JPH03121719A - 遊星歯車減速機における内歯歯車の円孤歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法 - Google Patents
遊星歯車減速機における内歯歯車の円孤歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法Info
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- JPH03121719A JPH03121719A JP25867289A JP25867289A JPH03121719A JP H03121719 A JPH03121719 A JP H03121719A JP 25867289 A JP25867289 A JP 25867289A JP 25867289 A JP25867289 A JP 25867289A JP H03121719 A JPH03121719 A JP H03121719A
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Landscapes
- Gear Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は遊星歯車減速機における内歯歯車の円弧歯形を
構成するピン保持用ピン穴の加工方法に関するものであ
る。
構成するピン保持用ピン穴の加工方法に関するものであ
る。
(従来技術)
先ず、第5図と第6図を参照して公知の遊星歯車減速機
について説明する。
について説明する。
遊星歯車減速機は、入力軸1から入力される回転を減速
して出力軸2へ与えるものである。
して出力軸2へ与えるものである。
入力軸1には所定位相差(この例では180’ )をも
って偏心体31,3□が設けられている。夫々の偏心体
31,3□はころ4を介して外歯歯車5□。
って偏心体31,3□が設けられている。夫々の偏心体
31,3□はころ4を介して外歯歯車5□。
5□と接している。外歯歯車5□、5□には内ローラ孔
6が複数個設けられ、これに内ピン7及び内ローラ8が
嵌入されている。
6が複数個設けられ、これに内ピン7及び内ローラ8が
嵌入されている。
外歯歯車5□、5□の外周にはトロコイド歯形や円弧歯
形などの外歯9が設けられ、内歯歯車1゜に設けられた
外ピン11と前記外歯9とが内接噛み合っている。外ピ
ン11は外ピン穴13に遊嵌され回転しやすく保持され
ている。前記内ピン7は出力軸2のフランジ部12に固
着又は嵌入されている。
形などの外歯9が設けられ、内歯歯車1゜に設けられた
外ピン11と前記外歯9とが内接噛み合っている。外ピ
ン11は外ピン穴13に遊嵌され回転しやすく保持され
ている。前記内ピン7は出力軸2のフランジ部12に固
着又は嵌入されている。
入力軸1が1回転すると偏心体3□、32も1回転する
が、外歯歯車51,5□は内ローラ孔6と内ピン7とに
より自転を拘束されており揺動回転させられるので、外
歯歯車51.52の歯数と外ピン11の本数(歯数)の
差が1個の場合入力軸1の1回転により外歯歯車5□、
52の外歯9と内歯歯車10の内歯である外ピン11と
が外歯歯車5□。
が、外歯歯車51,5□は内ローラ孔6と内ピン7とに
より自転を拘束されており揺動回転させられるので、外
歯歯車51.52の歯数と外ピン11の本数(歯数)の
差が1個の場合入力軸1の1回転により外歯歯車5□、
52の外歯9と内歯歯車10の内歯である外ピン11と
が外歯歯車5□。
52の1歯分だけ噛み合い変位する(ずれる)。
このため、入力軸1の1回転は外歯歯車S1,5□の1
/歯数に減速され、その回転が内ピン7を介して出力軸
2へ伝達される。
/歯数に減速され、その回転が内ピン7を介して出力軸
2へ伝達される。
次に同じ歯形を用いた歯車モータについて第7図と第8
図により説明する。
図により説明する。
トロコイド形油圧モータは出力機構部a′、変位機構室
部b′、及びバルブ機構部C′の3つの部分より成り、
出力機構部a′と変位機構室部b′はドライブ21によ
り回転力が伝達され、変位機構室部b′とバルブ機構部
C′はバルブ切換用ドライブ22により回転力が伝達さ
れる。そのためにドライブ21とバルブ切換用ドライブ
22はその両端にスプライン部を有している。
部b′、及びバルブ機構部C′の3つの部分より成り、
出力機構部a′と変位機構室部b′はドライブ21によ
り回転力が伝達され、変位機構室部b′とバルブ機構部
C′はバルブ切換用ドライブ22により回転力が伝達さ
れる。そのためにドライブ21とバルブ切換用ドライブ
22はその両端にスプライン部を有している。
さらに出力機構部a′はその内側に内スプラインを有し
、変位機構室部b′により発生する偏心運動を伴う外歯
歯車23の自転をドライブ21を介することにより偏心
運動を除き、自転のみを回転力として取り出す出力軸2
4と、ハウジング25及び出力軸24を支承する軸受2
6とからなり、出力を相手側に伝達すると共に外部荷重
を支持するものである。
、変位機構室部b′により発生する偏心運動を伴う外歯
歯車23の自転をドライブ21を介することにより偏心
運動を除き、自転のみを回転力として取り出す出力軸2
4と、ハウジング25及び出力軸24を支承する軸受2
6とからなり、出力を相手側に伝達すると共に外部荷重
を支持するものである。
バルブ機構部C′はその内側に内スプラインを有し、変
位機構室部b′により発生する偏心運動を伴う外歯歯車
23の自転を、バルブ切換え用ドライブ22を介するこ
とにより偏心運動を除き、自転のみを取り出して回転す
るバルブ27と、リング28に固定され、バルブ27と
の協働により圧油の流路を切り換えるバルブプレート2
9及びバルブハウジング3oとがらなり、ポンプより供
給された圧油を変位機構室部b′の容積変化室31に分
配供給すると共に、戻り側の油を容積変化室31から回
収するものである。
位機構室部b′により発生する偏心運動を伴う外歯歯車
23の自転を、バルブ切換え用ドライブ22を介するこ
とにより偏心運動を除き、自転のみを取り出して回転す
るバルブ27と、リング28に固定され、バルブ27と
の協働により圧油の流路を切り換えるバルブプレート2
9及びバルブハウジング3oとがらなり、ポンプより供
給された圧油を変位機構室部b′の容積変化室31に分
配供給すると共に、戻り側の油を容積変化室31から回
収するものである。
而して、変位機構室b′は本発明の対象とされる部分で
あり、第8図に見るように、内歯歯車32の歯形として
ローラ33よりなる円弧歯形を、又この内歯歯車32に
内接噛合する外歯歯車23の歯形としてトロコイド形歯
形を採用しており、しかも外歯歯車23の歯数は内歯歯
車32の歯数よリー個少ない。さらに内歯歯車中心34
と外歯歯車中心35とは偏心eしており、外歯歯車23
と内歯歯車32は、その接触点により内歯歯車32の歯
数(第7図、第8図の場合7個)と同数の容積変化室3
1を形成している。そして、バルブ機構部C′を介して
圧油を容積変化室31に送ることにより、容積変化室3
1は容積変化して膨張及び収縮を繰り返し、外歯歯車2
3が内歯歯車中心34の周りに自転し、圧油の圧力エネ
ルギーを回転力に変換する。この回転力は外歯歯車23
の内スプラインからドライブ21を介して出力軸24の
内スプラインに伝達され、偏心運動を伴わない自転のみ
が外部に取り出されるのである。
あり、第8図に見るように、内歯歯車32の歯形として
ローラ33よりなる円弧歯形を、又この内歯歯車32に
内接噛合する外歯歯車23の歯形としてトロコイド形歯
形を採用しており、しかも外歯歯車23の歯数は内歯歯
車32の歯数よリー個少ない。さらに内歯歯車中心34
と外歯歯車中心35とは偏心eしており、外歯歯車23
と内歯歯車32は、その接触点により内歯歯車32の歯
数(第7図、第8図の場合7個)と同数の容積変化室3
1を形成している。そして、バルブ機構部C′を介して
圧油を容積変化室31に送ることにより、容積変化室3
1は容積変化して膨張及び収縮を繰り返し、外歯歯車2
3が内歯歯車中心34の周りに自転し、圧油の圧力エネ
ルギーを回転力に変換する。この回転力は外歯歯車23
の内スプラインからドライブ21を介して出力軸24の
内スプラインに伝達され、偏心運動を伴わない自転のみ
が外部に取り出されるのである。
以上のトロコイド形油圧モータでは、内歯歯車32と外
歯歯車23は互いに内接噛合することにより動力の伝達
と個々の容積変化室31を区画するものとなっている。
歯歯車23は互いに内接噛合することにより動力の伝達
と個々の容積変化室31を区画するものとなっている。
動力伝達だけの機能を奏するためであれば、個々の内歯
歯車32の歯形と外歯歯車23の歯形の内の一部のみが
内接噛合しておれば十分であるから、例えば外歯歯車2
3の歯形曲線を修正して外歯歯車23の歯形の凹部のみ
を内歯歯車32の歯形と噛合するようにして強度の保持
、摩耗低減することも可能である。しかしモータあるい
はポンプとして使用する場合には容積変化室31を区画
する機能をも要求されているので、個々の歯形は常に噛
合していなければならない。
歯車32の歯形と外歯歯車23の歯形の内の一部のみが
内接噛合しておれば十分であるから、例えば外歯歯車2
3の歯形曲線を修正して外歯歯車23の歯形の凹部のみ
を内歯歯車32の歯形と噛合するようにして強度の保持
、摩耗低減することも可能である。しかしモータあるい
はポンプとして使用する場合には容積変化室31を区画
する機能をも要求されているので、個々の歯形は常に噛
合していなければならない。
さて本件発明においては、第5図、第6図に示す遊星歯
車減速機と、第7図と第8図に示す歯車モータの構成及
び作用は原理的に等しいので、以下の説明は遊星歯車減
速機について行なうものとする。
車減速機と、第7図と第8図に示す歯車モータの構成及
び作用は原理的に等しいので、以下の説明は遊星歯車減
速機について行なうものとする。
上にのべたような従来公知の遊星歯車減速機の内歯歯車
を構成するピン保持用ピン穴の加工方法は次の如くであ
る。
を構成するピン保持用ピン穴の加工方法は次の如くであ
る。
第5図及び第6図で、内歯歯車10を構成する外ピン1
1のピン穴13は高精度を必要とする為、一般には切削
加工されており、内歯歯車の材質形状と目標とする品質
により種々の加工方法が採られている。例えば外ピン穴
13のピッチ円直径で150m以下の小形の領域では、
ブローチ加工が能率的である為、これが多用されている
。以下第9図で従来公知の内歯歯車ピン穴加工用ブロー
チの概略を示し、第10図で内歯歯車10の切削状況に
ついてその詳細を説明する。
1のピン穴13は高精度を必要とする為、一般には切削
加工されており、内歯歯車の材質形状と目標とする品質
により種々の加工方法が採られている。例えば外ピン穴
13のピッチ円直径で150m以下の小形の領域では、
ブローチ加工が能率的である為、これが多用されている
。以下第9図で従来公知の内歯歯車ピン穴加工用ブロー
チの概略を示し、第10図で内歯歯車10の切削状況に
ついてその詳細を説明する。
従来公知のブローチによる切削は、加工の最終工程まで
が切削(素材の剪断加工)によるので、第3図に外ピン
穴の周方向の粗さデータを示す様にピン穴の粗さとして
は、ブローチの磨耗状態と切れ味によっても異なるが、
5〜10μの粗さが限界であった。
が切削(素材の剪断加工)によるので、第3図に外ピン
穴の周方向の粗さデータを示す様にピン穴の粗さとして
は、ブローチの磨耗状態と切れ味によっても異なるが、
5〜10μの粗さが限界であった。
又切削の後工程にバニッシングを行なうブローチについ
ては溝付き孔の加工に関しては特開昭53−30971
号において公知であるが、熱処理歪を小さくすることを
目的としたものであり、円弧歯形を構成するピン保持用
ピン穴の面粗度を改善する方法とその作用効果は知られ
ていなかった。
ては溝付き孔の加工に関しては特開昭53−30971
号において公知であるが、熱処理歪を小さくすることを
目的としたものであり、円弧歯形を構成するピン保持用
ピン穴の面粗度を改善する方法とその作用効果は知られ
ていなかった。
(発明が解決しようとする課題)
内歯歯車歯形がピンにより構成される円弧歯形、外歯歯
車歯形がトロコイド系歯形等により構成される内接噛合
式遊星歯車装置機、或いは内接噛合形歯車モータにおい
て、内歯歯車を構成するピンを保持するピン穴の表面状
態をより改良することにより、高性能(高効率、低騒音
、長寿命)かつコンパクトな構成とすること、及び表面
状態の良いピン穴を高能率に加工することを目的とする
。
車歯形がトロコイド系歯形等により構成される内接噛合
式遊星歯車装置機、或いは内接噛合形歯車モータにおい
て、内歯歯車を構成するピンを保持するピン穴の表面状
態をより改良することにより、高性能(高効率、低騒音
、長寿命)かつコンパクトな構成とすること、及び表面
状態の良いピン穴を高能率に加工することを目的とする
。
(課題を解決するための手段)
ピンの組合わせにより構成された円弧歯形内歯歯車と、
トロコイド系歯形等よりなる外歯歯車との組合せにより
構成される内接噛合式遊星歯車装置における円弧歯形内
歯歯車のピンを保持する為のピン穴を、荒刃と仕上げ、
刃、および琢磨刃をこの順序で同一軸線上に配列したブ
ローチにより加工するようにした。
トロコイド系歯形等よりなる外歯歯車との組合せにより
構成される内接噛合式遊星歯車装置における円弧歯形内
歯歯車のピンを保持する為のピン穴を、荒刃と仕上げ、
刃、および琢磨刃をこの順序で同一軸線上に配列したブ
ローチにより加工するようにした。
又内歯歯車の材質をアルミ合金鋳物、アルミ合金ダイカ
スト、アルミ合金展伸材にした。
スト、アルミ合金展伸材にした。
さらに又琢磨刃の外径を仕上げ刃の外径よりも仕上げ刃
の粗さ相当分大きくした。
の粗さ相当分大きくした。
(実施例)
第1図は本発明に係るブローチの概略図を示し、第2図
に刃部の詳細を示す。本発明のブローチ40は引抜柄部
A、荒刃部B、仕上げ刃部C1琢磨刃部D、及び後部掴
み柄部Eとで構成され、仕上げ刃部Cの後部にすくい角
を有しない琢磨刃部りを設けたものである。仕上げ刃部
Cと琢磨刃部りの径は、仕上げ刃部Cによる外ピン穴1
3の加工による粗さ相当の径差δを設けている。この径
差δは被削内歯歯車の形状・材質によっても異なるが。
に刃部の詳細を示す。本発明のブローチ40は引抜柄部
A、荒刃部B、仕上げ刃部C1琢磨刃部D、及び後部掴
み柄部Eとで構成され、仕上げ刃部Cの後部にすくい角
を有しない琢磨刃部りを設けたものである。仕上げ刃部
Cと琢磨刃部りの径は、仕上げ刃部Cによる外ピン穴1
3の加工による粗さ相当の径差δを設けている。この径
差δは被削内歯歯車の形状・材質によっても異なるが。
アルミ系合金を切削する場合には片側で5〜15μとす
るのが良い。
るのが良い。
第4図は本発明によるブローチ40により、アルミ系合
金の外ピン穴13を加工した場合の外ピン穴13の周方
向粗さを、第9図の公知ブローチの場合のそれと同スケ
ールにより示したものである。琢磨刃部りによる加工は
切り刃による加工が切削(材料の剪断)でなく圧延加工
であるので、切り刃により生じた粗さを圧潰する事が出
来る。
金の外ピン穴13を加工した場合の外ピン穴13の周方
向粗さを、第9図の公知ブローチの場合のそれと同スケ
ールにより示したものである。琢磨刃部りによる加工は
切り刃による加工が切削(材料の剪断)でなく圧延加工
であるので、切り刃により生じた粗さを圧潰する事が出
来る。
これにより粗さを小さく出来るとともに、外ピン穴13
の表面層を加工硬化すると共に、表面組織が密とし、遊
星歯車減速機においては外ピン11と外ピン穴13が粗
さの改善とあいまって油膜形成が容易となる。
の表面層を加工硬化すると共に、表面組織が密とし、遊
星歯車減速機においては外ピン11と外ピン穴13が粗
さの改善とあいまって油膜形成が容易となる。
(効果)
このように外ピン穴の粗さが小さく出来るので、外ピン
11との油膜形式が容易となり、弾性流体潤滑における
最少油膜厚さの確保が有利になり、外ピンと外ピン穴は
金属接触せずに流体潤滑され、高効率、長寿命となるこ
と、油膜が確保されて粗さが小さいので外ピン11と外
ピン穴13で発生する騒音を低減できること、及び粗さ
が最初から落しであるので、使用による粗さ低減により
外ピン穴13が拡大され、外ピン11と外ピン穴13の
バックラッシ拡大するのを防止できる等の優れた効果を
有するものである。
11との油膜形式が容易となり、弾性流体潤滑における
最少油膜厚さの確保が有利になり、外ピンと外ピン穴は
金属接触せずに流体潤滑され、高効率、長寿命となるこ
と、油膜が確保されて粗さが小さいので外ピン11と外
ピン穴13で発生する騒音を低減できること、及び粗さ
が最初から落しであるので、使用による粗さ低減により
外ピン穴13が拡大され、外ピン11と外ピン穴13の
バックラッシ拡大するのを防止できる等の優れた効果を
有するものである。
第1図は本発明方法に係るブローチの正面図。
第2図は同じくブローチの琢磨刃部の詳細を示す。
第3図は公知ブローチによってピン穴を加工した場合の
粗さを示す。 第4図は本発明により加工した場合の粗さを示す。 第5図は公知遊星歯車減速機の断面図。 第6図は第5図のVI−VI断面図。 第7図は公知歯車モータの断面図。 第8図は第7図の■−■断面図。 第9図は公知ブローチを示す。 第10図は公知ブローチによる切削状態を示す。 図において; A 引抜柄部 B 荒刃部 C仕上げ刃部 D 琢磨刃部 E 後部掴み部 1 人力軸 2 出力軸 3 偏心体 4 ころ 5 外歯歯車 6 内ローラ孔 7 内ピン 8 内ローラ 9 外歯 10 内歯歯車11 外ピン
12 フランジ部13 ピン穴
粗さを示す。 第4図は本発明により加工した場合の粗さを示す。 第5図は公知遊星歯車減速機の断面図。 第6図は第5図のVI−VI断面図。 第7図は公知歯車モータの断面図。 第8図は第7図の■−■断面図。 第9図は公知ブローチを示す。 第10図は公知ブローチによる切削状態を示す。 図において; A 引抜柄部 B 荒刃部 C仕上げ刃部 D 琢磨刃部 E 後部掴み部 1 人力軸 2 出力軸 3 偏心体 4 ころ 5 外歯歯車 6 内ローラ孔 7 内ピン 8 内ローラ 9 外歯 10 内歯歯車11 外ピン
12 フランジ部13 ピン穴
Claims (3)
- (1)ピンの組合わせにより構成された円弧歯形内歯歯
車とトロコイド系歯形等よりなる外歯歯車との組合せに
より構成される内接噛合式遊星歯車装置における前記円
弧歯形内歯歯車のピンを保持する為のピン穴を、荒刃と
仕上げ刃、および琢磨刃をこの順序で同一軸線上に配列
したブローチにより加工することを特徴とする遊星歯車
減速機における内歯歯車の円弧歯形を構成するピン保持
用ピン穴の加工方法。 - (2)内歯歯車の材質をアルミ合金鋳物、アルミ合金ダ
イカスト或いはアルミ合金展伸材にしたことを特徴とす
る請求項(1)記載の遊星歯車減速機における内歯歯車
の円弧歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法。 - (3)琢磨刃の外径を仕上げ刃の外径よりも仕上げ刃の
粗さ相当分大きくしたことを特徴とする請求項(1)記
載の遊星歯車減速機における内歯歯車の円弧歯形を構成
するピン保持用ピン穴の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25867289A JPH03121719A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 遊星歯車減速機における内歯歯車の円孤歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25867289A JPH03121719A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 遊星歯車減速機における内歯歯車の円孤歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121719A true JPH03121719A (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=17323498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25867289A Pending JPH03121719A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 遊星歯車減速機における内歯歯車の円孤歯形を構成するピン保持用ピン穴の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03121719A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025974A1 (fr) | 1998-10-29 | 2000-05-11 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Procede de fabrication d'une bague de retenue de goupilles pour$i( )roue interieure, structure engrenage planetaire engrenee interieurement, et moteur et pompe hydrauliques |
JP2001232516A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-28 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 外ピン支持部材、及び該外ピン支持部材の製造方法 |
JP2008180241A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の左右駆動力配分装置 |
JP2015131356A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 三菱重工業株式会社 | ブローチ工具 |
CN105689809A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-22 | 重庆大学 | 摆线类精密减速器内齿轮插刀 |
JP2017227333A (ja) * | 2017-07-25 | 2017-12-28 | ナブテスコ株式会社 | 偏心揺動型歯車装置 |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP25867289A patent/JPH03121719A/ja active Pending
Cited By (7)
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