JPH03112646A - 積層体 - Google Patents

積層体

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JPH03112646A
JPH03112646A JP25107489A JP25107489A JPH03112646A JP H03112646 A JPH03112646 A JP H03112646A JP 25107489 A JP25107489 A JP 25107489A JP 25107489 A JP25107489 A JP 25107489A JP H03112646 A JPH03112646 A JP H03112646A
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JP
Japan
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synthetic resin
monomer
formulas
ring
laminate
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Application number
JP25107489A
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English (en)
Inventor
Michihiro Chihara
千原 道弘
Takeshi Komiya
全 小宮
Mitsuyoshi Kumamoto
光芳 熊本
Akira Iio
飯尾 章
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、低吸湿性で耐熱性、金属層または金属膜の接
着性、および形状安定性に優れた歪の少ない合成樹脂と
金属との積層体に関する。
[従来の技術] 従来、合成樹脂に金属層を積層させた積層体は知られて
おり、例えばメタクリル樹脂にアルミニウムなど真空コ
ーテイング膜を形成させた合成樹脂製ミラーは、軽量で
あること、破損しにくいこと、加工が簡単なことなどか
ら広く利用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、例えばミラーの基盤材料としてメタクリル樹
脂を使った場合、使用中に空気中の水分を吸水し、ソリ
が発生して形状安定性が十分でないという欠点があり、
そのうえ耐熱性が高々100℃であり、使用範囲が限定
されていた。また、長時間の使用に際しては、アルミニ
ウムの蒸着反射膜が剥離しやすいという問題があった。
また、吸湿性によるソリを少なくした合成樹脂ミラーと
して、特開昭64−61704、特開昭64−6260
1が提案されているが、これらの提案のミラーは、未だ
耐熱性が不十分である。
[問題点を解決するための手段] そこで本発明者らは、上述したごとき従来技術を克服し
て、耐吸湿性でソリが少なく、耐熱性と形状安定性、金
属との接着性に優れた合成樹脂製ミラーなどに有用な、
合成樹脂と金属との積層体を提供することを目的とし、
鋭意検討した結果、本発明を完成した。
すなわち本発明は、下記一般式(I)で表わされる少な
くとも1種のノルボルネン誘導体よりなる単量体または
該単量体、およびこれらと共重合可能な単m体を開環重
合させて得られる開環重合体の水素添加樹脂からなる合
成樹脂層、または該樹脂99〜50重曾%と1〜50重
世%のゴム質重合体からなる組成物を成形して得られる
合成樹脂層に、金属層を積層したことを特徴とする積層
体を提供するものである。
一般式(I) 〔式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
炭化水素基であり、XおよびYは水素原子、炭素数1〜
10の炭化水素基、(CH2+−ncOOR’ 、(C
H2)n0cOR2咲CR2)n OR3、(CR2%
n CN、またはXとYから構成された R1、R2、R3およびR4は炭素数1〜20の炭化水
素基、nは0〜10の整数、mは0または1を示すもの
である。〕 本技術に用いる一般式(I)のノルボルネン誘導体は単
独で用いられてもよいし、2種以上の化合物を組み合わ
せて使用してもよい。
また、樹脂の耐熱性を向上させるために、テト2.5 
 7.10 ラシクロ[4,4,0,1,1]−]3−ドデセン誘導
を主として用いるのが好ましい。
一方で、樹脂の成形性を向上させるために、上記2.5
  7.10 のテトラシクロ[4,4,0,1,1]−]3−ドデセ
ン誘導に加えて、ビシクロ[2゜2.1]ヘプト−2−
エン誘導体を組み合わせて用いるのが好ましい。
また、上記のノルボルネン誘導体と共重合可能な他の不
飽和環状化合物を使用して、共重合体とすることもでき
る。
これらのノルボルネン誘導体あるいはこれと共重合可能
な不飽和環状化合物の混合物は、(a)例えば、W、M
o、ReあるいはTaの化合物から選ばれた少なくとも
1種と、(b)デミングの周期律表I a、I[a、I
Ib、IIIa、IVaあるいはIVb族元素の有機金
属化合物、ならびに水素化物から選ばれた少なくとも1
種の組み合わせを含む触媒により重合される。
(a)成分のWSMo、ReあるいはTaの化合物は、
ハロゲン化物、オキシハロゲン化物、アルコキシハロゲ
ン化物、アルコキシド、カルボン酸塩、(オキシ)アセ
チルアセトナート、カルボニル錯体、アセトニトリル錯
体、ヒドリド錯体、およびその誘導体あるいはこれらの
組み合わせであるが、WおよびM oの化合物、特にこ
れらのハロゲン化物、オキシハロゲン化物およびアルコ
キシハロゲン化物が重合活性、実用性の点から好ましい
。また、反応によって上記の化合物を生成する2種以上
の化合物の混合物も含まれる。また、これらの化合物は
適当な錯化剤、例えばP (C6H5)3、C6R5N
などによって錯化されていてもよい。
(b)成分の周期律表のI a s II a 11I
 b N IIIa、rVaあるいはrVb族元素の化
合物として適当なものは、有機金属化合物ならびに水素
化物から選ばれる少なくとも1種の組み合わせである。
また、反応によってこれらの化合物を生成する2種以上
の化合物の混合物を用いることもできる。
(a)成分と(b)成分の量的関係は、金属原子比で(
a):  (b)が1:1〜1:40、好ましくは1:
2〜1:20の範囲で用いられる。
上記の(a)、(b)二成分から調製された触媒は、本
発明の重合反応に対して高い活性を示すが、さらに次に
挙げるような(C)成分(活性化剤)を添加して、より
高活性の触媒を得ることもできる。
(c)成分としては各種の化合物が使用できるが、特に
良好な結果が得られる化合物には次のものが含まれる。
■単体ホウ素、BP3、BCl3、B (0−n−C4
H9)3、(C2H50) 2 BP、B2 o3、H
3B03などのホウ素の非有機金属化合物、Si  (
OC2Hs)4などのケイ素の非有機金属化合物、■ア
ルコール類、■水、■酸素、■アルデヒド、エステルお
よびケトンなどのカルボニル化合物およびその重合物、
■エチレンオキシド、エピクロルヒドリン、オキセタン
などの環状エーテル類、■アミド類、アミン類およびア
ゾ化合物、■N−ニトロソ化合物、■5−CI、N−C
l基を含む化合物などが含まれる。
また、(a)成分と(c)成分の量的関係は、添加する
(C)成分の種類によって極めて多様に変化するため一
律に規定できないが、多くの場合に(c)/(a)(モ
ル比)が0.005〜10、好ましくは0.05〜2.
0の範囲で用いられる。
メタセシス開環重合で用いられる溶媒は、一般式(I)
で表わされる単量体および共重合可能な不飽和環状化合
物を溶解するものでなければならない。もちろん、溶媒
はメタセシス重合を阻害するものであってはならない。
このような目的に適合した溶媒としては次のような化合
物が挙げられる。
飽和炭化水素系溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、デカリンな
どが使用できる。
芳香族系溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
、エチルベンゼンなどが挙げられる。
ハロゲン化溶媒としては、塩化メチレン、クロロホルム
、1.2−ジクロロエタン、1,1.2−トリクロロエ
タン、1,1,2.2−テトラクロロエタン、クロルベ
ンゼンなどが挙げられる。
エーテル系溶媒としては、ジエチルエーテル、1.2−
ジメトキシエタン、1.2−ジェトキシエタン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、1,4−ブタンジオールジメチル
エーテル、1,4−ブタンジオールジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、テトラヒドロビラン、1,4−ジ
オキサン、アニソールなどが挙げられる。
エステル系溶媒としては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチルなどが用いられる。
溶媒としては、上に挙げた溶媒の混合系として使用する
こともできる。
上に挙げた溶媒のうち、本発明に作用する樹脂を製造す
るのに特に好ましい溶媒は、シクロヘキサン、ベンゼン
、トルエン、キシレン、塩化メチレン、1,2−ジクロ
ロエタン、1,2−ジメトキシエタン、酢酸ブチルおよ
びこれらの混合物が挙げられる。
グラフト重合体は適当な分子調節剤を用いて、望まれる
分子量の重合体を合成することができる。
分子量調節剤としては、エチレン、プロペン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテンが好適
に用いられる。
本発明に使用する樹脂の分子量は、クロロホルム中30
℃で測定される溶液粘度がηinhで0゜3〜2.0の
範囲の物が好ましいが、成形性と強度の関係から、ηi
nhで0.4〜1.5の範囲の物がより好ましい。
このようにして得られる合成樹脂は、適当な水素添加触
媒によって重合体中の炭素−炭素不飽和結合を水添され
る。
水素添加の触媒としては、一般に用いられている触媒を
そのまま適用することができる。
例えば、不均一系触媒としては、パラジウム、白金、ニ
ッケル、ロジウム、ルテニウムなどの貴金属触媒を、カ
ーボン、シリカ、アルミナ、チタニアなどの担体に担持
させた固体触媒などが挙げられる。触媒の形態は粉末で
も粒状でもよい。また、反応は固定床でも懸濁床でもよ
い。
また、均一系触媒としては、ナフテン酸ニッケル/トリ
エチルアルミニウム、ニッケルアセチルアセトナート/
トリエチルアルミニウム、オクテン酸コバルト/n−ブ
チルリチウム、チタノセンジクロリド/ジエチルアルミ
ニウムモノクロリド、酢酸ロジウム、クロロトリス(ト
リフェニルフォスフイン)ロジウムなどのロジウム触媒
などを挙げることができる。
水素添加反応は、常圧〜300気圧、好ましくは3〜2
00気圧の水素ガス雰囲気下において、0〜200℃、
好ましくは20〜180℃で行なうことができる。
水素添加反応に用いる溶媒は、重合に用いた溶媒のうち
炭素−炭素不飽和結合を持たない溶媒はそのまま使用で
きる。ただし、水素添加触媒によってはハロゲン元素が
阻害剤として働くものがあるため、その場合にはハロゲ
ン含有溶媒の使用は避けなければならない。
水添反応溶媒として好ましい溶媒は、エーテル系溶媒、
すなわちテトラヒドロフラン、エチレングリコールジメ
チルエーテルなど、炭化水素系溶媒、すなわちヘキサン
、シクロヘキサン、デカリンなど、およびこれらの混合
溶媒などが挙げられる。
このようにして水素添加することにより、優れた熱安定
性を有するものとなり、成形加工時や製品としての使用
時の加熱によって、その特性が劣化することがきわめて
低く抑制される。
水素添加率は、通常50%以上、好ましくは70%以上
、さらに好ましくは80%以上である。
水素添加率が50%未満の場合は、熱安定性の改良効果
不十分となる。
本発明に使用する樹脂は、公知の酸化防止剤あるいは紫
外線吸収剤などを添加して、さらに安定化することがで
きる。また加工性を向上するために、滑剤などの従来の
樹脂加工において用いられている添加剤を添加すること
もできる。
本発明で使用する樹脂は、ゴム質重合体と混合すること
によって、耐衝撃性を有する透明性樹脂とすることもで
きる。
ゴム質重合体としては、透明性を損なわないために、本
樹脂の屈折率とゴム質重合体の屈折率の差が0.05以
下、好ましくは0.03以下であるものを用いる。
具体的には、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリブタ
ジェン、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ブタ
ジェン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、またはそれらの部分または完全水添物、
エチレン−α−オレフィン共重合体などが挙げられる。
これらのうち、スチレン−ブタジェン、スチレン−イソ
プレンの共重合体の部分または完全水添物が、熱安定性
の点および屈折率を調整しやすい点から好ましく、さら
には透明性が高い点から、スチレン−ブタジェン、スチ
レン−イソプレンの各ブロック共重合体の部分または完
全水添物がより好ましい。
また混合量としては、1〜50重量%、好ましくは5〜
20重量%である。混合は、溶液ブレンドもしくは押出
機などによる溶融ブレンドで行なうことができる。
合成樹脂層への金属層の積層方法としては、あらかじめ
金属のフィルムなどを製造し、これを合成樹脂に接着剤
などで積層する方法や、金属のフィルムと合成樹脂を加
熱加圧成形によって積層する方法、合成樹脂層へ金属を
真空コーティングなどによりコーティングする方法など
により積層することができる。
金属としては、アルミニウム、銅、鉄、亜鉛、ニッケル
など種々の金属が挙げられる。
合成樹脂層への真空コーティングによる金属層の形成は
、アルミニウム、銅などの金属を公知の薄膜形成方法で
ある真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング
などで行なうことができる。
本発明の合成樹脂を用いた積層体は、上記の構成で十分
に目的を達することができるが、さらに積層体の合成樹
脂表面の耐摩耗性および耐吸湿性を向上させるために、
金属層を積層させてない合成樹脂板の面に架橋性単量体
を塗布し、硬化させて、架橋硬化被膜を形成させること
もできる。また、真空コーティング金属層の上に、さら
に透明な保護塗膜を形成させることもでき、このような
積層体とすることにより、例えば両面ミラーとすること
もできる。
保護塗膜としては、例えばエポキシ−イソシアネート樹
脂系、メラミン−アクリル樹脂系、シリコン−アクリル
樹脂系、ポリエステル樹脂系、ニトロセルロース樹脂系
などが適している。
保護塗膜の形成方法は、ロールコーティング法、グラビ
アコーティング法、リバースコーティング法、スプレー
コーティング法などの通常のコーティング法によって行
なわれる。
[実 施 例] 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
なお、本発明にかかわる合成樹脂の製造に用いた単量体
は、8−メチル−8−メトキシカルボニ2.5  7.
10 ルテトラシクロ(4,4,0,11) 3−ドデセン(以下DNMと略す)、8−メチル−8−
エトキシカルボニルテトラシクロ〔4゜2.5  7.
10 4.0.1  .1   )−3−ドデセン(以下DN
Eと略す)、ジシクロペンタジェン(DCP)、5−メ
チル−5−メトキシカルボニルビシクロ(2,2,1)
ヘプト−2−エン(以下NMと略す)、3−ニチリデン
ーテトラシクロ〔4゜2.5  7.10 4.0,1  .1   )−8−ドデセン(以下E−
DMONと略す)である。また、実施例中〔%〕とある
のは〔型口%〕を示す。
実施例中の物性の評価は下記の方法で行なった。
■)吸水率 試験片を23℃の蒸留水にひたし、24時間放置後、吸
水率を求めた。
2)光学特性 試験片の全光線透過率、曇価を測定した。
3)耐熱性 樹脂のTgを測定した。
4)耐水性 試験片を導水中に4時間浸漬し、外観変化を観察した。
5)アルミニウム蒸着膜接着性 アルミニウムを真空蒸着した試験片を80℃、相対湿度
50%の雰囲気で24時間放置後、蒸着膜表面を観察し
た。
6)引きはがしテスト 積層板を室温下で手で引きはがし、その強さを判定した
評価    内  容 O:引きはがせない。
Δ ;引きはがしに力を要する。
× ;容易に引きはがせる。
実施例1〜4 表−1に示した割合で各単量体を50g反応器に加えた
。溶媒として、シクロヘキサンとジメトキシエタンの8
0/20 (重量比)の混合溶媒を単量体の重量に対し
て3〜5倍量加えて溶解した。
分子量調節剤として、1−ヘキセンを単量体のモル数に
対して10〜30mo、Q%加えた。溶液を80℃に加
熱して、ジエチルアルミニウムクロリド、6塩化タング
ステンをそれぞれ単量体に対して1/250moρ、1
15000moρ加えて重合を3時間行なった。重合後
、パラジウム/アルミナ水添触媒を加えて水素圧40k
g/cr1、温度160℃で水素添加を行なった。水添
触媒を濾過後、溶媒を除いて固化させた。得られた粉末
を乾燥後40φベント付押出機でペレット化し、射出成
形により55X80X2.4mmの樹脂板を得た。これ
ら樹脂板の物性の評価結果を表−1に併記する。
なお、金属接着性に関しては、これら樹脂板の片面にア
ルミニウム(I X I C)”To r rの減圧下
で)を真空蒸着しく厚さ50mmの均質なアルミニウム
反射膜を形成させた)、合成樹脂積層体を作製して評価
を行なった。
実施例5 表−1に示した割合でDNMの重合体とゴム重合体A 
を40φベント付押出機により混合、ペレット化し、実
施例1〜4と同様な装置により、同じ寸法の樹脂板を得
た。なお、ゴム重合体AIは次のようなものである。
第1ブロツク(A)がスチレン、第2ブロツク(B)が
ブタジェン(1,2−ビニル結合金量が52%)、第3
ブロツク(C)がブタジェン(1゜2−ビニル結合金量
が15%)の3つのブロックで構成されるブロック共重
合体の水添品(組成比A : B : C=30 : 
62 : 8、水添率97%、数平均分子量13.4X
104)。
樹脂板の物性の評価結果を表−1に併記する。
また、金属接着性に関しては実施例1〜4と同様な方法
でアルミニウムを真空蒸着し、評価を行なった。
比較例1 市販のPMMAであるパラベット:GF−1000(協
和ガス化学工業)を、実施例1〜5と同様な方法により
、同じ寸法の樹脂板を得た。樹脂板の物性の評価結果を
表−1に記する。
また金属接着性に関しては、実施例1〜5と同様な方法
でアルミニウムを真空蒸着し、評価を行なった。
比較例2 E−DMONを実施例1〜4と同じ方法で製造し、評価
した。評価結果を表−1に記する。
以下余白 実施例6〜9、比較例3 表−2に示した割合で各単量体を用い、実施例1と同様
にしてペレットを製造した。
このペレットを40φ押出機からなるシート化装置を用
いて、厚さl mm、幅40mmのシートを作製した。
次にこのシートを40x100xO,3mmの表−2に
示した各金属板上におき、260〜280℃で10分間
加圧成形して積層板を製造した。
この積層板について耐水性、引きはがしテストをした結
果を表−2に示した。
以下余白 [発明の効果] 本発明の積層体は軽量性、断熱性、制振性、加工性が優
れ、実用上極めて有用である。
具体的用途としては、ミラーなどの日用品、ドア、屋根
、間仕切り板、天井、日隠し板、浴槽周りなどの内・外
装建築材料、机、椅子、整理箱、棚などの家具、輸送用
大型および小型コンテナ、トランクなどの容器、車両内
外装品、車両用ミラ、冷凍車ボディー、看板、室内外装
飾などのデイスプレー、道路反射板、トンネル内反射板
、歩道橋の側板などの土木用品、モーター、OA機器、
電気製品などのカバーやケースやキャビネットなどに利
用できる。
中でも合成樹脂製ミラー、反射板として有用であり、従
来のものに比べて吸水性が低く、耐熱性、金属層との接
着性、形状安定性に優れ、歪も小さく、実用上極めて有
用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表わされる少なくとも1種
    のノルボルネン誘導体よりなる単量体または該単量体、
    およびこれらと共重合可能な単量体を開環重合させて得
    られる開環重合体の水素添加樹脂からなる合成樹脂層、
    または該樹脂99〜50重量%と1〜50重量%のゴム
    質重合体からなる組成物を成形して得られる合成樹脂層
    に、金属層を積層したことを特徴とする積層体。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
    炭化水素基であり、XおよびYは水素原子、炭素数1〜
    10の炭化水素基、▲数式、化学式、表等があります▼
    ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、また はXとYから構成された ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化
    学式、表等があります▼を示し、R^1、R^2、R^
    3およびR^4は炭素数1〜20の炭化水素基、nは0
    〜10の整数、mは0または1を示すものである。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365130B2 (en) 2003-01-28 2008-04-29 Cryovac, Inc. Cycloolefinic copolymer for high modulus film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7365130B2 (en) 2003-01-28 2008-04-29 Cryovac, Inc. Cycloolefinic copolymer for high modulus film

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