JPH03120524A - マイクロフイルム搬送装置 - Google Patents

マイクロフイルム搬送装置

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JPH03120524A
JPH03120524A JP25919889A JP25919889A JPH03120524A JP H03120524 A JPH03120524 A JP H03120524A JP 25919889 A JP25919889 A JP 25919889A JP 25919889 A JP25919889 A JP 25919889A JP H03120524 A JPH03120524 A JP H03120524A
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JP
Japan
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microfilm
speed
rotational speed
reel
motor
Prior art date
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Application number
JP25919889A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ashida
毅 芦田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の画像コマが記録された長尺状のマイク
ロフィルムを一対のリール間で搬送するマイクロフィル
ム搬送装置に関する。
〔従来技術〕
一般に、長尺状マイクロフィルムはカートリッジ内の供
給側リールに層状に巻取られて収容されている。カート
リッジは、マイクロフィルム検索装置であるリーグプリ
ンタへ装填可能となっており、カートリッジが装填され
るとリーグプリンタでは、オートローディング機構が作
動して、巻取リールに巻取られたマイクロフィルムの最
上層を引出し、リーグプリンタ内の供給側リールに巻取
るようになっている。
マイクロフィルムに記録された画像を投影するための光
軸位置は、供給側リールと巻取側リールとの間とされて
いる。
マイクロフィルムには、このマイクロフィルムに記録さ
れた複数の画像コマのそれぞれに対応して、画像コマの
近傍にブリップマークが付されている。ブリップマーク
は、それぞれマイクロフィルムの幅方向両端部に付され
ており、この両端部位置に対応してそれぞれマーク検出
センサが設置され、マイクロフィルムを搬送しながらブ
リップマークを検出するようになっている。
ここで、オペレータが所定の数値をキーボードから入力
することにより、マークカウント数等を指定することが
できる。マークカウント数が指定されると、マイクロフ
ィルムは、供給側リールから巻取側リールへ、又は巻取
側リールから供給側リールへと巻取られ、その搬送に応
じて順次ブリップマークがカウントされ、画像コマを検
索することができる。検索時のマイクロフィルムの搬送
速度は可変とされており、通常は検索対象画像コマに対
応するブリップマークを検出するまでは高速で搬送し、
検出後のオーバラン分を補正する場合は、中速及び低速
で搬送して位置決めを行っている。これにより、迅速に
検索対象画像コマを検索することができ、かつ精度良く
位置決めを行うことができる。
ところで、このようなリーダプリンタにおいて、ブリッ
プマークを検索しながらマイクロフィルムを搬送するの
ではなく、所定の搬送速度で連続的に搬送しながら、次
々と投影される画像を位置決めせずに見ていくことがあ
る。すなわち、各り−ルに回転力を付与するモータは、
スピードコントローラに接続されており、スピードコン
トローラに設置された速度設定ツマミの操作位置でモー
タの回転速度を選択することができる。
一般には、速度設定ツマミは、その回転可能角度の中立
位置がリール停止位置とされ、前記ブリップマーク検索
時にはこの中立位置に指針を合わせている。この中立位
置から時計方向へ回すことにより、供給側リールがマイ
クロフィルム巻取方向へ回転され、反時計方向へ回すこ
とにより、巻取側リールがマイクロフィルム巻取方向へ
回転される。スピードコントローラでは、速度設定ツマ
ミが操作角度が大きければ大きい程その回転速度が速く
なるようにモータを制御している。ここで、リールに巻
き取られているマイクロフィルムの巻径によりモータへ
加わる負荷が異なり、一定速度で回転されず、回転むら
が生じることがあるため、従来ではリールの回転速度を
検出し、この検出値をフィードバックして一定の回転速
度を保持するようにモータへの印加電圧を補正している
例えば、巻径が大きくモータの負荷が大きいときにモー
タへ24Vの電圧を印加することにより3000 r 
p mの回転速度を得る。ここで、巻径が小さくなると
モータ負荷が小さくなり、前記24Vのままでは回転速
度が速くなる。このため、モータへの印加電圧を15V
に下げることにより、回転速度3000 r p mを
維持することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、リーグプリンタの作業中に、画像を投影
することなく、単に高速でマイクロフィルムを巻戻し或
いは早送りさせたい場合があり、この場合にも設定され
た回転速度を維持しながら搬送されるため、作業時間が
無駄となる。
本発明は上記事実を考慮し、単に高速で搬送する場合に
は、設定された回転速度に拘らず最大回転速度でリール
を回転させ、作業時間を短縮することができるマイ久エ
フイルム搬送装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るマイクロフィルム搬送装置は、長尺状マイ
クロフィルムを層状に巻取る一対のリールと、印加され
る電圧に応じた回転速度で前記−対のリールを回転駆動
させる駆動手段と、前記リールの目標回転速度に応じた
値を設定する設定部と、前記一対のリールの何れか一方
の回転速度を検出する回転速度検出手段と、目標回転速
度が所定値以下のときに回転速度検出手段で検出された
回転速度に基づいて駆動手段へ印加する電圧をフィード
バック制御すると共に前記目標回転速度が所定値以上の
場合に駆動手段へ最大回転数に対応する電圧が印加され
る速度コントローラと、を有している。
〔作用〕
本発明によれば、設定部の設定値が所定値以上の場合は
、リール回転速度のフィードバック制御をキャンセルし
、駆動手段へ最大回転速度に対応する電圧を印加する。
このため、マイクロフィルムを効率よく搬送することが
できる。このような制御は、マイクロフィルムを投影し
ながら搬送するのではなく、単に巻戻し或いは早送りす
る場合に最適であり、作業時間の短縮を計ることができ
る。
〔実施例〕
第1図には、本実施例に係るリーダプリンタ10が示さ
れている。このリーグプリンタ10は、七〇ケーシング
12前面(第1図右側面)に、マイクロフィルム14に
記録された画像を投影するスクリーン16が配置されて
いる。マイクロフィルム14が層状に巻取られて収容さ
れているカートリッジ18は、スクリーン16よりも若
干下方に設けられた装填部20に装填されて$す、カー
トリッジ18内のマイクロフィルム14の先端が、装置
内部の巻取リール22(巻取側リール)へ巻取られてい
る。カートリッジ18と巻取リール22との間には、マ
イクロフィルム14に対応して光源24が設置されてい
る。この光源24から照射された光線は、光軸りへ配置
された画像コマを透過し、レンズ26及び複数の反射ミ
ラー28で構成される光学系を介してスクリーン16方
向へ案内されるようになっている。これにより、マイク
ロフィルム14に記録された画像を拡大して投影するこ
とができる。
な右、光学系による反射方向を変更することにより(例
えば、第1図想像線で示されるようにミラー30を光軸
り上に出没可能とする)、透過画像を装置下方に設けら
れた複写装置32へ案内することができるようになって
いる。複写装置32では、マイクロフィルム14に記録
された画像を拡大して複写することができる。
第2図(A)、(B)には、装填部20の詳細が示され
ている。カートリッジ18は、そのリール34(供給側
リール)が制御装置38へ接続されたサプライモータ4
00回転軸42に連結されている。なお、サプライモー
タ40は、マイクロフィルム14を巻取る方向へ回転さ
れるようになっている(第2図(A)及び(B)の矢印
六方向)。リール34に層状に巻取られたマイクロフィ
ルム14の先端は、カートリッジ18に設けられた開口
部44から図示しないローディング機構のローディング
ローラの駆動力によって引出され、ガイドローラ46.
48に巻掛けられた後、巻取リール22へ巻取られてい
る。ガイドローラ46.48のそれぞれの近傍には、マ
イクロフィルム14の有無を検出するフィルム検出セン
サ49.51が配置されている。
巻取リール220軸50には、無端の搬送ベルト52の
外周が接触されている。この搬送ベルト52は、弾性力
を備えており、ガイドローラ54.56.58に巻掛け
られている。また、この搬送ベルト52は、速度制御部
60を介して制御装置38へ接続されたテークアツプモ
ータ620回転軸64に取付けられた駆動リール66に
巻掛けられている。従って、搬送ベルト52は、駆動り
−ル660回転に応じて第2図(A)及び(B)の矢印
B方向及びその反対方向へ移動されるようになっている
マイクロフィルム14は、この搬送ベルト52と軸50
との間に挟持されてふり、搬送ベルト52の移動に応じ
て、軸50へ巻取り又は軸50から引出されるようにな
っている。
搬送ベルト52には従動ローラ68が接触されている。
この従動ローラ68はエンコーダ70の回転軸72に取
付けられており、これにより、搬送ベルト52の駆動状
態を、エンコーダ70によりルス数として検出すること
ができ、これを用いて回転速度を得ることができる。エ
ンコーダ70は制御装置38へ接続されている。
ガイドローラ46とガイドローラ48との間における前
記光軸りよりも若干ガイドローラ46側には、スリット
板74が設けられ一マイクロフィルム140幅方向両端
部(第3図の上側をAチャンネル、下側をBチャンネル
とする)に対応して、一対の受光素子76A、?6Bが
取付けられている。この受光素子76A、76Bに対応
して、マイクロフィルム14の反対側にはLED78が
取付けられ、LED7gから照射され、マイクロフィル
ム14を透過した光線を受光素子76A、76Bで受光
する構成となっている。受光素子76A、76B及びL
ED78はそれぞれ制御装置38へ接続されている。
第3図に示される如く、マイクロフィルム14の両端部
には、ブリップマーク80が付されており、受光素子7
6での受光量の変化によりブリップマーク80の有無を
検出することができるようになっている。
受光素子76A、76Bと光軸りとの間隔寸法Mは一定
(本実施例では75mm)とされおり、従って、この受
光素子76A、76Bで指定された画像コマ14Aを検
出後、寸法M分移動させることにより、光軸りの位置へ
位置決めすることができる。
ブリップマーク80には、ページマーク80P1また必
要に応じてファイルマーク80F1ブロツクマーク80
Bがあり、複数の画像コマ14Aを分類している。
制御装置38は、CPU82、RAM84、ROM86
、人出力ポート88及びこれらを接続するデータバスや
コントロールバス等のバス90で構成されている。
入出力ポート88には、キーボード92が接続されてい
る。キーボード92では、通常はスクリーン16へ投影
する画像コマを指定するようになっており、ブロック番
号、ファイル番号、ページ番号の内、使用されるマイク
ロフィルム14に必要な番号を入力することにより、マ
イクロフィルム14を搬送しながら受光素子76A、7
6Bで各マークを検出して、指定された画像コマを検索
するようになっている。
第5図に示される如く、制御装置38には、手動でサプ
ライモータ40、テークアツプモータ62を回転させる
ためのスピードコントローラ180が接続されている。
このスピードコントローラ180には、回転速度設定の
ための円柱状の操作ノブ182が設けられている。操作
ノブ182は、その回転軸184を中心に所定角度回転
可能とされている。操作ノブ182には、その端面に指
針186が刻まれており、操作ノブ182の回りにのパ
ネル面188に設けられた目盛190と対応されている
。目盛190は、巻取リール22、リール34の回転速
度が記されており、操作ノブ182の指針186が示す
位置の回転速度が設定されたことになる。
操作ノブ1820所定回転角度の中間位置は、指針18
2がパネル面188の第5図上方に向けられた位置とさ
れており、この位置が中立位置とされ、各リール22.
34のモータ40.62の停止位置とされている(回転
速度0)。
ここで、操作ノブ182を第5図時計方向へ回転させる
と、コントローラ183からその回転量に応じた信号が
制御装置38へ供給される。制御装置38では、指針1
86が示す回転速度に応じて予め記憶された印加電圧を
り、−ル34側のサプライモータ40へ印加している。
また、操作ノブ182を第5図反時計方向へ回転させる
と、コントローラ183からその回転量に応じた信号が
制御装置38へ供給される。制御装置38では、指針1
86が示す回転速度に応じて予め記憶された印加電圧を
巻取リール22側のテークアツプモータ62へ印加して
いる。
ところで、各リールの回転速度は、一定の電圧を印加し
ていると、そのリール22又は34へのマイクロフィル
ム14の巻径により変化するため、本実施例では、エン
コーダ70からのパルス数に基づいて演算された回転速
度に応じて印加電圧をフィードバック補正している。す
なわち、リール22又は34へのマイクロフィルム14
の巻径が大きい状態から小さい状態に変化するとモータ
40又は62への負荷が大から小へと変化するため、回
転速度が低下する。エンコーダ70では、このときの回
転速度を読み取って、制御装置38で設定回転速度との
変化分電圧を変化させている。
操作ノブ182の回転軸184には、半径方向に延長さ
れた突起部192が取付けられている。
この突起部192の操作ノブ182の回転に応じた移動
軌跡上にはリミットスイッチ194.196が配設され
ている。このリミットスイッチ194.196は、制御
装置38へ接続されており、通常はオフ状態とされてい
る。また、リミットスイツチ194.196は、操作ノ
ブ1820時計方向及び反時計方向それぞれの最大回転
位置から所定角度手前の位置とされている。このため、
操作ノブ182が時計方向又は反時計方向へ回転された
場合に、終端へ至る直前でリミットスイッチ194又は
196がオンされるようになっている。
リミットスイッチ194.1960オン状態では、制御
装置38は、それぞれのリミットスイッチ194又は1
96に対応する側のモータ40又は62への最大電圧を
印加するようにしている。
すなわち、エンコーダ70の検出に基づくフィードバッ
ク制御は中止され、高速でマイクロフィルム14の巻取
り又は早送りを行うようになっている。
以下に本実施例の作用を第4図(A)及び(B)のフロ
ーチャートに従い説明する。
第4図(A)に示される如く、まず、使用されるマイク
ロフィルム14を検査し、予め記憶されているモードの
内、適合するモードをキーボード92から入力する(ス
テップ200)。これにより、ステップ202へ移行し
て、RAM84からはその入力されたモードに対応する
パラメータが読み出され、以下このパラメータに応じた
制御がなされる。
特定のモードが設定された後は、まず、カートリッジ1
8を装填する。ステップ208で装填されたことが判別
されると(例えば、マイクロスイッチ等のオン・オフ状
態で判断される)、ステップ210へ移行してローディ
ング機構が働き、マイクロフィルム14の外周へローデ
ィングローラが接触し、先端部を引出す。引出されたマ
イクロフィルム14は、ガイドローラ46.48を介し
て、巻取リール22へと至り、搬送ベルト52と軸50
との間に挟持される。これにより、マイクロフィルム1
4には、搬送ベルト52の移動力が伝達され、軸50へ
と巻取られる。マイクロフィルム14が軸50へ所定量
巻取られると、搬送ベルト52の移動は停止され、待機
状態となる。
次のステップ211では、スピードコントローラ180
の操作ノブ182が、中立位置にあるか否かが判断され
、中立位置にある場合は手動でのサプライモータ40又
はテークアツプモータ62の駆動はしないため、ステッ
プ212へ移行する。
また、ステップ211で否定判定、すなわち操作ノブ8
2が何れかの方向へ操作された場合は、手動でサプライ
モータ40又はテークアツプモータ62を駆動させるた
め、ステップ300へ移行する。ステップ300以降に
ついては後述し、以下にステップ212以降の画像コマ
の自動検索制御について説明する。
ステップ212においてキーボード92により画像コマ
を指定する。例えば、3.2.10と入力すると、制御
装置38では3ブロツク目の2フアイル目に記録されて
いる画像コマの10ページ目であると認識し、ステップ
214へ移行してテークアツプモータ62を駆動させる
(例えば正転)。次のステップ215では、テークアツ
プモータ620回転方向を判別する。この場合は、正転
であるので、ステップ216へ移行する。ステップ21
5において逆転と判定された場合は、後述するステップ
240へ移行する。
テークアツプモータ62が正転すると搬送ベルト52が
移動され、これと共にマイクロフィルム14が軸50へ
巻取られる。この場合、搬送速度は、最初は高速とされ
る。
受光素子76A、76Bでは、マイクロフィルム14の
搬送時にLED78と受光素子76A176Bとの間を
通過する各ブリップマーク80をカウントする。すなわ
ち、この場合はブロックマーク80Bを3カウント、フ
ァイルマーク80Fを2カウント、ページマーク80P
を10カウントシ、ステップ216で所定のマークを検
出したか否かが判断され、肯定判定された場合は、ステ
ップ217へ移行して、テークアツプモータ62の駆動
を停止させ、次いでステップ2′18では位置決めがな
される。すなわち、マイクロフィルム14はテークアツ
プモータ62の駆動停止後直ちに停止されず、若干オー
バランされて停止される。
マイクロフィルム14が完全に停止された時点で、低速
で逆転させテークアツプモータ62を停止させる。この
場合にも若干オーバランし、さらに低速で正転させ、指
定コマを所定位置(第2図(B)の寸法Mを考慮した位
置)へ停止させる。これにより、指定コマの光軸り上へ
の位置決めは完了し、光源24による透過画像をスクリ
ーン16へ投影することができる(ステップ219)。
次のステップ232では、投影された画像を複写するか
否かが判断され、肯定判定された場合は、ステップ23
3で複写処理を行った後、ステップ234へ移行する。
また、ステップ232で否定判定された場合は、ステッ
プ233は飛び越してステップ234へ移行する。
次のステップ234では、装填されたカートリッジ18
での検索が終了したか否かが判断される。
ステップ234で否定判定された場合は、ステップ21
1へ移行し、ステップ211で操作ノブ86が中立位置
、ステップ212で画像コマの指定がない場合は、ステ
ップ211、ステップ212、ステップ234を繰り返
す。また、ステップ234で終了と判断された場合は、
ステップ236へ移行して、カートリッジ18へ全ての
マイクロフィルム14を巻取って、終了する。
次に、ステップ211において否定判定、すなわちスピ
ードコントローラ180の操作ノブ182が操作された
場合のマイクロフィルム手動搬送制御に付いて第4図(
B)のフローチャートに従い説明する。
ステップ211からステップ300へ移行すると、ステ
ップ300では、操作ノブ182の操作方向を判別し、
操作ノブ182の操作方向が時計方向の場合は、ステッ
プ302へ移行してリミットスイッチ194がオン状態
であるか否かが判断される。ステップ302で否定判定
の場合は、ステップ304へ移行してサプライモータ4
0へ指針186が示す回転速度に対応する電圧を印加す
る。
次のステップ306では、エンコーダ70から供給され
るパルス数から得られる回転速度と指針186によって
設定された回転速度との差に基づいてサプライモータ4
0へ印加する電圧をフィードバック制御し、ステップ3
00へ移行する。これを繰り返すことにより、マイクロ
フィルム14はほぼ一定の搬送速度で搬送され(搬送速
度は、巻径によって多少変化する)、スクリーン16へ
次々と画像が投影され所望の画像を目視により検索する
ことができる。
また、ステップ300で操作ノブ182が反時計方向の
場合は、ステップ308へ移行してリミットスイッチ1
96がオン状態であるか否かが判断される。ステップ3
08で否定判定の場合は、ステップ310へ移行してテ
ークアツプモータ62へ指針186が示す回転速度に対
応する電圧を印加する。
次のステップ312では、エンコーダ70から供給され
るパルス数から得られる回転速度と指針186によって
設定された回転速度との差に基づいてテークアツプモー
タ62へ印加する電圧をフィードバック制御し、ステッ
プ300へ移行する。
ところで、マイクロッイノLL−l−14に記録された
画像を検索する必要がなく、単に高速で巻戻し又は早送
りさせたい場合がある。この場合、フィードバック制御
して、リール22.340回転速度を一定に保持する必
要がない。このため、本実施例では、操作ノブ186で
指示した回転速度が所定値以上の場合にフィードバック
制御を中止するようにしている。
すなわち、ステップ302又はステップ308で肯定判
定された場合は、操作ノブ186で指示された回転速度
が所定以上であると判断され、それぞれステップ314
又はステップ316へ移行して、操作ノブ182が操作
された側に対応するモータ(サプライモータ40又はテ
ークアツプモータ62)へ最大電圧を印加し、ステップ
300へ移行する。
このように、本実施例では必要に応じて速度制御を行わ
ず、最大速度でマイクロフィルム14を搬送することが
できるので、単に巻戻し又は早送りを行う場合の作業時
間を短縮することができる。
なお、本実施例では、スピードコントローラ180を制
御装置38へ接続し、速度制御を制御装置38で行った
が、スピードコントーラ180へ差動増幅器を配設し、
サプライモータ40又はテークアツプモータ62へ供給
する電源を差動増幅器を介して供給する配線と、前記リ
ミットスイッチ192.194がオンとなった場合に、
直接電源とサプライモータ又はテークアツプモータとを
接続する配線を備えた回路を設けてもよい。
また、リールの回転速度をエンコーダ70から出力され
るパルス数に基づいて制御装置38で演算するようにし
たが、回転速度に応じた電圧を出力するタコジェネレー
タを用いてもよい。また、このタコジェネレータを各リ
ール(巻取リール22及びリール34)へそれぞれ配設
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るマイクロフィルム搬送装
置は、単に高速で搬送する場合には、設定された回転速
度に拘らず最大回転速度でリールを回転させ、作業時間
を短縮することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るリーダプリンタの概略構成図、
第2図(A)はカー)17ツジ装填部近傍の斜視図、第
2図(B)はカートリッジ装填部近傍の概略ブロック図
、第3図はブリップマークが付されたマイクロフィルム
の一例を示す平面図、第4図(A)及び(B)は制御フ
ローチャート、第5図はスピードコントローラの斜視図
である。 10・・・リーグプリンタ、 14・・・マイクロフィルム、 38・・・制御装置、 40・・・サプライモータ、 62・・・テークアツプモータ、 180・・・スピードコントローラ、 182・・・操作ノブ、 192・・・突起部、 194.196・・・リミットスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺状マイクロフィルムを層状に巻取る一対のリ
    ールと、印加される電圧に応じた回転速度で前記一対の
    リールを回転駆動させる駆動手段と、前記リールの目標
    回転速度に応じた値を設定する設定部と、前記一対のリ
    ールの何れか一方の回転速度を検出する回転速度検出手
    段と、目標回転速度が所定値以下のときに回転速度検出
    手段で検出された回転速度に基づいて駆動手段へ印加す
    る電圧をフィードバック制御すると共に前記目標回転速
    度が所定値以上の場合に駆動手段へ最大回転数に対応す
    る電圧が印加される速度コントローラと、を有するマイ
    クロフィルム搬送装置。
JP25919889A 1989-10-04 1989-10-04 マイクロフイルム搬送装置 Pending JPH03120524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101187114B1 (ko) * 2010-02-19 2012-09-28 고려대학교 산학협력단 공냉식 연료 전지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101187114B1 (ko) * 2010-02-19 2012-09-28 고려대학교 산학협력단 공냉식 연료 전지

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