JPH03114630A - 連続鋳造機 - Google Patents

連続鋳造機

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Publication number
JPH03114630A
JPH03114630A JP25063289A JP25063289A JPH03114630A JP H03114630 A JPH03114630 A JP H03114630A JP 25063289 A JP25063289 A JP 25063289A JP 25063289 A JP25063289 A JP 25063289A JP H03114630 A JPH03114630 A JP H03114630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
rolls
continuous casting
casting machine
meniscus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25063289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Sakurai
櫻井 美弦
Tomoaki Kimura
智明 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25063289A priority Critical patent/JPH03114630A/ja
Publication of JPH03114630A publication Critical patent/JPH03114630A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、連続鋳造機モールド内溶融金属の場面の波
立ちを、電磁力によって抑制しようとする連続鋳造機に
関する。
厚さ30〜50mmの薄鋳片を不断に鋳造する連続鋳造
機には、−例として双ベルト式の連続鋳造機がある。
以下この双ベルト式連続鋳造機を例として説明する。
従来のスラブ連続鋳造機はもとより、この双ベルト式等
の薄鋳片連続鋳造機においても鋳造操業中に溶融金属の
メニスカスを一定に保つことは、冷却により生ずる凝固
シェルを同じ位置で安定して形成させるために重要であ
る。
ところでメニスカスの変動等による凝固シェルの不均一
な形成は、鋳片の表面品質欠陥だけでなく、ブレークア
ウト発生などの弊害をも伴うことが知られている。
かかるメニスカスを変動させる要因としては、浸漬ノズ
ルから注がれる溶融金属流の変動、またベルトの駆動系
統からの影響などが挙げられ、結果的にメニスカス湯面
の波立ちとして現れることから、このメニスカス湯面の
波立ち現象を抑制することが要請される。
(従来の技術) このような場面の波立ち現象に対して、特開昭63−9
3453号公報においては、溶融金属の上部に電極を浸
漬して、湯面に対してピンチ力を作用させることにより
、また特開昭63−93454号公報においては、囲繞
壁外面の溶融金属上部付近にコイルを巻回した枠状鉄心
の解放端を配置して、場面に対して磁界と誘導電流との
相互作用による電磁力を作用させることにより、場面の
波立ちを防止しようとする方法の開示がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述の方法は、いずれも連続鋳造機のモールド上部に電
極、鉄心またはコイルが配置されることから、モールド
上部におりる場面制御用のセンサ(例えば渦流式レベル
計)の取付けや、オペレータのモールF内へのフラック
ス挿入作業及び監視業務に支障を与えるばかりでなく、
これらの場面波立ち防止用の装置自体も高価であり、現
実性に乏しかった。
そこでモールド上部におけるスペースを全く使用するこ
となく、しかも安価に場面の波立ちを抑制できる連続鋳
造機を提案することがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段) この発明は、横軸のまわりに回転する一対のロール間に
形成した鋳造空間へ溶融金属を供給し、その冷却を強い
ることによって連続的にNG17片を得る連続鋳造機に
おいて、前記ロールを溶湯のメニスカスを隔てて対構成
とし、該ロールの向かい合う表面を互いに極性の異なる
磁石としたことを特徴とする連続鋳造機である。
第1図で薄鋳片連続鋳造機を一例としてこの発明を説明
する。同図は双ベルト式連続鋳造機上部の部分断面図で
あり、1は浸漬ノズル、2はヘルド、3は短辺部材、4
は耐火物、5は銅製冷却体、6はロール、7はパッド、
8は溶融金属、9ば冷却水、10は円筒状磁石、11は
S極、12はN極、13は磁束、14は場面、15は薄
鋳片である。
まず第2図に示す双ベルト式連続鋳造機の要部の説明図
で操業原理を説明すると、この双ベルト式連続鋳造機は
、連続鋳造機の」二部に設けたタンデイツシュから浸漬
ノズル1を経て供給される溶融金属8を、ロール6と薄
板製のベルト2とからなる長辺部材、及び銅製冷却体5
と耐火物4とからなる短辺部+43で形成された鋳造空
間に受け、ベルト2背面に配置されたベルト2水冷用の
パ、2ドアによりヘルド2を介し溶融金属8を冷却して
薄鋳片15を得るものである。
かかる双ヘルド式連続鋳造機においてこの発明では、第
1図に示すようにヘルド2を支持するロール6には、ロ
ール相互間で極性の異なる永久磁石を組み合わせる。
かかるロールと磁石との組み合わせとしては、第3図に
示すように、スリーブロール16の内側に円筒状磁石を
そなえる例がある。
ヘルド2に同期して回転するロール6は、溶湯のメニス
カスを隔てて対構成となっていて、一方のロールと組み
合わされた円筒状磁石の外周面がN極12であれば他方
のロールの円筒状磁石は、これとは逆に外周面がS極1
1となるように、ロール相互間で極性を異にする配置に
する。
(作 用) 上述した構成をとるロールを用いることにより、鋳造中
にベルト2と同期して回転するロール6間には常にN極
12からS極11に向かう磁界が発生ずる。
このような磁界に対してメニスカス湯面14の波立ちが
生じた場合には、溶融金属の波立ちにより生ずる誘導電
流と磁界との相互作用によって波立ちを抑制する方向に
電磁力が発生ずる。
以上によりモールド上部におりるスペースを全く使用す
ることなく場面の波立ちを抑制することができる。
(実施例) ロール径300 mm、ロール胴長1.5m、ベルト厚
2胴、鋳片厚さ50mm、鋳片幅1.0m、鋳込みスピ
ード10m/minの双ベルト式連続鋳造機において、
ロールに外径250mm、厚み100mm、長さ1.2
mの円筒状永久磁石を内装し、ロール間隔600 mm
の中心で磁束密度0.3 T (テスラ)を確保するこ
とによって従来の湯面の波立ち20mmに対して2〜3
 mmに低減することができ、鋳片表面の欠陥、ブレー
クアウトもなく安定に鋳造することが可能となった。
以上、双ベルト式連続鋳造機について述べたが、他に双
ロール式等の連続鋳造機でも同様に、更に薄鋳片連続鋳
造機に限ることなく一対のロール間にメニスカスが位置
する連続鋳造機であれば全ての連続鋳造機で同様の効果
が得られることは言うまでもない。
(発明の効果) この発明の連続鋳造機は、溶融金属の場面に磁界を付与
する磁石を、ロールに組み合わせたことから、従来の方
法では必要であったモールド上部のスペースを全く使用
することがないため鋳造操業へ支障を与えることがなく
かつコスト的にも従来法に比較して1710〜1720
程度と安価な場面波立ちの抑制が可能となり、鋳片表面
の欠陥やブレークアウトもない安定した鋳造が可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、双ヘルド式連続鋳造機上部の部分断面図、 第2図は、双ヘルド式連続鋳造機の要部の説明図、 第3図は、ロールと円筒状磁石との組み合わせの例を示
す図である。 ■・・・浸漬ノズル 3・・・短辺部材 5・・・銅製冷却体 7・・・パッド 9・・・冷却水 11・・・S極 13・・・磁束 15・・・薄鋳片 17・・・芯軸 2・・・ベルト 4・・・耐火物 6…ロール 8・・・溶融金属 10・・・円筒状磁石 12・・・N極 14・・・場面 16・・・スリーブ口−ル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、横軸のまわりに回転する一対のロール間に形成した
    鋳造空間へ溶融金属を供給し、その冷却を強いることに
    よって連続的に鋳片を得る連続鋳造機において、 前記ロールを溶湯のメニスカスを隔てて対構成とし、該
    ロールの向かい合う表面を互いに極性の異なる磁石とし
    たことを特徴とする連続鋳造機。
JP25063289A 1989-09-28 1989-09-28 連続鋳造機 Pending JPH03114630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25063289A JPH03114630A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 連続鋳造機

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JP25063289A JPH03114630A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 連続鋳造機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03114630A true JPH03114630A (ja) 1991-05-15

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ID=17210743

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JP25063289A Pending JPH03114630A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 連続鋳造機

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JP (1) JPH03114630A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241742A (ja) * 1988-08-03 1990-02-09 Nippon Steel Corp 双ロール式薄板連続鋳造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241742A (ja) * 1988-08-03 1990-02-09 Nippon Steel Corp 双ロール式薄板連続鋳造方法

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