JPH03114941A - 車載システムの制御装置 - Google Patents

車載システムの制御装置

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JPH03114941A
JPH03114941A JP1253848A JP25384889A JPH03114941A JP H03114941 A JPH03114941 A JP H03114941A JP 1253848 A JP1253848 A JP 1253848A JP 25384889 A JP25384889 A JP 25384889A JP H03114941 A JPH03114941 A JP H03114941A
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cpu
data
cpus
control
word
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JP1253848A
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Keiichiro Sueshige
末繁 恵一郎
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、複数のCPUおよびメモリを有する車載シス
テムの制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、自動車には、空燃比IIJlm等の各種制御
のため、CPUおよびメモリを備えた種々の制御装置が
搭載されている。(例えば特公昭62−59220号公
報参照)。自動車においては上記空燃比制御のほかにも
種々のエンジン111111,4WS制御、変速機制御
、サスペンション制御等、多種の制御を行なうため、多
数のCPUが用いられることがある。またこのような多
種の制御を行なう場合に、総合的な制御を行なうシステ
ムが要求される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のように多種のCPUが用いられる車載
システムを開発していく場合に、その制御のプログラム
の開発段階で、それぞれの制御において使用される定数
、パラメータ等をチューニングし、つまりメモリ内に記
憶させたデータをなんども変更して適正化していくこと
が必要となる。
とくに、実際にテスト運転を行ないつつ、運転者の感性
に適合したチューニングを行なうことが望まれる。
従来はこのような場合に、パラメータ変更等の処理を行
なうときは、その都度、制御をいったん停止し、上記処
理を行なった後、再び制御を行なうようにしていた。し
かしながらこのような手法では、上記処理を行なうとき
に運転をいったん停止させなければならないので、その
前後でタイムラグが生じ、このため、チューニングの能
率が悪い上に、パラメータ等の変更によるフィーリング
の変化がわかり難くなり、チューニングの適正化等に支
障を来たすといった問題があった。
この対策として、外付のハードウェアを用意し、スイッ
チ等によりパラメータ等を変更することも考えられてい
るが、これでは、多数のCPU内の各種パラメータの変
更を可能にしようとするとハードウェアが増大するため
、実現性に乏しかった。
本発明はこのような事情に鑑み、多数のCPUを有する
車載システムにおいて、開発段階でのチューニングを行
なう場合等に、システム作動時にもデータ変更等の処理
を容易に行なうことができ、しかも、大幅なハードウェ
アの増加を来たさず、かつ能率良く上記処理等を行なう
ことができる車載システムの制御装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記のような目的を達成するため、階層式に接
続された複数のCPUと、各CPUに対して配設されて
cpumでのデータの受渡しを行なうマルチボートRA
Mとを備えるとともに、外部からアクセスしたときのデ
ータ伝達を割込み処理で行ない、かつ各CPUのうちで
上位の階層のもの程上記割込み処理のタイミングを早く
し、階層が下位になるにつれて順に割込み処理のタイミ
ングを遅らせるように設定したものである。
〔作用〕
上記構成によると、システムがエンジン等の総合的Ml
を行なっている運転中にも、外部からのアクセスによる
データ変更等が割込み処理により高速で行なわれること
となる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明が適用される多数のCPUを備えたシス
テムの一例を示している。この図において、キーボード
およびデイスプレィをそなえたターミナル1にはインタ
フェース用CPU2aがパスラインを介して接続され、
このCPLI2aにメインCPU2bがパスラインを介
して接続され、さらにこのメインCPU2aに多数のC
PU2Gがパスラインを介して階層式に接続されている
このl!III式接続は、インタフェース用CPU2a
を別にすればメインCPLI2aを最上位(階層レベル
1)として、これに次の階層(IIIレベル2)の複数
のCPU2Co 、2C1が接続され、この各CPU2
co 、2c1にそれぞれ、その次の階層(WANレベ
ル3)の複数のCPU2(0/、2CI)。
2C11が接続され、さらにこれらCP u 2cot
、 2c@、2C11にそれぞれ、その次の階II(I
t喘リレベル4の複数のCP U 2Qoto、 2 
cott 、 2ctoo。
2ctto、 2 Ctttが接続されるというように
、多数のCPUがピラミッド形に接続されたものである
そして、最下位のCPUは、例えばエンジン制御、ミッ
ション制御、ABS制御(アンチスキッド制御)、サス
ペンション制御等の個々の制御を行ない、その上の階層
のCPUは、例エバA B S IIJ allとサス
ペンション制御とを関連させた制御等を行ない、さらに
その上の階層のCPUは、例えば上記の関連制御にエン
ジン制御を関連させた制御等を行なうというようにして
、全体として総合的な車両の制御が行なわれる。
上記各CPUに対し、MP−RAM (マルチボートR
AM)3が、図示のように各CPUと一括に、もしくは
各CPU間に配設されている。このMP−RAM3は2
以上の方向からデータの読み書きを行なうことができる
ようにしたRAMである。従って、例えばMP−RAM
3に対して一方のCPUからデータが書込まれるととも
にそのデータが他方のCPUに読出されるという処理が
可能なものである。このMP−RAM3により、各CP
Uと、それぞれに対する上位階層のCPUとの間でデー
タの受渡しが可能となっている。
また、各CPUはいずれも上位あるいは下位の階層のC
PUから割込みを受けることができるように、破線矢印
で示すラインでINT(インタラブト)接続されている
。さらに各CPUはいずれも、内部バスに直結している
POMを有し、このROM中に、上記割込みにより起動
されて、制御周期に影響を与えない短い時間内にコマン
ドに対する動作を完了することができる簡易モニタプロ
グラムを備えている。そして、このような構成により、
総合的制御が行なわれつつ、キーボード操作によるパラ
メータの表示、変更等のコマンドやその他のデータが伝
達される。そして、後に詳述するように、ターミナル1
から該当するCPuヘデータが伝達されるときは、途中
のCPUを経由して、それぞれに対する割込み処理でデ
ータ伝達が行なわれ、かつ、データ伝達に関係する各C
PUのうちで上位の階層のもの程上記割込み処理のタイ
ミングが早く、階層が下位になるにつれて順に割込み処
理のタイミングが遅らされるように設定され、つまり上
位から順に割込み処理でデータが送られるようになって
いる。
なお、第1図中、INT  IL、INT  ML。
INT  OL、INT  11等は上位から下位への
INT信号、INT  IH,INT  MH,INT
  OH,INT  IH等は下位から上位へのINT
信号を表わす。
上記各MP−RAM3においては、異なる階層の2つの
CPU間でデータの受渡しをするために、第2図に示す
ようなデータを記憶するアドレスが定められている。
この図中、コントロールワードCNT、コマンドワード
CMD、ステータスワードSTS、エラーワードERR
,CPU指定ワードLILx(UL1〜LJL8)、デ
ータバッファBFx(BFO〜BFXXX)は、それぞ
れ次のような内容である。
CNT:コマンドを実行する対象となるCPUがどの階
層レベルに存在するかを示す。
CMD:簡易モニタの中の、どのプログラムを実行する
かを示す。
STS :処理するデータの数が何個あるかを示す。
ERR:実行に再して起こったエラーの情報を示す。
uLX:コマンドを実行するCPUを指定するデータと
して、経由するCPUの番号(第1図中に括弧書きで示
す)に相当するデータを上位から順に示す。
BFx:引渡すべきデータを示す。
これらの詳細については、後記具体例によって明確にす
る。
CPU内の基本的処理を第3図および第4図のフローチ
ャートに示す。なお、フローチャート中、「・・・H」
は上位CPUから伝達された信号もしくはデータを意味
し、「・・・し」は下位CPUから伝達された信号もし
くはデータを意味する。
第3図は上位のCPUから割込み信号INTuLがあっ
たときの処理を示す。このときは、先ずステップS1で
上位CPUから送られたコントロールワードCNTをM
P−RAM3から読み出してそのデータがroOHJ 
(Oを意味する)か否かを調べ、その判定がNoであれ
ば、コントロールワードCNTの値を1だけ減少させた
上で(ステップS2)、その値がrooHJとなりたか
否かを調べる(ステップ83)。ステップS3の判定が
Noであれば、ステップ84〜S11の処理を行なう。
ステップS4では、CPU指定ワード冒IUL1のデー
タに相当する番号aのCPUを指定し、噌 そのCPUのMP−RAM3に、コントロールワードC
NT、コマンドワードCMD、ステータスワードSTS
、エラーワードERRを書き移す。
続いてステップS5で、コントロールワードCNTの値
をカウンタCにセットするとともにカウンタnを「1」
としてから、ステップ86.87で、カウンタnをイン
クリメントするとともにカウンタCをデクリメントしな
がら、カウンタCがOとなるまで、[u Ln 4−U
 Ln+1 ]とすルコとニヨリ、CPU指定ワードの
アドレスを1つずつ繰上げて、指定CPUに対するMP
−RAM3に書込む。さらにステップS8で、ステータ
スワードSTSの値をカウンタCにセットするとともに
カウンタnを「1」としてから、ステップ89,810
で、カウンタnをインクリメントするとともにカウンタ
Cをデクリメントしながら、カウンタCがOとなるまで
、データバッファBFnを指定CPUに対するMP−R
AM3に書込む。そしてステップS11で、指定CPU
 (下位のCPU)に割込み信号INT  dLを出力
してから、当割込み処理を終える。
上記ステップS3の判定がYESであれば、ステップ8
12で当CPU内のコマンド処理を行ない、さらにデー
タ返送のため、ステップ813で上位CPUに割込み信
号INT  uLを出力して、当別込みを終える。なお
、ステップS2の判定がYESであれば、そのまま割込
みを終える。
第4図は下位のCPUから割込み信号INTdHがあっ
たときの処理を示す。このときは、先ずステップ821
で下位CPUから与えられるエラーワードERR,aが
rooHJか否かを調べる。その判定がYESであれば
、ステップ821で、ステータスワードSTS、aの値
をカウンタCにセットするとともにカウンタnを「1」
としてから、ステップ823,824で、カウンタnを
インクリメントするとともにカウンタCをデクリメント
しながら、カウンタCが0となるまで、データバッファ
BFn、aを指定CPUに対するMP−RAM3に書込
む。さらにステップ825でコントロールワードCNT
、コマンドワードCMD、ステータスワードSTS、エ
ラーワードERRについてそれぞれ、下位CPUからの
データをMP−RAM3に書込む。そしてステップ82
6で上位CPUに割込み信号INT  uHを出力して
、当割込みを終える。なお、ステップ821での判定が
Noのときは、単にステップ825゜826の処理だけ
を行なう。
これら基本処理のプログラムは第1図中のメインcpu
ibおよびこれに階層式に続く各CPU2Cのいずれに
おいても同じである。なお、インタフェース用CPUI
a内の処理のプログラムだけは上記プログラムと異なっ
ており、これについては次の具体例で示す。
乃    8 動作の一例として、第1図中のCPu2c10の100
00H番地のデータを表示させることとする。この例に
よる場合、キー人力としてはCPu2c1oの指定、D
UMP (表示)、100008番地の指定が行なわれ
る。
上記キー人力が入ったときのインタフェース用CPU2
a内の処理としては、第5図に示すようにメインCPt
J 2 bに対するMP−RAM3へのコントロールワ
ードの書込み(ステップ527)、コマンドワードの書
込み(ステップ832)、ステータスワードの書込み(
ステップ833)、エラーワードの書込み(ステップ8
34)、CPLJ指定ワードの書込み(ステップ835
)、データバッファの書込み(ステップ836)を行な
ってから、メインCPLI2bへの割込み信号INTI
Lを出力する。当動作例による場合、CPu2c10は
階層レベル3にあるので、コントロールワードはCNT
、O←03Hとし、またCPu2c1を経由してCPu
2c1gに至るので、cpu指定ワードはこれらの番号
に対応させてULl、0←01H,LIL2.0←OO
Hとする。このほかにコマンドワードはCMD、0←O
IH,ステータスワードはSTS、O←04H1エラー
ワードはERR,0←0OH1データバツフアはBEo
0←0OH1BE1.O←OOH,BH3,O←01H
1BE3.O←OOHとする。
また、データ返送されたときのインタフェース用CPU
2aの処理としは、メインCPLJ2bからの割込み信
号INT  IHに応じ、ステップS41でエラーワー
ドERR,OがroOHJが否かを調べ、その判定がY
ESのときは、ステップ842でBFo、0のデータを
表示して割込みを終了する。なお、ステップ841での
判定がNOのときはエラー表示を行なう。
また、当具体側による場合の、第3図の基本的処理に基
づ(メインCPU2b内の具体的処理は、第7図に実線
で示すようになる。すなわち、ステップS1での判定は
Noとなり、ステップS2ではコントロールワードCN
Tが3−1−2となり、ステップS3の判定はNoとな
る。ステップS4ではULn、1の値によって指定され
たCPu2c1に対するMP−RAM31.:、CNT
4−02H1CMD←01H1CMD−04H,CMD
←OOHが書込まれる。ステップS5でカウンタCにr
02HJがセットされることにより、CPu2C1に対
するMP−RAM3へのcpu指定ワードの書込み(ス
テップ86)が2回繰返され、またステップS8でカウ
ンタCにr04HJがセットされることにより、CPU
2C1に対するMP−RAM3へのデータバッファの書
込み(ステップS9)が4回繰返される。そして、ステ
ップS11でCPU2C1に割込み信号INT  ML
が出力される。
この割込み信号INT  MLを受けたCPU2C1で
の具体的処理は、上記処理と破線部分が変る。すなわち
、ステップS2でコントロールワードCNTが2−1−
1となるとともに、ULrl。
1の値によってCPU2(、oに対するMP−RAM3
にデータが書込まれ、かつ、ステップS5でカウンタC
にroIHJがセットされることによりステップS6の
処理が1回行なわれ、ステップS11ではCPU2C1
0に割込み信号INT  1Lが出力される。
この割込み信号INT  ILを受けたCPU2C10
では、第7図中に二点鎖線で示すように、ステップS2
でコントロールワードCNTが1−1−〇とされること
により、ステップS3での判定がYESとなり、ステッ
プ812でCPU2C。
内のコマンド処理が行なわれる。具体的には、データバ
ッファBFO〜BF3に入っている値(10000H)
を基に、この番地のデータをバイトでBFOにストアし
、STS←OIHおよびERR←OOHを実行する。そ
して、CPU2c1に割込み信号INT  1Hを出力
する。
CPU2cioからのデータ返送時は、CPU 2C1
0およびメインCPLJ2bが、順次第4図に示した基
本的制御に基づいて割込み処理を行なって、データを上
位に送る。例えばCPU2C1では、第8図に示したス
テップ821〜826(第4図に準する)の処理を行な
い、メインCPLI2bに割込み信号INT  MHを
出力する。
以上のような当実施例では、各CPUによってエンジン
等に対する各種制御が行なわれている運転中であっても
、特定CPUに対してデータ表示、パラメータ変更等を
行なわせるとき、ターミナル1と指定CPUとの間のデ
ータ伝達が、途中のCPUを経由して順次割込み処理で
行なわれる。そして、この各CPUにおける割込み処理
は充分に短い時間であるため、エンジン等に対する各C
PUの制御動作にほとんど影響を及ぼさない。
第9図乃至第16図は車載システム制御の別の手法を示
す。
第9図におイテ、各CPU12a、12bo 。
12tN 、12t)o+、12bt+、12bn、1
2b、、o、 12bou、 12b+Oo、 12b
rto、 12butは、第1図のCPU2b、2cと
同様に階層式に接続され、最上位のメインCPU12a
がターミナル11に接続されている。また、各CPuに
対してMP−RAMI 3が配設され、上位と下位のC
PLI間でデータの受渡しが可能となって6sる。
また、各CPUはそれぞれ、ターミナル11のキーボー
ドからの入力、ターミナル11のデイスプレィへの表示
等ができる程度の簡単なO8(オペレーティングシステ
ム)を含んでいる。従って、1つのターミナル11から
のデータを伝達してO8を作動することにより、データ
表示やパラメータ変更等が可能となる。ただし、多数の
O8が作動すると1つのターミナル11では区別がつか
なくなる。
そこで本手法では、各CPUのうちのいずれか1つだけ
を作動させ、かつ、作動させるO8を切換指令によって
随意に選択できるようにする。
このようにするため、各CPUはそれぞれ、O8がター
ミナル11に対応して入力、表示等のための動作を行な
うO8起動状態と、O8起動を停止して上位の階層から
の切換信号を持っているだけのアイドル状態と、O8起
動は停止しているがデータの受渡しは行なうスルー状態
とに、変更可能となっている。そして、後述のような制
御により、1つのCPUがoS起動状態とされるとき、
これとターミナル11との間のCPUはスルー状態とさ
れてそれ以外はアイドル状態とされ、例えば第9図中に
括弧書きで示したようにCPU12b 11がO8起動
状態とされるときは、CPU12b、12b1がスルー
状態とされて他のCPUがアイドル状態とされるように
なっている。
上記各MP−RAM13においては、異なる階層の2つ
のCPU間でデータの受渡しをするために、第9図に示
すようなデータを記憶するアドレスが定められている。
ここで、コントロールワードCNTは第2図中のコント
ロールワードCNTとは意味が異なり、CPU間で受渡
しされる状態切換のためのデータを示すものである。コ
マンドワードCMD、ステータスワードSTS、エラー
ワードERR,データバッファBFO,BFl・・・は
、第2図中の同一名称のものと同じ意味である。
上位のCPUから下位のCPUヘデータを伝達するとき
の基本動作は第11図のようになっている。すなわち、
このときは、CPU間のMP−RAM13に、上位のC
PUによりCMD、STS。
ERR,BFnのデータが書き込まれるとともに、通常
はroOHJとなっているフントロールワードCNTが
r80HJとされる。これに対して下位のCPUは、コ
ントロールワードCNTが「00HJとなっている間は
その確認を繰返すだけであるが、r80HJとなると、
コマンド等を読みとってコマンドに対応する処理を実行
した後、コントロールワードCNTをroOHJとして
処理を終了する。そしてコマンドを発行した上位のCP
Uは、コントロールワードCNTがroOHJになった
ことを確認した後、ERR,STSをチエツクし、コマ
ンドが実行されたことを確かめて処理を終了する。
下位のCPUから上位のCPLJヘデータを伝達すると
きの基本動作は第12図のようになっている。この動作
は、上位から下位へのデータ伝達との区別のコントロー
ルワードがroIHJとされる点以外は、第11図の動
作と伝達方向が逆になるだけである。
第13図はCPUの状態切換等のための基本的なメイン
ルーチンを示す。このルーチンにおいては、リセット時
にステップ851でイニシャライズした後、ステップ8
52でO8起動状態が否かを調べる。なお、イニシャラ
イズ時にO8起動状態となるのはメインCPU12aだ
けである。
ステップ852での判定がYESのときは、ステップS
53でキーボード操作に応じたコマンドを入力し、ステ
ップS54でCPU切換のコマンドがあったか否かを判
定し、その判定がNoのときは、ステップ5S55.8
5.6で他のコマンドがあればそれに応じた処理を行な
ってから、ステップ853に戻る。ステップ852の判
定がNOのとき、あるいはステップ854の判定がNO
のときは、O8起動状態以外であるので、ステップ85
7〜S59で、アイドル状態が指定されているか否かの
判定に基づいてアイドル状態もしくはスルー状態として
から、ステップ852に戻る。
スルー状態で下位のCPUからのコマンドを上位のCP
Uに伝えるときの処理をフローチャートで示すと第14
図のようになる。すなわち、ステップ861でコントロ
ールワードCNT、LがroI HJとなったか否かを
調べ、この判定がNOのときはこの判定だけを繰返す。
この判定がYESになると、コマンドワードCMDを下
位(L)から上位(H)へ移しくステップ862)、上
位に与えるステータスワードSTS、Hおよびエラーワ
ードERR,HをそれぞれrooHJとしくステップ8
63.864)、またデータバッファBFnおよびコン
トロールワードCNTを下位(L)から上位(L)へ移
す(ステップs65゜866)。そして、コントロール
ワードCNTがroOHJとなるまで持ってから、ステ
ータスワードSTS、エラーワードERR,コントロー
ルワードCNTをそれぞれ下位から上位へ移す(ステッ
プ867〜570)。
O8起動を上位から下位へ切換えるときの処理を示すと
第15図のようになる。すなわち、O8起動コマンドが
入力されると、下位のcPUとの間のMP−RAMI 
3に書込むコマンドワードCMD、LをrFOHJ 、
コ>トロール’)−ドcNTをr80HJ とする(ス
テy7873.874)。これに応じて下位のCPUに
おいては、ステンプS81.S82でCNT、H−80
HであることおよびCMD、H≧FOHであることを判
定した時に、ステータスワードSTS、H,エラーワー
ドERR,H1コントロールワードCNT、Hをそれぞ
れroOHJとする(ステップ883〜585)ととも
に、O8起動を行なう。そして上位のCPUは、ステッ
プ874でCNT、L−00Hであることを判定したと
きに、スルー状態に入る(ステップ575)。なお、下
位のCPUにおいて上記ステップ883の判定がNOの
ときは、他の処理(ステップ886)を行なってからス
テップ882に戻る。
O8起動を下位から上位へ切換えるときの処理を示すと
第16図のようになる。この場合、下位のCPUにおい
てはステップ891〜895で第15図のステップ37
1〜S75に準じた処理が行なわれ、上位のCPLIに
おいてはステップ8101〜5107で第15図のステ
ップ881〜S87に準じた処理が行なわれる。ただし
、下位のCPUはO8起動状態からアイドル状態に変化
し、上位のCPUはスルー状態からO8起動状態に変化
する。
以上のような手法によると、各CPUに組込まれたO8
を利用して、1つのターミナル11で制御プログラム開
発時のチューニング等が可能となる。そして、O8起動
手段のCPUを変更したい場合は、切換コマンドによっ
て1つずつ切換えていくことができる。
〔発明の効果〕
本発明の装置によると、階層式に接続された複数のCP
Ljに対し、マルチボートRAMを配設するとともに、
外部からアクセスしたときに、途中のCPUを経由して
指定のCPUまでそれぞれ割込み処理で順次タイミング
をずらせてデータを伝達していくものであるため、各C
PUによるエンジン等の制御中に、その制御動作に支障
をきたすことなく、高速でデータ伝達を行なうことがで
きる。従って、プログラム開発時のチューニング等を、
簡単に能率良(行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はシステム概略図、第2図はMP−RAM内
のアドレスを示す図、ll13図および第4図は基本的
処理を示すフローチャート、第5図乃至第8図は動作の
具体例を示すフローチャートであり、また第9図乃至第
16図は車載システムの制御の別の手法を示すものであ
って、第9図はシステム概略図、第10図はMP−RA
M内のアドレスを示す図、第11図および第12図はデ
ータ伝達の基本動作の説明図、第13図乃至第16図は
処理のフローチャートである。 1・・・ターミナル、2a、2b、2c・CPU。 3・・・MP−RAM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、階層式に接続された複数のCPUと、各CPUに対
    して配設されてCPU間でのデータの受渡し行なうマル
    チボートRAMとを備えるとともに、外部からアクセス
    したときのデータ伝達を割込み処理で行ない、かつ各C
    PUのうちで上位の階層のもの程上記割込み処理のタイ
    ミングを早くし、階層が下位になるにつれて順に割込み
    処理のタイミングを遅らせるように設定したことを特徴
    とする車載システムの制御装置。
JP1253848A 1989-09-28 1989-09-28 車載システムの制御装置 Pending JPH03114941A (ja)

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JPS59134028A (ja) * 1983-01-19 1984-08-01 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の集約配線システム
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