JPH03121284A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH03121284A
JPH03121284A JP25846689A JP25846689A JPH03121284A JP H03121284 A JPH03121284 A JP H03121284A JP 25846689 A JP25846689 A JP 25846689A JP 25846689 A JP25846689 A JP 25846689A JP H03121284 A JPH03121284 A JP H03121284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
valve body
exhaust
intake
damping steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25846689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Ochiai
落合 義美
Yutaka Nanami
名波 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機に係り、特に、吸気口及び排気口の周
囲とプレート状弁体との衝突、及び、隔壁の振動による
騒音を低減させるものに関する。
(従来の技術) 第7図及び第8図を参照して従来例を説明する。
第7図は圧縮機の平面図であり、第8図はその一部を切
欠いて示す圧縮機の側面図である。
中央部には、駆動モータ1が配置されており、この駆動
モータ1を挾んで両側にケーシング3.3が配置されて
いる。上記駆動モータ1は、ステータ5と、このステー
タ5の内側に配置されたロータ7とから構成されている
上記ケーシング3は、ボルト9によって、上記ステータ
5に固定されている。
ロータ7には回転軸11が固着されていて、この回転軸
11には、固定金具15によって、冷却ファン17が固
定されている。 上記ケーシング3の内側には、リブ1
9が形成されており、このリブ19には環状の段付部2
0が形成されている。
上記回転軸11はこのリブ19を貫通していて、該貫通
部には軸受21が、その一端を上記段付部20に当接さ
せた状態で介挿されている。
回転軸11には、エキセン部23が、固定ねじ25によ
って固定されている。上記エキセン部23には、軸受2
7を介して、コネクティングロッド29が回転可能に連
結されている。
コネクティングロッド29の図中上端には、ピストン3
1が一体に形成されており、このピストン31の上端外
周部には、ピストンリング33が押さえ板35によって
押さえられた状態で取付けられている。上記押さえ板3
5は、ねじ37によって、ピストン31に固定されてい
る。
上記ピストンリング33の外周には、シリンダ39が装
着されており、このシリンダ39の上方には、隔壁41
が設置されていて、その下方にシリンダ室43を形成し
ている。
隔壁41の図中上方には、カバー45が被冠されている
。このカバー45には区画壁47が設けられていて、カ
バー45と隔壁41との間の空間を、吸気室49と排気
室51とに区画している。
上記吸気室49位置の隔壁41には、吸気口53が形成
されており、又、排気室51位置の隔壁41には、排気
口55が形成されている。上記吸気口53は、吸気側プ
レート状弁体57によって開閉され、排気口55は、排
気側プレート状弁体59によって開閉される。上記吸気
側プレート状弁体57はねじ58によって隔壁41に固
定されており、又、排気側プレート状弁体59はねじ6
0によって隔壁41に固定されている。
尚、図中左側に配置されたケーシング3内についても同
様の構造となっている。又、図中左側に配置されたカバ
ー45には、吸込口61が形成されており、この吸込口
61より吸引された空気は、左側の吸気室49内に流入
するとともに、配管63を介して、右側の吸気室49内
に流入する。
そして、図中左側の排気室51内に排気された圧縮空気
は、配管67を介して、右側の排気室51内に流入し、
そこで右側の排気室51内に排気された圧縮空気と合流
し、吐出口65を介して外部に搬送される。
又、カバー45と隔壁41との間には、Q IJング6
9が介挿されており、又、隔壁41とシリンダ39との
間にも、0リング71が介挿されている。
尚、プレート状弁体57.59はステンレス鋼製であり
、隔壁41はアルミニウム製、ピストン31はアルミニ
ウム製である。
上記構造によると、ロータフの回転により、回転軸11
が回転し、それによってコネクティングロッド29を介
してピストン31が鉛直方向に往復動する。
例えば、ピストン31が下降した場合(第8図に示す状
態)には、吸気口53が開口して吸気がなされ、シリン
ダ室43内に空気が流入する。
次にピストン31が上昇するとシリンダ室43内の空気
が圧縮されるとともに、排気口55が開口されるので、
排気口55を介して排気用空間51内に排気される。排
気用空間51内に排気された圧縮空気は吐出口65を介
して排気される。
尚、これと同様の作用が反対側においても行われる。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構造によると、運転時における騒音が大きい
という問題があった。この騒音の発生源を周波数の分析
等により調べてみた結果、冷却ファン17等から発生す
る音の周波数の帯域ではなく、金属間の振動等による周
波数の帯域であることがわかった。
具体的には、吸気口53のプレート状弁体57と隔壁4
1とが衝突する際に発生する騒音であり、又、排気口5
5のプレート状弁体59と隔壁41とが衝突する際に発
生する騒音、及び、吸気、排気に伴う隔壁41の振動に
より発生する騒音である。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、運転時における騒音を低減させるこ
とが可能な圧縮機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願発明による圧縮機は、シリ
ンダ室内にピストンを摺動可能に配置し、シリンダ室の
ピストン上死点側を隔壁で閉塞し、隔壁に吸気口及び排
気口を形成し、これにプレート状弁体を取りつけてなる
圧縮機において、上記隔壁を制振鋼板で形成したことを
特徴とするものである。
又、上記隔壁は基板の表面に制振鋼板を取り付けたもの
とすることもできる。
(作用) まず、隔壁を制振鋼板で形成する。吸気口の周囲又は排
気口の周囲は、制振鋼板で形成され、これとプレート状
弁体とが衝突する。又、吸気、排気時、パルス的に隔壁
に流体圧が作用し振動を発生する。制振鋼板は鋼板と、
振動に対し減衰作用の強い高分子材料、軟金属等の軟ら
かい材料との複合材で、振動エネルギーを熱エネルギー
に変換し、減衰するものである。この制振鋼板の作用に
より、騒音が低減される。それと同時に、衝突時の衝撃
も緩和される。 次に、隔壁は、基板をアルミニウム等
の金属で形成し、その表面に制振鋼板を装着することに
より形成することもできる。
この場合にも、制振鋼板の作用により騒音は低減され、
衝突時の衝撃も緩和される。
(実施例) 以下、第1図ないし第2図を参照して本発明の第1実施
例を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付し
て示し、その説明は省略する。
第1図は本実施例による圧縮機を示す断面図であり、ま
ず、隔壁41は制振鋼板で形成されている。
そして、吸気口53の周囲においては、制振鋼板の表面
(鋼板面)と吸気側プレート状弁体57とが接触してい
る。
この制振鋼板は、第2図に示すように、2枚の鋼板10
1,103の間に高分子材料等の軟らかい材料105を
挾んで一体に固着したものである。
高分子材料としては、ゴム、樹脂等が使用される。
このものは、鋼板101,103に作用する振動に対し
て粘弾性を有する軟らかい材料105にすり変形(剪断
変形)が働き、振動エネルギーを熱エネルギーに変換し
て吸収するものである。この作用により、隔壁41の吸
気口53の周囲と吸気側プレート状弁体57との衝突に
より発生する騒音、及び、吸気に伴う隔壁41の振動に
よる騒音を低減するとともに、衝撃を吸収するものであ
る。
又、隔壁41の排気口55の周囲であって、反シリンダ
室43側でも、制振鋼板の表面(綱板面)と排気側プレ
ート状弁体59とが接触している。この制振鋼板の作用
により、排気口55の周囲と排気側プレート状弁体59
との衝突により発生する騒音、及び、排気に伴う隔壁4
1の振動による騒音を低減させるとともに、衝突による
衝撃を吸収緩和する。
次に、この構造を採用した圧縮機の騒音試験を行った結
果を示す。騒音試験の実験方法は、送風機・圧縮機の騒
音レベル測定方法(JISB8346〕で行った。その
測定結果を表1に示す。
表1 表1から明らかなように本発明品は、従来品に比べて、
騒音レベルが低くなっている。例えば、無負荷時におい
ては62dBが58dBまで低減し、又、1.5に負荷
時の場合には65.5dBが60dBまで低減している
次に、制振鋼板の断熱効果について説明する。
制振鋼板中の高分子材料(ゴム、樹脂等)は断熱材とし
ての機能を有する。圧縮機においては、吸気温度の上昇
は気体等の体積を膨張させるように働くので、圧縮と反
対の作用をしていることとなり、圧縮機の熱効率の上か
ら、問題である。
隔壁41を制振鋼板で形成することにより、隔壁41の
断熱性が向上し、シリンダ室43で発生した熱が、吸気
室49側に伝わりにく(なり、吸気温度は低く維持され
る。
これを第3図を使用して説明する。第3図は、横軸に運
転時間をとり、縦軸に吸気室内温度をとり、従来品と本
発明品とで、運転時間毎の吸気温度の変化を示したもの
である。
この第3図から明らかなように、本発明品は、従来品に
比べて、吸気室内温度が低く維持されており、吸気温度
が低(なっていることがわかる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することか
できる。
まず、吸気口53の吸気側プレート状弁体57と隔壁4
1との衝突に起因した騒音、及び、吸気に伴う隔壁41
の振動による騒音、又、排気口55の排気側プレート状
弁体59と隔壁41との衝突に起因した騒音、及び、排
気に伴う隔壁41の振動による騒音を低減させることが
できる。
これは、隔壁41を制振綱板で形成し、プレート状弁体
と隔壁との衝突による振動、及び、吸気排気に伴う隔壁
の振動を制振綱板が熱エネルギーに変換し、減衰するか
らである。
又、衝突時の衝撃を吸収することができるので、プレー
ト状弁体57.59、隔壁41の健全性の維持を図るこ
ともできる。
又、吸気室43内の温度上昇を抑え、吸気温度を低(維
持することができる。したがって、圧縮機の動力を節約
し、熱効率を向上させることができる。
次に、第4図を参照して第2の実施例を説明する。この
実施例は、隔壁41を、アルミニウム製の基板107の
表面に薄い制振鋼板109を取り付けることにより形成
したものである。
制振鋼板の構造は、前記第1実施例と同様のものである
。この場合も、隔壁41と吸気口57の吸気側プレート
状弁体57、隔壁41と排気口55のプレート状弁体5
9との衝突に起因した騒音、及び、吸気、排気に伴う隔
壁41の振動に起因した騒音を低減することができるだ
けでなく、衝突による衝撃を吸収して、双方の健全性の
維持を図ることができる。
次に、この構造を採用した圧縮機の騒音試験を行った結
果を表2に示す。
表2 表2表から明らかなように本発明品は、従来品に比べて
、騒音レベルが低くなっている0例えば、無負荷時にお
いては62dBが60dBまで低減し、又、1.5に負
荷時の場合には65.5dBが61.5dBまで低減し
ている。
尚、本発明は前記第1および第2実施例に限定されるも
のではない。
例えば、前記第2実施例では、制振鋼板は、2枚の鋼板
の間に、高分子材料等の軟らかい材料を挟み込んだサン
ドインチ構造のものを使用した力(第5図に示すように
、鋼板113と軟らかい材料115の2層からなるラミ
ネート構造のものを使用しても良い。又、制振鋼板とし
ては、上記の各構造のものを積層したもの、第6図に示
すように、2枚の樹脂等の軟らかい材料117の間に鋼
板119を挟み込んだもの等が考えられる。
又、本発明は、圧11機に限らず、例えば、真空ポンプ
など圧縮機とほぼ同様の構造を有するポンプ類にも適用
できる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明による圧縮機によると、吸気
口のプレート状弁体及び排気口のプレート状弁体と、隔
壁の衝突に起因した騒音、及び、吸気、排気に伴う隔壁
の振動に起因した騒音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による圧縮機を示す断面図
、第2図は制振鋼板の構造を説明する断面図、第3図は
運転時間毎の吸気室内温度の変化を本発明品と従来品と
対比して示す図、第4図は本発明の第2実施例による圧
縮機を示す断面図、第5図は制振鋼板の他の構造例を示
す断面図、第6図は制振鋼板の更に他の構造例を示す断
面図、第7図及び第8図は従来例を示す図で、第7図は
圧縮機の平面図、第8図は圧縮機を半分切り欠いて示す
側面図である。 1・・・電動機、3・・・ハウジング、31・・・ピス
トン、41・・・隔壁、43・・・シリンダ室、53・
・・吸気口、55・・・排気口、57・・・吸気側プレ
ート状弁体、59・・・排気側プレート状弁体、101
,103・・・鋼板、105・・・軟らかい材料。 l ■ 1・・・電動機 3・・・ハウジング 31・・・ピストン 41・・・隔壁 43・・・シリンダ室 53・・・吸気口 55・・・排気口 57・・・吸気側プレート状弁体 59・・・排気側プレート状弁体 03・・・鋼板 05・・・軟らかい材料 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内にピストンを摺動可能に配置し、シリ
    ンダのピストン上死点側を隔壁で閉塞し、隔壁に吸気口
    及び排気口を形成し、これらにプレート状弁体を取りつ
    けてなる圧縮機において、上記隔壁を制振鋼板で形成し
    たことを特徴とする圧縮機。
  2. (2)請求項1記載の圧縮機において、隔壁は基板の表
    面に制振鋼板を取り付けたものであることを特徴とする
    圧縮機。
JP25846689A 1989-10-03 1989-10-03 圧縮機 Pending JPH03121284A (ja)

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JP25846689A JPH03121284A (ja) 1989-10-03 1989-10-03 圧縮機

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JP25846689A JPH03121284A (ja) 1989-10-03 1989-10-03 圧縮機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452544B1 (ko) * 2002-05-31 2004-10-14 삼성광주전자 주식회사 밀폐형 압축기의 밸브장치
JP4627569B1 (ja) * 2010-05-28 2011-02-09 株式会社Hmh 葬儀用照明式名札立て
CN102635534A (zh) * 2012-03-22 2012-08-15 芜湖欧宝机电有限公司 一种全封闭制冷压缩机降噪结构

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