JPH03110738A - カラー受像管用インライン型電子銃 - Google Patents
カラー受像管用インライン型電子銃Info
- Publication number
- JPH03110738A JPH03110738A JP24830389A JP24830389A JPH03110738A JP H03110738 A JPH03110738 A JP H03110738A JP 24830389 A JP24830389 A JP 24830389A JP 24830389 A JP24830389 A JP 24830389A JP H03110738 A JPH03110738 A JP H03110738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular body
- small opening
- electrode
- welding
- electric field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 24
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 15
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、カラー受像管用の電子銃、と(に大口径の主
集束レンズ電界を生成するインライン型電子銃に関する
ものである。
集束レンズ電界を生成するインライン型電子銃に関する
ものである。
従来の技術
一般に、カラー受像管用の電子銃は、その最終加速電極
たる陽極と集束電極との間に3つの主集束レンズ電界を
生成する。そして、この主集束レンズ電界で集束作用を
受けた3電子ビームは偏向作用を受けて蛍光面に射突し
、蛍光面上に赤、緑および青のビームスポットをつくる
。このビームスポットは再生画像の画素となるので、で
きるだけ径小にしてかつ真円に近い形状を有しているこ
とが望ましく、そのためには、できるだけ大きい口径の
主集束レンズ電界を生成せしめて、球面収差による影響
を少ならしめることが重要となる。
たる陽極と集束電極との間に3つの主集束レンズ電界を
生成する。そして、この主集束レンズ電界で集束作用を
受けた3電子ビームは偏向作用を受けて蛍光面に射突し
、蛍光面上に赤、緑および青のビームスポットをつくる
。このビームスポットは再生画像の画素となるので、で
きるだけ径小にしてかつ真円に近い形状を有しているこ
とが望ましく、そのためには、できるだけ大きい口径の
主集束レンズ電界を生成せしめて、球面収差による影響
を少ならしめることが重要となる。
特公昭63−893号公報に開示されているインライン
型電子銃では第3図および第4図に示すように、最終加
速電極たる陽極1と集束電極2とを、水平方向径が垂直
方向径よりも大きい金属筒体で形成し、それぞれの内部
空間を仕切り片たる四角枠状の電界補正用電極片3.4
で、水平方向へ実質的に3分割している。この場合、画
電極1.2の相対向部に3つの大口径の主集束レンズ電
界を生成せしめ得るのであり、電極片3,4のそれぞれ
の両翼部に、凹溝3a、4aを電界補正手段として設け
ている。
型電子銃では第3図および第4図に示すように、最終加
速電極たる陽極1と集束電極2とを、水平方向径が垂直
方向径よりも大きい金属筒体で形成し、それぞれの内部
空間を仕切り片たる四角枠状の電界補正用電極片3.4
で、水平方向へ実質的に3分割している。この場合、画
電極1.2の相対向部に3つの大口径の主集束レンズ電
界を生成せしめ得るのであり、電極片3,4のそれぞれ
の両翼部に、凹溝3a、4aを電界補正手段として設け
ている。
発明が解決しようとする課題
このように、主集束レンズ電界を生成する陽極1および
集束電極2をそれぞれ横長の金属筒体で形成し、その内
部空間を仕切る電極片3,4を前記金属筒体の各長辺壁
に抵抗溶接またはレーザ溶接するのであるが、溶接時の
加圧や熱応力によって横長開口部に機構的歪みを生じや
すい。また、電極片3,4の溶接代の関係等から両者の
接合部5に20μm程度の隙間を有せしめることもあっ
て、電界補正用電極片の対称軸線6が陽極1または集束
電極2の対称軸線7からΔdだけ位置ずれすることが少
なくなく、このようなことがあると、予定の電界補正作
用を満足に得ることができなくなる。このようなことか
ら、生成される主集束レンズ電界に不本意な歪みが生じ
ると、蛍光面上に得られるビームスポットにも第5図に
示すような歪みを生じる。すなわち、高輝度のコア部8
に低輝度のへイズ部9が付随した非円形のビームスポッ
トになってしまうので、良質の再生画像を得ることがで
きなくなる。
集束電極2をそれぞれ横長の金属筒体で形成し、その内
部空間を仕切る電極片3,4を前記金属筒体の各長辺壁
に抵抗溶接またはレーザ溶接するのであるが、溶接時の
加圧や熱応力によって横長開口部に機構的歪みを生じや
すい。また、電極片3,4の溶接代の関係等から両者の
接合部5に20μm程度の隙間を有せしめることもあっ
て、電界補正用電極片の対称軸線6が陽極1または集束
電極2の対称軸線7からΔdだけ位置ずれすることが少
なくなく、このようなことがあると、予定の電界補正作
用を満足に得ることができなくなる。このようなことか
ら、生成される主集束レンズ電界に不本意な歪みが生じ
ると、蛍光面上に得られるビームスポットにも第5図に
示すような歪みを生じる。すなわち、高輝度のコア部8
に低輝度のへイズ部9が付随した非円形のビームスポッ
トになってしまうので、良質の再生画像を得ることがで
きなくなる。
課題を解決するための手段
本発明によると、主集束レンズ電界を生成するための集
束電極およびこれに隣接した陽極の少なくとも一方を、
垂直方向径よりも大きい水平方向径を有する金属筒体と
、この金属筒体の内部空間を水平方向に実質的に3分割
する電界補正用電極片とで構成するインライン型電子銃
において、前記金属筒体にレーザ溶接用の小開口を有せ
しめる。すなわち、前記金属筒体は前記電極片との接合
部に小開口を有し、前記電極片とは前記小開口を通じて
レーザ溶接される構成となす。
束電極およびこれに隣接した陽極の少なくとも一方を、
垂直方向径よりも大きい水平方向径を有する金属筒体と
、この金属筒体の内部空間を水平方向に実質的に3分割
する電界補正用電極片とで構成するインライン型電子銃
において、前記金属筒体にレーザ溶接用の小開口を有せ
しめる。すなわち、前記金属筒体は前記電極片との接合
部に小開口を有し、前記電極片とは前記小開口を通じて
レーザ溶接される構成となす。
作用
このように構成すると、電界補正用電極片に溶接代とし
ての折り曲げ部が不必要となり、しかも、この電極片を
金属筒体内に嵌合させた状態で、その外側から的確なレ
ーザ溶接ができ、溶接で溶けた電極片部分は小開口内に
入り込み金属筒体と一体化されるので、前述のようなセ
ンター位置のずれや、これによるレンズ電界の歪みを軽
減させることができる。
ての折り曲げ部が不必要となり、しかも、この電極片を
金属筒体内に嵌合させた状態で、その外側から的確なレ
ーザ溶接ができ、溶接で溶けた電極片部分は小開口内に
入り込み金属筒体と一体化されるので、前述のようなセ
ンター位置のずれや、これによるレンズ電界の歪みを軽
減させることができる。
実施例
つぎに、本発明を図面に示した実施例とともに説明する
。
。
第1図に示す陽極10は、垂直方向径よりも大きい水平
方向径を有する横長の金属筒体11と、この金属筒体1
1の内部空間を水平方向に実質的に3分割するための一
対の平板状の電界補正用電極片12.13とからなり、
各電極片12.13は横長開口14側の一辺に、電界補
正手段としての凹溝12a、13aをそれぞれ有してい
る。また、各電極片12.13は金属筒体11の横長開
口14の周縁部に密に嵌合している。嵌合部に許容され
る隙間は数μm程度である。一方、金属筒体11は各電
極片12.13と接合する適所に適数個の小開口15を
有し、この小開口15を通じて施されたレーザ溶接によ
って、一対の電極片12.13と一体に結合されている
。
方向径を有する横長の金属筒体11と、この金属筒体1
1の内部空間を水平方向に実質的に3分割するための一
対の平板状の電界補正用電極片12.13とからなり、
各電極片12.13は横長開口14側の一辺に、電界補
正手段としての凹溝12a、13aをそれぞれ有してい
る。また、各電極片12.13は金属筒体11の横長開
口14の周縁部に密に嵌合している。嵌合部に許容され
る隙間は数μm程度である。一方、金属筒体11は各電
極片12.13と接合する適所に適数個の小開口15を
有し、この小開口15を通じて施されたレーザ溶接によ
って、一対の電極片12.13と一体に結合されている
。
かかる陽極10は最終加速電極となるもので、これと同
様に構成された集束電極(図示せず)と、横長開口14
同士が向き合うように隣接して配列され、両電極間に3
つの主集束レンズ電界が生成される。
様に構成された集束電極(図示せず)と、横長開口14
同士が向き合うように隣接して配列され、両電極間に3
つの主集束レンズ電界が生成される。
第2図に示す実施例のものでは、横長の金属筒体11の
内部空間を水平方向に実質的に3分割する電界補正用電
極片16が、3つの円形の電子ビーム通過孔17,18
.19を有しており、金属筒体11は電極片16との接
合部に適数個の小開口15を有し、この小開口15を通
じて施されたレーザ溶接によって電極片16と一体に結
合されている。
内部空間を水平方向に実質的に3分割する電界補正用電
極片16が、3つの円形の電子ビーム通過孔17,18
.19を有しており、金属筒体11は電極片16との接
合部に適数個の小開口15を有し、この小開口15を通
じて施されたレーザ溶接によって電極片16と一体に結
合されている。
発明の効果
本発明は前述のように構成されるので、主集束レンズ電
界を生成するための集束電極および陽極の少なく一方を
精度よく構成でき、センターずれを生じることによる主
集束レンズ電界の歪みやビームスポットの形状歪みを軽
減でき、高解像度特性のカラー受像管を得ることができ
る。
界を生成するための集束電極および陽極の少なく一方を
精度よく構成でき、センターずれを生じることによる主
集束レンズ電界の歪みやビームスポットの形状歪みを軽
減でき、高解像度特性のカラー受像管を得ることができ
る。
第1図は本発明を実施したカラー受像管用インライン型
電子銃の陽極の一部破断斜視図、第2図は本発明の他の
実施例の陽極の一部破断斜視図、第3図は従来のインラ
イン型電子銃の陽極および集束電極の側断面図、第4図
は同陽極の正面図、第5図は形状歪みを生じたビームス
ポットの説明図である。 10・・・・・・陽極、11・・・・・・金属筒体、1
2,13゜16・・・・・・電界補正用電極片、14・
・・・・・横長開口、15・・・・・・小開口。
電子銃の陽極の一部破断斜視図、第2図は本発明の他の
実施例の陽極の一部破断斜視図、第3図は従来のインラ
イン型電子銃の陽極および集束電極の側断面図、第4図
は同陽極の正面図、第5図は形状歪みを生じたビームス
ポットの説明図である。 10・・・・・・陽極、11・・・・・・金属筒体、1
2,13゜16・・・・・・電界補正用電極片、14・
・・・・・横長開口、15・・・・・・小開口。
Claims (1)
- 主集束レンズ電界を生成するための集束電極およびこれ
に隣接した陽極の少なくとも一方が、垂直方向径よりも
大きい水平方向径を有する金属筒体と、この金属筒体の
内部空間を水平方向に実質的に3分割する電界補正用電
極片とからなり、前記金属筒体は前記電極片との接合部
に小開口を有し、前記電極片とは前記小開口を通じてレ
ーザ溶接されていることを特徴とするカラー受像管用イ
ンライン型電子銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24830389A JP2921878B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー受像管用インライン型電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24830389A JP2921878B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー受像管用インライン型電子銃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03110738A true JPH03110738A (ja) | 1991-05-10 |
JP2921878B2 JP2921878B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17176070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24830389A Expired - Fee Related JP2921878B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | カラー受像管用インライン型電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2921878B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24830389A patent/JP2921878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2921878B2 (ja) | 1999-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |