JPH0312054Y2 - - Google Patents

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JPH0312054Y2
JPH0312054Y2 JP1984064397U JP6439784U JPH0312054Y2 JP H0312054 Y2 JPH0312054 Y2 JP H0312054Y2 JP 1984064397 U JP1984064397 U JP 1984064397U JP 6439784 U JP6439784 U JP 6439784U JP H0312054 Y2 JPH0312054 Y2 JP H0312054Y2
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JP
Japan
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linear pulse
primary
cores
pulse motor
radiator
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JP1984064397U
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JPS60177678U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、リニアパルスモータに係り、更に
詳細には、1次側鉄心の外周に、放熱器を設けた
リニアパルスモータに関するものである。
b 従来の技術 リニアパルスモータは、一般に、励磁電流が大
きいため、銅損による発熱が大きい。また、リニ
アパルスモータの歩進速度は比較的小さいので放
熱量が小さく、従つて1次側の温度上昇が大き
い。一般に、電気機械の最大出力は、絶縁物の耐
熱温度に左右されることが多いが、リニアパルス
モータは、更に、温度上昇による鉄心の熱変形の
面からも、出力が抑えられる。リニアパルスモー
タは、益々小形化され、高性能のものの出現が要
請されているが、このような温度上昇の障壁があ
る。
c 考案が解決しようとする問題点 前記のように、リニアパルスモータの小形化、
高性能化のためには、磁気回路に高透磁率の材料
を使用し、1次側及び2次側の空隙を可及的に小
さくして、励磁電流を下げ、温度上昇の原因を軽
減すると共に、1次側鉄心の冷却を積極的に行な
うことが必要である。
リニアパルスモータを小形化する場合、可動側
の重量を軽減するために、一般に、1次側を可動
とするものが多いが、1次側を可動とし、冷却装
置を取付けた場合、励磁電流は、可動部重量に比
例するので、冷却装置の重量を可及的に小さくす
ると共に、冷却能力を可及的に増大させねばなら
ない。
この考案は、このような相反する条件を満足し
た小形、高性能なリニアパルスモータを提供する
ことを目的とするものである。
d 問題を解決するための手段 前記の目的を達成するために、この考案は、1
次側鉄心の外周に軽合金放熱器を設けたことを構
成の要旨とするものである。
e 作用 この考案の1次側鉄心の外周に設けた放熱フイ
ンの材質は、軽合金であり、従つて重量増加が少
なく、熱伝導率が高く、また放熱面積が大きいの
で、放熱器による重量の増加の影響より、放熱器
の冷却作用の増加の影響が大きく、リニアパルス
モータの小形化、高性能化が可能になる。
f 実施例 次に、この考案を適用したPM形リニアパルス
モータの実施例について説明する。第1図及び第
2図に示すように、1対の側板1のそれぞれの長
手方向に設けられた溝部3に、上面にピツチτの
小歯を有する2本の歯列を備えた2次側鉄心5の
両側部が嵌合し、複数のセツトボルト7によつて
固定されている。前記2次側鉄心5は、例えば、
帯状の電気鉄板等の薄鉄を腐食により、ピツチτ
の小歯を形成させ、この薄板を軟鉄板等に、2列
に1/2τだけ小歯をずらせてはりつけたものであ
る。
1次側には、例えばアルミ合金等の外枠9に、
複数対のフランジ付のローラ11が設けてあり、
前記ローラ11は、側板1の上面内側角部に案内
されて、側板1の長手方向に転動する。外枠9に
は、2次側鉄心5の2本の歯列の小歯と同様な、
ピツチτの小歯を備え、上部で2個ずつ連結され
た4個の1次側鉄心P1,P2,P3,P4が、2個の
永久磁石13,15及び1枚の継鉄17を介して
固定されている。
2個の永久磁石13,15はそれぞれ鉄心P1
P2に跨る上部連結部19及び鉄心P3,P4に跨る
上部連結部21の上面に設けられており、継鉄1
7はさらにその上部で鉄心P1〜P4の全鉄心上部
を覆うように設けられている。鉄心P1〜P4には、
それぞれ励磁巻線C1〜C4が設けられている。第
1図において1次側鉄心P1とP2及びP3とP4の距
離は共に等しく、小歯のピツチτの1/4の奇数倍
に等しくしてある。
1次側鉄心P1,P2及びP3,P4の上部連結部1
9,21には、それぞれ4枚のアルミ合金のフイ
ンを備えた放熱器23及び25が取付けてある。
第3図は放熱器の構造を示す立体図である。即
ち、放熱器23は、2個の鉄心P1とP2(図示して
ない)の側面に、4枚のアルミ合金フインを適宜
の間隔で、走行方向に平行に取付けたものであ
る。
この構成におけるリニアパルスモータは、1次
側鉄心P1〜P4の励磁巻線C1〜C4を所定順序に励
磁することにより、小歯のピツチτの1/4又は1/8
のステツプで1次側を歩進させることができるも
のである。1次側鉄心は前記のように、軽量な放
熱器を備えているので、このリニアパルスモータ
は小形で、出力が大きい。
この考案は、実施例以外の態様においても実施
できるものである。
g 考案の効果 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、リニアパルスモータにお
ける複数の1次側鉄心P1,P2を連結する連結部
19の外周に、複数枚の冷却フインを備えた軽合
金製の放熱器23を嵌合固定してなるものであ
る。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、冷却フインを備えた放熱器23が連結部19
の外周に嵌合固定した構成であるから、1次側鉄
心P1,P2にそれぞれ設けたコイルC1,C2の一方
のみを励磁したことによる発熱は、連結部19へ
伝達され、当該連結部19において放熱器23か
ら放熱されるものである。すなわち、それぞれの
1次側鉄心P1,P2にそれぞれ放熱器を設ける場
合には、コイルおよび放熱器を設ける分だけ1次
側鉄心P1,P2が長くなるが、本考案においては、
前述のごとく、連結部19に放熱器23を設けた
構成であるから、1次側鉄心P1,P2を短くする
ことができ、より小型軽量化を図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例の平面図、第2図
は、第1図の−断面図、第3図は、1次側鉄
心と放熱器の関係位置を示す立体図である。 図面中の主な部分を表わす符号の説明、1……
側板、5……2次側鉄心、9……外枠、11……
フランジ付ローラ、23,25……放熱器、P1
〜P4……1次側鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リニアパルスモータにおける複数の1次側鉄心
    P1,P2を連結する連結部19の外周に、複数枚
    の冷却フインを備えた軽合金製の放熱器23を嵌
    合固定してなることを特徴とするリニアパルスモ
    ータ。
JP6439784U 1984-05-02 1984-05-02 リニアパルスモ−タ Granted JPS60177678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6439784U JPS60177678U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 リニアパルスモ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6439784U JPS60177678U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 リニアパルスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177678U JPS60177678U (ja) 1985-11-26
JPH0312054Y2 true JPH0312054Y2 (ja) 1991-03-22

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ID=30595442

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6439784U Granted JPS60177678U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 リニアパルスモ−タ

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JP (1) JPS60177678U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5181901U (ja) * 1974-12-23 1976-06-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60177678U (ja) 1985-11-26

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