JPH03123259A

JPH03123259A - 電話機

Info

Publication number: JPH03123259A
Application number: JP26256889A
Authority: JP
Inventors: Yuji Doi; 土肥　祐治
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-10-06
Filing date: 1989-10-06
Publication date: 1991-05-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、電話機に関する。

〈従来の技術〉電話番号を記憶するようにした電話機としては、例えば
オートダイヤル機能付き電話機があるが、このような電
話機において、記憶した電話番号を確認できるようにし
た電話機としては、従来、電話番号を音声変換してスピ
ーカから出力するようにしたものや、電話番号を表示部
に表示するようにしたものがあるが、外出先から確認で
きるようにしたものはなかった。

〈発明が解決しようとする課題〉ところで、電話番号は数字列であるため覚えることは大
変な苦労が伴う。そのために数字に言葉をあてはめて覚
えやすくするなど種々工夫がなされているが、通常は電
話番号を電話帳に記入し、そのＮ話帳を持ち歩くように
している。しかしながら、電話帳を忘れたり、電話帳に
電話番号を記入するのを忘れていたりすると、外出先で
電話がかけられず、不便である。このような場合に、自
宅の電話機を呼び出してその電話機に記憶されている電
話番号を聞き出すことができれば便利である。さらに、
自宅の電話機に電話番号以外の情報、例えば、−日の予
定、家族の年月日、保険番号、商品の在庫状況などを記
憶させておき、これらの情報を外出先から確認できれば
便利である。

そこで、この発明の目的は、電話番号等の情報を記憶し
、記憶した情報を外出先から確認することができるよう
にした電話機を提供することにある。

く課題を解決するための手段〉上記目的を達成するため、この発明は、電話番号等の情
報をキーナンバーと対応づけて記憶している記憶手段と
、着信があった場合に応答メツセージを電話回線に送出
する応答メツセージ送出手段と、上記応答メツセージ送
出手段が応答メツセージを送出した後に上記電話回線を
介して送られてきた暗証番号を判定する暗証番号判定手
段と、上記暗証番号判定手段が所定の暗証番号を判定し
た後に上記電話回線を介して送られてきたキーナンバー
をうけてそのキーナンバーに対応した情報を上記記憶手
段から読み出す情報読み出し手段と、上記情報読み出し
手段が読み出した情報を音声信号に変換して上記電話回
線に送出する音声信号変換手段とを備えたことを特徴と
している。

〈作用〉予め電話番号等の情報をキーナンバーと対応づけて記憶
手段に記憶させておく。そして、上記電話番号等の情報
を外出先で知りたい時には、外出先の電話機から本電話
機を呼び出す。そうすると、本電話機の応答メツセージ
送出手段が例えば「ただいま留守です」といった応答メ
ツセージを電話回線に送出する。操作者はこの応答メツ
セージを聞いて外出先の電話機の押しボタンキーを操作
して所定の暗証番号を送信する。そうすると、本電話機
の暗証番号判定手段がこの暗証番号を所定の暗証番号で
あると判定する。続いて操作者が上記押しボタンキーを
操作して聞き出したい情報に対応したキーナンバーを送
信する。そうすると、本電話機の情報読み出し手段が上
記キーナンバーに対応した情報を上記記憶手段から読み
出す。そして、音声信号変換手段が上記情報読み出し手
段が読み出した情報を音声信号に変換して上記電話回線
に送出する。操作者はこの音声信号に変換された情報を
聞いて所望の情報を得る。

このように、電話番号等の情報を本電話機に記憶させて
おき、外出先の電話機を用いてこの情報を聞き出すこと
ができるので、手帳や電話帳を持っていなくても外出先
でこれらの情報が必要になったときにいつでも知ること
ができ、非常に便利である。

〈実施例〉以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明の電話機の一実施例の外観図である。

この第１図において、ｌはハンドセット、２はオートダ
イヤル発信等の操作を行うための操作ボタン、３は表示
装置、４は「０」から「９」までの数字キーと「＊」キ
ーとｒ＃」キーからなる押しボタンキー、５は在宅／外
出切換スイッチ、６はＩＣカード挿入口、７はＩＣカー
ドである。

第２図はこの電話機の主要部の回路構成を示すブロック
図である。

この第２図において、ＩＯは電話回線、Ｉｔは通話回路
である。この通話回路１１に上記ハンドセットｌを接続
している。また、１２は氏名とその電話番号、応答メツ
セージなどを記憶したメモリ、Ｉ３は上記ＩＣカード７
に記憶されたデータを読み取るためのインターフェース
（Ｉ／Ｆ）である。上記ＩＣカード７は補助記憶装置と
して使用される。ＩＣカードは多量のデータを記憶させ
ることができると共に、電子手帳やコンピュータと接続
することにより簡単にデータを記憶させることかできる
ため、−日の予定、家族の生年月日、保険番号、商品の
在庫状況などのデータを記憶させるために使用するよう
になっている。なお、上記応答メツセージは別の記憶手
段に記憶させるようにしてもよい。Ｉ４は上記操作ボタ
ン２、表示装置３、押しボタンキー４、在宅／外出切換
スイッチ５などを備えた操作パネル、１５は上記メモリ
１２およびＩＣカード７に記憶されたデータを音声信号
に変換するための音声信号変換回路である。

また、１６はＤＴＭＦ信号検出回路、Ｉ７は呼出信号検
出回路である。１８は装置全体を制御するＣＰＵであり
、上記呼出信号検出回路Ｉ７が検出した呼出信号の回数
をカウントする手段と、上記ＤＴＭＦ信号検出回路ｔ６
が検出したＤ　ＴＭＦ’信号が所定の暗証番号を表して
いるかどうかを判定する暗証番号判定手段と、上記音声
信号変換回路１５を制御して、上記メモリ１２やＩＣカ
ード７に記憶された情報を読み出し、読み出した情報を
音声信号に変換して通話回路１１を介して電話回線ｌＯ
に送出する情報読み出し手段などを備えている。

上記メモリ１２への氏名とその電話番号の入力やＩＣカ
ード７へのデータの入力は、押しボタンキーの組み合わ
せからなるキーナンバーと対応づけて行うようになって
いる。例えば、“うえだとしお　１２３４５６７”とい
うデータは最初の文字が「う」であり、この「う」は第
３図の対象表から行が１、列が３に対応する文字である
から、そのキーナンバーを“１３”として記憶させる。

データそのものの入力は、ひらがなは上記対象表で示す
ように２桁の数字に置き換えて人力することも可能であ
るが、入力の手間が大変であるので、バーコードを用い
て入力したり、ＩＣカードの場合は電子手帳やコンピュ
ータを用いて入力するようにしてもよい。

この電話機は通常の留守番電話の機能やオートダイヤル
機能のほかに、他の電話機を使って、上記メモリＩ２や
ＩＣカード７に記憶されているデータを音声で取り出す
ことができるようになっている。

この場合の動作を第２図のブロック図と第４図のフロー
チャートに基づいて説明する。

いま、操作者が外出先の電話機を使って自宅の本電話機
に電話をかけたとする（Ｓｌ）。本電話機の在宅／外出
切換スイッチ５が外出にセットされている場合は、呼出
信号検出回路１７が呼出信号を検出すると、ＣＰＵｆ８
が音声信号変換回路Ｉ５を制御して、メモリ１２から“
只今るすでず”という応答メツセージを読み出し、これ
を音声信号に変換して通話回路１１を介して電話回線ｌ
Ｏに送出する（Ｓ２）。一方、上記在宅／外出切換スイ
ッチ５が在宅にセットされている場合は、呼出信号検出
回路１７が予め定められた回数の呼出信号を検出したと
きに、上記応答メツセージの送出を行う（Ｓ２）。操作
者はこの応答メツセージを聞くと、外出先の電話機の押
しボタンキーを操作して所定の暗証番号を表すＤＴＭＦ
信号を電話回線１０に送出する（Ｓ３）。そうすると、
ＤＴＭＦ信号検出回路１６がそのＤＴＭＦ信号を検出し
、その結果をＣＰＵ１８に出力する。ＣＰＵ１８は上記
ＤＴＭＦ信号の表す暗証番号が所定の暗証番号であるか
どうかを判定する（Ｓ４）。そして、所定の暗証番号で
あると判定すると、音声信号変換回路１５を制御して、
メモリ１２から“キーナンバーをどうぞ”というメツセ
ージを読み出し、これを音声信号に変換して電話回線に
送出する（Ｓ５）。操作者はこのメツセージを聞くと押
しボタンキーを操作して、聞き出したい情報のキーナン
バーを入力する（Ｓ６）。例えば、“うえだとしお”と
いう人の電話番号を知りたいときは第２図の表から“う
”のキーナンバーである“１３″を人力した後、「＃」
キーを押す。すなわち、押しボタンキーをｒｌＪｒ３Ｊ
「＃」の順に押す。そうすると、上記ＣＰＵ１Ｂがメモ
リ１２から、最初の文字が“う”の氏名とその人の電話
番号を順々に読み出し、音声信号変換回路１５によりこ
れを順に音声信号に変換して電話回線に送出する（Ｓ７
）。たとえば、次のようになる。

うえだとしお　１２３４５６７　　ピッうえちととし　
１２４３２８１　　ピッうらたもとお　４３２８１６５
　　ピッピッ第５図はキーナンバーと応答内容との関係
を例示したものである。例えば、キーナンバーを１＃と
すると、「あ、い、う、え、お」で始まる氏名とその電
話番号を順次音声で応答する。キーナンバーが２＃、９
＃のときは、それぞれ「か、き、＜、け、こ」、「ら、
す、る、れ、ろ、わ」で始まる氏名とその電話番号を順
次音声で応答する。また、キーナンバーが６２１＃のと
きは、６月２１日の予定を音声で応答する。

このように、電話番号等の情報を本電話機のメモリ１２
およびＩＣカード７に記憶させておき、外出先の電話機
を用いてこの情報を聞き出すことができるので、手帳や
電話帳を持っていなくても外出先でこれらの情報が必要
になったときにいつでも知ることができ、非常に便利で
ある。

〈発明の効果〉以上より明らかなように、この発明の電話機は、電話番
号等の情報をキーナンバーと対応づけて記憶している記
憶手段を有し、着信があった場合に応答メツセージ送出
手段が応答メツセージを電話回線に送出し、上記応答メ
ツセージ送出手段が応答メツセージを送出した後に上記
電話回線を介して送られてきた暗証番号を暗証番号判定
手段が判定し、情報読み出し手段が上記暗証番号判定手
段が所定の暗証番号を判定した後に上記電話回線を介し
て送られてきたキーナンバーをうけてそのキーナンバー
に対応した情報を上記記憶手段から読み出し、音声変換
手段が上記情報読み出し手段が読み出した情報を音声信
号に変換して上記電話回線に送出するようになっている
ので、外出先の電話機を使って本電話機に所定の暗証番
号と聞き出したい情報に対応するキーナンバーを送るこ
とにより、その聞き出したい情報を音声で聞くことがで
き、従って、電話帳や手帳を持ち歩かなくても外出先で
いつでも必要な情報を知ることができ、非常に便利であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の外観図、第２図は上記実
施例の主要部の回路構成を示すブロック図、第３図は上
記実施例における“ひらがな”とキーナンバーとの対応
を示す図、第４図は上記実施例の動作を示すフローチャ
ート、第５図は上記実施例におけるキーナンバーと応答
内容との関係を例示した図である。４・・・押しボタンキー、７・・・ＩＣカード、ｌＯ・
・・電話回線、１１・・・通話回路、１２・・・メモリ
、１４・・・操作パネル、１５・・・音声信号変換回路
、１６・・・ＤＴＭＦ信号検出回路、１７・・・呼出信号検出回路、１８・・・ＣＰＵ。第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電話番号等の情報をキーナンバーと対応づけて記
憶している記憶手段と、着信があった場合に応答メッセージを電話回線に送出す
る応答メッセージ送出手段と、上記応答メッセージ送出手段が応答メッセージを送出し
た後に上記電話回線を介して送られてきた暗証番号を判
定する暗証番号判定手段と、上記暗証番号判定手段が所
定の暗証番号を判定した後に上記電話回線を介して送ら
れてきたキーナンバーをうけてそのキーナンバーに対応
した情報を上記記憶手段から読み出す情報読み出し手段
と、上記情報読み出し手段が読み出した情報を音声信号に変
換して上記電話回線に送出する音声信号変換手段とを備
えたことを特徴とする電話機。