JPH03121308A - 回転軸の軸受構造 - Google Patents

回転軸の軸受構造

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JPH03121308A
JPH03121308A JP25531089A JP25531089A JPH03121308A JP H03121308 A JPH03121308 A JP H03121308A JP 25531089 A JP25531089 A JP 25531089A JP 25531089 A JP25531089 A JP 25531089A JP H03121308 A JPH03121308 A JP H03121308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
spacer
temperature
rotating shaft
speed rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP25531089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Tsuda
津田 真祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH03121308A publication Critical patent/JPH03121308A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、軸受の温度変化に基づき軸受の予圧を調整し
得る回転軸の軸受構造に関し、工作機械の主軸用軸受、
高速回転ギヤボックス用軸受等の高速回転する軸受に適
用可能なものである。
〈従来の技術〉 従来、工作機械の主軸用軸受、高速回転ギヤボックス用
軸受等には、機器の高性能化を目的として、低速回転か
ら高速回転までの広い領域の回転を可能とすることが要
求されている。特に、高速回転時においては、軸受の発
熱による熱変形が大きくなるため、熱変形による軸受の
予圧の変化を抑えるべく、一定の予圧を与えるような構
造となっている回転軸の軸受構造が知られている。
このような、従来の軸受構造の一例を表す第3図に示す
ように回転軸1と支持部材6との間にはアンギュラ玉軸
受2a、2bが例えば背面組合せ軸受となるように設置
されており、且つ、これらは間座3.定予圧用ばね4及
び止めナツト5等によって回転軸1に押圧固定されてい
る。
従って、回転軸1の低速回転時のみでなく、高速回転時
においても、軸受2a、2bの予圧は、定予圧用ばね4
からのほぼ一定のスラスト方向の応力により一定の値と
なるように設定されており、軸受2m、2bの発熱を抑
制していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 第3図に示す従来の回転軸の軸受構造は、高速回転時に
おける軸受2a、2bの発熱を抑えるため、軸受2a、
2bの予圧がほぼ一定の値となっている。
しかし、工作機械の主軸は、高速回転時における軽切削
だけでなく、低速回転時における重切削においても用い
られることがあ^、軸受の発熱を抑えるように一定圧の
予圧を加えるだけでは重切削に対応するだけの高剛性を
得ろことが困難であった。
さらに、高速回転ギヤボックス用軸受等においても、低
速回転時には重負荷下における動力伝達が行われること
も多(、軽負荷高速回転と重負荷低速回転との両面の要
求を満足させることが困難であった。
く課題を解決するための手段〉 本発明による回転軸の軸受構造は、回転軸を支持する組
合せ軸受の軸受間に配置され且つ圧電素子材料で形成さ
れた間座と、この軸受の近傍に設けられてこの軸受の温
度を検出する温度検出器と、この温度検出器により検出
された軸受温度に基づき前記間座へ印加する電圧を調整
して前記間座の軸方向寸法を変化させろ予圧制御装置と
を具備することを特徴とするものである。
く作   用〉 回転軸が組合せ軸受を介して回転される。
この回転の際、軸受から発生する熱による温度変化を温
度検出器により検出し、この検出した軸受温度に基づき
、予圧制御装置内で軸受温度と予圧とを関係づけろと共
に予圧制御装置から圧電素子材料の間座に印加する電圧
をv4整する結果、間座寸法を変化して予圧が制御され
る。
く実 施 例〉 本発明の回転軸の軸受構造の一実施例について第1図に
基づき説明する。
支持部材6には背面組合せ軸受となっている一対のアン
ギュラ玉軸受2a、2bを介して回転軸1が回転自在に
支持されている。この軸受2a、2bの間にはそれぞれ
環状をなし且つ軸受2a、2bの間隔を調整する一対の
間座3,4が挾まれると共に、軸受2a。
2bは止めナツト5に押圧付勢されつつ設置されている
軸受2m、2bの内輪22 a、 22 bと当接する
間座3は一般的な金属材料で形成されており、外輪21
m、21bと当接する間座4は圧電素子材料である例え
ばチタン酸バリウムで形成されており、その外輪21a
、21bと当接する位置の近傍には、それぞれ電圧印加
用の端子9a、9bが取付けられている。
支持部材6には軸受2aの温度を検出するための温度検
出器7が軸受2aの近傍に設置されており、これら軸受
部10の外部には外部の温度を基準温度として検出する
温度検出器8が温度検出器7により検出されろ軸受温度
と基準温度との比較をするために設置されている。温度
検出器7,8からそれぞれ呻びた温度信号伝達用のケー
ブル7a、8aは第2図に示す予圧制御装置11に接続
されており、予圧制御装置11から伸びる電圧印加用の
ケーブル19 a、 19 bが前記端子9a。
9bに接続している。
予圧制御装置11は、ケーブル7g、8aからの検出温
度の比較をもとにして間座4へ印加する電圧を制御して
軸受2g、2bの予圧を調整可能としている。
以上より、回転軸1に高負荷の加わることのある低速回
転時には、軸受2aの発熱量が小さく、温度検出器7,
8から検出される基準温度と軸受温度との差が微小であ
ることに基づき、予圧制御装置が間座4に高電圧を印加
する。従って、間座4がその軸方向に伸びて高い予圧の
確保を可能としている。
また、高速回転時には、軸受2aの発熱量が大きくなる
ため、温度検出器7,8から検出されろ温度の差が大き
くなることに基づき、間座4に低電圧を印加するか、あ
るいは電圧を印加しないこととする。従って、間座4の
軸方向の伸びが少なくなって、予圧の値を下げることを
可能としている。
思上の動作を第2図に示すブロック図に基づき説明する
回転軸1に加わる負荷及び回転軸1の回転数により軸受
温度Tが変動する。このため、軸受温度T、と基準温度
T2とを加え合わせた結果に基づき圧電素子電圧V=f
、 (T、−T、)を設定する。従って、圧電素子電圧
Vに基づき間座4である圧電素子材料の圧電素子寸法L
=f2(V)が決定されると共に、軸受2m。
2bの軸受予圧P=f、(L)が決定される。
この結果、得られた軸受予圧Pにより軸受温度T、を適
正なものとする制御が可能となる。
本実施例では外輪21a、21b側の間座4を圧電素子
材料としたが、この代りに内部22 a、 22 b側
の間座3を圧電素子材料としてもよく、また、間座3,
4を共に圧電素子材料として、間座3,4に加える電圧
を予圧制御装置11で適宜調整することによっても本実
施例と同様の効果を得ることができろ。
本実施例では、組合せ軸受をアンギュラ玉軸受としたが
アンギュラころ軸受などの他の周知なスラスト方向の力
を受ける軸受としてもよい。圧電素子材料も本実施例の
チタン酸バリウムに特定されるものではない。
また、本実施例では温度検出器7を軸受2aの近傍に設
置したが、この代りに軸受2bの近傍に設置することと
してもよい。本実施例の温度検出器8は軸受部10の外
部に設置されているが、この代りに基準温度を予圧制御
装置11の内部に記憶させることとしてもよい。
〈発明の効果〉 本発明の回転軸の軸受構造によれば、回転軸が低速回転
の際は、軸受温度と基準温度との差が小さいため、圧電
素子材料である間座に印加する電圧を高くして、間座の
寸法を大きくする。この結果、低速回転時における軸受
の剛性を高くすることができろ。
高速回転の際は、軸受温度と基準温度との差が大きいた
め、間座に印加する電圧を低くするか、あるいは、電圧
を印加しないこととして、高電圧印加時における間座の
寸法より高速回転の際の間座の寸法を小さくする。この
結果、高速回転時における軸受の予圧が減少し、軸受か
らの発熱が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転軸の軸受構造の一実施例に係
る断面図、第2図は本発明による回転軸の軸受構造の一
実施例に係る予圧制御のブロック図、第3図は従来技術
による回転軸の一軸受構造の断面図である。 図  中、 1は回転軸、2a、2bはアンギュラ玉軸受、3,4は
間座、5は止めナツト、6は支持部材、7,8は温度検
出器、10は軸受部、11は予圧制御装置である。 特  許  出  願  人 三菱重工業株式会社 代     理     人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸を支持する組合せ軸受の軸受間に配置され且つ圧
    電素子材料で形成された間座と、この軸受の近傍に設け
    られてこの軸受の温度を検出する温度検出器と、この温
    度検出器により検出された軸受温度に基づき前記間座へ
    印加する電圧を調整して前記間座の軸方向寸法を変化さ
    せる予圧制御装置とを具備することを特徴とする回転軸
    の軸受構造。
JP25531089A 1989-10-02 1989-10-02 回転軸の軸受構造 Pending JPH03121308A (ja)

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JP25531089A JPH03121308A (ja) 1989-10-02 1989-10-02 回転軸の軸受構造

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JP25531089A JPH03121308A (ja) 1989-10-02 1989-10-02 回転軸の軸受構造

Publications (1)

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JPH03121308A true JPH03121308A (ja) 1991-05-23

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ID=17277001

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JP25531089A Pending JPH03121308A (ja) 1989-10-02 1989-10-02 回転軸の軸受構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004109133A1 (ja) * 2003-06-03 2004-12-16 Ntn Corporation 車輪用軸受装置
WO2012174762A1 (zh) * 2011-06-20 2012-12-27 西安交通大学 基于压电致动器的非均匀分布预紧力可控高速主轴及其控制方法

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US7771124B2 (en) 2003-06-03 2010-08-10 Ntn Corporation Bearing apparatus for a wheel of vehicle
WO2012174762A1 (zh) * 2011-06-20 2012-12-27 西安交通大学 基于压电致动器的非均匀分布预紧力可控高速主轴及其控制方法

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