JPH03116169A

JPH03116169A - 現像装置

Info

Publication number: JPH03116169A
Application number: JP1254928A
Authority: JP
Inventors: Kichiji Nakatomi; 中富　吉次
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-29
Filing date: 1989-09-29
Publication date: 1991-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は１例えばレーザープリンタ等の電子写真プロセ
スを用いて画像を形成する画像形成装置におけるユニッ
ト化された現像装置に係わり、特に、輸送時等における
現像ユニットの容器内への現像剤（以下、トナーという
）の収容手段に改良を施してなる現像装置に関する。

（従来の技術）通常、画像形成装置は、帯電、ｎ光、現像、転写、剥離
５清掃等の電子写真プロセスを行なう電子写真プロセス
ユニットから構成されている。

そして、このような電子写真プロセスユニットを構成す
る現像装置は、ユニット化された現像ユニットを画像形
成装置本体内に出し入れ可能にセットされるようになっ
ている。

従来、この種の現像装置においては、トナーが補填収容
される現像ユニットの容器内に、画像形成装置本体内へ
のセット前に既にトナーを収容してなる構造を有するも
のや、あるいはセット後にトナー専用ボトル等により補
填収容してなる構造を有している。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記した従来構造の現像装置にあっては
、現像ユニットの容器内に既にトナーを収容してなる場
合、例えば輸送時等のように現像ユニットを梱包箱に入
れて持ち運ぶ際、振動や落下などの衝撃により容器内に
収容されたトナーが洩れたり、飛散することがないよう
にするには、各種のシール材を用いて容器の隙間を塞ぐ
必要がある。

このため、輸送時等における現像ユニットへのシール材
の取付作業が面倒で煩わしく、−個所でもシール材の取
付けを忘れると、その部分からトナーが洩れて梱包箱内
を汚してしまうばかりでなく、画像形成装置本体へのセ
ット時のシール材の取外し作業も面倒である。

また、前記現像ユニットの画像形成装置本体へのセット
後に、トナー専用ボトル等によりトナーを容器内に補填
収容してなる場合には、容器に大きな開口部を設けて入
れる必要があり、良く注意して入れないと、この開口部
の周りにトナーを溢し易く、これによって、現像ユニッ
トの外装面ばかりでなく、画像形成装置本体内をトナー
で汚してしまうことがあるという問題があった。

本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、輸送時等における現像ユニットの容
器内に収容された現像剤の洩れや飛散をシール材を用い
ることなく確実に防止することができるようにした現像
装置を提供することにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記した課題を解決するために、本発明は、現像剤が補
填収容される現像ユニットと、この現像ユニット容器内
に設けられて前記現像剤を袋詰め状態で分離収容させる
収納手段とを具備してなる構成としたものである。

また、本発明は、現像ユニットの容器の一面に設けられ
栓体で密栓される開口部と、この開口部から取手部とな
る一端が前記栓体で一部突出状態で挾持された現像剤入
り袋体とを具備し、この袋体を前記容器内に挿入して密
栓するとともに、前記袋体を前記栓体で挾持された突出
端の引出し動作に伴い前記容器内で開封可能にしてなる
構成としたものである。

（作　用）すなわち、本発明は、上記のような構成とすることによ
って、輸送時等で現像ユニットを持ち運ぶ場合、現像ユ
ニットの容器内には現像剤が袋詰め状態で分離収容され
ているために、振動や落下などの衝撃により現像剤が洩
れたり、飛散したりすることがない。

また、現像剤が袋詰めされているために、現像ユニット
とは別個に持ち運ぶことが可能になり、しかも、現像ユ
ニットを画像形成装置本体にセットして実際に作動する
直前まで現像剤が袋詰め状態を維持させることができる
ために、現像剤が確実に保持され、これによって、現像
ユニットの外装面や画像形成装置本体内を現像剤で汚す
ことがない。

（実　施　例）以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に説
明する。

第２図は、半導体レーザーを用いた電子写真方式の画像
形成装置としてのレーザープリンタの外観を示し、第３
図はその内部構成を示す。

このレーザープリンタは、電子計算機、ワードプロセッ
サなどの外部出力装置であるホストシステム（図示しな
い）とインターフェース回路等の伝送コントローラを介
して結合された状態となっているとともに、ホストシス
テムより印字開始信号を受けると画像記録動作を開始し
、被転写材としての用紙に記録して出力させるようにな
っているものである。

すなわち、上記した画像形成装置は、次のよ）な構成と
なっている。

第２図及び第３図に示すように、図中１は画像形成装置
本体であり、この画像形成装置本体１内の底部には、複
数枚の機能追加用制御基板（図示せず）を収容する制御
基板収容部２が形成され、この制御基板収容部２には、
主制御基板３が配置されている。この制御基板収容部２
の上方には、画像を形成するための電子写真プロセスユ
ニット４が配置されており、また、前記画像形成装置本
体１の上面には、排紙部５が一部凹ませて形成されてい
る。なお、図中６は用Ｊｒｃｐを前記電子写真プロセス
ユニット４に給紙するための給紙カセットである。

つぎに、帯電、露光、現像、転写、剥離、清掃及び定着
等の電子写真プロセスを行なう電子写真プロセスユニッ
ト４の構成を第３図に基づいて説明する。

図中１０は前記画像形成装置本体１内のユニット収容部
のほぼ中央部に位置させて配置した像担持体としてのド
ラム状感光体である。この感光体１０の周囲には、その
回転方向に沿ってスコロトロンからなる帯電手段１１、
静電潜像形成手段としてのレーザ露光ユニット１２の露
光部Ａ、現像を行なう磁気ブラシ式の現像装置としての
現像ユニット１３、コロトロンからなる転写手段１４゜
清掃（クリーニング）手段１５及び除電手段１６がそれ
ぞれ順次配設されている。

また、前記画像形成装置本体１内には、給紙カセット６
から給紙手段１７を介して給紙された用紙Ｐを前記感光
体１０と転写手段１４との間の画像転写部Ｂを経て排紙
部Ｓに導（用紙搬送路１８が形成さお、この用紙搬送路
１８の画像転写部Ｂの上流側には、アライニングローラ
対１９が配置され、その下流側には、定着ユニット２０
が配置されている。

この定着ユニット２０は、ヒータランプ２１が収容され
たヒートローラ２２と、このヒートローラ２２に圧接さ
せた加圧ローラ２３とを備え、これらローラ２２．２３
間に、前記画像転写部Ｂでトナー像が転写さ九た用紙Ｐ
を通過させることにより、用紙Ｐにトナー像を溶融定着
させるようになっている。

なお、図中２４は前記定着ユニット２０の下流側に配置
された用紙搬送切替ガイド、２５は定着後の用紙Ｐを前
記排紙部５に排出する排紙ローラ対である。

また、前記レーザ露光ユニット１２は、半導体レーザ発
振器（図示せず）、ポリゴンミラー３１及びミラーモー
タ３２からなるポリゴンスキャナ３０、ｆθレンズ３３
、走査されたレーザ光りを所定の位置へ走査するための
反射ミラー３４等から構成されている。

さらに、前記感光体１０は、有機光導電体を用いており
、アルミニューム簡の表面に電荷発生層と、この電荷発
生層を被覆する電荷輸送層とを形成してなる構成を有し
、前記清掃手段１５と一体的に、かつ、前記現像ユニッ
ト１３とは独立にして前記画像形成装置本体１内に出し
入れ可能に組み込まれるようになっている。

そして、前記現像ユニット１３は、電子写真方式のプロ
セスの簡素化を図るために、反転現像法が採用され、第
４図に詳図するような構成となっている。

すなわち、前記現像ユニット１３は、容器４０と、この
容器４０内に設けた現像ローラ４１と、この現像ローラ
４１の表面に接触状態で設けたトナーＴを帯電させるた
めのブレード４２と、前記現像ローラ４１に隣接させて
配置した回収ローラ４３と、前記現像ローラ４１にトナ
ーＴを供給するためのトナー収容部４４と、このトナー
収容部４４内に収容されたトナーＴを一様に撹拌するト
ナー撹拌体４５とから構成され、前記回収ローラ４３は
、現像ローラ４１の回転方向と逆方向に回転して、前記
現像ローラ４１上に残ったトナーＴを掻き落すようにな
っている。

しかして、上記した画像形成装置は、ホストシステムに
より印字開始信号を受けるとドラム状感光体１ｏが回転
するとともに、この感光体１０は帯電手段１１で帯電さ
れる。

次に、ホストシステムからのドツトイメージデータを受
けて変調されたレーザービームＬを、ポリゴンスキャナ
３０を含むレーザー露光ユニット１２の露光部Ａで前記
感光体１０上に走査露光し、これによって、前記感光体
１０上に画像信号に対応した静電潜像を形成する。

この感光体１０上の静電潜像は、現像ユニット１３のト
ナーＴによって現像され顕像化される。

−１方、このトナー像の形成動作に周期して給紙カセッ
ト６から給紙手段１７を介して取出された用紙Ｐが、ア
ライニングローラ対１９を介して送り込まれと、予め感
光体１０上に形成されたトナー像が転写手段１４の働き
による画像転写部Ｂで用紙Ｐに転写される。

そして、転写後の用紙Ｐは、用紙搬送路１８を通過して
定着ユニット２０に送り込まれ、前記トナー像が用紙Ｐ
に溶融定着された後、排紙ローラ対２５を介して排紙部
６に排出されるようになっているものである。

この場合、用紙Ｐ上にトナー像を転写した後の感光体１
０上に残った残留トナーは、弾性ゴムからなる残留トナ
ー除去手段２６により感光体１０から掻き落されて、ク
リーニング手段１５の内部に回収されるようになってい
る。

ところで、前記現像ユニット１３は、第１図に示すよう
に、輸送時等や、画像形成装置本体１にセットして実際
に作動する直前まで、容器４０のトナー収容部４４内の
撹拌体４５の上部空間にはトナーＴが袋体５０により袋
詰め状態で分離収容されている。

すなわち、第５図及び第６図に示すように、前記トナー
Ｔが収容された袋体５０は、例えば円筒状プラスチック
フィルムから形成され、その長平方向の両端部５０ａ、
５０ｂが高周波溶着等により密封されているもので、例
えば後述する現像ユニットの容器４０内への挿入端部５
０ｂは、溶着範囲Ｈ２を短くしてなるとともに、３本の
溶着線ａの中の１本だけで完全密封して内圧の発生によ
り開封し易い溶着強度にし、一方、現像ユニットの容器
４０外に突出させる取手部となる突出端部５０ａは、溶
着範囲Ｈ１を長くして内圧に耐えられるように完全密封
してなる構成となっている。

そして、前記トナーＴが収容された袋体５０を現像ユニ
ット１３の容器４０内に収容するには、第７図に示すよ
うに、まず、容器４０のトナー収容部４４の一側面４４
ａに、前記袋体５ｏが挿入可能な大きさの開口部４６を
形成し、この開口部４６を栓体４７で密栓可能にする。

この栓体４７は、第８図に示すように、裏面に貼着した
スポンジ等の弾性シール材４８により閉塞可能なスリッ
ト状の切欠部４９が形成されており、この切欠部４９に
前記袋体５０の取手部となる端部５０ａを外側に突出さ
せた状態で挾持させ、この状態で、前記袋体５０をその
他端部５０ｂ側から前記現像ユニット１３の容器４０に
設けた開口部４６に挿入し、第９図に示すように、前記
袋体５ｏの取手部となる端部５０ａを外側に突出させた
状態でトナー収容部４４内に収容してなるものである。

したがって、上記の構成によれば、現像ユニット１３の
容器４ｏ内にはトナーＴが袋詰め状態で分離収容されて
いるために、ａ速時等で現像ユニット１３を梱包箱に入
れて持ち運ぶ場合に、振動や落下などの衝撃を受けても
、トナーＴがが洩れたり、飛散したりすることがない。

また、現像ユニット１３を画像形成装置本体１にセット
して実際に作動する直前までトナーＴを袋詰め状態に確
実に保持される。

さらに、袋詰めされたトナーＴを現像ユニット１３とは
別個に持ち運ぶことが可能になる。

このような現像ユニット１３を画像形成装置本体１内に
セット後、前記袋体５０を開封するには、第１０図に示
すように、栓体４７で挾持されて外部に突出する袋体５
ｏの突出端部５０ａを引っ張り、トナーＴが封入された
袋体５０を、前記栓体４７の切欠部４９で絞り込むよう
に引出すと、その引出し動作に伴い、袋体５０内に内圧
が発生し、この内圧の上昇により、開封し易くした袋体
５０の挿入端部５０ｂ側の溶着部ａが剥離して容易に開
封し得るようになっているもので、これによって、袋体
５０は前記容器４ｏのトナー収容部４４内で開封され、
トナーＴが補填収容されるようになっている。

なお、上記した実施例においては、トナーＴを封入した
袋体５０が挿入される開口部４６を、現像ユニット１３
の容器４０の側面４４ａに形成したが、容器４０の上面
や背面等に形成しても良く、その選択は任意である。

また、前記袋体５０の開封部を長手方向の一端部５０ｂ
にしたが、その両側部や底面部等でも良い。

その他、本発明の要旨を変えない範囲で種々変更施可能
なことは勿論である。

［発明の効果コ以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現像
ユニットの容器内に現像剤が袋詰め状態で分離収容され
ていることから、輸送時等で現像ユニットを持ち運ぶ場
合、振動や落下などの衝撃により現像剤が洩れたり、飛
散したりすることがない。

また、現像剤が袋詰めされているために、現像ユニット
とは別個に持ち運ぶことができ、しかも、現像ユニット
を画像形成装置本体にセットして実際に作動する直前ま
で現像剤が袋詰め状態を維持させることができるために
、現像剤を確実に保持することができ、これによって、
現像ユニットの外装面や画像形成装置本体内を現像剤で
汚すことがない。

さらに、シール材を用いる必要がないために。

コストの低下を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る現像装置の一実施例を示す縦断側
面図、第２図は本発明に係る現像装置がセットされる画
像形成装置としてのレーザープリンタの外観図、第３図
は同じくレーザープリンタの内部構造を概略的に示す説
明図、第４図は同じく現像装置の構造を示す縦断側面図
、第５図及び第６図は同じく現像剤入り袋体の説明図、
第７図から第９図は同じく現像剤入り袋体の現像装置へ
の収容状態を示す説明図、第１０図は同じく現像装置に
収容された現像剤入り袋体の開封状態を示す説明図であ
る。１３・・・現像ユニット、４０・・・容器、４４・・・トナー収容部、４４ａ・・・−側面。４６・・・開口部、　　　　４７・・・栓体、４９・・
・切欠部、５ｏ　・・袋体、５０ａ俸・突出端部、５０ｂ　　・・挿入端部、・溶着部、Ｔ・・現像剤。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）現像剤が補填収容される現像ユニットと、この現
像ユニット容器内に設けられて前記現像剤を袋詰め状態
で分離収容させる収納手段とを具備したことを特徴とす
る現像装置。
（２）現像ユニットの容器の一面に設けられ栓体で密栓
される開口部と、この開口部から取手部となる一端が前
記栓体で一部突出状態で挾持された現像剤入り袋体とを
具備し、この袋体を前記容器内に挿入して密栓するとと
もに、前記袋体を前記栓体で挾持された突出端の引出し
動作に伴い前記容器内で開封可能にしたことを特徴とす
る現像装置。