JPH0312023Y2 - - Google Patents

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JPH0312023Y2
JPH0312023Y2 JP13643886U JP13643886U JPH0312023Y2 JP H0312023 Y2 JPH0312023 Y2 JP H0312023Y2 JP 13643886 U JP13643886 U JP 13643886U JP 13643886 U JP13643886 U JP 13643886U JP H0312023 Y2 JPH0312023 Y2 JP H0312023Y2
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JP
Japan
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transistor
power supply
overvoltage protection
protection circuit
remote sense
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JP13643886U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、過電圧保護回路を内蔵しリモートセ
ンス端子を有する電源装置に関し、更に詳しく
は、過電圧保護回路のリセツト回路を設けてリモ
ートセンス線の接続し直しによりホールド用サイ
リスタをオフできるようにしたリモートセンス付
き電源装置に関するものである。
[従来の技術] 直流定電圧安定化電源装置では、負荷の損傷を
防止するため、何らかの原因により過電圧が生じ
た時にそれを検知して出力を遮断する保護回路が
設けられている。また負荷電流が大きい場合や負
荷変動の激しい場合、あるいは高精度の電圧を必
要とする場合には、出力電圧を負荷端子で検出す
る所謂リモートセンシングが行われる。
このようなリモートセンス付き電源装置の一般
的な構成例を第2図に示す。電源装置10は交流
入力を内部で直流定電圧化し出力端子から負荷
RLに供給する。負荷RLの両端はリモートセンス
端子に接続され、その負荷電圧が抵抗R1,R2
よび調整用可変抵抗VRからなる分圧器で検出さ
れ、誤差増幅器12で基準電圧VREFと比較され、
その出力で定電圧制御が行われる。
また電源10の内部には抵抗R3、ツエナーダ
イオードZD、抵抗R4からなる過電圧検出部と、
抵抗R4の電圧でトリガーされるサイリスタTHか
らなる過電圧保護回路が組み込まれる。出力電圧
が過電圧状態になつた時にツエナーダイオード
ZDが導通し、サイリスタTHをトリガーして導
通させ、電源のスイツチング動作を停止させて電
源並びに負荷を保護する。従つてサイリスタTH
のアノード側はスイツチングが止まるような個所
に接続されている。
[考案が解決しようとする問題点] リモートセンス端子が接続ミスまたは何らかの
原因により外れてオープンになると、センスへの
入力がないためパルス幅が拡がり、過電圧保護回
路が動作する。
一旦過電圧保護回路が動作すると、センス線を
接続し直し、一定時間が経過してから入力を再投
入しなければ電源をリセツトできない。
特に電源出荷時に過電圧保護回路の動作試験を
行うような場合には、しばしば過電圧保護回路が
動作することになるため、その都度一定の時間を
おいて入力を再投入する作業は極めて煩瑣であ
り、時間がかかる。
また入力を頻繁に再投入すると、その度にサー
ジ電流が流れブレーカー等機械系のスイツチにス
トレスがかかり信頼性の上でも好ましくない。
本考案の目的は上記のような従来技術の欠点を
解消し、過電圧保護回路が動作した場合でもリモ
ートセンス線を接続し直すだけで電源のリセツト
を行うことができるようなリモートセンス付き電
源装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本考
案は、過電圧保護回路を内蔵しリモートセンス端
子を有する電源装置に過電圧保護回路のリセツト
回路を組み込んだものである。
このリセツト回路は、過電圧保護回路のホール
ド用サイリスタに並列に接続した第1のトランジ
スタと、第2のトランジスタとコンデンサを直列
に接続した前記第1のトランジスタ用のベース回
路と、内部動作電源(スイツチング動作が停止し
ても生きている電源)とリモートセンスの一端と
の間に接続した前記第2のトランジスタ用のベー
ス回路とを備えている。
[作用] 通常の動作状態においてはリセツト回路は働か
ず、電源並びに過電圧保護回路は、基本的には従
来と同様に動作する。
過電圧保護回路が動作した場合、外れているリ
モートセンス線を正常に接続し直すだけで過電圧
保護回路をリセツトできる。これはセンス線の接
続し直しにより、第2のトランジスタ用のベース
回路に電流が流れて該第2のトランジスタがオン
になり、それによつてコンデンサを通して第1の
トランジスタに電流が供給され瞬間的にオンにな
り、ホールド用サイリスタの両端を短絡して該サ
イリスタをオフになるからである。これによつて
電源の出力に電圧が生じる。
第1のトランジスタはコンデンサに充電される
時間だけ瞬間的にオンするだけだから、サイリス
タをオフした後は、該第1のトランジスタも直ち
にオフし、それ以降は再び正常な過電圧保護動作
が行われ得るようになる。
[実施例] 第1図は本考案に係るリモートセンス付き電源
装置の要部を示す回路図である。基本的な構成は
第2図に示す従来技術と同様としたから、説明を
簡略化するため対応する部分には同一符号を付
す。
リモートセンス端子の両端間には抵抗R1,R2
および調整用可変抵抗VRからなる分圧器が設け
られ、それによつて出力電圧を検出し誤差増幅器
12で基準電圧VREFと批較して誤差電圧をコンパ
レータ14に出力する。コンパレータ14の他方
の入力端子には三角波が印加され、それらによつ
てスイツチングトランジスタのパルス幅を制御す
る。
過電圧保護回路は、抵抗R3、ツエナーダイオ
ードZD、抵抗R4からなる過電圧検出部と、前記
抵抗R4の端子電圧でトリガーされるサイリスタ
THとからなる。
さて本考案が従来技術と顕著に相違する点は仮
想線で囲んだようなリセツト回路16を設けた点
である。このリセツト回路16は、ホールド用サ
イリスタTHに並列に接続した第1のトランジス
タQ1と、第2のトランジスタQ2とコンデンサC
および抵抗R5を直列に接続するとともに前記コ
ンデンサCに並列に抵抗R6を接続した第1のト
ランジスタ用のベース回路と、内部動作電源Vcc
とリモートセンスのプラス側端子との間に接続し
た抵抗R7、ダイオードD、抵抗R8からなる第2
のトランジスタ用のベース回路とから構成され
る。なお内部動作電源Vccは、過電圧保護回路が
動作しスイツチング動作が停止しても生き続ける
電源であり、且つ規定の出力電圧よりも低い電圧
である。
正常動作時には出力電圧は分圧器で検出され、
誤差増幅器12によつて基準電圧VREFと比較さ
れ、コンパレータ14で制御したパルス幅でスイ
ツチングトランジスタを駆動することによつて出
力の定電圧制御がなされる。
ここでリモートセンス線が何らかの原因で外れ
たり、あるいは接続ミスで接続されていなかつた
りするとリモートセンスに入力がないからパルス
幅が拡がり、出力電圧が高くなる。そしてツエナ
ーダイオードZDのツエナー電圧を越えると、そ
れがオンになつて電流が流れ、サイリスタTHが
トリガーされてスイツチングが停止し過電圧保護
が行われる。
この時、本考案によればリモートセンス線を正
常に接続し直せば、電源Vccから抵抗R7、ダイオ
ードD、抵抗R8を通り出力ダミー抵抗R9を通つ
て電流が流れ、そのため第2のトランジスタQ2
がオンになり、その瞬間のみコンデンサCを通つ
て充電電流が流れる。この充電電流により抵抗
R5の両端には第1のトランジスタQ1をオンさせ
得るだけの電圧が生じ、第1のトランジスタQ1
が瞬間的にオンになる。第1のトランジスタQ1
のオン電圧はサイリスタTHのオン電圧よりも低
いから、Q1がオンすることによつてサイリスタ
THのホールド電流が流れ込み、このためサイリ
スタTHはオフになる。つまり過電圧保護回路が
リセツトさせることになる。これによつて出力に
は再び電圧が現れる。
リモートセンス線が外れている状態では、その
端子は分圧器に接続されているから抵抗R7を通
るラインに電流が流れるが、一般に分圧器の抵抗
値は出力ダミー抵抗R9に比べて非常に大きいか
ら、その電流では第2のトランジスタQ2はオン
せず、過電圧保護回路は動作したままの状態を保
つ。
なおこの実施例においてダイオードDは正常動
作時において出力側からVcc側へ電流が流れ込む
のを阻止する機能を果たす。またコンデンサCと
並列に接続した抵抗R6は単純にコンデンサCの
電荷放電用で、電源Vcc→第2のトランジスタQ2
→抵抗R6→第1のトランジスタQ1のルートでは
オンしないような大きな抵抗値のものである。従
つて第2のトランジスタQ2がオンになつている
期間中全て第1のトランジスタQ1がオンになる
のではなく、第2のトランジスタQ2がオフ状態
からオン状態に切り換つた瞬間のみコンデンサC
を通つて第1のトランジスタQ1がオンになる動
作をする。それ故、一度リモートセンス線を外し
てコンデンサCの電荷が放電される時間をおいて
接続し直せばリセツトできることになる。
またリモートセンス線が正常に接続されてい
て、なおかつ過電圧保護回路が動作した時は、出
力の立ち下がり特性が出力コンデンサの放電によ
りなだらかになるため、第1のトランジスタQ1
はオンせずリセツトされてしまうことはない。こ
の時もリモートセンス線を一旦外して再度接続し
直せばリセツトでき、過電圧保護回路の動作試験
等を簡便に行えることになる。
[考案の効果] 本考案は上記のようにリモートセンス線の接続
し直しにより過電圧保護回路をリセツトできるリ
セツト回路を設けたリモートセンス付き電源装置
であるから、電源出荷時の過電圧保護回路の動作
試験等において過電圧保護回路が動作した後入力
を再投入しないで済み、試験に要する時間を短縮
できるし、サージ電流が流れないためブレーカー
等機械系のスイツチ類に負担がかからず、繰り返
し試験を行つても信頼性が低下する等の不都合が
生じない効果がある。
特に例えばプラント等において電源を投入した
ままメンテナンスを行うことが多く、このような
場合には一々入力を再投入しなくて済む本考案は
極めて大きい効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリモートセンス付き電源
装置の一実施例を示す回路図、第2図は従来技術
の一例を示す回路図である。 10……電源装置、16……リセツト回路、
TH……サイリスタ、Q1……第1のトランジス
タ、Q2……第2のトランジスタ、C……コンデ
ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過電圧保護回路を内蔵し、リモートセンス端子
    を有する電源装置において、過電圧保護回路のホ
    ールド用サイリスタに並列に接続した第1のトラ
    ンジスタと、第2のトランジスタとコンデンサを
    直列に接続した前記第1のトランジスタ用のベー
    ス回路と、内部動作電源とリモートセンスの一端
    との間に接続した前記第2のトランジスタ用のベ
    ース回路とからなるリセツト回路を具備し、リモ
    ートセンスの接続し直しにより過電圧保護回路を
    リセツトできるリモートセンス付き電源装置。
JP13643886U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0312023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13643886U JPH0312023Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13643886U JPH0312023Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344634U JPS6344634U (ja) 1988-03-25
JPH0312023Y2 true JPH0312023Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=31039550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13643886U Expired JPH0312023Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JPS6344634U (ja) 1988-03-25

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