JPH0310949Y2 - - Google Patents

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JPH0310949Y2
JPH0310949Y2 JP1988101073U JP10107388U JPH0310949Y2 JP H0310949 Y2 JPH0310949 Y2 JP H0310949Y2 JP 1988101073 U JP1988101073 U JP 1988101073U JP 10107388 U JP10107388 U JP 10107388U JP H0310949 Y2 JPH0310949 Y2 JP H0310949Y2
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JP
Japan
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pinch
hanging rod
hanger
fitting
hanging
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JP1988101073U
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JPH0222795U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂製のピンチ付ハンガーに関す
るものである。
(従来の技術) この種のピンチ付ハンガーには実公昭60−
16380号公報のものがあり、ずぼんなどを掛ける
掛杆にピンチを回動、移動可能に取付けた構造を
有する。
(技術的課題) ところが前記のような従来の構造では、ピンチ
を摘もうとして手を触れたときに、ピンチが回つ
てしまいうまく取付けられない問題が生ずる。両
手を使えば問題はなくなるが、片手はピンチに挾
む衣類等でふさがつているのが普通であるから著
しく作業性を損なう。
本考案の課題は前記の点を解決し、片手操作で
ピンチを容易に扱うことができるようにすること
にある。
(技術的手段) 前記課題を達成するため本考案は、ハンガー本
体の掛杆2に1又は2以上のピンチ4を取付けた
ピンチ付ハンガーに於て、前記掛杆2の一端部を
ハンガー本体1に着脱可能に嵌合するため、前記
一端部に長手方向へ突出した、掛杆断面より小形
の嵌合突起13を設けるとともに、該突起13を
嵌合させる嵌合凹部14を本体側に設け、前記ピ
ンチ4が前記掛杆2に摺動可能に挿通され、かつ
ピンチ4は挿通孔5と掛杆2との係合により少な
くとも一方の挾持片6aが掛杆2に対し一定の吊
下姿勢を保持し、さらに掛杆2の前記一端部から
嵌合突起13を通過して取外されるように構成す
るという手段を講じたものである。
(作用) 上記の如く構成されたピンチ付ハンガーは、掛
杆2と、ピンチ4の挿通孔5との係合を利用し
て、ピンチ4の取付状態を例えば第1図、第3図
に示す略垂直の姿勢に設定することができ、いず
れの姿勢でも各ピンチ4は一方の挾持片6aが掛
杆2と係合しているため掛杆2の軸回りに逃げる
ことがなく、ピンチ4に衣類等を挾むときは他方
の挾持片6bが一方に対して開くこととなる。
各ピンチ4は軸方向(掛杆2の長手方向)へ摺
動可能であり、ピンチ4の掛杆2に対する姿勢
(角度)を変えたり、また掛杆2から取外したり
するのは嵌合手段3で掛杆2を本体側から外して
行なえば良い。
(実施例) 図面を参照して説明すると、ハンガー本体1は
上部に傾斜枠10、下部に掛杆2を有する枠形で
掛杆2の左右に連絡部11,12を有する。掛杆
2の一端部は連絡部11から分離されており、掛
杆2の先端部に形成された略T字型の嵌合突起1
3と、該連絡部11の一部の側面に開口された嵌
合凹部14とから成る嵌合手段3によつて着脱可
能に掛杆2をハンガー本体1の一部分として固定
することができる。嵌合凹部14の中間部位には
突起軸部13aの抜出しを防止する隆起部14a
が設けられ嵌合突起13はその内側に嵌つて固定
される(第2図)。嵌合突起13と嵌合凹部14
は全体の成形時に位置をずらせて同時に型成形さ
れる。なお他方の連絡部12は着脱時等に於る捩
れを吸収する。
掛杆2は四角形断面に形成され、その係合角7
がピンチ4の姿勢を係合一定の状態に保つ手段と
なつている。ピンチ4は一対の挾持片6a,6b
から成り、各片は内側に突出した平行な軸支突部
15,16を有し、夫々に形成された支軸方向へ
突出した軸筒9aとそれを嵌合させる嵌合環9b
で互いに嵌合してばね17と共に一体化されてお
り、その一方の挾持片6aの軸筒9aに掛杆2と
係合する四角形孔から成る係合相手8が形成され
ている。係合角7を提供する掛杆2の断面形を菱
形配置の四角形や十型或いはH字型、コ字型、L
字型等任意に決められ、係合相手8の形状はそれ
に合わせて決められる。なおX字型乃至L字型に
対しても四角形の角孔状に係合相手で対応でき
る。このように一方の挾持片6aの係合相手8と
の形状と角度を設定することでピンチ4のハンガ
ー本体1への取付状態(姿勢)が決まる。前記軸
筒9aは第7図に示すように先端に膨出部9cを
有し、嵌合環6bの孔9dに嵌ると嵌合状態を維
持する。両片6a,6b間にはばね17が介在す
る。
また各図中、20はハンガー本体10の吊下げ
フツクで、これは取付部21に前後回動並びに左
右回転が可能に取付けられている。22,23は
本体左右の端部に外向きに形成された掛部で意匠
的に連絡部11,12の一部を兼ね、切欠口2
4,25から紐等を押込んで掛けられる。26は
補強枠、27は杆端のストツパを示す。
(効果) 従つて本考案によれば、例えば衣類等を片手に
持つてピンチ4に取付ける場合に、ピンチ4の開
閉を片手で操作することができ、ピンチ4の一方
の挾持片6aがハンガー本体1に対して常に一定
の状態(姿勢)を保つため安定が良く、作業性を
著しく高めることがてきる効果が発揮され、掛杆
2は嵌合手段3により外しピンチ4を取除いたり
増減することも可能でその場合は普通のハンガー
として使用できるとともに、ピンチ4も極めて着
脱や調節をし易いのでその機能を十分に活用で
き、実用上顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るピンチ付ハンガーの実施例
を示すもので、第1図は斜視図、第2図aは嵌合
手段の正面図、同図bは断面図、第3図はピンチ
取付状態の断面図、第4図a,bは掛杆の断面
図、第5図はピンチの分解図、第6図は一方の挾
持片の内面図、第7図は嵌合説明用の断面図であ
る。 1……ハンガー本体、2……掛杆、3……嵌合
手段、4……ピンチ、5……挿通孔、6a,6b
……挾持片、7……係合角、8……係合相手、9
a……軸筒、9b……嵌合環。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハンガー本体の掛杆2に1又は2以上のピン
    チ4を取付けたピンチ付ハンガーに於て、前記
    掛杆2の一端部をハンガー本体1に着脱可能に
    嵌合するため、前記一端部に長手方向へ突出し
    た、掛杆断面より小形の嵌合突起13を設ける
    とともに、該突起13を嵌合させる嵌合凹部1
    4を本体側に設け、前記ピンチ4が前記掛杆2
    に摺動可能に挿通され、かつピンチ4は挿通孔
    5と掛杆2との係合により少なくとも一方の挾
    持片6aが掛杆2に対し一定の吊下姿勢を保持
    し、さらに掛杆2の前記一端部から嵌合突起1
    3を通過して取外されるように構成されたピン
    チ付ハンガー。 (2) 掛杆2は角型乃至+型のような係合角7を有
    する断面形を備え、ピンチ4の一方の挾持片6
    aに前記断面形と係合する相手8を形成した請
    求項第(1)項記載のピンチ付ハンガー。 (3) ピンチ4は一対の挾持片6a,6bの夫々が
    互いに回動可能に嵌合し合う軸筒9aとその嵌
    合環9bを有し、一方の挾持片6aの軸筒9a
    に掛杆の係合相手8を形成した請求項第(1)項又
    は第(2)項記載のピンチ付ハンガー。
JP1988101073U 1988-07-29 1988-07-29 Expired JPH0310949Y2 (ja)

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JPH0222795U JPH0222795U (ja) 1990-02-15
JPH0310949Y2 true JPH0310949Y2 (ja) 1991-03-18

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ID=31329733

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729698U (ja) * 1993-10-27 1995-06-02 コペル電子株式会社 信号灯
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115192B2 (ja) * 1981-12-16 1986-04-23 Shinetsu Chem Ind Co

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JPS59125394U (ja) * 1983-02-14 1984-08-23 間瀬 厚子 衣料用ハンガ−
JPS6064794U (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 有限会社深海金物製作所 物干器
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JPS6340231Y2 (ja) * 1985-03-11 1988-10-20

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JPH0222795U (ja) 1990-02-15

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