JPH03120054A - 電荷移動像形成プリントカートリッジ - Google Patents

電荷移動像形成プリントカートリッジ

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JPH03120054A
JPH03120054A JP24822489A JP24822489A JPH03120054A JP H03120054 A JPH03120054 A JP H03120054A JP 24822489 A JP24822489 A JP 24822489A JP 24822489 A JP24822489 A JP 24822489A JP H03120054 A JPH03120054 A JP H03120054A
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electrode
cartridge
substrate
spine
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JP24822489A
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English (en)
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Robert S Mccallum
ロバート・エス・マッカラム
C Kostash Robert
ロバート・シー・コスタッシュ
E Hendricks Dale
デイル・イー・ヘンドリックス
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DS HOLDINGS Inc
ZIDAX CORP
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DMC DEV CORP
DS HOLDINGS Inc
ZIDAX CORP
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、その後に行なわれるトナー処理(toni口
g)およびキャリヤ(carrierlへの転写のため
に、誘電体に潜像を形成するための電荷移動像形成(c
harge transfer imaging) 、
より詳細には、かかる像形成を行なうためのカートリッ
ジに関する。
本明細書においては、本発明を、誘電体で被覆したプリ
ントドラムを用いたプリンタを(!il+ 4ことって
説明するが、本発明は、種々の構成の受像面を利用した
プリンタと組合わせて使用することもでき、またプリン
タ以外の装置にも有用であることは、当業者にとって明
らかなことである6(従来の技術および発明が解決しよ
うとする課題) コンピュータまたはワードプロセッサの出力を受けて、
該圧力を、「ハードコピー」じhardcopy”lと
広く呼ばれる紙の上で像に変換することができる周辺機
器の必要性が高まっている。−船釣には、かかる周辺技
術は、フォトランド(Fat −1and)  とキャ
リッシュ(Carrish)に付与された米国特許第4
.155,093号またはキャリッシュに付与された米
国特許第4.160.257号に記載のものと同様の電
荷移動プロセスを利用したプリンタである。このブリン
クは、誘電体の周囲に電極を組合せたものを利用してお
り、この電極組合わせ体は、例えば、ワックスを含浸さ
せた酸化アルミニウムを被覆したドラムに帯電させるよ
うに制御される。このようにして、潜像が、紙に形成さ
れるべき像に対応して形成され、潜像は次にトナー処理
に付され、紙に転写された後に融着される。別のコピー
を得ることが必要な場合には、かかる手順が繰返され、
必要な枚数のコピーを得る。更に、電子制御により像を
変化させることができるので、像の一部をプリントした
り、像全体を紙面に対して90度回転させることもでき
る。このような変化が可能であるので、電子的に得られ
た情報のハードコピーが必要なときには常に、かかるブ
リンクを所望の装置とすることができる。
プリントカートリッジはプリントドラム面に隣接して配
置され、通常はドラムの回転軸と平行に延びるように配
設される。ドラムの面と対面しかつ電荷源を備えるカー
トリッジの内面即ち放電面は、鮮明な像を得るために十
分に接近するとともにカートリッジの電極とドラムとの
間のフラッシュオーバ(flashover)を防止す
るために十分に離隔するように、ドラムから正確に離隔
させなければならない。
カートリッジ構造体の一例が、マツカラム(Mc−Ca
llum)等に付与された米国特許第4,679.06
0号に記載されている。このカートリッジは、多数の比
較的薄い平面構造の層を備え、カートリ・νジの内面に
配設された電極マトリックスの形態をなす電荷発生器に
より電荷移動像を形成する。ドラムから離れて対面する
カートリッジの外面には、マザーボード(mother
 board)としても知られ、像の形成を制御するた
めのカートリッジ制御ボードにノンク結合された対応す
るばね付勢接点を有する各電極を電気的に接続するため
の接点が設けられている。かかるカートリッジを受ける
ためのプリンタの構成の一例が、本発明者の発明に係り
、マクズスゼンコ(Maczuszenko)に付与さ
れた米国特許第4.516.847号に記載されている
。このカートリッジは更に、カートリッジに剛性を付与
するとともに、カートリッジがプリンタに装着されまた
はプリンタから取外されたときに使用されるべきハンド
ルを提供するように、外方へ延びるアルミニウムのスパ
イン(spine)を備えている。
カートリッジは、シムを使用してプリント構造体に対し
て調整されて、カートリッジとドラム表面との間に所望
の間隔[−船釣には、約0.25mm(0,01インチ
)]を形成する取付はブロック上のプリンタの中に取着
されている。従って、カートリッジを取替えるたびにこ
の間隔を調整することは、困難であることがわかる。か
くして、取付はブロックは、プリンタの組立の際にセッ
トアツプされ、プリンタの寿命があるうちは通常は調整
することができないので、取替えたカートリッジは、取
付はブロックに正確に位置決めしなければならない。こ
のように正確に配置するためには、各カートリッジの下
部接触面は正確なサイズとしなければならず、従って、
高品位の材料、般には、高品位のガラス繊維強化エポキ
シの大きな片から形成することになるので、カートリッ
ジのコストをかなり高めることになる。更に、埃などの
粒子がカートリッジと取付は体の接触面に入り込むので
、上記した間隔に影響を与えることになる。
カートリッジの外面の接点とマザーボートとの接続は、
マザーボードから下方へ延びるスプリングビン接点によ
り行なわれる。これらの接点は、比較的高価であり、カ
ートリッジに必要な約260にのぼるこれらの接点の全
コストを考えると、プリンタのコスト全体を有意に高め
ることになる。また、ばね接点によりカートリッジの接
点、に加わるばね力は、カートリッジの正確な位置決め
を複雑にする。これは、このような小さな力が蓄積する
と、カートリッジをドラムの方向へ押圧し、カートリッ
ジとドラムとの間の間隔に影響を及ぼすようになるから
である。
カートリッジの内面にカートリッジの接点を設けて、上
記したような高価なスプリングビン接点を必要としない
別の形態のカートリッジも提供されている。しかしなが
ら、かかるカートリッジのマザーボード接点は、カート
リッジとドラムとの間の制限されたスペース内に配置し
なければならないので、より大きな径のプリントドラム
を使用する場合には、スペースはもっと制限を受けるこ
とになる。かかるカートリッジはまた、マザーボード接
点からのばね力により、カートリッジはドラムから離れ
る方向へ押圧され、この場合にも、カートリッジとドラ
ムとの間の間隔に影響を及ぼすことになるという欠点を
有する。
このような欠点により、異なる構造のカートリッジとカ
ートリッジ取付は体とを構成しなければならないことに
なる。かかるカートリッジは、横断面が矩形のスパイン
を有し、カートリッジの内側部は、スパインの内面に配
置され、カートリッジの接点はスパインの側面に配置さ
れる。カー1へリッジは、2つの離隔した素子によって
画定されるチャンネル内に配設され、ここからばね付勢
されたマザーボード接点がカートリッジの接点に押圧さ
れるように延びている。マザーボード接点からのばね力
が内側面とドラム面とに平行にカートリッジに作用して
いるときには、この力はカートリッジとドラムとの間の
間隔に影響を及ぼそうとなしない。
米国特許筒4.679.060号と特許査定がなされた
米国特許出願筒071014.408号に記載されてい
るような、従来のカートリッジ製造方法は、剛性のある
平面形カートリッジの製造に関するものであるので、放
電部の面に対して傾斜しているカートリッジ接点を有す
るカートリッジを製造するのには適していない。同様に
、非平面形カートリッジを従来の方法で製造するのは、
カートリッジの個々の構成素子の多くを製造するのにフ
ォトエツチングを使用するので、困難であり、また平坦
な面以外のものにこの処理を施すのは著しく困難である
従って、本発明の目的は、平坦な形状に製造することが
できかつ強度と剛性が得られるように剛性のある平坦で
ないスパインの周囲に形成されるように、電極を担持す
る基体がフレキシブルなカートリッジを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明−の観点によれば、一方の側の第1の部分に第1
の方向へ延びる第1の電極を担持するとともに第2の方
向へ延び、誘電層によって第1の電極から分離されかつ
エツジ構造体を画定する第2の電極を担持するフレキシ
ブルな基体と、仮想直線によって基体の前記第1の部分
から分離することができる基体の第2の部分に設けられ
た電極用の接点とを備え、基体は第1の部分と第2の部
分とが互いに傾斜するように前記線に沿って変形するこ
とを特徴とする構成の電荷移動像形成プリントカートリ
ッジが提供されている。
本発明の別の観点によれば、内壁と該内壁の側部から延
びる側壁とを有しかつ温度制御流体の通路を画定する剛
性の伝熱スパインと、該スパインの内壁と側壁に取着さ
れた誘電性基体とを備え、該基体はスパインの内壁に対
応する第1の部分に第1の方向へ延びる第1の電極と第
2の方向へ延びかつ誘電層によって第1の電極から分離
されるとともにエツジ構造体を画定する第2の電極とを
担持しており、しかも前記基体はスパインの側壁に対応
する第2および第3の部分に電極の個々の接点を担持す
ることを特徴とする構成の電荷移動像形成プリントカー
トリッジが提供されている。
本発明の更に別の観点によれば、フレキシブルな誘電性
基体と、基体にプリントされ、しかもかつ第1の方向へ
延びかつ端部から側方へ延びる個々の接点を有する並列
導体を備えた複数の第1の電極と、導体が第1の側部に
配置されるように第1の電極の少なくとも並列導体を覆
う誘電層と、誘電層の第2の側部に配置されかつ第2の
方向へ延びる複数の第2の電極とを備え、第2の電極の
第1の部分は第1の電極の並列導体をまたぐエツジ構造
体を画定するとともに並列導体の側方へ延びる個々の接
点を有しており、前記基体は3つの互いに傾斜した部分
を画定するように前記第1の方向と略平行する2本の仮
想線に沿って変形され、第1の電極の導体と誘電層と第
2の電極の第1の部分は第1の中央部に配置され、しか
も第1の電極と第2の電極の接点は第2および第3の部
分に配置されることを特徴とする構成の電荷移動像形成
カートリッジが提供されている。
(実施例) 先づ、第1図について説明すると、第1図は本発明に係
る電荷移動像形成カートリッジの好ましい実施例を備え
たプリンタの一例を示す概略側面図である。本発明は、
この種のプリンタに関して特に有用であるが、電荷移動
像形成を行なう、別の構成のブリンクおよび伯の装置と
ともに使用することができるものである。
全体が参照番号20で示されるプリンタには、プリント
ドラム22が、軸線24を中心に回転することができる
ように取着されており、このドラムは、本発明の好まし
い実施例に係る電荷移動プリントカートリッジ30から
像を受けることができる誘電面28を有する導電性コア
26を備えている。カートリッジ30は、電気制御シス
テム32により駆動され、カートリッジ取付は体(mo
unting) 34によって所定の位置に保持される
。ドラム22が図示の方向に回転すると、潜像がカート
リッジ30により誘電面28の外面に形成される。この
像は、次に、フィーダ機構38によってホッパ36から
供給されるl・ナーと接触される。得られたトナー処理
された像は、一対のフィードローラ46を介してプリン
タに入ろ紙シート44のような受容体の通路に配置され
た従順な(compliant)外層42を有する圧力
ローラ40が形成されたニップ(旧p)に向けてドラム
22によって移送される。ニップにおける圧力は、トナ
ーを紙シートに移すのに十分なものであり、ドラム22
の軸線とローラ40の軸線とが互いに対して約45分の
角度で画定されているので、トナーは、ドラムから紙に
移されるときに紙に融着される。紙は、一対の出口ロー
ラ48の間を通ってブリンクを出る。
オペレータによるすべての操作と保守は、プリンタの一
方の側から行なうことができることが所望され、このた
め、アクセス用の開口(accessopeningl
 50がブリンクの側部に設けられ、取付は体34を起
動することによりカートリッジ30を外した後に、カー
トリッジ30にアクセスすることができるようにしてい
る。
次に、カートリッジ30を示す第2乃至4図について説
明する。カートリッジ30の主構造部材は、中空で、略
矩形の細長いアルミニウムのスパイン52であり、この
スパイン52は、内壁54、外壁56および側壁58と
60を有している。外壁56には、カートリッジ取付は
体34(第1図)と係合する長手方向に延びる位置決め
ノブ62が設けられており、スパインの一端は、取付は
体34から引出すようにスパインを把持するハンドル6
4を形成している。スパイン52の内部には、多数のフ
ィンがあり、その1つが参照番号66で示されている。
フィンは、内壁54から側壁58.60に平行に外方へ
延びている。高速ブリンクにおいて使用するカートリッ
ジにおいては、フィンは、スパイン52を通る冷却空気
に内壁から熱を成敗する。低速プリンタにおいて使用さ
れるカートリッジにおいては、フィンは、スパインを通
る加熱空気により内壁の加熱を容易にすることができる
。あるいは、フィンは省略することができ、この場合に
は、加熱素子(図示せず)をスパインの中に配設するこ
とができる。
フレキシブルな基体即ち基板68が、スパイン52の内
壁54と側壁58.60とに取着されている。基板は、
第5図に関して説明されるカートリッジ30の種々の構
成素子の取付は体として作用する。
カートリッジは、第5図に示すように平坦につくられ、
スパインの周囲にラップさる。その結果、内壁54は列
をなす開口55を備え、これらの開口を介して放電が行
なわれるようにしている。電極間の放電を行なわせるよ
うにこの開口と整合して接点が側壁58と60に配設さ
れている。端部接点59はスパインの長手方向へ延びる
駆動電極70(第5図)に接続され、接点61は駆動電
極の上方を側方へ延びるフィンガ電極78(第5図)に
接続されている。これらの素子については、後述する。
第5図は、製造の際に、かつ、基板をフレキシブルにし
てスパイン52に固着する前に、基板68に取着される
構成素子を示すように一部が破断さたカートリッジを示
す。フレキシブル基板68に担持されている最も内側の
構成素子は、第1の電極即ち駆動電極70である。これ
らの電極70は、基板68に沿って略長平方向へ延びる
複数の並列された導体72と、各並列導体72の一端か
ら略側方へ延びる個々の接点74とから構成される。
誘電層76が並列導体72の上方に配設され、第2の電
極即ちフィンガ電極78が次の層を形成している。フィ
ンガ電極78は、誘電層76の上方に配置された第1の
部分80を備えており1個々の接点61は誘電層76の
側方へ向けて第1の部分80の両側に交互に配設されて
いる。あるいは、接点は全てが、誘電層78の一方の側
へ延びるようにすることもできる。スペーサ層84と8
6がフィンガ電極78の上方に配置され、スフノーン電
極88が第2の即ち最も外側のスペーサ層86によって
支持されている。スクリーン電極88とスペーサ層84
.86は、駆動電極70とフィンガ電極78が必要な電
荷像形成マトリックスを提供するので、任意のものであ
る。しかしながら、プリントの質は、第3の電極である
スクリーン電極88を使用することによりかなり高めら
れるので、好ましい実施例においては、これが使用され
る。オーバーコート(overcoat1層90が基板
に被着される最後の素子であり、スクリーン88を基板
68に封着する作用を行なう。
基板は、ガラス繊維強化エポキシの薄片ようなフレキシ
ブルな誘電材料から形成されており、本実施例において
は、長さが400mm、幅が62mm、肉厚が0.1m
mの寸法に形成されている。基板の形成に使用される適
宜のエポキシとして、ニューヨーク州、フージック・フ
ォールス(Hoosi−ck Falls)に所在する
ノーブレックス・才一り(Norplex 0ak)社
がFR4の表示を付して販売しているものがあり、両側
に約0.017mmの厚さの銅のコーティングが最初に
被着される。
銅面の一方は、水と銅クリーナで清浄にしてから水で洗
浄し、炉で乾燥することにより形成される。ハーキュル
ズ(HerculesJ社がら商標AQUAMERを付
して販売されているフォトレジストのようなフォトレジ
ストが銅表面に被着され、2つの位置決め孔92と94
を、フォトレジスト、銅および基板を形成する種々の層
に形成する。このようにコーティング処理された基板6
8を適所に配置し、適宜のアートワーク(artwor
k)  (1示せず)をフォトレジスト層の上方に置き
、基板に対するアートワークの配置と引出しとを真空に
より行なう。露光後、フォトレジストおよび銅コーテイ
ングをエツチング処理して銅コーテングの一部を残し、
駆動電極70を形成する。
駆動電極70に耐食性を付与するために、露出した電極
面にニッケルめっきをする。ニッケルめっきは、めっき
操作の際に駆動電極70を互いに電気的に接続すると、
−層首尾よく行なわれることがわかった。ニッケルめっ
きは、接点74間に接続部を残す最初のエツチングによ
り行なうことができる。これらの接続部は、フィンガ電
極を後述するように基板に固着した後に第2のエツチン
グにより除去される。
誘電層76は、電極70を覆うように被着される。誘電
層76は、適宜の誘電材料、−射的には、マイカfmi
ca)から形成することができ、これは、清浄にした後
、紫外線硬化エポキシを用いて被着することができる。
この接着剤は、マイカと導電体との間に配置され、次に
これらの部品を互いに押圧して、均一なコ−テングを得
るようにするとともに、各駆動電極間に接着剤を含浸さ
せるようにする。
マイカを使用する場合、マイカを被着する基板の部分を
曲げたり撓ませたりすると、脆いマイカ層が損傷を来す
ことになるので、曲げたり撓ませたりしないようにすべ
きである。
処理工程において、基板の曲げや撓みを防止することが
できず、あるいは必要とされる誘電体の寸法によりマイ
カを使用することができない場合には、別の誘電材料を
使用すべきである。かがる適宜の材料として、適宜の湿
潤および流動剤を含有し、ペーストの形態で供給される
シリコーン改質ポリマがあり、通常は、紫外線で硬化す
る前に、スクリーン印刷により被着される。
フィンガ電極78は、ステンレス鋼のフォイルを2度エ
ツチングすることにより形成される。最初のエツチング
は、フォイルを清浄にし、両側に、上記した商標AQU
AI、IERを付して販売されている適宜のフォトレジ
ストを被覆したときに行なわれる。被覆したフォイルは
露光装置において2つの同様なアートワーク間に配置し
てサンドイッチ構造としてから、両側から露光する。次
に、フォイルを露光装置から取出してエツチング処理を
施し、米国特許第4,155,093号に記載のように
電荷発生部位として作用するエツジ構造体(edges
tructure)を提供する、開口110を含む電極
の主要部分を形成する。
フィンガ電極のフォイルを基板68に配置する前に、触
媒と溶媒をアメリカ合衆国のゼネラルエレクトリック(
G、E、)社から商標5ILGRrPを付して販売され
ているような樹脂と混合することにより形成することが
できる、デニソン・マニュファクチュアリング・オブ・
マサチューセッツ(Dennison Manufac
turing of Massachusetts)社
から商(票DENSILを付して販売されているような
感圧接着剤のコーティングを基板68に噴霧し、それか
ら基板を脱イオン水に浸漬する。清浄にしたフォイルを
基板の上に置き、左右に動かして接着剤をぬらす。フォ
イルは水に浮くことにより、フォイルを並列された駆動
電極70に対して位置決めすることができ、この位置決
め操作は、顕微鏡による観察下で行なわれる。フォイル
を正しく整合してから、フォイルの隅部の1つを押圧し
て誘電層76と接触させる。次に基板68を乾燥した面
に置き、吸水性ワイプ(wipe)をフォイルに押付け
て脱イオン水を吸収することにより、フォイルを誘電層
76および基板68と接触させる。次に、アセンブリを
乾燥させた後に、圧延してフォイルを基板に適正に接着
させる。
このようにして得られたサブアセンブリに、次に2次積
層、画像形成およびエツチング処理を施して、隣接する
フィンガ電極を分離する。より早い段階でフィンガ電極
の分離が起こると、フォイルを弱めて取扱いが一層困難
となるので、エツチング処理はこの段階でのみ行なわれ
る。
方法の次の工程は、基板68に乾燥膜ソルダマスク(d
ry film 5older mask)を別々に積
層することにより形成される第18よび第2のスペーサ
層84.86を形成する工程である。このソルダマスク
には、アメリカ合衆国のデュポン(DuPont1社か
ら商標VACRELを付して販売されているものがある
。各ソルダマスクは、適宜のアートワークで別個に被覆
し、露光する。
基板68に、合わせた厚みが約0.15mm(0,00
6インチ)の2つの露光した層を積層した後に、ソルダ
マスクを現像して、未露光のソルダマスクを除去し1次
いで、洗浄と乾燥を行なう。
スペーサ層84は、フィンガ電極78の第1の部分80
を覆う中央部114を構成する。この部分には、フィン
ガ電極78の第1の部分80に形成した列をなす開口1
10に対応する複数の並列したスロット112が設けら
れている。端部は、駆動電極の接点59間の空間を占め
るように設けられている。
第2のスペーサN86は、第1のスペーサ層84の中央
部だけを覆うように形成されるとともに、整合したスロ
ット114を有している。
スクリーン電極88は、清浄にしたステンレス鋼のフォ
イルを積層し、露光し、エツチングして、エツチング処
理したフォイルとすることにより形成される。スクリー
ン電極88には、フィンガ電極とスペーサ層のそれぞれ
の開口とスロットに対応して並列して配設された上記し
た開口55が形成されている。
基板68とスクリーン電極88を組立てるには、基板を
平滑な支持面(work 5urface)に載置し、
商標DENSILの接着剤のような感圧接着剤のビード
を基板の各端部に被着する0次ぎに、スクリーン電極8
8を基板の上に配置し、顕微鏡を使用して正確に位置決
めする。スクリーン電極を正しく位置決めしてから、押
し下げて接着剤を押し拡げ、より大きな接着面積を形成
する。
肉厚が4mmのステンレス鋼のスクリーンマスクをスク
リーン電極88の開口を覆うようにスクリーン88に載
置し、次ぎに基板にソルダマスクを積層することにより
形成されるソルダマスクのオーバーコートN90によっ
て、スクリーン電極88のエツジを基板に封着する。適
宜のアートワークなソルダマスクの上の配置し、スクリ
ーン電極88とソルダマスクに埋ったスクリーンマスク
とを露光する。次ぎに、カバーシートを除去し、ソルダ
マスクを現像し、更にスクリーンマスクを除去して、ス
クリーン電極88のエツジを封着する(seal do
w口)オーバーコート層9oを残す。
基板アセンブリは、これにより、スパイン(第3図)に
取付ける準備が整い、両面接着テープを基板の外面に張
付ける。次ぎに、並列導体72とフィンガ電極の第1の
部分8oとを担持する基板の部分を、スパイン52の内
壁54に取着し、整合ビンを使用して基板をスパインに
正しく位置決めする。次ぎに、並列導体72を駆動電極
の接点74から分離しかつ第1の部分8oをフィンガ電
極70の接点61から分離する2本の長手方向へ延びる
仮想線150と152に沿って基板68を折り曲げ、3
つの互いに傾斜した部分を形成する。接点を担持する基
板の側部は、スパイン52の側壁58.60に取着され
る。かくして、カートリッジの電荷発生部が内壁54に
配置され、接点は内壁54に直交する側壁58.6oと
交差して延びる。
ソルダマスクは、硬化すると脆くなるので、種々のソル
ダマスク層は、3乃至5ジユール/ c mを出力する
ことができる赤外線光に、オーバーコート処理した基板
を露光することにより、この時点で硬化した。 VAC
RELソルダマスクを使用する場合には、完全に硬化す
ると、ソルダマスクの色は、ソルダマスクが多重層とな
っている領域では暗緑色から明線色に変わり、ソルダマ
スクが単一層の領域では暗緑色から実質上黄色に変わる
このようにして構成されたカートリッジ30は、上記し
たようにプリンタに配設することができ、電極70と7
8は選択的に励起されて、フィンガ電極78の開口11
0において、スクリーンの開口を介してプリントドラム
に向けられる電荷のパターンを形成し、帯電した画像を
ドラムに形成する。
上記したプリントカートリッジの特定の形状、製造方法
および材料は、プリントカートリッジの特定の形態およ
びその製造を例示するものであり、かつ、別の公知の方
法を利用して異なるカートリッジを製造して本発明の利
点を得ることができるものであることは、当業者にとっ
て自明のことである。例えば、基板を矩形横断面のスパ
インに固定することは必ずしも必要ではな(、横断面が
三角形のスパインに固着しても同様な効果を得ることが
できる。更に、電極の接点を、カートリッジの一方の側
部のみから延ばす場合には、L字形のスパインを使用し
て基板を支持することができる。
(効果) 以上のように、本発明のカートリッジは、カートリッジ
の接点がカートリッジの放電部に対して傾斜されている
構成を備えている。このように構成することにより、本
発明は、カートリッジとプリントドラムとの間に形成さ
れる正確なサイズの間隙と同じ方向に作用するようには
整合されていない接点を介してカートリッジ制御システ
ムと接触することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例に係る端面図として示
されているカートリッジを備えた電荷移動プリンタを例
示する側面図、第2図は第1図に示すカートリッジの側
面図、第3図は第2図のカートリッジの底面図、第4図
は第2図のカートリッジの端面図、第5図は第2図のカ
ートリッジの部分破断斜視図である。 20・・・プリンタ、22・・・プリントドラム、24
・・・軸線、26・・・導電性コア、28・・・誘電面
、30・・・電荷移動プリントカートリッジ、32・・
・電気制御システム、34・カートリッジ取付は体、3
6・・・ホッパ、38・・・フィーダ機構、40・・・
圧力口−ラ、42・・・外層、44・・・紙シート、4
6・・・フィードローラ、48・・・出口ローラ、50
・・・アクセス用開口、52・・・スパイン、54・・
・内壁、55・・・開口、56・・・外壁、58.60
・・・側壁、59.61・・・接点、62・・・位置決
めリブ、64・・・ハンドル、66・・・フィン、68
・・・基板、70・・・駆動電極、72・・・並列導体
、74・・・接点、76・・・誘電層、78・・・フィ
ンガ電極、80・・・第1の部分、84.86・・・ス
ペーサ層、88・・・スクリーン電極、90・・・オー
バーコート層、92.94・・・位置決め孔、110・
・・開口、112.114・・・スロット、150,1
52・・・仮想線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の側の第1の部分に第1の方向へ延びる第1
    の電極を担持するとともに第2の方向へ延び、誘電層に
    よって第1の電極から分離されかつエッジ構造体を画定
    する第2の電極を担持するフレキシブルな基体と、仮想
    直線によって基体の前記第1の部分から分離することが
    できる基体の第2の部分に設けられた電極用の接点とを
    備え、基体は第1の部分と第2の部分とが互いに傾斜す
    るように前記線に沿って変形することを特徴とする電荷
    移動像形成プリントカートリッジ。
  2. (2)内壁と該内壁の側部から延びる側壁とを有しかつ
    温度制御流体の通路を画定する剛性の伝熱スパインと、
    該スパインの内壁と側壁に取着された誘電性基体とを備
    え、該基体はスパインの内壁に対応する第1の部分に第
    1の方向へ延びる第1の電極と第2の方向へ延びかつ誘
    電層によって第1の電極から分離されるとともにエッジ
    構造体を画定する第2の電極とを担持しており、しかも
    前記基体はスパインの側壁に対応する第2および第3の
    部分に電極の個々の接点を担持することを特徴とする電
    荷移動像形成プリントカートリッジ。
  3. (3)スパインの内壁から前記通路の中へ延びるフィン
    が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電
    荷移動像形成プリントカートリッジ。
  4. (4)フレキシブルな誘電性基体と、 基体にプリントされ、しかもかつ第1の方向へ延びかつ
    端部から側方へ延びる個々の接点を有する並列導体を備
    えた複数の第1の電極と、 導体が第1の側部に配置されるように第1の電極の少な
    くとも並列導体を覆う誘電層と、誘電層の第2の側部に
    配置されかつ第2の方向へ延びる複数の第2の電極とを
    備え、 第2の電極の第1の部分は第1の電極の並列導体をまた
    ぐエッジ構造体を画定するとともに並列導体の側方へ延
    びる個々の接点を有しており、前記基体は3つの互いに
    傾斜した部分を画定するように前記第1の方向と略平行
    する2本の仮想線に沿って変形され、第1の電極の導体
    と誘電層と第2の電極の第1の部分は第1の中央部に配
    置され、しかも第1の電極と第2の電極の接点は第2お
    よび第3の部分に配置されることを特徴とする電荷移動
    像形成カートリッジ。
  5. (5)第2の電極の第1の部分を覆う誘電性スペーサ層
    と、 誘電性スペーサ層の上方に配設されかつ第1の電極のエ
    ッジ構造体に対応して列をなす個々の開口を画定するス
    クリーン電極とを更に備えることを特徴とする請求項4
    に記載の電荷移動像形成カートリッジ。
  6. (6)第1および第2の電極の接点の端部は材料層によ
    って基体に封着されていることを特徴とする請求項4に
    記載の電荷移動像形成カートリッジ。
  7. (7)スクリーン電極を基体に封着する別のスペーサ層
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の電荷移動像
    形成カートリッジ。
  8. (8)カートリッジに剛性を付与するように基体に取着
    された剛性スパインを備え、該スパインは変形する基体
    の形状に対応した3つの面を有することを特徴とする請
    求項4に記載の電荷移動像形成カートリッジ。
  9. (9)前記各第2の電極は、第1の電極の並列導体をま
    たぐ列をなす開口を画定するとともに前記エッジ構造体
    を画定する第1の中央部を備えることを特徴とする請求
    項4に記載の電荷移動像形成カートリッジ。
JP24822489A 1989-09-26 1989-09-26 電荷移動像形成プリントカートリッジ Pending JPH03120054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123518A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005123518A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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