JPH03121390A - ケーブル用支持構造 - Google Patents

ケーブル用支持構造

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JPH03121390A
JPH03121390A JP2172511A JP17251190A JPH03121390A JP H03121390 A JPH03121390 A JP H03121390A JP 2172511 A JP2172511 A JP 2172511A JP 17251190 A JP17251190 A JP 17251190A JP H03121390 A JPH03121390 A JP H03121390A
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ジョーン エム.グッドリッジ
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/12Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/137Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing and consisting of a flexible band
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/14Bale and package ties, hose clamps
    • Y10T24/1402Packet holders
    • Y10T24/141Plastic bands

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野 コ この発明は、ガスタービンエンジンにおける燃料の電気
的な制御装置等に使用する電線ケーブル等の電線管を所
望する経路に沿って配線する支持構造に関するものであ
る。特に、この発明は、電線管の配線位置が重要となる
軸流ガスタービンエンジンに好適な電線管の支持構造に
関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]近年の
航空機用ガスタービンエンジンにおいては、燃料を制御
するために複雑な電気的制御装置を使用しており、この
制御装置はエンジンの種々の構成部品に対して電気ケー
ブルを介して接続されている。このケーブルはエンジン
の作動パラメータを調整する信号を伝達する複数の電線
管を有している。この電線管は所定の経路に沿って配線
され、ガスタービンエンジンのナセル内にぎっしり詰ま
ったエンジンの構成部品等に接触しないように配置され
ている。電線管が所定経路に沿って配置されない場合に
は、隣接する構成部品等にこすれてしまい、ケーブルの
損傷が著しく早まり信号が伝達されず、効率的なエンジ
ン制御を行うことができなくなる。また、ケーブルは所
定長さに設定されているために、所定経路に沿って配線
されない場合には、所望する部位に接続するためにケー
ブルを引き伸ばす必要がある。そこで、クランプ(止め
金)等により電線管を所定の部位に固定し、所定経路に
沿って配置する方法が提案されている。しかしながら、
この方法によれば、電線管を正しい位置に固定すること
はできるが、電線管の配置方向が設定できず、所望する
配線を行うことができない。
そこで、この発明は、クランプを正しく方向づけで電線
管を配線する構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段 ] 上上記層を解決するためにこの発明によれば、少なくと
も1本のケーブルを把持する帯状のクランプと、所定の
支持部材の所定位置において前記ケーブルを保持するク
リップと、前記クランプをクリップに対して固定する固
定手段と、から構成されるケーブル用支持構造であって
、前記クリップは、前記固定手段を介して前記支持部材
に固定されるプレートと、このプレートの両側面から略
直角に延びる第1及び第2突出部とから形成され、この
第1及び第2突出部は前記クランプの幅より所定長さ長
い間隔で相互に対向し、前記クランプを挿入する際にク
ランプの幅方向への動きを規制して前記ケーブルの配置
方向を設定するケーブル用支持構造が提供される。
また、この発明によれば、少なくとも1本のケーブルを
把持する帯状のクランプと、所定の支持部材の所定位置
において前記ケーブルを保持するクリップと、前記クラ
ンプをクリップに対して固定する固定手段と、から構成
されるケーブル用支持構造であって、前記クリップは、
前記固定手段を介して前記支持部材に固定されるプレー
トと、このプレートの両側面から略直角に延びる第1及
び第2タブとから形成され、この第1及び第2タブは前
記クランプの幅より所定長さ長い間隔で相互に対向し、
前記クランプの幅方向への動きを規制して前記ケーブル
の配置方向を設定するとともに、前記プレートに対して
所定角度で傾斜する傾斜面を有し、前記タブ上に乗り上
げたクランプを前記固定手段を介してクリップに対して
固定した場合に、前記クランプがねじれることによりク
ランプの取り付け方向が規定方向でないことを検知する
ケーブル用支持構造が提供される。
また、この発明によれば、少なくとも1本のケーブルを
把持する可撓性の帯状部材とこの帯状部材を被覆する樹
脂製のスリーブとからなるクランプと、所定の支持部材
の所定位置において前記ケーブルの配置方向を規制する
クリップと、前記クランプを前記クリップを介して前記
支持部材に固定するボルトと前記支持手段の底部から前
記ボルトを保持するロックナツトとからなる固定手段と
、から構成されるケーブル用支持構造であって、前記ク
リップは、前記支持部材に固定され、前記ボルトを挿入
する貫通孔を有し前記クランプを保持するプレートとこ
のプレートの両側面から略直角に延びる第1及び第2タ
ブと端部から略垂直に延びる第3タブとから形成され、
この第1及び第2タブは前記クランプの幅より所定長さ
長い間隔で相互に対向し、前記クランプの幅方向への動
きを規制するとともに、前記第3タブは前記第1及び第
2タブ間に位置して前記クランプの長手方向の動きを規
制し、前記第1、第2及び第3タブの各々は前記プレー
トに対してそれぞれ所定角度で傾斜する第1及び第2傾
斜面とこの第1及び第2傾斜面の接点に形成される頂部
とを有しており、前記第1タブの頂部と前記第2タブの
頂部は前記プレートの貫通孔を通り長手方向に延びるプ
レート縦軸に対して貫通孔の中心点を通り直角に延びる
プレート横軸に関して相互に対向する位置関係にあり、
前記第3タブは前記プレート縦軸に対して略直角方向へ
所定距離離間しており、前記タブ上に乗り上げたクラン
プを前記固定手段を介してクリップに対して固定した場
合に、前記傾斜面に対してクランプがねじれるケーブル
用支持構造が提供される。
さらに、この発明によれば、所定の厚さを有するととも
に横方向へ所定隔離間する第1及び第2側面と、縦方向
へ所定隔離間する第1及び第2端部をと有し、前記第1
及び第2の側面と前記第1端部とにより形成される第1
セクションと、前記第1及び第2側面と前記第2端部と
により形成されるとともに、固定手段を受けるための貫
通孔を有する第2セクションとからなる基部と、前記基
部の第2セクションの第1側面から長手方向へ延びると
ともに、前記貫通孔の中心点から横方向へ所定距離離間
し、前記基部より所定距離の高さに位置する頂部とこの
頂部へ対して傾斜する傾斜面を有する第1タブと、 前記基部の第2セクションの第2側面から長手方向へ延
びるとともに前記第1タブに対向し、前記貫通孔の中心
点から横方向へ所定距離離間し、前記基部より所定距離
の高さに位置する頂部とこの頂部へ対して傾斜する傾斜
面を有する第2タブと、 前記貫通孔より長手方向へ所定距離離間し、前記第2セ
クションの第2端部から前記基部の横方向へ延びるとと
もに、前記基部より所定距離の高さに位置する頂部とこ
の頂部へ対して傾斜する傾斜面を有する第3タブと、か
ら構成されるクランプを位置決めするクリップ装置が提
供される。
[作用コ 上記した課題を解決する手段は以下のように作用する。
ケーブルを把持するクランプをクリップのプレート上に
取り付けると、第1及び第2突出部によりクランプの横
方向の動きが規制されて、ケーブルの配置方向が決定さ
れる。さらに、固定手段を介して支持部材に固定するこ
とにより、所望する位置に固定することができる。なお
、タブとしての突出部に傾斜面を設けた場合には、クラ
ンプを誤って突出部上に乗せて取り付けた時に、クラン
プが突出部の斜面に対してねじれるために、誤った取り
付け状態を容易に知ることができる。
[実施例] 以下、添付図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明に係る一実施例を示す側面図であり
、電線管12を支持する支持体10を示している。この
支持体は支持部材14とこの支持部材において電線管を
位置決めする支持手段I6とから構成されている。
支持手段は、電線管を直接把持するクランプI8と、支
持部材14に取り付けられクランプを位置決めするクリ
ップ22と、ファスナ手段24(締め付け手段)とから
構成されている。このファスナ手段は、締め付け具とし
てのボルト26とこのボルトを保持するロックナツト2
8とから構成されている。すなわち、クランプI8はこ
のボルトとロックナツトにより正しく位置決めされてク
リップに取り付けらる。
クリップ22は厚さtの基部30を有している。
この基部はリベット31により支持印材に固定される。
なお、接着や溶接等の適切な方法により固定することも
可能である。クリップ22は相互に対向する第1タブ3
2と第2タブ34(第2図参照)とを有している。これ
らのタブの高さはり。
とり、となっており、クリップに沿って長手方向へ延び
ており、これらのタブ間にクランプ18が取り付けられ
る構成となっている。
ボルト26を挿入する貫通孔36.38.42が、クラ
ンプ18、クリップの基部及び支持部材14にそれぞれ
形成されている。このボルトはボルトヘッド44及びね
じ部48を有するシャンク46から構成されており、こ
のシャンクはクランプの貫通孔内においてギャップcb
を形成するように構成されている。また、シャンクのボ
ルトヘッドから先端までのいわゆる呼び長さはhsとな
っている。タブの高さり、とり、は、双方のタブの上部
にクランプ体が乗り上げた場合に、ロックナツトからボ
ルトヘッドまでの距離がボルトの呼び長さhsより大き
くなるように設定されている。すなわち、ロックナツト
でボルトを固定することができないような長さに選定さ
れている。
ボルトを保持するリテイナとしてのロックナツト28に
は、クリップを取り付けるリベットにより支持部材に固
定されるC型フランジ部54に対してスライド自在に係
合させるためにウィング52か設けられている。したが
って、ロックナツトをフランジ部に対してスライドさせ
て所定位置に保持することができる。すなわち、フラン
ジ部に沿って長手方向に移動可能なため、取り付けの際
のボルトとの螺合が容易になる。
第1A図及び第1B図に示すように、クランプ18は、
電線管+2を−まとめに把持してボルト24により支持
部材に対して固定するためのバンド56を有している。
このバンドは第1端部58を有しており、その横幅はW
eに設定されている。
また、このバンドは、第1端部から第1ポイント62(
すなわち、クリップの基部の端部に対応するポイント)
までのバンドの直線部分の長さがLとなっている。また
、上述したように、ボルト26でクランプを固定するた
めに、バンド56の両端部を重ね合わせた場合にそれぞ
れが一致するようにその両端部において二つの貫通孔4
6が形成されている。貫通孔の中心と第1端部間の距離
はCIに設定されており、なお、第1ポイントからの距
離はCo、に設定されている。
バンド56は合成樹脂製のスリーブ64により被覆され
ている。このスリーブは電線管を直接クランプする内側
スリーブ66と、第1図に示すように、クリップの基部
に当接する外側スリーブ68から構成されている。外側
スリーブ68はバンドからスリーブ表面72までのHf
の自由高さをイアしている。なお、外側スリーブ68の
高さは、クリップの基部により圧縮された場合に自由高
さ1−1 fより低い取り付け高さHiとなる。この実
施例においては、スリーブは基部の厚さだけ圧縮される
ために、取り付け高さHiはHf−tとなる。
第2図は、第1図に示すクリップ22のタブ32.34
と基部30との関係を示す斜視図である。
クリップの基部30は第1側面74とこの第1側面より
横方向へ所定量離間する第2側面76を有している。ま
た、第1側面と第2側面間において横方向へ延びる第1
端部78と第2端部82を有している。基部30は、第
1及び第2セクションから構成されている。第1セクシ
ョンは、両側面の一部と第1端部により形成されており
、リベットが挿入される二つの貫通孔が設けられている
なお、第1図に示すように、基部30の第1セクション
は樹脂スリーブと接触するようにスリーブの長手方向へ
延びている。
第2セクションは、両側面74.76の一部と第2端部
82により形成されている。この第2セクションにはボ
ルトが基部を通り抜けるように貫通孔38が形成されて
いる。
第3図は、長手方向に延びる二つのタブ32a。
34aに対して横方向へ延びる第3のタブ92aを有す
る第2実施例としてのクリップ22aを示している。こ
れらのタブ32 a、 34 a、  92 aには、
クランプ18が正しい位置に取り付けられなかった場合
にクランプがその位置に固定されないように頂部94a
、96b、98aを有する傾斜面が形成されている。
第4図は、第2図に示すクリップ22の第3実施例とし
てのクリップ22bを示す。このクリップ22bは基部
30bの第2セクション86bの第1側面から長手方向
に沿って延びる第1タブ32bを有している。この第1
タブは、基部からの高さがり、の頂部を有している。こ
の頂部からタブの端部102b1104bにかけては傾
斜面が形成され、第1端部102bにおいては垂直面が
形成されている。
第2タブ34bは第1タブ32bに対向するように位置
しており、第2セクションの第2側面76bから長手方
向へ延びている。第1タブと第2タブ間の距離はwbに
設定されている。なお、この距離はクランプ18の横幅
Weよりわずかに大きくなっている。このことにより、
クランプの横方向の動きが二つのタブにより規制される
ように構成されている。
第2クブ34bは第1セクションに隣接する端部106
bにおける低部から第2端部108bにおける第2タブ
の頂部96bにかけて暇直に延びている。第3タブ92
bは貫通孔38bの中心から長手方向へTIOだけ離間
している。なお、この距離はクランプの距離C′、より
短く設定されている。この第3タブは第2セクション8
6bの第2端部82bから頂部98bまで直立するとと
もに基j1≦の横方向に延びており、クランプ体の長手
方向の動きを規制するように構成されている。
第5図は、第4図に示す矢印へ方向から見たクリップの
端面図であり、クランプ18が正しく取り付けられずに
長手方向へ延びるタブの少なくとら一つに係合した場合
のクリップ22bとの関係を説明するための説明図であ
る。図示するように、第1タブ32bは基部30bの貫
通孔38bの中心より横方向へT、aだけ離間している
。なお、この距離はクランプの貫通孔36の中心からク
ランプの端部58までの距@C,より短く設定されてい
る。また、第2タブ34bも距MC1より短いT’+’
aだけ横方向へ離間している。
第6図に示すように、上記構成により、クランプ18の
貫通孔36が基部30の貫通孔に対して横方向及び長手
方向に対して一致して、クランプが長手方向に延びる一
方の縦タブのh部に乗り上げた場合には、他方の縦タブ
の上部にも乗り上げてしまう。したがって、クランプは
明らかに誤って取り付けられたことが認められる。
第1タブの高さはhl、第2タブはり7、第2タブはh
3となっており、これらの高さは」二連したようにボル
トとの関係により設定される。すなわち、二つの縦タブ
」二にクランプ!8が乗り上げた場合には、ボルト26
のヘッド44からロックナツト28までの距mhr、が
ボルトヘッドからボルトのねじ部の端部までの呼び長さ
hsより長くなり、ロックナツトにボルトをねじ込むこ
とができないように構成されている。
第7図は、第4図に示すクリップ22bの平面図であり
、各タブ94b、96b、98bの頂部と、ボルトが挿
入される基部の貫通孔38bの中心との位置関係を示し
ている。図示するように、第1タブの頂部は貫通孔の中
心よりMlだけ長手方向へ離間している。その結果、ク
ランプをクリップ内へ押し込み、ボルトが第1タブの頂
部94bを支点として、すなわち、図示するAh、軸に
対して回動するように取り付けられた場合には、ボルト
からクランプの貫通孔の中心において作用力Ffがクラ
ンプに作用するとともに、タブの頂部94bを含みクリ
ップの長手方向に対して直角な横方向上において作用力
Pt、が生じて偶力、すなわち、モーメントが発生し、
クランプがタブの傾斜面に沿うようにねじれてしまう。
なお、この偶力はモーメントM、で表しである。また、
タブの頂部96bを支点として、すなわち、Ah、軸に
対して回動するようにクランプが取り付けられると、貫
通孔の中心から距離m、たけ離れた位置において作用力
FttとFfとによるモーメントM、が生じる。第3タ
ブの頂部92bを支点として、すなわち、A h j軸
に対して回動するようにクランプを取り付けた場合にも
同様な結果となり、中心点Ffと距# m sだけ離れ
たFf3点において作用力が生じて、偶ツバすなわち、
モーメントM3が生じ、タブに対してクランプがねじて
るようになる。したがって、第1及び第2タブの頂部は
、基部の貫通孔38bの中心に関して反対方向へ相互に
所定距離ずれた位置に設けられ、第3タブの頂部は基部
の貫通孔の中心から横方向へ所定距離順れた位置に設定
されているために、タブの一つに乗り上げたクランプを
ボルトで固定しようとすると、回転モーメントが生じて
クランプがタブの上部に対してねじられる。したがって
、取り付け検査を行うことによりクランプの取り付け状
態を容易に知ることができる。
また、第8図に示すように、クリップに取り付けられた
クランプにねじりモーメントを加えることにより、上記
とは異なる結果となる。第8図は、クランプを第6図に
示すA h を軸に対して回転させてクリップ22b内
に押し込めた状態を示している。この状態で、ボルトを
回してクランプ18をF方に押し込むと、クランプが傾
くためにボルトとクランプ間に設けられたギャップGc
は減少する。このことによりボルトとの間に摩擦が生じ
て、ボルトの締め付けが非常に困難になる。また、タブ
の傾斜面による回転モーメントによりさらにボルトの締
め付けが困難になり、ボルト軸とクランプはさらに接触
するようになる。また、クランプの端部58とクランプ
の貫通孔との距離C1が、貫通孔の中心と隣接するタブ
T + a ’間よりも大きい設定した場合においても
、第1タブ32aによりクランプの第1端部58に作用
力が生じて、ボルトに生じる摩擦力が増加するようにな
る。この摩擦力が生じることにより、作業者はクランプ
体が正確に取り付けがなされず、取り付け直しを巳なけ
ればならないことを知ることができる。
第4図に示すような構成のクリップを使用することによ
り、クリップへのクランプの取り付けがきわめて簡単に
なり、電線管を正しい方向へ配置することができるため
、所定の配線経路からずれて電線管を配置した場合に、
電線管が摩耗し、あるいは、引き伸ばして配線しなけれ
ばならないような環境においても、電線管の物理的な 
状態を安全に保つことができる。上述したような本発明
の特徴により、クランプの取り付けが容易となる。
特に、第4図に示すクリップを使用することによいり、
クランプをクリップに対して非常に容易に取り付けるこ
とができる。なお、上述したように、クランプが正確に
取り付けられなかった場合には、作業者も外見からねじ
れを容易に認めることができる。
クリップの基部により、樹脂スリーブに圧縮力が発生す
るために、電線管や支持部材自体の振動等を吸収するこ
とができるとともに、支持部材における振動等からクラ
ンプを保護することができる。
−1−述した実施例は、この発明に係る好適実施例にす
ぎず、この発明の範囲に属する変形例等はすべて特許請
求の範囲に属するものである。
たとえば、上記実施例においては、クリップの両側にタ
ブを形成したが、それぞれ異なる長さの複数のピンを両
側面」二に所定間隔で打し付けて、上記実施例のタブと
同等の突出部を形成することも可能である。
[発明の効果 ] この発明の特許の効果としては、上記構成のクリップに
ケーブルを把持したクランプを取り付けることにより、
ケーブルを所望する位置方向へ配置することができる。
また、クランプを誤ってクリップのタブ上に乗せて取り
付けた場合には、タブの傾斜面に沿ってクランプがねじ
れるために、誤った取り付け状態を容易に知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電線管を位置決めするこの発明に係る支持構
造を示す側面図である。 第1A図は、第1図に示すクランプの側面図である。 第1B図は、第1A図に示す矢印IBの方向から見たク
ランプを示す平面図である。 第2図は、第1図に示すクリップを示す斜視図である。 第3図は、この発明に係るクリップの第2実施例を示す
斜視図である。 第4図は、この発明に係るクリップの第3実施例を示す
斜視図である。 第5図は、第4図に示す矢印へから見た端面図である。 第6図は、クリップにクランプを誤って取り付けた場合
の第5図に対応する説明図である。 第7図は、第5図に示すクリップの平面図である。 第8図は、クリップにクランプを誤って取り付手続補正
書動式) 平成2年10月24日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1本のケーブルを把持する帯状のクラ
    ンプと、所定の支持部材の所定位置において前記ケーブ
    ルを保持するクリップと、前記クランプをクリップに対
    して固定する固定手段と、から構成されるケーブル用支
    持構造であって、前記クリップは、前記固定手段を介し
    て前記支持部材に固定されるプレートと、このプレート
    の両側面から略直角に延びる第1及び第2突出部とから
    形成され、この第1及び第2突出部は前記クランプの幅
    より所定長さ長い間隔で相互に対向し、前記クランプを
    挿入する際にクランプの幅方向への動きを規制して前記
    ケーブルの配置方向を設定することを特徴とするケーブ
    ル用支持構造。
  2. (2)少なくとも1本のケーブルを把持する帯状のクラ
    ンプと、所定の支持部材の所定位置において前記ケーブ
    ルを保持するクリップと、前記クランプをクリップに対
    して固定する固定手段と、から構成されるケーブル用支
    持構造であって、前記クリップは、前記固定手段を介し
    て前記支持部材に固定されるプレートと、このプレート
    の両側面から略直角に延びる第1及び第2タブとから形
    成され、この第1及び第2タブは前記クランプの幅より
    所定長さ長い間隔で相互に対向し、前記クランプの幅方
    向への動きを規制して前記ケーブルの配置方向を設定す
    るとともに、前記プレートに対して所定角度で傾斜する
    傾斜面を有し、前記タブ上に乗り上げたクランプを前記
    固定手段を介してクリップに対して固定した場合に、前
    記クランプがねじれることによりクランプの取り付け方
    向が規定方向でないことを検知するケーブル用支持構造
  3. (3)前記固定手段は前記クランプを前記クリップを介
    して前記支持手段に対して固定するボルトとロックナッ
    トとから構成されており、前記クランプとプレートと支
    持部材は前記ボルトを挿入する貫通孔を有し、前記支持
    部材の前記クリップを固定する面と対向する面において
    前記ロックナットにより前記ボルトを固定し、前記第1
    及び第2タブのプレート面からの高さは、前記ボルトの
    呼び長さより前記クランプとプレートと支持部材の厚み
    を引いた長さより大きく設定されていることを特徴とす
    る請求項第2項記載のケーブル用支持構造。
  4. (4)前記クリップは前記第1及び第2タブの間におい
    て前記プレートの端面から略直角に延びる第3タブをさ
    らに有しており、この第3タブは前記プレートに対して
    所定角度で傾斜する傾斜面を有し、前記クランプを前記
    第1、第2及び第3タブの少なくともいずれか一つの頂
    部に乗り上げた状態で前記固定手段を介して前記クリッ
    プに固定した場合に、タブの頂部を支点として回転モー
    メントが生じてクリップがねじれることを特徴とする請
    求項第2項記載のケーブル用支持構造。
  5. (5)前記クランプ、クリップ及び支持部材の少なくと
    も一つの貫通孔は前記ボルトを挿入した際にボルトとの
    間にギャップを形成するようにボルトの呼び径より所定
    長さ大きい直径を有しており、前記クランプが前記第1
    、第2及び第3タブの少なくとも一つの頂部に乗り上げ
    て前記プレート面に対して傾斜して固定された場合に前
    記貫通孔の内壁が前記ボルトに当接して摩擦力を生じる
    ことを特徴とする請求項第4項記載のケーブル用支持構
    造。
  6. (6)前記クランプはケーブルを把持する帯状部材と、
    この帯状部材を被覆する弾性部材とから構成され、クラ
    ンプを前記クリップのプレート面に固定した状態におい
    て前記弾性部材の少なくとも一部は前記プレート面に接
    触して前記支持部材から前記ケーブルに伝達する振動を
    吸収することを特徴とする請求項第2項記載のケーブル
    用支持構造。
  7. (7)少なくとも1本のケーブルを把持する可撓性の帯
    状部材とこの帯状部材を被覆する樹脂製のスリーブとか
    らなるクランプと、所定の支持部材の所定位置において
    前記ケーブルの配置方向を規制するクリップと、前記ク
    ランプを前記クリップを介して前記支持部材に固定する
    ボルトと前記支持手段の底部から前記ボルトを保持する
    ロックナットとからなる固定手段と、から構成されるケ
    ーブル用支持構造であって、前記クリップは、前記支持
    部材に固定され、前記ボルトを挿入する貫通孔を有し前
    記クランプを保持するプレートとこのプレートの両側面
    から略直角に延びる第1及び第2タブと端部から略垂直
    に延びる第3タブとから形成され、この第1及び第2タ
    ブは前記クランプの幅より所定長さ長い間隔で相互に対
    向し、前記クランプの幅方向への動きを規制するととも
    に、前記第3タブは前記第1及び第2タブ間に位置して
    前記クランプの長手方向の動きを規制し、前記第1、第
    2及び第3タブの各々は前記プレートに対してそれぞれ
    所定角度で傾斜する第1及び第2傾斜面とこの第1及び
    第2傾斜面の接点に形成される頂部とを有しており、前
    記第1タブの頂部と前記第2タブの頂部は前記プレート
    の貫通孔を通り長手方向に延びるプレート縦軸に対して
    貫通孔の中心点を通り直角に延びるプレート横軸に関し
    て相互に対向する位置関係にあり、前記第3タブは前記
    プレート縦軸に対して略直角方向へ所定距離離間してお
    り、前記タブ上に乗り上げたクランプを前記固定手段を
    介してクリップに対して固定した場合に、前記傾斜面に
    対してクランプがねじれることを特徴とするケーブル用
    支持構造。
  8. (8)所定の厚さを有するとともに横方向へ所定間隔離
    間する第1及び第2側面と、縦方向へ所定隔離間する第
    1及び第2端部をと有し、前記第1及び第2の側面と前
    記第1端部とにより形成される第1セクションと、前記
    第1及び第2側面と前記第2端部とにより形成されると
    ともに、固定手段を受けるための貫通孔を有する第2セ
    クションとからなる基部と、 前記基部の第2セクションの第1側面から長手方向へ延
    びるとともに、前記貫通孔の中心点から横方向へ所定距
    離離間し、前記基部より所定距離の高さに位置する頂部
    とこの頂部へ対して傾斜する傾斜面を有する第1タブと
    、 方向へ延びるとともに前記第1タブに対向し、前記貫通
    孔の中心点から横方向へ所定距離離間し、前記基部より
    所定距離の高さに位置する頂部とこの頂部へ対して傾斜
    する傾斜面を有する第2タブと、 前記貫通孔より長手方向へ所定距離離間し、前記第2セ
    クションの第2端部から前記基部の横方向へ延びるとと
    もに、前記基部より所定距離の高さに位置する頂部とこ
    の頂部へ対して傾斜する傾斜面を有する第3タブと、か
    ら構成されることを特徴とするクランプを位置決めする
    クリップ装置。
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