JPH0311753Y2 - - Google Patents

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JPH0311753Y2
JPH0311753Y2 JP7923884U JP7923884U JPH0311753Y2 JP H0311753 Y2 JPH0311753 Y2 JP H0311753Y2 JP 7923884 U JP7923884 U JP 7923884U JP 7923884 U JP7923884 U JP 7923884U JP H0311753 Y2 JPH0311753 Y2 JP H0311753Y2
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JP
Japan
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light
optical sensor
output
shielding plate
light emitting
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JP7923884U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は発光部と受光部が対向して配置され、
該発光受光部間の光路を遮断することで検出する
透過型光センサの改良に関する。
[従来技術] 一般に透過型光センサは発光部と、該発光部と
対向して配置されて該発光部から発する光が入射
される受光部と、該発光部と受光部間の直進光路
に侵入して光を遮断することで受光部側の出力を
OFFにする光遮蔽板とから構成されている。
そして、従来の透適型光センサの検出用の光遮
蔽板の表面は主に光を吸収し易いように黒色とし
たものが多く、この光遮蔽板が移動して光を遮断
し受光部側の出力をOFFとするまでの光遮蔽板
の移動位置における受光部側の出力レベルの状態
は第3図の100に示すとおりであり、該光遮蔽板
の侵入側端面が光路に接するまでは出力レベルは
所定値を保つたままであり、その後光遮蔽板の侵
入側端面がある幅を有する光路内に侵入するにつ
れて出力レベルが減少し、完全に光を遮蔽したと
き出力がOFFとなる。
このように従来の透過型光センサではON/
OFF時における出力比が余り大きくなく、特に、
ある対象物の位置を光遮蔽板により検出する場合
には検出位置の分解能が悪いという欠点があつ
た。このような透過型光センサをフロツピデイス
クドライブのヘツド位置検出に用いた場合、この
デイスクドライブの電源投入時点ではヘツドがフ
ロツピデイスクのどの位置にあるかを判別するこ
とができず、ヘツドを正しく位置決めするために
書込/読取の動作に先立ち、ヘツドをトラツク00
の位置に移動させておく必要があるが、前述した
ような低分解能の従来の透過型光センサではトラ
ツク00位置の検出精度が悪いという欠点があつ
た。
[考案の目的] 本考案は前記従来の欠点に鑑み為されたもの
で、その目的は、透過型光センサのON/OFF時
の出力比を大きくして光遮蔽板による検出位置の
分解能を高めることにある。
[考案の構成] この目的を達成するために、本考案は、透過型
光センサの光遮蔽板の光路侵入側の端面に光反射
面を形成して、この光遮蔽板の光路侵入による光
遮断に伴い該光センサの出力がOFFとなる直前
に、該光センサの発光部から受光部へ達しない発
散光を光反射面で反射させて受光部に入射させる
ように構成したものである。
[考案の実施例] 以下、図面により本考案の好適な実施例を説明
する。
なお、本実施例では透過型光センサをフロツピ
デイスクドライブのトラツク00位置検出に用いた
例を示す。
第1図中、フレーム側の所定位置にはコ字形状
の透過型センサ本体10が固定され、そのセンサ
本体10の上部には発光部12が形成され、該セ
ンサ本体10の下部には前記発光部12と対向し
て受光部14が形成されてり、発光部12から発
して発光スリツト(図示せず)を通過した光は受
光スリツト14aを通つて受光部14に達する。
一方、ヘツドを担持したキヤリツジには光遮蔽
板であるトラツク00検出板16が設けられ、ヘツ
ドが移動してデイスクのトラツク00の位置したと
きに該トラツク00検出板16は前記透過型光セン
サ本体10の発光部12と受光部14間の光路に
侵入して光を遮断し、受光部14側に生じる出力
をOFFとする。
また、このトラツク00検出板16の光路に侵入
する側の端面には本考案の特徴事項である銀メツ
キ等が施された光反射面16aが形成されてお
り、このトラツク00検出板16と前記透過型光セ
ンサ本体10により透過型光センサが構成されて
いる。
次に、このようなトラツク00検出板16に光反
射面16aを形成した透過型光センサによる作用
について第2図により説明する。
第2図Aはヘツドがデイスクのトラツク00に位
置してなくトラツク00検出板が光路から離れた所
に位置している状態であり、発光部12からの光
が受光部14に達して出力がONの状態となつて
いる。この第2図Aの状態からヘツドが移動して
デイスクのトラツク00位置直前まできてトラツク
00検出板が第2図Bに示すとおり光路の直前に位
置すると光路の侵入する側の端面に形成された光
反射面16aにより発光部12から受光部14に
向うことなく発散している光の一部は該光反射面
16aで反射されて受光部14に入射される。
ヘツドが更に移動してデイスクのトラツク00位
置に達すると、第2図Cに示すとおり、トラツク
00検出板16は発光部12と受光部14間の光路
を完全に遮断して光センサの出力をOFFとする。
そして、このトラツク00検出板16の第2図A
に示す位置から第2図Cに示す位置までの移動を
伴う透過型光センサの出力特性は第3図の110に
示すとおりであり、図中、A,B,Cは、それぞ
れトラツク00検出板が前記第2図のA,B,Cに
示す位置にあるときの各出力を示す。
すなわち、透過型光センサからの出力がOFF
となるC点の直前である第2図Bに示す状態のと
きにはトラツク検出板16の光反射面16aで移
動12から発散する光の一部が反射して受光部1
4に入射するため第2図Aに示す状態のときより
受光部14に入射する光量が増大して、B点に示
すようにその出力が上がつた状態となる。トラツ
ク00検出板16の光反射面16aの幅が発光スリ
ツト12aと受光スリツト14aの距離と等しく
できれば理論上の出力はA点出力の2倍となる
が、実施例として、3mmの発光スリツト12aと
受光スリツト14a間の距離に対して光反射面1
6aの幅が1.7mmのトラツク00検出板16を使用
することで最大出力をA点の出力の1.5倍とする
ことができた。
このように透過型光センサの出力がOFFとな
る直前において発光部12からの発散光の一部を
光反射面16aで反射させて受光部14aに入射
させることにより透過型光センサのON/OFF時
の出力比が大きくなつてトラツク00検出板による
トラツク00検出位置の分解能が高まるものであ
る。
なお、本実施例では透過型光センサをフロツピ
デイスクのトラツク00位置検出に使用したが、こ
れに限らず、他の検出対象に使用できることは勿
論である。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案によれば、光遮蔽
板の移動による光遮断に伴い透過型光センサの出
力がOFFとなる直前には発光部からの発散光の
一部が光反射面で反射されて受光部に入射される
ので、該透過型光センサのON/OFF時の出力比
が大きくなつて光遮蔽板による検出位置の分解能
が高まる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の透過型光センサの一実施例を
示す説明図、第2図は前記透過型光センサの作用
説明図、第3図はトラツク00検出板の移動位置の
変化に対する従来と本考案の透過型光センサの出
力特性図である。 12……発光部、14……受光部、16……ト
ラツク00検出板(光遮蔽板)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光部と、該発光部の光が入射される受光部
    と、該発光部と受光部間の光路に侵入して光を遮
    断することで出力をOFFとする光遮蔽板と、を
    含む透過型光センサにおいて、前記光遮蔽板の光
    路侵入側の端面に光反射面が形成され、光遮蔽板
    の移動による光遮断に伴い該透過型光センサの出
    力がOFFとなる直前に、発光部からの発散光を
    前記反射面で反射させて受光部に入射させること
    により透過型光センサのON/OFF時の出力比を
    大きくして前記光遮蔽板による検出位置の分解能
    を高めたことを特徴とする透過型光センサ。
JP7923884U 1984-05-28 1984-05-28 透過型光センサ Granted JPS60189880U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7923884U JPS60189880U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 透過型光センサ

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JP7923884U JPS60189880U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 透過型光センサ

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JPS60189880U JPS60189880U (ja) 1985-12-16
JPH0311753Y2 true JPH0311753Y2 (ja) 1991-03-20

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ID=30623963

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JP7923884U Granted JPS60189880U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 透過型光センサ

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JP2021141550A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 オムロン株式会社 光電センサ

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JPS60189880U (ja) 1985-12-16

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