JPH03113856A

JPH03113856A - 光磁気情報処理装置の光学ヘッド

Info

Publication number: JPH03113856A
Application number: JP25077589A
Authority: JP
Inventors: Masahisa Fujino; 雅久藤野
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-09-28
Filing date: 1989-09-28
Publication date: 1991-05-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光磁気情報処理装置における光学ヘッドに間す
るものであり、と（に、光磁気ディスクに対して光スポ
ットを形成する対物レンズをオートフォーカス、オート
トラッキングするための磁気回路を備えている光磁気情
報処理装置の光学ヘッドに関するものである。

（従来の技術）この種、光磁気情報処理装置では、光磁気ディスクの一
面側に配置された垂直磁界発生手段で上記光磁気ディス
クの所定領域に垂直磁界を発生させると共に、この領域
に対応して上記光磁気ディスクの反対面側に光学ヘッド
を配置し、そこに設けた対物レンズを介して上記光磁気
ディスクの記録層に光スポットを集光させ、記録／再生
を行うようにしたものが知られている。ここで使用され
る上記光学ヘッドは、第４図および第５図に示すように
、光磁気ディスク１の一面側に配置した垂直磁界発生手
段としての磁界発生コイル２に対向して、反対面側に配
置されている。ここでは、ヘッドブロック１０上にボビ
ン４が配置されていて、その中心を貫通する回転摺動軸
５に対して上下動かつ回転摺動自在に嵌装されている。

該ボビン４には対物レンズ３が保持されており、その周
面にはボビン４を軸方向に駆動するためのフォーカス用
コイル６が設けてあり、また、この上には複数個のオー
トトラッキング用コイル７が接着してあって、ボビン４
の回転方向の駆動を行なうようになっている。上記両コ
イル６．７に対向して、軸対称にヘッドブロック１０上
には外ヨーク８．８が配置され底ヨーク１１を介して連
結−磁化されている。そして、上記外ヨーク８．８の対
向面にはマグネット９，９が取付けてあり、また、ボビ
ン４に形成した一対の孔部４ａ、４ａには、底ヨーク１
１から直立した内ヨーク１２゜１２が嵌挿しである。し
かして、オートフォーカス、オートトラッキングのため
の磁気回路は上記両コイル６．７ｉ５よびヨーク８，１
２で構成され、底ヨーク１１を経由する閉磁路を構成す
ると共に、空間を経由する上側の開磁路を形成している
。このため、この磁気回路では下方の閉磁路に大部分の
磁束が通り、空気中を通る上側の開磁路には極く一部の
磁束のみが通る（第５図参照）。

（発明が解決しようとする課題）しかるに、磁気回路の特性を上げるには、第５図におい
て、８ａ、８ｂ、８ｃおよび８ａ８ｂ″、８ｃ′の部分
における厚みを増すように配慮すると共に、マグネット
９をより強力なものとしなければならない、これは光学
ヘッドの大型化を招くので、高速読取りなどの面からみ
て、好ましくない、また、上側の磁路に通る磁束は全体
に対しては掻く一部であるとはいうものの、マグネット
９とヨーク１２との間の空間８ｄ、８ｄ′部分の磁界の
強さは数キロガウスにもなるから。

その一部としても１００ガウス前後の値を持つことにな
る。また、空気中を経由するため、幅広く分布するので
、当然、光磁気ディスクｌの記録層ｌａに対しても同程
度の磁界を発生する。しかし、光磁気情報処理装置では
記Ｂ／再生のため。

磁界発生コイル２によって、２００〜４００ガウス程度
の磁界の強さを上記記録層１ａに与えているので、上記
光学ヘッド側の磁気回路による磁界が影響して、記録／
再生あるいは消去の特性を劣化させるおそれがある。

（発明の目的）本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、垂直磁
界発生手段における垂直磁界への影響を回避させると共
に、上記垂直磁界発生手段のコイルに対する対向ヨーク
として機能できる補助ヨークを備えた光磁気情報処理装
置の光学ヘッドを提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段）このため、本発明では光磁気ディスクの一面側に配置さ
れた垂直磁界発生手段で、上記光磁気ディスクの所定領
域に垂直磁界を発生させ、この領域に対応して対物レン
ズにより上記光磁気ディスクの記録層に対して集光して
光スポットを形成し、これによって情報の記録／再生な
どを行なう光磁気情報処理装置において、上記対物レン
ズをオートフォーカス、オートトラッキングするための
磁気回路は、上記光磁気ディスク側で開放される外ヨー
クと内ヨークおよびマグネットで構成され、上記マグネ
ットに対応するオートフォーカス用コイル、オートトラ
ッキング用コイルを備えたボビンに組合わせており、上
記磁気回路の開放側において上記内ヨーク、外ヨークに
密着する補助ヨークを装備している。

（作　用）したがって、光磁気ディスク側における上記磁気回路の
磁束の流れは補助ヨーク内に集束され、上記光磁気ディ
スク側に拡がらないから、垂直磁界発生手段側の垂直磁
界に対して、記録層において影響を与えない、しかも、
上記補助ヨークは上記垂直磁界発生手段のコイルに対向
するヨークとして働くので、垂直磁界の磁束密度を高め
るという効果も得られる。

（実施例）以下、本発明の実施例を第１図ないし第３図を参照して
具体的に説明する。第１図および第２図には、本発明の
一実施例が示されており、ここでは外ヨーク８と内ヨー
ク４との開放磁路は、この上に設けた補助ヨーク１３に
よって閉じられている。なお、この実施例では上記補助
ヨーク１３は外ヨーク８および内ヨーク１２の上端に密
着し、ねじ１５によって内ヨーク１２に連結されている
。なお、上記補助ヨーク１３には対物レンズ３に対応す
る個所に切欠き部１３ａを形成している。その他の構成
は従来例と同等なので、同一符号をつけて、その説明を
省略した。

このような構成では、補助ヨーク１３で閉じられた磁路
には８ｅ、８ｆおよび８ｅ’　、８ｆ”で示される部分
を介しての磁束の流れが生起し、ここに集束されるから
、光磁気ディスクｌの記録層Ｉａに磁界の影響を及ぼさ
ない。

その結果、垂直磁界発生手段による垂直磁界のみが記録
層１ａに印加されるので、所期の記ｆｉ／再生の制御が
正しく行なえる。また、上記補助ヨーク１３は、上記垂
直磁界発生手段のコイル２の対向ヨークとして働くこと
ができるので、磁束密度を高めることができる。なお、
８ｅ、８ｆおよび８ｅ’　、８ｆ’の部分の厚さによっ
て、底ヨーク１１を流れる磁束に対して、補助ヨーク１
３を流れる磁束の相対配分が決定される。

第３図に示す実施例では、補助ヨーク１３には、対物レ
ンズ３の周囲を巡る円環状突出部１４が形成してあって
、対物レンズ３に対応する切欠き１３ａを囲んでおり、
磁界発生コイル２の対向ヨークとしての機能を一層高め
ている。

（発明の効果）本発明は以上詳述したようになり、対物レンズの駆動機
構の磁気回路を同一容積で強力化し、あるいは同じ強さ
で小型化できる共に、光磁気ディスクの記録層に対する
上記磁気回路の磁界の影響を減少あるいは除去でき、垂
直磁界発生手段による情報の記録／再生あるいは消去の
特性が劣化されることがないようにしている。また、上
記補助ヨークの利用によって、これが、上記垂直磁界発
生手段におけるコイルの対向ヨークとして働き、光スポ
ットの当る記録層の領域における磁束密度を高めるとい
う効果を引き出し、これによって上記磁界発生コイルの
小型化もはかることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は同断
面図、第３図は別の実施例を示す斜視図、第４図は従来
例の斜視図、第５図は同断面図である。ｌ・・・光磁気ディスク、ｌａ−記録層、２・・・磁界
発生コイル、３−・・対物レンズ、４・・・ボビン、５
・−・回転摺動軸、６・・・フォーカス用コイル、７−
）−ラッキング用コイル、８・・・外ヨーク、９・・・
マグネット、ｉ　ｔ−・・底ヨーク、１２−・・内ヨー
ク、１３・・・補助ヨーク、１４・・−突出部。

Claims

【特許請求の範囲】

光磁気ディスクの一面側に配置された垂直磁界発生手段
で、上記光磁気ディスクの所定領域に垂直磁界を発生さ
せ、この領域に対応して対物レンズにより上記光磁気デ
ィスクの記録層に対して集光して光スポットを形成し、
これによって情報の記録／再生などを行なう光磁気情報
処理装置において、上記対物レンズをオートフォーカス
、オートトラッキングするための磁気回路は、上記光磁
気ディスク側で開放される外ヨークと内ヨークおよびマ
グネットで構成され、上記マグネットに対応するオート
フォーカス用コイル、オートトラッキング用コイルを備
えたボビンに組合わせており、上記磁気回路の開放側に
おいて上記内ヨーク、外ヨークに密着する補助ヨークを
装備していることを特徴とする光磁気情報処理装置の光
学ヘッド。