JPH03118182A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JPH03118182A
JPH03118182A JP1256509A JP25650989A JPH03118182A JP H03118182 A JPH03118182 A JP H03118182A JP 1256509 A JP1256509 A JP 1256509A JP 25650989 A JP25650989 A JP 25650989A JP H03118182 A JPH03118182 A JP H03118182A
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JP
Japan
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salicylic acid
group
acid
phenylsulfonyl
recording material
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Pending
Application number
JP1256509A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Tsuchida
哲夫 土田
Fumio Seyama
勢山 文雄
Tatsuya Meguro
目黒 達哉
Mitsuru Kondo
充 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1256509A priority Critical patent/JPH03118182A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、記録材料に関し、特に発色性、生保存性及び
記録像の保存性に優れた記録材料に関するものである。
「従来の技術J 無色ないしは淡色の塩基性染料と有機ないしは無機呈色
剤との呈色反応を利用した記録材料は、感圧記録体、感
熱記録体、通電感熱記録体等をその典型例として、種々
のものが知られている。
これらの記録材料には、記録濃度および記録感度が充分
であること、熱、湿度、光、薬品等の外部環境下におけ
る記録像の保存性に優れていること等の性能が要求され
ているが、現在これらを完全に満足するものは得られて
いない。
−例として感熱記録体は、最近の感熱記録方式の著しい
進歩と相俟ってその利用分野や形態も多様化しており、
感熱ファクシミリや感熱プリンター用の記録媒体として
のみならずP OS (Pointof 5ales)
 ラベルなどの新規な用途への使用も急増している。
しかし、感熱記録体は一般に、溶剤等の影響でカブリを
生じたり、記録像が変褪色を起こしてしまう等の欠点を
有している。特に、プラスチックフィルムと接触すると
記録像が著しく褪色したり、或いはジアゾ複写紙、とり
わけ複写直後のジアヅ複写紙と接触した状態で保存して
おくと、カプリ現象を極めて起こしやすい等の欠陥を有
しており、その改良が強く要請されているのが現状であ
る。
「発明が解決しようとする課題」 かかる現状に鑑み本発明者等は、塩基性染料と呈色剤と
の呈色反応を利用した記録材料において認められる上記
の如き欠陥の改良を目的として、特に呈色剤の分野を幅
広く検討した。その結果、呈色剤として下記一般式〔I
〕で表されるサリチル酸誘導体又はその多価金属塩の少
なくとも一種を使用すると、発色性や生保存性はもとよ
り記録像の保存性にも極めて優れた記録材料が得られる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
「課題を解決するための手段」 本発明は、無色ないしは淡色の塩基性染料と、該塩基性
染料と接触して呈色し得る呈色剤との反応を利用した記
録材料において、呈色剤として下記一般式〔I〕で表さ
れるサリチル酸誘導体又はその多価金属塩の少なくとも
一種を用いたことを特徴とする記録材料である。
〔式中、Arは置換基を有してもよいフェニル基、置換
基を有してもよいナフチル基、又は置換基を有してもよ
い複素芳香環を示す。Xはアルキル基、シクロアルキル
基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、アルコ
キシル基、アリールオキシ基、ニトロ基、又はハロゲン
原子を示し、mは0又は1〜3の整数を示す。〕「作用
」 本発明の一般式(r)で表されるサリチル酸誘導体にお
いて、Arは置換基を有してもよいフェニル基、置換基
を有してもよいナフチル基、又は置換基を有してもよい
複素芳香環基を示すが、これらのうちでも下記−形式〔
■〕で表されるフェニル基又はナフチル基が好ましい。
〔式中、Yはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニ
ル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシル基、ア
ルキルチオ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基
、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニル基、ア
ルキルカルボニルオキシ基、アシルアミノ基、アミノカ
ルボニル基、ニトロ基、ヒドロキシル基、又はハロゲン
原子を示し、nは0又は1〜5の整数を示す。〕 上記−形式(II)で表されるフェニル基又はナフチル
基のうちでも、未置換のフェニル基又はナフチル基、お
よび、C+−+8のアルキル基、01〜1゜のアルコキ
シル基、フェニル基、フヱノキシ基、ヒドロキシル基、
塩素原子、臭素原子、又は弗素原子で置換されたフェニ
ル基又はナフチル基がより好ましく、特に下記−形式(
III)で示されるアルコキシフェニル基が好ましい。
〔式中、Rは01〜2゜のアルキル基、C1〜2゜のア
ラルキル基、Ct−2゜のアルコキシアルキル基、C)
〜zoのアリールオキシアルキル基、C?〜2゜のアリ
ールスルホニルアルキル基、C1〜2゜のアリールチオ
アルキル基を示し、Zは、C8〜6のアルキル基、C1
〜6のアルケニル基、塩素原子、臭素原子又は弗素原子
を示し、9は、1〜3の整数を、pはO又は1〜4の整
数を示す。〕また、一般般式1)において、Xは水素原
子、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
ラルキル基、アリール基、アルコキシル基、アリールオ
キシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を示すが、これら
のうちでも水素原子、Cl−Z。のアルキル基、C2〜
、のシクロアルキル基、02〜6のアルケニル基、C1
〜1oのアラルキル基、Cl−1゜のアルコキシル基、
フェニル基、ナフチル基、フェノキシ基、ニトロ基、又
はハロゲン原子が好ましく、特に水素原子、C1〜hの
アルキル基、07〜1゜のアラルキル基、01〜6のア
ルコキシル基、フェニル基、フェノキシ基、塩素原子、
臭素原子、又は弗素原子がより好ましい。
更に、一般式〔I〕で表されるサリチル酸誘導体と塩を
形成する多価金属としては、2価、3価又は4価の金属
、例えば、亜鉛、カルシウム、アルミニウム、マグネシ
ウム、スズ、鉄等が好ましく、その中でも特に亜鉛が好
ましい。
上記、一般式〔I〕で表されるサリチル酸誘導体は、例
えば、対応するアリールチオサリチル酸誘導体を酸化す
る方法、又は対応する(アリールスルホニル)フェノー
ル誘導体をカルボキシル化する方法等の公知の方法によ
り合成することができる。
本発明に係るサリチル酸誘導体又はその金属塩を使用し
た記録材料は、発色濃度が充分であり、しかも発色した
色素が極めて安定なため、長時間日光に曝されたり、高
温または高湿度環境下に保存されても記録像が殆ど変褪
色を起こさず、記録の長期保存という観点ですこぶる有
利である。特に感熱記録体に適用した場合には、溶剤等
により白紙部が発色したり、記録像が油脂、薬品等によ
り変色褪色する欠点が解消され、呈色剤として極めて優
れた特性を発揮するものである。
かかる−形式で(1)で表されるサリチル酸誘導体の具
体例としては、例えば下記が挙げられる。
4−(フェニルスルホニル)サリチル酸、5−(フェニ
ルスルホニル)サリチルL4−(p−)ルエンスルホニ
ル)サリチル酸、5−(p−)ルエンスルホニル)サリ
チル酸、4−(m〜トルエンスルホニル)サリチル酸、
5−(m−)ルエンスルホニル)サリチル酸、4−(o
−)ルエンスルホニル)サリチル酸、5−(o−)ルエ
ンスルホニル)サリチル酸、4−(p−エチルフェニル
スルホニル)サリチル酸、5−(p−エチルフェニルス
ルホニル)サリチルM、4− (p−n −7’口ピル
フェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−〇−プロ
ピルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−イソ
プロピルフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−
イソプロピルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(
p−n−プチルフェニルスルホニルンサリチル酸、5−
 (p−nブチルフェニルスルホニル)サリチルL4−
(p−tert−プチルフヱニルスルホニル)サリチル
M、5− (p −tert −7’チルフエニルスル
ホニル)サリチル酸、4−(p−n−ヘキシルフェニル
スルホニル)サリチル酸、5− (p−n−ヘキシルフ
ェニルスルホニル)サリチルM、4−CP−nドデシル
フェニルスルホニル)サリチル酸、5(p−n−ドデシ
ルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−n−オ
クタデシルフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p
−n−オクタデシルフェニルスルホニル)サリチル酸、
4−(p−シクロヘキシルフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、5−(p−シクロヘキシルフェニルスルホニル)
サリチルM、4−(p−ビニルフェニルスルホニル)サ
リチル酸、5−(p−ビニルフェニルスルホニル)サリ
チル酸、4−(p−アリルフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、5−(p−アリルフェニルスルホニル)サリチル
酸、4−(3,4−テトラメチレンフェニルスルホニル
)サリチルM、5− (3,4−テトラメチレンフェニ
ルスルホニル)サリチル酸、4−(o−ビフェニルスル
ホニル)サリチル酸、5−(o−ビフェニルスルホニル
)サリチル酸、4−(m−ビフェニルスルホニル)サリ
チル酸、5−(m−ビフェニルスルホニル)サリチル酸
、4−(p−ビフェニルスルホニル)サリチル酸、5−
(p−ビフェニルスルホニル)サリチルM、4−(p−
ベンジルフェニルスルホニル)サリチル酸、5− (p
−ベンジルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p
−フェネチルフェニルスルホニル)サリチル酸、5〜(
p−フェネチルフェニルスルホニル)サリチル酸、4〜
(0−メトキシフェニルスルホニル)サリチルL5−(
o〜メトキシフェニルスルボニル)サリチル酸、4−(
m−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(
m−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(
p−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(
p −メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4〜
(p=エトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−
(p=エトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−
(p−n−プロポキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、5− (p−n−プロポキシフェニルスルホニル)サ
リチル酸、4−(P−イソプロポキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸、5(p−イソプロポキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、4−(p−n−ブトキシフェニル
スルホニル)サリチル酸、5−(p−n−ブトキシフェ
ニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−イソブトキシ
フェニルスルホニル)サリチル酸、5(p−イソブトキ
シフェニルスルホニル)サリチルM、4− (p−te
rt−ブトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−
 (p−tert−ブトキシフェニルスルホニル)サリ
チル酸、4− (p−nヘキシルオキシフェニルスルホ
ニル)サリチル酸、5− (p−n−ヘキシルオキシフ
ェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−n−オクチ
ルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−
n−オクチルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、
4−(p−n−ドデシルオキシフェニルスルホニル)サ
リチル酸、5−(p−n−ドデシルオキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、4−(pn−オクタデシルオキシ
フェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−n−オク
タデシルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−
(p −ビニルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、5−(p−ビニルオキシフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、4−(p−アリルオキシフェニルスルホニル)サ
リチル酸、5−(p−アリルオキシフェニルスルホニル
)サリチル酸、4−(p−メトキシメトキシフェニルス
ルホニル)サリチル酸、5−(p−メトキシメトキシフ
ェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−(2−メト
キシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリチルL5−C
p−(2−メトキシエトキシ)フェニルスルホニル]サ
リチル酸、4−(p−(2−エトキシエトキシ)フェニ
ルスルホニル〕サリチル酸、5−(p−(2−エトキシ
エトキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4− (
p −(2−ベンジルオキシエトキシ)フェニルスルホ
ニル〕サリチル酸、5−〔ρ−(2−ベンジルオキシエ
トキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4−〔ρ−
(2−フェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリ
チル酸、5−(p−(2−フェノキシエトキシ)フェニ
ルスルホニル〕サリチル酸、4−(p−(2−pメトキ
シフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリチル
酸、5−(p−(2−p−メトキシフェノキシエトキシ
)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4(p(2−p−
エトキシフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サ
リチル酸、5−(p−(2−p〜エトキシフェノキシエ
トキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4−(p−
(2−p−イソプロポキシフェノキシエトキシ)フェニ
ルスルホニル)サリチルM、5−Cp−(2−p−イソ
プロポキシフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕
サリチル酸、4− (p −(3〜p−メトキシフェノ
キシプロポキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5
(p−(3−p−メトキシフェノキシプロポキシ)フェ
ニルスルホニル〕サリチル酸、4(p−(4−p−メト
キシフェノキシブトキシ)フェニルスルホニル〕サリチ
ル酸、5(p(4−p−メトキシフェノキシブトキシ)
フヱニルスルホニル〕サリチル酸、4−(p−(6−p
−メトキシフェノキシヘキシル)フェニルスルホニル〕
サリチルL5−(p−(6−p−メトキシフェノキシヘ
キシル)フ工ニルスルホニル〕サリチルL4−(p−(
5−フェノキシ−3−オキサペンチルオキシ)フェニル
スルホニル]サリチルM、5− (p −(5−フェノ
キシ−3−オキサペンチルオキシ)フェニルスルホニル
〕サリチル酸、4−(p−(7−フェノキシ−3,5−
ジオキサへブチルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチ
ルrll、5− (p−(7フエノキシー3.5−ジオ
キサヘプチルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチルH
14−(p−(8−フェノキシ−3,6−シオキサオク
チルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5−(
p(8−フェノキシ−3,6−シオキサオクチルオキシ
)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4−(p−(il
−フェノキシ−3,6,9−)リオキサウンデシルオキ
シ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5−(p−(1
1−フェノキシ−3゜6.9−トリオキサウンデシルオ
キシ)フェニルスルホニル]サリチル酸、4− (p 
−(2−p −トリルオキシエトキシ)フェニルスルホ
ニル〕サリチル酸、5− (p −(2−p−)リルオ
キシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4−
(p−(2−p−エチルフェノキシエトキシ)フェニル
スルホニル〕サリチルH55−(p −(2−p−エチ
ルフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリチル
酸、4−(p−(2−p−クロロフェノキシエトキシ)
フェニルスルホニル〕サリチル酸、5−(p−(2−p
−クロロフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サ
リチル酸、4(p−(2−p−ブロモフェノキシエトキ
シ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5−(p−(2
−P−ブロモフェノキシエトキシ)フェニルスルホニル
〕サリチル酸、4−(p−ベンジルオキシフェニルスル
ホニル)サリチル1L5−(p −ベンジルオキシフェ
ニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−フェネチルオ
キシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−フェ
ネチルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(
o−フェノキシフェニルスルホニル)サリチルi!L5
−(o −フェノキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、4−(m−フェノキシフェニルスルホニル)サリチル
酸、5−(m−フェノキシフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、4−(p−フェノキシフェニルスルホニル)サリ
チル酸、5−(p−フェノキシフェニルスルホニル)サ
リチル酸、4−(p−α−ナフチルオキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、5−(p−α−ナフチルオキシフ
ェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−β−ナフチ
ルオキシフェニルスルホニル)サリチルM、5−(p−
βナフチルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4
−(p−メチルチオフェニルスルホニル)サリチル酸、
5−(p−メチルチオフェニルスルホニル)サリチル酸
、4− Cp −(3−フェニルスルホニルプロポキシ
)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5− Cp −(
3−フェニルスルホニルプロポキシ)フェニルスルホニ
ル〕サリチル酸、4− (p −(6−フェニルスルホ
ニルへキシルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸
、5−〔p −(6−フェニルスルホニルへキシルオキ
シ)フェニルスルホニル〕サリチル111.4− (p
−(3−P−トルエンスルホニルプロポキシ)フェニル
スルホニル〕サリチル酸、5[p−(3−p=トルエン
スルホニルプロポキシ)フェニルスルホニル〕サリチル
酸、4−[p−(4−p−トルエンスルホニルブトキシ
)フェニルスルホニル〕サリチル酸、5− Cp −(
4−p−)ルエンスルホニルブトキシ)フヱニルスルホ
ニル〕サリチル酸、4(p−(3−p−メトキシベンゼ
ンスルホニルプロポキシ)フェニルスルホニル〕サリチ
ル酸、5−Cp−(3−p−メトキシベンゼンスルホニ
ルプロポキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4−
[P−(2−フェニルチオエトキシ)フェニルスルホニ
ル〕サリチル酸、5−(p−(2−フェニルチオエトキ
シ)フェニルスルホニル〕サリチル酸、4− (p −
(4−フェニルチオブトキシ)フェニルスルホニル〕サ
リチル!、5−(p−(4−フェニルチオブトキシ)フ
ェニルスルホニル〕サリチル酸、4−(p−エトキシカ
ルボニルフェニルスルホニル)サリチルM、5−(p−
エトキシカルボニルフェニルスルホニル)サリチル酸、
4−(p−メチルアミノカルボニルフエニルスルホニル
)サリチル酸、5−(p−メチルアミノカルボニルフェ
ニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−エチルカルボ
ニルフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−エチ
ルカルボニルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(
p−アセチルアミノフェニルスルホニル)サリチル酸、
5−(p−アセチルアミノフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、4−(p−ベンゾイルアミノフェニルスルホニル
)サリチル酸、5− (p−ベンゾイルアミノフェニル
スルホニル)サリチル酸、4(p−アセトキシフェニル
スルホニル)サリチル酸、5−(P〜アセトキシフェニ
ルスルホニル)サリチル酸、4−(p−ベンゾイルオキ
シフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−ベンゾ
イルオキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p
−ニトロフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−
ニトロフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(o−ヒ
ドロキシフェニルスルホニル)サリチルM、5−(o−
ヒドロキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(m
−ヒドロキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(
m−ヒドロキシフェニルスルホニル)サリチルM、4−
(p−ヒドロキシフェニルスルホニル)サリチル酸、5
−(p−ヒドロキシフェニルスルホニル)サリチル酸、
4−(o−クロロフェニルスルホニル)サリチル酸、5
−(o−クロロフェニルスルホニル)サリチル酸、4−
(m−クロロフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(
m−クロロフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p
−クロロフェニルスルホニル)サリチル1L5−(p−
クロロフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−ブ
ロモフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−ブロ
モフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(p−フルオ
ロフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(p−フルオ
ロフェニルスルホニル)サリチ/I/酸4− (p−ヒ
ドロキシ−m−ビニルフェニルスルホニル)サリチル酸
、5−(p−ヒドロキシ−m−ビニルフェニルスルホニ
ル)サリチル酸、4−(2,4,6−1−リメトキシフ
ェニルスルホニル)サリチル酸、5− (2,4,6−
)リメトキシフェニルスルホニル)サリチルM、4−(
ペンタクロロフェニルスルホニル)サリチル酸、5−(
ペンタクロロフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(
m−クロロ−p−メトキシフェニルスルホニル)サリチ
ル酸、5−(m−クロロ−p −メトキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、4−(4−ヒドロキシ−3,5−
ジーtert−ブチルフェニルスルホニル)サリチル酸
、5−(4−1:l’ロキシー3.5−ジーtert−
ブチルフェニルスルホニル)サリチル酸、4−(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル
スルホニル)サリチル酸、5−(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−tert−ブチルフェニルスルホニル)サ
リチル酸、4−(α−ナフチルスルホニル)サリチル酸
、5−(α−ナフチルスルホニル)サリチル酸、4−(
β−ナフチルスルホニル)サリチル酸、5−(β−ナフ
チルスルホニル)サリチル酸、4(6−メチル−β−ナ
フチルスルホニル)サリチル酸、5−(6−メチル−β
−ナフチルスルホニル)サリチル酸、4−(6−ノドキ
シ−β−ナフチルスルホニル)サリチル酸、5−(6−
ノドキシ−β−ナフチルスルホニル)サリチル酸、4−
(6−イソプロポキシ−β−ナフチルスルホニル)サリ
チル酸、5−(6−イツブロボキシーβ−ナフチルスル
ホニル)サリチル酸、4−(6−クロロ−β−ナフチル
スルホニル)サリチル酸、5(6−クロロ−β−ナフチ
ルスルホニル)サリチルM、4−(6−ヒドロキシ−β
−ナフチルスルホニル)サリチル酸、5−(6−ヒドロ
キシ−β−ナフチルスルホニル)サリチル酸、4−(4
メチル−α−ナフチルスルホニル)サリチル酸、5− 
(4−メチル−α−ナフチルスルホニル)サリチル酸、
4−(4−メトキシ−α−ナフチルスルホニル)サリチ
ル酸、5−(4−メトキシ−α〜ナフチルスルホニル)
サリチル酸、4− (2−ピリジニルスルホニル)サリ
チルL5−(2−ピリジニルスルホニル)サリチル酸、
4〜(3−ピリジニルスルホニル)サリチルL5−(3
−ピリジニルスルホニル)サリチル酸、4− (4−ピ
リジニルスルホニル)サリチル酸、5− (4−ピリジ
ニルスルホニル)サリチル酸、4−(インドール−2−
スルホニル)サリチル酸、5−(インドール−2−スル
ホニル)サリチル酸、3−メチル−4−(p−メトキシ
フェニルスルホニル)サリチル酸、3.5−ジメチル−
4−(p−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、
3−シクロへキシル−4−(p−メトキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、3−アリル−4−(p−メトキシ
フェニルスルホニル)サリチル酸、3−α。
α−ジメチルベンジル−4−(p−メトキシフェニルス
ルホニル)サリチル酸、3−フェニル−4−(p−メト
キシフェニルスルホニル)サリチル酸、3−アセトキシ
−4−(p−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、3−フェノキシ−4−(p−メトキシフェニルスルホ
ニル)サリチル酸、4−クロロ−5−(p−メトキシフ
ェニルスルホニル)サリチル酸、5−クロロ−4−(p
メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸、4−ブロモ
−5−(p−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、5−ブロモー4− (p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸、3. 5−’;クロロー4−(p−メ
トキシフェニルスルホニル)サリチル酸、3−メトキシ
−5−(p−メトキシフェニルスルホニル)サリチル酸
、5−ニトロ−4(p−メトキシフェニルスルホニル)
サリチル酸、3−(フェニルスルホニル)サリチル酸、
6(フェニルスルホニル)サリチルM、3−(p−トリ
ルスルホニル)サリチル酸、6−(p−トリルスルホニ
ル)サリチル酸、3−(p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチルM、6−(pメトキシフェニルスルホニル
)サリチル酸、3−(p−イソプロポキシフェニルスル
ホニル)サリチル酸、6−(p−イソプロポキシフェニ
ルスルホニル)サリチル酸等。
上記の如きサリチル酸誘導体及び/又はその金属塩は、
必要に応じて二種類以上を併用することもできる。
本発明において、サリチル酸誘導体及び/又はその金属
塩の使用量については特に限定するものではないが、一
般に塩基性染料100重量部に対して50〜5000重
量部、好ましくは100〜500重量部の範囲で調節す
るのが望ましい。
本発明では、呈色剤として一般式(1)で表されるサリ
チル酸誘導体及び/又はその金属塩を用いることで、発
色性や生保存性、特に記録像の保存性に優れた記録材料
を得ているものであるが、さらに金属化合物を併用する
ことでこれらの特性を一層向上させることができる。
かかる金属化合物としては、2価、3価、又は4価の金
属、例えば亜鉛、マグネシウム、バリウム、カルシウム
、アルミニウム、スズ、チタン、ニッケル、コバルト、
マンガン、鉄等から選ばれる金属の酸化物、水酸化物、
硫化物、ハロゲン化物、炭酸塩、リン酸塩、ケイ酸塩、
硫酸塩、硝酸塩又はハロゲン錯塩等が例示できるが、こ
れらのうちでも特に亜鉛化合物が好ましい。
金属化合物の具体例としては、例えば酸化亜鉛、水酸化
亜鉛、アルミン酸亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、リン酸亜
鉛、ケイ酸亜鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム
、酸化チタン、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウ
ム、アルミノケイ酸アルミニウム、リン酸アルミニウム
、アルミン酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、リン酸マグネシウム等が挙げられる。勿
論、これら金属化合物は二種以上を併用することもでき
る。
上記金属化合物の使用量については必ずしも限定するも
のではないが、通常一般式〔I〕で表されるサリチル酸
誘導体及び/又はその金属塩の100重量部に対して1
〜500重量部、好ましくは5〜300重量部程度の範
囲で調節するのが望ましい。
また、本発明の所望の効果を阻害しない範囲で公知の各
種呈色剤を併用することも可能である。
かかる呈色剤の具体例としては、例えば下記が例示され
る。
酸性白土、活性白土、アタパルジャイト、ベントナイト
、コロイダルシリカ、焼成カオリン、タルク等の無機呈
色剤;シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハ
ク酸、ステアリン酸等の脂肪族カルボン酸;安息香酸、
4−tert−ブチル安息香酸、4−クロル安息香酸、
4−ニトロ安息香酸、フタル酸、没食子酸、サリチル酸
、3−イソプロピルサリチル酸、3−フェニルサリチル
酸、3シクロへキシルサリチル酸、3,5−ジーter
 t −ブチルサリチル酸、3−メチル−5−ベンジル
サリチル酸、3−フェニル−5−(α、α−ジメチルベ
ンジル)サリチル酸、3.5−’;−(α−メチルベン
ジル)サリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3
−ナフトエ酸等の芳香族カルボン酸i4,4’ −イソ
プロピリデンジフェノール(ビスフェノールA)、4.
4’ −イソプロピリデンビス(2−クロロフェノール
)、4.4’ −イソプロピリデンビス(2,6−ジク
ロロフェノール)、4.4’−イソプロピリデンビス(
2,6−ジブロモフェノール)、4.4’ −イソプロ
ピリデンビス(2−メチルフェノール)、4.4’−イ
ソプロビリデンビス(2,6−シメチルフエノール)、
4.4’−イソプロピリデンビス(2−tert−ブチ
ルフェノール) 、4+  4’ −5ec −ブチリ
デンジフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−4−メチルペンタン、4゜4′−シクロへキシ
リデンビスフェノール、4.4′−シクロヘキシリデン
ビス(2−メチルフェノール) 、4−tert−ブチ
ルフェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキ
シジフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、
メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ベンジル−4−
ヒドロキシベンゾエート、2,2′−チオビス(4゜6
−ジクロロフェノール) 、4−tert−オクチルカ
テコール、2.2’−メチレンビス(4−クロロフェノ
ール)、2.2’−メチレンビス(4−メチル−5−t
ert−ブチルフェノール)、2.2’−ジヒドロキシ
ビフェニル、メチル−ビス(4ヒドロキシフエニル)ア
セテート、エチル−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ア
セテート、ベンジル−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
アセテート、4.4’−(P−フェニレンジイソプロピ
リデン)ジフェノール、4.4’−(m−フェニレンジ
イソプロピリデン)ジフェノール、4−ヒドロキシジフ
ェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、4−ヒドロキシ−4′−メチルジフェニルスル
ホン、4−ヒドロキシ−4′イソプロポキシジフエニル
スルホン、4−ヒドロキシ−3′  4′−テトラメチ
レンジフェニルスルホン、3.3′−ジアリル−4,4
′−ジヒドロキシジフェニルスルホン等のフェノール性
化合物;p−フェニルフェノール−ホルマリン樹脂、p
−ブチルフェノール−アセチレン樹脂等のフェノール樹
脂などの有機呈色剤;これらの有機呈色剤と例えば亜鉛
、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、
マンガン、スズ、ニッケル等の多価金属との塩;チオシ
アン酸亜鉛のアンチピリン錯体の如き金属錯化合物;塩
化水素、臭化水素、沃化水素等の如きハロゲン化水素酸
;ホウ酸、ケイ酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、ア
ルミニウム、亜鉛、ニッケル、スズ、チタン、ホウ素等
のハロゲン化物;四臭化炭素、α、α、α−トリブロモ
アセトフェノン、ヘキサクロロエタン、ヨードホルム、
2−トリブロモメチルピリジン、トリクロロメチルスル
ホニルベンゼンの如き有機ハロゲン化合物;0−キノン
ジアジド系化合物;光Fr1es移転を起すようなカル
ボン酸又はスルホン酸のフェノールエステル類;4−ジ
アゾl−モルホリノ−2,5−ジブトキシベンゼンテト
ラフェニルホウ素塩の如き光によりフェノールとなるジ
アゾ化合物類等。
本発明の記録材料において、上記の如き特定のサリチル
酸誘導体又はその金属塩と組み合わせて使用される無色
ないしは淡色の塩基性染料としては各種のものが公知で
あり、例えば下記が例示される。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)6−シメ
チルアミノフタリド、3.3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド、3−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェニ
ル)−6−(ジメチルアミノ)フタリド、3−(p−ジ
メチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルイン
ドール3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノ
フェニル)−3−(2−メチルインドール−3−イル)
フタリド、3.3−ビス(1,2−ジメチルインドール
−3−イル)−5〜ジメチルアミノフタリド、3,3−
ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−
シメチルアミノフタリド、3.3−ビス(9−エチルカ
ルバゾール−3−イル)−6−シメチルアミノフタリド
、3゜3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)
−6−シメチルアミノフタリド、3−p〜ジメチルアミ
ノフェニル−3−(1−メチルピロール−3−イル)−
6−シメチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染
料、4.4′−ビス(ジメチルアミノ)ベンズヒドリル
ベンジルエーテル、N−へロフェニルーロイコオーラミ
ン、N−2,4゜5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等のジフェニルメタン系染料、3. 3−ビス(1
,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−
イル)−4,5,6,7−チトラブロモフタリド、3.
3−ビス(1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−
ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル)−4,
5,6,7−チトラクロロフタリド、3,3−ビス(1
−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリジノフ
ェニル)エチレン−2−イル)−4,5,6,7−チト
ラクロロフタリド等のジビニルフタリド系染料、ベンゾ
イルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイ
コメチレンブルー等のチアジン系染料、3−メチル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジナフト
ピラン、3−フェニル−スピロジナフトピラン、3−ベ
ンジル−スピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフト
(6′−メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピル
−スピロジベンゾビラン等のスピロ系染料、ローダミン
−B−アニリノラクタム、ローダミン(P−ニトロアニ
リノ)ラクタム、ローダミン(0−クロロアニリノ)ラ
クタム等のラクタム系染料、3−ジメチルアミノ−7−
メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキ
シフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6,7−シメチルフルオラン
、3−(N−エチル−p−t−ルイジノ)−7メチルフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N−アセチル−
N−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(N−メチルーN−ベンジルアミノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(N−クロロエチル−N
−メチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−ジエチルアミノフルオラン、4−ベンジルアミノ−8
−ジエチルアミノ−ベンゾ(a)フルオラン、3− (
4−(4−ジメチルアミノアニリノ)アニリノ〕−7−
クロロ−6−メチルフルオラン、8−(4−(4−ジメ
チルアミノアニリノ)アニリノ〕−ベンゾ(a)フルオ
ラン、3(N−エチル−P−トルイジノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−
p−)ルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ
)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−(2−カルボメトキシ−フェニルアミノ)
フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ
)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−シクロへキシル−N−メチルアミノ)−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピロリジノ−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピペ
リジノ−6−メチルーフ−フェニルアミノフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7−(O−クロロフェニ
ルアミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(O
−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エチ
ル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−メチル−
N−n−プロピルアミノ)−6−メチル−7−フェニル
アミノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチル
アミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン
、3− (N−メチル−N−n−へキシルアミノ)−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジイン
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3− (N−(3−エトキシプロピル)−N−メチ
ルアミノコ−6−メチルーフ−フェニルアミノフルオラ
ン、3−〔N−エチル−N−(3エトキシプロピル)ア
ミノコ−6−メチルーフ=フエニルアミノフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−(m−(1−リフルオロメチ
ル)フェニルアミノコフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7−(0−フルオロフェニルアミノ)フルオラン、3
−シプチルアミノ−7−(o−フルオロフェニルアミノ
)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−n
−へキシルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−(Nエチル−N−シクロペンチルアミ
ノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン等の
フルオラン系染料、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フ
ルオレン−9−スピロ−3’ −(6’−ジメチルアミ
ノ)フタリド、3−ジエチルアミノ−6−(N−アリル
−N−メチルアミノ)フルオレン−9−スピロ−3’ 
−(6’−ジメチルアミノ)フタリド、3.6−ビス(
ジメチルアミノ)−スピロ〔フルオレン−9,6’ −
6’ H−クロメノ(4゜3−b)インドール)、3.
6−ビス(ジメチルアミノ)−3′−メチル−スピロ〔
フルオレン9.6’ −6’ H−クロメノ(4,3−
b)インドールL3,6−ビス(ジエチルアミノ)−3
′−メチル−スピロ〔フルオレン−9,6’ −6’H
−クロメノ(4,3−b)インドール〕等のフルオレン
系染料等。勿論、これらの染料に限定されるものではな
く、二種以上の染料の併用も可能である。
また、例えば感熱記録体等にあっては、高速記録性を得
るために、記録感度向上剤として各種の熱可融性物質を
使用することができる。かかる熱可融性物質としては、
例えばカプロン酸アミド、カプリン酸アミド、バルミチ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、
エルシン酸アミド、リノール酸アミド、リノール酸アミ
ド、Nメチルステアリン酸アミド、ステアリン酸アニリ
ド、N−メチルオレイン酸アミド、ベンズアニリド、リ
ノール酸アニリド、N〜エチルカプリン酸アミド、N−
ブチルラウリン酸アミド、N−オクタデシルアセトアミ
ド、N−オレインアセトアミド、N−オレイルベンズア
ミド、N−ステアリルシクロへキシルアミド、ポリエチ
レングリコール、1−ベンジルオキシナフタレン、2−
ベンジルオキシナフタレン、1−ヒドロキシナフトエ酸
フェニルエステル、1,2−ジフェノキシエタン、1.
4−ジフェノキシブタン、1,2−ビス(3−メチルフ
ェノキシ)エタン、1.2−ビス(4−メトキシフェノ
キシ)エタン、1−フェノキシ−2−(4−クロロフェ
ノキシ)エタン、1−フェノキシ−2−(4−メトキシ
フェノキシ)エタン、テレフタル酸ジベンジルエステル
、シュウ酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベ
ンジルエステル、p−ベンジルビフェニル、1.5−ビ
ス(p−メトキシフェノキシ)−3−オキサペンタン、
1.4−ビス(2−ビニルオキシエトキシ)ベンゼン等
の一種以上が例示される。
以下に、−形式CI)で表されるサリチル酸誘導体又は
その金属塩と上記の如き塩基性染料を用いた各種の代表
的な記録材料について、具体的に説明する。
感圧記録体は例えば米国特許第2.505,470号、
同2.505.471号、同2,505,489号、同
2,548,366号、同2,712,507号、同2
.730.456号、同2,730゜457号、同3.
418.250号、同3,924.027号、同4゜0
10.038号等に記載されているように種々の形態の
ものがあり、本発明はこれら各種の形態の感圧記録体に
適用できるものである。
一般的には、本発明のサリチル酸誘導体又はその金属塩
の少なくとも一種を、必要に応じて他の呈色剤や顔料と
ともにスチレン・ブタジェン共重合体ラテックス、ポリ
ビニルアルコール等の各種バインダー中に分散させた呈
色剤塗液を、紙、ブラスチックシート、樹脂コーテツド
紙等の適当な支持体上に塗布することによって呈色剤シ
ート(所謂下用シート)が製造される。
一方、上記呈色剤シートと組み合わせて使用される発色
剤シート(所謂上用シート)は、塩基性染料をアルキル
化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、アルキル化ジフ
ェニルメタン、アルキル化ターフェニル等の合成油;木
綿油、ヒマシ油等の植物油;動物油;鉱物油或いはこれ
らの混合物等からなる適当な溶媒に溶解し、これをバイ
ンダー中に分散させた分散液、又は上記溶液をコアセル
ベーション法、界面重合法、1n−situ法等の各種
カプセル化法によりマイクロカプセル中に含有させ、バ
インダー中に分散させた分散液を紙、プラスチックシー
ト、樹脂コーテツド紙等の適当な支持体上に塗布して製
造される。
勿論、支持体の片面に上記呈色剤塗液を塗布し、反対面
に染料分散液ないしは染料カプセル分散液を塗布した所
謂中周シート、更には支持体の同一面に染料カプセルと
呈色剤が混在する塗液を塗布するか、染料カプセル分散
液を塗布した上に呈色剤塗液を塗布するなどして、同一
面に染料カプセルと呈色剤を共存させた所謂単体複写シ
ート等各種の形態が含まれることは前述のとおりである
なお、塩基性染料と呈色剤の使用比率は所望の塗布量、
感圧記録体の形態、カプセル化法、その他各種助剤を含
めた塗布液の組成、塗布方法等各種の条件により異なる
のでその条件に応じて適宜選択すればよい。
感熱記録体は例えば特公昭44−3680号、同442
7880号、同45−14039号、同48−4383
0号、同49−69号、同49−70号、同52−20
142号等に記載されているように種々の形態のものが
あり、本発明のサリチル酸誘導体又はその金属塩はこれ
ら各種の形態の感熱記録体に適用できる。
−膜内にはバインダーを溶解又は分散した媒体中に本発
明のサリチル酸誘導体又はその金属塩と塩基性染料の微
粒子を分散させて得られる塗液を紙、プラスチックフィ
ルム、合成紙さらには織布シート、成形物等の適当な支
持体上に塗布することによって本発明の感熱記録体は製
造される。記録層中の塩基性染料と呈色剤の使用比率は
特に限定するものではないが、一般に染料1重量部に対
して1〜50重量部、好ましくは1〜10重量部重量部
屋色剤が用いられる。
また、発色能の改良、記録層表面の艶消し、筆記性の改
良等を目的として、無機顔料を一般に呈色剤1重量部に
対し0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜3重量部
程度併用することができ、さらに例えば分散剤、紫外線
吸収剤、熱可融性物質(記録感度向上剤)、消泡剤、蛍
光染料、着色染料等の各種助剤を必要に応じて適宜併用
できる。
本発明の感熱記録体は上述の如く、一般に塩基性染料と
呈色剤の微粒子を分散させた塗液を支持体に塗布して製
造されるが、塩基性染料と呈色剤のそれぞれを別個に分
散せしめている2種の塗液を支持体に重ね塗りしてもよ
く、含浸、抄き込みによって製造することもできる。
その他塗液の調製方法、塗布方法等についても特に限定
されるものではなく、塗布量も一般に乾燥重量で2〜1
2g/n(程度塗布される。さらに記録層上に記録層を
保護する等の目的のためにオーバーコート層を設けたり
、支持体に下塗り層を設けることも勿論可能で、感熱記
録体製造分野における各種の公知技術が適宜付加し得る
ものである。
なお、バインダーとしては例えばデンプン類、セルロー
ス類、蛋白質類、アラビアゴム、ポリビニルアルコール
、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、酢ビー無水マ
レイン酸共重合体塩、ポリアクリル酸塩、スチレン−ブ
タジェン共重合体エマルジジン等が適宜選択して用いら
れる。
通電感熱記録体は例えば特開昭49−11344号、同
50−48930号等に記載の方法によって製造される
。一般に、導電性物質、塩基性染料および呈色剤をバイ
ンダーと共に分散した塗液を紙等の適当な支持体に塗布
するか、支持体に導電性物質を塗布して導電層を形成し
、その上に染料、呈色剤及びバインダーを分散した塗液
を塗布して製造される。なお、染料と呈色剤が共に70
〜120℃といった好ましい温度領域で溶融しない場合
には、適当な熱可融性物質を併用してジュール熱に対す
る感度を調整することができる。
かくして、本発明により得られる記録材料は発色性に優
れ、しかも高温又は高湿度環境下に曝されたり薬品類と
接触しても白紙部が発色したり記録像が変褪色を起こす
ことがなく、極めて品質面でバランスのとれた性質を有
するものである。
「実施例」 以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。
又、特に断らない限り例中の部及び%はそれぞれ重量部
及び重量%を示す。
実施例1 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)6−メチル
−7−フエニルアミツフルオラン6部をイソプロピル化
ナフタレン100部に溶解し、等電点8のビッグスキン
ゼラチン25部とアラビアゴム25部を溶解した350
部の温水(50℃)中に添加し乳化分散した。この乳化
液に1000部の温水を加え酢酸でpHを4に調節して
から10°Cまで冷却し、ゲルタールアルデヒドの25
%水溶液IO部を加えてカプセルを硬化した。
このカプセル含有塗液を45g/rriの原紙の片面に
乾燥重量が5 g/rrrとなるよう塗工し、発色剤シ
ートを得た。
一方、水200部に5−(フェニルスルホニル)サリチ
ル酸の亜鉛塩20部、カオリン80部、スチレン−ブタ
ジェン共重合体エマルジョン(固形分:50%)30部
を分散した呈色剤塗液を、45g/rrrの原紙に乾燥
重量が5g/rrfとなるように塗工し、呈色剤シート
を得た。
かくして調製した発色剤シートと呈色剤シートを、カプ
セル塗布面と呈色剤塗布面が接するように重ね筆記、加
圧したところ、瞬時に黒色の印像が得られた。この像は
濃度が高く、耐光性に優れていた。
実施例2〜4 実施例1の呈色剤シートの作成において、5−(フェニ
ルスルホニル)サリチル酸の亜鉛塩20部の代わりに、
下記の呈色剤を用いた以外は実施例1と同様にして3種
類の呈色剤シートを得た。
実施例2 : 5− (p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸の亜鉛塩    20部実施例3 : 
5− (2−フェノキシエトキシフェニルスルホニル)
サリチル酸の亜鉛塩 20部 実施例4 : 5− (p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸の亜鉛塩    20部3.5−ビス(
α−メチルベンジル)サリチル酸の亜鉛塩      
   10部得られた3種類の呈色剤シートを用い、実
施例1と同様にして発色させると、いずれも瞬時に黒色
の印像が得られた。これらの像は濃度が高く、しかも耐
光性に優れていた。
実施例5 ■ A液調製 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン10部 1.2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン20部 メチルセルロース 5%水溶液    15部水   
                   120部この
組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmとなるまで粉
砕した。
■ B液調製 5−(フェニルスルホニル)サリチル酸の亜鉛塩   
                    30部メチ
ルセルロース 5%水溶液    30部水     
                  70部この組成
物をサンドミルで平均粒子径が3μmとなるまで粉砕し
た。
■ 記録層の形成 A液165部、B液130部、酸化珪素顔料(吸油量1
80m1/100g)  30部、20%酸化澱粉水溶
液150部、水155部を混合・撹拌し記録層用塗液と
した。得られた塗液を50g/rdの原紙に乾燥重量が
6.0g/rrrとなるように塗布乾燥して感熱記録紙
を得た。
実施例6〜19 実施例5のB:a、tA製において、5−(フェニルス
ルホニル)サリチル酸の亜鉛塩の代わりに下記の化合物
を用いた以外は、実施例5と同様にして14種類の感熱
記録紙を得た。
実に例6 : 5−(p−トルエンスルホニル)サリチ
ル酸の亜鉛塩 実施例7 : 5− (p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸の亜鉛塩 実施例8 : 5− (p−イソプロポキシフェニルス
ルホニル)サリチル酸の亜鉛塩 実施例9 : 5− (p−n−オクタデシルオキシフ
ヱニルスルホニル)サリチル酸の亜鉛塩実施例10: 
5− (p −(2−フェノキシエトキシ)フェニルス
ルホニル〕サリチル酸の亜鉛塩 実施例11: 5− (p −(2−p−メトキシフェ
ノキシエトキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸の亜
鉛塩 実施例12:5− (p −(3−p−)ルエンスルホ
ニルブロボキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸の亜
鉛塩 実施例13: 4−(p’ −(5−フェノキシ−3−
オキサペンチルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチル
酸の亜鉛塩 実ti例14: 5− (p−メトキシフェニルスルホ
ニル)サリチル酸のカルシウム塩 実に例15 : 5− (p−メトキシフェニルスルホ
ニル)サリチル酸のマグネシウム塩 実施例16: 5− (p−メトキシフェニルスルホニ
ル)サリチル酸のアルミニウム塩 実施例1’7:5−(β−ナフチルスルホニル)サリチ
ル酸 実m例18 : 5− (p−クロロフェニルスルホニ
ル)サリチル酸 実[例19: 5− (p−イソプロポキシフェニルス
ルホニル)サリチル酸 実施例20 実施例5のB液調製において、水70部の代わりに、酸
化亜鉛30部と水20部を用いた以外は実施例5と同様
にして感熱記録紙を得た。
実施例21〜31 実施例20のBl”J製において、5−(フェニルスル
ホニル)サリチル酸の亜鉛塩の代わりに下記の化合物を
用いた以外は、実施例20と同様にして11種類の感熱
記録紙を得た。
実施例21 : 5− (p −)ルエンスルホニル)
サリチル酸の亜鉛塩 実施例22:5−(p−メトキシフェニルスルホニル)
サリチル酸の亜鉛塩 実Jfi[123: 5− (p−イソプロポキシフェ
ニルスルホニル)サリチル酸 実施例24: 5− (p−クロロフェニルスルホニル
)サリチル酸 実施例25:5−(β−ナフチルスルホニル)サリチル
酸 実施例26:5−(p−n−ドデシルオキシスルホニル
)サリチル酸 実施例27:4−(p−n−オクタデシルオキシスルホ
ニル)サリチル酸 実施例28: 5− (p −(2−フェノキシエトキ
シ)フェニルスルホニル〕サリチル酸 実施例29= 5− (p −(2−メトキシフェノキ
シエトキシ)フェニルスルホニル)サリチル酸 実施例30: 5− (p −(3−p−トルエンスル
ホニルプロポキシ)フェニルスルホニル〕サリチル酸 実施例31: 4− (p −(5−フェノキシ−3−
オキサペンチルオキシ)フェニルスルホニル〕サリチル
酸 実施例32〜34 実施例23のB液調製において、酸化亜鉛の代わりに下
記の化合物を用いた以外は実施例23と同様にして3種
類の感熱記録紙を得た。
実施例32:炭酸カルシウム 実施例33二酸化マグネシウム 実施例34:水酸化アルミニウム 比較例1〜5 実施例5のB液調製において、5−(フェニルスルホニ
ル)サリチル酸の亜鉛塩の代わりに下記の化合物を用い
た以外は、実施例5と同様にして5種類の感熱記録紙を
得た。
比較例1:4,4’−イソプロピリデンジフェノール 比較例2:4.4’−シクロへキシリデンビスフェノー
ル 比較例3:4−ヒドロキシ−〇−フタル酸ジメチル 比較例4: 3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリ
チル酸の亜鉛塩 比較例5:p−クロロ安息香酸の亜鉛塩かくして得られ
た35種類の感熱記録紙を感熱ファクシミリ(日立HI
 FAX−700型1日立社製)を使用して記録し、そ
の発色濃度をマクベス濃度計(RD−914型、マクベ
ス社製)にて測定し、その結果を第1表に示した。
又、上記記録後の感熱記録紙を60°Cの高温乾燥条件
下に20時間放置後、及び40°C190%R,H,の
高湿度条件下に20時間放置後、記録像の発色濃度をマ
クベス濃度計にて測定し、記録像の耐熱性および耐湿性
を評価し、その結果を第1表に示した。
更に、耐薬品性を評価するために、上記記録紙の発色面
に塩化ビニルフィルムを重ねて室温で20時間放置した
場合(耐可塑剤性)、発色面にエタノールを塗布した場
合(耐エタノール性)、発色面に綿実油を塗布した場合
(耐油性)のそれぞれについて、白紙部のカブリ及び記
録像の褪色の度合を評価し、その結果を第1表に示した
「効果」 第1表の結果から明らかな如く、本発明による記録材料
は、発色濃度が高く、記録像の保存性、特に、薬品によ
る発色部の褪色及び地肌カブリのない優れた記録材料で
あった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無色ないしは淡色の塩基性染料と、該染料と接触
    して呈色し得る呈色剤との呈色反応を利用した記録材料
    において、該呈色剤として下記一般式〔 I 〕で表され
    るサリチル酸誘導体又はその多価金属塩の少なくとも一
    種を用いたことを特徴とする記録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、Arは置換基を有してもよいフェニル基、置換
    基を有してもよいナフチル基、又は置換基を有してもよ
    い複素芳香環基を示す。 Xはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、ア
    ラルキル基、アリール基、アルコキシル基、アリールオ
    キシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を示し、mは0又
    は1〜3の整数を示す。〕
  2. (2)呈色剤として、一般式〔 I 〕で表されるサリチ
    ル酸誘導体又はその多価金属塩の少なくとも一種と金属
    化合物を併用した請求項(1)記載の記録材料。
  3. (3)記録材料が感熱記録体である請求項(1)又は(
    2)記載の記録材料。
  4. (4)記録材料が感圧記録体である請求項(1)又は(
    2)記載の記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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