JPH03121193A - 少量のアルコキシレート及びポリカルボン酸イミドを含有する燃料 - Google Patents

少量のアルコキシレート及びポリカルボン酸イミドを含有する燃料

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JPH03121193A
JPH03121193A JP12855188A JP12855188A JPH03121193A JP H03121193 A JPH03121193 A JP H03121193A JP 12855188 A JP12855188 A JP 12855188A JP 12855188 A JP12855188 A JP 12855188A JP H03121193 A JPH03121193 A JP H03121193A
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pulp
fuel
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Hans-Henning Vogel
ハンス−ヘニング・フォーゲル
Peter Pert Hans
ハンス・ペーター・パート
Knut Oppenlaender
クヌート・オツペンレンダー
Charalampos Gousetis
カララムポス・ゴウゼテイス
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、添加物として(A)モノ−又はポリヒドロキ
シ化合物のアルコキシル化により得られる少量のアルコ
キシレート及び(B)少量のトリー又はテトラカルボン
酸イミド又はその混合物を含有するオツトー及びディー
ゼルモーター用の燃料に関する。
オツトーモーターの気化器及び流入系も、オツトー及び
ディーゼルモーターの燃料供給用噴入系も、空気中のほ
こり粒子、燃焼室からの未燃焼残留炭化水素及びクラン
ク軸外筒から吸入系及び流入系に返送される排気ガスか
らの夾雑物が負荷される。このいわゆる「プロウーバイ
ーガス」の吸入部又は空気濾過器への返送によって、ク
ランク浴中で生じた油霧の一部は、流入系を経て再びモ
ーターに導入され、そこで大部分が燃焼されるが、油霧
の一部は、気化器の内部、流入パルプの流入溝ならびに
噴入ノズル上で沈着する。高負荷気化器は、微小の溝及
び小孔を有する複雑な構造を有し、燃料の噴射及び供給
のための精密に検定されたノズルを有する。
オツトー及びディーゼルモーターの高負荷噴入装置も、
同様に構造が複雑で汚れ粒子が沈着しやすい。この微細
な調整機構、ノズル及び溝に少量の汚れ又は残査が付着
すると、その機能は著しい影響を受け、普通は劣化する
。その結果燃料−空気混合物の組成が不正となり、高度
に未燃焼の又は一部だけ燃焼した炭化水素が排出ガス中
に出現する。同時に排出ガス中の一酸化炭素対二酸化炭
素の比率も好ましくない影響を受け、汚れた噴入装置及
び流入系において、−酸化炭素の含量が高くなる。この
希望しない現象が高度化することを抑制するため、以前
からオツトー及びディーゼル燃料に燃料添加物を添加す
ることが行われている。
エネルギー節約のため及び環境に対する理由から、近年
はさらに標準負荷モーターの混合物選別における構造の
変化が行われた。その規制の目的は、廃ガス中の一酸化
炭素及び燃焼した炭化水素の量ならびに窒素の量を減少
させることであった。これは本質的には空気−燃料混合
物の変化により達せられた。従来はオツトーモーターは
、理論的空気要求又はそれより少し少ない量、すなわち
λ=0.9〜1.0で運転されたが、これは近年は変更
され、空気−燃料混合物のための常数λは1.1〜1.
3となっている。すなわちオツトーモーターは明らかに
燃料供給の不足において運転されており、これは「不良
コンセプト」と呼ばれている。
この方法は廃ガス中の一酸化炭素及び一部燃焼した炭化
水素の量を明らかに減少させるが、熱力学的理由からは
減少ではな(、しかも廃ガス中の酸化窒素(NOx)の
量を増加する。
廃ガス中のNOx含量を減少させること、そしてさらに
−酸化炭素及び一部燃焼した炭化水素を少なくすること
は、廃ガス用触媒の使用によって可能である。この方法
の結果として(燃料燃焼時の大きい空気過剰によるが)
、近時はモターの流入パルプにおける温度が明らかに高
くなっている。このことは、熱酸化安定性において明ら
かに改善された燃料添加物を必要にしている。
混合物選別の変更計画のほかに、近時は油交換間隔を延
長する傾向も現れている。その結果は、モーター油の負
荷能における高くかつより時間の長い永続的な要求とな
る。モーター油におけるこの変化は、燃料添加物への要
求にも影響を与える。モーター油中に常に多少とも存在
する燃料の含量(いわゆる燃料希釈)における条件によ
って、油中の燃料添加物の量も対応して定められる。燃
料希釈は、モーターの運転法及び状態によって0.5%
から約3%まで変わる。
モーター油は著しく長くそして特により高温で運転され
る場合は、燃料添加物に対する油の融和性が重要な問題
となる。
本発明の目的は、気化器、パルプ及び流入系又は噴入ノ
ズルを清浄に保持し、さらにモーター又はモーター油中
で好ましくない副反応を起こすことのない熱及び酸化に
対し安定な燃料添加物を開発することである。
燃料添加物の重要な性質は、流入パルプを清浄に保つこ
とのほか、基本的な工業的−機械的機能性も得られるこ
とである。アミン又はポリアミンとモノ−又はポリカル
ボ/酸からの縮合生成物だけを基礎とする気化器及びパ
ルプの清浄剤は、優れた清浄保持を可能にするが、分子
構造によってその高い沸点のため、薄層状で流入バルブ
のバルブ皿及びパルプ軸上に沈着する。
一定の運転条件及び特に低い外部温度において、この固
着層は、パルプの機能に影響を与えるほど粘性である。
これは各シリンダーへの圧縮損失及び場合によってはパ
ルプ閉塞によるモータ−の停止を生じる。
その清浄作用の結果として流入系(バルブ皿及びバルブ
軸)で薄い保護層を形成するが、この保護層が低温で強
く粘性でなく、流入バルブがバルブ軸の高粘性によって
粘着することのない程度の稠度を保持しうる燃料添加物
が有利である。
したがって本発明の他の目的は、気化器、流入パルプ、
噴入ノズル及び全噴入系を清浄に保持し又は清浄化する
が、その際何の不利も生じないオツトー及びディーゼル
燃料用の燃料添加物又は添加物の組み合わせを見出すこ
とであった。
本発明はこれらの課題を解決するもので、(A)エチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド又はブチレンオキシド
とモノ−又はポリヒドロキシ化合物との反応により得ら
れ、そして分子量(数平均)が500〜6000である
アルコキシレート及び(B)ニトリロトリ酢酸及び/又
はエチレンジアミンテトラ酢酸と、次式 (Xは同一の又は異なる基−HN−Rを意味するか、あ
るいは2個の隣接するXは環 を形成する基、N −Rを意味し、ただしmは0又は1
で、Rは非分岐状又は分岐状の7〜18個の炭素原子を
有する脂肪族基を意味する)の7〜18個の炭素原子を
有するアミン又はその混合物とからのイミド又はアミド
−イミド又はその混合物の各少量を含有するオツトー及
びディーゼルモーター用の燃料である。
本発明の添加物(A)及び(B)のオツトー及びディー
ゼル燃料への添加量は、0.01〜0.3重量%好まし
くはo、 o o s〜0.15重量%である。成分(
A)と(B)の重量比は、普通は5:1ないし1:3で
ある。
アルコキシレートとしては、好ましくはモノ−又はポリ
ヒドロキシ化合物のブトキシレート、あるいはプロピレ
ン/ブチレン混合オキシドを使用した混合アルコキシレ
ートが用いられる。
混合アルコキシレート中のブチレンオキシド又は長鎖ア
ルキレンオキシドの量は、アルコキシドの油溶性又は対
油融和性による。プロピレンオキシド/ブチレンオキシ
ド比は、重量で5:95ないし95:5である。特に好
ましい混合物はプロピレンオキシド/ブチレンオキシド
の比が60 :40ないし30ニア0である。原則とし
てすべてのブチレンオキシド、すなわちブテン−1、ブ
テン−2又はインブテンのオキシド、あるいはこれらオ
キシド相互の又はこれとプロピレンオキシドの任意の混
合物が、本発明のアルコキシレートの製造に適する。同
様にプロピレンオキシド、ブチレンオキシド及びより高
級の開鎖状又は環状のアルケンオキシドの混合物からの
アルコキシレート、あるいはより高級の開鎖状又は環状
のアルケンオキシドだけから得られるアルコキシレート
も有効である。
その例は次のものである。ペンテン−1−オキシド、デ
セン−1−オキシド、シクロペンテンオキシド、シクロ
ヘキセンオキシド、シクロオクテンオキシド及びビニル
−シクロへキセンオキシド。
モノ−又はポリヒドロキシ化合物としては次式のアルコ
ールが用いられる。
R(OH)n この式中、nは1〜4の数、RはCI〜C2゜−直鎖状
又は分岐状のアルカンを意味する。その代表例は次のも
のである。ブタノール、イソブタノール、2−エチルヘ
キサノール、イソノナノール、インデカノール、イソト
リデカノール、エチレンクリコール、1.2−7’ロピ
レングリコール、1.3−7’ロバンジオール、1,2
−プチレンクリコール、フタンジオールー1,4、ペン
タンジオ−ルーi、s、ネオペンチルクリコール、ヘキ
サンジオール−1,6、トリメチロールプロパン、1,
2.4−ブタンジオール及びペンタエリトリット。
アルコキシレートの製造は常法により行われる。すなわ
ち出発物質としてモノ−又はポリヒドロキシ化合物を、
触媒(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はア
ルカリアルコラード)と−緒に反応器に装入し、そして
アルキレンオキシド又はその混合物をガス状で導入し、
あるいは液状アルキレンオキシドを攪拌しながら添加し
て、120〜150°Cの温度で反応させる。反応の終
了後、場合により未反応のガス状アルキレンオキシドを
減圧で除去し、粗製アルコキシレートを場合により水で
ほとんどアルカリ不含に洗浄する。アルカリ触媒を完全
に除去するため、例えば水酸化カリウムを使用した場合
はアルコキシレートを充分な量のピロ燐酸ナトリウム(
Na2H2P407 )の水溶液を用いて洗浄する。そ
の際不溶性の複塩としてピロ燐酸ナトリウムカリウムが
沈殿し、これを戸別することができる。
本発明により用いられるアルコキシレートにおいては、
混合アルコキシレートの場合は、必ずしも当該のアルキ
レンオキシド混合物から出発することは必要でない。そ
の場合は出発物質として2種以上のアルキレンオキシド
をモノ−又はポリヒドロキシ化合物と反応させる。モノ
−又はポリヒドロキシ化合物をまず少量のエチレンオキ
シド(例えばモノ−又はポリヒドロキシ化合物の水酸基
1個に対し1〜5モルのエチレンオキシド)と反応させ
て得られるアルコキシレートを、次の反応で対応する多
量の高級アルキレンオキシドと反応させて、本発明に用
いられるアルコキシレートにすることもできる。
成分CB)としては、例えば窒素含有ポリカルボン酸と
モノ−オリゴ−又はポリアミン又は工業用アミン混合物
(例えばEPA6527に混合成分として記載されるも
の)からの反応生成物が用いられる。
式Iの化合物(B)は、既知方法により、例えばニトリ
ロトリ酢酸又はエチレンジアミンテトラ酢酸を、次式 のアミン又はその混合物と、150〜220 ’C好ま
しくは160〜200℃の温度で反応させることにより
得られる。その際アミンは希望の生成物に応じて、モル
比2:1で(環状ジイミド)、又はエチレンジアミンテ
トラ酢酸1モルに対しアミン又はアミン混合物3モルの
量で(アミン−イミド)、あるいはニトリロ酢酸1モル
に対し2モルで(アミド−イミド)、あるいはそれより
少ない量で用いられる。いずれの場合も主要量のアミド
イミド又はイミドが、少量のアミド(すなわち全カルボ
ニル基のアミドによる置換)と共に得られる。
具体的にはアミン又はアミン混合物を環状容器に窒素雰
囲気中で装入し、ニトリロ酢酸又はエチレンジアミンテ
トラ酢酸を約80’C,で加入し、混合物を攪拌しなが
ら160〜200 ℃で4〜10時間(徐々に反応する
アミン又はアミン混合物の場合はより高い温度で)、酸
価が10以下になるまで加熱する。
R−NH,のアミンとしては、7〜18個好ましくは8
〜14個の炭素原子を有するものが用いられる。このア
ミンはさらに他のアミノ基例えば−級でないアミン基又
はアルコキシ基を有しうる。連鎖中に酸素原子も存在し
うる。
例えば次のアミンが用いられ、そのアルキル基は窒素原
子又は酸素原子により中断されていてもよい。2−エチ
ルヘキシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシ
ルアミン、n−ペンタデシルアミン、ステアリルアミン
、2−アミノ−5−ジメチルアミノペンタン及び1−(
2−エチルヘキソキシ)−プロピルアミン−(3)。
場合によってはアミン混合物の使用も有利である。
本発明のアルコキシレートとEPA6527のイミド又
はアミドイミドからの混合物の組成によって、希望する
作用のためには安定であまり適当でない高度水素化鉱油
留分(いわゆる担体油、同様にEPA6525に記載)
の併用を、全く又は少なくとも一部省略することができ
る。
アルコキシレート(A)及びポリカルボン酸イミドを使
用する燃料添加物は、さらに種々の既知の有効成分、例
えば抗酸化剤としての立体障害置換されたフェノール、
氷生成から気化器を保護するための抗凍結剤としてのジ
グロピレングリコール又は類縁のグリコール、腐食防止
剤、金属不活性化剤、脱乳化剤又は燃料の導電性を高め
るための帯電防止剤を含有しつる。
本発明により用いられる組合せ添加物の有効性を、従来
から使用される市販普通の燃料添加物と比較して、種々
の試験法により下記のように試験した。
第1表 使用添加物の組成 試料 番号 化学的組成 又は合成法 ヘキシル(ジ)グリコ− ルとプロピレンオキシ ドからのアルコキシレ ート トリデカノールと、混 合オキシド(プロビレ ンオキシド/1,2−ブ チレンオキシド1:1) からのアルコキシレート ヘキシルグリコールと プロピレンオキシドか Cらのアルコキシレート トリメチロールプロパ ンと混合オキシド(プ ロピレンオキシドΔ、2 一ブチレンオキシド1: 1)からのアルコキシレ ート 特性化のための 物理的データ 粘度(40°C)   147+m”/s粘度(100
°G)   23m/s 粘度指数   185 密度(2o’C)   1.OOg/m1分子量(数平
均) 2000 粘度(40’C)   146一ンS 粘度(100℃)   ’12rturi’/s粘度指
数   178 密度(20’C)   0.9729/mi分子量(数
平均) 2200 粘度(4σC)   46Qd/s 粘度(100°C)72f12/s 粘度指数   240 密度(20”C)   1.00 g/m1分子量(数
平均) 4000 粘度(40’C)   240nd/s粘度(1006
C)   3[]J3mf/6粘度指数   170 密度(208C)   0.9877g/m1分子量(
数平均)2800 モノ−トリデシルアミン  EPA 0006527に
よると反応させたエチレンジ アミンテトラ酢酸 同じくモノ−及びシート  EPA 0006527に
よるF  リゾジルアミンからの工 業用アミン混合物と反応 させたもの EPA 0006527、sp、 7   粘度(20
°G)   24.2ml/sG 及び8、生成物B(
潤滑  密度(20℃’)   0.8i/ゴ油混合物
) 燃料添加物の活性について特に重要なことは、走行運転
中、すなわちモーター試験状態で実際に類似の又は実際
に近い条件下で運転されるモーターにおけるその挙動で
ある。この目的のため、本発明の組合せ添加物は種々の
試験モーターにより試験された。
オペルーカブラド・モーターでのCEC法F−02−C
79による清浄作用の試験: 添加物含有燃料のパルプ清浄作用を、この試験法で40
時間後に評価した。試験条件をまとめて次表に示す。
モーター:4気筒モーター、気筒容積1.2沼、40K
W、気化器2フレツクスPDSIモーター油:リファレ
ンス油RL51 運転時間=40時間 各周期のテストプログラム: 段階1:30秒、空転1000回/分で段階2:1分、
6000回/分で  11.OKW段階3:1分、16
00回/分で   4.OKW段階4:2分、1850
回/分で   6.3KW油槽中の油温度      
     94±2°C冷媒温度(最初)92±2℃ 吸入空気温度(空転)100°C 廃ガス中の一酸化炭素量(空転)3.5±0.5容量%
評価は次のように行った。新しい流入パルプを実験前に
溶剤で洗浄又は脱脂し、小数点の下3位まで正確に秤量
した。実験の終了後、パルプを取りはずした。まず指圧
力により粘着性を調べることにより軸及びパルプ笠を評
価した。
次いでバルブを軸と共にn−へブタン中で各5秒ずつ2
回洗い、空気中で振動して乾燥した。
さらにパルプを軸に固定したのち、水平に置いた穿孔機
中で木片又は粒度400の磨きリンネルを用いて、約1
00〜200回/分で笠の下側に付着した燃焼残査を機
械的に除去し、次いで小数点の下6位まで再度秤量した
。4個のすべてのパルプの付着物を平均し、その結果を
ダ/バルブで示した。
気化器の清浄保持作用は、CRC−評価目盛により気化
器を評価することにより試験した。添加物なしの燃料で
の気化器汚れは、普通は6.5〜8.5の数値である。
有効な気化器清浄用添加物が存在する場合は、実験後の
数値は8.0〜10.0である。10.0の値は気化器
が完全にきれいであることに相当する。
第2表に燃料添加物を使用しない燃料(例1〜6)によ
る実験結果、ならびに本発明の混合添加物を使用した場
合のモーター走行試験の結果を示す。
第2表 添加物のない燃料及び各有効成分についての試験: 試験法:オペルーカデット試験(CEC)90 5 58 7.2 92 8 4    A      500        16
6      8.05    B      500
        105      8.56    
C5001328,2 7D      500        148   
   8.28F300         27   
    9.09F300          41 
      9.01D    H10001847,
8 11H5002427,8 市)添加物の使用量、有効物質100%として計算。
流入系の清浄作用を試験するため、オペルーカデット・
モーターのほかに、ダイムラ−・ベンツM 102 F
モーターも使用した。試験法はオベルーカデッド試験の
場合と同様で、試験条件をまとめて下記に示す。
モーター:4気筒噴入モーター、気筒容積2.32、0
0KW モーター油:RL51又はSAE 15 w/40、A
PI−8F/CC運転時間:40〜150時間 各周期のテストプログラム 段階1:60秒、800回/分で空転 段階2:1分、6000回/分で   18.4xw段
階6:1分、1600回/分で   4.4KW段階4
:2分、1750回/分で   7.4 KW油槽中の
油温度          90±3°C冷媒温度(最
初)89±6℃ 吸入空気温度           30±5°Cパル
プの評価はオペルーカデットψモーターの場合と同じ方
法で行った。試験条件を厳しくするため、40時間より
長い運転時間も選ばれた。
例12(比較例) 添加物のないベンジンについての試験(第2表例1.2
.3と同様に比較実験として)も、タイマー−ベンツM
102Fモーターにより行った。種々の型のダイマー−
ベンツM102Eモーターによる40時間、60時間、
80時間又は150時間の普通の運転において、流入バ
ルブ上に変動する量の付着物が認められた。この変動は
、モーターの製作許容誤差の範囲内の生産条件による変
動に帰因する。■/パルプのパルプ付着物の量(各試験
運転4回の値の平均値)も、「状態」(すなわち先に行
われた試験の全運転時間又は数値の)に強く依存する。
添加物のない燃料のダイマー−ベンツM102Eモータ
ーにおけるバルブ付着物試験の結果を第3表に示す。各
試験運転は40時間にわたり行われた。
第6表 断状態゛) 200時間後 500 〃 1000   // 2000〃 4 41 67 45 46 66 36 72 02 26 モーターC 加入状態゛) 80時間後 650〃 1000   // 3000  /1 5000  // 73 80 24 37 25 18 *)分離作業 **) DB 230E−PKWにおいて12000k
m後にモーターを試験用モーターとして使用した。
例16(比較例) 第1表に示す単独添加物A、B及びEを、M 102 
F試験用モーターにより試験した。その結果を次表に示
す。
例番号  添 加 物   添加量゛)  バ・・ブ付
着物第1表の種類  (g/l)   (m9/パルプ
)3a 00 00 182**) 167*□) E         300        45申)
有効物質100%として計算 ネネ)試験用モーターB(第6表参照)によりモーター
の全運転時間800時間後に40時間の試験期間におい
て測定した。
例14 下記組成の混合添加物を使用した。
24重量部 第1表の成分F 60重量部 第1表のアルコキシレートB16重量部 
高沸点芳香族溶剤(約160℃以上で沸騰するソルベン
トナフサ、主 としてC0と芳香族化合物、例えば 市販品ツルペッツ150又はシェル ゾルAB ) この混合物を500.9/lの量で市販の加鉛スーパー
ガソリン(I)IN 51600による西独精油断裂)
に添加し、オペルーカデット・モーターによるモーター
試験を前記のように行った。
パルプ付着:Omp/m9/ パルプ評価:99 添加量350 g/l、では、付着量は23m9/バル
ブ、気化器評価は9.6であった。
例15 例14と同様にして混合添加物を使用し、ただしダイム
ラー−ペンツM102E型の試験モーターで試験した。
添加物の量は800g/lとした。
運転40時間後の パルプ付着量二〇■/パルプ 運転150時間後の パルプ付着量: 22 m9/パルプ 例16 下記組成の混合添加物を使用した。
10重量部 第1表の成分F 25重量部 第1表のアルコキシレートB65重量部 
第1表の潤滑油混合物G この混合物を例14と同様に600g/lの量で添加し
て試験した。
パルプ付着ミニ18■/パルプ 気化器評価:9.2 800g/lの添加量では、パルプ付着量はOmy/m
9/パルプ器評価は9.4であった。
例17 下記組成の混合添加物を使用した。
25重量部 第1表の成分E 60重量部 第1表のアルコキシレートB10重量部 
ジプロピレングリコール 5重量部 例17のソルベントナフサ この混合物を供試ガソリンに800,9/lの量で添加
し、ダイムラー−ベンツM102Eモーターで試験した
40時間の運転時間後に、パルプ付着物の量は0ダ/パ
ルプであった。
例18 例17の混合添加物を使用し、ただし第1表の成分Eの
代わりに同量の成分Fを使用すると、下記の結果が得ら
れた。パルプ付着物の量は3my/パルプ以下。
オペルーアスコナ、気筒容積1.6沼、66KW型の4
気筒モーターによる、流入パルプのパルプ粘着性試験: モーターをダイムラー−ベンツM 102 Kモーター
の場合と同様に運転した。流入パルプの清浄保持効果の
評価は、オペルーカデット・モーター及びダイムラー−
ベンツ・モーターの場合と同様にして、40時間後、8
0時間後、120時間後及び200時間後に行った。
パルプ粘着性は肉眼で調べた。そのためには分解後のシ
リンダー頂部を、なおその中にある流入パルプと共に約
45〜60°の斜めの位置に置いた。添加物のない燃料
ではパルプの粘着は観察されず、流入パルプは自重によ
り短時間後にパルプ案内筒から滑り落ちた。不適当な燃
料添加物ではパルプの粘着が認められ、流入パルプは案
内筒から自重では滑り落ちず機械的に押すことによりや
つと出て来た。
パルプ評価は4等級に分けられた。
等級1:パルプが5〜10秒間に自由に滑り出る。
等級2:パルプが60秒以後に次第に滑り出る。
等級6:パルプが自由に滑り出ないが、手で引き出すこ
とができる。
等級4:パルプが固く粘着し、手で引き出すことができ
ない。
例19 オペルーアスコナ型の1.6t−モーターで、粘着性試
験のため試験運転を行った。すべての実験には200時
間を要した。これは燃料消費的20004及び走行距離
的4000〜5000 kmに相当する。その結果を第
4表に示す。
第4表 実験番号 添加物 添加量 パルプ粘着  備考 (g/l)  (等級) なし 第1表のE 第1表のE 第1表のF 第1表のF 00 00 00 00 第1表のE60重 第1表のE60重 置部と第1表のB 800 40重量部 例14 例14 00 00 実際の運転実験における粘着性試験のための試験条件: モーター:フォルクスワーゲン、ボクサー−モーター、
気筒容積1.9沼、44KW 走行プログラム:最大50km/時で10km最大60
km/時で10km 静止10分 この変更プログラムにより1日合計150 kmを走行
した。車両は夜中自由に静置した。翌朝次の実験を行い
、車両の状態を記録した。
−圧縮試験 一流人バルブ又はバルブ軸を点火栓細孔から内視鏡を用
いて肉眼で評価 一発進実験(8) 前記の試験法により下記表にまとめて示す実験を行った
。すべての実験に同一の市販のスーパーガソリン(西独
精錬所から発売)を使用した。
すべての実験において、夜間の車両の静止状態の間は、
外部温度は+3〜−6℃であった。
翌朝の測定前のモーター室の温度は+3〜+8℃であっ
た。
第5表 実験番号 添加物 添加量 (,9/l) 試験終了 後の評価 備考 第1表のE 00 バルブ軸は粘着 気筒1及び3の パルプは粘性 モーターは発進 しない 比較 バルブ軸は少し の試行後に発進 バルブ軸は粘着 発進

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)エチレンオキシド、プロピレンオキシド又はブチ
    レンオキシドとモノ−又はポリヒドロキシ化合物との反
    応により得られ、そして分子量(数平均)が500〜6
    000であるアルコキシレート及び(B)ニトリロトリ
    酢酸及び/又はエチレンジアミンテトラ酢酸と、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (Xは同一の又は異なる基−HN−Rを意味するか、あ
    るいは2個の隣接するXは環 ▲数式、化学式、表等があります▼ を形成する基▲数式、化学式、表等があります▼を意味
    し、ただしmは0又は1で、Rは非分岐状又は分岐状の
    7〜18個の炭素原子を有する脂肪族基を意味する)の
    7〜18個の炭素原子を有するアミン又はその混合物と
    からのイミド又はアミド−イミド又はその混合物の各少
    量を含有するオツトー及びディーゼルモーター用の燃料
JP12855188A 1988-05-27 1988-05-27 少量のアルコキシレート及びポリカルボン酸イミドを含有する燃料 Pending JPH03121193A (ja)

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