JPH03111324A - 製品移送配向装置およびその操作制御方法 - Google Patents

製品移送配向装置およびその操作制御方法

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JPH03111324A
JPH03111324A JP2213795A JP21379590A JPH03111324A JP H03111324 A JPH03111324 A JP H03111324A JP 2213795 A JP2213795 A JP 2213795A JP 21379590 A JP21379590 A JP 21379590A JP H03111324 A JPH03111324 A JP H03111324A
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product
conveyor
displacement
signal
sensor
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JP2213795A
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Renzo Francioni
レンゾ・フランチョニ
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Cavanna SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/22Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
    • B65G47/24Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles
    • B65G47/244Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles by turning them about an axis substantially perpendicular to the conveying plane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2203/00Indexing code relating to control or detection of the articles or the load carriers during conveying
    • B65G2203/04Detection means
    • B65G2203/042Sensors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製品配向装置、特に、製品を移送しかつ製品
の主たる軸線を移送方向と直交させて製品を配向させる
装置および該装置の操作制御方法に関するもので、自動
包装技術の分野において有効に適用される。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 自動包装の分野で使用する場合、包装を行なっている製
品(例えば、個々に包装材料(wrapper)即ちラ
ッパーに既に包まれている棒状のチョコレートなどのよ
うな菓子製品)は、通常、主たる軸線(princip
al axis)、通常は、長軸(major axi
s)が進行方向と略直交した状態で移送される。これは
、例えば、いわゆる「マルチバック」(”multi−
pack”)包装体を形成する包装機械に共通しており
、かかる機械の場合には、それぞれの「フローパックJ
 (”flow−pack”)または「フオーム・フィ
ル・シール」(form−fill−seal”)ラッ
パーに包まれた製品が包込み(insertion)の
ために別の包装ステーションに向けて送られ、所定数の
ユニットを含むグループとして、−層大きな寸法の同様
な包装体とされる。
製品が進行するにつれて、コンベヤベルト上でのスリッ
プ、包装材料にある長平方向の接合部の外方突起による
製品のわずかな拘束、または包装材料の一端にあるフラ
ップよりもわずかに大きい反対側端部のフラップの存在
、といった任意のあるいは−見本質的と思われる様々な
現象が生じ、各製品は、その主たる軸線が進行方向と直
交した状態では移動しないようになる。
かかる事態は、例えば、横向きで進行する製品の流れが
、製品の確実な連行(entrainn+ent)を行
なわせるブレード付き(bladed)コンベヤで移送
しなければならない場合に悪影響を生ずる0例えば、ブ
レードに横方向の長さがある場合またはブレードの付い
たコンベヤが幾つかの連行ニブまたはブレードを介して
各製品と係合する場合には、間違って配列された製品が
速行装置を妨害するという望ましくない事態を招く。
更に、所望の位置からのずれがある場合、このずれは、
あるコンベヤから一層大きいスピードで進行している別
のコンベヤへ移行する際に一層大きくなるということも
考慮しなければならない。
更にまた、連行方向と直交する位置からの限られた変位
はある程度補償することができるが、例えば、製品が進
行方向に対して約45度の角度で配列されている場合に
は、例えば、堆積が生ずると、ある値を越えた変位は不
可逆なものとなり、従って、包装機械に製品が咬み込ま
れるという危険が生じ、この場合、包装機械自体の損傷
または閉塞が生じなくても機械の汚れを引き起こす。
本発明の目的は、上記した問題点を完全に除去するとと
もに、排出部において、製品の主たる軸線が進行方向に
対してできるだけ直交して配向するように製品を配列す
ることができる装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、著しく迅速かつ効率よく製品を配
向することができる方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、排出部において、製品の主た
る軸線が進行方向に対してできるだけ直交して配向する
ように製品を配列することができる装置を規制する方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本°発明の−の観点によれば、製品を移送しかつ主軸が
移送方向と直交するように製品を配向させる製品移送配
向装置が提供されている。この装置は、移送方向に動作
する少なくとも2つの製品コンベヤ構成体と、2つのコ
ンベヤ構造体に速度の異なる動きを付与することができ
る別体をなす駆動手段と、製品の配向を検出するととも
に、移送方向と直交する状態からの製品の主軸の変位を
示す少なくとも1つの信号を発生するセンサ手段と、セ
ンサ手段が発生する少なくとも1つの信号に対して感受
性を有しかつ変位を除去するためにコンベヤ構成体の移
送速度を変えるように駆動手段に作用することができる
制御手段とを備えることを特徴とする構成に係る。
本発明の別の観点によれば、移送方向に動作する少なく
とも2つの製品コンベヤ構成体と、2つのコンベヤ構造
体に速度の異なる動きを付与することができる別体をな
す駆動手段と、製品の配向を検出するとともに、移送方
向と直交する状態からの製品の主軸の変位を示す少なく
とも1つの信号を発生するセンサ手段と、センサ手段が
発生する少なくとも1つの信号に対して感受性を有しか
つ変位を除去するためにコンベヤ構成体の移送速度を変
えるように駆動手段に作用することができる制御手段と
を備えてなる製品を移送しかつ主軸が移送方向と直交す
るように製品を配向させる製品移送配向装置の操作を制
御する製品移送配向装置の操作制御方法が提供されてい
る。この方法は、製品の通過を検出する少なくとも2つ
の領域を形成するようにコンベヤ構成体の一方および他
方にそれぞれ近接してセンサ手段を配設する工程と、変
位の内容を識別するように前記2つの検出領域のうち製
品が最初に遭遇する検出領域に対応した製品の通過を検
出する工程と、変位を少なくするためにコンベヤ構成体
の動きの速度を変えるように第1の変位補正ステージに
おいて駆動手段に作用させて駆動手段の速度に差を設け
る工程と、2つの検出領域に対応して製品が通過する時
間の長さが補正を行なおうとする残りの変位を示すよう
に、前記2つの検出領域のうち製品が遭遇する・第二の
検出領域に対応した製品の通過を検出する工程と、残り
の変位をなくすためにコンベヤ構成体の動きの速度に差
を設けるように第2の変位補正ステージにおいて駆動手
段に作用する工程とを備えることを特徴とする構成に係
る。
(作用) 上記した構成の本発明に係る装置は、公知の原則を使用
して、異なる速度で進行させることができる2つの連行
構成体(例えば、エンドレスコンベヤベルト)からなる
コンベヤを提供することにより、2つの連行構成体上で
移送される製品の配向を変えることができる0例えば、
進行方向と「交差して」配列された製品を90°回転さ
せて、製品をr長手方向へ」進行させるために、この原
則を使用することは公知である。
また、上記した構成に係る本発明の方法においては、あ
る製品の主たる軸線が連行方向と正確には直交していな
い状態でその製品が進行していることが検出された場合
には、製品の所望の位置からからのずれの程度が検出さ
れるまで必要な補正操作の開始を待たせることは必要と
はされない。
(実施例) 以下、本発明を、添付図面に示す実施例に関して説明す
る。
第1図には、製品を自動包装する設備のコンベヤ装置が
、参照番号1により全体示されているが、かかる設備は
、第1図では全体としてではなく、一部として示されて
いる。
該設備は、例えば、チョコレートバーなどのような製品
の、いわゆる「マルチバック」包装体を形成する設備と
することができる。これらの包装体においては、各物品
は先づ、シート材料からなる袋により実質上構成され、
長平方向のシールが製品の下に配設され、しかも2つの
側方端部シールにより閉じられた構成の、実質上「フロ
ーバック」または「フオーム・フィル・シール」ラッパ
ーに入れる。
かかるラッパーの製造に関する一般的な説明は、本譲受
人の名義に係る米国特許筒4.761.937号に記載
されており、本発明は、かかるラッパーの製造に関する
ものではないので、本明細書においてはこの点について
のこれ以上の説明は省略する。
このようにしてつくられた各ラッパーは、第1図に示す
設備の部分において取扱われるべき製品Pを形成する。
より詳細に説明すると、各製品Pは、導入移送体即ち「
横にJ (”crosswise”)配設された、通常
エンドレスベルトタイプの導入コンベヤ2に到着し、そ
の後排出コンベヤ3へ向けて移送されるように、その主
たる軸線の1つ、通常は主軸が進行方向と略直交するよ
うに配設される。排出コンベヤ3は、例えば、一対のモ
ータ駆動のエンドレスによって構成することができる。
製品は次に、別の包装機械(図示せず)へ向けて更に移
送され、ここで、製品Pは、「マルチバック」として知
られている多数の包装体を形成するように一層大きい寸
法の「フローバック」または「フオーム・フィル・シー
ル」にグループ分けされる。
図示の実施例においては、製品Pは、カスケード(ca
scadel に配列された幾つかのコンベヤ、本実施
例では、第1の移送コンベヤ4、第1の配向コンベヤ5
、第2の移送コンベヤ6、整相(pha −sing)
コンベヤ7および第2の配向コンベヤ8を介して進めら
れながら、導入ベルト2から排出ベルト3へ移送される
第1の移送コンベヤ4は、製品Pが到着したときにこれ
を軽く押して製品の端部を長手方向に整合させるように
作用する、張設自在とすることができる公知のタイプの
ベルトリ3ガー(beltjogger)即ち整合装置
Sを備えている。
第1の配向コンベヤ5は、後述するように本発明に従っ
て構成される。
第2の移送コンベヤは、本発明を実施するためにニュー
トラルであると考えるべきであり、該コンベヤに製品P
のダイナミック体積(dynamic accumul
ation)を形成する。
整相コンベヤ7は、導入計量コンベヤ2と同様、連係す
る光電セルフaを備えている。計量コンベヤ2の同様の
光電セルは参照番号2aで示されている。整相コンベヤ
7は、製品Pを所定の基準、例えば、更に下流側に配置
されるコンベヤ(図示せず)の連行ブレードまたはニブ
に対して所定の移送関係で排出コンベヤ3へ向けて進行
させる機能を行なう。
第2の配向コンベヤ8は、上流側に配設された第1の配
向コンベヤ5と同様に構成することができる。
コンベヤ7および導入計量コンベヤ2の光電セルフaお
よび2aとの協働による製品Pの整相は、公知の基準に
従って行なうことができる。かかる基準は、本発明を理
解する上では関連性がないので、本明細書では、この点
についてのこれ以上の説明は省略する。この点について
の説明は、本譲受人に譲渡されたイタリア特許筒967
、479号および対応する英国特許筒1,412,67
9号に記載されている。
第1図に示すように、カスケードに配列された4つのコ
ンベヤ5乃至8はいずれも、並行して配設されかつ製品
Pの移送方向に配向された2つのベルトによって形成す
るのが好ましく、製品Pは該ベルトの上側のパス(pa
sslに載置される。各コンベヤのベルト相互の間隔は
、取扱われるべき製品の寸法即ちサイズに一層良好に適
合するように、選択的に調節自在とすることができる。
これは、公知の手段によって行なうことができる0種々
のコンベヤのアセンブリおよび駆動に関する基準も公知
である。
駆動は、通常、コンベヤを構成するバンド即ちベルトの
下側のパスを、移送面の下に配設されるそれぞれのモー
タ駆動のローラの上を通すことにより行なわれる。第1
図においては、かかるローラは、コンベヤを示す参照番
号に添え字を付して示されている。
第1図に示すコンベヤ装置においては、配向コンベヤ5
と移送コンベヤ6との間、移送コンベヤ6と調時コンベ
ヤ7との間および調時コンベヤ7ともう一方の配向コン
ベヤ8との間、更には配向コンベヤ8と排出コンベヤ3
との間のギャップを補う°補助コンベヤベルト9乃至1
2が配設されている。
補助コンベヤ9.10.11および12は、該コンベヤ
が補助するコンベヤを構成する対をなすベルト間の中央
位置に配置される。補助コンベヤ9乃至12は、カスケ
ードに配列された2つのコンベヤ間での製品Pの移送を
できるだけ円滑かつ一様に行なわせる機能を発揮する0
本発明者が行なった実験によれば、コンベヤの端部復帰
ループを形成するのに使用される手段(第1図に示す実
施例におけるようなロータまたは「フェザ−」(”fe
athers’“)として知られる単なる丸い形状体で
、過熱を防ぐように冷却される)があるにもに拘らず、
カスケードに配列されたベルト間での移送を行なう態様
が、製品Pの移送方向に対する製品の正確な配向保持に
影響を及ぼすことがわかった。
かくして、例えば導入コンベヤ2と移送コンベヤ4との
間および移送コンベヤ4と第1の配向コンベヤ5との間
での(即ち製品Pの配向が行なわれる前の)移送に関し
て補助コンベヤを配設する必要性は大きくないが、これ
らのコンベヤを下流側に設けるのは明らかに好ましい。
実際には、各補助コンベヤ9乃至12は、上側のパスが
カスケードに配列されている2つのコンベヤ間の移送領
域の中へ下から徐々に上昇する小さなエンドレスベルト
により構成される。かくして、移送されている製品Pは
、上流コンベヤのベルトが移送面の下に降下して排出ロ
ーラまたはロールの周囲を巻回し、かつ、下流側のコン
ベヤのベルトがそれぞれのコンベヤの導入ローラまたは
ロールを通過することにより、下から上昇するときに未
だ到着しでいない上記領域において正確に水平に配列し
た状態で支持される。このように、製品Pの下流側コン
ベヤへの正しい移送が確保されると、補助コンベヤ9乃
至12のコンベヤパスは徐々に降下して復帰パスを形成
する。
第1図に示す実施例に関する駆動を更に説明すると、補
助コンベヤ9と10は、製品の進行の速度を正確に対応
させろために、コンベヤ6の駆動の補助を行なうように
駆動させることができる。
補助コンベヤ11は、必要な場合には、整相コンベヤ7
の駆動を補助するように作動させることができ、一方、
補助コンベヤ12は排出コンベヤ3の駆動を補助させる
ように作動させることができる。
かかる選択は単に例示であって、本発明の構成に制限を
加^るものではない。
第2図は、配向コンベヤ5を構成する2つのベルト即ち
バンドを、これらのベルトと連係するモータ5aおよび
5bとともに示す仮想平面図である。
以下、主としてこのコンベヤについて説明するが、以下
の説明は、下流側に配設されるもう一方の配向コンベヤ
8にも実質上同じ態様で適用することができる。
上記したように、コンベヤ5の主たる目的は、第1およ
び2図並びに第4乃至6図において左側から右側へ向か
う進行方向を有するコンベヤの導入部に導かれ、主たる
軸線の1つ、一般的には、主軸X、が移送方向りに対し
て傾斜、即ち、90度以外の角度(第2図の角度αは0
度以外の角度)で上記方向に対して傾斜している各製品
Pが、コンベヤ5の排出部において正しい配向状態に戻
されるようにする、即ち、軸線X、を進行方向りと正確
に直交させる(α=0°)ようにすることにある。
本発明によれば、この目的は、製品Pの配置におけるエ
ラー即ち角度αの大きさと意味即ち内容(sense)
 とを検出すること、および該エラーを補正するように
モータ5aおよび5bの速度を変えることにより達成す
ることができる。実際には、製品Pの一方の端部が他端
部よりも進行しているかどうか、かつ、どの程度まで進
行しているかを検出し、より進行している端部が位置す
るベルトの進行速度を小さくするとともに、遅れている
端部が位置するもう一方のベルトを加速することにより
、位置的なエラーを消去する。
各製品Pの配置上のエラーを検出するためには、好まし
くは2つの光電セル13aおよび13b(・配向コンベ
ヤ8の場合には光電セル14aおよび14b)からなる
センサを使用する。
光電セル2aおよび7aと同様、これらのセルは商業的
に広く入手することができ、例えば、シック(SICK
1社(西ドイツ)により製造されているものを使用する
ことができる。
2つの光電セル13aおよび13bは、機能的に同等の
他の光学または非光学センサと置き換えることができる
が、反射により作動するタイプのものである。従って、
かかる光電セルは、周知の基準によれば、コンベヤ5の
2つのベルト間の橋のようにこれらのコンベヤバスの直
下を横方向に延びる反射スクリーン14(配向コンベヤ
8の場合にはスクリーン15)に向けて光線(赤外線の
ような可視領域外の放射線も含む)を放射する放射源を
含む、かくして、スクリーン14は、光源を内蔵する同
じハウジングに収容されかつ製品Pが移送される面の上
方に配設される、例えばフォトダイオードのような、光
感知素子に向けて光線を反射する。
光電セル13aおよび13bに対応した製品Pがない場
合には、光線は全てスクリーン14により反射され、光
感知素子により拾い上げられる。
しかしながら、製品Pが光電セルのハウジングと反射ス
クリーン14との間に介在しているときには、光線の伝
播通路が遮断され、対応する光電セルが検出信号を発生
する。
光電セル13aおよび13bは、一般には、製品Pの配
向の基準を構成する仮想バリヤBを画定するように製品
の移送方向りを横切って整合されるそれぞれの検出点1
6aおよび16bにおいて作用すると考えることができ
る。
伝播により作動する光電セルまたは同様の光学センサの
選択が、本発明においては好ましいと考えられる。
反射スクリーンを必要とせずに2つのコンベヤベルトS
上での製品Pの移送を検出する光学的または非光学的な
近接センサのような別のタイプのセンサも、当然に使用
することができる。
この種の手段は、各製品Pの2つの端部の移送が、・コ
ンベヤ5のベルトの略中夫の位置、即ち、製品Pの端部
が以下に詳細に説明する配向動作の際にコンベヤのベル
トに対して回転する中心をなす点T1およびT2と略整
合する位置(この領域はプロセスを制御しかつモデル化
するのが困難な場合により正確となる)において検出す
ることができるという利点を有する。
しかしながら、伝播により作動する光学センサを使用す
ることは、検出の信頼性および正確度を期する上から特
に好ましい。
近接センサの作動は、製品の表面特性とともに、当然の
ことであるが移送が検出される製品の形状およびサイズ
によっても大きな影響を受ける。
かかる用途においては、製品が被覆されていない場合、
あるいは製品が多少とも反射性があり、透明であり、あ
るいは着色されているなどの材料から形成されるそれぞ
れのラッパーにより既に覆われている場合があるので、
製品の寸法上の特性、特に、表面特性を予知することは
著しく困難である。
しかしながら、上記説明から明らかなように、当然にコ
ンベヤベルト5とは整合しない位置、通常は内側のベル
トの直後の位置に光学センサ13aよび13bを配置す
ると、以下に詳細に説明する基準に従って考慮しなけれ
ばならない検出エラーを生ずることになる。
第3図は、本発明に係る装置の制御システムの概略構造
を示す、このシステムには、光電セル13aおよび13
bが発生する検出信号を入力ゲートを介して受けるとと
もに、出力ライン18aおよび18bに、コンベヤベル
トを駆動するモータ5aおよび5bを作動するモータ作
動ユニット即ちアクチュエータ19aおよび19bに供
給されるそれぞれのフィードバック信号を出力するマイ
クロプロセッサ(モジュール17.22.23.24お
よび25)が使用されている。
キーボードまたは同様のデータ入カニニット20もまた
、マイクロプロセッサシステムの入力ゲートに接続され
、特に以下に詳細に説明する補正因子に関する、例えば
処理されている製品の異なるサイズについてのデータが
システムに入ることができるようにしている。
モータ5aおよび5bに関連する2つの位置検出器、一
般にはエンコーダまたはリゾルバが参照番号21aおよ
び21bで示されており、一般的なフィードバック制御
システムに従って、それぞれのカウンタ22aおよび2
2bにモータ5aおよび5b、従って、該モータにより
駆動されるベルトが到着する位置を示すオンオフタイプ
の信号を提供する。
説明を簡単にするため、以下、製品の進行方向に対して
左側にあるモータ5aにより駆動されるベルトを「第1
のベルト」と云い、もう一方のベルトを「第2のベルト
」と云うことにする。
従って、以下、エンコーダ21aとカウンタ22aはそ
れぞれ「第1のエンコーダ」および「第1のカウンタ」
と呼び、エンコーダ21bとカウンタ22bは「第2の
エンコーダ」および「第2のカウンタ」と呼ぶことにす
る。
2つのカウンタ22aおよび22bは、マイクロプロセ
ッサシステムの参照番号23で示すCPUの制御の下で
作動し、CPUは、特にカウンタ22aおよび22bを
選択的にリセットすることができる。メモリ24もまた
CPU23に接続され、補正とサイズに関するデータが
以下に説明するように、例えばキーボード20により、
メモリ24に入力される。
コントロールシステムのデータ指示バスが参照番号25
で全体示されており、ゲインが可変の2つの増幅器ユニ
ット28aおよび28bのぞれぞれの反転および非反転
入力部に接続された出力ライン27を有するディジタル
/アナログ(D/A)変換器26の入力部に接続されて
いる。各増幅器28aおよび28bの出力部は、それぞ
れの乗算器29aおよび29bの入力部の一方に接続さ
れ、乗算器のもう一方の入力部は、製品Pを配向させる
ために、モータ5aおよび5bの速度に加えられる変動
の如何に拘らず、ライン30においてコンベヤ5の基本
即ち基準速度を示す信号を受け・る。
実際には、この速度がコンベヤ5上の製品Pの進行の全
体速度を規定する。
以下に説明するように、配向コンベヤ5を制御する調整
システムは、配向の正しい補正を行なうように基本速度
に対するコンベヤの各ベルトの速度の増減を選択的に行
なう機能を有する。
乗算器29aおよび29bのそれぞれの出力信号は、ラ
イン30に存在する基本速度信号をも受信する加算器ユ
ニット30aおよび30bの各入力部に供給される。加
算器ユニット30aおよび30bの出力ラインは、上記
したモータ18aおよび18bを操縦するラインを構成
する。
乗算器29aおよび29bの機能は、主に、加算器ユニ
ット30aおよび30bによる正しい増減を、ライン3
0にありかつ基本速度の値に比例する基本速度信号に加
久ることにある。
即ち、実際にライン27にある補正信号は、所望の位置
からの製品Pの角度変位(角度α)にのみ依存し、乗算
器ユニット29aおよび29bにおいて行なわれる乗算
の結果としてコンベヤ5の移動の全体の速度に自動的に
加えられる。
増幅器28aおよび28bのゲインは、補正操作を行な
う速度、即ち、ライン27に存在する所定値のエラー信
号に対してアクチュエータ19aおよび19bに加えら
れる補正信号の強度を規定する。
増幅器28aおよび28bのゲインの正負の記号は、所
望の配向からの製品Pの検出された変位を意味するもの
となっている。
第2図と関連する第3図の実施例においては、エラー信
号は、製品Pの進行方向における製品の左側端部が右側
の端部よりも更に前方にあるときに正であるとされる。
この場合、エラーを補正するためには、左側のベルト即
ちモータ5aを減速し、右側のベルト即ちモータ5bを
加速することが必要となる。
このような理由から、モータ5aを制御する増幅器28
aのゲインはマイナスの記号で示されており、プラスの
記号はモータ5bを制御する増幅器28aのゲインを意
味している。
従って、逆に配向している場合、即ち、左側の端部が右
側の端部よりも後方にある場合には、ライン27に負の
エラー信号が発生し、左側のベルトを加速しかつ右側の
ベルトを減速するフィードバックが必要となる。
本発明の第1の可能な実施例においては、ライン27で
送信するためにディジタル・アナログ変換器26に送ら
れるべきエラー信号は、製品Pが光電セル13aの検出
点16aに到達して覆う時間と製品Pの反対側の端部が
もう一方の光電セル13bの検出点16bに到達する時
間との間に亘って与えられる。
製品が完全に整合されているとき(α=06)即ち製品
が理想的に配置されているときには、これらの時間は一
致し、エラー信号はなく、ライン30に存在する信号に
より識別される同じ速度で進行し続けるモータ5aおよ
び5bへの補正フィードバックはない。
これに対して、光電セル13aおよび13bに対応した
2つの通過時の間隔が大きくなると、所望の直交状態か
らの製品Pの変位が太き(なり、従って、変位を補償す
るためにモータ5aおよび5bに印加しなければならな
いフィードバック信号は一層大きくなる。
2つの光電セルの検出点に製品の2つの端部が到達する
時間の間の間隔の関数としてフィードバック信号を定め
るようにした上記したタイプの手段は、位置エラーを補
正するために、2つの時間の間の間隔を使用していない
という欠点を有している。
しかしながら、本発明の好ましい本実施例においては、
この時間間隔が補正の目的のために使用されている。
この点について、本発明は、製品の一方の端部が他方の
端部よりも進行している即ち所望の直交位置から変位し
ていることが確認されると、少なくとも部分的に変位を
補正するために介入することが既に可能であるという前
提に基づく。
かくして、第2図に示す場合には、製品Pの前縁が光電
セル13aの検出点16aに到達すると直ちに、モータ
5aにより駆動されるベルトの動きを減速すると同時に
、モータ5bにより駆動されるベルトを加速するために
補正を行なわなければならないことが容易にわかる。
かかる操作モードによれば、エラーの実際の大きさが検
出される前でも、該エラーを小さ(することができると
いう別の利点も得られる。
これは、第4.5および6図に示すシーケンスにより容
易に理解することができる。
第4乃至6図はいずれも、2つの部分に分割されている
。参照付号a)で示される上部は、光電セル13aの検
出点16aに対する製品Pの前縁すなわち一層進行して
いる縁部の位置を示す。下部b)は、同じ縁部の光電セ
ル13bの検出点16bに対する位置を示す。
しかして、前縁Pが光電セル13aの検出点に到達する
(第4図)と直ちに、本発明のシステムは、モータ5a
を減速し、モータ5bを加速するように介入する。
これにより、第2図に示す位置に関して製品Pに左方向
即ち反時計廻り方向の回転を付与し、位置エラーを低減
させるように製品の主軸X、を進行方向りと直交する位
置へ向ける(第5図)。
この補正動作は、縁部Pが光電セル13bの検出点16
bに到達するまで継続する(第6図)。
この時点において、残りの位置エラーは、最初の位置エ
ラー即ち配向コンベヤ5の入力部におけるエラーよりも
確実に小さくなる。即ち、コンベヤベルト5にある製品
Pが従う通路の残りの部分で補正されるべき残りの位置
エラーは、最初のエラーよりも確実に小さくなる。
本発明者によれば、コンベヤ5のベルトが予想される殆
どの用途において長さが約10乃至20cmであること
を考慮して、光電セル13aおよび13bは、コンベヤ
5の全長のほぼ中央に配置するのが好ましいことがわか
った。上記したように、2つのベルト間の距離は、処理
される製品Pのサイズにより選択的に調整自在とするこ
とができる・。
即ち、光電セル13aおよび13bにより画定される仮
想バリヤBの上流にあるコンベヤ5の部分は、少なくと
も現在の使用状態においては、製品PがバリヤBに到達
する前にコンベヤ5に完全に載置させるような長さとし
なければならない。
下流側の部分は、製品に対するベルトの速度を大きくす
ると製品Pがスライドして製品の制御が困難となるが、
このような結果を招来するベルトの速度の増加を必要と
せずに補正操作を有効に行なうことができるような長さ
としなければならない。
光電セル13aおよび13bが製品Pの前縁の妨害を受
ける間の時間に亘って行なわれる位置エラーの補正の最
初の段階においては、ライン26を介して供給されるフ
ィードバック信号が、第1の光電セルが製品Pの前縁の
妨害を受ける瞬間から開始する時間の経過とともに増大
する場合には、補正は一層有効であることがわかった。
実際には、これは、理想位置からの製品の変位が太き(
なるにつれて予備補正操作が一層有効となることを意味
する。
第7図のフローチャートは、かかる結果が第3図に示す
回路構成により得られることを示している 装置は参照番号100で全体示されるステージで始動し
、各製品Pが、配向ベルト5に導かれる。このコンベヤ
と上流側にあるコンベヤの速度は、−回にただ1つの製
品Pだけがコンベヤ5と係合するように調整される。こ
のように各製品がコンベヤ5に導入されると、第1のス
テージ101において、装置即ち実際にはCPU23が
製品Pの前縁による光電セル13aおよび13bの一方
の妨害を検出する。
次の決定ステージ102においては、装置は2つの光電
セルのうちとの光電セルが妨害を受けたかを識別する。
このようにして、所望の直交状態からの製品Pの変位の
内容が識別される(角度αは正または負)、変位の内容
は、変位の内容を識別する2つの異なる論理レベルにお
いてフラッグをセ・ツトすることにより、装置に記録さ
れる(ステージ103および104)。
例えば、第2および3図において採用されている構成に
おいては、第2図において鎖線で示す製品Pの変位(左
側の端部が右側の端部よりも進行している)は、正の変
位と考えることができ(フラッグは論理レベル「1」に
セットされ)、負は逆の意味の変位を示す(フラッグは
論理レベル「0」にセットされる。
変位の記号が識別されると、ユニット23(ステージ1
05)は、予めリセットされた(ステージ114)カウ
ンタ22aおよび22bを始動する。
製品Pの進行を示すカウント信号(本実施例においては
第1のカウンタ22aのカウント信号)が、ステージ1
03および104においてフラッグにより示される記号
を考慮して使用され、変換器26(ステージ106)に
供給される補正信号を発生する。この信号は、製品Pが
第1の光電セルを妨害した瞬間から開始する時間の経過
とともに徐々に増大する。このようにして、補正信号を
上記した基準に従ってライン27に発生することができ
、信号は、所望の直交状態からの変位がマークされるに
つれて一層増大する。この第1の補正ステージは、もう
一方の光電セルが製品Pにより妨害されるまで継続する
。しかしながら、制御ステージ1060においては、装
置は、製品の配置が長手方向に沿って著しく誤っている
ためにもう一方の光電セルを妨害しないことを示す最大
値を、カウント、例えば、第2のカウンタ22bのカウ
ントが越えていないことをチエツクする。
この場合、装置は、ステージ114へ真直ぐ行き、別の
製品についての別のサイクルの準備に備える。
本実施例においては、もう一方の光電セルが製品の妨害
を受ける場合には(ステージョ107)、位置エラーの
補正が既に行なわれている。
この時点で、第2のカウンタ22bはリセットされ(ス
テージ108)、第1のカウンタ22aのカウントと第
2のリセットされたカウンタ22bの力・ラントとの差
が、製品Pの両端部の相対的な変位を示すのに使用され
る。
カウント間の差が検出されると、残りの位置エラーを示
す信号が得られる。この信号は、ディジタル/アナログ
変換器26およびライン27へ供給されるべきフィード
バック信号として使用することができる。
光電セル13aおよび13bが製品Pの前縁の通過を検
出する位置16aおよび16bは、コンベヤベルト5に
対して通常は内方へオフセットされるので、2つのカウ
ンタ22aおよび22bのカウント間の差として得られ
る補正信号は、位置補正のための回転運動が行なわれる
中心をなす点あるいはむしろ領域T、とT2との間の、
製品Pの進行方向の実際の変位を低く見積る傾向がある
従って、完全に満足のいく補正を行なうためには、製品
Pのサイズと幾何学形状とを考慮した補正因子(KSI
)を、カウンタ22aおよび22bのカウント間の差と
して得られる補正信号に加えることが必要となる。
この補正因子は、ステージ110におけるメモリ24の
読取りの結果としてCPU23により読取られ、装置は
、第1の配向コンベヤ5の進行の全体の速度(実際には
ライン30に存在する基本速度)がある最大のしきい値
よりも小さいかどうかを検出する比較ステージ111へ
の結果(outcome)が正である場合にステージ1
10へ進む。
この比較操作について詳細に説明する。
ステージ110においてCPUにより定められる補正因
子は、エラーを補正するためにディジタル/アナログ変
換器26に実際に送られるフィードバック信号を発生さ
せるために使用することができるように、ステージ10
9で得られたフィードバック信号にステージ112にお
いて加えられる。
ステージ113およびカウンタがリセットされるステー
ジ114での操作が完了すると、装置はサイクルの繰返
しに備える(ステージ115)・。
ステージ111において、装置の進行の全体の速度が所
定のしきい値よりも大きいことを装置が検出した場合に
は、補正因子は印加されない。
ステージ111における比較に使用されるしきい値は、
コンベヤベルト5でのフィードバック操作が、補正因子
KSIを考慮した場合、激しすぎかつコンベヤベルト5
での製品Pの制御不能なスライドを引き起こすことにな
る速度よりもわずかに小さいかあるいは同等となるよう
に選択される。
このしきい値速度は、設備の特性と処理されている製品
Pの特性とに基づいて実験により容易に測定することが
できる。
この速度がステージ111における比較に対して負の結
果となる場合には、補正因子は印加されず、装置はステ
ージ113へ真直ぐに行く。
従って、少なくとも幾つかの場合には、コンベヤにより
出力される製品Pの位置(配向)の補正は、角度αが、
少なくとも幾つかの場合、依然として所望の角度である
0°とはわずかに異なっているので不完全であるという
ことができる。
従って、2つのコンベヤをカスケードに配設して、下流
側の配向コンベヤ、即ち、図示の実施例ではコンベヤ8
が、上流側の配向コンベヤにより残された位置に関する
わずかな残留エラーを最終的に補正することができるよ
うにするのが好ましい。
2つの配向コンベヤ5と8は、好ましくは該2つのコン
ベヤ間にあるコンベヤ9乃至12の1つのような補助コ
ンベヤとともにカスケードに直接配設して、製品Pを円
滑かつ一様に移送するとともに、上流の配向コンベヤに
より既に形成された整合を乱さないようにすることがで
きる。
しかしながら、2つの配向コンベヤ5と8との間に、(
第1図の実施例のセパレータコンベヤ6の場合における
ように)動的堆積機能を有する中間コンベヤまたはコン
ベヤ7のような整相コンベヤを介在させることができる
。この後者のタイプのコンベヤは通常は、中央位置(第
1図の光電セルフ°aの位置参照)での製品Pの通過を
検出し、従って、残留位置エラーは整相の結果に有意に
影響を及ぼさないことになる。
補正因子KSIのサイズ(ステージ110および112
)は、前もっては容易に定めることができない、この因
子は、比例係数(proportionalityco
efficient)により、製品の進行方向りと直交
する位置からの製品の変位の値(α)とリンクされる。
これは、簡単な幾何学的考察から明らかである。即ち、
製品の所望の直交位置に対する傾斜が大きくなると、光
電セルの検出点16aおよび16bと、製品の配向が行
なわれる点T、およびT2との間の変位が太き(なる、
比例係数は、製品の長さ即ちコンベヤベルトに対する製
品の端部の位置と、ベルトに対する製品Pの回転スライ
ドの割合に影響を及ぼす製品の幅との双方に関する製品
のサイズのような種々の因子の影響、あるいは製品また
はそのラッパーおよびベルトを構成する材料の特性の影
響を受ける。
このような点を考慮すれば、少なくとも発明者の現在の
知識レベルによれば、補正因子の大きさを定めるために
正確なモデル従ってアルゴリズムを提供することは一般
には可能ではない。
しかしながら、この因子即ち係数は、コンベヤ5の製品
Pの移動速度とは独立しているので、実験により容易に
定めることができる。
これにより、次の条件においては、簡単な手順によりコ
ンベヤ装置1を調整することができる。
取扱おうとする製品Pのサンプルを、移送方向りと直交
する方向に対して整合しない状態でコンベヤ5の入力部
に配置する。
次に、装置の始動を低速で、即ち、オペレータが上記し
た2つのステージでの不整合の補正を目視することがで
きる条件で行ない、その後必要であれば、出力部におい
て所望の配向を行なうために加えられるべき対応する補
正因子、即ち、変位に対する比例係数を識別する。
このように識別された係数は、確認され、例えば、キー
ボード20によってメモリ24に永久的に記憶される。
装置の操作の際は、CPU23は、・検出された変位を
乗することにより、ステージ112において印加される
べき補正係数KSIを算出することができる。
同様の調整操作を異なる特性を有する製品Pに対して行
ない、−組の係数をメモリ24に入力することにより、
装置は、操作において所望、の補正を行なうために、処
理されている製品Pに印加されるべき補正因子を算出す
ることができる。
(効果) 以上のように、本発明によれば、コンベヤ装置の製品排
出部において製品の主たる軸線が製品の進行方向に対し
てできるだけ直交して配向するように、製品を迅速かつ
効率よく配列することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置を2組配設した自動包装設備
の一部を示し図示簡略のために種々の部材が省略されて
いる斜視図、第2図は本発明に係る装置の構造と該装置
が解決しようとする課題を示す概略平面図、第3図は本
発明に係る装置の制御システムの構造を示すブロック図
、第4乃至6図は本発明に係る装置の動作を示す概略説
明図、第7図は第3図のブロック図で示されるシステム
の作動基準を示すフローチャート図である。 1・・・コンベヤ装置、2・・・導入コンベヤ、2a・
・・光電セル、3・・・排出コンベヤ、4・・・第1の
移送コンベヤ、5・・・第1ノ配向コンベヤ、6・・・
第2の移送コンベヤ、7・・・整相コンベヤ、7a・・
・光電セル、8・第2の配向コンベヤ、9.10.11
.1、2 ・−−補助コンベヤ、13a、13b。 14a、14b・−・光電セル、14.15・・反射ス
クリーン、16a、16b・・・検出点、17・・・入
力ゲート、18a、18b−・・出力ライン、19a、
19b・・・モータ作動ユニット、20・・・データ入
カニニット、21a、21b・・・エンコーグまたはリ
ゾルバ、22a、22b−・−カウンタ、5a、5b・
・・モータ、23・・・CPU、24・・・メモリ、2
5・・・データ支持パス、26・デイ°ジタル/アナロ
グ変換器、27・・・出力ライン、28a、28b・・
・増幅器ユニット、29a129b・・・乗算器ユニッ
ト、30a。 30b−−−加算器ユニット、101.102.103
.104.105.106.107.108.109.
110,111.112.113、114、115、1
060  ・ステージ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製品を移送しかつ主軸が移送方向と直交するよう
    に製品を配向させる装置において、 移送方向に動作する少なくとも2つの製品コンベヤ構成
    体と、 2つのコンベヤ構造体に速度の異なる動きを付与するこ
    とができる別体をなす駆動手段と、製品の配向を検出す
    るとともに、移送方向と直交する状態からの製品の主軸
    の変位を示す少なくとも1つの信号を発生するセンサ手
    段と、 センサ手段が発生する少なくとも1つの信号に対して感
    受性を有しかつ変位を除去するためにコンベヤ構成体の
    移送速度を変えるように駆動手段に作用することができ
    る制御手段とを備えることを特徴とする製品移送配向装
    置。
  2. (2)コンベヤ構成体は一般的なエンドレス構造を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. (3)コンベヤ構成体は製品を移送する上部パスをそれ
    ぞれ有するモータ駆動ベルトの形態をなすことを特徴と
    する請求項2に記載の装置。
  4. (4)センサ手段は光学センサからなることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. (5)センサ手段は製品のコンベヤ通路と交差する照射
    ビームの伝播により作動するセンサからなり、センサ手
    段と対応して製品が通過すると照射ビームを遮るように
    なっていることを特徴とする請求項1または4に記載の
    装置。
  6. (6)センサ手段は移送方向と交差して整合された一対
    のセンサからなり、製品が対をなすセンサに対応して通
    過する瞬間と瞬間との間の時間が変位を示すようになっ
    ていることを特徴とする請求項1、4および5のいずれ
    かに記載の装置。
  7. (7)センサはコンベヤ構成体との整合から外れて配設
    されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. (8)各コンベヤ構成体と連係する駆動手段を制御する
    制御手段は変位を示す少なくとも1つの信号が供給され
    る増幅器手段を備え、各増幅器手段のゲインは他方のコ
    ンベヤ構成体の駆動手段と連係する増幅器手段とは逆の
    記号を有しており、制御手段は更に増幅器手段の出力信
    号に作用するとともに製品移送の全体の速度を示す信号
    に作用する乗算器手段と、 乗算器手段が出力する信号と製品移送の全体の速度を示
    す信号とが供給される加算器手段とを備え、加算器手段
    の出力信号が駆動手段を操作することを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の装置。
  9. (9)制御手段は前記センサのうち製品が最初に遭遇す
    る一方のセンサと対応して製品が通過するときに起動す
    るカウンタ手段を備え、カウンタ手段のカウンタ信号は
    少なくとも前記センサのうち製品が遭遇する第2のセン
    サである他方のセンサと対応して製品が通過するまで変
    位を示す信号として使用されることを特徴とする請求項
    6に記載の装置。
  10. (10)制御手段は第2のセンサと対応して通過すると
    きにリセットされる別のカウンタ手段を備え、カウンタ
    手段のカウント信号と別のリセットされたカウンタ手段
    のカウント信号との差は製品が第2のセンサに対応して
    通過した後に変位信号を発生させるのに使用されること
    を特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. (11)変位信号に該変位信号と比例するのが好ましい
    所定の補正因子を印加する手段を更に備えることを特徴
    とする請求項7または10に記載の装置。
  12. (12)製品移送の全体の速度に対して感受性を有する
    とともに、製品移送の全体の速度が所定のしきい値レベ
    ルを越えたときに変位信号に補正因子が印加されるのを
    防止するしきい値機能体を備えることを特徴とする請求
    項11に記載の装置。
  13. (13)カウンタ手段は制御手段が汎用のフィードバッ
    クシステムに従って作動するように駆動手段の駆動を感
    知するそれぞれのセンサ素子により駆動されることを特
    徴とする請求項9または10に記載の装置。
  14. (14)センサ素子はエンコーダまたはリゾルバにより
    構成されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. (15)製品を移送するライン内で少なくとも1つの同
    様の装置とカスケードに配設されていることを特徴とす
    る請求項1乃至14のいずれかに記載の装置。
  16. (16)少なくとも1つの中間コンベヤがカスケードに
    配設された2組の同様の装置間に介在配設されており、
    該中間コンベヤは製品を整相する機能を有することを特
    徴とする請求項15に記載の装置。
  17. (17)少なくとも1つのコンベヤがカスケードに配設
    された2つの同様の装置間に介在配設されており、該コ
    ンベヤは製品を堆積する機能を有することを特徴とする
    請求項15または16に記載の装置。
  18. (18)製品を実質上乱すことなく移送することができ
    るように補助コンベヤがカスケードに配設された組をな
    すコンベヤ装置間の間隙に挿入配置されていることを特
    徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の装置。
  19. (19)移送方向に動作する少なくとも2つの製品コン
    ベヤ構成体と、2つのコンベヤ構造体に速度の異なる動
    きを付与することができる別体をなす駆動手段と、製品
    の配向を検出するとともに、移送方向と直交する状態か
    らの製品の主軸の変位を示す少なくとも1つの信号を発
    生するセンサ手段と、センサ手段が発生する少なくとも
    1つの信号に対して感受性を有しかつ変位を除去するた
    めにコンベヤ構成体の移送速度を変えるように駆動手段
    に作用することができる制御手段とを備えてなる製品を
    移送しかつ主軸が移送方向と直交するように製品を配向
    させる製品移送配向装置の操作を制御する方法において
    、 製品の通過を検出する少なくとも2つの領域を形成する
    ようにコンベヤ構成体の一方および他方にそれぞれ近接
    してセンサ手段を配設する工程と、 変位の内容を識別するように前記2つの検出領域のうち
    製品が最初に遭遇する検出領域に対応した製品の通過を
    検出する工程と、 変位を少なくするためにコンベヤ構成体の動きの速度を
    変えるように第1の変位補正ステージにおいて駆動手段
    に作用させて駆動手段の速度に差を設ける工程と、 2つの検出領域に対応して製品が通過する時間の長さが
    補正を行なおうとする残りの変位を示すように、前記2
    つの検出領域のうち製品が遭遇する第二の検出領域に対
    応した製品の通過を検出する工程と、 残りの変位をなくすためにコンベヤ構成体の動きの速度
    に差を設けるように第2の変位補正ステージにおいて駆
    動手段に作用する工程とを備えることを特徴とする製品
    移送配向装置の操作制御方法。
  20. (20)第1の変位補正ステージにおいて、製品が最初
    に遭遇する検出領域に対応した製品の通過から開始する
    コンベヤ構成体の動きの速度の差を徐々に増加させる工
    程を備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. (21)センサはコンベヤ構成体との整合から外れて配
    設されており、 変位信号に比例するのが好ましい所定の補正因子を変位
    信号に印加する工程を備えることを特徴とする請求項1
    9または20に記載の方法。
  22. (22)製品移送の全体の速度を検出する工程と、製品
    移送の全体の速度が所定のしきい値レベルを越えたとき
    に変位信号に所定の補正因子が印加するのを防止する工
    程とを備えることを特徴とする請求項21に記載の方法
  23. (23)前記補正因子はそれぞれの係数により変位に比
    例しており、しかも前記補正因子は a)直交状態から変位して装置の入力部に製品を配置す
    る工程と、 b)コンベヤ構成体により行なわれる変位の補正の有効
    性を検出ことができるように低速度で装置を進行させる
    工程と、 c)補正が有効である場合に、印加される補正因子と変
    位の値とを識別する工程と、 d)それぞれの係数を算出する工程と、 e)算出された係数を記憶する工程とにより制御される
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. (24)特性が異なる製品に対して前記工程a)乃至e
    )が繰返され、かつ、算出されたそれぞれの係数が記憶
    されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
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