JPH03119211A - 橋梁用継目部の伸縮継手構造体 - Google Patents

橋梁用継目部の伸縮継手構造体

Info

Publication number
JPH03119211A
JPH03119211A JP25544589A JP25544589A JPH03119211A JP H03119211 A JPH03119211 A JP H03119211A JP 25544589 A JP25544589 A JP 25544589A JP 25544589 A JP25544589 A JP 25544589A JP H03119211 A JPH03119211 A JP H03119211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
expansion joint
binder
bridge
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25544589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oba
弘 大庭
Yutaka Kato
裕 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP25544589A priority Critical patent/JPH03119211A/ja
Publication of JPH03119211A publication Critical patent/JPH03119211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 この発明は、橋梁用継目部の伸縮継手構造体に係わり、
更に詳しくは橋梁用継目部に埋設する伸縮継手部材を、
伸縮性の良好な混合物と、荷重性良好な繊維補強部材と
を組合せた橋梁用継目部の伸縮継手構造体に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来、道路橋の継目部に設置される埋設用伸縮継手は、
第4図(a)〜第4図(e)に示すような施工工程によ
り行なわれている。
即ち、まず第4図(a)に示すように、床版1上に防水
層2を介して敷設されたアスファルト舗装3の継目部4
を、カッターにより所定幅に切断して第4図(b)に示
すように継目部4のアスファルト舗装3aを除去する。
そして、第4図(C)に示すように、その箱抜き部5の
床版1の遊間部分6に、バックアツプ材7を嵌合し、そ
の上にバインダー8を注入させて止水機能をもたせる。
更に、その上に遊間部分6を跨ぐように敷板9を設置し
てバックアツプ材7及びバインダー8に位置決めピン1
0を突き刺して固定する。
このような状態から、第4図(d)に示すように、断面
凹状の箱抜き部5に、瀝青系バイダー(ホットメルト・
ラバー・バインダー)と硬質骨材とを混合した伸縮継手
部材としての混合物11を現場にて加熱した状態で約3
011Iffl厚さで数工程に分けて締め固め、最後に
第4図(e)に示すようにアスファルト舗装3の表面と
、混合物11とが路面−となるように調整処理するによ
り、橋梁用継目部の補修工事を終了させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上記のような埋設用伸縮継手は、アスファル
ト舗装材厚の中に、瀝青材またはゴム入り瀝青材と、硬
質骨材との混合物を敷設し現場にて締固めて成形して設
置しているために、次のような問題があった。
(a)、材質的に硬い場合には、伸縮性に乏しく、ひび
割れや剥離が発生し易い。
Φ)、材質的に柔らかい場合には、流動変形し易く、交
通渋滞、車輌の停止及び発進、道路勾配。
重車輛交通によって道路に轍(道路面の凹凸)が発生し
易い。
(C)、金属のハニカム、メツシュ等の硬質の補強材を
挿入すると、経時で摩耗に差が出来て、突起が発生した
り、冬季除雪作業への支障等の原因となる。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、伸縮継手部材を、伸縮性の良好な混合物と荷重
性良好な繊維補強部材とを組合せた構造にすることによ
り、伸縮追従性を良好にすることが出来ると共に、轍の
発生も防止出来、更にひび割れや剥離を有効に防止する
ことが出来る橋梁用継目部の伸縮継手構造体を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、伸縮継手部材を構
成する瀝青系バイダーと硬質骨材との混合物中に、耐熱
性2強靭性を有するガラス繊維、金属繊維等から成る繊
維補強部材を分散混合させて伸縮継手部材を構成したこ
とを要旨とするものである。
また、この発明は、橋梁用の継目部に埋設する瀝青系バ
イダーと硬質骨材とを混合した混合物の厚み方向に、耐
熱性1強靭性を存するガラス繊維、金属繊維等から成る
不織布或いはクロスで構成された繊維補強層を少なくと
も1層以上所定の間隔を隔てて介在させて構成したこと
を要旨とするものである。
更に、この発明は、橋梁用の継目部に埋設する伸縮継手
部材を、瀝青系バイダーと硬質骨材とを混合した複合混
合物と、瀝青系バイダーと硬質骨材との混合物中に、耐
熱性1強靭性を有するガラス繊維、金属繊維等から成る
繊維補強部材を分散混合させた補強用混合物との上下2
層に分割して構成すると共に、前記補強用混合物を、上
層側に配設して構成したことを要旨とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は上記のように構成され、伸縮継手部材を、瀝
青系バイダーと硬質骨材との混合物と、耐熱性9強靭性
を有するガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強部材
、ガラス繊維、金属繊維等から成る不織布或いはクロス
で構成された繊維補強層、または耐熱性3強靭性を有す
るガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強部材を分散
混合させた補強用混合物とを組合せて構成することによ
り、アスファルト舗装の轍の発生を有効に防止出来ると
共に、表層の損傷を有効に防止出来るものである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
なお以下の説明で、上記従来例と同一構成要素は同一符
号を付して説明する。
第1図は、この発明の第1実施例を示す断面図を示し、
この伸縮継手部材12は、瀝青系バイダー(ホットメル
ト・ラバー・バインダー)と硬質骨材とを加熱混合して
成形する際に、第3の成分として前記混合物12a中に
、耐熱性。
強靭性を有するガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補
強部材13を所定量分散混合させて伸縮継手部材12を
構成する。
そして、このように構成される伸縮継手部材12を施工
する場合には、従来工法と同様に、床版l上に防水層2
を介して敷設されたアスファルト舗装3の継目部4を、
カッターにより所定幅に切断してアスファルト舗装を除
去し、そして箱抜き部5の床版1の遊間部分6に、バッ
クアツプ材7を嵌合し、その上にバインダー8を注入さ
せて止水機能をもたせる。更に、その上に遊間部分6を
跨ぐように敷板9を設置してバックアツプ材7及びバイ
ンダー8に位置決めピン10を突き刺して固定する。こ
のような状態から、弾性シート11を敷設し、バインダ
ー8aを流し込み、断面凹状の箱抜き部5に、上記のよ
うな瀝青系バイダー(ホットメルト・ラバー・バインダ
ー)と硬質骨材との混合物中に耐熱性2強靭性を有する
ガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強部材13を所
定量分散混合させた伸縮継手部材12を敷設し、締固め
て伸縮継手構造体を構成するものである。
また、第2図はこの発明の第2実施例を示し、この実施
例は、橋梁用の継目部に埋設する瀝青系バイダーと硬質
骨材とを混合した混合物12aの厚み方向に、耐熱性9
強靭性を有するガラス繊維、金属繊維等から成る不織布
或いはクロスで構成された繊維補強層14を少なくとも
1層以上所定の間隔を隔てて介在させて構成し、これを
締固めて伸縮継手構造体を構成したちのである。
更に、第3図はこの発明の第3実施例を示し、この実施
例は、橋梁用の継目部に埋設する伸縮継手部材を、瀝青
系バイダーと硬質骨材とを混合した複合混合物15と、
瀝青系バイダーと硬質骨材との混合物中に、耐熱性9強
靭性を有するガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強
部材を分散混合させた補強用混合物16との上下2層に
分割して構成すると共に、前記補強用混合物16を、上
層側に配設して構成し、これを締固めて伸縮継手構造体
を構成したものである。
この発明、上記のように構成することで、アスファルト
舗装の轍の発生を有効に防止出来ると共に、表層の損傷
を有効に防止出来るものである。
〔発明の効果〕 この発明は、上記のように構成したので、以下のような
優れた効果を奏するものである。
(a)、従来の継目なしの伸縮継手の特徴を具備させた
状態で、耐久性の良好な構造体にすることが出来る。
(ハ)、伸縮追従性を良好にすることが出来ると共に、
轍の発生も防止出来、更にひび割れや剥離を有効に防止
することが出来る。
(C)、バインダーの流動及び骨材の移動を繊維材が阻
止するので、轍現象が防止出来る。
(ロ)、伸縮継手構造体にかかる応力を繊維材が分散す
るので、ひび割れや、剥離が生じ難くなる。
(e)8分散混合された繊維補強部材は、摩耗による突
起の発生や引っ掛けの原因となることなくバインダーの
流動及び骨材の移動、更に応力を分散させる効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す伸縮継手構造体の
断面図、第2図はこの発明の第2実施例を示す伸縮継手
構造体の断面図、第3図はこの発明の第3実施例を示す
伸縮継手構造体の断面図、第4図(a)〜第4図(e)
は、従来の施工工法の工程を示す説明図である。 3・・・アスファルト舗装、4・・・継目部、12・・
・伸縮継手部材、13・・・繊維補強部材、14・・・
繊維補強層、15・・・複合混合物、16・・・補強用
混合物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、橋梁用の継目部に、瀝青系バイダーと硬質骨材とを
    混合した混合物を埋設して成る道路橋の埋設用伸縮継手
    構造体において、前記伸縮継手部材を構成する瀝青系バ
    イダーと硬質骨材との混合物中に、耐熱性、強靭性を有
    するガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強部材を分
    散混合させて伸縮継手部材を構成したことを特徴とする
    橋梁用継目部の伸縮継手構造体。 2、橋梁用の継目部に埋設する瀝青系バイダーと硬質骨
    材とを混合した混合物の厚み方向に、耐熱性、強靭性を
    有するガラス繊維、金属繊維等から成る不織布或いはク
    ロスで構成された繊維補強層を少なくとも1層以上所定
    の間隔を隔てて介在させて構成したことを特徴とする橋
    梁用継目部の伸縮継手構造体。 3、橋梁用の継目部に埋設する伸縮継手部材を、瀝青系
    バイダーと硬質骨材とを混合した複合混合物と、瀝青系
    バイダーと硬質骨材との混合物中に、耐熱性、強靭性を
    有するガラス繊維、金属繊維等から成る繊維補強部材を
    分散混合させた補強用混合物との上下2層に分割して構
    成すると共に、前記補強用混合物を、上層側に配設して
    構成したことを特徴とする橋梁用継目部の伸縮継手構造
    体。
JP25544589A 1989-09-30 1989-09-30 橋梁用継目部の伸縮継手構造体 Pending JPH03119211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25544589A JPH03119211A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 橋梁用継目部の伸縮継手構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25544589A JPH03119211A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 橋梁用継目部の伸縮継手構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03119211A true JPH03119211A (ja) 1991-05-21

Family

ID=17278870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25544589A Pending JPH03119211A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 橋梁用継目部の伸縮継手構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03119211A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06280213A (ja) * 1993-02-26 1994-10-04 Miyaji Tekkosho:Kk 道路橋伸縮部の施工方法およびその接続構造体
KR20010085183A (ko) * 2000-02-23 2001-09-07 쇼본도 겐세츠 가부시키가이샤 교량 신축 커플링
KR100403390B1 (ko) * 2000-08-29 2003-10-30 주식회사 화신 고분자 개질 아스팔트 봉함재를 이용한 교량 또는 구조물의 신축이음 시공 방법
KR100469473B1 (ko) * 2002-09-25 2005-01-31 (주) 세일콘 도로구조물의 신축이음부 구조와 신축이음방법 및신축이음부 보수방법
KR100800585B1 (ko) * 2006-06-22 2008-02-04 조준희 탄성폴리머를 이용한 신축이음 및 그 설치 방법
CN111155424A (zh) * 2020-01-10 2020-05-15 南通大学 一种混凝土桥面装配式伸缩装置及其制造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06280213A (ja) * 1993-02-26 1994-10-04 Miyaji Tekkosho:Kk 道路橋伸縮部の施工方法およびその接続構造体
KR20010085183A (ko) * 2000-02-23 2001-09-07 쇼본도 겐세츠 가부시키가이샤 교량 신축 커플링
KR100403390B1 (ko) * 2000-08-29 2003-10-30 주식회사 화신 고분자 개질 아스팔트 봉함재를 이용한 교량 또는 구조물의 신축이음 시공 방법
KR100469473B1 (ko) * 2002-09-25 2005-01-31 (주) 세일콘 도로구조물의 신축이음부 구조와 신축이음방법 및신축이음부 보수방법
KR100800585B1 (ko) * 2006-06-22 2008-02-04 조준희 탄성폴리머를 이용한 신축이음 및 그 설치 방법
CN111155424A (zh) * 2020-01-10 2020-05-15 南通大学 一种混凝土桥面装配式伸缩装置及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3932051A (en) Highway construction
KR101157063B1 (ko) 도로구조물의 신축이음구조 및 이의 시공방법
CZ20041248A3 (cs) Způsob zpevňování a zajišťování vodotěsnosti jízdního povrchu
JPH03119211A (ja) 橋梁用継目部の伸縮継手構造体
JPH08151602A (ja) 構造物と盛土との境界部における道路構造
Colombier Cracking in pavements: nature and origin of cracks
EP1739232A2 (en) Road surfacing material over roadway joints method of manufacturing and method using the same
CN215668820U (zh) 新旧沥青路面相接结构
JP4188505B2 (ja) アスファルトシート
US5964549A (en) Structural beam for crack repair
JP3660905B2 (ja) 道路橋継目部構造
RU2357037C2 (ru) Способ и конструкция возведения автомобильной дороги с твердым покрытием
JPH0743123Y2 (ja) 道路等のジョイント部における舗装構造
CN215405377U (zh) 一种旧水泥混凝土路面再生加铺路面结构
CN219315408U (zh) 一种用于水泥基层路面与混凝土基层路面相接的装置
RU217375U1 (ru) Временное дорожное покрытие
CN212077622U (zh) 一种用于高速公路桥面铺装层的快速修补结构
JP7239448B2 (ja) 舗装方法および舗装構造
KR200227589Y1 (ko) 도로공사용 아스팔트 매트
CN219410387U (zh) 一种防治反射裂缝的沥青路面结构
Hutchinson et al. Strengthening existing airport pavements
JPH0220241Y2 (ja)
JPH0721601Y2 (ja) 道路等のジョイント部における舗装構造
Ishai et al. Design & Performance of Concrete Block Pavements for Hangar Aprons Serving Heavy Duty Aircrafts
CN106480819B (zh) 优化crcp与桥面板连接的无缝路面结构及施工方法