JP2579485Y2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2579485Y2
JP2579485Y2 JP1993025675U JP2567593U JP2579485Y2 JP 2579485 Y2 JP2579485 Y2 JP 2579485Y2 JP 1993025675 U JP1993025675 U JP 1993025675U JP 2567593 U JP2567593 U JP 2567593U JP 2579485 Y2 JP2579485 Y2 JP 2579485Y2
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JP
Japan
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opening
food
motor
closing plate
heating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993025675U
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English (en)
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JPH0684204U (ja
Inventor
啓光 伊丹
克己 市原
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、調理物の種類に応じ
て、受皿の開口が開閉する電子レンジに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子レンジは、モータの
出力軸に接合する回転台の上にホーロの受皿を設置し、
その受皿の上に調理物を乗せて調理するのが一般的であ
る。受皿の下方からの熱をあまり必要としない、高周波
加熱の場合は問題がないが、受皿の下方からの熱を必要
とする、例えば、パン等をトーストする場合は、調理物
の種類を検知する装置を備えた電子レンジにおいても、
受皿のかわりに足付きの焼網を手動で加熱室内に設置
し、調理物を足付きの焼網の上に乗せて調理していた。
また別の例では、上記のパン等をトーストする場合は、
回転する焼網の上に調理物を直接乗せて調理し、高周波
加熱の場合は、焼網の上に受皿を設置し、その受皿に調
理物を乗せて調理する例がある(例えば、特開平2−2
51019号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子レンジは、調理物の種類に応じて、受皿や焼網を選択
し、手動でそれぞれを取り替える必要があり、使い勝手
が悪い等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するためになされたものであり、ヒータ加熱と高周波加
熱とにより調理物を加熱する加熱室と、加熱室に回転自
在に嵌装されると共に、係止部が設けられ、複数の開口
が穿設された受皿と、受皿に回転自在に嵌装されると共
に、係止部と接離自在に係合する係合部が設けられ、係
合部が係止部と係合する方向に応じて、受皿の開口を開
閉する複数の開口が穿設された開閉板と、開閉板を正逆
回転するモータと、モータの回転方向を制御するモータ
制御回路とで電子レンジを構成したものである。
【0005】また、モータ制御回路の入力側に、調理物
の種類を検知する調理物種類検知手段を接続し、調理物
種類検知手段が検知した調理物種類情報に応じて、モー
タ制御回路が、モータの回転方向を制御するものであ
る。
【0006】そして、受皿と加熱室との間の回転摩擦力
を、受皿と開閉板との間の回転摩擦力より、大きくした
ものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、受皿と加熱室との間の回
転摩擦力を、受皿と開閉板との間の回転摩擦力より、大
きくしたので、モータの回転方向に応じて、開閉板と受
皿とは一体となって回転しするため、受皿と開閉板との
それぞれの開口が開または閉の状態を維持して回転させ
ることができる。
【0008】従って、調理物種類検知手段が検知した調
理物種類情報に応じて、モータ制御回路が、モータの回
転方向を制御するので、調理物の種類に応じて、受皿と
開閉板とのそれぞれの開口が開または閉の状態を維持し
て、回転させることができる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図4により説明す
る。
【0010】図において、1は加熱室で、ヒータ加熱と
高周波加熱との単独または両方により調理物を加熱もの
であり、その天井部と底部にヒータ(図示せず)が設け
られ、その外側に高周波を発振する高周波発振装置(図
示せず)が設けられ、その底部の中央に軸受け孔1aを
設けてある。2は調理物を乗せる受皿で、その裏面の中
央に、表裏に貫通する軸受け孔2dを有する管部2aが
突設され、管部2aと外周の間には複数の開口2bによ
る模様2eが穿設され、上面の外周側の二個所に、突起
からなる係止部2cが対設され、管部2aが加熱室1の
軸受け孔1aに回転自在に嵌装されている。3は開閉板
で、受皿2より小さい同形で、その外周側の二個所に、
受皿2の係止部2cと接離自在に係合する、切欠きから
なる係合部3cが対設され、裏面の中央に、軸孔3dを
有する管部3aが突設され、この管部3aと外周の間に
は、受皿2の開口2b同形の複数の開口3bによる模様
3eが穿設され、管部3aが受皿2の軸受け孔2dに回
転自在に嵌装されている。また、受皿2と開閉板3と
は、正回転時(時計方向)開閉板3の開口3bは受皿2
の開口2bと重なり、逆回転時(反時計方向)開閉板3
の開口3bは受皿2の開口2bと重ならないように、そ
れぞれの位置関係が構成されている。4は正逆回転が可
能なモータで、その出力軸4aが開閉板3の軸孔3dに
固定され、加熱室1の底部の外側に装着されている。5
は調理物種類検知手段で、調理物種類を検知するセンサ
ー5aを有している。6はモータ制御回路で、その入力
側は調理物種類検知手段5と接続し、調理物種類検知手
段5からの調理物種類情報に応じて、モータ4の正逆回
転を制御するものである。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。
【0012】上下方向からの加熱を必要とする調理、例
えば、パンをトーストする場合、調理物種類検知手段5
が検知した調理物種類情報に応じて、モータ制御回路6
はモータ4を正回転させる。ここで、受皿2上面と開閉
板3裏面との間及び受皿2の管部2aと開閉板3の管部
3aとの間の回転摩擦力Aより、受皿2の管部2aと加
熱室1の軸受け孔1aとの間の回転摩擦力Bが大きく
(A<B)なるようにしておくと、モータ4の正回転に
より、同時に開閉板3が正回転し、受皿2は停止してい
る。さらに、モータ4が正回転すると、正回転する開閉
板3の開口3bと受皿2の開口2bとが重なっていき、
完全に開口2b、3bが重なりあった位置で、開閉板3
の係合部3cに受皿2の係止部2cが係合し、開閉板3
と受皿2とは一体となって、回転を開始し、開口2b、
3bとが重なった状態(開)を維持する。このことによ
り、受皿2の開口2bは開いたことになり、下部のヒー
タの熱が、この開口2b、3bを介して、受皿2の下方
から上方に、早くそして多く伝えることができる。
【0013】また、高周波加熱や受皿2の下方からの加
熱をあまり必要としない調理の場合、調理物種類検知手
段5が検知した調理物種類情報に応じて、モータ制御回
路6はモータ4を逆回転させる。すると、上記と同様に
して、開閉板3は逆回転し、受皿2は停止している。さ
らに、モータ4が逆回転すると、逆回転する開閉板3の
開口3bと受皿2の開口2bとが重ならなくなってい
き、完全に開口2b、3bが重ならない位置で、開閉板
3の係合部3cに受皿2の係止部2cが係合し、開閉板
3と受皿2とは一体となって、逆回転を開始し、開口2
b、3bとが重ならない状態(閉)を維持する。このこ
とにより、受皿2の開口2bは閉じたことになり、従来
の機能である、調理物の吹きこぼれを受けることができ
る。
【0014】従って、調理物種類検知手段5が検知した
調理物種類情報に応じて、モータ制御回路6が、モータ
4の回転方向を制御するので、調理物の種類に応じて、
受皿2と開閉板3とのそれぞれの開口が開または閉の状
態を維持して、回転させることができる。
【0015】
【考案の効果】以上本考案によると、モータの回転方向
に応じて、開閉板と受皿とは一体となって回転しするた
め、受皿と開閉板とのそれぞれの開口が開または閉の状
態を維持して回転させることができる。また、調理物種
類検知手段が検知した調理物種類情報に応じて、モータ
制御回路はモータの回転方向を制御する。このため、調
理物の種類に応じて、受皿と開閉板とのそれぞれの開口
が開または閉の状態を維持して、回転させることができ
る。
【0016】従って、調理物の種類に応じて、受皿や焼
網を選択し、手動でそれぞれを取り替える必要がなくな
り、使い勝手が良い電子レンジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電子レンジの断面図で
ある。
【図2】本考案の一実施例を示す電子レンジの受皿の上
面図(開閉板を組み込んだ状態)である。
【図3】本考案の一実施例を示す電子レンジの受皿の上
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す電子レンジの開閉板の
上面図である。
【符号の説明】
1 加熱室 2 受皿 2b 開口 2c 係止部 3 開閉板 3b 開口 3c 係合部 4 モータ 5 調理物種類検知手段 6 モータ制御回路

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ加熱と高周波加熱との単独または
    両方により調理物を加熱する加熱室(1)と、この加熱
    室(1)に回転自在に嵌装されると共に、係止部(2
    c)が設けられ、そして複数の開口(2b)が穿設され
    た受皿(2)と、この受皿(2)に回転自在に嵌装され
    ると共に、前記係止部(2c)と接離自在に係合する係
    合部(3c)が設けられ、そして係合部(3c)が係止
    部(2c)と係合する方向に応じて、前記受皿(2)の
    開口(2b)を開閉する複数の開口(3b)が穿設され
    た開閉板(3)と、開閉板(3)を正逆回転するモータ
    (4)と、そして、モータ(4)の回転方向を制御する
    モータ制御回路(6)とで構成したことを特徴とする電
    子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記モータ制御回路(6)の入力側に、
    調理物の種類を検知する調理物種類検知手段(5)を接
    続し、この調理物種類検知手段(5)が検知した調理物
    種類情報に応じて、前記モータ制御回路(6)が、モー
    タ(4)の回転方向を制御することを特徴とする請求項
    1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記受皿(2)と加熱室(1)との間の
    回転摩擦力を、受皿(2)と開閉板(3)との間の回転
    摩擦力より、大きくしたことを特徴とする請求項1記載
    の電子レンジ。
JP1993025675U 1993-05-18 1993-05-18 電子レンジ Expired - Lifetime JP2579485Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025675U JP2579485Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 電子レンジ

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JP1993025675U JP2579485Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 電子レンジ

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Publication Number Publication Date
JPH0684204U JPH0684204U (ja) 1994-12-02
JP2579485Y2 true JP2579485Y2 (ja) 1998-08-27

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ID=12172366

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JP1993025675U Expired - Lifetime JP2579485Y2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 電子レンジ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5274531B2 (ja) * 2010-10-14 2013-08-28 三菱電機株式会社 加熱調理器
CN103672990B (zh) * 2013-12-25 2016-03-09 南京研正微波设备厂 一种可防滑微波炉

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JPH0684204U (ja) 1994-12-02

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