JPH03112837A - セメントクリンカの粉砕方法 - Google Patents

セメントクリンカの粉砕方法

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JPH03112837A
JPH03112837A JP1251551A JP25155189A JPH03112837A JP H03112837 A JPH03112837 A JP H03112837A JP 1251551 A JP1251551 A JP 1251551A JP 25155189 A JP25155189 A JP 25155189A JP H03112837 A JPH03112837 A JP H03112837A
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B7/00Hydraulic cements
    • C04B7/36Manufacture of hydraulic cements in general
    • C04B7/48Clinker treatment
    • C04B7/52Grinding ; After-treatment of ground cement

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、セメントクリンカの粉砕方法に関する。
b、 従来の技術 従来より各種ポルトランドセメントは、原料粉砕工程に
おいて石灰石、粘土等の原料を目標組成となるよう調合
したのち、粉末状に粉砕し、次いで焼成工程において粉
末状原料を焼成して塊状のタリン力とし、さらに仕上粉
砕工程において上記タリン力に適当量の石膏を配合の上
、再度粉末状に仕上粉砕することにより製造されている
ここで、上記原料粉砕工程と焼成工程との間には、粉砕
原料の貯蔵設備が、また焼成工程と仕上粉砕工程との間
には、タリン力の貯蔵設備がそれぞれ設けられている。
また、このようなセメントクリンカの仕上粉砕には、従
来より主としてボールミルが使用されてきたが、近年ロ
ーラミルやロールプレスによる予備粉砕装置を付属した
ボールミルが使用され始めている。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来技術においては、2品種以
上のポルトランドセメントをつくり分ける場合において
は、その化学組成を変える必要性から原料粉砕工程およ
び焼成工程において、それぞれの品種を製造しなければ
ならず、また、それぞれの品種用に製造した粉砕原料お
よびタリン力は、別々に貯蔵しなければならなかった。
このため、原料粉砕工程および焼成工程の運転に際して
、品種の切替が煩わしく、また、切替の過程で生産され
た中間製品の処理にも問題が生じていた。さらに、設備
的にも粉砕原料およびタリン力の品種に応じて、それぞ
れ専用の貯蔵設備を設けることが必要であり、不経済で
あった。
d、 課題を解決するための手段 本発明は、上述した従来技術が有する8題に鑑みなされ
たものであって、1品種の元タリン力から成分の異なる
2品種のセメントを生産することができ、特に元クリン
カの組成と殆ど変わらないセメントの他、早強性の高い
少量の高級セメントを同時に製造することのできる全く
新規なセメントクリンカの粉砕方法を提供するものであ
り、その要旨は、セメントクリンカを1次粉砕したのち
、細粒クリンカと粗粒クリンカとに分級し、これら細粒
クリンカと粗粒クリンカとを別々に2次粉砕し、それぞ
れ別種のセメント製品とする粉砕方法にある。
e、 作用 本発明にかかるセメントクリンカの粉砕方法は、第1図
に示した如くセメントクリンカaを1次ミルlで粉砕し
、生成した粉砕品を分級機10で分級する。この際、分
級した粗粒部分と細粒部分とでは、成分の偏在が生じる
すなわち、元クリンカに比べて細粒部分には、相対的に
被粉砕性の良いCSS<ニーライト)が多く、逆に被粉
砕性の悪いC,S(ビーライト)が少なく偏在する。
ここで、CsS は短期強度の発現に、Cpsは長期強
度の発現にそれぞれ寄与することから、必要量の石膏す
を添加し、少量の細粒クリンカと過半を占める粗粒クリ
ンカを別々に2次ミル2.2で所定の粉末度に粉砕する
ことにより、粗粒クリンカからは元タリン力の組成に近
いセメントが製造でき、細粒クリンカからは早強性の高
い少量の高級セメントを製造することができる。
f、 実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳細に説明す
るが、本発明は、これら実施例に限定されるものではな
く、各実施例の各部構成を組合せて他の構成としたり、
或いは一部の設計を変更したものを含むものである。
第2図は、本発明の第一実施例を示したものであり、図
において、クリンカの流れ方向から見て1次粉砕装置1
と2次粉砕装置2とが設けられている。1次粉砕装置1
には、ローラミル3を、また2次粉砕装置2には、ボー
ルミル4,5をそれぞれ使用している。
セメントクリンカは、貯蔵ビン6から引き出され、コン
ベア7によって1次粉砕装置lのローラミル3に送られ
る。
ローラミル3は、内部セパレータを持たず、粉砕品は全
てパケットエレベータ8により、スクリーン9を経て分
級機10に供給される。
分級機10は、クリンカ成分の偏在状況により、その分
級点の設定を変更でき、高品位側の細粒クリンカの品質
を制御することができるようになっている。
分級iioで分級された粗粒クリンカと細粒クリンカと
は、それぞれコンベア11.12で2次粉砕装置2とし
て別々のボールミル4,5に供給される。
この際、粗粒クリンカと細粒クリンカには、それぞれ独
立した石膏供給設備13.14が設けられ、少量の高級
セメントが得られる細粒クリンカ中には、短期強度の発
現のために、粗粒クリンカに比べて多量の石膏が配合さ
れる。
一方、粗粒クリンカには、必要に応じてスラグ等の添加
物を配合できる設備15が設けられている。
尚、2次粉砕装置2では、それぞれの製品セメントの特
徴を発揮させるため、粉末度を調節するが、通常であれ
ば粗粒クリンカより細粒クリンカを細かく2次粉砕する
上述した実施例の場合、1次粉砕にローラミル3を用い
ているため、粉砕動力原単位が少なく、中でも当該ミル
3の粉砕効率が高い比較的粗粉砕のみを行っており、且
つ2次粉砕用ボールミル4゜5では、供給物の粒径が十
分小さくなっている上、製品粉末度に応じた最適媒体サ
イズが選べるので、粉砕システム全体として最小の動力
原単位を達成することができる。
第3図〜第6図は、本発明の他の実施例を示したもので
ある。
第3図は、1次粉砕段階で石膏を配合し、また1次粉砕
装置1にロールプレス18を、また粗粒クリンカ用2次
粉砕装置2としてローラミル20を、細粒クリンカ用2
次粉砕装置2にボールミル5をそれぞれ適用した例であ
る。
石膏を1次粉砕段階で供給した場合は、−aに石膏はク
リンカよりも細かく粉砕される傾向があるため、分級機
10で分級した細粒クリンカ中には、粗粒クリンカより
も石膏が多く含まれる。
本配置によれば、細粒側および粗粒側のそれぞれの石膏
量を制御することはできないが、1次粉砕段階で石膏を
配合することにより、石膏供給設備および石膏の前処理
が簡素化され、粗粒クリンカに対する細粒クリンカの重
量比率を比較的多くする場合に、石膏の種類によっては
このような構成を採用することができる。
尚、1次粉砕装置1としてのロールプレス18は、装置
的にコンパクトで、ローラミルに比べて配置的に融通性
がある。
また、ロールプレス18での1次粉砕仕事量を多くし、
比較的細かく1次粉砕する場合には、ロール間に作用さ
せる加圧力を高(して運転する必要があり、1次粉砕品
は凝集してケーキ状となるため、後続の分級機10へ供
給する前に、これらケーキを粉状に解砕するための解砕
機19が配置される。
尚、1次粉砕仕事量を少なくし、比較的粗く1次粉砕す
る場合には、ロールプレス18でケーキ状に凝集するこ
とがないため解砕Wi19を設置する必要はない。
2次粉砕装置2としては、従来型のボールミルの他にロ
ーラミルを使用することができ、特に処理量の多い粗粒
側には、ローラミル20を使用することにより、全体の
システムの所用動力原単位をさらに低減することができ
、また処理量が少なく且つ細かい製品粉末度を要求され
る細粒側には、ボールミル5を使用するのが適している
第4図は、石膏を配合して1次粉砕したのち、分級した
細粒クリンカの一部に石膏を追加配合する例である。
分級した細粒クリンカに石膏を配合するに当っては、細
粒クリンカは既に相当細かくなっており、これに塊状の
石膏を追加配合して2次粉砕したのでは、最終セメント
製品中の石膏が比較的粗い状態で残存することになり、
凝結遅延材としての効果が十分発揮することができない
、このため本実施例においては、細粒クリンカに配合さ
れる石膏は、配合前に別途1次粉砕されるようになって
いる。
尚、分級機10で分級された細粒クリンカの一部分のみ
が、高級セメントの生産に使用され、他の部分は粗粒ク
リンカと合流して2次粉砕されるため、これにより高級
セメントの生産量を容易に調節することができる。
さらに分級機10で、細粒クリンカと粗粒クリンカとの
分級に使用される気流に随伴されて、集塵W122で捕
集された超微粉は、細粒クリンカに合流させることもで
きるが、これら超微粉は必ずしも早強性の高い組成とな
っていないので、粗粒クリンカに合流されている。
尚、破線は気流の流れ方向を示す。
第5図は、セメントクリンカをロールプレス18により
1次粉砕するに際し、粉砕品が凝集しない範囲にとどめ
る場合の他の実施例を示す。
すなわち、ロールプレス18での1次粉砕仕事量を少な
くし、分級後の細粒クリンカと粗粒クリンカとの成分的
偏析差を大きくすることを図ったものである。
ただしこの場合ロールプレス18を素通りする未砕クリ
ンカの量が増加するため、公知の手段により1次粉砕品
の一部をロールプレス18へ循環供給することができる
ように構成されている。
また、分級機10で分級された粗粒クリンカの2次粉砕
仕事量が多くなるため、2次粉砕自体をロールプレス1
8とボールミル4とを組合せた2段階粉砕力式で構成し
ている。
さらに、1次粉砕装置lに循環設備を設けることにより
、粗粒クリンカの最大粒径が小さくなるため、細粒クリ
ンカだけでなく、粗粒クリンカと配合される石膏も配合
前に1次粉砕されるようになっている。
第6図は、1次粉砕装置lにおける循環手段の他の実施
例を示す。
1次粉砕されたクリンカは、1次分級機24へ供給され
、ここで分級用気流に乗り切れずに下方に落下する塊状
クリンカは、1次粉砕装置1であるロールプレス18へ
循環供給される。
また、分級用気流に随伴されるクリンカは、2次分級機
25に導入され、ここで粗粒クリンカが分離され、細粒
クリンカは2次分級機25から排出される気流と共に後
続の集塵機22に導入され、ここで分離される。
尚、ロールプレス18へ循環される塊状クリンカの大き
さは、1次分級機24内の分級用気流の速度を選定する
ことにより調節される。
また、1次分級機24に解砕機を組合せることもできる
次に、本発明の粉砕方法により得られる製品の具体例に
つき説明する。
以下余白 第1表 クリンカの品質 第1表は、1次粉砕装置としてロールプレスを使用し、
サスペンシゴンブレヒータ付ロータリキルンで焼成した
普通ボルトランドセメントクリンカを、上記ロールプレ
スにより1次粉砕し、得られたケーキ状のクリンカを解
砕したのち、45 a −の網目を持つ篩により細粒ク
リンカと粗粒クリンカとに実験室的に分級した場合につ
いて、元クリンカ、細粒クリンカおよび粗粒クリンカの
それぞれの化学分析値と、当該分析値から計算した鉱物
組成および成分比率を示す。
尚、細粒側クリンカの重量比率は元クリンカの17.1
%であった。
この表に見られるように、細粒クリンカは元クリンカに
比べてCsSが著しく増加し、逆にC8Sは半減してお
り、クリンカ鉱物の偏析が顕著である。
また、H(水硬率)およびLCF (石灰飽和度)につ
いても、元クリンカと細粒クリンカとでは明らかな差が
認められる。
そして、このような組成を持つ細粒クリンカは、早強セ
メントの製造に十分使用しうるちのである。
これに対して粗粒クリンカは、重量比率で82.9%を
占めている点からも、化学組成、鉱物組成。
成分比率のいずれにおいても、元タリン力と殆ど差がな
く、粗粒クリンカから製造したセメントは元クリンカか
ら製造したセメントと品質的に差のないものを得ること
ができる。
しかも、細粒クリンカ中には、コンクリートの膨張を生
じる要素であるF−CaO(遊離石灰)が元タリン力よ
り著滅している。これは、従来の製造方法により焼成し
たクリンカでは、原料調合によりLSFが高いクリンカ
を製造しようとすれば、どうしてもP−CaOも増加し
がちであったが、本発明方法によれば、LSFが高いに
も拘わらず、F−CaOが低いクリンカを得ることがで
きる。
すなわち、本発明のセメントクリンカの粉砕方法によれ
ば、一種類の元クリンカから、当該光クリンカと品質的
に殆ど差のないセメント、および早強性が高く且つF−
CaOの少ない高級セメントの二種類のセメントを同時
に製造することができることが判明した。
ところで、上記細粒クリンカ中への成分の偏析度合いは
、1次粉砕設備及び分級機の運転条件によって影響され
る。これを第2表に示す。
第2表 1次粉砕条件および分級条件の影響 第2表は、1次粉砕条件および分級条件がクリンカ鉱物
の偏析状態に及ぼす影響を調査した実験データの一例を
示す。
1次粉砕はロールプレスにより行い、表中粉砕圧はジェ
ーネルトの定義にもとづ(、また、鉱物偏析状態は1次
粉砕成品の全量を分級粒径の篩により分級し、゛篩上の
粗粒クリンカに比べて篩下の細粒クリンカ中に含まれる
CsSおよびC□S量の増加分(+)、または減少分(
−)で示している。
第2表および他の種々の実験より、元クリンカの1次粉
砕は適度に粗いことが必要であり、1次粉砕を細かく行
う場合には、細粒クリンカ中への成分の偏析度合いが低
下し、F−CaOが増加する場合がある。逆に、1次粉
砕が粗過ぎる場合には、必要な量の細粒クリンカが得ら
れないばかりでなく、2次粉砕設備を含めた全粉砕設備
での所用動力原単位が増加する。
これらの観点から、1次粉砕クリンカの80%通過径は
、l閣以上で10論以下、特に5m以下に選定するのが
適している。
次に、1次粉砕クリンカの分級点を大きくすると、一般
に細粒クリンカ中への成分の偏析度合が低下するが、ク
リンカの種類によっては、20μ鴎程度以下の超微粉ク
リンカでも成分の偏析度合いが低下する場合がある。逆
に分級点を小さくしすぎると、細粒クリンカを2次粉砕
して得られる高級セメントが細かくなりすぎるため、混
練時の作業性等の面でのセメントの特性が低下すること
になる。
これらの観点から、細粒クリンカの80%通過径は、3
0μm以上で300tI11以下、特に100 μ冒以
下に選定するのが適している。
さらに、1次粉砕クリンカの粒径と分級点との組合せに
より決まってくる細粒クリンカの重量比率は、これが多
くなりすぎると細粒クリンカから生産される高級セメン
トの品質が低下すると同時に、粗粒クリンカから生産さ
れるセメントの品質も元タリン力から生産したセメント
との品質差が大きくなってくる。
そのため、細粒クリンカの重量比率は、元クリンカの重
量に対して30%以下、特に15%以下にとどめるのが
適当である。
尚、1次粉砕装置の種類としては、ハンマークラッシャ
等の衝撃形粉砕機より、ローラミル、ロールプレス等の
圧縮形粉砕機を使用する方が細粒クリンカ中への成分偏
析面で適しており、また細粒クリンカの2次粉砕機とし
ては、製品セメントの粒度構成に基づく品質面より、ボ
ールミル、ジェットミル等の衝撃形粉砕機が適している
f、 発明の詳細 な説明したように、本発明は、元クリンカを1次粉砕し
た段階で分級することにより、化学組成の異なる2品種
のクリンカを得、それぞれを別々の条件で2次粉砕し、
2品種のセメントを製造するものであり、特に、1品種
の元クリンカから1品種のセメントをつくるという従来
の方法で製造したセメントと比べ遜色のないセメントを
製造すると共に、早強性の高い少量の高級セメントを同
時に製造することができる。
また、従来の生産方法により2品種のセメントを製造す
る場合の課題である、原料粉砕工程および焼成工程の運
転に際しての品種切替作業の煩わしさが解消され、切替
過程で生産される中間製品もなく、その処理が不必要と
なる。
さらに、設備的にも粉砕原料およびクリンカの品種に応
じて必要とした貯蔵設備を、1品種用で済ますことがで
き、経済的となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の詳細な説明した概念図である。 第2図〜第6図は、本発明の実施に使用する装置を示し
た概念図である。 a・・・セメントクリンカ、 b・・・石膏、 1・・・1次ミル(1次粉砕装置)、 2・・・2次ミル(2次粉砕装置)、 3・・・ローラミル(内部セパレータなし)、4.5・
・・ボールミル、 6・・・セメントクリンカ供給ビン、 7、11.12・・・コンベア、 8・・・パケットエレベータ、 9・・・スクリーン、  1o・・・分級機、13、1
4・・・石膏供給ビン、 15・・・スラグ供給ビン、16・・・製品セメントA
、17・・・製品セメント8118・・・ロールプレス
、19・・・解砕機、     2o・・・ローラミル
、2)・・・中間ホッパ、  22・・・集塵機、23
・・・ファン、    24・・・1次分級機、25・
・・2次分級機、  26・・・細粒クリンカ、27・
・・粗粒クリンカ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)セメントクリンカを1次粉砕したのち、細粒クリ
    ンカと粗粒クリンカとに分級し、これら細粒クリンカと
    粗粒クリンカとを別々に2次粉砕して、それぞれ別種の
    セメント製品とすることを特徴とするセメントクリンカ
    の粉砕方法。 (2)80%通過径が1mm以上で10mm以下となる
    ようにセメントクリンカを1次粉砕することを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載のセメントクリンカの
    粉砕方法。(3)80%通過径が1mm以上で5mm以
    下となるようにセメントクリンカを1次粉砕することを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のセメントク
    リンカの粉砕方法。 (4)細粒クリンカの80%通過径が30μm以上で3
    00μm以下となるように分級することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項〜第(3)項記載のセメントク
    リンカの粉砕方法。 (5)細粒クリンカの80%通過径が30μm以上で1
    00μm以下となるように分級することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項〜第(3)項記載のセメントク
    リンカの粉砕方法。 (6)分級した細粒クリンカの重量比率が全クリンカ重
    量の30%以下となるように分級することを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項〜第(3)項記載のセメント
    クリンカの粉砕方法。 (7)分級した細粒クリンカの重量比率が全クリンカ重
    量の15%以下となるように分級することを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項〜第(3)項記載のセメント
    クリンカの粉砕方法。 (8)1次粉砕を圧縮型粉砕機により行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項〜第(7)項記載のセメ
    ントクリンカの粉砕方法。 (9)細粒クリンカの2次粉砕を衝撃型粉砕機により行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第(8
    )項記載のセメントクリンカの粉砕方法。 (10)分級後の細粒クリンカと粗粒クリンカのそれぞ
    れに石膏を配合することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項〜第(9)項記載のセメントクリンカの粉砕方
    法。 (11)別途1次粉砕した石膏を配合することを特徴と
    する特許請求の範囲第(10)項記載のセメントクリン
    カの粉砕方法。 (12)粗粒クリンカより細粒クリンカに配合する石膏
    の量を多くすることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    0)項又は第(11)項記載のセメントクリンカの粉砕
    方法。 (13)1次粉砕前のセメントクリンカに石膏を配合し
    、且つ分級後の細粒クリンカに石膏を追加配合すること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第(9)項記
    載のセメントクリンカの粉砕方法。 (14)粗粒クリンカより細粒クリンカを細かく2次粉
    砕することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第
    (13)項記載のセメントクリンカの粉砕方法。 (15)粗粒クリンカにスラグ等の添加物を配合するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第(14)
    項記載のセメントクリンカの粉砕方法。 (16)分級した細粒クリンカの化学組成を分析して、
    分級度合いを調節することを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項〜第(15)項記載のセメントクリンカの粉
    砕方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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