JPH03118458A - 反応性評価装置 - Google Patents

反応性評価装置

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JPH03118458A
JPH03118458A JP25687989A JP25687989A JPH03118458A JP H03118458 A JPH03118458 A JP H03118458A JP 25687989 A JP25687989 A JP 25687989A JP 25687989 A JP25687989 A JP 25687989A JP H03118458 A JPH03118458 A JP H03118458A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は示差走査熱量計(DSC)や示差熱分析装置(
DTA)などの熱分析装置を用いて工業用薬品などの反
応性を評価する装置に関するものである。
(従来の技術) 反応性評価としては、例えば消防法には工業薬品などの
自己反応性物質について危険物第5類に該当するかどう
かを評価する基準が定められている。消防法の規定によ
れば、基準物質として定められた物質の熱分析結果から
反応熱量と反応開始温度を求め、それを基にして判定基
準線を作成し、一方試料について反応熱量と反応開始温
度を求めてそれをプロットしたものが判定基準線上又は
それより上側にあれば危険物第5類に該当する。
従来の装置には、例えば示差走査熱量計によって基準物
質と試料を測定し、その測定結果から反応熱量と反応開
始温度を算出するものがある。基準物質について算出さ
れた反応熱量と反応開始温度から作業者が判定基準線を
作成し、試料の反応熱量と反応開始温度を判定基準線が
描かれている図にプロットし、それが判定基準線上もし
くはその上側にあるのか、又はその下側にあるのかを目
視で判定している。
(発明が解決しようとする課題) 熱分析装置によって反応熱量と反応開始温度が与えられ
たとしても、その結果から試料が危険物第5類に該当す
るか否かを判定しにくい場合がある。
そこで、本発明は試料の反応性の評価を容易にすること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、試料の反応熱量と反応開始温度を判定基準
線とともに図示するとともに、試料のデータと判定基準
線との距離を数値で表示する。
第1図は本発明を表わす。
2は熱分析装置、4は熱分析装置2の測定データを記憶
するメモリ、6はメモリ4に記憶された測定データから
反応熱量を算出する反応熱量算出部、8はメモリ4に記
憶された測定データから反応開始温度を算出する反応開
始温度算出部、10は複数の基準物質について算出され
た反応熱量と反応開始温度とから判定基準線を作成する
判定基準線作成部、12は試料について算出された反応
熱量及び反応開始温度について判定基準線からの距離を
算出する距離算出部、14は基準物質と試料についての
反応熱量と反応開始温度及び前記距離を数値で表示する
とともに、測定データ及び判定基準線を図で表示する出
力装置である。
(作用) 本発明の装置を用いると、試料の測定結果が判定基準線
とともに図として表示されるとともに。
試料のデータと判定基準線との距離が数値として表わさ
れるので、その数値の符号によって試料のデータが判定
基準線上にあるのか、その上側にあるのか、又はその下
側にあるのかを簡単に判断することができる。
(実施例) 第2図は一実施例を表わす。
20は熱分析装置の一例としての示差走査熱量計、22
はパーソナルコンピュータである。示差走査熱量計20
とパーソナルコンピュータ22の間はR8−232Cな
どの通信回線で接続され、示差走査熱量計20で測定さ
れた基準物質や試料の測定データがパーソナルコンピュ
ータ22に送られる。パーソナルコンピュータ22には
出力装置としてXYプロッタ24がセントロニクスなど
の通信回線で接続され、パーソナルコンピュータ22で
計算された判定結果が24へXYプロッタ出力される。
第1図におけるメモリ41反応熱量算出部6、反応開始
温度算出部8、判定基準線作成部10及び距離算出部1
2はパーソナルコンピュータ22により実現される。
次に、一実施例の動作について第3図及び第4図を用い
て説明する。
基準物質と試料について示差走査熱量計20を用いて熱
分析測定を行なう。基準物質としては過酸化ベンゾイル
(BPO)とジニトロトルエン(DNT)を用いる。基
準物質と試料をそれぞれ1mg程度採取し、ステンレス
鋼製の耐圧セルに密封して10℃/分の昇温速度で加熱
し、それぞれについて発熱ピークが現われるまで測定を
行なう。基準物質と試料それぞれのデータをパーソナル
コンピュータ22に取り込む(ステップS1)。
パーソナルコンピュータ22では基準物質と試料のそれ
ぞれの発熱ピークから反応熱量と反応開始温度を算出す
る(ステップS2)、その算出を行なうために1発熱ピ
ークをパーソナルコンピュータ22のCRT画面に呼び
出し、第4図に示されるようにカーソルなどを用いてピ
ーク開始点TSとピーク終了点Teを指定する。Tsと
Teを結ぶ直、III(ベースライン)と示差走査熱量
計の測定データで囲まれた範囲の面積を計算させ、これ
を反応熱量Qとする。また、ピーク開始点Tsからピー
クの頂上までの間で勾配が最大になる点の接線とベース
ラインとの交点の温度を反応開始温度Tとする。
次に、基準物質の反応熱量と反応開始温度から判定基準
線を得る(ステップS3)、その処理は、基準物質BP
Oの反応熱量Qに0.8を乗じ、反応開始温度Tから2
5℃を減じ、それぞれの常用対数をとった点と、基準物
質DNTの反応熱量Qに0.7を乗じ、反応開始温度T
から25℃を減じ、それぞれの常用対数をとった点をプ
ロットする。この2点を結ぶ直線が判定基準線となる。
判定基準線を図示すると、第5図の左上に示されるよう
に、横軸をQog(T−25)とし、縦軸をQogQ(
このQには0.8又は0.7がかかつている)とする直
線となる。
基準物質の熱分析測定と試料の熱分析測定はそれぞれ5
回ずつ繰返して行ない、平均値をとる。
次に、試料の反応熱量と反応開始温度を算出し、それが
判定基準線が表わされる図上で判定基準線上にあるのか
、それよりも上側にあるのか、又はそれよりも下側にあ
るのかの反応性評価の計算を行なう(ステップS4)。
そのために、試料の反応熱量Qの常用対数と、反応開始
温度Tから25℃を減じたものの常用対数をとって判定
基準線と同じ図上にプロットする。試料のデータと判定
基準線との距離を求めるために、試料のデータと判定基
準線との縦軸の距離dQogQを算出する。この値が正
であれば判定基準線よりも上側、0であれば判定基準線
上、負であれば判定基準線より下側にあることを意味す
る。試料のデータが判定基準線上又はそれより上側にあ
るときはその試料は消防法に基づく危険物第5類に該当
する。
その後、第5図に示されるように、基準物質と試料につ
いての反応開始温度T、反応熱量Q及び距離dQogQ
を数値として表示するとともに、反応基準線と試料のデ
ータを図示し、また反応開始温度Tと反応熱量Qの算出
過程が分かるように、いずれかの測定データの発熱ピー
クとそのピーク開始点、ピーク終了点及び反応開始温度
を図示する。
実施例では熱分析装置として示差走査熱量計を用いてい
るが、示差熱分析装置DTAを用いてもよい。
また、実施例では熱分析データを処理し、反応開始温度
を算出し、反応熱量を算出し、判定基準線を作成し、距
離を算出し、出力装置を制御するためにパーソナルコン
ピュータを用いているが、このようなデータ処理及び出
力装置の制御を行なう機能を熱分析装置内のデータ処理
装置に持たせてもよい。
基準物質として2種類を用いているが、3種類以上の基
準物質を用いて判定基準線を作成すれば、−石正確な判
定を行なうことができる。
(発明の効果) 本発明では試料の熱分析データと判定基準線との距離を
数値としても表示しているので、試料の熱分析データが
判定基準線に接近している場合でも、その距離の符号か
らその熱分析データが判定基準線上にあるのか、その上
側にあるのか、その下側にあるのかを明確に知ることが
できる。また、判定基準線からの距離の大きさにより試
料の反応性の強弱の目安をつけることができる。
表示装置には熱分析データも同時に図示することにより
1反応熱量や反応開始温度の決め方の妥当性を確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図は一実施例を
示す斜視図、第3図は一実施例の動作を示すフローチャ
ート図、第4図は動作における反応熱量と反応開始温度
を定める手法を示す図、第5図はプロッタにより出力さ
れた例を示す図である。 2・・・・・・熱分析装置、4・・・・・・メモリ、6
・・・・・・反応熱量算出部、8・・・・・・反応開始
温度算出部、10・・・・・・判定基準線作成部、12
・・・・・・距離算出部、14・・・・・・出力装置、
20・・・・・・示差走査熱量計、22・・・・・・パ
ーソナルコンピュータ、24・・・・・・XYプロッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱分析装置の測定データを記憶するメモリと、こ
    のメモリに記憶された測定データから反応熱量を算出す
    る反応熱量算出部と、前記メモリに記憶された測定デー
    タから反応開始温度を算出する反応開始温度算出部と、
    複数の基準物質について算出された反応熱量と反応開始
    温度とから判定基準線を作成する判定基準線作成部と、
    試料について算出された反応熱量及び反応開始温度につ
    いて判定基準線からの距離を算出する距離算出部と、基
    準物質と試料についての反応熱量と反応開始温度及び前
    記距離を数値で表示するとともに、測定データ及び判定
    基準線を図で表示する出力装置を備えた反応性評価装置
JP25687989A 1989-09-30 1989-09-30 反応性評価装置 Expired - Fee Related JP2748599B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517630A (ja) * 2005-07-27 2009-04-30 エル−3 コミュニケイションズ サイテラ コーポレイション エネルギー物質検出器
US8292496B1 (en) 2005-07-27 2012-10-23 L-3 Communications Cyterra Corporation Energetic material detector

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