JPH03123303A - 光ファイバーケーブル収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＣＡＴＶ伝送路等に使用する光送信器や光受信
器等の機器に採用される光ファイバーケーブル収納装置
に関するものである。

従来の技術 近年、ＣＡＴＶ伝送路において、増幅器の削減、ＣＡＴ
Ｖ伝送システムの簡素化を目的として、ＣＡＴＶ伝送路
の幹線に、同軸ケーブルから光ファイバーケーブルを使
用する光伝送システムを導入するケースが増加してきた
。、伝送損失が少ないことを特徴としたこの光伝送シス
テムは、光送信器と光受信器とを光ファイバーケーブル
で接続し、システムを構築するものである。光ファイバ
ーケーブルを光送信器や光受信器に接続する場合、持続
時の工事作業性や、工事１こおけるケーブルの接続作業
を失敗しても、支障ない様、あらかじめ長めに光ファイ
バーケーブルの長さを設定する為、その余長ケーブル（
約５〜１０ｍ）を機器内に収納する必要がある。

以下、図面を参照しながら、従来の光ファイバーケーブ
ル収納装置の一例について説明する。

第４図、第５図は従来の光ファイバーケーブル収納装置
の構成を示す斜視図及び断面図である。

第４図、第５図において、１１は光ファイバーケーブル
収納ケース、１７はスポンジ、４は光ファイバーケーブ
ルである、１６は収納ケース１１と一体に設けたコ字状
の６片、１３は収納ケース１１を固定する取付用ベース
板、１４は取付用ベース板に固定されたねじ、１５は収
納ケース１１を固定するナツトである。収納ケース１１
の内部に伸縮性を有するスポンジ１７を挿入し、光ファ
イバーケーブル４を収納ケース１１の内部にリング状に
巻き付は挿入する。ケーブル挿入時の状態は、スポンジ
１７を凹ませ、ケーブル４は、スポンジ１７と６片１６
の内壁間で、保持される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ケーブルをケース
内に巻き付けるのに作業がやりにくく、スポンジ１７の
弾性で挿入したケーブルが収納ケース内から外へはみ出
しやすいという欠点があった。特にケーブルの収納量が
多くなると、小さな衝撃でも、ケース内からケーブルが
脱落するという問題点を有していた。さらにケーブルの
信頼性確保から、最小の率で配置する必要性があるのに
対して、従来例では、工事作業のバラツキを配慮すると
、ケーブルの最小Ｒ（約Ｒ３０Ｍ）を確保するのが困難
であった。

本発明は上記問題点に鑑み、工事作業性を向上し、ケー
ブルの収納量とは無関係に収納でき、衝撃が加えられて
も、ケーブルの脱落等なく確実に保持でき、さらに容易
にケーブルの最小Ｒを確保できる光ファイバーケーブル
収納装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の光ファイバーケーブ
ル収納装置は、天面に開孔を有する箱状ケース、バネ性
を有する舌片状のガイドプレートを有し、このガイドプ
レートと舌片部分と箱状ケースの内側壁との間に光ファ
イバーケーブルを収納するように構成したものである。

作用 上記した構成によって、箱状ケースとガイドブレート間
にケーブルが保持され、ケーブル挿入後は、ガイドプレ
ートのスプリングバックにより、ケーブル挿入の為の開
孔部が閉じられて、ケーブルが外にとび出すことがなく
、確実にケーブルを収納することができる。さらにガイ
ドプレートにより、ケーブルが位置規制され、ケーブル
の最小Ｒを確保することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の光ファイバーケーブル収納装置
について、図面を参照しながら説明する。第１図は本発
明の実施例における光ファイバーケーブル収納装置の斜
視図で、光ファイバーケーブル収納ケースとガイドブレ
ート間に、光ファイバーケーブルを挿入した状態を示す
ものである。第２図は第１図のｘ−ｘ　’の断面図を示
すものである。第３図は、機器本体のケース蓋を開き、
機器本体に光フアイバー収納ケースと挿着した状態の平
面図を示すものである。第１図において、１は光ファイ
バーケーブル収納ケース、２は光ファイバーケーブルガ
イドプレート、３は収納ケース着脱用ファスナー　４は
光ファイバーケーブル、５はファスナーの脚、６は取付
用ベース板、７は収納ケースが透明でない場合、ケーブ
ルの収納状態を見る為の開孔である。

天面に開孔を有する収納ケース１にバネ性を有するガイ
ドプレート２をハトメ等で一体に固定する。収納ケース
１の天面内壁とガイドプレート２の舌片１２とは接触状
態に設定する。さらにガイドプレートの長さ！および巾
方向の長さｌｏはケーブルの最小Ｒの２倍より大きく設
定する。収納ケース１．ガイドプレート２にファスナー
固定用の孔を設け、あらかじめ、収納ケースにファスナ
ーを固定しておく。そして収納ケースを固定する取付用
ベース板６を設ける。

以上のように構成された光ファイバーケーブル収納装置
について、以下第２図を用いてその動作を説明する。光
ファイバーケーブル４を矢印Ｇ方向に挿入すると、ガイ
ドプレート２の舌片１２は矢印Ｅ方向に変形し、収納ケ
ース１の天面内壁と舌片１２間にスキ間が発生し、ケー
ブル４は収納部１０に挿入される。挿入後舌片１２はス
プリングバックにより、元にもどり、舌片１２は収納ケ
ース天面内壁に接触する。ケーブルの弾性を利用し、ケ
ーブルの位置規制をすることなしに、収柄部にケーブル
を挿入するだけでケーブルを収納でき、この収納動作を
くり返して行ない、ケーブルの長さに応じて、数回から
数１０回巻き付けて、ケーブルを収納する。ケーブル収
納後、あらかじめ収納ケースに固定されたファスナー３
を取付用ベース板の取付孔に合致させ、ファスナー３を
矢印Ａ方向に押し付けるとファスナーは３から３゛にフ
ァスナーの脚は５から５゛に変動する。

ファスナーの脚５は矢印Ｃの方向に太く、５°となり、
取付用ベース板６に嵌合し、固定される。

取りはずす時は、ファスナー３を矢印Ｂ方向に引き上げ
ると、ファスナーの脚は矢印り方向に縮小し、取付用ベ
ース板６から、収納ケース１を取りはずすことができる
。

以上のように本実施例によれば、収納ケースにバネ性を
有するガイドプレートを設けることにより、ケーブルを
確実に収納し、かつケーブルの最／１１Ｒを確保するこ
とができる。さらにファスナーを設けることにより、容
易に着脱可能となり、工作作業性を向上させることがで
きる。

発明の効果 以上のように本発明の光ファイバーケーブル収納装置は
箱状の収納ケースの内側にバネ性を有するガイドプレー
トを一体に設けることにより、ケーブルの収納量が多く
ても少なくても収納でき、衝撃を加えられても、ケーブ
ルが収納部からとび出すこともな（、確実にケーブルを
収納することができる。又ガイドプレートの寸法ｌおよ
びｌ゛をケーブルの最小Ｒの２倍より大きく設定するこ
とにより、ケーブルの最小Ｒを確保することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における光ファイバーケーブル
収納装置の斜視図、第２図は第１図のＸ−Ｘ°断面図、
第３図は本発明の一実施例のケース本体に光ファイバー
ケーブル収納装置を挿着した状態を示す平面図、第４図
は従来の光ファイバーケーブル収納装置の斜視図、第５
図は第４図のＹ−Ｙ　’断面図である。 １・・・・・・光ファイバーケーブル収納ケース、２・
・・・・・光ファイバーケーブルガイドプレート、３・
・・・・・ファスナー　４・・・・・・光ファイバーケ
ーブル、５・・・・・・ファスナーの脚、６・・・・・
・取付用ベース板、７・・・・・・開孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天面側に開孔を有する箱状ケースと、この箱状ケース内
   側に設けられたバネ性を有する舌片状のガイドプレート
   を有し、箱状ケース面内壁とガイドプレート先端とが接
   触するように構成した光ファイバーケーブル収納装置で
   あって、箱状ケース内壁周とガイドプレート間に光ファ
   イバーケーブルを収納するように配置し、且つ箱状ケー
   スの全体を機器本体に着脱自在に構成したことを特徴と
   する光ファイバーケーブル収納装置。