD法により、薄
膜抵抗3及び各電極4゜5、θ、7の上から基板1の表
面全体に保護膜8が形成される。この保護膜8は、従来
例におけるよりも大きな膜厚に形成され、数μm〜10
数μmの膜厚を有している。さらに、この保護膜8の上
に電極金属を真空蒸着させることによってアース電極8
が形成される。このようにして製造された高周波集積回
路にあっては、配線型gA7とアース電極θによってマ
イクロストリップラインが形成されている。但し、アー
ス電極9は、アクティブ層2や薄膜抵抗3の部分では、
窓10を開口して除かれている。
しかして、本発明にあっては、マイクロストリップライ
ンの厚みtが、保護膜8の厚さによって決まるので、伝
搬エネルギーが流れる配線電極7とアース電極9の間の
厚みを従来に較べて1710以下にすることができる。
従って、周波数帯域や特性インピーダンスに関係するh
/Wの値を所定範囲内に納める時、配線電極7の幅を従
来と比較して1/lO以下に狭くできる。よって、配線
電極7の線幅を狭くすることができて配線電極7の占有
面積を小さくでき、集積回路の集積度を高めることがで
きる。
また、保護膜8は、CVD法によって形成することによ
り、5%以下の厚み精度を得ることができ、配線電極7
も真空蒸着等によって形成することによって高い寸法精
度を得ることができる。従って、h/Wの値を高い精度
で制御することができると共にそのバラツキも小さくす
ることができ、回路特性の精度を高めることができる。
また、本発明によれば、放熱を余り考慮する必要のない
低消費電力型の回路では、裏面研磨の必要がなくなり、
研磨による歩止まり低下やコストアップを防止すること
ができる。
なお、本発明に係るsyt回路にあっては、保護膜8の
上にアース電極9が形成されているので、FETや薄膜
抵抗3等の他の素子とアース電極9との間の寄生容量が
増大する可能性があるが、上述のようにこれらの素子の
箇所ではアース電極9に窓10を開口し、また保護膜8
の厚みも従来より大きくすることにより寄生容量の増大
を充分に防止することができる。
[発明の効果コ 本発明によれば、周波数帯域や特性インピーダンスを損
ねることなくマイクロストリップラインの厚みと幅を極
めて小さくすることができ、集積回路の高集積化を図る
ことができる。また、マイクロストリップラインの厚み
と幅とを精密に制御することができ、回路特性の高精度
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の断面図及び平面
図、第3図及び第4図は同上の保護膜とアース電極を形
成する前の断面図及び平面図、第5図は従来例の高周波
集積回路の断面図、第6図(a) (b)は同上の製造
途中における断面図及び平面図である。 1・・・半導体装置 7・・・配線電極 1・・・半導体基板 8・・・保護膜 9・・・アース電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の表面に配線電極を形成し、この配線
    電極の上から前記基板表面を保護膜により覆い、この保
    護膜の上にアース電極を形成し、前記配線電極とアース
    電極によりマイクロストリップラインを構成したことを
    特徴とする半導体装置のマイクロストリップラインの構
    造。
JP1263278A 1989-10-09 1989-10-09 半導体装置のマイクロストリップラインの構造 Pending JPH03124104A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9161395B2 (en) 2011-06-30 2015-10-13 Cem Corporation Instrument for performing microwave-assisted reactions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9161395B2 (en) 2011-06-30 2015-10-13 Cem Corporation Instrument for performing microwave-assisted reactions
US9769885B2 (en) 2011-06-30 2017-09-19 Cem Corporation Instrument for performing microwave-assisted reactions

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