JPH03123177A - 映像同期信号生成回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はテレビ会議装置等に用いる画像符号化伝送装
置の映像同期信号生成回路に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は、例えば従来使用されている映像同期信号生成
回路を示すブロック図であり、図において、１は映像信
号の入力端、２は入力した映像信号（以下、入力映像信
号とする）、３は入力映像信号を増幅する入力増幅回路
、４は映像信号、５は映像信号の出力端、６は映像信号
から同期信号を生成するための同期信号抽出回路、７は
同期信号抽出回路６で抽出された同期信号、８は同期信
号の出力端である。

第４図は従来のテレビ会議装置を示すブロック図である
。１５は画像符号化伝送装置、１６は画像符号化伝送装
置１５へ入力する映像入力信号、１７はカメラ１．１８
はカメラ２、Ｉ９はカメラ３．２０はカメラ１の映像出
力、２１はカメラ２の映像出力、２２はカメラ３の映像
出力、２３はカメラ１の映像出力を分配するための映像
分配器、２４は映像分配器２３によって分配されたカメ
ラ１の映像出力で、カメラ２への同期映像、２５は同じ
くカメラ３への同期映像、２６は同じくカメラ１の映像
出力で、カメラ１の出力として使用するもの、２８は２
１，２２．２６の映像入力のうちから出力する映像信号
を選ぶ映像切替器である。

次に動作について説明する。

入力端１から入力した入力映像信号２は入力増幅回路３
を経たのち、映像信号出力端５と同期信号抽出回路８と
に分配される。映像信号出力端５から出力される映像信
号４は符号化等を行う次回路へ出力される。また、同期
信号抽出回路６では映像信号４からの映像の同期信号７
を抽出して、出力端８から次回路へ出力される。

ここで、この映像同期信号生成回路へ入力される入力映
像信号２が実際のテレビ会議システムでどのように生成
されるかを説明する。第４図にカメラ３台を使用した場
合の一般的なテレビ会議装置の構成を示す。ここで、映
像同期信号生成回路は映像符号化伝送装置１５の内部に
あり、第３図中の入力端ｌが第４図の映像符号化伝送装
置１５上にある。また入力用映像信号１６と入力映像信
号２は同一の信号である。このテレビ会議装置の動作は
以下のようなものである。

カメラ１−１７から出力されたカメラ１の映像信号２０
を映像分配器２３に入力してカメラ１の映像信号と同一
の複数個の映像信号に分配し出力する。このうちの２出
力分はカメラ２への同期映像２４．カメラ３への同期映
像２５として、それぞれカメラ２−１８．カメラ３−１
９へ入力される。また、映像分配器２３の１出力分はカ
メラ２の映像信号２１．　カメラ３の映像信号２２とと
もに映像切替器２８へ入力される。この映像切替器２８
は複数個の入力映像信号から映像信号を１個選択して出
力するものであり、出力映像信号は適宜切り替えること
ができるというものである。この映像切替器２８によっ
て画像符号化伝送装置１５へ入力する入力信号を選択し
て映像入力端１から入力する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の映像同期信号生成回路は以上のように構成されて
いるので、映像切替器２８で出力映像信号を切り替えた
場合に、出力映像信号の切り替わった部分にノイズが発
生し、そのノイズが同期信号抽出回路６で同期信号と誤
って検出されてしまうために、同期信号に不要なパルス
が発生するという問題点があった。このため、画像符号
化伝送装置では同期信号の乱れによって送信画像が乱れ
るという現象が発生した。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、映像切替器で出力映像信号の切替を行った場
合でも切替部分に発生したノイズの影響を受けないよう
な同期信号が得られるような映像同期信号生成回路を得
ることを目的とする。

Ｃ課題を解決するための手段〕 この発明しこ系２映、１１に同期信号生成回路は、映像
入力回路以外に同↓ツ信号７．１の別画路を持ち、同期
信号を常に同一の映像信号から生成するようにしたもの
である。

〔作用〕

この発明における映像同期信号生成回路は、常に同一の
映像信号により同期信号が生成され、安定した同期信号
が供給される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、１〜８は従来例と全く同一のものであ
る。９は第２映像信号入力端子、１ｏは入力第２映像信
号、１１は入力第２映像信号を増幅する入力増幅回路、
１２は同期用映像信号、１３は信号選択用スイッチ、１
４は信号選択用スイッチ１３によって選択された信号で
ある。

第２図は第１図で示した実施例を用いた場合のテレビ会
議装置の一例を示す。図中、１７〜２６゜２８は第４図
と同一のものであり、２７は第２映像入力である。

次に動作について説明する。

第２図にこの実施例を採用した場合のテレビ会議装置の
構成例を示す。これは第４図の構成に加えて映像分配器
２３の出力のうちの１個を画像符号化伝送装置１５上の
第２映像信号入力端子に入力したものである。このよう
にすると、入力第２映像信号ｌＯは常にカメラ１の映像
信号２０と同一の信号となる。′この入力第２映像信号
１０を入力増幅回路１１で増幅して、信号選択用スイッ
チ１３に送り出す。選択用スイッチ１３では同期信号抽
出回路６に入力する信号を選択する。ここで、同期用映
像信号１２を選択した場合、この信号が同期信号抽出回
路６に入力され、同期信号７が抽出されて出力端８から
次回路へ出力されることとなる。このように、選択用ス
イッチ１３において同期用映像信号１２を選択している
というモードにおいては、映像切替器２８で入力用映像
信号１６の切替を行った場合であっても、同期信号７を
抽出するための入力第２映像信号１０は常にカメラ１の
映像信号２０と同一の信号であり、映像切替器２８の影
響を全く受けていない。従って、前にも述べたような映
像切替の際に映像切替器２８で発生するノイズの影響を
受けないような同期信号を生成することができるため、
切替時のノイズによる同期信号の乱れがなく、従って送
信された映像がカメラの切替時において乱れることがな
くなる。この場合、カメラ２−１８．カメラ３−１９に
はカメラへの同期映像としてカメラ１の映像信号２０と
同一の信号がカメラ２の同期映像２４゜カメラ３の同期
映像２５として入力しているため、カメラ２の映像出力
２１及びカメラ３の映像出力２２はすべてカメラエの映
像信号２ｏと同期している。このことから、画像符号化
伝送装置１５内で映像信号４と同期信号７とは同期して
おり、次回路以降での信号処理上の不具合も起きない。

なお、テレビ会議装置が第７図のような構成であった場
合、即ちカメラ１−１７．カメラ２−１８、カメラ３−
１９に同期映像の入力端子を持たないカメラを使用した
場合については、各カメラの映像信号２０，２１．２２
はお互いに同期していないことから同期信号７は映像切
替器２８で選択された各映像信号発から抽出しなければ
ならない。この場合は選択用スイッチ１３を映像信号選
択側に設定して、従来通り映像信号から同期信号の抽出
を行い、映像信号と同期信号とが同期のとれている状態
にする必要がある。

なお、上記実施例では同期信号を抽出するための入力映
像信号を画像符号化伝送装置１５外部のカメラの映像信
号としていたが、画像符号化伝送装置内に同期信号発生
回路を置き、そこから外部カメラの同期制御を行っても
よい。以下、その方法について述べる。

第５図はこのようにした本発明の第２の実施例を示した
もので、１〜８は第１図及び第３図と同一のものである
。２９は映像から抽出された外部同期信号、３０は同期
信号発生回路、３１は同期信号発生回路３０で生成され
た内部同期信号、３２は内部同期信号３１の出力用増幅
回路、３３は出力用の同期出力信号、３４は同期出力信
号の出力端である。

第６図は本草２の実施例を採用した場合のテレビ会議装
置の例である。１５〜２３．２８は第２図及び第４図と
同一のものである。３５はカメラ１用同期信号、３６は
カメラ２用同期信号、３７はカメラ３用同期信号である
。３８はカメラ用同期信号で、第５図中の同期出力信号
３３と同一である。

次に動作について述べる。

選択用スイッチ１３は出力端子８に内部同期信号３１が
出力するように設定をしておくとすると、同期信号発生
回路３０で生成された内部同期信号３１が同期信号の出
力端子８に出力される。この信号は映像切替器２８とは
無関係であるので、映像の切替によって同期信号７が影
響を受けることはない。また内部同期信号３１は出力増
幅回路３２を通って同期出力信号の出力端３４がら画像
符号化伝送装置１５の外部へ出力される。この信号を映
像分配器２３に入力してカメラｌ用同期信号３５、カメ
ラ２用同期信号３６．カメラ３用同期０ 信号３７を出力し、それぞれカメラ１−１７．カメラ２
−１８．カメラ３−１９に入力する。このようにすれば
、カメラの映像出力２０．２１．２２はすべて同期出力
信号３８に同期した信号となるため、映像信号４と同期
信号７の同期が保たれており、映像信号４の映像信号出
力端５以降での信号処理系においても信号処理上の不具
合は起こらない。このようにして、映像切替時に、送信
画像が乱れないような同期信号生成回路の変形例として
内部に同期信号発生回路を持ったものを考えることがで
きる。

なお、第７図に示すように各カメラが同期映像の入力端
子を持たない場合については上記実施例の場合と同様の
理由で選択スイッチ１３を外部同期信号２９側に設定し
て、従来通り映像信号から抽出した同期信号を次回路以
降で使用する必要がある。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、画像符号化伝送装置
の映像同期信号生成回路を、同期信号がテレビ会議装置
の映像切替器出力とは別系統で生成されるように構成し
たので、映像切替器の出力切り替え時に同期信号が乱さ
れることがなくなり、またそれによって送信映像が映像
切替器の出力切り替え時に乱れることがなくなり、常に
安定した映像が送信できるようになる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による映像同期信号生成回
路を示すブロック図、第２図は第１図で示される映像同
期信号生成回路を採用した場合のテレビ会議装置の構成
例を示す図、第３図は従来の映像同期信号生成回路を示
すブロック図、第４図は従来のテレビ会議装置の構成例
を示す図、第５図はこの発明の第２の実施例による映像
同期信号生成回路を示すブロック図、第６図は第５図で
示される映像同期信号生成回路を採用した場合のテレビ
会議装置の構成例を示す図、第７図は同期映像入力端子
を持たないカメラを使用した場合のテレビ会議装置の構
成例を示す図である。 図中、１は映像信号入力端、２は入力映像信号、１ ２ ３は入力映像信号の入力増幅回路、４は映像信号、５は
映像信号の出力端、６は同期信号抽出回路、７は同期信
号、８は同期信号の出力端、９′・Ｊ、−ツ°゛映像信
号入力端、１０は入力第２映像信号、１１は入力第２映
像信号の入力増幅回路、１２は同期用映像信号、１３は
信号選択用スイッチ、１４は同期抽出用信号、１５は画
像符号化伝送装置、１６は映像入力信号、１７はカメラ
１．１８はカメラ２．１９はカメラ３．２０はカメラ１
の映像出力、２１はカメラ２の映像出力、２２はカメラ
３の映像出力、２３は映像分配器、２４はカメラ２への
同期映像、２５はカメラ３への同期映像、２６は分配さ
れたカメラ１の映像出力、２７は第２映像入力、２８は
映像切替器、２９は外部同期信号、３０は同期信号発生
回路、３１は内部同期回路、３２は出力増幅回路、３３
は同期出力信号、３４は同期出力信号出力端、３５はカ
メラ１用同期信号、３６はカメラ２用同期信号、３７は
カメラ３用同期信号、３８はカメラ用同期信号である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 ３

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号入力端、およびこれへ入力した映像信号
   の増幅回路と、 該増幅回路によって増幅された映像信号の出力端子と、 第２映像信号入力端、およびこれへ入力した第２映像信
   号の増幅回路と、 上記増幅された映像信号と増幅された第２映像信号とを
   選択する選択スイッチと、 該スイッチで選択された信号から同期信号を取り出すた
   めの同期信号抽出回路と、 取り出された同期信号の出力端とを備えたことを特徴と
   する映像同期信号生成回路。
2. （２）上記第２映像入力端子および第２映像信号の増幅
   回路に代えて設けた同期信号発生回路と、上記同期信号
   発生回路で発生した同期信号を増幅する出力増幅回路と
   、 上記出力増幅回路で増幅した信号を出力する出力端とを
   備えた特許請求の範囲第１項記載の映像同期信号生成回
   路。