JPH03115296A - 2―オキソアルキル側鎖を有する抗ウイルスペプチド - Google Patents

2―オキソアルキル側鎖を有する抗ウイルスペプチド

Info

Publication number
JPH03115296A
JPH03115296A JP2179374A JP17937490A JPH03115296A JP H03115296 A JPH03115296 A JP H03115296A JP 2179374 A JP2179374 A JP 2179374A JP 17937490 A JP17937490 A JP 17937490A JP H03115296 A JPH03115296 A JP H03115296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
peptide
hydrogen
lower alkyl
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2179374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2877910B2 (ja
Inventor
Pierre Louis Beaulieu
ピエール ルイ ボーリウ
Robert Deziel
ロベール デジエ
Pierre Lavallee
ピエール ラヴァル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bio Mega Inc
Original Assignee
Bio Mega Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bio Mega Inc filed Critical Bio Mega Inc
Publication of JPH03115296A publication Critical patent/JPH03115296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2877910B2 publication Critical patent/JP2877910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/10Tetrapeptides
    • C07K5/1002Tetrapeptides with the first amino acid being neutral
    • C07K5/1005Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic
    • C07K5/101Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aliphatic the side chain containing 2 to 4 carbon atoms, e.g. Val, Ile, Leu
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/16011Herpesviridae
    • C12N2710/16611Simplexvirus, e.g. human herpesvirus 1, 2
    • C12N2710/16622New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗ウィルス作用を有するペプチド誘導体及び該
誘導体を用いてウィルス感染症を治療する方法に関する
。より具体的には本発明はヘルペスウィルスに対して活
性を示すペプチド誘導体く以下ペプチドという)、該ペ
プチドを含有する医薬組成物、及び該ペプチドをヘルペ
ス感染症を治療するために使用する方法に関する。
〔発明の背景〕
ヘルペスウィルス科はヒト及び多くの重要な飼いならさ
れた動物を苦しめる広範囲の感染症の原因である。これ
らのウィルスによって引き起こされる病気は厄介な単純
ヘルペスから非常に破壊的な中枢神経系の感染症(脳炎
)までを包含する。
この科のより一般的なメンバーとしては単純ヘルペスの
及び生殖器病変の原因である単純ヘルペスウィルス(1
及び2型)、水痘及び帯状ヘルペスを引き起こす水痘−
帯状ヘルペスウィルス、及び伝染性単核球症を引き起こ
すニブシュタイン−バール(Epstein−Barr
)ウィルスが挙げられる。ここ10年間に抗ウイルス治
療にいくつかの重要な進展がみられたがヘルペスウィル
ス感染症を治療する有効で安全な治療剤の必要性は絶え
ず存在する。この分野での当今の治療剤の最近の論評に
ついてはM、C,Nahata、 ”Antivira
l Drugs :Pharmacokinetics
%Adverse Effects andThera
peutic Use”(抗ウィルス薬:薬物動態:副
作用及び治療的使用) 、J、Phara+、Tech
nol、、主、100  (1987)参照。
本出願はヘルペスウィルスに対して活性を有する一群の
ペプチド誘導体を開示する。これらのペプチドのヘルペ
スウィルスに対する比較的選択的な作用は、広い安全限
界と相俟って本ペプチド類をヘルペス感染症と闘う望ま
しい剤とする。
ペプチドと抗ヘルペス活性との関連は一般的でない。か
かる関連の報告の例としてB、M、Dutiaら、Na
tures 321.439 (1986) ; E、
A、COhenら、Natere、  321.441
  (1986);J、H。
5ubak−3harpeら、英国特許出願21850
24(1987年7月8日発行)  ; E、A、CO
henら、ヨーロッパ特許出願246630 (198
7年11月25日発行):R,Freidingerら
、ヨーロッパ特許出願292255(1988年11月
23日発行)°;及びR,Freidingerら、米
国特許4814432(1989年3月21日発行)が
挙げられる。これらの以前の報告の主題ペプチドは本発
明のペプチドと構造特徴及び生物学的差異により区別さ
れる。
〔発明の概要〕
本発明のペプチドは式1で表わされるもの又はその治療
上許容される塩である。
χ(−NR’−CH(R”)−C(W’)) 、−Ni
l−CR’(R’)−C(W”)−NII’−CH(C
H2C(0)−Y) −C(W3)−NH−CR’−(
CR’(R”)−COOII)C(W’)−NH−CR
’(R”)−Z      (±)〔式中、Xは(1−
10C)アルカノイル;(1−10C)アルコキシカル
ボニル;ベンゾイル;ハロ、ヒドロキシ、低級アルキル
、低級アルコキシ、フェニル、2−カルボキシフェニル
もしくはベンジルから選ばれる置換基でモノ置換もしく
はジ置換されたベンゾイル;2,2−ジフェニルアセチ
ル:フェニル(1−10C)アルカノイル;またはハロ
、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシもしくは
フェニルから選ばれる置換基で芳香部上モノ置換もしく
はジ置換されたフェニル(1−10C)アルカノイルで
あり、 R+は水素、低級アルキルまたはフェニル(低級)アル
キルであり、 R1は低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アルキルまた
はメルカプト(低級アルキル)であり、R3、R5,R
&及びR9は各々独立して水素または低級アルキルであ
り、 R4は水素、低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アルキ
ル、メルカプト(低級)アルキル、メトキシ(低級)ア
ルキル、メチルチオ(低級)アルキル、低級シクロアル
キルまたは(低級シクロアルキル)メチルであり、 R′及び91は各々独立して水素または低級アルキルで
あるか、または 1とR1はそれらが結合する炭素原子と一緒になって低
級シクロアルキルを形成し、 R1(lは低級アルキル、低級アルケニルまたは(低級
シクロアルキル)メチルであり、1、j、JtSW3及
び−4は各々独立してオキソまたはチオキソであり、 Yは(1−14C)アルキル:低級シクロアルキル;低
級シクロアルキルでモノ置換された低級アルキル;フェ
ニル(低級)アルキル;芳香部がハロ、低級アルキルも
しくは低級アルコキシで置換されたフェニル(低級)ア
ルキル:または(Het)−低級アルキル(式中、He
tは窒素、酸素もしくはイオウから選ばれた1つもしく
は2つのヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロ
環基を表す)であり、 2は水素、COOff、、CItGOOR、5−I H
−テトラゾリル、COOR11 (式中、R11は低級
アルキルである) 、CH2OH、CONR12R13
(式中、R+2及びR1コは各々独立して水素もしくは
低級アルキルである)、またはC0N(R14)OR(
式中、R14は水素または低級アルキルである)であり
、及び nは整数0または1である〕 本発明のペプチド類の好ましい一群は Xが(1−10C)アルカノイル;(1−10c)アル
コキシカルボニル;ベンゾイル:ハロ、ヒドロキシ、低
級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、2−カルボキ
シフェニルもしくはベンジルでモノ置換されたベンゾイ
ル;2,2−ジフェニルアセチル;フェニル(1−10
C)アルカノイル;またはハロ、ヒドロキシ、低級アル
キル、低級アルコキシもしくはフェニルから選ばれた置
換基で芳香部上モノ置換もしくはジ置換されたフェニル
(1−10C)アルカノイルであり、 「及びR11+を含んでR1−R10、及び−1及び−
4を含んで−−〜−4が上記と同義であり、 Yが(1−14C)アルキル、低級シクロアルキル、低
級シクロアルキルメチル、フェニル(低級)アルキル、
または(He t)−低級アルキル(式中、Hetは2
−ピロリル、2−ピリジニル、4−ピリジニル、2−フ
リル、2−イソキサゾリル及び2−チアゾリルから選ば
れたヘテロ環基である)であり、 Zが上記と同義であり、 nが整数0またはlである 式l、またはその治療上許容される塩によって表される
本ペプチドのより好ましい一群は XSR7、R1及びR10が上記におけると同義であり
、R1が低級アルキルであり、R2が低級アルキルまた
はヒドロキシ(低級)アルキルであり、R1、R5,R
&及びR9が各々独立して水素またはメチルであり、R
4が水素、低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アルキル
、メトキシ(低級アルキル)、低級シクロアルキルまた
は(低級シクロアルキル)メチルであり、賀1、−2、
「及び−4がオキソであり、Yが(1−14C)アルキ
ル、低級シクロアルキル、低級シクロアルキルメチル、
フェニル(低級)アルキルまたはピリジニル(低級アル
キル)であり、Zが水素、coon、cnzcoon 
、5− I H−テトラゾリル、CH2OH、CONR
12R13(式中、R′!及びp+2は各々独立して水
素または低級アルキルである)またはC0N(R14)
OH(式中、1li14は水素または低級アルキルであ
る)であり、及びnが整数Oまたは1である 式1、またはその治療上許容される塩によって表される
本ペプチドのもっとも好ましい一群は Xがアセチル、2−エチルブタノイル、4−メチルペン
タノイル、オクタノイル、Boc %ベンゾイル、2−
ビフェニリルカルボニル、2−(2’−カルボキシ)ビ
フェニリルカルボニル、フェニルアセチル、フェニルプ
ロピオニル、(4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
または(3,4−ジヒドロキシフェニル)プロピオニル
でアリ、R′がメチルであり、R2が1−メチルエチル
、1,1−ジメチルエチル、1−メチルプロピルまたは
1−ヒドロキシエチルであり、R3が水素またはメチル
であり 114が水素、低級アルキル、ヒドロキシメチ
ル、1−ヒドロキシエチル、1−メトキシエチル、シク
ロペンチルまたはシクロヘキシルメチルであり、R5が
水素またはメチルであり、Rhが水素であり、R′及び
R8が各々独立して水素、メチル、エチルまたはプロピ
ルであり、またはR7及びR8がそれらが結合する炭素
原子と一緒になって低級シクロアルキルを形成し、R9
が水素またはメチルであり、R′6が2−メチルプロピ
ル、3−メチルブチルまたは2.2−ジメチルプロピル
であり、匈1、C1P及び1li4がオキソであり、Y
がメチル、ヘキシル、ヘプチル、1−メチルへブチル、
デシル、ウンデシル、シクロペンチル、シクロヘキシル
、シクロヘキシルメチルまたはフェニルプロピルエチル
であり、Zが水素、C0OH,CHzCOOH,51H
テトラゾリル、CH20H、C0NR13(式中、R′
2及びR13は各々独立して水素、メチル、エチルまた
はプロピルである)またはCON(R14)OH(式中
、R′4は水素またはメチルである)であり、及びnが
整数1である。
式l、またはその治療上許容される塩によって表される
抗ヘルペスウイルス有効量の式1のペプチドもしくはそ
の治療上許容される塩及び医薬上もしくは獣医学上許容
される担体よりなる医薬組成物が本発明の範囲に包含さ
れる。
式1のペプチドもしくはその治療上許容される塩、及び
生理的に許容される局所適用に適当な担体よりなる化粧
品も本発明の範囲に包含される。
本発明の重要な一面として哺乳類のヘルペスウィルス感
染症を該哺乳類に抗ヘルペスウイルス有効量の式lのペ
プチドもしくはその治療上許容される塩を投与すること
によって治療する方法が包含される。
重要な別の一面としてヘルペスウィルスの複製を該ウィ
ルスをヘルペスウイルスリボヌクレオチドリダリターゼ
阻害量の式lのペプチドまたはその治療上許容される塩
と接触させることによって抑制する方法が包含される。
式1のペプチドを製造する方法を以下に記述する。
式1はまた以下の如く表すことができる。
アミノ酸またはアミノ酸誘導体について「残基」は対応
するα−アミノ酸からカルボキシ基のヒトドロキシルと
α−アミノ基の1つの水素を除去することにより導かれ
る基を意味する。
一般に、アミノ酸及び保護基を表わすのにここで用いる
略号はIUPAC−IUB COmn+1sion o
fBiochemical Noa+enclatur
e(生化学命名委員会)による(European J
ournal of Biochemistry138
.9(1984)参照〕。例えば、Gly 。
Val 、 Thr 、 Ala %lie 、 As
p % Ser及びLeuはそれぞれグリシン、L−バ
リン、L−1−レオニン、L−アラニン、L−イソロイ
シン、L−アスパラギン酸、L−セリン及びL−ロイシ
ンを表す。
式1のペプチドの主線形軸(すなわち、背骨)に存在す
る不整炭素原子は、末端基のものを除き、S立体配置を
有する。アミノ酸もしくは誘導アミノ酸残基の側鎖に存
在する不整炭素原子は、末端基のものも含め、R立体配
置をも有する。さらに、式lのペプチドのXについて定
義したジ置換ベンゾイル及びジ置換フェニル(1−10
C)アルカノイルに関し、それらの置換基はお互いの存
在に干渉しないという条件のもとに選ばれる。
ここに用いられた「ハロ」はブロモ、クロロ、フルオロ
もしくはコードから選ばれたハロ基を意味する。
ここで用いられた単独もしくは基と組み合わされた「低
級アルキル」は炭素数1〜6の直鎖アルキル基及び炭素
数3〜6の分枝鎖アルキル基を意味し、メチル、エチル
、プロピル、ブチル、ヘキシル、l−メチルエチル、l
−メチルプロピル、2−メチルプロピル及び1.1−ジ
メチルエチルを包含する。
ここで用いられる「低級アルケニル」は炭素数2〜6の
直鎖アルケニル基及び炭素数3〜6の分枝鎖アルケニル
基を意味し、ビニル、l−プロペニル、l−メチルエチ
ニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−
プロペニル及び2−ブテニルを包含する。
ここで用いられる単独もしくは基と組み合わされた「低
級シクロアルキル」は炭素数3〜6の飽和環状炭化水素
基を意味し、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル及びシクロヘキシルを包含する。
ここで用いられる「低級アルコキシ」は炭素数1〜4の
直鎖フルコキシ基及び炭素数3〜4の分枝鎖アルコキシ
基を意味し、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、1−メ
チルエトキシ、ブトキシ及び1.1−ジメチルエトキシ
を包含する。最後の基は通常ターシャリ−ブチルオキシ
として知られる。
ここで用いられたr(1−14C)アルキル」は炭素数
1〜14の直鎖及び分枝鎖アルキル基を意味する。ここ
で用いられたr(1−10C)アルコキシカルボニル」
はアルコキシ部分が炭素数1〜10である直鎖及び分枝
鎖アルコキシカルボニル基を意味し、例えばエトキシカ
ルボニル、ターシャリ−ブチルオキシカルボニル及びオ
クチルオキシカルボニルを包含する。ここで用いられた
r(1−10c)アルカノイル」は炭素数1〜lOの直
鎖及び分枝鎖1−オキソアルキルを意味し、例えばアセ
チル、4−メチルペンタノイル及びオクタノイルを包含
する。ここで用いられた「フェニル(1−10)アルカ
ノイル」はそのl−オキソアルキル部分が炭素数1−1
0の直鎖もしくは分枝wAl−オキソアルキルであるフ
ェニル置換l−オキソアルキル基を意味し、例えばl−
オキソ−3−フェニルプロピル及びl−オキソ−5−メ
チル−6−7エニルヘキシルヲ包含する。
2つのアミノ酸残基の3文字表示の間で用いられる記号
[ψ[C3Nll] Jは、表されている、ペプチド中
のこれらの残基の間の通常のアミド結合がチオアミド結
合によって置き代えられていることを意味する。
後で用いられる別の略語または記号は以下の通りである
: Boc      1.1−ジメチルエトキシカルボニ
ルまたはターシャリ−ブチルオキシ カルボニル デスアミノチロシルまたはl−オキ ソ−5−(4−ヒドロキシフェニル) フェニルプロピル フェニル l−オキソ−3−フェニルプロピル N−メチルバリル残基 ターシャリ−ブチルグリシンまたは 2 (S)−アミノ−3,3−ジメチ ルブタン酸残基 (S)−α−アミノ−1−カルボキ シシクロブタン酢酸残基 (S)−α−アミノ−1−カルボキ シシクロペンクン酢酸残基 ここで用いられた「医薬上許容される担体」または「獣
医薬上許容される担体」は活性成分に悪影響を与えない
該成分のための非毒性の通常不活性の媒体を意味する。
ここで用いられた「生理的に許容される担体」AT h PhCHzCHtCO N−Me−Val bg Asp(cyBu) Asp (cyPn) は化粧品中に含有された活性成分と反応せずまたはその
有効性を減じない1以上の非毒性賦形剤の許容し得る化
粧品媒体を意味する。
ここで用いられた「獣医学上許容される担体」は、飼い
ならされた動物に薬物物質を投与するための、該薬物物
質と反応しないかその有効性を減じない1以上の非毒性
の医薬上許容される賦形剤よりなる生理的に許容される
媒体を意味する。
「有効量」は抗ウィルス剤の予め決められた抗ウイルス
量、すなわち生体中のウィルス生物に対して有効である
に足る剤の量を意味する。
ここで用いた「カップリング剤」はアミノ酸もしくはペ
プチドの遊離カルボキシ基と別のアミノ酸もしくはペプ
チドの遊離アミノ基の脱水カップリングを行って該反応
体の間にアミド結合を形成することができる剤を意味す
る。同様に、かかる剤は酸とアルコールのカップリング
を行って対応するエステルを形成させることができる。
これらの剤はカルボキシ基を活性化して脱水カップリン
グを促進しまたは容易にする。かかるカップリング剤及
び活性化される基の記述は一般のペプチド化学の教科書
、例えば、E、5chroder及びに、 L、 Lu
bke。
The Peptides″ (ペプチド類)、第1巻
、Academic Press、ニューヨーク、N、
 Y、、1965.2〜128頁:及びに、 D、 K
opple、  ”Peptides andAmin
o acids   (ペプチド及びアミノ酸)、W、
A。
Bonjamin社、ニューヨーク、N、Y、1966
.33〜51頁になされている。カップリング剤の例は
塩化チオニル、ジフェニルホスホリルアジド、1゜ビー
カルボニルジイミダゾール、ジシクロへキシルカルボジ
イミド、N−ヒドロキシサクシンイミド、またはジシク
ロヘキシルカルボジイミド存在下での1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾールである。非常に実用的で有用なカップ
リング剤はB、Ca5troら、 Tetrahedr
on  Letters  、   1 2 1 9(
1975)  [0,Hudson、 J、Org、C
hem、 、53.617 (1988)も参照〕によ
って記述された。
それ自身でのもしくは1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ルの存在下でのくベンゾ) IJアゾール−1−イルオ
キシ) トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサ
フルオロホスフェートである。
〔方法〕
式1のペプチドはペプチド合成において通常用いられる
方法、例えばアミノ酸残基及び/またはペプチド断片の
古典的溶液力・ノブリング、及び必要に応じ固相技術を
そこに取り入れたプロセスによって製造できる。かかる
方法は例えば教科書シリーズ″The Peptide
s : Analysis、 5ynthesis 。
Bjo10gy   (ペプチド二分析、合成、生物学
)、E、Gross ら編、Academic Pre
ss、ニューヨーク、N、Y、 1979−1987.
1〜8巻中で上記したE、5chroder及びに、L
ubkeによって、及び”5olidPhase Pe
ptide 5ynthesis   (固相ペプチド
合成)、第2版、Pierce Chea+、社、ロッ
クフォード、IL。
米国、1984中でJ、M、Stewart及びJ、D
、Youngによって記述されている。
上述の本ペプチドのためのプロセスの共通の特徴は種々
のアミノ酸残基または誘導されたアミノ酸残基の反応性
側鎖基を、それらが最終的に除去されるまでその部位を
化学反応が起こるのを防ぐ適当な保護基で保護すること
である。通常、アミノ酸もしくは断片上のα−アミノ基
をその本体がカルボキシル基のところで反応する間保護
し、ついでα−アミノ保護基を、その場所で引き続いて
の反応が起こるのを可能にするため、選択的に除去する
ことも共通である。通常、別の共通的特徴はアミノ酸残
基もしくはペプチド断片のC−末端力ルボキシ(このも
のはペプチドのC−末端機能となる)が存在する場合、
これを、目的とするペプチド配列が組み立てられた後に
それが除去されるまでその部位で化学反応が起こるのを
防ぐ適当な保護基で最初に保護することである。
従って、一般に式1のペプチドは、必要に応じ適当に保
護されたアミノ酸もしくは保護されたアミノ酸残基また
はペプチド断片を該ペプチドの配列の順序に従って段階
的にカンプリングし、ついで段階的カップリングの終了
時点で存在するならばすべての保護基を除去して式1の
ペプチドを得ることによって製造できる。より具体的な
プロセスは後程の実施例において示される。
本発明の式lのペプチドは治療上許容される塩の形態で
得ることができる。
特定のペプチドが塩基として機能する場合、かかる塩の
例は有機酸、例えば酢酸、乳酸、コハク酸、安息香酸、
サリチル酸、メタンスルホン酸もしくはp−)ルエンス
ルホン酸、並びに高分子酸、例えばタンニン酸もしくは
カルボキシメチルセルロースとの塩であり、及びまた無
機酸、例えばハロゲン化水素酸(塩酸等)、硫酸もしく
はリン酸との塩である。必要ならば、特定の酸付加塩を
RoA、 Boissonnasら、)lelu、Ch
im、Acta、  43.1849(1960)によ
って記述された方法に従って適当なイオン交換樹脂を用
いて処理することにより別の酸付加塩、例えば非毒性の
医薬上許容される塩に変換する。
特定のペプチドが1以上の遊離カルボキシ基を有する場
合には、かかる塩の例はナトリウム、カリウムもしくは
カルシウムカチオンとの、または強有機塩基、例えばト
リエチルアミンもしくはN−メチルモルホリンとの塩で
ある。
〔抗ウィルス活性〕
式lのペプチドの抗ウィルス活性は単純ヘルペスウィル
スl型及2型(H3V−1及びH8V−2)及び他のヘ
ルペスウィルス、例えば水痘−帯状ヘルペスウィルス(
VZV) 、ニブシュタイン−バールウィルス(EBV
)、ウマヘルペスウィルス(EHV)及びサイトメガロ
ウィルスの複製に対する該化合物の抑制作用を示す生化
学的、微生物学的及び生物学操作によって実証できる。
上述したすべてのウィルスがそれらの複製のためにデオ
キシリボヌクレオチドを合成するのにそれら自身のりボ
ヌクレオチドリダクターゼに依存しているという事実は
注目に値する。この事実は本ペプチドについて見い出さ
れた抗ウィルス活性と直接関連する訳ではないが、これ
らの化合物が、それらの複製のためにDNAを合成する
のにリボヌクレオチドリダクターゼに依存しているすべ
てのウィルスに対し抗ウィルス活性を有することがこれ
までのところ示されてきた。
後述する実施例で、ヘルペスリボヌクレオチドリダクタ
ーゼに対する阻害活性が式1の例示的ペプチドについて
言及されている。
この特異的なヘルペスリボヌクレオチドリダクターゼの
阻害に関し注目すべきことは、正常細胞の複製に必要と
される細胞リボヌクレオチドリダクターゼ活性に対する
該ペプチドのかかる作用が比較的橿微であるかまたはな
いことである。
式1のペプチドのウィルス複製に対する阻害作用を実証
する方法邊よ細胞培養技術である〔例えば7.5pec
tor ら、Proc、Natle、^cad、Sci
、米国11.4254 (1985)参照〕。
本ペプチドの治療効果は実験動物を用いて、例えばE、
R,Kernら、Antiviral Re5earc
hs 3.253(1983)に記述された5cuis
s Websterマウスの生殖器ヘルペス感染度につ
いての効力検定を用いて実証できる。
本発明のペプチドまたはその治療上許容される塩の1つ
を抗ウィルス剤として用いる場合、それを1以上の医薬
上許容される担体(それらの比率は該ペプチドの溶解度
及び化学的性質、投薬ルート及び標準的生物学的実施に
よって決定される)よりなるビヒクル(vehicle
)中で溢血動物、例えばヒト、ブタもしくはウマに局所
もしくは全身投与する0局所投与のためには該ペプチド
は医薬上許容されるビヒクル中に配合して活性剤0.1
〜10%、好ましくは0.5〜5%とする。かかる処方
物は溶液、クリームもしくはローションの形態とするこ
とができる。
全身投与のためには式lのペプチドは医薬上許容される
ビヒクルもしくは担体との組成物として静脈内、皮下も
しくは筋肉内注射によって投与する。全身投与のために
は該ペプチドを緩衝剤もしくは保存剤ならびに十分量の
溶液を等張化するための医薬上許容される塩もしくはグ
ルコースを含有していてもよい無菌水性ビヒクル中の溶
液として使用するのが好ましい。
上記処方物のための適当なビヒクルもしくは担体は標準
的医薬教科書、例えば“Re+wington ’ 5
Pharn+aceutical 5cicuces 
  (レミングトン医薬科学)、16版、Mack出版
社、イーストン、ベンシルバニア、1980に記述され
ている。
本ペプチドの用量は投与形態及び選ばれた特定の活性剤
によって変化する。さらに、用量は治療下の特定の宿主
によって変化する。一般に、治療はその状況下での最適
の効果に達するまで少量の増加で開始する。一般に、有
害なもしくは心身に有害な副作用を引き起こすことなし
に一般に抗ウイルス的に有効な結果を与える濃度レベル
で投与するのがもっとも望ましい。
局所適用については、本ペプチドを適当な局所配合物と
して身体、例えば皮膚または口腔もしくは生殖8腔の部
分の感染領域に該領域を被覆するに定る量皮膚投与する
全身投与については、式lのペプチドを、上記変化は起
こるけれども、1日につき体重kgあたり10〜100
08gの用量で投与する。しかしながら、有効な結果を
達成するため1日につき体重kgあたり約100〜50
0μgの範囲の用量レベルを用いるのがもっとも望まし
い。
本発明の別の一面はヘルペスウィルス予防量の式lのペ
プチドもしくはその治療上許容される塩、及び生理的に
許容される化粧品担体よりなる化粧品組成物を包含する
。追加の成分、例えば皮膚柔軟剤を配合物中に含ませる
ことができる。本発明の化粧品配合物は皮膚のヘルペス
性病変の突発を防ぐため予防的に用いる。本処方物は皮
膚の影響を受けやすい領域に夜毎適用することができる
一般に、化粧品組成物は局所適用用の対応する医薬組成
物より少ない本ペプチドを含有する。化粧品組成物中の
ペプチドの量の好ましい範囲は0.01〜0.2重量%
である。
上記に開示した処方物はヘルペスウィルス感染症を治療
するための有効で比較的安全な薬物であるが、有利な結
果を得るため、これらの処方物と他の抗ウイルス性薬物
もしくは剤を同時投与することも除外されない。かかる
他の抗ウイルス薬物もしくは剤はアサイクロヴイア(a
cyc10vir)及び抗ウイルス界面活性剤またはS
、 S、 Ascu la i及びF、 Rappによ
って米国特許第4507281号(1985年3月26
日)において開示されたインターフェロンを包含する。
以下の実施例は本発明をさらに説明する。溶液パーセン
テージまたは比は他に注記しない場合容量対容量の関係
を表す。実施例で用いられた略語は以下の通りである: Boc  : t−ブチルオキシカルボニル、BOP 
 :  (ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリ
ス(ジメチルアミノ)ホスホニウムへキサフルオロホス
フェート、Bzl  :ベンジル、CH2Cl  :二
塩化メチレン、DA↑ :デスアミノチロシルまたは1
−オキソ−5−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル、
口IPEA  ニジイソプロピルエチルアミン、DMF
  ニジメチルホルムアミド、Etzo ニジエチルア
ルコール、EtOAc  :酢酸エチル、EtOH:エ
タノール、HOBt :1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール、HPLCS高性能液体クロマトグラフィー、Me
OH:メタノール、TFA  : )リフルオロ酢酸、
温度は摂氏℃で与えられる。
ス1j0− Boc−2(S)−アミノ−4−オキソーウyfシ1に
做m遺 Boc−Asp−OBzl (500■、1.55 m
mol)をアセトニトリル(10mA’)に溶解し、該
溶液にN。
N′−カルボニルジイミダゾール(277■、1.7l
−−ol)を加えた。30分後、マロン酸p−ニトロベ
ンジルマグネシウム(860■、1.71m5+ol)
を加え、混合物を室温(20〜22℃)下で1.5時間
攪拌した。アセトニトリルを蒸発させ、残渣をEtOA
Cに溶解し、INH(l水、水及びついで塩水で洗浄し
た。有機相を乾燥(MgSOt) シ、減圧濃縮した。
得られた残渣をクロマトグラフィー(SiO□、溶出剤
:ヘキサン−EtOAc)で精製してBoc  2(S
)−アミノ−4−オキソ−1,6−ヘキサンニ酸1−ベ
ンジルエステル6−(4−ニトロフェニル)メチルエス
テル(600■、80%)を得た。この化合物(3,2
5g、 6.5ms+ol)をDMF(40mjり ニ
溶解し、コノ溶液ニcstco3(2,33g、7.1
4+wmol)及びヨウ化ヘキシル(1,51g、 7
.14smol)を加えた。混合物を室温で18時間攪
拌し、溶媒を蒸発させた。残渣をれ0^Cに溶解し、溶
液をINHCJ水及びHlOで洗浄し、乾燥(?1g5
OJ シ、蒸発した。残渣をクロマトグラフィー(Si
O!、溶出剤−ヘキサン−EtOAc)で精製し、Bo
c −2(S)−アミノ−4−オキソ−5−((4−ニ
トロフェニル)メトキシカルボニル〕ウンデカン酸ベン
ジルエステル(630■)を得た。この化合物(63Q
qりのMeOH(25mjl)溶液をPorr装置上で
H2雰囲気中20%Pd(Otl) z/C(70■)
の存在下18時間振盪した。反応混合物の濾過及び濃縮
後、残渣をE tOAcに溶解した。
溶液をlNlIC4!水と共に10分撹拌した。有機相
を分離し、H,0で洗浄し、乾燥(MgSOt) シ、
蒸発した。残渣をクロマトグラフィー(SiO□、溶出
剤:ヘキサン−[EtOAc)で精製して標記化合物(
160■)を得た。この生成物のNMR及びMSは予想
される構造と一致した。
標記化合物と式lのペプチドの製造のための適当な単位
とのカップリングはカップリング剤としてDCC/HO
B tを用いて行った。
実施例2 Boc−2(S)−アミノ−4−オキソ−1,6−ヘキ
サンニ酸l−ベンジルエステル6−(4−二トロフェニ
ル)メチルエステル(4,8g、9.6mmol)をD
MF (100mJりに溶解した。NazC口3(4,
07g、 38.4mmol)及び1.4−ショートブ
タン(3,59g 、 11.6mmol)を溶液に加
えた。
混合物を室温で18時間撹拌し、ついで50℃で3時間
加熱した。反応混合物の蒸発、得られた残渣のBtoA
Cによる抽出、抽出物のlNH[J水での洗浄、乾燥(
MgSO,)及び抽出物の蒸発は粗生成物を与えた。粗
生成物をクロマトグラフィー(Si口7、溶出剤:ヘキ
サン−BtoAC)によって精製し標記化合物の対応す
るベンジルエステルを得た(4.3 g )。
このベンジルエステルを水素化分解〔5%Pd (Of
() 2/C,メタノール中、18時間〕に付し、仕上
げ操作(実施例1参照)をして標記化合物(140■)
を得た。本生成物のNMR及びMSは予想された構造と
一致した。
標記化合物と式lのペプチドの製造のための他の適当な
単位とのカップリングはBOPを用いて行った(後述)
側鎖にケトンを有する類似の誘導アミノ酸中間体は適当
なヨウ化アルキルを用いて実施例1及び2と同様にして
製造した。
トルエン(30ml)中のBoc−Asp(OBzl)
Leu−OBzl (2,90g、 5.51mmol
)及びLawesson試薬(1,12g % 2.7
5sol)  (U、Pedersonら、Tetra
hedron S3 B、3267  (1982)参
照〕の攪拌混合物を還流下で2時間加熱した。 Sin
g(3,5X30cm)を用いるカラムクロマトグラフ
ィー及びCHzlmでの溶出により標記化合物(2,0
g)を得た。MS : 543 (M十H)” 、黄色
油(主画分)として。
同様な方法で類似のチオアミドを製造し、常用の溶液相
ペプチド合成によって適当な式lのペプチドに変換した
実施例4 造 これらの中間体、例えばBoc−Asp (cyPn)
 (OBz 1) −〇■をM、 Bochenska
及びJ、 F、Biernat 、 Rocz、Che
mo、50.11.95  (1976)  (Che
m、Abstro、86.43990 r (1977
>参照)の方法に従って製造した。より具体的に例示す
ると、(±)−Boc−Asp(cyPn) (口Bz
l)−0Hを以下のようにして製造したニジメチルスル
ホキシド及びBi12の混合物(1:1.120mf)
中1−ブロモシクロペンタンカルボン酸エチルエステル
Cl ?、 1 gs 77.3mmol。
口、N、Harpp  ら、 J、Org、Chem、
  、 4 6 、3420(1975)に記述〕及び
新たに蒸留したイソシアノ酢酸エチル(12,,7gS
L 22mmol)の溶液に水素化ナトリウム(4゜5
g、鉱油中60%分散液、122 mmol)を少しず
つ5時間かけて加えた。
得られた赤色スラリーを室温で16時間攪拌し、ついで
塩化アンモニウム飽和水溶液(51m1)で処理した。
混合物を水(500nl)で希釈し、ついで酢酸エチル
で2回抽出した。酢酸エチル層を合し、水(2回)及び
ついで塩水で洗浄した。
抽出液の乾燥(MgSOt)、濾過及び濃縮により暗赤
色油を得た。この物質を5 X ’15 cmのシリカ
ゲルカラムを通してフラッシュクロマトグラフィー(f
lash chromatography)に付した〔
溶出剤:酢酸エチル−ヘキサン(1: 10) )。適
当な両分の濃縮により無色透明の粘稠液体としてα−シ
アノ−1−カルボキシシクロペンクン酢酸ジエチルエス
テルを得た(13g、66%)。
この化合物(13g、51m5+ol)を6N)IcJ
!水(60sj)と0℃で混合した。溶解後、反応混合
物を油浴中120℃で24時間加熱した。ついでドライ
アイスロータリーエバポレーターを用いて混合物から水
を除去した。得られた白色固体を高真空下で18時間乾
燥した。乾燥物をジオキサン(50sjりと3NNaO
H水(52sjりの混合物に溶解した。この溶液にジオ
キサン(25sjり中ジカルボン酸ジターシャリーブチ
ル(14,6g。
67mmol)の溶液を加えた。混合物を室温で16時
間攪拌した。追加の3NNaOH水をpH約10を確保
する間隔で加えた。混合物を水(500njりで希釈し
、EtzO(200mlで2回抽出した。
水相を固体クエン酸で酸性(pH=3)にし、酢酸エチ
ル(300++i)で2回抽出した。合した酢酸エチル
抽出液を水(3回)及び塩水で洗浄し、乾燥、濾過、濃
縮して白色固体としてBoc−Asp(cyPn)−O
ll(14g 、 96%)を得た。
乾燥DMF (50tan>のこの化合物(7,2g、
25mmol)の溶液にKtC(h(7,6g、55m
mol)及び臭化ベンジル(6,6a+j!、55m+
nol)を加えた。
反応混合物を室温で約7時間攪拌し、ついで水(500
mffi)と酢酸エチル(350I11)の混合物に注
いだ。有機相を水(2回)及び塩水で洗浄し、乾燥、濾
過、濃縮して淡黄色粘稠液を得た。
この物質をシリカゲルの5×20cjlカラムを通して
フラッシュクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸
エチル(12:1)で溶出した。適当な画分を濃縮して
低融点の白色固体としてBoc−Asp−(cyPn)
−ONのジベンジル誘導体(l1g、94%)を得た。
このジベンジル産物をTHF(100II11)に溶解
し、Li01(水溶液(23゜5 m10N)を加えた
。4時間後、反応混合物を水に注ぎ、EbOで3回抽出
した。水相を10%クエン酸水で酸性にし、酢酸エチル
で2回抽出した。酢酸エチル層を合し、乾燥(Mg) 
、濾過、濃縮して無色透明ガムとしてBoc−Asp(
cyPn) (OBzl)−OHを得た(7.3g、8
2%)。
R,B、MerrifieldSJ、Am、Chem、
Soc、、85 、2149(1963)の固相法の修
正方法を本ペプチドを好ましくはBHA−フォトレジン
(photoresin)、例えば(4−(2−クロロ
プロピオニル)フェノキシ)アセタミドメチル−コポリ
 (スチレン−1%、ジビニルベンゼン)樹脂(D、B
e110t及びM、MutterSChesia、 3
9.317 (1985)参照〕を用いて製造するため
に用いた。遊離カルボキシ基とヒドロキシ基の保護はB
zl保護基によって行った。代表的には目的とするペプ
チドのC−末端単位を表すBoc−アミノ酸、例えばB
oc−Leu−DHを9モル当量のKF及び3.6モル
当量のBocLeu−OHを用いてに、Horikiら
、Chem、 Lett8.165(1978)のフッ
化カリウム法によって上記BHA−7オトレジンに、例
えば、DMF中70℃で24時間結合させて[:4− 
(2−(Boc −ロイシン)プロピオニル)フェノキ
シ]アセタミドメチルーコポリ (スチレン−1%ジビ
ニルベンゼン)樹脂を得た。乾燥したアミノ酸−固体支
持体は代表的には、既知少量の脱保護及びピクリン酸滴
定CB、F、G15in 、 Anal、Chim、A
cta、 58.248(1978)によって求められ
た。ロイシン含量として0.6〜0.8 mmol/ 
gを示した。このアミノ酸−固体支持体を用いて固相法
により目的とするペプチドの単位(すなわち、アミノ酸
残基、誘導アミノ酸残基)の必要とされる配列を築造し
た。
(アミノ酸−固体支持体のモルあたり)2モル当量(t
wo molar equivalents)の適当な
アミノ酸残基(amino aud residues
)を乾燥DMF中N中ソ−メチ9モルホリンモル当量)
の存在下BOP(2モル当量)もしくはBOP (2モ
ル当量)/HOBt(1モル当量)を用いて該固体支持
体と連続的に(serially)カップリングさせた
。カップリングの終了は陰性ニンヒドリン試験[8,K
aiserら、^nal Biochem、 、34.
595 (1979) ]によって確認した。必要に応
し、ダブルカップリング(double coupli
ng)を用いた。
固体支持体から保護ペプチドの切断はBtOH/DMF
(1:4)中アルゴン雰囲気下0℃で330nmでの照
射6〜18時間行うことにより行った。存在する場合の
保護基(Bzl)は標準的操作(実施例1参照)によっ
て5%もしくは10%Pd/Cまたは20%pd(OH
) 2/C上での水素化分解によって切断生成物から除
去した。最終産物の精製は0.06%TFA水/アセト
ニトリル勾配を用いる逆相HPLCによって行い95%
より大なる均質性のものとした。
より具体的に例示すると、カップリング剤としてHOP
/HOBt、及び実施例1の中間体を用いてフォトレジ
スト上で前記操作によって保護ペプチドPhCt12C
)1.CD−N−Me−Val−Ile−N)ICH(
2−オキソノニル)−CO−Asp (OBzl)−L
eu−DHを組み立て、得られた保8%ペプチド樹脂を
アルゴンF−5℃で6時間の光分解によって切断した。
光分解媒体としてDMF :Btoll (4: 1 
)を用いた。切断産物の脱保護は触媒として5%Pd/
 Cを用いる水素化分解によって行った。該生成物の精
製はHPLCによって行った。
生成物をO,l N N)1.DH水溶液に溶解し、0
.1N^cOH水でpH6に調整した。Whatman
 Partisil■100DS−3C−18カラム(
2,2X 50cnf)、粒子サイズ10μを用いた。
溶出はアセトニトリルと0.06%TFA水の勾配で行
った。純粋な両分(分析用HPLCで測定)をプールし
、凍結乾燥してPhC1(2CH*CO−N−Me−V
al−Ile−NtlCH(2−オキソノニル)−CO
−Asp−Leu−OHを得た。MS:824(M +
 Na)+。
同様にして、しかし実施例1の中間体を実施例2の中間
体に代えてPhC)lzCHzCO−N−Me−Val
−Ile−NHCH(2−シクロペンチル−2−オキソ
エチル)−CO−Asp−Leu−OHを得た。MS 
: 773 (M+H)″″上記操作を式1の他のペプ
チドを製造するのに用いた。市販のBoc−アミノ酸を
用いた。非天然アミノ酸(unnatural ami
no acids)はそれらのBoc保護形態で用いた
。それらは市販されているか、市販の対応アミノ酸から
炭酸ジターシャリ−ブチルとの反応との反応によって容
易に製造するか、標準的方法によって製造した。
a)酵素の調製 E、^、COhen ら、J、Gan、Virol、、
66.733(1985)によって記述された如く、1
0プラ一ク形成単位/cellのFH5V−1ウィルス
株で感染した静止期のBHK−21/C13細胞からH
SV−1リボヌクレオチドリダクターゼ(部分精製)を
得た。
b)例示ペプチドについての効力検定及び結果P、 G
audreauら、J、 Biol、Chem、、26
2.12413(1987)によって記述された方法を
用いた。
式1の代表的ペプチドについて得られた結果を以下にリ
ストする。各ペプチドについての効力検定の結果を酵素
活性の最大阻害の50%を生ずるペプチドの濃度(1(
7、。)として表す。各効力検定で用いた酵素調製物の
単位数は酵素調製物の比活性に基いて一定であった。結
果はペプチドなしのコントロール実験で得られた活性に
相対しており、お互いに10%以下で変化した4つの効
力検定の平均を表す。
ペプチド              IC5゜(μ鵠
)オ千ソアロビルλ−L:U−Asp−Leu−UHl
、3 本発明のペプチドの他の例は以下の通りである:DAT
−Ile−NHCH(2−オキソ−5−フェニルペンチ
ル)−CD−Asp−Leu−N (CH3) DH2
4−メチルペンタノイル−N−Me−Val−Ile−
オキソトリデシル)−CO−Asp−Leu−OHNH
CH(2 PhCHzCH2CD−Tbg NHCH(2−オキソ
ノニル)NtlC)1 [(’(C2)1s)2(’[
l[l)l] −N)1[1’)12[’)12(1’
H([”)13)2D− 2−エチルブタノイル−Tbg−NHCH(2−シクロ
へキシル−2−オキソエチル)−CD−Asp (cy
8u) −Leu−OH(1)このペプチドについての
テトラゾール残基もしくは単位は以下の方法によりBo
c−Leu−NH2から誘導した。Boc−Leu−N
LをCLC1!z中過剰のピリジン及び触媒憬の4−ジ
メチルアミノピリジンの存在下p−)ルエンスルホン酸
クロリドで処理して対応するニトリル誘導体に変換した
CFieser及びFieser、  ”Reagen
ts for Orgamic 5ynthesis(
有機合成試薬) 、John Wiley and 5
ons社、ニューヨーク、NY、米国、1967.1巻
、1183頁〕ついでこのニトリル誘導体をアジ化トリ
ブチル錫(J、G、A、Lu1j tan ら、Rec
、Travo、8.202(1962))と混合してテ
トラゾール錫誘導体(K、5isidoら、Journ
al of Organoa+etallicChev
Aistry % 33.337 (1971))を得
た。
これをEt20中H(Jガスで処理して塩酸塩として目
的とするテトラゾール残渣を得、これをそのまま活性化
アミノ酸とのカンプリングに用いた。
(2)末端ヒドロキサム酸及び末端N−(低級アルキル
)ヒドロキサム酸を対応する保護C末端酸とそれぞれヒ
ドロキシルアミン塩酸塩もしくはN−(低級アルキル)
ヒドロキシルアミン塩酸塩とをC1f、CIl、中BO
P/DIPEAを用いてカップリングし、ついで保護基
を除去することにより得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式1で表わされるペプチドまたはその治療上許容さ
    れる塩。 X〔−NR^1−CH(R^2)−C(W^1)〕_n
    −NH−CR^3(R^4)−C(W^2)−NR^5
    −CH〔CH_2C(O)−Y〕−C(W^3)−NH
    −CR^6−〔CR^7(R^8)−COOH〕−C(
    W^4)−NH−CR^9(R^1^0)−Z(¥1¥
    )〔式中、Xは(1−10C)アルカノイル;(1−1
    0C)アルコキシカルボニル;ベンゾイル;ハロ、ヒド
    ロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、2
    −カルボキシフェニルもしくはベンジルから選ばれる置
    換基でモノ置換もしくはジ置換されたベンゾイル;2,
    2−ジフェニルアセチル;フェニル(1−10C)アル
    カノイル;またはハロ、ヒドロキシ、低級アルキル、低
    級アルコキシもしくはフェニルから選ばれる置換基で芳
    香部上モノ置換もしくはジ置換されたフェニル(1−1
    0C)アルカノイルであり、 R_1は水素、低級アルキルまたはフェニル(低級)ア
    ルキルであり、 R^2は低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アルキルま
    たはメルカプト(低級アルキル)であり、R^3、R^
    5、R^6及びR^9は各々独立して水素または低級ア
    ルキルであり、 R^4は水素、低級アルキル、ヒドロキシ(低級)アル
    キル、メルカプト(低級)アルキル、メトキシ(低級)
    アルキル、メチルチオ(低級)アルキル、低級シクロア
    ルキルまたは(低級シクロアルキル)メチルであり、 R^7及びR^8は各々独立して水素または低級アルキ
    ルであるか、または R^7とR^8はそれらが結合する炭素原子と一緒にな
    って低級シクロアルキルを形成し、 R^1^0は低級アルキル、低級アルケニルまたは(低
    級シクロアルキル)メチルであり、 W^1、W^2、W^3及びW^4は各々独立してオキ
    ソまたはチオキソであり、 Yは(1−14C)アルキル;低級シクロアルキル;低
    級シクロアルキルでモノ置換された低級アルキル;フェ
    ニル(低級)アルキル;芳香部がハロ、低級アルキルも
    しくは低級アルコキシで置換されたフェニル(低級)ア
    ルキル;または(Het)−低級アルキル(式中、He
    tは窒素、酸素もしくはイオウから選ばれた1つもしく
    は2つのヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロ
    環基を表す)であり、 Zは水素、COOH、CH_2COOH、5−1H−テ
    トラゾリル、COOR^1^1(式中、R^1^1は低
    級アルキルである)、CH_2OH、CONR^1^2
    R^1^3(式中、R^1^2及びR^1^3は各々独
    立して水素もしくは低級アルキルである)、またはCO
    N(R^1^4)OH(式中、R^1^4は水素または
    低級アルキルである)であり、及びnは整数0または1
    である〕 2、Xが(1−10C)アルカノイル;(1−10C)
    アルコキシカルボニル;ベンゾイル;ハロ、ヒドロキシ
    、低級アルキル、低級アルコキシ、フェニル、2−カル
    ボキシフェニルもしくはベンジルでモノ置換されたベン
    ゾイル;2,2−ジフェニルアセチル;フェニル(1−
    10C)アルカノイル;またはハロ、ヒドロキシ、低級
    アルキル、低級アルコキシもしくはフェニルから選ばれ
    た置換基で芳香部上モノ置換もしくはジ置換されたフェ
    ニル(1−10C)アルカノイルであり、 R^1及びR^1^0、及びW^1−W^4が請求項1
    におけると同義であり、 Yが(1−14C)アルキル、低級シクロアルキル、低
    級シクロアルキルメチル、フェニル(低級)アルキル、
    または(Het)−低級アルキル(式中、Hetは2−
    ピロリル、2−ピリジニル、4−ピリジニル、2−フリ
    ル、2−イソキサゾリル及び2−チアゾリルから選ばれ
    たヘテロ環基である)であり、 Zが請求項1におけると同義であり、及び nが整数0または1である 請求項1のペプチド、またはその治療上許容される塩。 3、X、R^7、R^8及びR^1^0が請求項1にお
    けると同義であり、R^1が低級アルキルであり、R^
    2が低級アルキルまたはヒドロキシ(低級)アルキルで
    あり、R^3、R^5、R^6及びR^9が各々独立し
    て水素またはメチルであり、R^4が水素、低級アルキ
    ル、ヒドロキシ(低級)アルキル、メトキシ(低級)ア
    ルキル、低級シクロアルキルまたは(低級シクロアルキ
    ル)メチルであり、W^1、W^2、W^3及びW^4
    がオキソであり、Yが(1−14C)アルキル、低級シ
    クロアルキル、低級シクロアルキルメチル、フェニル(
    低級)アルキルまたはピリジニル(低級アルキル)であ
    り、Zが水素、COOH、CH_2COOH、5−1H
    −テトラゾリル、CH_2OH、CONR^1^2R^
    1^3(式中、R^1^2及びR^1^3は各々独立し
    て水素または低級アルキルである)またはCON(R^
    1^4)OH(式中、R^1^4は水素または低級アル
    キルである)であり、及びnが整数0または1である 請求項2のペプチド、またはその治療上許容される塩。 4、Xがアセチル、2−エチルブタノイル、4−メチル
    ペンタノイル、オクタノイル、Boc、ベンゾイル、2
    −ビフェニリルカルボニル、2−(2′−カルボキシ)
    ビフェニリルカルボニル、フェニルアセチル、フェニル
    プロピオニル、(4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
    ルまたは(3,4−ジヒドロキシフェニル)プロピオニ
    ルであり、R^1がメチルであり、R^2が1−メチル
    エチル、1,1−ジメチルエチル、1−メチルプロピル
    または1−ヒドロキシエチルであり、R^3が水素また
    はメチルであり、R^4が水素、低級アルキル、ヒドロ
    キシメチル、1−ヒドロキシエチル、1−メトキシエチ
    ル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルメチルであり
    、R^5が水素またはメチルであり、R^6が水素であ
    り、R^7及びR^8が各々独立して水素、メチル、エ
    チルまたはプロピルであり、またはR^7及びR^8が
    それらが結合する炭素原子と一緒になって低級シクロア
    ルキルを形成し、R^9が水素またはメチルであり、R
    ^1^0が2−メチルプロピル、3−メチルブチルまた
    は2,2−ジメチルプロピルであり、W^1、W^2、
    W^3及びW^4がオキソであり、Yがメチル、ヘキシ
    ル、ヘプチル、1−メチルヘプチル、デシル、ウンデシ
    ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシル
    メチルまたはフェニルプロピルエチルであり、Zが水素
    、COOH、CH_2COOH、5−1H−テトラゾリ
    ル、CH_2OH、CONR^1^2R^1^3(式中
    、R^1^2及びR^1^3は各々独立して水素、メチ
    ル、エチルまたはプロピルである)またはCON(R^
    1^4)OH(式中、R^1^4は水素またはメチルで
    ある)であり、及びnが整数1である請求項3記載のペ
    プチド、またはその治療上許容される塩。 5、PhCH_2CH_2CO−N−Me−Val−I
    le−NHCH(2−オキソノニル)−CO−Asp−
    Leu−OH、 PhCH_2CH_2CO−N−Me−Val−Ile
    −NHCH(2−シクロペンチル−2−オキソエチル)
    −CO−Asp−Leu−OH、PhCH_2CH_2
    CO−N−Me−Val−Ile−NHCH(2−オキ
    ソトリデシル)−CO−Asp−Leu−NH_2、2
    −エチルブタノイル−Ile−NHCH(2−オキソト
    リデシル)−CO−Asp−Leu−OH、PhCH_
    2CH_2CO−N−Me−Val−Ile−NHCH
    (2−オキソプロピル)−CO−Asp−Leu−OH
    、2−エチルブタノイル−Ile−NHCH(2−オキ
    ソノニル)−CO−Asp−Leu−OH、 2−エチルブタノイル−Tbg−NHCH(2−オキソ
    ヘプチル)−CO−Asp−Leu−OH 2−エチルブタノイル−Tbg−NHCH(2−オキソ
    ノニル)−CO−Asp−Leu−OH、 2−エチルブタノイル−Tbg−NHCH(2−オキソ
    ノニル)−CO−NHCH〔C(CH_3)_2COO
    H〕−Leu−OH及び2−エチルブタノイル−Tbg
    −NHCH(2−シクロペンチル−2−オキソエチル)
    −CO−Asp−NHCH_2CH_2C(CH_3)
    _3 よりなる群から選ばれた請求項1のペプチド。 6、請求項1のペプチドもしくはその治療上許容される
    塩、及び医薬上もしくは獣医学上許容される担体を含有
    する医薬組成物。 7、請求項1のペプチドもしくはその治療上許容される
    塩、及び局所適用に適した生理的に許容される担体を含
    有する化粧品組成物。 8、哺乳類のヘルペスウィルス感染症を治療する方法で
    あって、有効量の請求項1のペプチドまたはその治療上
    許容される塩を投与することを特徴とする方法。 9、ヘルペスウィルス感染症が単純ヘルペスウィルス感
    染症である請求項8の方法。 10、ヘルペスウィルスの複製を抑制する方法であって
    該ウィルスをヘルペスウイルスリボヌクレオチドリダク
    ターゼ阻害量の請求項1のペプチドもしくはその治療上
    許容される塩と接触させることを特徴とする方法。 11、請求項1のペプチドまたはその治療上許容される
    塩を製造する方法であって、 a)該ペプチドの配列の順序に、該ペプチドのアミノ酸
    もしくは誘導アミノ酸残基または断片を段階的にカップ
    リングし 〔ここにおいて、 i)残基または断片の反応性側鎖は適当な保護基で保護
    して、最後に段階的カップリングの終了後に該保護基を
    除去するまでその部位で化学反応が起こることを防ぎ、 ii)カップリングする反応体のα−アミノ基は、その
    反応体の遊離カルボキシル基が第2の反応体の遊離α−
    アミノ基とカップリングする間、α−アミノ保護基で保
    護し(該α−アミノ保護基は引き続いてのカップリング
    工程がそのα−アミノ基で起こるのを可能にするよう選
    択的に除去できるα−アミノ保護基である)、及び iii)保護されたペプチドとC−末端機能となる、該
    アミノ酸残基またはペプチド断片のアミノ酸残基のC−
    末端カルボキシが存在する場合には、目的とする該ペプ
    チドのアミノ酸配列が組み立てられるまで、その部位で
    化学反応が起こるのを防ぐ適当な保護基で保護する。〕
    、ついで b)カップリングの終了後に保護基を除去し、請求項1
    のペプチドを得るための標準的変換を必要に応じて行い
    、及び必要に応じペプチドを治療上許容される塩に変換
    することを特徴とする方法。
JP2179374A 1989-07-07 1990-07-06 2―オキソアルキル側鎖を有する抗ウイルスペプチド Expired - Lifetime JP2877910B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA605062 1989-07-07
CA000605062A CA1340682C (en) 1989-07-07 1989-07-07 Antiviral peptides having a 2-oxoalkyl amino acid side chain

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03115296A true JPH03115296A (ja) 1991-05-16
JP2877910B2 JP2877910B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=4140313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179374A Expired - Lifetime JP2877910B2 (ja) 1989-07-07 1990-07-06 2―オキソアルキル側鎖を有する抗ウイルスペプチド

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5700780A (ja)
EP (1) EP0411332B1 (ja)
JP (1) JP2877910B2 (ja)
AT (1) ATE131174T1 (ja)
AU (1) AU643448B2 (ja)
CA (1) CA1340682C (ja)
DE (1) DE69023977T2 (ja)
IL (1) IL94981A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69019786T2 (de) * 1989-07-07 1995-11-16 Bio Mega Boehringer Ingelheim Antiherpes-Tetrapeptid-Derivate mit einer substituierten Seitenkette aus Asparaginsäure.
CA1340681C (en) * 1989-07-07 1999-07-27 Robert Deziel Antiherpes tetrapeptides having a substituted aspartic acid side chain
AU643636B2 (en) * 1989-07-07 1993-11-18 Bio-Mega/Boehringer Ingelheim Research Inc. Antiherpes pentapeptide derivatives having a substituted aspartic acid side chain
US5846941A (en) * 1992-03-12 1998-12-08 Boehringer Ingelheim (Canada) Ltd. Isosteric antiherpes peptide derivatives II
SG42995A1 (en) 1992-03-12 1997-10-17 Bio Mega Boehringer Ingelheim Isosteric antiherpes peptide derivatives
AU6059699A (en) * 1998-09-23 2000-04-10 Regents Of The University Of California, The Synthetic peptides, conjugation reagents and methods
ES2293977T3 (es) 2000-02-07 2008-04-01 Wisconsin Alumni Research Foundation Peptidos antivirales farmacologicamente activos y metodo para su uso.
WO2005060541A2 (en) * 2003-12-01 2005-07-07 Wisconsin Alumni Research Foundation Peptides and methods for inducing cellular resistance to infection

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4795740A (en) * 1986-05-20 1989-01-03 Cohen Eric A Antiviral peptides and means for treating herpes infections
EP0292255A3 (en) * 1987-05-22 1990-08-22 Merck & Co. Inc. Inhibitor of ribonucleotide reductase
US4837304A (en) * 1987-05-22 1989-06-06 Merck & Co., Inc. Inhibitor of ribonucleotide reductase
US4845195A (en) * 1987-05-22 1989-07-04 Merck & Co., Inc. Inhibitor of ribonucleotide reductase
US4814432A (en) * 1987-05-22 1989-03-21 Merck & Co., Inc. Inhibitor of ribonucleotide reductase
IL90872A0 (en) * 1988-07-08 1990-02-09 Smithkline Beckman Corp Retroviral protease binding peptides
EP0357332A3 (en) * 1988-08-24 1991-07-31 Merck & Co. Inc. Renin inhibitors useful for the treatment of aids by inhibition of hiv protease
EP0374097A3 (de) * 1988-12-15 1991-06-12 Ciba-Geigy Ag Verwendung von Peptidisosteren als retrovirale Proteasehemmer
CA1340683C (en) * 1989-07-07 1999-07-27 Pierre Louis Beaulieu Antiherpes pentapeptides having a substituted aspartic acid side chain
DE69019786T2 (de) * 1989-07-07 1995-11-16 Bio Mega Boehringer Ingelheim Antiherpes-Tetrapeptid-Derivate mit einer substituierten Seitenkette aus Asparaginsäure.
CA1340684C (en) * 1989-07-07 1999-07-27 Pierre Louis Beaulieu Antiherpes pentapeptides
AU643636B2 (en) * 1989-07-07 1993-11-18 Bio-Mega/Boehringer Ingelheim Research Inc. Antiherpes pentapeptide derivatives having a substituted aspartic acid side chain

Also Published As

Publication number Publication date
EP0411332A1 (en) 1991-02-06
JP2877910B2 (ja) 1999-04-05
AU5877790A (en) 1991-01-10
IL94981A0 (en) 1991-06-10
ATE131174T1 (de) 1995-12-15
US5700780A (en) 1997-12-23
AU643448B2 (en) 1993-11-18
DE69023977D1 (de) 1996-01-18
CA1340682C (en) 1999-07-27
DE69023977T2 (de) 1996-05-15
IL94981A (en) 1995-03-15
EP0411332B1 (en) 1995-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6774212B2 (en) Alpha-ketoamide inhibitors of hepatitis C virus NS3 protease
JP3043833B2 (ja) 1,4‐ジオキソ‐c4 n‐末端を有する抗ヘルペスペプチド誘導体及びこれを含む医薬組成物
JPH03115296A (ja) 2―オキソアルキル側鎖を有する抗ウイルスペプチド
US6313095B1 (en) Antiherpes tetrapeptide derivatives having a substituted aspartic acid side chain
US5552384A (en) Antiherpes compositions and method of use
JP2877909B2 (ja) 置換アスパラギン酸側鎖を有する抗ヘルペスペンタペプチド誘導体
US5502036A (en) Antiherpes pentapeptide derivatives having a substituted aspartic acid side chain
EP0408973B1 (en) Antiherpes pentapeptides
JP2879799B2 (ja) 置換アスパラギン酸側鎖を有する抗ヘルペステトラペプチド誘導体
US5149778A (en) Cyclic peptides for treating herpes infections
CZ224295A3 (en) Peptide, pharmaceutical and cosmetic preparations containing thereof as well as process for preparing such peptide
US5648337A (en) Antiherpes pentapeptides
US5258493A (en) Cyclic peptides for treating herpes infections
CA2019005C (en) Antiherpes pentapeptide derivatives having a cycloalkyl substituted aspartic acid side chain
NZ234373A (en) Acylated n-terminal tetrapeptides having an esterified or amidified aspartic acid residue and optionally substituted at the c-terminal by 5-1h-tetrazolyl; use in treatment of herpes virus infections
CA2019006C (en) Antiherpes tetrapeptide derivatives having a cycloalkyl substituted aspartic acid side chain
JPS62289597A (ja) 抗ウイルス性ペプチド及びヘルペス感染治療法