JPH0312363Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312363Y2 JPH0312363Y2 JP1982002229U JP222982U JPH0312363Y2 JP H0312363 Y2 JPH0312363 Y2 JP H0312363Y2 JP 1982002229 U JP1982002229 U JP 1982002229U JP 222982 U JP222982 U JP 222982U JP H0312363 Y2 JPH0312363 Y2 JP H0312363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- cone
- horn
- vibration
- insulating ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、とくに電荷を帯びた物体に超音波振
動を印加する場合、電荷によつて生ずる絶縁破壊
を防止し、安全に作業できるように耐電圧処置を
施した超音波振動子に関するものである。
動を印加する場合、電荷によつて生ずる絶縁破壊
を防止し、安全に作業できるように耐電圧処置を
施した超音波振動子に関するものである。
電荷を帯びた物体を超音波加工、例えば孔明け
するため超音波振動を印加する場合、従来は、超
音波駆動源として用いる磁歪振動子と駆動捲線間
の絶縁だけによつて、磁歪振動子を駆動する発振
器に対して電荷の影響が及ばないようにすると共
に、取扱者の身体への危険を防止していた。
するため超音波振動を印加する場合、従来は、超
音波駆動源として用いる磁歪振動子と駆動捲線間
の絶縁だけによつて、磁歪振動子を駆動する発振
器に対して電荷の影響が及ばないようにすると共
に、取扱者の身体への危険を防止していた。
しかしこの方法では電荷の値が高くなり、実用
上は1KV程度で絶縁破壊を生ずるので、使用上
の制約があり、更に一層の高電荷の条件において
も安全に使用できることが望ましい。
上は1KV程度で絶縁破壊を生ずるので、使用上
の制約があり、更に一層の高電荷の条件において
も安全に使用できることが望ましい。
本考案はかゝる点に鑑みてなされたもので、そ
れぞれの共振周波数が同一になるように設計され
た「振動子」と「コーン」と「ホーン」を直列に
組合せて振動系が構成された通常用いられている
形式の超音波振動子において、共振周波数を変え
ることなくコーンの一部をセラミツクに置き換え
たものであり、以下に実施例を参照して詳細に説
明する。
れぞれの共振周波数が同一になるように設計され
た「振動子」と「コーン」と「ホーン」を直列に
組合せて振動系が構成された通常用いられている
形式の超音波振動子において、共振周波数を変え
ることなくコーンの一部をセラミツクに置き換え
たものであり、以下に実施例を参照して詳細に説
明する。
第1図Aは、帯電荷被振動物体1に超音波振動
を印加しているときの状態を示すもので、超音波
振動子は、ステンレスなどの金属からなるホーン
2と、同様の金属のコーン3、絶縁用セラミツク
4及び磁歪材料よりなる振動子5とで一体に構成
されている。上記コーン3は振動子5の端面の振
動を拡大してホーン2に伝達するためのものであ
り、この振幅比はコーン3の太端面(傾斜部)と
細端面の略面積比に比例する。また、前記セラミ
ツク4の両面は、それぞれコーン3と振動子5に
接着材で接着されている。
を印加しているときの状態を示すもので、超音波
振動子は、ステンレスなどの金属からなるホーン
2と、同様の金属のコーン3、絶縁用セラミツク
4及び磁歪材料よりなる振動子5とで一体に構成
されている。上記コーン3は振動子5の端面の振
動を拡大してホーン2に伝達するためのものであ
り、この振幅比はコーン3の太端面(傾斜部)と
細端面の略面積比に比例する。また、前記セラミ
ツク4の両面は、それぞれコーン3と振動子5に
接着材で接着されている。
こゝでセラミツク材としては、抗張力が高く振
動応力に耐えるアルミナ、窒化珪素などを用い、
厚さ1は荷電圧の値を勘案して決める。すなわ
ち、所定の絶縁耐圧に必要な幅(距離1)を有す
る絶縁セラミツク4がコーン3の共振長の一部を
形成するようにする。したがつて、絶縁セラミツ
ク4が組み込まれた状態でのコーン3の共振周波
数は、ホーン2及び振動子5の共振周波数と一致
するように、物理定数を基にして両者の寸法が決
めてある。
動応力に耐えるアルミナ、窒化珪素などを用い、
厚さ1は荷電圧の値を勘案して決める。すなわ
ち、所定の絶縁耐圧に必要な幅(距離1)を有す
る絶縁セラミツク4がコーン3の共振長の一部を
形成するようにする。したがつて、絶縁セラミツ
ク4が組み込まれた状態でのコーン3の共振周波
数は、ホーン2及び振動子5の共振周波数と一致
するように、物理定数を基にして両者の寸法が決
めてある。
本考案と直接関係はないが6はコーンの振動の
節位置に設けた固定フランジ、7は絶縁ケース、
8は振動子5の駆動用捲線のリード線、9はコネ
クタであり、このコネクタに発振器(図示せず)
の出力コードが結ばれて超音波振動子が駆動され
ると、ホーン2の先端が矢印の如く振動し、この
振動が帯電荷被振動物体1に印加される。また1
0は放電機構であり、荷電物体からホーン先端が
離れた際に、ホーン及びコーンに帯電された電荷
を放電するものである。
節位置に設けた固定フランジ、7は絶縁ケース、
8は振動子5の駆動用捲線のリード線、9はコネ
クタであり、このコネクタに発振器(図示せず)
の出力コードが結ばれて超音波振動子が駆動され
ると、ホーン2の先端が矢印の如く振動し、この
振動が帯電荷被振動物体1に印加される。また1
0は放電機構であり、荷電物体からホーン先端が
離れた際に、ホーン及びコーンに帯電された電荷
を放電するものである。
第1図Bは第1図Aに対応して作動時における
各部の振動速度分布の状態を示したものである。
各部の振動速度分布の状態を示したものである。
以上の通りであるから本考案は、振動系の一部
であるコーン3に所定の絶縁耐圧に必要な距離を
有する絶縁セラミツク4を一体に設けたのでホー
ン2及び振動子5の共振周波数を変えることがな
い。また、本考案はホーン2と振動子5の間にコ
ーン3を介在するようにしたので振動子の端面の
振動を拡大してホーン2に伝達することができ
る。しかもコーン3と振動子5は絶縁体を介して
離れているから、従来とは異なり耐電圧効果を得
ることができる。この実用試験の結果では0〜
50KV程度の範囲で使用可能であることが確かめ
られた。
であるコーン3に所定の絶縁耐圧に必要な距離を
有する絶縁セラミツク4を一体に設けたのでホー
ン2及び振動子5の共振周波数を変えることがな
い。また、本考案はホーン2と振動子5の間にコ
ーン3を介在するようにしたので振動子の端面の
振動を拡大してホーン2に伝達することができ
る。しかもコーン3と振動子5は絶縁体を介して
離れているから、従来とは異なり耐電圧効果を得
ることができる。この実用試験の結果では0〜
50KV程度の範囲で使用可能であることが確かめ
られた。
第1図Aは実施例の構成を示し、第1図Bは各
部に対応する振動速度分布を示す図面である。 1……帯電荷被振動物体、2……ホーン、3…
…コーン、4……セラミツク、5……振動子、6
……固定フランジ、7……絶縁ケース、8……リ
ード線、9……コネクタ、10……放電機構。
部に対応する振動速度分布を示す図面である。 1……帯電荷被振動物体、2……ホーン、3…
…コーン、4……セラミツク、5……振動子、6
……固定フランジ、7……絶縁ケース、8……リ
ード線、9……コネクタ、10……放電機構。
Claims (1)
- ホーンとコーン及び振動子の三者が直列状に一
体に結合された型式の超音波振動子であつて、前
記コーンと振動子の間には絶縁セラミツクが介在
され、前記ホーンと振動子それぞれの共振周波数
及びコーンと絶縁セラミツクを含んだ部分の共振
周波数が三者ともに同一になつていることを特徴
とする絶縁型超音波振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP222982U JPS58108175U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 絶縁型超音波振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP222982U JPS58108175U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 絶縁型超音波振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108175U JPS58108175U (ja) | 1983-07-23 |
JPH0312363Y2 true JPH0312363Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30015213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP222982U Granted JPS58108175U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 絶縁型超音波振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108175U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992007686A1 (de) * | 1990-10-31 | 1992-05-14 | Kadia-Diamant Maschinen- Und Werkzeugfabrik O. Kopp Gmbh & Co. | Hochfrequenzhonen |
DE102017127826A1 (de) * | 2017-11-24 | 2019-05-29 | Herrmann Ultraschalltechnik Gmbh & Co. Kg | Ultraschallschwingeinheit mit Dämpfung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514104A (ja) * | 1974-05-02 | 1976-01-14 | Sumitomo Chemical Co | Amidokahoho |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP222982U patent/JPS58108175U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514104A (ja) * | 1974-05-02 | 1976-01-14 | Sumitomo Chemical Co | Amidokahoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58108175U (ja) | 1983-07-23 |
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