JP2853717B2 - 可変ビット型adpcmトランスコーダ - Google Patents

可変ビット型adpcmトランスコーダ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2M系PCM1次群信号
(以後2M PCM信号と称する。)2本とADPCM
1次群信号(以後2M ADPCM信号と称する。)1
本との相互符号変換を行うADPCMトランスコーダに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のADPCMトランスコーダ
では符号化ビット数を4ビットに固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来のADPCMト
ランスコーダでは、ADPCM符号化アルゴリズムとし
て国際電信電話諮問委員会(CCITT:Intern
ational Telegram and Tele
phone Consultative Comitt
ee)からの勧告案G.721、あるいは各社独自のA
DPCM符号化アルゴリズムを用いていた。それ故、勧
告案G.721を用いれば9600b/s以上の音声帯
域のモデム信号の伝送ができないという問題点があり、
また、各社独自のADPCM符号化アルゴリズムを用い
れば他社のADPCMトランスコーダと対向出来ないと
いう問題点がある。その原因の1つに符号化ビット数が
固定されているという問題点がある。
【0004】本発明は従来のトランスコーダのこのよう
な問題点を解決し、伝送特性と対局性の共に優れた可変
ビット型ADPCMトランスコーダを提供しようとする
ものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】2M系PCM1次群信
号2本とADPCM1次群信号1本との相互符号変換を
行うADPCMトランスコーダであって、PCM信号を
入力し、符号化ビット数制御信号により制御されたAD
PCM信号を出力するADPCM符号化回路と、このA
DPCM信号を入力し、スケールファクタにより制御さ
れてしスケールファクタの1次線形結合係数を計算し出
力するスピードコントロール計算回路と、前記ADPC
M信号を入力し、前記1次線形結合係数により制御され
て、音声最適用スケールファクタ、データ最適用スケー
ルファクタ、およびれらの1次線形結合で計算されるス
ケールファクタを計算し、該データ最適用スケールファ
クタを次段に出力すると共に、該計算されたスケールフ
ァクタを前記スケールファクタとして前記スピードコン
トロール計算回路に送るスケールファクタ計算回路と、
前記出力されたデータ最適用スケールファクタと予め定
められた閾値とを比較することによりデータの有無を判
定する判定回路と、該判定回路の判定結果がデータ有り
であるかデータ無しであるかに従って決まる符号化ビッ
ト数制御信号を発するビット数決定回路と、前記ADP
CM信号を前記ビット数制御信号に基づき予め定められ
たフレーム構成に並べ変えるフォーマット変換回路とを
備えている送信部と、受信信号からビット数を決定する
ビット数制御信号を抽出して予め定められた信号フォー
マットに戻すフォーマット変換回路と、このォーマット
変換回路であらかじめ定められた信号フォーマットに戻
されたビット数を抽出してビット数制御信号を出力する
ビット数決定回路と、前記出力されるビット数制御信号
にもとずき復号化ビット数可変とするADPCM復号化
回路とを備えた受信部とから成ることを特徴とする可変
ビット型ADPCMトランスコーダ得られる。また本発
明によれば、ADPCM符号化アルゴリズムとして国際
電信電話諮問委員会(以下CCITTと略す)からの勧
告案G.723を選択し、かつ、ADPCM符号化アル
ゴリズム内部のスケールファクタの大小により入力信号
が音声信号であるのか音声帯域のモデム信号であるのか
を判定し、音声信号には3ビットの符号化をまた音声帯
域のモデム信号には5ビットの符号化をそれぞれ割り当
てることを特徴とする、前項の可変ビット型ADPCM
トランスコーダが得られる。さらに本発明によれば、A
DPCM信号の多重化フレームのタイムスロットとして
CCITTの勧告G.761のタイムスロット0を用い
る各チャンネルの符号化ビット数の情報即ちそれが音声
信号であるかモデム信号であるかを対局に伝送すること
を特徴とする、前前項の可変ビットADPCMトランス
コーダが得られる。
【0006】
【実施例】次に、図を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の可変ビット型ADPCMトランスコーダの基本
構成の概略を示す図であり、11,12は2M PCM
信号入力端子、13,14は2M PCM信号出力端
子、15,16はPCMラインインタフェース回路、1
7はフォーマット変換回路、18,19はPCM/AD
PCM符号化・復号化回路,20はADPCMラインイ
ンタフェース回路、21は2M ADPCM信号出力端
,22は2M ADPCM信号力端子である。
【0007】PCM信号入力端子11及び12から入力
されるPCM信号はPCMラインインタフェース回路1
5及び16によって伝送路符号から内部処理符号に符号
変換されるとともに、アラーム検出及び同期処理が施さ
れてフォーマット変換回路17に入力される。
【0008】フォーマット変換回路17では入力PCM
信号のシグナリング情報を抽出し、次段のPCM/AD
PCM符号化・復号化回路18及び19における処理の
ためにタイミングを調節し出力する。
【0009】PCM/ADPCM符号化・復号化回路1
8及び19では各チャンネルの8ビットPCM信号をA
DPCM信号に符号変換しフォーマット変換回路17に
出力する。なお従来のADPCMトランスコーダでは、
この時の符号化ビットは4ビットである。それ故、モデ
ム伝送特性を犠牲にするか対向性を犠牲にするかどちら
かの選択があった。
【0010】そこで本実施例では、ADPCM符号化ア
ルゴリズムとしてCCITT Rec. G.723を
選択し、かつ、ADPCM符号化アルゴリズム内部のス
ケールファクタの大小により入力信号が音声信号である
のか音声帯域のモデム信号であるのかを判定し、音声信
号には3ビットの符号化をまた音声帯域のモデム信号に
は5ビットの符号化をそれぞれ割り当てる。
【0011】フォーマット変換回路17では、PCM/
ADPCM符号化・復号化回路18及び19から出力さ
れるADPCM信号、符号化ビット制御信号と入力PC
M信号から抽出したシグナリング情報、アラーム情報等
からCCITTからの勧告案G.761に記述されてい
るADPCM信号フォーマットを構成し、ADPCMラ
インインタフェース回路20に出力する。
【0012】この時、シグナリング情報についてはG.
761に規定されている通り2M多重化フレームのタイ
ムスロット16に多重化される。ADPCM信号の多重
化については図3で示すように規定されているが、音声
帯域のモデム信号には5ビットの符号化を割り当てるた
め多重化フレームを図4の様に変更する。すなわち、音
声信号の場合は3ビットに符号化されているため図4の
タイムスロット3で示す通り上位3ビットに挿入する。
音声帯域のモデム信号の場合は5ビットに符号化されて
いるため、例えば、チャンネル1Aが音声帯域のモデム
信号でチャンネル2Aが音声信号の場合には、タイムス
ロット1で示す様に最下位ビットの位置(ビット8)に
チャンネル1Aの最下位ビット(5ビット目のビット1
5 )が挿入される。また、チャンネル5Aが音声信号
でありチャンネル6Aが音声帯域のモデム信号音声信号
である場合には、タイムスロット5で示す様にチャンネ
ル5Aに割り当てられていたビットの最下位ビットの位
置(ビット4)にチャンネル6Aの最下位ビット(5ビ
ット目のビット 6A5) が挿入される。
【0013】ところで、2M ADPCM信号の多重化
フレームのタイムスロット0は図5に示す通りCCIT
Tからの勧告案G.761に記述されており、フレーム
アライメントを含む場合(図5の上段)と含まない場合
(図5の下段)とに大別される。図5において、ビット
1(S1)は国際間通信のための準備ビットであり、通
常1に固定される。ビット3(RMT A)及びビット
4(RMTB)は2本の2M PCM信号の対局警報
(リモートアラーム)を伝送するためのビットであり、
ビット5(TRS A)及びビット6(TRS B)は
2本の2M PCM信号の透過伝送(トランスペアレン
ト・トランスファ)ビットであり、ビット7(AIS
A)及びビット8(AIS B)は2本の2M PCM
信号のAIS信号伝送ビットである。
【0014】本実施例では、図6で示す様にタイムスロ
ット0のこれらのビットを有効に使用し、各チャンネル
の符号化ビット数の情報すなわちそれが音声信号である
か音声帯域のモデム信号であるかどうかの情報を対局に
伝送し、符号化ビット数の一致を図っている。図6にお
いてA1からA16がチャンネル1Aから16Aの情報
を伝送するビットでありB1からB16がチャンネル1
Bから16Bの情報を伝送するビットである。チャンネ
ル17Aから31Aまでの情報は次のマルチフレームの
A1からA15までのビットにて伝送される。また、チ
ャンネル17Bから31Bまでの情報も同様に次のマル
チフレームのB1からB15までのビットにて伝送され
る。
【0015】ADPCMラインインタフェース回路20
では、送信2M ADPCM信号を伝送路符号に符号変
換して2M ADPCM信号出力端子21より外部に出
力する。
【0016】また、2M ADPCM信号入力端子22
より入力した受信ADPCM信号はADPCMラインイ
ンタフェース回路20により伝送路符号から内部処理符
号に符号変換されるとともに、アラーム検出及び同期処
理が施されてフォーマット変換回路17に入力される。
【0017】フォーマット変換回路17では入力ADP
CM信号のシグナリング情報を抽出し、次段のPCM/
ADPCM符号化・復号化回路18及び19における処
理のvめにタイミングを調節し、出力する。また、それ
とともに前述のタイムスロット0に挿入されている各チ
ャンネルの符号化ビット数の情報すなわちそれが音声信
号であるか音声帯域のモデム信号であるかどうかの情報
を抽出してPCM/ADPCM符号化・復号化回路18
及び19に出力する。
【0018】PCM/ADPCM符号化・復号化回路1
8及び19では前述の符号化ビット数の情報をもとに各
チャンネルの受信ADPCM信号をPCM信号に符号変
換しフォーマット変換回路17に出力する。
【0019】フォーマット変換回路17では、PCM/
ADPCM符号化・復号化回路18及び19より出力さ
れるPCM信号と入力ADPCM信号から抽出し処理し
たアラーム情報、シグナリング情報とを、予め定められ
たフレームフォーマット例えばCCITT勧告案 G.
704に組み直してPCMラインインタフェース回路1
5及び16に出力する。
【0020】PCMラインインタフェース回路15及び
16では、送信2M PCM信号を伝送路符号に符号変
換して2M PCM信号出力端子13及び14より外部
に出力する。
【0021】ところで、本発明のPCM/ADPCM符
号化・復号化回路18及び19の符号化回路として、図
2の回路が適用できる。図2において31はPCM信号
入力端子、32はADPCM符号化回路、33はADP
CM信号出力端子、34はスピードコントロール計算回
路、35はスケールファクタ計算回路、36は判定回
路、37はビット数決定回路、38は符号化ビット数制
御信号線を示す。
【0022】次に、図を用いて本回路を説明する。AD
PCM符号化回路32では、フォーマット変換回路17
から入力したPCM信号をビット数決定回路37より出
力される符号化ビット数制御信号線38の信号に従って
ADPCM符号化アルゴリズムの符号化ビット数でAD
PCM信号に符号変換し、スピードコントロール計算回
34及びスケールファクタ計算回路35に送出する。
また、それと同時にフォーマット変換回路17出力す
る。
【0023】スピードコントロール計算回路34におい
ては、ADPCM符号化回路32より出力されるADP
CM信号とスケールファクタ計算回路35の出力である
スケールファクタとから、スケールファクタを求めると
きに必要となる一次線形結合係数(以後A1と記述す
る。)を計算し、スケールファクタ計算回路35に出力
する。
【0024】スケールファクタ計算回路35では、前述
のADPCM符号化回路32より出力されるADPCM
信号と前述のスピードコントロール計算回路34の出力
であるA1とから音声最適用スケールファクタとデータ
(音声帯域モデム信号)最適用スケールファクタを計算
するとともに、両者の一次線形結合からスケールファク
タを計算する。
【0025】ここで言う、スケールファクタとは、AD
PCM信号を符号化(復号化)する際に用いられる量子
化ステップサイズを決定する係数であり、入力信号の分
散に比例して変動する。従って、量子化ステップサイズ
も入力信号の分散に応じて変動することになるがこれだ
けでは不十分であり、分散の大きい音声信号が入力した
時には音声信号に適した量子化ステップサイズの決定が
でき、また、分散の小さいデータ信号が入力した時には
データ信号に適した量子化ステップサイズの決定が出来
ることが望ましい。
【0026】それ故に、スケールファクタは音声最適用
スケールファクタとデータ最適用スケールファクタとの
一次線形結合で表され、音声信号が入力すると音声最適
用スケールファクタの重み付けが大きくなり、またデー
タ信号が入力するとデータ最適用スケールファクタの重
み付けが大きくなる。
【0027】ところで、音声最適用スケールファクタは
入力ADPCM信号とスケールファクタとの一次線形結
合で計算されるため、入力信号の分散変動に対して敏感
に追随する。また、データ最適用スケールファクタは音
声最適用スケールファクタを低域通過フィルタに通すこ
とにより得られる。
【0028】判定回路36では、スケールファクタ計算
回路35から出力されるデータ最適用スケールファクタ
と予め定められた閾値とを比較することによりデータ信
号の有無を判定しビット数決定回路37に出力してい
る。ビット数決定回路37では、判定回路36から出力
されるデータ信号有無判定結果がデータ有りを示してい
るときにはデータ最適符号化ビット数(5ビット)を要
求する信号を、また、その他の時には音声符号化ビット
数(3ビット)を要求する信号を符号化ビット数制御信
号線38を用いてADPCM符号化回路32に出力す
る。
【0029】ところで、ADPCM符号化アルゴリズム
としてCCITTからの勧告案 G.723を使用すれ
ば本発明のスピードコントロール計算回路34はアダプ
テーション スピード コントロール回路がまた、スケ
ールファクタ計算回路はコンタイザ スケール ファク
タ アダプテーション回路がそれぞれ適用できる。
【0030】また、本発明のPCM/ADPCM符号化
・復号化回路18及び19の復号化回路として、図2の
下側の回路が適用できる。図2において40はADPC
M信号入力端子、41はADPCM復号化回路、42は
外部符号化ビット数制御信号入力端子、43はビット数
決定回路、44は符号化ビット数制御信号線、45はP
CM信号出力端子を示す。
【0031】次に上記の回路を説明する。ADPCM復
号化回路41では、フォ−マット変換回路から17から
入力したADPCM信号をビット数決定回路43より出
力される符号化ビット数制御信号線44に従ってADP
CM符号化アルゴリズムの符号化ビット数でPCM信号
に符号変換しフォ−マット変換回路17出力する。
【0032】ビット数決定回路43では外部符号化ビッ
ト数制御信号入力端子42から入力される前述の符号化
ビット数の情報がデータ有りを示しているときにはデー
タ最適符号化ビット数(5ビット)を要求する信号を、
また、その他の時には音声符号化ビット数(3ビット)
を要求する信号を符号化ビット数制御信号線44を用い
てADPCM号化回路41に出力する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、音声信号
も音声帯域のモデム信号(G3 ファクシミリ信号を含
む)も何等問題なく伝送でき、かつ、他メーカとの対向
性も問題ない2M系ADPCMトランスコーダが提供で
きる。
【0034】また、入力信号の分散変動に対して敏感に
追随するスケールファクタを予め定められた閾値と比較
することによりデータ信号の有無を判定しているため、
実時間で判定が可能であり、かつ、ADPCM符号化ア
ルゴリズムの一部のブロックを共用出来るので簡単な回
路の追加により自動可変ビット型ADPCM符号化器が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変ビット型ADPCMトランスコー
ダの基本構成の概略ロック図である。
【図2】本発明の可変ビット型ADPCMトランスコー
ダの回路の一実施例を示す図である。
【図3】2M PCM信号のフレーム構成を示す図であ
る。
【図4】本発明による2M PCM信号のフレーム構成
の一例を示す図である。
【図5】2M PCM信号のタイムスロット0の構成を
示す図である。
【図6】本発明による2M PCM信号のタイムスロッ
ト0の一例を示す図である。
【符号の説明】
11,12 PCM入力端子 13,14 PCM出力端子 15,16 PCMラインインタフェース回路 17 フォーマット変換回路 18,19 符号化・復号化回路 20 ADPCMラインインタフェース回路 21 ADPCM出力端子22 ADPCM入力端子 32 ADPCM符号化回路 34 スピードコントロール計算回路 35 スケールファクタ計算回路 36 判定回路 37 ビット数決定回路 41 ADPCM復号回路 43 ビット数決定回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2M系PCM1次群信号2本とADPC
    M1次群信号1本との相互符号変換を行うADPCMト
    ランスコーダであって、 PCM信号を入力し、符号化ビット数制御信号により制
    御されたADPCM信号を出力するADPCM符号化回
    路と、このADPCM信号を入力し、スケールファクタ
    により制御されてスケールファクタの1次線形結合係
    数を計算し出力するスピードコントロール計算回路と、
    前記ADPCM信号を入力し、前記1次線形結合係数に
    より制御されて、音声最適用スケールファクタ、データ
    最適用スケールファクタ、およびれらの1次線形結合で
    計算されるスケールファクタを計算し、該データ最適用
    スケールファクタを次段に出力すると共に、該計算され
    たスケールファクタを前記スケールファクタとして前記
    スピードコントロール計算回路に送るスケールファクタ
    計算回路と、前記出力されたデータ最適用スケールファ
    クタと予め定められた閾値とを比較することによりデー
    タの有無を判定する判定回路と、該判定回路の判定結果
    がデータ有りであるかデータ無しであるかに従って決ま
    る符号化ビット数制御信号を発するビット数決定回路
    と、前記ADPCM信号を前記ビット数制御信号に基づ
    き予め定められたフレーム構成に並べ変えるフォーマッ
    ト変換回路とを備えている送信部と、 受信信号からビット数を決定するビット数制御信号を抽
    出して予め定められた信号フォーマットに戻すフォーマ
    ット変換回路と、このォーマット変換回路であらかじめ
    定められた信号フォーマットに戻されたビット数を抽出
    してビット数制御信号を出力するビット数決定回路と、
    前記出力されるビット数制御信号にもとずき復号化ビッ
    ト数可変とするADPCM復号化回路とを備えた受信部
    とから成ることを特徴とする可変ビット型ADPCMト
    ランスコーダ。
  2. 【請求項2】 ADPCM符号化アルゴリズムとして国
    際電信電話諮問委員会(以下CCITTと略す)からの
    勧告案G.723を選択し、かつ、ADPCM符号化ア
    ルゴリズム内部のスケールファクタの大小により入力信
    号が音声信号であるのか音声帯域のモデム信号であるの
    かを判定し、音声信号には3ビットの符号化をまた音声
    帯域のモデム信号には5ビットの符号化をそれぞれ割り
    当てることを特徴とする請求項1の可変ビット型ADP
    CMトランスコーダ。
  3. 【請求項3】 2M ADPCM信号の多重化フレーム
    のタイムスロットとしてCCITTの勧告G.761の
    タイムスロット0を用いる各チャンネルの符号化ビット
    数の情報即ちそれが音声信号であるかモデム信号である
    かを対局に伝送することを特徴とする請求項1の可変ビ
    ットADPCMトランスコーダ。
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