JPH0311243A - 加熱調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、グリルヒータ付きの電子レンジのよ
うに、オーブン内の被調理物をレンジ加熱とヒータ加熱
とにより選択的に加熱調理する加熱調理装置に係り、特
に、この加熱調理装置における液汁流入防止装置に関す
る。

（従来の技術） 既に提案されているこの種の加熱調理装置は、第３図乃
至第５図に示されるように構成されている。

即ち、第３図乃至第５図において、箱型をなすケース本
体（キャビネット）１内には、オーブン枠体２が設けら
れており、このオーブン枠体２１；は、オーブン３が形
成されている。又、このオーブン枠体２の下部は、円形
の盆状をなす段付の四部２ａと扁平な上面２ｂとで形成
されており、この凹部２ａの中央部裏面には、駆動モー
タ４が設けられており、この駆動モータ４の出力軸４ａ
は上記凹部２ａを貝通して上記オーブン３内へ突出して
いる。さらに、この出力軸４ａには、回転皿（ターンテ
ーブル）５がローラ付支持部材６を介して着脱自在に軸
装されており、この回転皿５の上面５ａは被調理物Ｗを
載置するように上記上面２ｂと同一平面となるように段
差なく形成している。さらに又、上記ケース本体１の正
面開口部には、横開きする開閉扉７が設けられており、
上記ケース本体１の下部には、操作パネル８が設けられ
ている。

一方、上記オーブン枠体２には、ループ状をなす加熱ヒ
ータ９が水平にして設けられており、上記上記オーブン
枠体２の両側板２Ｃには、給気口１０及び排気口１１が
それぞれ形成されており、この給気口１０から流入した
流体は上記オーブン３内の水蒸気を排気口１１から機外
へ排気するようになっている。

従って、上述した加熱調理装置は、加熱調理時、上記回
転皿５に被調理物Ｗを載置して、操作パネル８の調理釦
を押して上記加熱ヒータ９又はマグネトロン（図示され
ず）へ選択的に通電することにより、上記回転皿６上の
被調理物を加熱調理するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した加熱調理装置は、第４図に示さ
れるように、例えば、加熱調理した上記回転皿５上の被
調理物Ｗを機外へ取出すとき、不用意に液汁をこぼすと
、上記凹部２ａから駆動モータ４へ流出れ落ちて、この
駆動モータ４を損傷するおそれもあるばかりでなく、上
記回転皿５の外径よりも大きい被調理物Ｗを載置して加
熱調理すると、この被調理物Ｗが上記上面２ｂに接触し
てこすられ、これに起因して、上記駆動モータ４に過度
の負荷が加わり、この駆動モータ４が過熱するおそれも
ある。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、加熱調理した回転皿上の被調理物を機外へ取出すとき
、不用意に液汁をこぼすしても、駆動モータを損傷しな
いようにすると共に、回転皿の外径よりも大きい被調理
物を載置しても、円滑に回転できるようにした加熱調理
装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するだめの手段とその作用）本発明は、ケ
ース本体にオーブンを形成したオーブン枠体を設け、こ
のオーブン枠体の底板に回転皿を回転自在に設けた加熱
調理装置において、この回転皿の裏面の一部に周溝を形
成し、上記オーブン枠体の底板に盆状をなす凹部と扁平
な上面とを形成しこの凹部に周堤を上記周溝と嵌合する
ようにすると共に、この周堤の高さを上記上面よりも高
くし形成し、上記回転皿の上面外周にテーパーを上記底
板の上面と同一面になるように形成し、不用意に液汁を
こぼすしても、上記周堤で液汁の流入するのを阻止し、
駆動モータを損傷しないようにすると共に、回転皿の外
径よりも大きい被調理物を載置しても、円滑に回転でき
るようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明を図示の一実施例について説明すなお、本
発明は上述した具体例と同一構成部材には、同じ符号を
付して説明する。

第１図乃至第３図において、符号１は、箱型をなすケー
ス本体（キャビネット）であって、このケース本体１内
には、オーブン枠体２が設けられており、このオーブン
枠体２には、オーブン３が形成されている。又、このオ
ーブン枠体２の底板は、円形の盆状をなす段付の凹部２
ａと扁平な上面２ｂとで形成されており、この四部２ｂ
には、リング状の周堤２ｄが形成されており、この周堤
２ｄの高さは上記上面２ｂより高く形成されている。こ
の四部２ａの中央部裏面には、駆動モータ４が設けられ
ており、この駆動モータ４の出力軸４ａは上記凹部２ａ
を貫通して上記オーブン３内へ突出している。さらに、
この出力軸４ａには、回転皿（ターンテーブル）５がロ
ーラ付支持部材６を介して着脱自在に軸装されており、
この回転皿５の上面５ａは被調理物Ｗを載置するように
形成されており、この回転皿５の上面５ａの外周はテー
パー５Ｃを上記上面２ｂと同−而になるように段差なく
形成している。又、上記回転皿５の裏面の一部には、周
／：ｌ１５ｂが上記周堤２ｄに嵌合するように形成され
ており、この周堤２ｄと上記回転皿５のテーパー５Ｃと
によって、不用意に液汁をこぼしても、液汁を上記テー
パー５Ｃで外方へ流すと共に、間隙から流れ落ちた液汁
を上記周堤２ｄで流入するのを阻止し、駆動モータ４を
損傷を防止するようになっている。

なお、上記上面２ｂと上記周堤２ｄとの間の周溝２ｅは
上記凹部２ａよりも僅かに高く形成されている。

従って、加熱調理した後、上記回転皿５の被調理物Ｗが
倒れて不用意に液汁をこぼすしても、この回転皿５の上
面５ａを上記上面２ｂと同一面になるようにテーパー５
０で段差なく形成しているから、液汁は外方へ流出する
と共に、隙間から流入した液汁は皇紀周堤２ｄで流入す
るのを阻止され、駆動モータ４の損傷を防止するように
なっている。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明よれば、ケース本体にオーブン
を形成したオーブン枠体を設け、このオーブン枠体の底
板に回転皿を回転自在に設けた加熱調理装置において、
この回転皿の裏面の一部に周溝を形成し、上記オーブン
枠体の底板に盆状をなす凹部と扁平な上面とを形成しこ
の凹部に周堤を上記周溝と嵌合するようにすると共に、
この周堤の高さを上記上面よりも高くし形成し、上記回
転皿の上面外周にテーパーを上記底板の上面と同一面に
なるように形成しているので、不用意に液汁をこぼすし
ても、上記テーパーで段差なく形成しているから、液汁
が外方へ流出するできるばかりでなく、上記周堤で液汁
の流入するのを阻止し、駆動モータを損傷しないように
すると共に、回転皿の外径よりも大きい被調理物を載置
しても円滑に回転できる等の優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の加熱調理装置の要部を示す断面図、
第２図は、同上横断面図、第３図は、既に提案されてい
る加熱調理装置の斜面図、第４図は、既に提案されてい
る加熱調理装置の要部を示す断面図、第５図は、既に提
案されている加熱調理装置に使用されるローラ付支持部
材の斜面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケース本体にオーブンを形成したオーブン枠体を設け、
   このオーブン枠体の底板に回転皿を回転自在に設けた加
   熱調理装置において、この回転皿の裏面の一部に周溝を
   形成し、上記オーブン枠体の底板に盆状をなす凹部と扁
   平な上面とを形成しこの凹部に周堤を上記周溝と嵌合す
   るようにすると共に、この周堤の高さを上記上面よりも
   高く形成し、上記回転皿の上面外周にテーパーを上記底
   板の上面と同一面になるように形成したことを特徴とす
   る加熱調理装置。