JPH03112138A - 半導体結晶の製造方法 - Google Patents
半導体結晶の製造方法Info
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- JPH03112138A JPH03112138A JP25168089A JP25168089A JPH03112138A JP H03112138 A JPH03112138 A JP H03112138A JP 25168089 A JP25168089 A JP 25168089A JP 25168089 A JP25168089 A JP 25168089A JP H03112138 A JPH03112138 A JP H03112138A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
半導体基板上に該基板と格子定数の異なる半導体結晶を
ヘテロエピタキシャル成長する半導体結晶の製造方法に
関し、 半導体基板上にヘテロエピタキシャル成長されるエピタ
キシャル結晶の転位密度が低減されるのを目的とし、 エピタキシャル成長用基板上に該基板より格子定数が大
きく、かつ熱膨張率の大きい第1のエピタキシャル結晶
を成長し、 次いで第1のエピタキシャル結晶上に前記基板より格子
定数が大きく、かつ熱膨張率の小さい第2のエピタキシ
ャル結晶を成長し、 次いで該基板を第1および第2のエピタキシャル結晶の
構成原子を含む雰囲気内で、かつ基板上に形成した第2
のエピタキシャル結晶の成長温度より低温、高温、およ
び低温の温度サイクルを複数回繰り返して熱処理した後
、 該基板上に第2のエピタキシャル結晶の構成原子と同一
原子で構成された第4のエピタキシャル結晶を所定の厚
さに成長して構成する。
ヘテロエピタキシャル成長する半導体結晶の製造方法に
関し、 半導体基板上にヘテロエピタキシャル成長されるエピタ
キシャル結晶の転位密度が低減されるのを目的とし、 エピタキシャル成長用基板上に該基板より格子定数が大
きく、かつ熱膨張率の大きい第1のエピタキシャル結晶
を成長し、 次いで第1のエピタキシャル結晶上に前記基板より格子
定数が大きく、かつ熱膨張率の小さい第2のエピタキシ
ャル結晶を成長し、 次いで該基板を第1および第2のエピタキシャル結晶の
構成原子を含む雰囲気内で、かつ基板上に形成した第2
のエピタキシャル結晶の成長温度より低温、高温、およ
び低温の温度サイクルを複数回繰り返して熱処理した後
、 該基板上に第2のエピタキシャル結晶の構成原子と同一
原子で構成された第4のエピタキシャル結晶を所定の厚
さに成長して構成する。
本発明は半導体結晶の製造方法に関する。
赤外線検知素子形成材料としてエネルギーバンドギャッ
プの狭い水銀・カドミウム・テルル(Hg1−えCd、
Te)のような化合物半導体結晶が用いられている。
プの狭い水銀・カドミウム・テルル(Hg1−えCd、
Te)のような化合物半導体結晶が用いられている。
このようなHg+−* Cd)I Teの結晶を素子形
成に都合が良いように、大面積で薄層状態に形成する方
法としてHg+−x cd、 Te結晶と格子定数が接
近したカドミウムテルル(CdTe)基板上にHg+−
x Cdz Teの結晶をエピタキシャル成長している
。
成に都合が良いように、大面積で薄層状態に形成する方
法としてHg+−x cd、 Te結晶と格子定数が接
近したカドミウムテルル(CdTe)基板上にHg+−
x Cdz Teの結晶をエピタキシャル成長している
。
ところでCdTe基板は大面積の基板が入手し難く、大
面積の基板が比較的入手し易いガリウム砒素(GaAs
)基板上にCdTe結晶をヘテロエピタキシャル成長し
てエピタキシャル成長用のCdTe基板を形成している
。
面積の基板が比較的入手し易いガリウム砒素(GaAs
)基板上にCdTe結晶をヘテロエピタキシャル成長し
てエピタキシャル成長用のCdTe基板を形成している
。
このようなGaAs基板上に該基板と格子定数の異なる
CdTe結晶をエピタキシャル成長する場合、基板とエ
ピタキシャル結晶との境界面より転位が発生し易く、こ
の転位がエピタキシャル結晶内に増殖されるようになる
ので、このような転位の発生が少ないエピタキシャル結
晶成長方法が要望されている。
CdTe結晶をエピタキシャル成長する場合、基板とエ
ピタキシャル結晶との境界面より転位が発生し易く、こ
の転位がエピタキシャル結晶内に増殖されるようになる
ので、このような転位の発生が少ないエピタキシャル結
晶成長方法が要望されている。
従来、このようなヘテロエピタキシャル成長方法で、シ
リコン(Si)基板上にガリウム砒素(GaAs)結晶
をヘテロエピタキシャル成長する際、該エピタキシャル
結晶の転位密度を低減する方法として、第4図に示すよ
うにSt基板1にGaAs結晶層2を約1μ−の厚さで
形成後、該GaAs結晶層2上に該GaAs結晶層と格
子定数が異なるアルミニウム・ガリウム・砒素(A I
t GaAs)結晶層3を100人の厚さに形成し、更
にGaAs結晶層2′を100人の厚さに形成し、これ
らGaAs結晶層2′とA I GaAs結晶層3を交
互に複数層設けて歪超格子層4を形成し、この歪超格子
層4上にGaAs結晶層2を必要とする所定の厚さに分
子線エピタキシャル成長方法やMOCVD法等を用いて
形成している。
リコン(Si)基板上にガリウム砒素(GaAs)結晶
をヘテロエピタキシャル成長する際、該エピタキシャル
結晶の転位密度を低減する方法として、第4図に示すよ
うにSt基板1にGaAs結晶層2を約1μ−の厚さで
形成後、該GaAs結晶層2上に該GaAs結晶層と格
子定数が異なるアルミニウム・ガリウム・砒素(A I
t GaAs)結晶層3を100人の厚さに形成し、更
にGaAs結晶層2′を100人の厚さに形成し、これ
らGaAs結晶層2′とA I GaAs結晶層3を交
互に複数層設けて歪超格子層4を形成し、この歪超格子
層4上にGaAs結晶層2を必要とする所定の厚さに分
子線エピタキシャル成長方法やMOCVD法等を用いて
形成している。
このような歪超格子層4上に必要とするGaAs結晶層
2を形成すると、Si基板上と歪超格子層4のGaAs
結晶層の境界面IAより発生した転位5は、歪超格子層
内でエピタキシャル層外へ曲げられ、消滅するとされて
いる。
2を形成すると、Si基板上と歪超格子層4のGaAs
結晶層の境界面IAより発生した転位5は、歪超格子層
内でエピタキシャル層外へ曲げられ、消滅するとされて
いる。
またその他の方法として、前記Si基板上にGaAs結
晶層をエピタキシャル成長した後、該基板の温度を室温
まで低下させた後、砒素(As)系ガス、或いは砒素分
子の雰囲気内で該基板を800℃の温度まで加熱した後
、更に室温迄低下させ、更に800℃まで温度上昇させ
て加熱するような熱処理を繰り返す熱サイクル処理方法
が採られており、この熱サイクル処理方法は、前記した
歪超格子を形成する方法に比較して容易である。
晶層をエピタキシャル成長した後、該基板の温度を室温
まで低下させた後、砒素(As)系ガス、或いは砒素分
子の雰囲気内で該基板を800℃の温度まで加熱した後
、更に室温迄低下させ、更に800℃まで温度上昇させ
て加熱するような熱処理を繰り返す熱サイクル処理方法
が採られており、この熱サイクル処理方法は、前記した
歪超格子を形成する方法に比較して容易である。
然し、このような熱サイクル処理方法で、基板に対して
格子定数の異なるエピタキシャル結晶をヘテロエピタキ
シャル成長し、該形成されたエピタキシャル層の転位密
度が少なくなるようにするには、下記の条件が必要とな
る。
格子定数の異なるエピタキシャル結晶をヘテロエピタキ
シャル成長し、該形成されたエピタキシャル層の転位密
度が少なくなるようにするには、下記の条件が必要とな
る。
■ 基板とエピタキシャル結晶の間の熱膨張率差が大で
、かつ基板の格子定数〈エピタキシャル結晶の格子定数
の時は、基板の熱膨張率〈エピタキシャル結晶の熱膨張
率とする。
、かつ基板の格子定数〈エピタキシャル結晶の格子定数
の時は、基板の熱膨張率〈エピタキシャル結晶の熱膨張
率とする。
■ 基板とエピタキシャル結晶の間の熱膨張率差が大で
、かつ基板の格子定数〉エピタキシャル結晶の格子定数
の時、基板の熱膨張率〉エピタキシャル結晶の熱膨張率
とする。
、かつ基板の格子定数〉エピタキシャル結晶の格子定数
の時、基板の熱膨張率〉エピタキシャル結晶の熱膨張率
とする。
上記したSi基板上にGaAs結晶をヘテロエピタキシ
ャル成長する場合は、GaAsの格子定数のa。A。
ャル成長する場合は、GaAsの格子定数のa。A。
(5,653人) >Siの格子定数asi(5,43
人)で、GaAs0熱膨張率αaaas(5,6X10
−’k −’) >5i(D熱膨張率α3五(2,6x
lO−’に一’)で上記した■の条件を満足する。
人)で、GaAs0熱膨張率αaaas(5,6X10
−’k −’) >5i(D熱膨張率α3五(2,6x
lO−’に一’)で上記した■の条件を満足する。
然し、赤外線検知素子のような赤外線デバイスに用いら
れるGaAs基板の上にCdTe結晶をヘテロエピタキ
シャル成長する場合には、CdTeの格子定数a cd
t−(6,481人) >GaAsの格子定数a a−
a−(5,653人)に対して、CdTe0熱膨張率α
cats(4,6X10−’に−9< GaAsの熱膨
張率αcmam(5,6X10−’k −’)で、かつ
熱膨張率差1αcc、−α□□I =0.7 xlo−
’に一’と小さいために、■の条件を満足せず熱サイク
ル処理を行っても効果は殆ど無い。
れるGaAs基板の上にCdTe結晶をヘテロエピタキ
シャル成長する場合には、CdTeの格子定数a cd
t−(6,481人) >GaAsの格子定数a a−
a−(5,653人)に対して、CdTe0熱膨張率α
cats(4,6X10−’に−9< GaAsの熱膨
張率αcmam(5,6X10−’k −’)で、かつ
熱膨張率差1αcc、−α□□I =0.7 xlo−
’に一’と小さいために、■の条件を満足せず熱サイク
ル処理を行っても効果は殆ど無い。
本発明は上記した問題点を除去し、歪超格子層を形成す
る困難な結晶成長方法を用いずに、熱サイクル処理方法
を用いた方法で半導体基板上に該基板と格子定数の異な
るエピタキシャル結晶を転位密度を低下させたヘテロエ
ピタキシャル成長する方法を目的とする。
る困難な結晶成長方法を用いずに、熱サイクル処理方法
を用いた方法で半導体基板上に該基板と格子定数の異な
るエピタキシャル結晶を転位密度を低下させたヘテロエ
ピタキシャル成長する方法を目的とする。
上記目的を達成する本発明の方法は第1図に示すように
、エピタキシャル成長用基板ll上に該基板より格子定
数が大きく、かつ熱膨張率の大きい第1のエピタキシャ
ル結晶12を成長し、次いで該第1のエピタキシャル結
晶12上に前記基板11より格子定数が大きく、かつ熱
膨張率の小さい第2のエピタキシャル結晶13を成長し
、次いで該基板を第1および第2のエピタキシャル結晶
の構成原子を含む雰囲気内で、かつ第2のエピタキシャ
ル結晶の成長温度より低温、高温、および低温の温度サ
イクルを複数回繰り返して熱処理した後、 該基板上に第2のエピタキシャル結晶の構成原子と同一
の原子で形成された第3のエピタキシャル結晶14を所
定の厚さに成長して構成する。
、エピタキシャル成長用基板ll上に該基板より格子定
数が大きく、かつ熱膨張率の大きい第1のエピタキシャ
ル結晶12を成長し、次いで該第1のエピタキシャル結
晶12上に前記基板11より格子定数が大きく、かつ熱
膨張率の小さい第2のエピタキシャル結晶13を成長し
、次いで該基板を第1および第2のエピタキシャル結晶
の構成原子を含む雰囲気内で、かつ第2のエピタキシャ
ル結晶の成長温度より低温、高温、および低温の温度サ
イクルを複数回繰り返して熱処理した後、 該基板上に第2のエピタキシャル結晶の構成原子と同一
の原子で形成された第3のエピタキシャル結晶14を所
定の厚さに成長して構成する。
本発明の方法は、エピタキシャル成長用基板11上に該
基板より格子定数が大きく、かつ熱膨張率の大きい前記
した条件■を満足する第1のエピタキシャル結晶12を
まずエピタキシャル成長する。
基板より格子定数が大きく、かつ熱膨張率の大きい前記
した条件■を満足する第1のエピタキシャル結晶12を
まずエピタキシャル成長する。
次いで基板より格子定数が大きく、かつ基板より熱膨張
率が小さい条件■を満足しない第2のエピタキシャル結
晶13を前記第1のエピタキシャル結晶より薄く形成す
る。このようなエピタキシャル成長用基板11を第2の
エピタキシャル結晶13の成長温度より低温、高温、お
よび低温の温度サイクルで熱サイクル処理すると、第1
のエピタキシャル結晶12とエピタキシャル成長用基板
11との熱膨張率差の差によって生じる歪による応力が
、第2のエピタキシャル結晶13にかかり、第2のエピ
タキシャル結晶の転位の増殖を防止し、また転位の消滅
を促す。
率が小さい条件■を満足しない第2のエピタキシャル結
晶13を前記第1のエピタキシャル結晶より薄く形成す
る。このようなエピタキシャル成長用基板11を第2の
エピタキシャル結晶13の成長温度より低温、高温、お
よび低温の温度サイクルで熱サイクル処理すると、第1
のエピタキシャル結晶12とエピタキシャル成長用基板
11との熱膨張率差の差によって生じる歪による応力が
、第2のエピタキシャル結晶13にかかり、第2のエピ
タキシャル結晶の転位の増殖を防止し、また転位の消滅
を促す。
この熱処理に於いて、更に第1のエピタキシャル結晶1
2の格子定数は、エピタキシャル成長用基板11の格子
定数と第2のエピタキシャル結晶13の格子定数との中
間の値を採るようにすると、−層望ましい結果となる。
2の格子定数は、エピタキシャル成長用基板11の格子
定数と第2のエピタキシャル結晶13の格子定数との中
間の値を採るようにすると、−層望ましい結果となる。
このようして、更に転位が低減された第2のエピタキシ
ャル結晶13の上に、該結晶の構成原子と同一の構成原
子のエピタキシャル結晶を第3のエピタキシャル結晶1
4として所定の厚さに成長すると、転位密度の少ない所
望の第3のCdTeのエピタキシャル結晶が所定の厚さ
で得られる。
ャル結晶13の上に、該結晶の構成原子と同一の構成原
子のエピタキシャル結晶を第3のエピタキシャル結晶1
4として所定の厚さに成長すると、転位密度の少ない所
望の第3のCdTeのエピタキシャル結晶が所定の厚さ
で得られる。
以下、図面を用いて本発明の一実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図に示すように格子定数が5.653人で熱膨張率
が5.6 Xl0−’に一’のGaAs基板ll上に、
該基板より格子定数が大きく、かつ熱膨張率が大きい、
つまり格子定数が6.10人で、熱膨張率が8.9 X
l0−6 K−1のテルル化亜鉛(ZnTe)のエピタ
キシャル結晶を第1のエピタキシャル結晶12としてホ
ットウォールエピタキシャル成長方法によって1μmの
厚さに320℃の成長温度にて形成する。
が5.6 Xl0−’に一’のGaAs基板ll上に、
該基板より格子定数が大きく、かつ熱膨張率が大きい、
つまり格子定数が6.10人で、熱膨張率が8.9 X
l0−6 K−1のテルル化亜鉛(ZnTe)のエピタ
キシャル結晶を第1のエピタキシャル結晶12としてホ
ットウォールエピタキシャル成長方法によって1μmの
厚さに320℃の成長温度にて形成する。
この方法は第2図(a)に示すように、加熱ヒータ21
Aを有する基板設置台22上に前記GaAs基板11を
設置し、ソース坩堝23にZnTeソース24を収容し
、これらソース坩堝23およびGaAs基板11を容器
25内に収容して該容器内部を高真空に排気する。そし
てZnTeソース24を加熱ヒータ21Bで加熱し、基
板を320℃の温度に加熱して所定時間保つ。
Aを有する基板設置台22上に前記GaAs基板11を
設置し、ソース坩堝23にZnTeソース24を収容し
、これらソース坩堝23およびGaAs基板11を容器
25内に収容して該容器内部を高真空に排気する。そし
てZnTeソース24を加熱ヒータ21Bで加熱し、基
板を320℃の温度に加熱して所定時間保つ。
第3図の41は第1のエピタキシャル結晶12のZnT
eのエピタキシャル結晶の成長温度プロファイルを示す
。
eのエピタキシャル結晶の成長温度プロファイルを示す
。
次いで第1図に示すように、前記第1のエピタキシャル
結晶12上に、前記基板より格子定数が大きいが、熱膨
張率は小さい、つまり格子定数が6゜481 人で熱膨
張率が4.9 Xl0−”K−’のCdTeより第2の
エピタキシャル1i13をホントウオールエピタキシャ
ル成長方法で、320℃の基板の成長温度で0.1 μ
mの厚さに薄く形成する。
結晶12上に、前記基板より格子定数が大きいが、熱膨
張率は小さい、つまり格子定数が6゜481 人で熱膨
張率が4.9 Xl0−”K−’のCdTeより第2の
エピタキシャル1i13をホントウオールエピタキシャ
ル成長方法で、320℃の基板の成長温度で0.1 μ
mの厚さに薄く形成する。
この第1のエピタキシャル結晶12上に第2のエピタキ
シャル結晶を形成する方法は、第2図(b)に示すよう
に同一の容器25内に於いて、前記第1のエピタキシャ
ル結晶12を形成したGaAs基板11を設置した基板
設置台22を、CdTeソース27を収容したソース坩
堝26上に移動させ、CdTeソース27を加熱ヒータ
21Bで加熱し、基板を320℃の温度に加熱して所定
時間保つ。
シャル結晶を形成する方法は、第2図(b)に示すよう
に同一の容器25内に於いて、前記第1のエピタキシャ
ル結晶12を形成したGaAs基板11を設置した基板
設置台22を、CdTeソース27を収容したソース坩
堝26上に移動させ、CdTeソース27を加熱ヒータ
21Bで加熱し、基板を320℃の温度に加熱して所定
時間保つ。
第3図の42はCdTeの第2のエピタキシャル結晶1
3の成長温度プロフィルを示す。
3の成長温度プロフィルを示す。
次いで第2図(C)に示すように同一の容器25内に於
いて、前記第2のエピタキシャル結晶13を形成したG
aAs基板11を、Znソース31およびCdソース3
2を有するソース坩堝33上に移動させ、加熱し−タ2
1Bの温度を所定の温度に保ち、該基板11をカドミウ
ム(Cd)および亜鉛(Zn)の雰囲気に曝し、基板を
180℃の温度より700℃の温度まで30分間で上昇
させた後、該基板を700℃の温度より180℃の温度
迄10分間掛けて降下させ、これを1サイクルとして数
サイクル熱処理する。
いて、前記第2のエピタキシャル結晶13を形成したG
aAs基板11を、Znソース31およびCdソース3
2を有するソース坩堝33上に移動させ、加熱し−タ2
1Bの温度を所定の温度に保ち、該基板11をカドミウ
ム(Cd)および亜鉛(Zn)の雰囲気に曝し、基板を
180℃の温度より700℃の温度まで30分間で上昇
させた後、該基板を700℃の温度より180℃の温度
迄10分間掛けて降下させ、これを1サイクルとして数
サイクル熱処理する。
第3図の43はこのような熱サイクル処理の温度プロフ
ィルである。
ィルである。
その後、第2図(b)に示すように容器25内に於いて
、前記基板をCdTeソース27を収容したソース坩堝
26上に移動させ該基板の温度を320℃の温度で所定
時間エピタキシャル成長し、jdTeよりなる前記第2
のエピタキシャル結晶の構成原子と同一原子で形成され
た第3のエピタキシャルル結晶14を所定の厚さに形成
する。
、前記基板をCdTeソース27を収容したソース坩堝
26上に移動させ該基板の温度を320℃の温度で所定
時間エピタキシャル成長し、jdTeよりなる前記第2
のエピタキシャル結晶の構成原子と同一原子で形成され
た第3のエピタキシャルル結晶14を所定の厚さに形成
する。
このようにして第1図に示すように最上層にCdTeの
第3のエピタキシャル結晶14が形成される。
第3のエピタキシャル結晶14が形成される。
このようにすると、GaAs基板11上に形成したZn
Teの第1のエピタキシャル結晶12が前記した条件■
を満足するので熱処理が可能となり、この熱処理による
歪によって、GaAs基板に対して熱膨張率が小さく、
格子定数が大きい、熱サイクル処理が困難なCdTeの
第2のエピタキシャル結晶13に応力が掛り、この応力
によってCdTeの第2のエピタキシャル結晶13に発
生する転位も消滅するようになり、その上に第2のエピ
タキシャル結晶の構成原子と同一の構成原子で形成され
た第3のエピタキシャル結晶14を形成すると転位密度
の少ない高品質のCdTeのエピタキシャル結晶が、G
aAs基板上にヘテロエピタキシャル成長できる。
Teの第1のエピタキシャル結晶12が前記した条件■
を満足するので熱処理が可能となり、この熱処理による
歪によって、GaAs基板に対して熱膨張率が小さく、
格子定数が大きい、熱サイクル処理が困難なCdTeの
第2のエピタキシャル結晶13に応力が掛り、この応力
によってCdTeの第2のエピタキシャル結晶13に発
生する転位も消滅するようになり、その上に第2のエピ
タキシャル結晶の構成原子と同一の構成原子で形成され
た第3のエピタキシャル結晶14を形成すると転位密度
の少ない高品質のCdTeのエピタキシャル結晶が、G
aAs基板上にヘテロエピタキシャル成長できる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、GaA
s基板に対して格子定数が大きく、かつ熱膨張率が小さ
いCdTeの結晶でも、熱サイクル処理が可能となるの
で、転位密度の少ないヘテロエピタキシャル結晶が形成
される効果があり、このようにして形成された結晶を検
知素子形成材料として用いると安価で高品質な検知素子
が得られる効果がある。
s基板に対して格子定数が大きく、かつ熱膨張率が小さ
いCdTeの結晶でも、熱サイクル処理が可能となるの
で、転位密度の少ないヘテロエピタキシャル結晶が形成
される効果があり、このようにして形成された結晶を検
知素子形成材料として用いると安価で高品質な検知素子
が得られる効果がある。
第1図は本発明の方法で形成した半導体結晶の断面図、
第2図(a)より第2図(C)迄は、本発明の詳細な説
明図、 第3図は本発明の方法の基板の加熱温度と時間との関係
図、 第4図は従来の方法で形成した半導体結晶の断面図であ
る。 図において、 11はエピタキシャル成長用基板(GaAs基板)、1
2は第1のエピタキシャル結晶(ZnTe) 、13は
第2のエピタキシャル結晶(CdTe)、14は第3の
エピタキシャル結晶(CdTe)、21八、21Bは加
熱ヒータ、22は基板設置台、23,26.33はソー
ス坩堝、24はZnTeソース、25は容器、27はC
dTeソース、31はZnソース、32はCdソース、
41はZnTeエピタキシャル成長温度プロファイル、
42はCdTeエピタキシャル成長温度プロファイル、
43は熱サイクル処理温度プロファイルを示す。 第 ■ 図 第 図 +b) 滞襄萌^宏妖^註θイ図 第2図 CI 不発jH−尤址へdq図 第2図 第 図 第 図
明図、 第3図は本発明の方法の基板の加熱温度と時間との関係
図、 第4図は従来の方法で形成した半導体結晶の断面図であ
る。 図において、 11はエピタキシャル成長用基板(GaAs基板)、1
2は第1のエピタキシャル結晶(ZnTe) 、13は
第2のエピタキシャル結晶(CdTe)、14は第3の
エピタキシャル結晶(CdTe)、21八、21Bは加
熱ヒータ、22は基板設置台、23,26.33はソー
ス坩堝、24はZnTeソース、25は容器、27はC
dTeソース、31はZnソース、32はCdソース、
41はZnTeエピタキシャル成長温度プロファイル、
42はCdTeエピタキシャル成長温度プロファイル、
43は熱サイクル処理温度プロファイルを示す。 第 ■ 図 第 図 +b) 滞襄萌^宏妖^註θイ図 第2図 CI 不発jH−尤址へdq図 第2図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エピタキシャル成長用基板(11)上に該基板より格子
定数が大きく、かつ熱膨張率の大きい第1のエピタキシ
ャル結晶(12)を成長し、 次いで該第1のエピタキシャル結晶(12)上に前記基
板(11)より格子定数が大きく、かつ熱膨張率の小さ
い第2のエピタキシャル結晶(13)を成長し、次いで
該基板を第1および第2のエピタキシャル結晶の構成原
子を含む雰囲気内で、かつ前記基板に形成した第2のエ
ピタキシャル結晶の成長温度より低温、高温、および低
温の温度サイクルを複数回繰り返して熱処理した後、 該基板上に第2のエピタキシャル結晶の構成原子と同一
の原子で形成された第3のエピタキシャル結晶(14)
を所定の厚さに成長することを特徴とする半導体結晶の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25168089A JPH03112138A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 半導体結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25168089A JPH03112138A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 半導体結晶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112138A true JPH03112138A (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=17226414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25168089A Pending JPH03112138A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 半導体結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03112138A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000048239A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Nova Crystals, Inc | Heteroepitaxial growth with thermal expansion- and lattice-mismatch |
US8394534B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-03-12 | Envia Systems, Inc. | Layer-layer lithium rich complex metal oxides with high specific capacity and excellent cycling |
US8535832B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-09-17 | Envia Systems, Inc. | Metal oxide coated positive electrode materials for lithium-based batteries |
US8663849B2 (en) | 2010-09-22 | 2014-03-04 | Envia Systems, Inc. | Metal halide coatings on lithium ion battery positive electrode materials and corresponding batteries |
US8916294B2 (en) | 2008-09-30 | 2014-12-23 | Envia Systems, Inc. | Fluorine doped lithium rich metal oxide positive electrode battery materials with high specific capacity and corresponding batteries |
US8928286B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-01-06 | Envia Systems, Inc. | Very long cycling of lithium ion batteries with lithium rich cathode materials |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP25168089A patent/JPH03112138A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000048239A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Nova Crystals, Inc | Heteroepitaxial growth with thermal expansion- and lattice-mismatch |
US8916294B2 (en) | 2008-09-30 | 2014-12-23 | Envia Systems, Inc. | Fluorine doped lithium rich metal oxide positive electrode battery materials with high specific capacity and corresponding batteries |
US8394534B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-03-12 | Envia Systems, Inc. | Layer-layer lithium rich complex metal oxides with high specific capacity and excellent cycling |
US8475959B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-07-02 | Envia Systems, Inc. | Lithium doped cathode material |
US8535832B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-09-17 | Envia Systems, Inc. | Metal oxide coated positive electrode materials for lithium-based batteries |
US8928286B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-01-06 | Envia Systems, Inc. | Very long cycling of lithium ion batteries with lithium rich cathode materials |
US8663849B2 (en) | 2010-09-22 | 2014-03-04 | Envia Systems, Inc. | Metal halide coatings on lithium ion battery positive electrode materials and corresponding batteries |
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