JPH0312128Y2 - - Google Patents

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JPH0312128Y2
JPH0312128Y2 JP14693484U JP14693484U JPH0312128Y2 JP H0312128 Y2 JPH0312128 Y2 JP H0312128Y2 JP 14693484 U JP14693484 U JP 14693484U JP 14693484 U JP14693484 U JP 14693484U JP H0312128 Y2 JPH0312128 Y2 JP H0312128Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、片引戸や引違い戸などの引戸に取
付けた電気錠への通電装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種電気錠への通電装置としては、電
源と接続したリード線の先端部をカールさせ、そ
のカールコード部分を戸枠側から引戸側に引き込
み、戸枠側に設けた接触体と引戸側に設けた接触
体とを接触させて、電気錠へ通電可能にすると共
に、前記カールコード部分を引戸の開閉に応じて
伸縮させるようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来のものによれば接触部は常
に外部に露出しているので酸化しやすく、また塵
埃が混入しやすいので接触不良の原因となつた。
また引戸の開閉ごとに前記カールコード部分が折
り曲げされるため劣化したり断線しやすく、接触
不良や通電不能の原因となつていた。
また、前記断線の都度少なくとも該カールコー
ド部分を取り換える必要があり不経済であるばか
りか、防犯上からみても好ましいものではなかつ
た。
さらに、前記カールコード部分が外部に露出し
ているため、外観上も見苦しいなどの不都合があ
つた。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記不都合を解消するために提供
するものであつて、その解決手段として、電気錠
を備えた引戸の上部または戸枠の何れか一方に可
動接触体を、他方に固定接触体をそれぞれ設け、
これら可動接触体と固定接触体とは電気錠または
電源と接続したリード線と接続し、閉戸時には前
記可動接触体と固定接触体とを接続させ通電可能
に構成すると共に可動接触体あるいは固定接触体
のなくなくとも一方を被覆するカバーを可動自在
に且つ、常時バネなどの付勢力によつて被覆する
方向に付勢して設け、閉戸時に該カバーが前記付
勢力に接して移動し、可動接触体と固定接触体と
が接触するようにしてなるものである。
(実施例) この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて以下に説明する。
1は片引戸や引違いなどの引戸式の戸aの縦框
a1に取付けた電気錠、4は縦框a1上端部に弧回動
自在に枢支した可動接触体で、この可動接触体4
は前記電気錠1と接続したリード線2と接続して
ある。
前記可動接触体4は金属などの電気良導体から
なり、第1図示に如の断面が一端に突出部4aを
有する三味線のばちの如き形状の薄板で、この実
施例では4個設けてあるが、個数は任意で、1個
以上あればよい。
この可動接触体4は、第5図示のように、上部
後半部に突出部4a突出用の透孔7…7を形成し
た絶縁性のケース本体6と、ケース本体6下部に
固着した絶縁性の底板Bと、ケース本体6を被覆
する絶縁性のケースカバー9とで形成された空室
10に弧回動自在に枢支されている。すなわち、
可動接触体4の他端部は空室10の一端側に枢軸
11で枢支されていると共に、その自由端側であ
る突出部4aは板バネ12により常時ケース本体
6の透孔7より外部へ突出すように付勢されてお
り、閉戸時には前記突出部4aが後述の固定接触
体5に接触するようにしてある。なお、底板8
は、該底板8に形成した凹部8a,8bと、ケー
ス本体6及びケースカバー9とに形成した凸部6
a,9aとを無理嵌めすることにより結合してあ
る。また、底板8の一部には板バネ12の下端部
を挿入して下部に臨出させるための透孔8bが形
成してあり、そして、板バネ12の下端部とりリ
ード線2とを接続してある。18は縦框a1の前
板19とケース本体6とを結合するビスで、この
うち下部のビス18は底板8とも結合してある。
一方、固定接触体5は、金属などの電気良導体
でL字状に形成され、戸枠bの上部適所(開戸状
態時に縦框a1が対向する位置)に、合成樹脂な
どの絶縁性の取付金具14を介して固定してある
る。
すなわち、戸枠bに取付金具14を、そのビス
孔14aにビス15をねじ込むことにより固定
し、この取付金具14の下面に形成した凹溝16
と縦穴17とにL字状の固定接触体5を嵌め込み
ないし挿入し、該固定接触体5の上端部に電源と
接続したリード線3を接続してある。また20は
固定接触体5を被覆するカバーで、前記取付金具
14に設けたバネ掛け部14cと、カバー20に
設けたバネ掛け部20bとに引張りバネ21を掛
架し、カバー20を常に取付金具14側に引張る
ように付勢してある。
尚、カバー20の先端部20aが取付金具14
に設けたガイド部14aによつて形成される空間
部14bに嵌装されており、カバー20はその先
端部20aが取付金具14のガイド部14aをガ
イドに、第1図左右方向に摺動する。
第1図は閉戸状態を示し、この時は、引戸a1
に固定した本体ケース6の端部6aにカバー20
の当接部20cが当接し、カバー20は引張バネ
21に抗して、第1図左方向に摺動するのでカバ
ー20の先端部20aも左方向に移動し、固定接
触体5は外部に露出する。そして、引戸側に設け
た可動接触体4と固定接触体5とが接触可能とな
る。
引戸a1を開ければ、カバー20は引張バネ2
1の付勢力によつて第1図右方向に摺動し、、カ
バー20の先端部20aが固定接触体5を被覆し
た状態(第1図の二点鎖線状態)となる。
その他、前記可動接触体4は閉戸時には固定接
触体5と接触され通電可能に構成すると共に、そ
の両接触体4,5の接触面長さL、つまり可動接
触体4が固定接触体5に対して接触したままで移
動する長さは、一定値以上の任意長さとしてなる
ものである。ここで、一定値とは両接触体4,5
に付着するごみやちりを払い落すための塵埃混入
防止果効果と両接触面などの酸化を防ぐための酸
化防止効果を達成する最小長さであり、この一定
値以上でもよい。この実施例では接触面長さLは
第1図示の如く固定接触体5側に示してあるが、
可動接触体4側とすることもできる。
またカバー20は固定接触体5側に設けた例を
示してあるが、可動接触体4側に設けることもで
きる。
なお、前記電気錠1の内部の電気回路および制
御回路は任意であり、例えば臨時通電施解錠型、
瞬時通電解錠型、通電時解錠型やその他任意に採
用できる。
3a1〜3a4はリード線であるが、この実施
例の3a1はアース線である。
22は錠杆、23は受孔である。
(作 用) この実施例の作用を瞬時施解錠型の電気錠に適
用した場合について以下に説明する。
電気錠1を取付けた戸aを開放しているときに
は、可動接触体4が固定接触体5より離間して接
触していないことから、上側のリード線3を介し
て固定接触体5に加電していても、下側のリード
線2には通電されないため、施錠することはでき
ない。
戸aを完全に閉じると、可動接触体4の突出部
4aが、第1図乃至第3図の如く固定接触体5に
接触し、上側のリード線3及び下側のリード線2
を介して電気錠1に通電可能となる。そこで、施
錠用上側リード線3a2に接続したスイツチ(図
示せず)をONにして通電の瞬間に、電気錠1の
錠杆20が戸枠bの受孔21に係合されて施錠さ
れる。このとき、戸開閉確認用上側リード線3a
4に接続したランプ(図示せず)が点灯し閉戸状
態を表示する。この施錠状態を確認してから前記
スイツチをOFFにしても、施錠状態が保持され
る。
前記施錠状態から解錠するには、解錠用上側リ
ード線3a3に接続したスイツチ(図示せず)を
ONにして通電の瞬間に、戸枠bの受孔21に対
する電気錠1の錠杆20の係合が解除されて解錠
される。このとき、前記ランプは閉戸している限
り点灯しており、戸を開くとはじめて消灯する。
なお、施錠用上側リード線3a2と施錠用上側
リード線3a3とにも、それぞね表示ランプを取
付け、該表示ランプで施錠または解錠の状態を表
示することもできる。
また、この電気錠は停電などの不慮の場合の対
索としてキーやサムターンなどでも施解錠できる
ようにしてある。
可動接触体4と固定接触体5との接触範囲は接
触面長さLにより規制される。
(変形例等) なお、カバー20は可動接触体4側に設けるこ
ともできることは勿論、形状やカバー20の作動
は実施例のものに限らず例えば回転式に作動する
ものでもよく任意であり、その付勢手段も任意で
ある。
また、可動接触体4の形状は前記実施例のもの
に限らず、例えば、まが玉状または棒状などでも
よく任意であり、その個数も4個に限らず任意で
ある。又、この可動接触体4を収容する構造も実
施例のものに限定されず適宜設計変更できる。
固定接触体5の形状や大きさや長さ等は実施例
のものに限らず任意である。その他、可動接触体
4を戸枠b側に、固定接触体5を戸a側に設ける
こともできるし、その取付位置も適宜変更でき
る。
さらに、可動接触体4を移動可能に付勢するバ
ネは実施例の板バネ12に限定されず、コイルバ
ネなどでもよく任意である。また実施例では板バ
ネ12の下端をリード線2と接続すると共に、上
端を可動接触体4と接続して電流の導通線ともし
ているが、この板バネ12を導通線とすることな
く別設の導通線を取付けることもできる。
前記実施例で示した可動接触体4は、薄板で1
個又は2個以上の任意数を設けられるから、該可
動接触体4に接続されるリード線も同様に任意数
設けられる。従つて、任意数のリード線を、前述
の如く施錠用、解錠用、戸開閉確認用などのよう
に取付けて所望の電気信号を多数とれる利点をも
つている。
(考案の効果) この考案は以上に説明したように、電気錠を備
えた引戸の上部または戸枠の何れか一方に可動接
触体を、他方に固定接触体をそれぞれ設け、これ
ら可動接触体と固定接触体とは電気錠または電源
と接続したリード線と接続し、閉戸時には前記可
動接触体と固定接触体とを接触させ通電可能に構
成すると共に、固定接触体あるいは可動接触体の
少なくとも一方を被覆するカバーを可動自在に、
かつ、常時バネなどの付勢力によつて被覆する方
向に付勢して設け、閉戸時に該カバーが移動して
可動接触体と固定接触体とが接触するようにして
なるから、以下の効果を有する。
(1) 閉戸時における引戸の上部と戸枠との対面部
に可動接触体と固定接触体とを設け、この可動
接触体と固定接触体とを閉戸時にのみ接触させ
通電可能とし、開戸時に両者を離間することに
より通電を断つとすると共に、カバーが自動的
に固定接触体を被覆する構成としているから、
従来の如きカールコード部分は不要であり、そ
のためリード線の折り曲げや風雨などの自然的
条件などにより、該リード線が劣化や酸化ある
いは断線することがなく、しかも接触部は接触
していない時はカバーで覆われるので、塵埃な
どが混入する恐れもないので接触不良が通電不
能を解消できる。
(2) しかも、可動接触体と固定接触体の接触を引
戸の上部で行うようにしているだけでなく、両
接触体の接触面長さを一定値以上の任委長さと
しているから、両接触体間にごみやちりなどが
付着するのを防止できると共に、酸化するのを
防止できるため、いつも新鮮な接触ができ、こ
れによつて、上記と同様の接触不良や通電不能
を相乗的に防止し得る。
(3) また、引戸を開けたときは、固定接触体カバ
ーで自動的に被覆されて保護されるので、常に
良好な接触状態が得られる。
(4) さらに、可動接触体と固定接触体との接触面
の間には必要な距離がとれるから、その離間距
離を調節することによつて、両接触面の電気的
接触不良の発生を防止することができる。
(5) 加えて、可動接触体はバネで移動可能に付勢
してあるから、このバネの弾発力の調節によつ
て、可動接触体と固定接触体との接触力の大き
さを加減することができる。
(6) その他、従来の如く外部に露出するカールコ
ード部分がないので、外観上見苦しくないばか
りか、該コード部分の取り換えも必要としない
から経済的である。
かくして、この考案は引戸に最適の通電装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は第2図の要部縦断面図、第2図は第4図
の戸枠を除いて示した左側面図、第3図は第2図
の戸側から枠側を見上げた状態の正面図、第4図
は本案装置を取付けた場合の一部を破断して示し
た正面図、第5図は可動接触体を収容した場合の
斜視図である。 a…戸、a1…縦框、b…戸枠、L…接触面長
さ、1…電気錠、2,3…リード線、4…可動接
触体、4a…突出部、5…固定接触体、12…板
バネ、20…カバー、22…錠杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気錠を備えた引戸の上部又は戸枠の何れか一
    方に可動接触体を、他方に固定接触体をそれぞれ
    設け、これら可動接触体と固定接触体とは電気
    錠、または電源と接続したリード線と接続し、閉
    戸時には前記可動接触体と固定接触体とを接触さ
    せ通電可能に構成すると共に、固定接触体あるい
    は可動接触体の少なくとも一方を被覆するカバー
    を可動自在に且つ常時バネなどの付勢力によつて
    被覆する方向に付勢して設け閉戸時に該カバーが
    前記付勢力に抗して移動し、可動接触体と固定接
    触体とが接触するようにしてあることを特徴とす
    る引戸用電気錠への通電装置。
JP14693484U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0312128Y2 (ja)

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JPS6162167U JPS6162167U (ja) 1986-04-26
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