JPH0312275A - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
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- JPH0312275A JPH0312275A JP14685289A JP14685289A JPH0312275A JP H0312275 A JPH0312275 A JP H0312275A JP 14685289 A JP14685289 A JP 14685289A JP 14685289 A JP14685289 A JP 14685289A JP H0312275 A JPH0312275 A JP H0312275A
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はトリエタン、フロン等の揮発性有機溶剤を用い
た洗浄装置に関し、特に洗浄装置内の溶剤ガスの拡散を
防止してオゾン槽の破壊、地下水汚染等の環境汚染を防
止しコストも低減することのできる洗浄装置に関する。
た洗浄装置に関し、特に洗浄装置内の溶剤ガスの拡散を
防止してオゾン槽の破壊、地下水汚染等の環境汚染を防
止しコストも低減することのできる洗浄装置に関する。
[背景技術]
従来、この種の洗浄装置としては第3図に示すものがあ
る。
る。
図において、洗浄装置の槽内には搬送手段(図示せず)
により搬送されてくる洗浄物を収納して洗浄し、洗浄後
は他工程に移送するものである。
により搬送されてくる洗浄物を収納して洗浄し、洗浄後
は他工程に移送するものである。
この洗浄装置は装置最下部に設けられた溶剤室3oと、
この溶剤室30の上部に設けられた溶剤ペーパー室31
と、前記溶剤室30と並列配置された蒸気発生槽32と
、この溶剤ペーパー室31の上部に位置するチャンバー
33と、このチャンバー内に設けられた排気口34とで
構成され、上気夫々の室及び槽は連通されている。
この溶剤室30の上部に設けられた溶剤ペーパー室31
と、前記溶剤室30と並列配置された蒸気発生槽32と
、この溶剤ペーパー室31の上部に位置するチャンバー
33と、このチャンバー内に設けられた排気口34とで
構成され、上気夫々の室及び槽は連通されている。
前記溶剤室30内には液中冷却コイル35が周囲に配設
され、この液中冷却コイル35により溶剤室30内の溶
剤36を冷却して洗浄物を浸漬洗浄する。また、溶剤ペ
ーパー室31に隣接する蒸気発生槽32内には溶剤36
が満たされており、この溶剤36は蒸気発生槽32に配
設されたヒータ37により加熱されて高濃度溶剤ガス(
ベーパー)38を発生する。このペーパー38は溶剤ベ
ーパー室31上部周壁に配設されたペーパー冷却コイル
39により冷却されて凝縮回収される。
され、この液中冷却コイル35により溶剤室30内の溶
剤36を冷却して洗浄物を浸漬洗浄する。また、溶剤ペ
ーパー室31に隣接する蒸気発生槽32内には溶剤36
が満たされており、この溶剤36は蒸気発生槽32に配
設されたヒータ37により加熱されて高濃度溶剤ガス(
ベーパー)38を発生する。このペーパー38は溶剤ベ
ーパー室31上部周壁に配設されたペーパー冷却コイル
39により冷却されて凝縮回収される。
上記従来の装置では蒸気発生槽32内のヒータ37によ
り洗浄物40の搬送とは関係なく溶剤36を加熱してペ
ーパーを発生するように構成されており、洗浄物40が
図示せぬ搬送手段により工→■、II−III、■→■
、■→■の経路により搬送される際、洗浄物に伴なって
生じる気流の乱れ等により有機溶剤蒸気ガスであるペー
パーの散逸を生じる。
り洗浄物40の搬送とは関係なく溶剤36を加熱してペ
ーパーを発生するように構成されており、洗浄物40が
図示せぬ搬送手段により工→■、II−III、■→■
、■→■の経路により搬送される際、洗浄物に伴なって
生じる気流の乱れ等により有機溶剤蒸気ガスであるペー
パーの散逸を生じる。
第4図はこの様子を示したものであり、第3図の装置の
排気口34からの排気中の溶剤ガスの濃度変化を測定し
た一例を示す図である。
排気口34からの排気中の溶剤ガスの濃度変化を測定し
た一例を示す図である。
第4図において、
■は、洗浄物がI−IIに移動した状態を示しており、
この移動に伴ない装置外からの外気が導入されたことを
示している。
この移動に伴ない装置外からの外気が導入されたことを
示している。
■は、Hの位置で浸漬洗浄しているが、この測定では洗
浄物を揺動したため、洗浄物が液面上に浮上し周期的な
ガス散逸が発生している。
浄物を揺動したため、洗浄物が液面上に浮上し周期的な
ガス散逸が発生している。
■は、■→■に洗浄物が移動する時のピークレベルを示
している。
している。
■は、■の位置でペーパー38による蒸気洗浄中の状態
が示されている。この状態では気流の乱れが解消されて
いく様子が示されており、ガス濃度比重の高いガスが溶
剤ペーパー室下部に下降するため排気中の濃度も少しづ
つ下がっている。
が示されている。この状態では気流の乱れが解消されて
いく様子が示されており、ガス濃度比重の高いガスが溶
剤ペーパー室下部に下降するため排気中の濃度も少しづ
つ下がっている。
■は、洗浄物がIII −IVに移動する時のピークレ
ベルを示している。
ベルを示している。
■は、IVの位置で洗浄物を乾燥し、その終了後に■−
Vに移動した時の状態を示している。この時、洗浄物が
完全に乾燥して気流の乱れがなければIV−Vの位置に
移動しても蒸気ガスの巻き上がり現象は発生しない。
Vに移動した時の状態を示している。この時、洗浄物が
完全に乾燥して気流の乱れがなければIV−Vの位置に
移動しても蒸気ガスの巻き上がり現象は発生しない。
第5図及び第6図は溶剤ペーパー室内の蒸気ガスの有無
を制御する方法を示している。
を制御する方法を示している。
第5図及び第6図の装置において第3図の装置と同一の
機能及び構成を有するものについては説明を省略する。
機能及び構成を有するものについては説明を省略する。
第5図のものは、蒸気発生槽32と溶剤ペーパー室31
との境界に上下に開閉する蓋41を型開閉により蒸気発
生槽32で発生されるペーパー38が溶剤ベーパー室3
1内に流れないように制御され、第6図のものは、溶剤
ベーパー室31内の周壁にも冷却コイル43を配設した
ものである。この装置における洗浄物の蒸気洗浄中は上
部冷却コイル42のみを作動させてペーパーの上昇を防
ぎ、乾燥工程の時は上部冷却コイル42及び下部冷却コ
イル43を共にONさせてペーパーを凝縮回収させるも
のである。
との境界に上下に開閉する蓋41を型開閉により蒸気発
生槽32で発生されるペーパー38が溶剤ベーパー室3
1内に流れないように制御され、第6図のものは、溶剤
ベーパー室31内の周壁にも冷却コイル43を配設した
ものである。この装置における洗浄物の蒸気洗浄中は上
部冷却コイル42のみを作動させてペーパーの上昇を防
ぎ、乾燥工程の時は上部冷却コイル42及び下部冷却コ
イル43を共にONさせてペーパーを凝縮回収させるも
のである。
[発明が解決□しようとする課題]
しかしながら、従来の洗浄装置では以下のような欠点が
ある。
ある。
まず、第3図の装置では第4図の測定結果で示す通り洗
浄物の移動による溶剤ガスの散逸が多く生ずる欠点があ
る。この時、蒸気(ペーパー)発生用のヒータ37をO
FFにしてペーパー38の発生を中止する方法もあるが
、この方法ではヒータ37の予熱及びペーパー槽内の液
自身の熱量も大きいためヒーター37をOFFとしても
ペーパーの発生を直ちに止めることができない欠点があ
る。
浄物の移動による溶剤ガスの散逸が多く生ずる欠点があ
る。この時、蒸気(ペーパー)発生用のヒータ37をO
FFにしてペーパー38の発生を中止する方法もあるが
、この方法ではヒータ37の予熱及びペーパー槽内の液
自身の熱量も大きいためヒーター37をOFFとしても
ペーパーの発生を直ちに止めることができない欠点があ
る。
次に、第5図の装置では蓋41により蒸気の量を制御す
るが、ヒータ37をONにしたままであると蒸気発生槽
内の内圧が上昇する欠点がある。
るが、ヒータ37をONにしたままであると蒸気発生槽
内の内圧が上昇する欠点がある。
この場合、ヒータ37をOFFにしても蒸気の発生を直
ちに止めることができないので蒸気槽内圧も高くなり、
このガス漏れを完全になくすようなシール構造とするこ
とが困難である。仮に、蒸気洗浄後、完全に蒸気の発生
を止めたとしても洗浄槽内に存在する蒸気の吸収源は洗
浄液面のみとなるので、その吸収速度は非常に遅(なる
という欠点がある。
ちに止めることができないので蒸気槽内圧も高くなり、
このガス漏れを完全になくすようなシール構造とするこ
とが困難である。仮に、蒸気洗浄後、完全に蒸気の発生
を止めたとしても洗浄槽内に存在する蒸気の吸収源は洗
浄液面のみとなるので、その吸収速度は非常に遅(なる
という欠点がある。
また、第6図の装置では冷却コイル42及び43の媒体
として水または冷媒ガスを用いるが。
として水または冷媒ガスを用いるが。
水による冷却の場合、管内に溜っている冷水の熱容量が
大きく管内に蒸気の熱量が奪われるため、再度溶剤蒸気
を充満させるための時間がかかる欠点がある。
大きく管内に蒸気の熱量が奪われるため、再度溶剤蒸気
を充満させるための時間がかかる欠点がある。
冷媒ガスを用いて冷却する場合には冷媒ガスの熱容量は
少ないのでこの点についての問題はないが、過冷却とな
るので空気中の水分を同時に凝縮するため水分離機が必
要となる。更に、冷凍機への負荷変動が激しく冷凍機へ
のダメージを与える欠点がある。
少ないのでこの点についての問題はないが、過冷却とな
るので空気中の水分を同時に凝縮するため水分離機が必
要となる。更に、冷凍機への負荷変動が激しく冷凍機へ
のダメージを与える欠点がある。
そこで、本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたも
ので、洗浄装置内の洗浄物搬送に伴なう気流の乱れによ
る散逸を防ぎ、ペーパーの有無を確実に制御することの
できる洗浄装置を提供することを目的とするものである
。
ので、洗浄装置内の洗浄物搬送に伴なう気流の乱れによ
る散逸を防ぎ、ペーパーの有無を確実に制御することの
できる洗浄装置を提供することを目的とするものである
。
[課題を解決するための手段]
本発明の洗浄装置は、洗浄装置の槽壁に所定の大きさを
有する開口部と、前記槽壁内に所定距離離間配置され前
記開口部を覆う整流板と、前記槽壁の外部より前記開口
部を通じて溶剤を槽内に圧送する手段とを有する液膜発
生装置とを備え、前記液膜発生装置により前記槽壁と整
流板との間に液膜を形成して槽内の蒸気ガ、スを吸収遮
断するようにしたものである。
有する開口部と、前記槽壁内に所定距離離間配置され前
記開口部を覆う整流板と、前記槽壁の外部より前記開口
部を通じて溶剤を槽内に圧送する手段とを有する液膜発
生装置とを備え、前記液膜発生装置により前記槽壁と整
流板との間に液膜を形成して槽内の蒸気ガ、スを吸収遮
断するようにしたものである。
[実施例]
次に本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、洗浄装置の槽壁lに、所定の口径を有
する液出口穴2を形成する。この口径は本実施例では直
径10mm以下の穴若しくはスリットで形成する。この
槽壁1の内側には前記液出口穴2を塞ぐように所定の面
積を有する整流板3が所定の厚さを有するパツキン4を
介して液出口穴上部側で締め付はボルト5により締め付
は固定されている。このパツキン4の厚みは略5mm以
下のものが用いられている。また、槽壁1の外側には密
閉状態を形成する断面路くの字型のジャケット6が配設
され、このジャケット6の片面には溶剤圧入口部7が設
けられている。このジャケット6は密閉状態を形成すれ
ばよいから、その形状は問わない。
する液出口穴2を形成する。この口径は本実施例では直
径10mm以下の穴若しくはスリットで形成する。この
槽壁1の内側には前記液出口穴2を塞ぐように所定の面
積を有する整流板3が所定の厚さを有するパツキン4を
介して液出口穴上部側で締め付はボルト5により締め付
は固定されている。このパツキン4の厚みは略5mm以
下のものが用いられている。また、槽壁1の外側には密
閉状態を形成する断面路くの字型のジャケット6が配設
され、このジャケット6の片面には溶剤圧入口部7が設
けられている。このジャケット6は密閉状態を形成すれ
ばよいから、その形状は問わない。
上記構成を有する本実施例の作用について説明すると、
上記溶剤圧入口部7からジャケット6内に圧送された溶
剤は液出口穴2より槽壁1内に噴出する。この噴出され
た液は整流板3と槽壁1との間で整流されて槽内の下方
向に流れて液膜を形成する。この液膜により槽壁1の内
部に存在するペーパーを吸収して回収する。
上記溶剤圧入口部7からジャケット6内に圧送された溶
剤は液出口穴2より槽壁1内に噴出する。この噴出され
た液は整流板3と槽壁1との間で整流されて槽内の下方
向に流れて液膜を形成する。この液膜により槽壁1の内
部に存在するペーパーを吸収して回収する。
第2図は第1図の実施例を洗浄装置に適用した場合の実
施例である。
施例である。
図において、この洗浄装置は装置最下部に設けられた溶
剤室9と、この溶剤室9の上部に設けられた溶剤ペーパ
ー室10と、前記溶剤室9と並列配置された蒸気発生槽
11と、この溶剤ペーパー室10の上部に位置するチャ
ンバー12と、このチャンバー12内に設けられた排気
口13とで構成されている点は第3図のものと同様であ
るので詳細な説明は省略する。
剤室9と、この溶剤室9の上部に設けられた溶剤ペーパ
ー室10と、前記溶剤室9と並列配置された蒸気発生槽
11と、この溶剤ペーパー室10の上部に位置するチャ
ンバー12と、このチャンバー12内に設けられた排気
口13とで構成されている点は第3図のものと同様であ
るので詳細な説明は省略する。
前記溶剤室9内には液中冷却コイル14が周囲に配設さ
れ、この液中冷却コイル14により溶剤室9内の溶剤1
5を冷却して洗浄物を浸漬洗浄する。溶剤ペーパー室1
0に隣接する蒸気発生槽11内には溶剤15が満たされ
ており、この溶剤15は蒸気発生槽11に配設されたヒ
ータ16により加熱されて高濃度溶剤ガス(ペーパー)
17となる。このペーパー17は溶剤ペーパー室10上
部周壁に配設されたペーパー冷却コイル18により冷却
されて凝縮回収される。なお、上記各室は連通されてい
る。
れ、この液中冷却コイル14により溶剤室9内の溶剤1
5を冷却して洗浄物を浸漬洗浄する。溶剤ペーパー室1
0に隣接する蒸気発生槽11内には溶剤15が満たされ
ており、この溶剤15は蒸気発生槽11に配設されたヒ
ータ16により加熱されて高濃度溶剤ガス(ペーパー)
17となる。このペーパー17は溶剤ペーパー室10上
部周壁に配設されたペーパー冷却コイル18により冷却
されて凝縮回収される。なお、上記各室は連通されてい
る。
この洗浄装置の槽壁に液膜発生装置8が配設されている
。この液膜発生装置8には溶剤室9からポンプ19、フ
ィルタ20及び流路切換電磁弁5v−iを介して冷却さ
れた溶剤が圧送される経路と、ポンプ19、フィルタ2
0及び流路切換電磁弁5V−2でループを形成して溶剤
が送られる経路とで構成されている。
。この液膜発生装置8には溶剤室9からポンプ19、フ
ィルタ20及び流路切換電磁弁5v−iを介して冷却さ
れた溶剤が圧送される経路と、ポンプ19、フィルタ2
0及び流路切換電磁弁5V−2でループを形成して溶剤
が送られる経路とで構成されている。
上記構成よりなる洗浄装置の作用について説明する。
今、洗浄物がIの位置から■の位置に搬送されると、こ
の位置で浸漬洗浄が行なわれる。この時、ポンプ19、
フィルター20及び流路切換電磁弁5V−2(ON)の
ループ経路が、ポンプ19、フィルター20及び流路切
換電磁弁5V−1(ON)の経路に切換わり液膜発生装
置8が作動してペーパー17は溶剤液膜21に吸収され
て洗浄槽内のペーパーが消滅する。これは溶剤室9内の
液中゛−′コイル14により溶剤が冷却され、この冷却
された溶剤により液膜を形成するので加熱された蒸気ガ
スであるペーパーが温度差によりこの液膜に吸収される
ためである。更に、洗浄物がH−Illに移動すると流
路切換電磁弁が作動して5V−1がOFF、5V−2が
ONとなり液膜発生装置8は停止する。すると、蒸気発
生槽11から洗浄装置内に溶剤蒸気(ペーパー)が充満
して洗浄物の蒸気洗浄が行なわれる。この蒸気洗浄を所
定時間行った後、再度5V−1がONになり液膜発生装
置8が作動して発生しているペーパーは溶剤液膜により
吸収遮断されて洗浄槽内の蒸気ゾーンが消滅する。この
状態で洗浄物は乾燥される。この乾燥終了後、洗浄物は
■からIVの位置に移動して搬出される。したがって、
槽内に存在するペーパーを洗浄物により巻き上げること
がないので、溶剤も消耗することがない。
の位置で浸漬洗浄が行なわれる。この時、ポンプ19、
フィルター20及び流路切換電磁弁5V−2(ON)の
ループ経路が、ポンプ19、フィルター20及び流路切
換電磁弁5V−1(ON)の経路に切換わり液膜発生装
置8が作動してペーパー17は溶剤液膜21に吸収され
て洗浄槽内のペーパーが消滅する。これは溶剤室9内の
液中゛−′コイル14により溶剤が冷却され、この冷却
された溶剤により液膜を形成するので加熱された蒸気ガ
スであるペーパーが温度差によりこの液膜に吸収される
ためである。更に、洗浄物がH−Illに移動すると流
路切換電磁弁が作動して5V−1がOFF、5V−2が
ONとなり液膜発生装置8は停止する。すると、蒸気発
生槽11から洗浄装置内に溶剤蒸気(ペーパー)が充満
して洗浄物の蒸気洗浄が行なわれる。この蒸気洗浄を所
定時間行った後、再度5V−1がONになり液膜発生装
置8が作動して発生しているペーパーは溶剤液膜により
吸収遮断されて洗浄槽内の蒸気ゾーンが消滅する。この
状態で洗浄物は乾燥される。この乾燥終了後、洗浄物は
■からIVの位置に移動して搬出される。したがって、
槽内に存在するペーパーを洗浄物により巻き上げること
がないので、溶剤も消耗することがない。
以上の工程が繰り換えされることにより洗浄物が洗浄さ
れる。
れる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、槽壁に沿って液膜
を形成するようにしているのでペーパーを効率よ(吸収
することができるのでペーパーの有無を自由に調整でき
る効果がある。また、本発明によれば、洗浄物によるペ
ーパーの巻き上げ等もないので溶剤ガスの拡散を防止す
ることができるので、オゾン層の破壊、大気汚染、地下
水汚染等の環境汚染を招くことがないという効果もある
。また、装置全体の構成も簡略化できるのでコストも低
減され優れた効果を発揮できる。
を形成するようにしているのでペーパーを効率よ(吸収
することができるのでペーパーの有無を自由に調整でき
る効果がある。また、本発明によれば、洗浄物によるペ
ーパーの巻き上げ等もないので溶剤ガスの拡散を防止す
ることができるので、オゾン層の破壊、大気汚染、地下
水汚染等の環境汚染を招くことがないという効果もある
。また、装置全体の構成も簡略化できるのでコストも低
減され優れた効果を発揮できる。
第1図は本発明の液膜発生装置の構成を示す図、第2図
は第1図に示す本発明を洗浄装置に適用した実施例を示
す図、第3図、第5図及び第6図は洗浄装置の従来例を
示す図、第4図は第3図の装置を用いて排気中の溶剤ガ
スの濃度変化の測定結果を示す図である。 1・・・槽壁、2・・・液出口穴、3・・・整流板、4
・・・パツキン、5・・・締め付はボルト、6・・・ジ
ャケット、7・・・溶剤圧入口部、8・・・液膜発生装
置、9・・・溶剤室、1o・・・溶剤ペーパー室、11
・・・蒸気発生槽、12・・・チャンバー、13・・・
排気口、14・・・液中冷却コイル、15・・・溶剤、
16・・・ヒータ、17・・・ペーパー 18・・・ペ
ーパー冷却コイル、19・・・ポンプ、20・・・フィ
ルター、21・・・溶剤液膜、30・・・溶剤室、31
・・・溶剤ペーパー室、32・・・蒸気発生槽、33・
・・チャンバー34・・・排気口、35・・・液中冷却
コイル、36・・・溶剤、37・・・ヒータ、38・・
・ペーパー 39・・・ペーパー冷却コイル、40・・
・洗浄物、41・・・蓋、42・・・上部冷却コイル、
43・・・下部冷却コイル。 第1図
は第1図に示す本発明を洗浄装置に適用した実施例を示
す図、第3図、第5図及び第6図は洗浄装置の従来例を
示す図、第4図は第3図の装置を用いて排気中の溶剤ガ
スの濃度変化の測定結果を示す図である。 1・・・槽壁、2・・・液出口穴、3・・・整流板、4
・・・パツキン、5・・・締め付はボルト、6・・・ジ
ャケット、7・・・溶剤圧入口部、8・・・液膜発生装
置、9・・・溶剤室、1o・・・溶剤ペーパー室、11
・・・蒸気発生槽、12・・・チャンバー、13・・・
排気口、14・・・液中冷却コイル、15・・・溶剤、
16・・・ヒータ、17・・・ペーパー 18・・・ペ
ーパー冷却コイル、19・・・ポンプ、20・・・フィ
ルター、21・・・溶剤液膜、30・・・溶剤室、31
・・・溶剤ペーパー室、32・・・蒸気発生槽、33・
・・チャンバー34・・・排気口、35・・・液中冷却
コイル、36・・・溶剤、37・・・ヒータ、38・・
・ペーパー 39・・・ペーパー冷却コイル、40・・
・洗浄物、41・・・蓋、42・・・上部冷却コイル、
43・・・下部冷却コイル。 第1図
Claims (1)
- 洗浄装置の槽壁に所定の大きさを有する開口部と、前記
槽壁内に所定距離離間配置され前記開口部を覆う整流板
と、前記槽壁の外部より前記開口部を通じて溶剤を槽内
に圧送する手段とを有する液膜発生装置とを備え、前記
液膜発生装置により前記槽壁と整流板との間に液膜を形
成して槽内の蒸気ガスを吸収遮断するようにしたことを
特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14685289A JPH0312275A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14685289A JPH0312275A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312275A true JPH0312275A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15417004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14685289A Pending JPH0312275A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021094542A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | ジャパン・フィールド株式会社 | 洗浄槽内の洗浄溶剤の大気への拡散防止方法 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP14685289A patent/JPH0312275A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021094542A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | ジャパン・フィールド株式会社 | 洗浄槽内の洗浄溶剤の大気への拡散防止方法 |
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