JPH0311694B2 - - Google Patents

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JPH0311694B2
JPH0311694B2 JP58149418A JP14941883A JPH0311694B2 JP H0311694 B2 JPH0311694 B2 JP H0311694B2 JP 58149418 A JP58149418 A JP 58149418A JP 14941883 A JP14941883 A JP 14941883A JP H0311694 B2 JPH0311694 B2 JP H0311694B2
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bit
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JP58149418A
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JPS6041336A (ja
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Susumu Takahashi
Hiroyuki Kanzaki
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Sansui Electric Co Ltd
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Sansui Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19843411962 priority patent/DE3411962A1/de
Priority to US06/596,199 priority patent/US4633483A/en
Priority to GB08408439A priority patent/GB2139834B/en
Publication of JPS6041336A publication Critical patent/JPS6041336A/ja
Publication of JPH0311694B2 publication Critical patent/JPH0311694B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/3053Block-companding PCM systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はPCM(パルス符号変調)を用いた信号
伝送に係り、特に差分PCMすなわDPCM
(differential PCM)に好適な信号伝送方式に関
するものである。
[発明の技術的背景] 効率のよいPCM符号化方式としてDPCMが知
られている。通常のPCM符号化がオーデイオ信
号等のアナログ原信号を時々刻々とサンプリング
した値をデイジタルデータすなわちPCM符号と
して伝送するのに対し、DPCMは直前の値と差
分すなわち2サンプル間の差分だけをデイジタル
データとして伝送するものである。
第1図にDPCM符号化を用いた伝送システム
の一例を示す。
この第1図のシステムでは差分をとるのにアナ
ログ値の状態で差分をとらずにデイジタル値で差
分をとつている。すなわち、アナログ原信号例え
ばオーデイオ信号はA/D(アナログ−デイジタ
ル)変換器1で例えば15ビツトのデイジタルデー
タに変換されレジスタ等を用いた遅延回路2で1
サンプル分遅延されたデータとともに差分器3に
与えられ、両者の差分データすなわちDPCM符
号が例えば16ビツトで伝送系に送出される。ここ
で、伝送系とは単なる接続線や変/復調系を介在
した通信回線(電波、光等を媒体とする場合もあ
る)等の伝送路の他、記録/再生系(記録媒体が
いわば伝送媒体となる)などをも含むいわゆる広
義の伝送系を指す。伝送系にて伝送されたこの場
合16ビツト差分データは加算器4に与えられ遅延
回路5で1サンプル分遅延された前回の加算器4
出力と加算され累計(積分)されて例えば15ビツ
トのデータとしてD/A(デイジタル−アナログ)
変換器6に与えられ、アナログオーデイオ信号が
出力される。
DPCM符号化の特徴は時間的に隣接する2サ
ンプル間の差分データを伝送することにより、伝
送するデイジタル値を平均的に小さくすることが
できる点にある。
第2図にアナログ原信号Soを通常PCMで伝送
する場合のデータとなる値DpとDPCMで伝送す
る場合のデータとなる値Ddとの関係を示す。Ts
はサンプリング間隔である。同図より信号周期に
対して短かい(適正な)サンプリング間隔Tsと
しているかぎり伝送データが平均的に小さな値と
なることは容易に理解し得る。特に、図示のよう
にアンログ原信号の周波数がサンプリング周波数
に比して充分に低い場合には差分データDdは非
常に小さな値となる。
したがつて、例えばある音楽信号を伝送すると
き、伝送されるデイジタルデータのとる値の確率
は、第3図に示すようにDPCMの場合0に近い
ほど顕著に高くなる傾向がある。これに対し通常
のPCMの場合は0近傍への集中傾向は極めて低
い。この第3図からもDPCMの場合伝送データ
値が平均的に小さくなることがわかる。すなわ
ち、16ビツトのPCM符号であつてもこれを
DPCMで伝送するようにすれば通常は8ビツト
〜10ビツト程度で大部分のデータが正しく伝送で
き、かなり良好な伝送が行える。
しかしながら、このようなDPCM符号化では
伝送データ値が平均的には小さくなるものの、ま
れに発生する最大レベルデータはPCMとほぼ同
じデータ値(レベル)となる点に問題がある。
すなわち、DPCMの特徴は(イ)伝送データの平
均的レベルは非常に小さいこと、(ロ)伝送データの
最大レベルは普通のPCMの2倍であるがその出
現確率は非常に低いことの2点にある。
このように平均的レベルが小さく大レベル信号
の出現確率の低いデータを有効に伝送する方式と
して、原データに比して少ない所定ビツト数で通
常の伝送を行い、この所定ビツト数で表現できる
範囲を越える大レベル信号は有効ビツト上位の上
記所定ビツト数のみを伝送データとし下位ビツト
は切捨てて伝送するこどか考えられる。この場合
切捨てた下位ビツトについては、切捨てたビツト
数のみを受信側に伝送(切捨ビツトの内容は送ら
ない)すれば、受信側で正しい桁数に戻すことが
でき、ほぼ正しい再生が行える。現実的には複数
のサンプルからなるデータブロツク毎にブロツク
内のサンプルのうちの最大レベル値を検出し、そ
れに応じて該ブロツク内のデータを桁シフトして
上位所定のビツト数のデータを主伝送データとす
るとともに上記桁シフト情報を切捨てビツト数に
対応するスケール情報として、これらの主伝送デ
ータとスケール情報を伝送する。このようにすれ
ば、多数のサンプルデータからなるデータブロツ
毎に1個ずつのスケール情報を伝送するだけでほ
ぼ充分な情報伝送が可能となる。
このような方式を具体的な一例について詳細に
説明する。ここで説明する例は通常のPCM伝送
において上記方式により伝送データビツト数を低
減するものであり、第4図に構成を示す。
この場合、送信側は例えばオーデイオ信号から
なる入力アナログ信号をA/Dコンバータ7で充
分なビツト数例えば15ビツトのデイジタル予備変
換データに予定時間間隔で変換した後、デイジタ
ルレベル検出手段8でデイジタル的に予定期間内
の最大レベルまたはそれにほぼ相当するレベルを
検出し、例えば4ビツトのスケール情報データを
得、そしてデータ圧縮部を構成するテイジタルレ
ベル可変制御手段9では上記スケール情報データ
に基づいて上記A/Dコンバータ7の出力予備変
換データをデイジタル的にレベルコントロールし
てデータ圧縮し例えば8ビツトの主データを得
て、この主データと上記スケール情報データとを
合成手段10にて多数の主データに1個のスケー
ル情報データが対応するようにして伝送系に送出
する。一方、受信側は分離手段11で伝送系から
受信した伝送信号から主データとスケール情報デ
ータとを分離抽出し、データ伸長部を構成するデ
イジタルレベル可変制御手段12で上記主データ
を上記スケール情報データに基づいて送信側とは
逆の制御特性でデイジタル的なレベル可変制御
(データ伸長)を行ないD/Aコンバータ13で
アナログ化して出力アナログ信号を得る。
そして、上記デイジタルレベル検出手段8にお
けるデイジタルレベル検出は、予備変換データ中
の有効ビツト数、すなわち有効ビツトのうち符号
ビツトを除いたものの最上位のビツト位置、を検
出することにより行ない、上記デイジタルレベル
可変制御手段9におけるデイジタルレベル可変制
御は上記最上位有効ビツト位置にほぼ対応するビ
ツト位置部分を上記予備変換データより取り出し
て主データを作ることにより行なう。
例えば第5図a〜cに示すように15ビツトの予
備変換データ中斜線を施した部分が有効ビツトで
あるとすれば、同図aの場合有効ビツトが予備変
換データのうち6ビツトを占有しており、8ビツ
トの主データをとるには、下位8ビツトをそのま
ま主データとすればよい。このとき主データをと
る位置は下位8ビツトであるので、予備変換デー
タから何らビツトシフトを行なわずに下位8ビツ
トのみをそのまま取り出したことに相当し、この
ときの制御レベルすなわちスケール情報は上記シ
フト量「0」となる。この例からもわかるように
シフト量は0ビツトが最小であるので有効ビツト
数が8以下のときはスケール情報は一律に「0」
を選定する。また同図bの場合有効ビツト数が9
ビツトであるので、図から明らかなように主デー
タの取出し位置は上位(左)へ1ビツトシフトす
ることになりスケール情報は「1」となつて主デ
タとして8ビツトをとれば最下位有効ビツトすな
わち予備変換データ最下位ビツト(LSB)は無
視され、この部分は誤差となる。(このとき主デ
ータ8ビツトの取出し位置に対して予備変換デー
タを下位(右)に1ビツトシフトして下位1ビツ
トを切捨てたと考えることもできる。)同図cの
場合は有効ビツト数が15ビツトであり、スケール
情報は「7」となり、この場合は予備変換データ
の下位7ビツトが無視される。すなわち、この場
合スケール情報は切捨てビツト数に対応する。こ
のようにして有効ビツト数が多い場合に無視され
切捨てられる有効ビツトは誤差となるが、主デー
タの値に対して充分に小さな値である。この場
合、スケール情報のレベルは最大8(=2の3乗)
種類であるのでスケール情報データは3ビツトで
済む。現実にはスケール情報データは多数の予備
変換データ毎に1つのデータを対応させるので、
予め対応する多数の予備変換データ中の最大値を
測定あるいは予測するなどしてスケール情報を検
出設定し、該対応する多数の予備変換データにつ
いて共通のスケール情報(シフト量)とし、この
スケール情報を上記多数の予備変換データ毎に検
出更新する。
なお、上述では主データは予備変換データから
ビツトシフトにより取り出したデータのみで構成
したが、これは取扱うアナログ信号が正負の一方
のみの単極性の信号で予備分間データ中に符号ビ
ツトが含まれない場合、または符号ビツトが含ま
れていてもそれを伝送する必要がない場合であ
る。これに対し入力アナログ信号がオーデイオ信
号のように正、負両方の混在する双極性の信号で
は予備変換データ自体に符号ビツトまたはそれに
相当するビツトが通常少なくとも最上位ビツト
(MSB)として含まれ、これも実質的には重要な
有効ビツトであるので、この符号ビツト1ビツト
と上記ビツトシフトにより得られるデータとを主
データとすることはもちろんである。すなわち主
データが8ビツトの場合そのうち1ビツトを符号
ビツトとするので、この符号ビツトとビツトシフ
トにより得られる7ビツトのデータで主データを
構成する。
ところで、このようにした場合、受信側のデイ
ジタルレベル可変制御手段9では伝送信号から分
離された主データを同様に分離されたスケール情
報データの示すシフト量でビツトシフトして予備
変換データと等しいビツト数の再生データを得る
ことになる。すなわち第5図aに示した例の場合
の8ビツトの主データをそのまま下位8ビツトと
して用いてもとの予備変換データと等しい15ビツ
ト再生データを得る。同図bの例では同様に8ビ
ツトの主データを上位(左)に1ビツトシフトし
て下位に1ビツトの付加データを加えて15ビツト
の再生データを作り同図cの例では8ビツトの主
データを上位に7ビツトシフトして下位に7ビツ
トの付加データを加え15ビツトの再生データを作
る。ここで、下位に付加するデータは0データま
たは平均値データなど予め一義的に定めたデータ
を用いる。すなわち、例えば15ビツトの予備変換
データが第6図aのようなデータであつたとす
る。これに基づいて8ビツトの主データを送信す
る場合(ここでは符号ビツトは考慮しない場合を
考えている)、図示のように有効ビツトの上位8
ビツトが主データとして抽出され、下位4ビツト
が切捨てられる。受信側では上記主データを受
け、予備変換データ中の上記8ビツトの主データ
を取り出したビツト位置に応じたスケール情報に
よつて上記主データをビツトシフトして15ビツト
の主データを作る。このとき、基本的には第6図
bに示すように“0000”などシフトしたビツト数
に対応する0データを付加する。また、平均的に
原データとの誤差を少なくするためには、該当ビ
ツト数で表現し得るデータの平均値にほぼ対応す
る値、例えば第6図cに示すように“0111”など
の平均値データを付加データとすることが有効で
ある。付加データとしてはこれら0データや平均
値データ以外のデータであつても、ビツト数毎に
一定の値であれば実用上問題はない場合が多い。
なお、これら付加データとして0データ以外の値
をとる場合には原データすなわち予備変換データ
の下位ビツトの示す値と上記付加データとの差が
実質的な切捨データであることはいうまでもな
い。
ところで、上記第4図に示した例のような方式
は通常のPCMすなわちPCM符号データをそのま
ま伝送するときには利用できるが、DPCMには
そのまま適用するのは困難であり望ましくない。
その主たる理由は、第1図に示したように
DPCMの受信には受信データの累計・積分動作
による復号が必要であり、送信側における切捨て
によつて生じた誤差が受信側で加算累計され、大
きな誤差となつてしまうからである。
このため、DPCMで伝送データの平均レベル
を低下させても、現実の伝送データのビツト数を
減らすことができないばかりか、ビツト数が多く
なつてしまうことすらあつた。
なお、例えばADPCM(adaptive DPCM〜適
応差分PCM)のように送受の間で予め一定の法
則を定めて受信側のレベル分離能を低下させなが
ら非線形な送受を行なつて伝送ビツト数を下げる
ことも考えろれるが、このようなADPCM等はあ
まり高制度とはいえず、受信側において良好な再
生ができないばかりでなく装置が複雑になるなど
多くの問題をかかえていた。
これに対し、DPCMによる伝送データの平均
レベルの低減効果を活かして、少ないビツト数で
高精度の伝送を可能とする伝送方式として次のよ
うな方式が考えられる。
すなわち、PCM符号データをDPCMデータに
逐次変換する第1の処理と、上記DPCM符号の
データに基づき、該DPCM符号データの大きさ
を検定し定められた数のサンプルを1ブロツクと
して該データブロツク内の最大データが送れるよ
うに、上位有効ビツトを優先して逐次選定したビ
ツト位置より該DPCM符号データよりもデータ
長の短かい予定ビツト数の(送信)主データを取
出すとともに、上記ビツト位置をスケール情報と
して取出す第2の処理と、上記主データを得る際
に実質的に切捨てられた下位データがある場合に
は該切捨データを上記第1の処理で変換された後
続のDPCM符号データに加算して上記第1の処
理で得たDPCM符号データに代えて上記第2の
処理に共する第3の処理と、これら第1〜第3の
処理の結果上記第2の処理で得られた主データと
スケール情報とを送系に送出する第4の処理と、
この第4の処理で送信された送信データを受信し
該受信データに基づき受信スケール情報に応じた
ビツトシフトを用いて受信主データをDPCMデ
ータに変換してDPCM符号の復号復調を行う第
5の処理とを行なう方式である。
ところで、このような方式において、送信側の
上記第2、第3の処理の中心となるデータ圧縮部
では、具体的には例えばアキユムレータを次のよ
うに動作させる。
すなわち、例えば16ビツトの入力DPCM符号
データは前回の送信主データの抽出により抽出・
伝送されずにアキユムレータに残つた下位残余デ
ータ(すなわち切捨データ)と加算され、この加
算後のデータの上位有効ビツト部分例えば8ビツ
トが抽出され主データとして伝送される。この結
果再びアキユムレータには下位残余データが残
る。ここで、上記主データを取出すビツト位置
(上位有効ビツト位置)は同一データブロツク内
では同一であり、このビツト位置を示す情報がス
ケール値としてブロツク毎に伝送される。
この場合、入力DPCM符号データがアキユム
レータ内の下位残余データと加算された結果、主
データの伝送ビツト範囲を越える桁上りを生じ、
オーバフローしてしまうことがある。入力
DPCM符号データの有効桁数はアキユムレータ
での加算が行われる前にブロツク単位で予め調べ
られ、ブロツク内の最大値と伝送主データの桁数
との差がスケール値(≧0)となつているので、
上記オーバーフローが生ずると有効ビツト中最も
重要な上位ビツトが伝送されず大きなエラーを生
じてしまう。
第7図を参照して、DPCM符号に2′sコンプリ
メントを用い且つスケール値が6で一定の場合に
おける一例を説明する。
前回の主データ抽出により、アキユムレータに
残つている下位残余データが第7図aに示すよう
に“110000”なるデータである状態で、同図bの
ように“0001111111011101”なるDPC符号デー
タが入力された場合、アキユムレータで両者が加
算され、同図cに示すように
“0010000000001101”なるデータがられる。スケ
ール値は6であるので、この場合の伝送主データ
は同図dに示すように“10000000”となる。この
場合、原データでは最上位の符号ビツトがデータ
が正であるにもかかわらず上述の桁上りにより正
を示す“0”でなく負を示す“1”となり、大き
な誤りとなつてしまう。
このような不都合が発生するためには、(a)入力
データに“1”が7個以上連続して存在するこ
と、(b)アキルムレータの内容(すなわち前回の下
位残余データ)と入力データの下位桁との加算結
果が伝送主データを取り出している伝送ビツト位
置以上に桁上りすること、の2つの条件が共に満
たされる必要がある。したがつて、その発生確率
は一般的にいつておよそ2の8乗=256回に1回
程度という低いものである。
すなわち、このようなオーバフローエラーの発
生確率は低く、ここでは特に説明しないがいくつ
かの方法により対処することが可能である。
しかしながら、スケール値が直前のデータブロ
ツクから大幅に下つた場合には上述とほぼ同様の
オーバフローの発生があり、この種のオーハフロ
ーの発生確率は非常に高くなる。
第8図参照してこの種のオーバフローの発生に
ついて詳述する。この場合、DPCM符号はやは
り2′sコンプリメントとし、スケール値が6〜1
に変化するものとする。
前回の主データ抽出によりアキユムレータに残
つている下位残余データが第8図aに示すように
“110000”なるデータである状態で、スケール値
が6から1に変り、同時に同図bのように
“0000000011011101”なる入力データが与えられ
た場合、アキユムレータで両者が加算され。同図
cに示すような“0000000100001101”なるデータ
が得られる。スケール値は“1”となつているの
でこの場合の伝送主データは同図dに示すように
“10000110”となつて、やはり最上位の符号ビツ
トが桁上りにより負を意味する“1”となつてし
まう。
このようなケースの発生する確率は一般的には
2の3乗=8回に1回程度と非常に高く大きな問
題となる。
このように、上述のようなデータ圧縮を行なつ
た場合、特にスケール値の減少時、すなわち入力
データの値が小さくなるときにエラー発生の確率
が高く、実用上大きな問題となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、PCM符号デー
タを少ないビツト数で精度よく伝送して、しかも
伝送データのオーバフローエラーの発生確率を効
果的に低減化し、伝送精度を一層高め得る信号伝
送方式を提供することにある。
[発明の概要] 本発明はスケール値が小さくなる場合における
スケール値の変化に制限を加えることによつて、
オーバフローエラーの発生確率を充分に低くおさ
えることを特徴としている。
[発明の実施例] 第9図および第10図に本発明の一実施例の構
成を示す。第9図は本実施例の送信側の構成を、
第10図は本実施例の受信側の構成をそれぞれ示
すものである。
第9図おいて、第1図と同様の部分には同符号
を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、1はオーデイオ信号等のアナログ原
信号入力をデイジタルデータに変換するA/D変
換器、2はA/D変換されたPCM符号データを
1サンプル分遅延するサンプル遅延回路、3は
PCM符号データの連続する2サンプル間の差分
をとる差分器であり、差分器3の出力として例え
ば16ビツトのDPCM符号データが得られる。
14は例えばメモリを用いて構成されるブロツク
遅延回路であり、差分器3から出力される
DPCM符号データを1データブロツク分遅延さ
せる。15は本発明の特徴部分であるスケール決
定回路であり、差分器3から出力されるDPCM
符号データ1ブロツク分の全データから各データ
ブロツク内のサンプルテータの絶対値の最大値を
もとにブロツク毎の原スケール値を検出し、且つ
この原スケール値を前回の設定スケール値と比較
して、スケール値が増加傾向(つまりデータの絶
対値が増加傾向)にあるときは原スケール値をそ
のまま設定スケール値に決定し、スケール値が減
少傾向(つまりデータの絶対値が減少傾向)にあ
るとき、 すなわち、 (前回設定スケール値−入力原スケール値)≧1 であるときは、今回の原スケール値の値にかかわ
らず、 (前回設定スケール値)−1 にその回の設定スケール値を設定し、該設定スケ
ール値を例えば桁シフト不用の場合を含めて4ビ
ツトのデータとして出力する。
すなわち、このスケール決定回路15は具体的
には例えば第11図に示すように構成する。
第11図において、スケール値検出部15aは
入力DPCM符号データ1ブロツク分から絶対値
の最大データに基づく原スケール値を検出する。
スケール値設定部15bはスケール値検出部15
aで検出された原スケール値を前回の設定スケー
ル値と比較し、両者が等しい場合、あるいは入力
原スケール値(その回の原スケール値)の方が大
きい場合には入力スケールをそのまま設定スケー
ル値として出力し、入力原スケール値の方が小さ
い場合にはその原スケール値の大きさにかかわら
ず (前回設定スケール値)−1 を設定スケール値として出力する。スケール値保
持部15cはスケール値設定部15bから出力さ
れる設定スケール値を1ブロツク期間保持してス
ケール値設定部15bに与え、スケール値設定部
15bにおいて次回のスケール値決定時に前回設
定スケール値として用いられる。
なお、上述では符号に正負の存在する2′sコン
プリメントを用いるものとしたので、スケール値
がサンプルデータの絶対値の最大値で決せられる
として説明したが、2′sコンプリントでない符号
を用いる場合にはその符号に見合つた他の方式に
よつてスケール値の検出を行なう必要が生ずる場
合もあり得る。
16はデータ圧縮回路、17はデータ補正回路
であり、これら両者により先に説明したデータ圧
縮部の機能を実現している。
すなわち、これらデータ圧縮回路16とデータ
補正回路17は上述したアキユムレータの機能を
二分してそれぞれ分担している。データ補正回路
17はブロツク遅延回路14から出力される
DPCM符号データのうちスケール決定回路15
で設定されたスケール値に応じて主データを取出
した(減算した場合に残る下位残余データ(この
場合最大8ビツト)分のみ例えは8ビツトの加算
器に逐次入力して累積加算するともに、該下位残
余データの累積がスケール値変化および累積桁上
りの少なくとも一方より上記伝送桁(主データ取
出し桁)内に桁上りを生ずる場合この桁上りデー
タ(この場合スケール値変化をスケール値減少に
ついて最大1と制限しているので2ビツト以下の
データとなる)を補正データとして出力する。デ
ータ圧縮回路16はブロツク遅延回路14から出
力されるDPCM符号データが与えられ、この
DPCM符号データのうちスケール決定回路15
から与えられるスケール値に応じたビツト位置の
8ビツトのデータを取り出し、これにデータ補正
回路17から与えられる補正データを加算し、伝
送主データとして出力する。この8ビツトの伝送
主データとスケール決定回路15から出力される
ブロツク毎の4ビツトのスケール情報データとが
伝送系の伝送路へのデータ送出を行なうためのイ
ンターフエース(図示せず)に供給され、両デー
タが並列的にあるいは時分割的に多重化されて直
列的に伝送路に送出される。
また、18はコントロールシーケンサ/クロツ
クジエネレータ部であり、上記各部すなわちA/
D変換器1、サンプル遅延回路2、差分器3、ブ
ロツク遅延回路14、スケール決定回路15、デ
ータ圧縮回路16、データ補正回路17の各部を
それぞれ所定のタイミングで所定のごとく動作さ
せるため、各部に制御信号およびクロツク信号の
少なくとも一方を与えている。
以上が本実施例における送信側の構成であり、
次に本実施例の受信側の構成を説明する。
第10図において、伝送系の伝送路からインタ
ーフエース(図示せず)を介して(合成信号とし
て伝送された場合は適宜分離されて)、この場合、
8ビツトの主データと4ビツトのスケール情報デ
ータが入力される。
19はシフトロツク発生部であり、伝送路イン
タフエースから入力されたスケール情報データに
基づいてシフトすべきビツト数に対応するシフト
ロツクを出力する。20は例えばシフトレジスタ
を用いたデータ伸長回路であり、伝送路インタフ
エースから入力された主データすなわち圧縮
DPCM符号データ(8ビツト)をシフトクロツ
ク発生部19から与えられるシフトクロツクによ
つてこの場合上位へビツトシフトし16ビツトの
DPCM受信データに伸長する。なお、このデー
タ伸長に際し2′sコンプリメントの符号で全体の
動作が行なわれるように作られている場合には、
シフトの回数に関連し、主データ(圧縮DPCM
符号)のMSBにある極正符号と同じもの(0ま
たは1)がシフトレジスタの上位に連続して位置
するように処理される。すなわち、このデータ伸
長回路20において8ビツトの主データはそのデ
ータの属するブロツクのスケール情報に応じたビ
ツトシフトが施され、DPCM受信データに変換
される。21はこの場合16の全加算器からなる
加算回路であり、第1図における加算器4に対応
し、データ伸長回路20から出力されたDPCM
受信データを加算累計して15ビツトのPCM受信
データとして出力する。22はデータホールドレ
ジスタであり、第1図における遅延回路5にほぼ
相当し1サンプル前の加算回路21の出力PCM
受信データすなわち1サンプル前までの累計値を
保持し、そのまま加算回路21に入力し最新のデ
ータ伸長回路出力(DPCM受信データ)との加
算に供する。23は第1図のD/A変換器6にほ
ぼ相当するD/A変換器であり、データホールド
レジスタ22に保持された15ビツトのPCM受信
データをアナログ値に戻す。24はD/A変換器
23の出力から不要な高周波成分を除去するロー
パスフィルタであり、この出力としてオーディオ
信号等のアナログ信号が得られる。
また、25はコントロールシーケンサ/クロツ
クジエネレータであり、上記各部、すなわちシフ
トロツク発生部19、データ伸長回路20、デー
タホールドレジスタ22等の各部をそれぞれ所定
のタイミングで所定のごとく動作させるため、各
部に制御信号およびクロツク信号の少なくとも一
方を与えている。
次に上述した構成における動作について説明す
る。
まず送信側において、アナグロ原信号(例えば
オーデイオ信号)はA/D変換器1でPCM符号
データ(15ビツト)に変換され、サンプル遅延回
路2で遅延された1サンプル前のデータとの差分
が差分器3で算出されDPCM符号データ(16ビ
ツト)に変換される。
このデータはスケール決定回路15に与えら
れ、所定数のサンプルからなる1ブロツク分の
DPCM符号データから最大差分(差分には正負
があるので正確には差分の絶対値すなわち差が最
も大きな値)がスケール値検出部15aで求めら
れ、該スケール値検出部15aからは該最大差分
に応じた原スケール値(桁シフト情報)データ
(4ビツト)が出力される。この原スケール値は
スケール値設定部15bにおいて前回の設定スケ
ール値(スケール値保持部15cで保持されてい
る)と比較され、先に述べたように増加時は原ス
ケール値がそのまま出力され、減少時は原スケー
ル値にかかわらず前回設定スケール値より1だけ
小さい値がスケール値として設定される。
このスケール決定回路15の設定スケール値出
力はブロツク毎に更新され、1ブロツクの
DPCM符号データに共通のスケール値データと
なる。このスケール情報検出の時間ずれを補正す
るためブロツク遅延回路14で1ブロツク分遅延
されたDPCM符号データがデータ圧縮回路16
およびデータ補正回路17で逐次スケール値に応
じてデータ圧縮される。すなわち、データ補正回
路17では上記設定スケール値に対応して切捨デ
ータとなる下位残余データを保持加算して累積
し、伝送主データとなる桁内へ桁上げがあるとき
はそれを補正データとしてデータ圧縮回路16に
与える。データ圧縮回路16ではブロツク遅延回
路14から出力されるDPCM符号データからス
ケール決定回路15の出力である設定スケール値
に対応する8ビツトの上位有効ビツトを取り出し
これに上記補正データを加算して主データとして
出力する。これは実質的に先に述べたブロツク遅
延回路14から出力されるDPCM符号データを
スケール決定回路15から出力されるスケール値
に応じた上位有効ビツトを8ビツト取り出し主デ
ータとして出力するとともに、下位ビツトの切捨
てが行なわれたときはその切捨(下位残余)デー
タを残しておき、次のDPCM符号データに加算
して同様のデータ圧縮、切捨データ加算処理に供
することに相当する。このため、主データで伝送
されなかつた桁落ち切捨分の下位残余データは次
のDPCM符号データと加算され累積されるので、
実施的に後続の主データに含められて伝送され
る。この主データとスケール情報データがインタ
フエースを介して伝送系に送出される。このと
き、伝送路に送出するにあたり、時分割合成を行
なつた場合は、伝送データのビツト数は最大8ビ
ツトとなるので伝送系は8ビツト分の伝送路があ
ればよい。なお、時分割合成に際しスケール情報
データを介挿するため必要に応じて主データ列を
時間軸圧縮するなどの処理を施してもよいことは
いうまでもない。
PCMが基準レベル例えば0レベルからの符号
を含む値を伝送するのに対し、DPCMはサンプ
ル間の差分を伝送するため、オーデイオ信号等の
周波数がサンプリング周期に比して非常に高い場
合には正のピーク値付近と負のピーク値付近の差
分がDPCM符号となる場合があり、このため
DPCM符号データの最大ビツト数はPCM符号デ
ータより1ビツト多く必要となる。したがつて上
述では15ビツトのPCM符号データから16ビツト
のDPCM符号データを得、これを8ビツトの主
データで伝送するためのスケール値は桁シフト不
要の場合を含めて9種となり、4ビツトのスケー
ル情報データとしている。
このようにして伝送系に送出された送信データ
の受信する受信側の動作について説明する。
伝送系からインタフエースを介して得られる受
信データは、圧縮DPCM符号からなるこの場合
8ビツトの主データとデータブロツク毎のこの場
合4ビツトのスケール情報データである。もちろ
ん、この受信データは伝送されてきたデイジタル
データそのままである場合もあるが、デイジタル
復調されたデータである場合もある。何故ならば
一般にデイジタル信号を伝送(記録)する場合に
は、種々のデイジタル変調、例えばMFM
(modified frequency modulation)変調、バイ
フエイズ変調、3PM(three position
modulation)変調等々を施す場合も少なくない
が、上述ではこれらも伝送系あるいはインタフエ
ースの中に含めて扱つているから、このようなデ
イジタル変調が施されて伝送されている場合には
受信側ではそのデイジタル変調についての復調を
行つて上述の受信データを得るからである。
上記受信データすなわち主データとスケール情
報データはインタフエースからそれぞれデータ伸
長回路20とシフトクロツク発生部19に入力さ
れる。シフトクロツク発生部19からはスケール
情報データに対応するシフトクロツクが出力さ
れ、このシフトクロツクがデータ伸長回路20に
与えられ8ビツトの受信主データに桁シフト(ビ
ツトシフト)が施され、且つ2′sコンプリメント
符号の場合には上位ビツトが極性ビツトで埋めら
れて、16ビツトのDPCM受信データに変換され
る。このとき桁シフトにより生ずる下位の空白ビ
ツトには例えば0データが付加される。この
DPC受信データが加算回路21に与えられ、デ
ータホールドレジスタ22に保持されている1サ
ンプル前の加算回路21出力データと加算され
る。すなわち、この加算回路21の出力データは
DPCM受信データの累計(積分)値、つまり15
ビツトのPCM受信データである。このPCM受信
データはデータホールドレジスタ22を介して
D/A変換器23で逐次D/A変換され、さらに
ローパスフイルタ24で不要な高周波成分が除去
されて例えばオーデイオ信号等のアナログ信号と
して出力される。
このようにして、送信側で切捨部つまり桁落ち
部を累積して以後の送信データに反映させた送信
データを受信して有効な復号復調を行なうことが
できるため、8ビツトの主データを受信するだけ
で実質的に9ビツト以上での受信に相当する精度
が実現される。
上述のように、送信側でのデータ圧縮に際して
のスケール値の変動に伴なうオーバフローの発生
を充分に低くおさえることができ、少ないビツト
数で伝送可能な高効率PCMを有効に実現するこ
とができる。
なお、上述では特に説明していないがオーバフ
ローの発生確率が低くなれば、種々の方法によつ
て、得られるデータを補正するなど実質的にオー
バフローの影響を受けないように対策することが
可能である。
また、上述したようにスケール値の下降を緩か
にすることは、オーデイオ信号特に音響信号を伝
送する場合に最適である。何故ならば、音響信号
の主たる音源となるピアノ、ギター、ドラムス等
の楽器の多くは立上りは急であつても立下りは緩
かであるからである。すなわち、上述のようにス
ケール値を緩かに低下させるようにスケール値変
化に制限を加えることはむしろ自然であつて、ス
ケール値が検出値と大きくずれて聴感上のS/N
を悪化させることはなく、無理のない動作でオー
バフローの少ないシステムを構成することができ
る。
なお、本発明は上述し且つ図面に示す実施例に
のみ限定されることなく、その要旨を変更しない
範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、本発明はDPCMに限定されるもので
はなく通常のPCMの圧縮に用いてもよいことは
もちもんであり、送信側で上記実施例と実質的に
同様にアキユムレータ動作を用いているものであ
ればどのようなシステムに適用してもよいことも
いうまでもない。
また、本方式におけるデイジタル処理機能の一
部または全部をコンピユータを用いて実現しても
よい。
さらに、スケール情報は、主データ取出しのビ
ツト位置の基準を逆に(上位8桁を基準に)設定
し、第5図aをスケール情報「7」、同図bを
「6」、同図cを「0」として、2進符号化するな
どしてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、PCM符号データを少ないビ
ツト数で精度よく伝送して、しかもデータ圧縮時
のオーバフローエラーの発生を効果的に低減し、
エラー補償をも容易にして伝送精度を一層高め得
る信号伝送方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は差分PCMの一例を説明するためのシ
ステムブロツク図、第2図および第3図は通常の
PCMと差分PCMの相違を説明するための図、第
4図はPCMにおけるデータ圧縮の一例を示すシ
ステムブロツク図、第5図および第6図は同例を
説明するための図、第7図および第8図は同例に
おけるオーバフローエラーの発生を説明するため
の図、第9図および第10図は本発明の一実施例
におけるそれぞれ送信側および受信側の構成を示
すブロツク図、第11図は第9図の要部構成の一
例を示すブロツク図である。 1……A/D変換器、2……サンプル遅延回
路、3……差分器、14……ブロツク遅延回路、
15……スケール決定回路、16……データ圧縮
回路、17……データ補正回路、19……シフト
クロツク発生部、20……データ伸長回路、21
……加算回路、22……データホールドレジス
タ、23……D/A変換器、24……ローパスフ
イルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予定時間毎のデータ群からなるデータブロツ
    ク単位でPCM符号原データのブロツク内最大値
    を検出し、該検出値に基づいてスケール値を定
    め、該スケール値に対応するビツト位置から予定
    ビツト数のデータを逐次取出し且つその下位残余
    データを累積的に後続の原データに加算させて、
    上記原データから該原データよりも少ないビツト
    数である主データを得、この主データと上記スケ
    ール値を示すスケール情報とを伝送系で伝送し、
    これを受信して受信主データを受信スケール情報
    に応じてビツトシフトして上記原データと等しい
    ビツト数の再生データを得る信号伝送方式におい
    て、上記スケール値の決定に際し、上記ブロツク
    内最大値に対応するスケール値が直前のデータブ
    ロツクに対して設定されたスケール値より減少す
    ることとなる場合は、スケール値の変化量を1以
    下に制限してスケール値の設定を行ない、且つ増
    加することとなる場合は上記ブロツク内最大値に
    基づいて得られる値をそのまま用いてスケール値
    の設定を行なうようにしたことを特徴とする信号
    伝送方式。 2 PCM符号原データは、差分PCM符号原デー
    タである特許請求の範囲第1項記載の信号伝送方
    式。
JP14941883A 1983-03-31 1983-08-16 信号伝送方式 Granted JPS6041336A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14941883A JPS6041336A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 信号伝送方式
DE19843411962 DE3411962A1 (de) 1983-03-31 1984-03-30 Datenuebertragungseinrichtung
US06/596,199 US4633483A (en) 1983-03-31 1984-04-02 Near-instantaneous companding PCM involving accumulation of less significant bits removed from original data
GB08408439A GB2139834B (en) 1983-03-31 1984-04-02 Data transmission system

Applications Claiming Priority (1)

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JP14941883A JPS6041336A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 信号伝送方式

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JPS6041336A JPS6041336A (ja) 1985-03-05
JPH0311694B2 true JPH0311694B2 (ja) 1991-02-18

Family

ID=15474675

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JP (1) JPS6041336A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122114A (en) * 1978-03-15 1979-09-21 Kenkichi Tsukamoto Signal processing method and device
JPS57192147A (en) * 1981-05-20 1982-11-26 Aiwa Co Ltd Pcm transmission system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122114A (en) * 1978-03-15 1979-09-21 Kenkichi Tsukamoto Signal processing method and device
JPS57192147A (en) * 1981-05-20 1982-11-26 Aiwa Co Ltd Pcm transmission system

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JPS6041336A (ja) 1985-03-05

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