JPS59182639A - 信号伝送方式 - Google Patents

信号伝送方式

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JPS59182639A
JPS59182639A JP5619783A JP5619783A JPS59182639A JP S59182639 A JPS59182639 A JP S59182639A JP 5619783 A JP5619783 A JP 5619783A JP 5619783 A JP5619783 A JP 5619783A JP S59182639 A JPS59182639 A JP S59182639A
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JP
Japan
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data
bits
bit
transmission
pcm code
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JP5619783A
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English (en)
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「たか」橋 暹
Susumu Takahashi
Hiroyuki Kanzaki
神崎 裕行
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Sansui Electric Co Ltd
Original Assignee
Sansui Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/04Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation
    • H04B14/046Systems or methods for reducing noise or bandwidth

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はPCM(パルス符号変調)を用いた信号伝送方
式に係り、特に差分PCMすなわちDPCM(diff
erential PCM ) ヲ用イタ信号伝者方式
に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
効率のよいPCM符号化方式としてDPCMが知られて
いる。通常のPCM符号化がオーディオ信号等のアナロ
グ原信号を時々刻々とサンプリングした値をディジタル
データすなわちPCM符号として伝送するのに対し、D
PCMは直前の値との差分すなわち2サンプル間の差分
だけをディジタルデータとして伝送するものである。
第1図にDPCM符号化を用いた伝送システムの一例を
示す。
この第1図のシステムでは差分をとるのにアナログ値の
状態で差分をとらずにディジタル値で差分をとっている
。すなわち、アナログ原信号例えばオーディオ信号はA
/D (アナログ−ディジタル)変換器lで例えば15
ビツトのディジタルデータに変喚され遅延回路2で1サ
ンプル分遅延されたデータとともに差分器3に与えられ
、両者の差分データすなわちDPCM符号が例えば16
ビツトで伝送系に送出される。ここで、伝送系とは単な
る接続線や変/復調系を介在した通信回線(電波、光等
を媒体とする場合もある)等の伝送路の他、記録/再生
系(記録媒体がいわば伝送媒体となる)などをも含むい
わゆる広義の伝送系を指す。伝送系にて伝送されたこの
場合16ビツトの差分データ(ま加算器4に与えられ遅
延回路5で1サンプル分遅延された前回の加算器4出カ
と加算され累計(積分)されて例えば15ビツトのデー
タとしてD/A(ディジタル−アナログ)変換器6に与
えられ、アナログオーディオ信号が出方される。
DPCM符号化の特徴は時間的fこ隣接する2サンプル
間の差分データを伝送することにより、伝送するディジ
タルデータの値を平均的に小さくすることができる点に
ある。
第2図にアナログ原信号So  を通常PCMで伝送す
る場合のデータとなる値DpとDPCMで伝送する場合
のデータとなる値Dd  との関係を示す。Ts  は
サンプリング間隔である。同図より信号周期に対して短
かい(適正な)サンプリング間隔Ts  としているか
ぎり伝送データが平均的に小さな値となることは容易に
理解し得る。
特に、図示のようにアナログ原信号の周波数がサンプリ
ング周波数に比して充分に低い場合には差分データDd
  は非常に小さな値となる。
したがって、例えばある音楽信号を伝送するとき、伝送
されるディジタルデータのとる値の確率は、第3図ζこ
示すようにDPCMの場合0に近いほど顕著(こ高くな
る傾向がある。これに対し通常のPCMの場合は0近傍
への集中傾向は極めて低い。この第3図からもDPCM
の場合伝送データ値が平均的に小さくなることがわかる
すなわち、16ビツトのPCM符号であってもこれをD
 P CMで伝送するよう(こすれば通常は8ピットル
10ビツト程度で大部分のデータが正しく伝送でき、か
なり良好な伝送が行える。
しかしながら、このようなりPCM符号化では伝送デー
タ値が平均的には小さくなるものの、まれに発生する最
大レベルデータはPCMとほぼ同じデータ値(レベル)
となる点に問題がある。
すなわち、DPCMの特徴は(イ)伝送データの平均的
レベルは非常に小さいこと、(ロ)伝送データの最大レ
ベルは普通のP CMと同じであるがその出現確率は非
常に低いことの2点にある。
このように平均的レベルが小さく大レベル信号の出現確
率の低いデータを有効tこ伝送する方式として、原デー
タに比して少ない所定ビット数で通常の伝送を行い、こ
の所定ビット数で表現できる範囲を越える大レベル信号
は有効ビット上位の上記所定ビット数のみを伝送データ
とし下位ビットは切捨てて伝送することが考えられる。
この場合切捨てた下位ビットについては、切捨てたビッ
ト数のみを受信側に伝送(切捨ビットの内容は送らない
)すれば、受信側で正しい桁数ζこ戻すことができ、は
ぼ正しい再生が行なえる。現実的には複数のサンプルか
らなるデータブロック毎にブロック内のサンプルのうち
の最大レベル値を検出し、それに応じて該ブロック内の
データを桁シフトして上位所定ビット数のデータを主伝
送データとするとともζこ上記桁シフト情報を切捨てビ
ット数に対応するスケール情報として、これら主伝送デ
ータとスケール情報を伝送する〇このようにすれば、多
数のサンプルデータからなるデータブロック毎に1個ず
つのスケール情報を伝送するだけでほぼ充分な情報伝送
が可能となる。
このような方式を具体的な一例について詳細に説明する
。ここで説明する例は通常のPCM伝送において上記方
式により伝送データのビット数を低減するものであり、
第4図に構成を示す。
この場合、送信側は例えばオーディオ信号からなる入力
アナログ信号をA/Dコンバータ7で充分なビット数例
えば15ビツトのデイジタタ予備変換データに予定時間
隔で変換した後、ディジタルレベル検出手段8でディジ
タル的番こ予定期間内の最大レベルまたはそれにほぼ相
当するレベルを検出し、例えば4ビツトのスケール情報
データを得、そしてディジタルレベル可変制御手段9で
は上記スケール情報データに基づいて上記A/Dコンバ
ータ7の出力予備変換データをディジタル的にレベルコ
ントロールしてデータ圧縮し例えば8ビツトの主データ
を得て、この主データと上記スケール情報データとを合
成手段10にて多数の主データに1個のスケール情報デ
ータが対応するようにして伝送系に送出する。一方、受
信側は分離手段11で伝送系から受信した伝送信号から
主データとスケール情報データとを分離抽出し、ディジ
タルレベル可変制御手段12で上記主データを上記スケ
ール情報データに基づいて送信側とは逆の制御特性でデ
ィジタル的なレベル可変制御(データ伸長)を行ないD
/Aコンバーター3でアナログ化して出力アナログ信号
を得る。
そして、上記ディジタルレベル検出手段8におけるディ
ジタルレベル検出は、予備変換データ中の有効ビット数
すなわち有効ビットのうち符号ビラトラ除いたものの最
上位のビット位置を検出することにより行ない、上記デ
ィジタルレベル可変制御手段9におけるディジタルレベ
ル可変制御(ま上記最上位有効ビット位置にほぼ対応す
るビット位置部分を上記予備変換データより覗り出して
主データを作ることにより行なう。
例えば第5図(a)〜(C1に示すようlこ15ビツト
の予備変換データ中斜線を施した部分が有効ビットであ
るとすれば、同図(a)の場合有効ビットが予備変換デ
ータのうち6ビツトを占有しており、8ビツトの主デー
タをとるlとは、下位8ビツトヲそのまま主データとす
ればよい。このとき主データをとを位置は最上位から数
えて8ビツト目以下の8ビツトであるので、予備変換デ
ータを左へ(上位へ)7ビツトシフトして上位8ビツト
のみを取り出したことをこ相当し、このときの制御レベ
ルすなわちスケール・情報は上記シフト量「、7」とな
る。このしυかられかるようpこシフトlは7ビツトが
最大であるので有効ビット数が8以下のときはスケール
4青報は一律に「7」を選定する。また同図fb)の場
合有効ビット数が9ビツトであるので%図から明らかな
ようにスケール情報は「6」となり主データとして8の
部分は誤差となる。同図(C1の場合は有効ビット数が
15ビツトであり、スケール情報は「o」となり、この
場合は予備変換データの下位8ビツトが無視される。こ
のようにして有効ビット数が多い場合に無視され切捨て
られる有効ビットは誤差となるが、主データの値に対し
て充分に小さな値である。この場合、スケール情報の、
レベルは最大8 (−23)種類であるのでスケール情
報データは3ビツトで済む。現爽にはスヶ−ル情報デー
タは多数の子備変換データ毎に1つのデータを対応させ
るので、予め対応する多数の子備変換データ中の事大値
を測定あるいは予測するなどしてスケール情報を検出設
定し、該対応する多数の子備変換データに一ついて共通
のスケール情報(シフト量)とし、このスケール情報を
上記多数の子備変換データ毎ζこ検出更新する。
なお、上述では主データは予備変換データからビットシ
フトにより殴り出したデータのみで構成したが、これは
取扱うアナログ信号が正負の一方のみの単極性の信号で
、予備変換データ中に符号ビットが含まれない場合また
は符号ビットが含まれていてもそれを伝送する必要がな
い場合である。これに対し入力アナログ信号がオーディ
オ信号のように正、負両方の混在する双両性の信号では
予備変換データ自体に符号ビットまたはそれに相当する
ビットが通常少なくとも最上位ビット(MSB)として
含まれ、これも実質的には重要な有効ビラトであるので
、この符号ビット1ビツトと上記ビットシフトにより得
られるデータとを主データとすることはもちろんである
。すなわち主データが8ビツトの場合そのうちの1ビツ
トを符号ビットとするので、この符号ビットとビットシ
フトにより得られる7ビツトのデータで主データを構成
する。
ところで、このようにした場合、受信側のディジタルレ
ベル可変制御手段9では伝送信号から分離された主デー
タを同様に分離されたスケール情報データの示すシフト
量で送信側とは逆方向にビットシフトして予備変換デー
ク七等しいビット数の再生データを得ることになる。す
なわち第5図(a)に示した例の場合、8ビツトの主デ
ータを右に(下位に)7ビツトシフトしてもとの予備変
換データと等しい15ビツトの再生データを得る。同図
(b)の例では同様に8ビツトの主データを6ビツトシ
フ゛トして下位(こ1ビツトの付加データを加え15ビ
ツトの再生データを作り、同図(C)の例では8ビツト
の主データの下位に6ビツトの付加データを加え15ビ
ツトの再生データを作る。ここで、下位に付カロするデ
ータはOデータまたは平均値データなど予め一義的に定
めたデータを用(7)る。すなわち、例えば15ビツト
の予備変換データカS第6図(a)のようなデータであ
ったとする。これをこ基づし)で8ビツトの主データを
送信する場合(ここでは符号ビットは考慮しない場合を
考えてむ)るλ図示のように有効ビットの上位8ビ゛ン
トカS主データとして抽出され、下位4ビ゛ントカS切
捨てられる。受信側では上記主データを受け、予備変換
データ中の上記8ビツトの主データを取り出したビット
位置をこ応じたスケール情報番こ従って上記主データを
ビットシフトして15ビ′ントの清主アー、2作、。。
。とき、基本的9.(よ第6図(b)に示すように”o
ooo’などシフトしたビ゛ント数に対応する0デ′−
夕を付カロする。また、平均的に原データとの誤差を少
なくするため番こ(ま、該当ビット数で表現し得るデー
タの平均値に(まぼ対応する値、例えば第6図(中こ示
すよう(こ”0111” などの平均値データを付カロ
データとすることが有効である。付加データとしてはこ
れらOデータや平均値データμ外であっても、ビット数
毎に一定の値であれば実用上問題はない場合が多い。な
お、これら付加データとしてOデータμ外の値をとる場
合には原データすなわち予備変換データの下位ビットの
示す値と上記付加データとの差が実質的な切捨データで
あることはいうまでもない。
ところで、上記第4図に示した例のような方式は通常の
PGMすなわちP CM符号データをそのまま伝送する
ときには利用できる力5 、 DPCMにはそのまま適
用するのは困難であり望ましくない。
その主たる理由は、第1図に示したようtこDPCMの
受信には受信データの累計・積分動作による復号が必要
であり、送信側における切捨てによって生じた誤差が受
信側でカロ算累計され、大きな誤差となってしまうから
である。
このため、DPCMで伝送データの平均レベルを低下さ
せても、現実の伝送データのビット数を減らすことはで
きなかった。
なお、例えばADPCM (adaptive DPC
M 〜適応差分PCM)のように送受の間で予め一定の
法則を定めて受信側のレベル分解能を低下させながら非
線形な送受を行なって伝送ビット数を下げることも考え
られるが、このようなADPCM等はあまり高精度とは
いえず、受信側において良好な再生ができないばかりで
なく装置が複雑になるなど多くの問題をかかえていた。
〔発明の目的〕 本発明の目的とするところは、DPCMによる伝送デー
タの平均レベルの低減を活かして少ないビット数での伝
送を行ってしかも高精度で誤差累積の生じない信号伝送
方式を提供すること1こある。
〔発明の概要〕
本発明は、PCM符号データをDPCMデータに逐次変
換する第1の処理と、上記DPCM符号データに基づき
上位有効ビットを優先して該DPCM符号データよりも
データ長の短かい予定ビット数の送信データを得る第2
の処理と、上記送信データを得る際に実質的番こ切捨て
られた下位データがある場合には該切捨データを上記第
1の処理で変換された後傾のDPC〜1符号データに加
算して上記第1の処理で得たDPCM符号データに代え
て上記第2の処理に供する第3の処理と、これら扁1〜
第3の処理の結果上記第2の処理で得られた送信データ
を送出する第4の処理と、この第4の処理で送言された
上記送信データを受信し該受信データに基づいてDPC
M符号の復号復調を行う第5の処理とを行なうことを特
徴としている。
〔発明の実施例〕
第7図に本発明の一実施例のシステム構成を示す。
第7図において%第1図と同様の部分には同符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
すなわち、1はA/D変換器、2はA/D変換されたP
CM符号データを1サンプル分遅延するサンプル遅延回
路、3は連続するPCM符号データ2サンプル間の差分
をとる差分器であり、差分器3の出力として例えば16
ビツトのDPCM符号データが得られる。14は差分器
3から出力されたDPCM符号データを1デ一タブロツ
ク分遅延するブロック遅延回路である。
15はスケール検出器であり、差分器3から出力される
DPCM符号データ1ブロック分の各データから各デー
タブロック内のサンプルの最大値をもとにブロック毎の
スケール情報(桁シフトすべきビット数の情報)を検出
し例えば4ビツトのデータとして出力する。16はデー
タ圧縮部であり、ブロック遅延回路I4で1ブロック分
遅延されたこの場合16ビツトのDPCM符号データを
スケール検出器15から出力(1ブロツク毎に更新され
る)されるスケール情報に応じて桁シフトして例えば上
位8ビツトを取り出して出力するとともに下位ビットを
切捨てた場合はその切捨データを次のDPCM符号デー
タに加算累積して上記桁シフト、データ圧縮処理に供す
る。17は合成回路であり、データ圧縮部16から出力
されるこの場合8ビツトの主データとスケール検出器1
5から1データブロツク毎に更新出力される4ビツトの
スケール情報データとを例えば1ブロック分の主データ
に1個のスケール情報データの割合で時分割するなどし
て合成して送信データとし、伝送系に送出する。以上が
送信側の構成であ乞。
/   。
18は分離回路であり、伝送系かり上記送信データを受
信し、該受信データを復元分離してこの場合8ビツトの
主データと4ビツトのスケール情報データを得る。19
はデータ伸長部であり、分離回路I8から出力された主
データを同スケール情報データに応じて桁シフトし下位
の空白ビットに例えば0データを付加してこの場合16
ビツトのDPCM符号受信データとして出力する。そし
て、4はDPCM符号受信データを加算累計してPCM
符号受信データ(15ビツト)として出力する加算器、
5はPCM符号受信データを1サンプル分遅延して加算
器4に入力するサンプル遅延回路、6はPCM符号受信
データをD/A変換するD/A変換器である。
以上が受信側の構成である。
次に上述の構成における作用を説明する。
アナログ原信号としてのオーディオ信号はA/D変換器
1でPCM符号データ(15ビツト)に変換され、サン
プル遅延回路で遅延された1サンプル前のデータとの差
分が差分器3で陪 算出されDPCMPCM符号データビツト)に変換され
る。所定数のサンプルからなる1ブロツク分のDPCM
符号データから最大差分(差分には正負があるので正確
には差分の絶対値すなわち差が最も大きな値)がスケー
ル検出器15で求められ、該スケール検出器15からは
該最大差分に応じたスケール情報(桁シフト情報)デー
タ(4ビツト)が出力される。このスケール検出器15
の出力はブロック毎に更新され、1ブロツクのDPCM
符号データに対する共通のスケール情報データとなる。
このスケール情報検出の時間ずれを補正するためブロッ
ク遅延回路14で1ブロツク分遅延されたDPCM符号
データがデータ圧縮部16で逐次スケール情報に応じて
データ圧縮される。すなわち、データ圧縮部16ではブ
ロック遅延回路14から出力されるDPCM符号データ
をスケール検出器15から出力されるスケール情報に応
じて桁シフトして上位ビットを敗り出し主データ(8ビ
ツト)として出力するとともに、下位ビットの切捨てが
行なわれたときはその切捨データを残しておき、次のD
PCM符号データに加算して同様のデータ圧縮、切捨デ
ータ加算処理に供する。このため、主データで伝送され
なかった桁落ち切捨部のデータは次のDPCM符号デー
タと加算され累積されるので、実質的に後続の主データ
に含められて伝送される。この主データとスケール情報
データが合成回路17で時分割等により合成され送信デ
ータとして伝送系に送出される。このとき、合成回路1
7で時分割合成した場合は伝送データのビット数は最大
8ビツトとなるので伝送系は8ビツト分の伝送路があれ
ばよい。なお、時分割合成に際しスケール情報データを
介挿するため必要に応じて主データ列を時間軸圧縮する
などの処理を施してもよいことはいうまでもない。
PCMが基準レベル例えばOレベルからの符号を含む値
を伝送するのに対し、DPCMはサンプル間の差分を伝
送するため、オーディオ信号等の周波数がサンプリング
周期に比して非常に高い場合には正のピーク値付近と負
のピーク値付近の差分がDPCM符号となる場合があり
、このためDPCM符号データの最大ビット数はPCM
符号データより1ビット多く必要となる。したがって上
述では15ビツトのPCM符号データから16ビツトの
DPCM符号データを得、これを8ビツトの主データで
伝送するためのスケール情報は桁シフト不要の場合を含
めて9種となり、4ビツトのスケール情報データとして
いる。
伝送系から伝送された送信データは分離回路18で受信
され主データ(8ビツト)とスケール情報データ(4ビ
ツト)に分離されデータ伸長部19に与えられる。デー
タ伸長部19では8ビツトの主データがスケール情報デ
ータに従って桁シフトされ下位ζこ0データが付加され
てDPCM符号受信データとなる。これが加算器4とサ
ンプル遅延回路5で加算累計すなわち積分されてPCM
符号受信データとなり、A/I)変換器6でアナログ化
されてオーディオ信号として出力される。
このようにして、送信側で切捨部つまり桁落ち部を累積
して以後の送信データに反映しているため、8ビツトの
主データで伝送していても9ビツトμ上での伝送に相当
する精度が実現される。
すなわち、ある伝送データに対する桁落ち部により、次
の伝送データのLSB(+¥を下位ビット)に桁落ち部
からの桁上りが生じ1ことすれば、2データの伝送で9
ビツト相肖の伝送が行なわれていることζこなる。同様
に4データの伝送では10ビツト、8回の伝送では11
ビツトに相当する伝送が行なわれることになる。
したがって、DPCMによる平均レベルの低減化と上述
の技術による誤差累積の防止に加えてデータブロック単
位でスケール情報を伝送しそれに対応して下位ビットを
切捨ててデータ圧縮を行なうことζこより、少ないビッ
ト数で極めて高品位の伝送が行なえる。
なお、本発明は上述し且つ図面に示す実施例にのみ限定
されることなくその要旨を変更しない範囲内で種々変形
して実施することができる。
例えば、受信側(こおいてDPCM符号の累計積分をデ
ィジタル的に行なう代りに第8図に示すようにDPCM
符号受信データをD/A変喚器20でアナログ化した後
、積分器21で積分するようにしてもよい。
また、主データとスケール情報データを時分割等により
多重化して伝送する代りに、並列の伝送路でそれぞれ送
るようにしてもスケール情報データは少ないビット数で
済みしかも伝送周期も長くて良いことから、簡易な伝送
路が使用できるので実質的に伝送路数を少なくしたのと
同等の効果が得られる。
また、桁落ちした切捨データを次のD P CMデータ
に加算した場合、まれにではあるが、既にスケール検出
されたブロック内の最大値よりも1桁大きな値となって
しまうことがある。このような場合には、スケール検出
の際に1ビツト余裕を持たせるようにしても一応問題は
解決するが、次のようにして精度を犠牲にせず(こ伝送
することもできる。
すなわち、桁落ち部加算により最上位桁に桁上りが生ず
ることとなる場合ζこは桁落ち加714積による桁上げ
は行なわず桁落ち部のみ加算累積を行なって次のデータ
において加算桁上げを行なう。次のデータも同様な問題
を生ずる場合はさらに同様の処理をする。しかしながら
、このような状態となる確率は極めて低い。
また、スケール検出は原信号の微分値の最大値を検出し
ているのであるから、アナログ原信号を微分してその最
大値をピークホールド回路等により求めるようにしても
よい。
さらに、桁落ち部の累積は差分器3の演算機能を利用し
て行なうようにしてもよく、送信側または受信側の各デ
ィジタル処理をコンピュータを用いて行なうようにして
もよい。
また、本発明における桁落ち累積はオーディオ信号にお
ける高調波歪低減および歪成分を白色化(ホワイトノイ
ズ化)する効果や伝送ビットに対するディザ的な効果も
得られることが、実験およびコンピュータシミュレーシ
ョンの結果判明している。このような観点から伝送系に
プリエンファシス、ディエンファシス等を挿入して受信
側の積分効果をさらに高めてもよい。
また、通常のDPCMに限らずADPCMのようなりP
CMに本発明を適用しても累積誤差の防止効果が得られ
、有効である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、DPCMによる伝送データの平均レベ
ルの低減を行なって実質的に少ないビット数での伝送を
行ってしかも高精度で累積誤差の生じない信号伝送方式
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はDPCMの一例を説明するためのシステムブロ
ック図、第2図および第3図は通常のPCMとDPCM
の相違を説明する1こめの図、第4図はPCMにおける
データ圧縮の一例を示すシステムブロック図、第5図お
よび第6図は同は本発明の他の実施例の構成を示す要部
ブロック図である。 1・・・A/D変換器、2.5・・サンプル遅延回路、
4・・・加算器、6・・・D/A変換器、14 ブロッ
ク遅延回路、15・・・スケール検出器、16デ一タ圧
縮部、17・・・合成回路、18・・・分離回路、19
・・・データ伸長部。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦手続補正書 昭−8d1゛力4 日 特許庁長官   若 杉 和 夫  殿■、事件の表示 特願昭58−56197号 2、発明の名称 イd号伝送方式 3、補正をする者 事件との関係  時計出願人 (24Ll )  山水電気株式会社 4代理人 6 補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 il)PCM符号データを差分PCM符号データに逐次
    変換する第1の処理と、上記差分PCM符号データに基
    づき上位有効ビットを優先して核差分I’CM符号デー
    タよりもデータ長の短かい予定ビット数の送信データを
    得る第2の処理と、上記送信データを得る際に実質的に
    切り捨てられた下位データがある場合には該切捨データ
    を上記第1の処理で変換された後続の差分PCM符号デ
    ータに加算して上記第1の処理で得た差分PCM符号デ
    ータに代えて上記第2の処理に供する第3の処理と、こ
    れら第1〜第3の処理の結果上記第2の処理で得られた
    送信データを送出する第4の処理と、この第4の処理で
    送信された上記送信データを受信し該受信データに基づ
    いて差分PCM符号の復号復調を行う第5の処理とを行
    なうことを特徴とする信号伝送方式。 (2、特許請求の範囲第1項記載の信号伝送方式におい
    て、第2の処理は、第1の処理で得た差分PCM符号デ
    ータの大きさを検定し予め定められた数のサンプルを−
    ブロックとして該ブロック内の最大データが送れるよう
    に送信データとするビット位置を逐次選定するとともに
    そのビット位置をスケール情報として取出すようにする
    処理を含み、且つ第4の処理は、上記スケール情報を送
    信データと多重化して送出するとともに、第5の処理は
    、受信されたスケール情報を用いて受信データを差分P
    CMデータに変換する処理を含むことを特徴とする信号
    伝送方式。 (31特許請求の範囲第1項または第2項に記載の信号
    伝送方式において、第3の処理は、切捨データを直後の
    差分PCM符号データに加算すると加算結果の有効ビッ
    ト数が送信データとする予定ビット数よりも多くなる場
    合には上記加算を見送りその次の差分PCM符号データ
    を加算対象とすることを特徴とする信号伝送方式。
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