JPH03120295A - 抗健忘症作用を有する新規なcns―活性ヘキサペプチド - Google Patents

抗健忘症作用を有する新規なcns―活性ヘキサペプチド

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JPH03120295A
JPH03120295A JP2250423A JP25042390A JPH03120295A JP H03120295 A JPH03120295 A JP H03120295A JP 2250423 A JP2250423 A JP 2250423A JP 25042390 A JP25042390 A JP 25042390A JP H03120295 A JPH03120295 A JP H03120295A
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met
phe
alkanoyl
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hexapeptide
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JP2250423A
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Georg Dr Jaeger
ゲオルク・イエーガー
Hermann Josef Dr Gerhards
ヘルマン・ヨーゼフ・ゲールハルツ
Franz Hock
フランツ・ホツク
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • C07K7/06Linear peptides containing only normal peptide links having 5 to 11 amino acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/665Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans derived from pro-opiomelanocortin, pro-enkephalin or pro-dynorphin
    • C07K14/695Corticotropin [ACTH]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗健忘症作用またはコリン作動系に対する作用を有する
CNS活性ペプチドはgp−A179332に開示され
ている。そこに記載されているヘキサペプチドは容易に
変形ないし分解する、すなわち比較的不安定であるとい
う欠点を有する。医薬として用いるためKは、このこと
は薬学的組成物の製造およびその貯蔵寿命の点で特に問
題である。
従って1本発明の目的は、抗健忘症作用を有し、安定で
あり従って困難なく取り扱うことができ、そして長貯蔵
寿命の医薬の製造に用いることができる化合物を提供す
ることにある。
驚くべきことに、この目的は、式■ R1−Al −A2−A’−A’−As−A6−NH(
CH2)ゎ−NH2(I)(式中、 A1はMet、 D−Met、 Met(O)、D−M
et(O)、Met(O2)またはD−Met(O2)
であり、 A2はOlu 、 D−Glu 、Ala またはピロ
グルタミルであり。
A5はHis %Ala 、 PheまたはD−Lys
であり、A4は中性脂肪族または芳香族α−アミノ酸の
残基であり、 A5はD−LysまたはLysであり、A6td Pb
e%N−メチルフェニルアラニン、4− (C1〜C4
)−アルコキシ−フエニルアラニンまたは1,2,3.
4−テトラヒPロイソキノリンー3−カル?ン酸であり
、 R” Hベンジルオキシカルボニル(Z) 、ホルミル
、(O2〜C6)−アルカノイル、(O6〜Cl0)−
アリール〜(O2〜C4)−アルカノイル、(C2〜C
4)−アルカノイル、(C5〜C7)−シクロアルキル
−(C1〜C2)−アルカノイル、(O2〜C4)−ア
ルカノイル−ω−アミノ−(C5〜C4)−n−アルカ
ノイルまたはメチルスルホニル−ω−アミノ−((J〜
Ca) −n−アルカノイルであり、そして nは4〜′10の整数である) で示されるヘキサペプチドおよびそれらの生理学的に許
容される塩によって達成される。
A1は好ましくはMet、(o)またはMet(O2)
である。
A2は好ましくはGluまたはAlaである。
A3は好ましくはHis またはAlaである。
A4は好ましくはAla%Val、Leu 、 Ile
%Met 。
3er−(O1−C6)−アルキル、 Thr−(C1
−cd)−アルキル、Cys−(C1〜C6)−アルキ
ル、Phe 、 Phg (C−フェニルグリシン)、
Tyr−(C1〜c6)−アルキルであるが、Ala、
Val、Leu、 Ile、 Phe%Tyr(Me)
および’I’yr(Et)が特に好ましい。Pheが格
段に好ましい。
A5は好ましくはD−Lysである。
A6は好ましくはPheである。
R1は好ましくはホルミルまたは(C2−06)−フル
カッイルである。ホルミル、アセチルおよびプロピオニ
ルが特に好ましい。
nは好ましくは6〜10の整数であるが8が特に好まし
い。
特に好ましい式Iのヘキサペプチドは式AC−Met(
O2)−Glu−Hl 8−Phe−D−Lys−Ph
e−NH−(CH2)a −NH2で示される化合物で
ある。
式■の化合物の生理学的に許容される塩の例は塩基性基
、すなわち特にアミノ基と無機または有機酸との間に形
成されるものである。かかる酸の例は塩酸、硫酸、燐酸
、酢酸、クエン酸、安息香酸、マレイン酸、フマール酸
、酒石酸およびp−トルエンスルホン酸である。好まし
い酸の一例は酢酸である。
更に本発明は、N末端遊離アミン基を有する断片なC末
端遊離カルIキシル基を有する断片と縮合させ、その際
これら断片において反応に関与しないときは第1級およ
び第2級アミノ基を酸で除去できるウレタン型保護基(
例えば、Boc )で保護しそしてカルがキシル基を酸
で除去できるエステル型保護基(例えばBu  )で保
護し、このようにして得られた化合物中のアミンおよび
カルゲキシル基の保護のために導入された保護基を酸で
除去し、そしてそれら化合物を適切な場合にはそれらの
生理学的に許容される塩に変えることより成る式!の化
合物の製造方法に関する。
ウレタン型およびエステル型の保護基は、5chrod
er、 Lubke、 Academic Press
、 The Peptides。
Vol、 I、 New York、 London 
1965. page 22 et seq、 。
and page 52 et 8eqe、およびA、
 Hubbuch、 KontakteMerck 3
/79. pages 14〜23 IC記載されてい
る。
本方法は有利には a)式1[aの化合物を式10aの化合物と縮合させ、
R1−A’ −OHH−A2−A5−A’−A5−A6
−X(Ila)        (nla)b)式■b
9化合物を式mbの化合物と縮合させ、R1−Al−A
2−OHH−A5−A4−A5−A6−X(Ilb) 
      (Ib) C)式IIcの化合物を式mcの化合物と縮合させ、R
1−AI−A2−A”−OHH−A’−A5−A6−X
(Ilc)       (I[1c)d)式naの化
合物を式1dの化合物と縮合させ、R1−Al−A2−
A3−A4−OHH−A5−A6−X(Ild)   
     (I[Id)e)式1[eの化合物を式le
eの化合物と縮合させ、R1−Al−A2−A3−A4
−A3−OHH−A6−X(Ice)       (
II[e)(前記式中、ラジカルR1およびA1〜A6
は前記のとおりの意味を有しそして又は保護された一N
H(CH2)n−NH2であるが、式■a〜eの化合物
のN末端基を除く遊離第1級および第2級アミン基は酸
で除去し得るウレタン型保護基で保護され、また式11
a−eの化合物のC末端基を除く遊離カルボキシル基は
酸で除去し得るエステル型保護基で保護される)、次い
でa)〜e) Kより得られた化合物中のアミノおよび
カルボキシル基の保蒔のために導入された保護基を酸で
除去し、そして得られた化合物を適切な場合には生理学
的に許容される塩に変えることによって行われる。式1
1aの化合物を式l11aの化合物と反応させるのが好
ましい。
式11a−eおよびma−eの出発化合物は既知である
かまたは自体既知の方法により、例えば断片縮合により
得ることができる。
本発明によるペプチドの合成において、xf−保護基と
して適しているのは好ましくはペンジルオキシカルボニ
ルまたは9−フルオレニルメトキシカルボニルラジカル
であり、またカルボキシル保護基としてはtert−ブ
チルラジカルが適・している。
本発明化合物おける縮合は、ペプチド化学の一般的方法
により、例えば混合無水物法により。
活性エステルへアジFを介して、あるいはカルボッイミ
ド法により、特に反応速度を高め、ラセミ化を防ぐ物質
例えば1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロ
キシスクシンイミド、ろ−ヒドロキシー4−オキソ−6
,4〜ジヒドロ−1,2,3−ヘンシトリアジン、14
−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,6−ジカル、(
?キシイミドなどを添加し、また1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾールの活性化誘導体または燐酸、ホスホン酸お
よびホスフィン酸の無水物を用いて行われる。
溶媒はツメチルホルムアミド、ジーメチルアセトアミr
、ヘキサメチル燐酸トリアミド、N−メチルピロリドン
またはジメチルスルホキシドである。メチレンクロライ
ドオたけクロロホルムなどの溶媒を用いることも成分の
溶解度がそれを可能にする場合には可能である。前記方
法は例えばMeienhofer−Gross : −
The Peptides ”Academic Pr
ess、vol、■(1979)K記載されている。
本発明化合物はそれらの薬理学的性質により、例えばア
ルツハイマー病または老年性痴呆などの場合に生じるよ
うな様々な病因の認識機能異常の治療に適している。本
発明化合物による認識機能向上(向知性作用(noot
ropic effect ) )は抑制的(受動的)
回避テスト(ステップスルー (step−throu
gh ) モデル)を用いてマウスでのまた放射迷路テ
スト(8−アーム放射状迷路)を用いたラットでの動物
実験でテストした。これらは動物実験で学習記憶機能を
テストするための文献記載の標準テストである(抑制的
回避:J、 Burss、 O,Buresovaおよ
びJ、 Huston in ”Tech−niqu8
Gand Ba5ic Experiments fo
r the 5tud70fBrain and Be
havior−1Elsevier 5cient、1
fic Publi−shers 、  Amster
dam  1983;放射状迷路: U、 5tKub
li、M、 BaudryおよびG。
Lynch 、  Behavioral  and 
 Neural  Biology  40、58〜<
59(1984))。
前記文献の記載によれば、これらのテストにおいてスコ
ポラミン、電気ショックまたはタン・にり質合成明害剤
によって実験動物に誘導された誤ち率の増加を抑えるか
または消失させる( abolish )ことさえもで
きる場合にその物質は向知性活性があるとされる。
それら実験は前記テスト方法によって行われた。既知の
向知性剤である2−オキソ−1−ピロリジニルアセトア
ミド(ピラセタム(piracetam))を比較化合
物として用いた。スコポラミン訪導痴呆が抑制的回避テ
ストにおい【は0.5〜1μt/kg(皮下投与)のM
ED (最小有効用量)で、また放射状迷路テストにお
いては10μt/kg (皮下投与)のMEDで消失す
るのに対し、比較化合物がこれらのテストにおいて50
0〜10001NIA11(経口投与)のMEDを有し
ていることから本発明化合物の方が著しく優れているこ
とは明白である。
本発明によるペプチドは人間に対し、精神緩和(moo
d−1ightening )、抗抑うつおよび穏和安
定作用を有する。それらは周囲に対する認識を高め、学
習および記憶能を向上させ、社会復帰過程で有益な作用
を有し、中枢アセチルコリン代謝の機能低下に伴うあら
ゆる疾病、外傷後および退行性の脳傷害、例えば緩和な
痴呆および初期形態のアルツハイマー病などに用いるこ
とができる。それらはまた過度感動性を低下させる。
従って本発明は、式Iの化合物の医薬とじての使用およ
びこれら化合物を含有する薬学的生成物忙も関する。
正常体重の成人に対しては、好ましくは1用量あたり0
.1μt〜lT11gの用量での鼻内投与が用いられる
が、1用量あたり1〜500、特に5〜200μtが%
に好ましい。本発明による医薬は例えば1日あたり6回
まで、好ましくは・3回ま、で投与することができる。
多くの場合には1日らたり1用量投与するだけで十分で
ある。本発明化合物は0.001〜10μf7kg、好
ましくFio、o1〜5μy7kg 。
特KO,05〜2μt/kgで皮下投与することもでき
る。
それらの経口吸収性はその組成により異なる。
経口投与時の用量範囲は比較的広く、0.1〜50■/
日であり何回かの投与に分割される。
最も強力な作用を有する化合物につ込ての好ましい単一
用量は0.1〜10■である。
薬学的製品は、有効量の式■の活性化合物を無機または
、有機の薬学的に利用可能な賦形剤と共に含有する。鼻
内、静脈内、皮下または経口的に用いることができる。
経口用剤形を得るには、活性化合物をこの目的に慣用さ
れる添加剤、例えば賦形剤、安定化剤または不活性希釈
剤などと混合し、そして常法により適当な剤形、例えば
錠剤、被覆錠剤、硬ゼラチンカプセル、水性、アルコー
ル性または油性懸濁液または水性またはアルコール性溶
液に変える。使用し得る不活性ビヒクルの例はアラビア
ゴム、炭酸マグネシウム、燐酸カリウム、ラクトース、
グルコースまたはスターチ。
特にコーンスターチである。この組成は、乾または湿顆
粒のいずれとしても行うことができる。
適当な油性賦形剤または溶媒の例は動植物油、例えばひ
まわり油または魚肝油である。
皮下または静脈内投与には、活性化合物またはそれらの
生理学的に許容される塩を所望によりこの目的に慣用さ
れる物質、例えば、可溶化剤、乳化剤または他の補助剤
と共に、溶液、懸濁液または乳濁液に変える。新規な活
性化合物および相当する生理学的に許容される塩に適し
た溶媒の例は次のとおりである:水、生理、学的食塩水
溶液またはアルコール、例えばエタノール、プロノにン
ジオールまたはグリセロール、および糖溶液例えばグル
コースまたはマンニトール溶液、または前記各株溶媒の
混合物。
実施例 1 Ac −Me t(O2)−Glu−His−Phe−
D−Lys−Phe−NH−(CH2)8−NH2・2
 CHsCOOH a)  アセチル−L−メチオニ/スルホン(Ac−M
et(O2)−0H) 10、 OfのアセチA/−L−メチオニン(Fluk
a)を50ゴのトリフルオロ酢酸に溶解し、そして−2
0℃で、攪拌しながら12.5FIIJの30係強度過
酸化水素と12.51/の水の混合物と反応させ・る。
冷却を取り除いた後、その混合物を室温で攪拌し、1f
のAラジウム/カーゼン触媒を添加し、そしてその混合
物を5分間攪拌しそして吸引Fmして触媒を除去する。
炉液を真空蒸発し、油状残留物を1!のジイソプロピル
エーテルで処理しそして得られた固体物質を戸別する。
生成物をジイソプロピルエーテルで洗浄しそして真空乾
燥する。
収率 10.31?(理論値の88係)融点 141〜
146℃ 〔α)D:+17.6°(C=1、メタノール中)+5
1°(C=1、水中) b)  Ac=Met(O2)−Glu(OtBu)−
His−Phe−D−Lys (Boc )−Phe 
NH−(CH2)8−NH−BOC62,1tのH−G
lu(OtBu)−His−Phe−D−Lys(Bo
c)−Phe−NE(−(CH2)a−NH−Boc−
HTosOH(EP−A 179332の実施例11a
 )を250ゴのツメチルホルムアミドに溶解し、そし
て5.86−〇N−エチルモルホリン、3.44Fの1
−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび5.7fのAc
−Met(O2)−0Hを添加し、また0℃に冷却後、
5.2!M’のジシクロへキシルカルデジイミドを添加
する。その反応混合物を室温で15時間攪拌し、沈殿し
たジシクロヘキシル尿素を炉去しジメチルホルムアミド
で洗浄し、そして炉液を真空蒸発する。油状残留物を水
飽和n−ブタノールに溶解し、そしてその溶液を水性重
硫酸カリウムおよび重炭酸ナトリウム溶液および水で順
次抽出する。n−ブタノール相を分離し、真空蒸発し、
そして油状残留物を熱メタノールに溶解する。その溶液
を1係強度水性重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ、そして攪
拌後沈殿した生成物を炉別し水洗しそして真空乾燥す、
る。
その乾燥生成物を(R)Dical i tsを濾過助
剤として用いてn−ヘプタン、n−ブタノールおよびメ
タノールの41<S:45:413混合物で連続5回再
結晶する。最後の濾過後、メタノールを残留物に添加し
、そして攪拌後濾過助剤を炉去し、炉液を真空蒸留しそ
して残留物を水と共に攪拌する。生成物を戸別し、水洗
しそして真全乾燥する。
収率 1tsy(理論値の44係) c)  Ac−Met(O2)−Glu−His−Ph
e−D−Lys−Phe−NH(CH2)s−NH2・
2 CH3CO0H 10,2fのAc−Met(O2)−Glu(OtBu
)−His−Phe−D−Lys(Boc)−Phe−
NH−(CH2)s−Bocを40.81dのトリフル
オロ酢酸と4,5コの水の混合物に溶解する。
その溶液を60分間攪拌し1次いで真空蒸留する。油状
残留物を水に溶解し、”Ambe r 1 i te 
I蔀93(アセテート型)を充填したカラムにかけそし
て水で溶出する。その溶出液を凍結乾燥する。
収率 9.12り(理論値の99.9係)比較例 a)20011FのAc−Met(O2)−Glu−H
is−Phe−D−Lys−Phe −NH(CH2)
 8−NH2・2 CH3CO0Hを201の水に溶解
しそして80℃で8日間加熱した。冷却後凍結乾燥した
。HPLCにより調べた結果分解が全く起きていないこ
とがわかった。
HPLC条件: カラム: Nucleosil 1205μC18流 
 速:1,5+tl/分 温 度二呈温 検 出:220nmにおける吸収 移動相:800水/100アセトニトリル/63PO4 TEA □−13,0 b)200111IのH−Met(O2)−Glu−H
is−Phe−D−Lys−Phe−冊一(CH2)8
−NH2(EP−A、179332の実施例16)を用
いてa)を反復すると基質がひどく分解するのがわかる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I R^1−A^1−A^2−A^3−A^4−A^5−A
    ^6−NH(CH_2)_n−NH_2( I )(式中
    、 A^1はMet、D−Met、Met(O)、D−Me
    t(O)、Met(O_2)またはD−Met(O_2
    )であり、A^2はGlu、D−Glu、Alaまたは
    ピログルタミルであり、 A^3はHis、Ala、PheまたはD−Lysであ
    り、A^4は中性脂肪族または芳香族α−アミノ酸の残
    基であり、 A^5はD−LysまたはLysであり、 A^6はPhe、N−メチルフエニルアラニン、4−(
    C_1〜C_4)−アルコキシ−フエニルアラニンまた
    は1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カ
    ルボン酸であり、 R^1はベンジルオキシカルボニル、ホルミル、(C_
    2〜C_6)−アルカノイル、(C_6〜C_1_0)
    −アリール−(C_2〜C_4)−アルカノイル、(C
    _5〜C_7)−シクロアルキル−(C_1〜C_2)
    −アルカノイル、(C_2〜C_4)−アルカノイル−
    ω−アミノ−(C_3〜C_4)−n−アルカノイルま
    たはメチルスルホニル−ω−アミノ−(C_3〜C_4
    )−n−アルカノイルであり、そして nは4〜10の整数である) で示されるヘキサペプチドおよびその生理学的に許容さ
    れる塩。 2)A^1がMet(O)またはMet(O_2)であ
    る請求項1記載のヘキサペプチド。 3)A^4がAla、Val、Leu、Ile、Met
    、Ser−(C_1〜C_6)−アルキル、Thr−(
    C_1〜C_6)−アルキル、Cys−(C_1〜C_
    6)−アルキル、Phe、PhyまたはTyr−(C_
    1〜C_6)−アルキルである請求項1および/または
    2記載のヘキサペプチド。 4)A^6がPheである請求項1〜3のうちの一以上
    に記載のヘキサペプチド。 5)R^1がホルミルまたは(C_2〜C_6)−アル
    カノイルである請求項1〜4のうちの一以上に記載のヘ
    キサペプチド。 6)Ac−Met(O_2)−Glu−His−Phe
    −D−Lys−Phe−NH−(CH_2)_8−NH
    _2。 7)N末端遊離アミノ基を有する断片をC末端遊離カル
    ボキシル基を有する断片と縮合させ、その際これらの断
    片において反応に関与しないときは第1級および第2級
    アミノ基を酸で除去し得るウレタン型保護基(例えばB
    oc)で保護しそしてカルボキシル基を酸で除去できる
    エステル型保護基(例えばBu^t)で保護し、このよ
    うにして得られた化合物中のアミノおよびカルボキシル
    基の保護のために導入された保護基を酸で除去し、そし
    てそれら化合物を適切な場合にはそれらの生理学的に許
    容される塩に変えることより成る請求項1〜6のいずれ
    かに記載の式 I のヘキサペプチドの製造方法。 8)請求項1〜6のいずれかに記載の式 I のヘキサペ
    プチドの医薬としての使用。 9)請求項1〜6のいずれかに記載の式 I のヘキサペ
    プチドの認識機能障害治療のための使用。 10)請求項1〜6のいずれかに記載の式 I のヘキサ
    ペプチドを含有する薬学的剤。
JP2250423A 1989-09-23 1990-09-21 抗健忘症作用を有する新規なcns―活性ヘキサペプチド Pending JPH03120295A (ja)

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