JPH03123551A - 使い捨て着用物品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ 本発明は、幼児のいわゆるトレニングパンツ、失禁パン
ツ、女性の生理用パンツなどの使い捨て着用物品の製造
方法に関する。

［従来の技術とその課題］ 従来、それぞれ−枚の連続内外面ウェブの少なくとも一
方に脚囲りおよび腰囲り弾性部材を取り付け、該内外面
ウェブの長さ方向に間欠的に吸収コアを介在させて連続
積層体を構成し、該積層体を所与部位で切断することに
よって個々の物品を形成する製造方法が知られている。

たとえば、その−例として、特開昭５７−７７３０４号
、同５７−１１７６０２号にそれぞれ開示されている技
術を挙げることかできる。

前記公知技術を含むこの種の物品の製造過程においては
、脚囲りおよび腰囲り弾性部材を取り付けた連続積層体
における個々の物品の前後身頃を画成するため、該積層
体を二つに折り重ねて着用時における個々の物品の横方
向両側縁となる部位をヒートシールする必要がある。

しかしながら、前記公知技術においては、収縮しようと
する脚囲りおよび腰囲り弾性部材を取り付けた状態で連
続積層体を二つに折り重ねるから、この折り重ねは該積
層体の緊張下になすけれども、完全に二つに折り重ねら
れない、換言すると、個々の物品の一部か浮き上がった
り、皺か派生したり、一致させるべき前後身頃の腰囲り
縁の一方が突出したりした状態で前記ヒートシールして
しまうことになり、その結果、端正な形態を有していな
い物品が生じることがある。

本発明の目的は、内面ウェブに脚囲りおよび腰囲り弾性
部材が作用しない状態において、該内面ウェブおよびコ
アからなる内側部材を二つに折り重ねて、引き続く工程
に移行することにより、前述のような欠点を除去するこ
とがてきる使い捨て着用物品の製造方法を提供すること
にある。

［課題を解決するための方法］ 前記目的を達成するための本発明は、連続ウェブの長さ
方向に吸収コアを所与間隔で配置するとともに、該コア
の各々が位置する該ウェブの所与面域内に脚囲りおよび
腰囲り弾性部材をそれぞれ取り付けて連続積層体を構成
し、該連続積層体の所与部位をヒートシールして切断す
ることによって個々の使い捨て着用物品を製造する方法
を前提とする。

前記製造方法において、内面ウェブの長さ方向に吸収コ
アを所与間隔で配置して内側部材を構成する。この内側
部材を前記コアか第１外面およびこれと対向する第２外
面に位置するように該内側部材をその中央部を介して折
り重ねる。しかるのち、脚囲りおよび腰囲り弾性部材を
取り付けた、前記第１および第２外面をそれでれ覆う幅
の二つの連続外面ウェブをそれぞれ前記第１および第２
外面に重ね合せて前記連続積層体を構成することを特徴
とする。この連続積層体を構成したのちの工程は、前記
前提部分における工程と同しである。

［作用および効果］ 本発明方法によれば、内面ウェブに脚囲りおよび腰囲り
弾性部材が作用しない状態において、該内面ウェブおよ
びコアからなる内側部材を二つに折り重ねて、引き続く
工程に移行するから、その際、内側部材が弾性部材の収
縮応力を受けることがない。したがって、個々の物品の
一部が浮き上がったり、皺が派生したり、一致させるべ
き前後身頃の腰囲り縁の一方が突出したりした状態で両
側縁がヒートシールされるという欠点がない端正な形態
を有する物品をうろことができる。

また、コアは成形したものであるから、前記折り重ねの
際に形層れすることがない。

［実施例］ 図面を参照して、本発明方法の実施例を説明すると、以
下のとおりである。

第１図は、本発明方法によって製造した着用物品１を示
す斜視図である。

物品ｌは、脚囲り部２と、腰囲り部３とを有し、それぞ
れ弾性部材４．５を取り付け、前後身頃６，７の両側縁
と、股下縁とにヒートシール８．９を施こすことによっ
て構成しである。後述するように、前後身頃６．７は内
外面ウェブと、該両ウェブの間に介在させた吸収コアと
を含み、弾性部材４，５は接着剤を介して該両ウェブの
間に伸縮自在に取り付けである。

第２図は、本発明方法を実施する過程を概略的に示す斜
視図である。

縦横伸縮性不織布からなる所与幅の連続内面ウェブｌＯ
をアッセンブリ工程（図示せず）へ移動させながら該内
面ウェブの上面中央部にその長さ方向に所与間隔で該内
面ウェブの幅よりも輻狭く、かつ、砂時計型に予め成形
した吸収コア１１をホットメルト型接着剤（図示せず）
で固定的に配置する。コア１１は、フラッフパルプ、熱
可塑性捲縮ステープルファイバーおよび高吸収性ポリマ
ー粒子をほぼ均一に混合し、この混合物を熱処理してス
テーブルファイバーどうしを融着させるとともに適宜の
水分を散布した状態で厚さ方向に適宜圧縮させて連続ウ
ェブを成形し、該ウェブをシートまたはマット状であっ
て、砂時計型、すなわち、中央両側に凹欠１２を有し中
央部が狭い形状に切断してあり、容易に形崩れすること
かない。連続内面ウェブ１０を対向する各コア１１の間
で幅方向に順次切断して内側部材１３を形成する。こう
して形成した各内側部材１３をコア１１の半分が上面（
第１外面）およびそのもう半分か下面（第２外面）に位
置するとともに該内面ウェブの長さ方向両端１４が実質
的に同一線上に位置するように幅方向中央線１５におい
て長さ方向に順次折り重ねる。こうして折り重ねた各内
側部材１３を一方の該部材の折り端（幅方向中央線）１
５と他方の該部材の端１４とを順次接触または近接して
整列させながらアッセンブリ工程へ移動させる。

一方、連続内面ウェブ１０と同幅であって、縦横伸縮性
不織布もしくは該不織布の内面に縦横伸縮性プラスチッ
クフィルムを間欠的に接合したラミネートシートまたは
該フィルム単独からなる二つの連続外面ウェブ１６ａ、
１６ｂをアッセンブリ工程へ移動させる。外面ウェブ１
６ａ、１６ｂの内面に、かつ、各内側部材１３の上下面
のそれぞれの広さに相当する所与面域１７内の両側に予
め伸長させた脚囲り弾性部材４を彊状に湾曲させてホッ
トメルト型接着剤（図示せず）で両側対称に順次取り付
ける。脚囲り弾性部材４の湾曲形状はコア１１の凹欠１
２の長さ方向半分にほぼ沿うようにすることが好ましい
。さらに、外面ウェブ１６ａ、１６ｂの所与面域１７内
に、かつ、外面ウェブ１６ａ、１６ｂの長さ方向に対向
する脚囲り弾性部材４の間の幅方向に予め伸長させた腰
囲り弾性部材５をホットメルト型接着剤（図示せず）で
直線状に順次取り付ける。

配列させた各内側部材１３の上下面に外面ウェブ１６ａ
、１６ｂをこれらの該上下面に面域１７が一致するよう
に重ねて連続積層体１８を構成する。

積層体１８を、その長さ方向に沿う両側縁と、各内側部
材１３の幅方向折り端１５と腰囲り弾性部材５との間に
おいて、それぞれヒートシール８．９を順次施こす。

最後に、積層体１８を、腰囲り弾性部材５と幅方向ヒー
トシール９との間において幅方向に順次切断するととも
に、脚囲り弾性部材４の湾曲に沿う外側部分１９を順次
切除する。これによって、個々の物品ｌ（第１図参照）
を形成する。

第３図は１本発明方法のもう−っの実施例の過程を概略
的に示す斜視図である。

縦横伸縮性不織布からなり完成物品の長さに相当する幅
を有する連続内面ウェブ２０をアッセンブリ工程（図示
せず）へ移動させながら該内面ウェブの上面中央部に、
該ウェブの幅よりも短い長さを有し予め砂時計型に成形
した吸収コア２１を該ウェブの幅方向に向かせかつ該ウ
ェブの長さ方向に所与の間隔で、ホットメルト型接着剤
（図示せず）で固定的に配置して内側部材２３を構成す
る。

コア２Ｉは、フラッフパルプ、熱可塑性捲縮ステーブル
ファイバーおよび高吸収性ポリマー粒子をほぼ均一に混
合し、この混合物を熱処理してステープルファイバーど
うしを融着させるとともに適宜の水分を散布した状態で
厚さ方向に適宜圧縮させて連続ウェブを成形し、該ウェ
ブなシートまたはマット状であって、砂時計型、すなわ
ち、中央両側に凹欠２２を有し中央部が狭い形状に切断
してあり、容易に形崩れすることがない、こうして形成
した各内側部材２３をコア１１の半分か上面（第１外面
）およびそのもう半分が下面（第２外面）に位置すると
ともに該内面ウェブの長さ方向両縁２４が実質的に同一
線上に位置するように長さ方向中央線２５において長さ
方向く順次折り重ねながらアッセンブリ工程へ移動させ
る。

一方、連続内面ウェブ２０の幅の実質的に半分の幅てあ
って、縦横伸縮性不織布もしくは該不織布の内面に縦横
伸縮性プラスチックフィルムを間欠的に接合したラミネ
ートシートまたは該フィルム単独からなる二つの連続外
面ウェブ２６ａ、２６ｂをアッセンブリ工程へ移動させ
る。外面ウェブ２６ａ。

２６ｂの内面の一側縁（第１側縁）の近傍に沿ってジグ
ザグ状に脚囲り弾性部材４を、かつ、該内面の他側縁（
第２側縁）に沿って直線状に腰囲り弾性部材５を、それ
ぞれ伸長させてホットメルト型接着剤（図示せず）で接
着する。脚囲り弾性部材４のジグザグ形態は、外面ウェ
ブ２６ａ、２６ｂの長さ方向に凹部２７ａと凸部２７ｂ
とか交互に位置する。

このように脚囲りおよび腰囲り弾性部材４．５を配置し
た状態では、外面ウェブ２６ａ、２６ｂの長さ方向に所
与間隔で位置する幅方向画成線（仮想）２８．２８’で
画成される面域１９の長さ方向中央に四部２７ａが位置
するとともに、面域２９は内側部材２３の長さ方向に所
与間隔で位置する幅方向画成線（仮想）　３０，３０°
で画成される面域３１と同じ大きさであって、面域３１
の長さ方向中央部にはコア２１が位置している。脚囲り
弾性部材４の傾斜ないし湾曲部分の形状はコア２１の凹
欠２２の長さ方向半分にほぼ沿うようにすることが好ま
しい。

移動させている内側部材１３の上下面に外面ウェブ２６
ａ、２６ｂを該内側部材の上下面に面域２９，３１が一
致するように重ねて連続積層体３２を構成する。

積層体３２を、前記第１側縁、すなわち、脚囲り弾性部
材４の側における一側縁と、各輻方向画成！ｉ！２８．
２８°、　：ｌＯ，３０°をそれぞれ中央としてその両
側に沿う幅方向線（仮想）とにおいて、それぞれヒート
シール８，９を順次施こす。

最後に、積層体３２を、隣接するヒートシール８の間の
幅方向線（仮想）３３において順次切断するとともに、
該青物品における脚囲り弾性部材４に沿う外側部分３４
を順次切除して個々の物品１（第１図参照）を形成する
。

なお、本発明においては、これを実施するための装置を
例示してないが、公知の装置で実施することがてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法で製造した物品の斜視図、第２図は
本発明方法の工程を概略的に示す斜視図、第３図は本発
明方法の他の実施例の工程を概略的に示す斜視図である
。 １：物品　　　　　　　４：脚囲り弾性部材５：腰囲り
弾性部材　　８．９：ヒートシール１０、２０：内面ウ
ェブ　　１１，２１　：コア１３、２３：内側部材 １６ａ、１６ｂ、２６ａ、２６ｂ　：外面ウェブ１８．
３２　：積層体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 連続ウエブの長さ方向に吸収コアを所与間隔で配置する
   とともに、該コアの各々が位置する該ウエブの所与面域
   内に脚囲りおよび腰囲り弾性部材をそれぞれ取り付けて
   連続積層体を構成し、該連続積層体の所与部位をヒート
   シールして切断することによって個々の使い捨て着用物
   品を製造する方法において、 内面ウエブの長さ方向に吸収コアを所与間隔で配置して
   内側部材を構成し、該内側部材を該コアが第１外面およ
   びこれと対向する第２外面に位置するように該内側部材
   をその中央部を介して折り重ねたのち、脚囲りおよび腰
   囲り弾性部材を取り付けた、前記第１および第２外面を
   それぞれ覆う幅の二つの連続外面ウエブをそれぞれ前記
   第１および第２外面に重ね合せて前記連続積層体を構成
   することを特徴とする前記製造方法。