JPH0311125Y2 - - Google Patents

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JPH0311125Y2
JPH0311125Y2 JP19709686U JP19709686U JPH0311125Y2 JP H0311125 Y2 JPH0311125 Y2 JP H0311125Y2 JP 19709686 U JP19709686 U JP 19709686U JP 19709686 U JP19709686 U JP 19709686U JP H0311125 Y2 JPH0311125 Y2 JP H0311125Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、多数積層された用紙その他直方体の
被包装物を包装紙に包んでその包装紙の突出片を
折畳んで重ね合わせる包装装置に関する。
(従来の技術) 本考案者は、特公昭57−40006号(昭和53年6
月19日出願)に於いて、直方体の被包装物を自動
包装する包装装置を提案した。この包装装置は、
上下昇降自在なテーブル上に包装紙及び被包装物
を重積載置し、このテーブルの下降と共に包装紙
の前後を起立させ、更にフインガーを往動させて
包装紙の突出片を自動的に折畳むことを要旨とす
るものである。この包装装置はコンパクトな構造
と一人の作業員により楽に量産処理がなされると
云う特筆すべき利点を有するもので、その後広く
好評を博するところとなつた。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記装置に於いては、フインガーの
往動時によつて折り込んだ包装紙の前後の折畳紙
片がフインガーの復動時の作業によつて引き戻さ
れることが散見され、そのまま封緘されると包装
仕上りの悪いものとなり、使用者から折込み済み
折畳紙片をたるみの無いように締め込むことが強
く望まれるようになつた。
本考案は、上記に鑑みなされたもので、フイン
ガーの復動時に既に復動の際に折込んだ包装紙の
後方折畳紙片が引戻されることがなく且つゆるみ
の無い仕上りになるように胴締めすることができ
る新規な包装装置を提供する。
(問題点を解決するための手段及び実施例) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の
実施例図に基づき説明する。第1図は本考案包装
装置の一実施例を示す縦断面図、第2図aは同装
置の胴締手段の斜視図、第2図b及び第2図cは
各々胴締め状態を示す斜視図と側面図、第3図及
び第4図は同装置の動作状態を示す概略図であ
る。
本考案の包装装置は、少なくても後方から前方
にかけての水平な包装作業経路を取るもので、直
方体状の被包装物Aを上面載置した包装紙Bの前
辺部分と後辺部分とを紙片起立手段3,41,5
9,59aによつて起立させて前方起立紙片B2
と後方起立紙片B1を被包装物Aの前後側面に
各々沿つて形成し、該状態の被包装物Aと包装紙
Bとを後方部から前方部にかけて前後に水平に往
復駆動されるフインガー手段4によつて、該手段
4の往動終端位置の固定フインガー手段5に向つ
て押出して通過させてこれら両手段4,5によつ
て起立紙片B1,B2を被包装物Aの上面及び左右
両側面上に折込んで左右に水平に突出した上部及
び下部の折畳紙片B3,B4を形成し、上記経路の
うち固定フインガー手段5の前方に設けられた上
部及び下部の折込手段6,7によつて折畳紙片
B3,B4を被包装物Aの左右両側面上に折込んで
いく包装装置において、上記固定フインガー手段
5の前方の上記水平な包装作業経路にその上方か
ら揺動可能に胴締手段65が垂下され、該胴締手
段65が上記上記作業経路に揺動可能に垂下され
た揺動桿66と、該揺動桿66の下端部に設けら
れた被包装物Aの移動方向に回動可能としたモー
タ67と、被包装物Aが上記往復動フインガー手
段4に押出されて固定フインガー手段5を通過中
に被包装物Aに上面の折畳前方紙片B2上を転動
して通過完了時に後方紙片B1上に当止する高摩
擦回転体68と、該回転体68と上記モータ67
の出力軸67aとの間に介設されて上記転動とは
逆方向の回転を止める一方向クラツチ69とから
構成され、上記モータ67が少なくても往復動フ
インガー手段4の復動開始時に上記転動方向に回
動されるようにしたことを特徴とするにある。
本包装装置の機台Fの概略の作業部位について
述べると、概ねその後半部分が被包装物Aの送り
出し及び包装紙Bの積層繰出部位、中央部が被包
装物Aと包装紙Bの重積折込部位、前半部が包装
紙Bの折畳及び粘着テープでの封緘部位とされて
いる。亦、該機台Fの下半部には包装紙Bを繰り
出す為の繰出装置1の繰出動作、テーブル3の昇
降運動及びフインガー部材4の前後往復動を遂行
する為の駆動手段9が装備されている。
被包装物Aを送り出す為の送り出し台15は第
1図に示す如く機台Fの後半部分上面に設けられ
ており、その下部に包装紙Bの積層繰出装置1が
配設されている。積層繰出装置1は、多数の包装
紙Bを積層する後方下がりの積層台11と、積層
された包装紙Bを最上部より1枚づつ繰り出す繰
出部材12と、繰り出された包装紙Bをテーブル
3上に送致させる送出ロール13とより成り、こ
れら積層台11、繰出部材12及び送出ロール1
3は、前記送り出し台15の下部で機台Fの側部
フレームに前後摺動自在に配設された支持枠10
に架設具備されている。
昇降テーブル3は、往復動フインガー手段4、
垂直固定板59及び抑止板59aと共に紙片起立
手段を成すと共に、中間基台F0に対し上下摺動
自在に保持された2本の上下スライド棒31,3
1により支持され、該スライド棒31,31の下
端に共軛的に固設されたブロツク32に対する後
記する駆動手段9の駆動力を受けて上下往復駆動
し、その上昇中包装紙Bを受止し上死点に達した
時、更に被包装物Aを積層受止して下降し、前後
に起立紙片B2,B1を形成し、下死点に於いてフ
インガー手段4が前後往復駆動する間停止するよ
うタイムプログラムが設定されている。
往復動フインガー手段4は、往復動支持板9
3,93に機台Fの両側部において固定された一
対の側板と、これら側板間の後方に固定された押
板42と、該押板の両端部に各々水平に上下に対
設された上部フインガー部片43,43と、下部
フインガー部片44,44と、両上部フインガー
部片43,43上に渡つて着脱自在に装着された
水平フインガープレート41とから構成されてお
り、後述するように駆動手段9によつて上記昇降
テーブル3と連動し往復駆動されるものである。
固定フインガー手段5は、上記往復動フインガ
ー手段4の往動終端位置付近の包装紙折畳・排出
台52上に往復動フインガー手段4と対向関係に
上部及び下部フインガー部片43,44間に入り
込むように配設されており、往復フインガー手段
4の往動によつて協働して起立紙片B1,B2を被
包装物Aの上面に上下に折畳まんとするものであ
る。
更に、包装紙折畳・排出台52の後端部直上に
は、機台Fの幅方向に横架する垂直固定板59
と、前後傾動自在な抑止板59aとが前後に接近
して並設され、これらは前方起立紙片B2を往復
フインガー手段4の往動時に挟持するようになさ
れ、また該抑止板59aは常時は圧縮スプリング
(図示省略)の復元弾力により起立し、上記フイ
ンガー手段4の復動時に作動杆(図示省略)を介
して上記圧縮スプリングの弾力に抗した押圧力を
受けてその上端が前方に傾動するようになされて
いる。
胴締手段65は、往復動フインガー手段4と固
定フインガー手段5とにより前後の起立紙片B1
B2を被包装物Aの上面に上下に折畳んだ後、両
側部に略水平に突出した上下の折畳紙片B3,B4
を折込む折込手段6,7に被包装物Aが移行し停
止する過程において作動するもので、折畳・排出
台52の後方部の固定フインガー手段5の前方に
設けられている。この位置には、基台の両側フレ
ームf間に支持棒66aが横架され、該支持棒6
6aのほぼ中央部に支持ブロツク66bが回動自
在に掴持され、更に該支持ブロツク66bには長
孔66c及び固定止具66dにより揺動桿66が
上下位置調整自在に吊設されている。そして該揺
動桿66の下端にはブラケツト66eを介して小
形電動モータ67が取付けられている。ブラケツ
ト66eの貫通孔から突設されたモータ67の出
力軸67aには、一方向クラツチ69を介して円
筒状の回転体68が取付けられている。一方向ク
ラツチ69は、被包装物Aの移動方向(矢印Dで
示す)に沿つた回転体68の出力軸67aに対す
る相対的フリー回転を許容するが、その反方向
(矢印d)への回転を不可とすると共にこの相対
回転下可の状態ではモータ67の回転駆動力を回
転体68に伝達する(上記矢印D方向に)もので
ある。回転体68の外周面の2本の平行な溝に
は、紙に対して摩擦係数の大きいゴム製O−リン
グ68a,68aが各々環装されている。
折込手段6,7は、両側部に突出した下方の折
畳紙片B4を上方に半開きに折り上げるように前
方上向きに傾斜した上辺71を有した第1の折込
部材70,70と、該折込部材の上方に支持手段
によつて背後の案内手段を介して各々上下動自在
に吊設され包装紙の同じく両側部に突出した上方
の折畳紙片B3を半開きの下方の折畳紙片B4の間
に折込む略凸形状の折込板60,60(カム板6
2の往復動によつて、従動ピン63を介して上下
動される)と、上記折込部材70,70の前方に
隣接され半開きの下方の折畳紙片B3を間に折込
まれた上方の折畳紙片B3上に完全に折込む直角
三角形状の第2の折込部材75,75とから構成
されている。
折畳手段8は、折込板60の上動に従つて外側
に反つたカム板61によつてローラ81を介して
外側に傾動される傾動板82と、該傾動板82を
支持する蝶番83と、該傾動板82の内側に突設
された突片84とから形成されており、被包装物
Aの上方に突出した下部折畳紙片B4の先端部を
被包装物Aの上面に折畳むものである。
本包装装置に使用している封緘テープ貼付装置
2a,2bは、タイムプログラムに従つて回動さ
れるテープリールから繰出されるテープをカツタ
ーで切断後、切断テープ短片tを包装紙Bの各合
せ目に貼付するもので、往復動フインガー手段4
及び固定フインガー手段5により前後に折り畳ま
れた包装紙Bの突出紙片B1,B2〔第2図b参照〕
を左右に封緘し得る位置P1と、上記折込手段6,
7により突出紙片B1,B2の上面に折り畳まれた
折畳紙片B3,B4〔第2図b参照〕を前後方向に封
緘し得る左右2つの位置P2とに配設されている。
駆動手段9は、モータ90と、該モータ90の
回転軸に固設されたクランク91と、該クランク
91に連設された連結杆92の先端に枢着され上
端で前記フインガー手段4を架設支持する左右一
対の支持板93,93と、該支持板93,93の
下端を連架し左右一対のスライド棒941,94
1によつて前後摺動自在に保持されたスライドブ
ロツク94と、該スライドブロツク94に固設さ
れ上面に水平カム面951及び該水平カム面95
1の前方に連続して上向きに傾斜した傾斜カム面
952を具備した板カム95と、前端が中間基台
F0の下面に支持片961を介して枢着され後端
が前記昇降テーブル3のブロツク32に長孔96
2を介して係止されると共にその途中に上記板カ
ム95の水平カム面951及び傾斜カム面952
上を転動するローラ963を具備したクランク9
6とより成る。
(作用) 上記構成の包装装置を用いて被包装物を包装す
る要領を略述する。
先ず送り出し台2上に被包装物Aを載せ、また
積層繰出装置1に多数の包装紙B…を積層する。
モータ90をスイツチONしてクランク91を矢
印S方向に回転させる。このクランク91の回転
に伴い連結杆92の作用を受けて支持板93,9
3が後退し、これに伴い板カム95のカム面95
1,952上をローラ963が転動し、該ローラ
963が傾斜カム面952上をその傾斜に沿つて
転動を開始すると、クランク96がその前端枢着
点を支点として上方に揺動し、この揺動作用を受
けてブロツク32及びスライド棒31,31が上
向きに摺動し、昇降テーブル3が上昇を開始す
る。同時に送出ロール13が作動し、繰出部材1
2により少許繰り出された包装紙Bの前端を挾持
し、その回転力により包装紙Bに逸早く上昇中の
テーブル3上に送致される〔第3図イ参照〕。こ
の場合積層繰出装置1の前後位置を調整すること
により、実質的に送出ロール13の前後位置が包
装紙Bの大きさに応じて予め調整可能とされてい
るから、包装紙Bのテーブル3上への送致の際、
包装紙Bの前辺が垂直固定板59と抑止板59a
との間に、一方後辺がフインガー手段4上に適正
に夫々挿入・載置される。
テーブル3が上死点に達した時、手操作により
送り出し台15上の被包装物Aをテーブル3上に
送り出し、包装紙B上に重積させる〔第3図ロ参
照〕。この上死点ではテーブル3を暫し静止させ
ることが望ましく、その為、図には示さないが上
記支持板93が復動終端位置に来た時、リミツト
スイツチを押して自動的にモーター90の回転を
停止させるようになされている。
上記の如くテーブル3上に包装紙B及び被包装
物Aを正しく載置出来たのを確認して再びモータ
ー90のスイツチをONすると、クランク91の
回転に伴いローラ963が板カム95の傾斜カム
面952に沿つて滑り降りテーブル3は急速に下
降する。同時に支持板93,93の往動も開始さ
れ、この支持板93,93の往動により包装紙B
が一枚だけ繰り出される。ローラ963が水平カ
ム面951上を転動し始めてテーブル3が下死点
に達した時にはテーブル3がそのまま静止し且つ
抑止板59aが起立して固定板59とにより包装
紙Bの前端部を挟持し、フインガー手段4がテー
ブル3上を通過することとなる〔第3図ハ参照〕。
斯かるテーブル3の下降静止とフインガー手段4
の往復動のタイムプログラムは、板カム95の形
状、テーブル3の上下ストローク幅及びフインガ
ー手段4の往動開始点の位置の設定等により適正
になされる。そしてテーブル3の下降の際、包装
紙Bの前辺は上記抑止板59a及び固定板59に
より挟持されて引つ張られるようになつて起立
B2し、また後辺はフインガー手段4の水平フイ
ンガー部片41により起立B1し、これら起立紙
片B1,B2は、前記抑止板59aと固定板59と
の挟持抵抗を受けて前後に引つ張られて所謂胴押
えがなされ、包装紙Bは弛むことなく被包装物A
の形状に忠実に折り畳まれる。
フインガー手段4が包装紙Bの上から被包装物
Aにあたつてその押し出しを開始すると、水平フ
インガープレート41及び天板51によりこれら
起立紙片B1,B2は被包装物Aの上面に上下(後
方起立紙片B1が下側になるよう)に折畳まれ、
その左右側部は上部及び下部フインガー部片4
3,44及び固定フインガー手段5により被包装
物Aの側部に折り込まれる。
更に往復動フインガー手段4により被包装物A
が天板51及び折畳・排出台52の間を押し出さ
れていくと、その進行に伴い胴締手段65は上方
に押し上げられると共に該胴締手段65の回転体
68が被包装物Aの上面に折畳まれた前方起立紙
片B2上を転動する。この時該回転体68の周体
に環装されたOリング68aの摩擦抵抗により前
方起立紙片B2が後方に押し戻されるようになり
この部分の胴締がなされる。更に被包装物Aが進
行して上記回転体68が同じく被包装物Aの上面
に折畳まれた後方起立紙片B1に至ると、ここで
被包装物Aは一旦停止する。この時、胴締手段6
5のモータ67が作動し、該モータ67の駆動力
を受け且つ一方向クラツチ69の作用により回転
体68が第2図cの矢印D方向に回転し、Oリン
グ68aの摩擦抵抗により後方起立紙片B1を前
方に強制的に押しやりこの部分の胴締がなされる
のである。
そして上記と並行して第4図イ,ロ,ハに示す
如く、下側の折畳紙片B4,B4は後部折込部材7
0,70によつて上方に半開き状態に折り上げら
れ且つ上側の折畳紙片B3,B3はカム板62の支
持板93による復動に連動する折込板60,60
の下動によつて半開きの折畳紙片B4,B4内にき
れいな折り込線の下で折り下げられる。
次いで封緘テープ貼付装置2aによつて前後の
包装紙の折畳まれた起立紙片B1,B2の重ね合せ
部にテープ短片tが接着される。そして被包装物
Aの進行が再開され、順次押出されていくに従つ
て、半開きの折畳紙片B4,B4は、前部折込部材
75,75によつて完全に被包装物Aの両側部に
折込まれ、それらの先端部分はその上面から突出
する。これら下方の折畳紙片B4,B4の上方に起
立した先端部分は、次の折込手段8の左右傾動板
82,82が外側に傾動していた位置から内側に
起立状態に揺動することによつて、その突出片8
4,84の作用を受けて被包装物Aの上面に折畳
まれ、封緘テープ貼付装置2bによつてテープ短
片tで前後方向に接着され、全ての包装作業が完
了する。
(考案の効果) 上述の如く、本考案の包装装置によれば、胴締
手段65は揺動桿66の下端部に取付けたモータ
67の出力軸67aに一方向クラツチ69を介し
て回転体68を装着しており、モータ67は被包
装物Aの移動方向に回動し且つ一方向クラツチ6
9は同じく被包装物Aの移動方向にのみ回転体6
8の回転を許容するため、被包装物Aが移動して
来るときに被包装物A上において回転体68は上
記出力軸67aに対し相対的にフリー回転し、被
包装物Aの上面に折畳まれた前方起立紙片B2
胴締をなすと共に、同じく折畳まれた後方の起立
紙片B1上においてモータ67を回動することに
よつて、一方向クラツチ69をして回転体68を
進行方向に回転せしめ該後方起立紙片B1を前方
起立紙片B2の下に締込むことができ、きれいな
仕上りの包装を行うことが可能となり、包装の自
動化の質的向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案包装装置の一実施例を示す縦断
面図、第2図aは同装置の胴締手段の斜視図、第
2図b及び第2図cは各々胴締め状態を示す斜視
図と側面図、第3図及び第4図は同装置の動作状
態を示す概略図である。 符号の説明、3,41,59,59a……紙片
起立手段、3……昇降テーブル、4……往復動フ
インガー手段、5……固定フインガー手段、6,
7……折込手段、65……胴締手段、66……揺
動桿、67……モータ、67a……出力軸、68
……高摩擦回転体、69……一方向クラツチ、A
……被包装物、B……包装紙、B1……後方紙片、
B2……前方紙片、B3……上部折畳紙片、B4……
下部折畳紙片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくても後方から前方にかけての水平な包装
    作業経路を取るもので、直方体状の被包装物Aを
    上面載置した包装紙Bの前辺部分と後辺部分とを
    紙片起立手段3,41,59,59aによつて起
    立させて前方起立紙片B2と後方起立紙片B1を被
    包装物Aの前後側面に各々沿つて形成し、該状態
    の被包装物Aと包装紙Bとを後方部から前方部に
    かけて前後に水平に往復駆動されるフインガー手
    段4によつて該手段4の往動終端位置の固定フイ
    ンガー手段5に向つて押出して通過させてこれら
    両手段4,5によつて起立紙片B1,B2を被包装
    物Aの上面及び左右両側面上に折込んで左右に水
    平に突出した上部及び下部の折畳紙片B3,B4
    形成し、上記経路のうち固定フインガー手段5の
    前方に設けられた上部及び下部の折込手段6,7
    によつて折畳紙片B3,B4を被包装物Aの左右両
    側面上に折込んでいく包装装置において、上記固
    定フインガー手段5の前方の上記水平な包装作業
    経路にその上方から揺動可能に胴締手段65が垂
    下され、該胴締手段65が上記作業経路に揺動可
    能に垂下された揺動桿66と、該揺動桿66の下
    端部に設けられた被包装物Aの移動前方向に回動
    可能としたモータ67と、被包装物Aが上記往復
    動フインガー手段4に押出されて固定フインガー
    手段5を通過中に被包装物A上面の折畳前方紙片
    B2上を転動して通過完了時に後方紙片B1上に当
    止する高摩擦回転体68と、該回転体68と上記
    モータ67の出力軸67aとの間に介設されて上
    記転動方向とは逆方向の回転を止める一方向クラ
    ツチ69とから構成され、上記モータ67が少な
    くても往復動フインガー手段4の復動開始時に上
    記転動方向に回動されるようにしたことを特徴と
    する包装装置。
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