JPH03109325A - 1―メチル―1―ベンジル―1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分として含有する医薬組成物 - Google Patents

1―メチル―1―ベンジル―1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分として含有する医薬組成物

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JPH03109325A
JPH03109325A JP24763789A JP24763789A JPH03109325A JP H03109325 A JPH03109325 A JP H03109325A JP 24763789 A JP24763789 A JP 24763789A JP 24763789 A JP24763789 A JP 24763789A JP H03109325 A JPH03109325 A JP H03109325A
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JP
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methyl
benzyl
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tetrahydroisoquinoline
salt
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JP24763789A
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English (en)
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Hisashi Takasugi
高杉 寿
Atsushi Kuno
敦司 久野
Mitsuru Okubo
充 大久保
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はl−メチル−1−ベンジル−1,2゜3.4
−テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分
として含有する医薬組成物に関するものである。
[従来の技術] この発明の医薬組成物の有効成分である後記式(1)で
示される化合物1−メチル−1−ベンジル−1,2,3
,4−テトラヒトロインキノリンおよびその塩類自体は
公知であり、 TcLrahcdronl、aLLcr
s、 V(11,22,NO,51,pps+ 15−
5118.19旧に記載されている。
[課題を解決するための手段1 この発明の発明者等は鋭意研究の結果、この発明で使用
する次式N) で示される化合物l−メチル−1−ベンジル−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有
効成分として含有する医薬組成物が、抗痙?剤として有
用であり、心停止、脳卒中[例えば脳梗塞(例えば脳血
栓、脳塞栓)、脳内出血、クモ膜下出血、一過性脳虚血
発作、高血圧性脳症1の場合の脳虚血、低酸素症、低血
糖症。
てんかん、外傷(例えば2頭部損傷、を髄損傷)などの
ような病的な状態での神経変成および(または)神経壊
死の予防および(または)治療の薬剤として有用であり
、さらにアルツハイマー病、ハンティングトンv!を踏
病、パーキンソン病、脳血管性痴呆、睡眠障害(例えば
不眠症)、精神分裂病。
佐2病、不安などにたいする予防および(または)治療
の薬剤としても期待されることを見いだし、この発明を
完成した。この発明の医薬組成物の有効成分である前記
式(1)で示される化合物1メチルートベンジル−]、
]2,3./l−テトラヒドロイソキノリおよびその塩
類は、公知であり、例えば、後記の製造例に記載された
方法で製造することが出来る。
化合物l−メチル−1−ベンジル−1,2,3゜4−テ
トラヒトロインキノリンの適当な塩類は慣用の無毒性塩
類であり、例えばマレイン酸塩、酒石酸塩、酢酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、ギ酸塩、ト
ルエンスルホン酸塩等の有機酸付加塩、例えば塩酸塩、
臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸付加塩、例
えばアルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のア
ミノ酸との塩等のような酸付加塩を挙げることができる
この発明の医薬組成物は、イf効成分である1メチル−
1−ベンジル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リンもしくはその塩類に、例えば経[1投与、非経]−
1投与に適した有機もしくは無機固体状もしくは液状賦
形剤のような医薬として許容される担体と混合して調整
される。また、この発明の医薬組成物は、慣用の医薬製
剤の形で使用することができる。医薬製剤はカプセル、
錠剤、糖衣錠、軟膏または生薬のような固体状であって
も、溶液、懸濁液またはエマルジョンのような液状であ
ってもよい。所望によっては医薬組成物より作製した上
記製剤中に、助剤、安定剤、懸濁剤もしくは乳化剤、緩
衝液およびその他、乳糖、フマール酸、クエン酸、酒石
酸、ステアリン酸、マレイン酸、コハク酸、リンゴ酸、
ステアリン酸マグネシウム、白土、蔗糖、とうもろこし
でん粉、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、落下牛油
、オリーブ油、カカオ脂、エチレンングリコール等のよ
うな通常使用される添加剤がふくまれていてもよい。
この医薬組成物中に含有される有効成分である1−メチ
ル−1−ベンジル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリンもしくはその塩類の量は、予防または疾患の過
程と状態に対して所望の治療効果を発揮するのに十分な
量である。
医薬組成物の投与itは患者の年令および条件によって
変化するが、この発明の医薬組成物は平均1回投与量約
5mg510mg、 50+wg、looag。
250mg、500g、1100OI1で治療に有効で
ある。−収約には、1日当り1■/固体および〜約20
00■/固体の間の■またはそれ以上の量投与してもよ
い。
次にこの発明の効果を薬理試験により説明する。
良乳座附14作」 杯J(法 本実験には6〜7週齢の雄性I CRマウス(1群5匹
)を用いた。
試験化合物は生理食塩液に溶解して腹腔内投与した(段
’jI+t : l OOg/kg)  (、J験1i
1)。
対照群には生理食塩液のみを投与した。その投与後30
分に、N−メチル−D−アスパルテート(0,32μV
)を脳室内に注射した。次にプラスチック製ケージに入
れ、10分間観察し間代性・強直性痙9発作の発現を確
認した。
試肇北A−ウ (1)1−メチル−1−ベンジル−1,2,3゜4−テ
トラヒドロイソキノリン塩酸塩 試」組iL港 潜時(秒) *** >600   (***P<0.001)対照群 12
.6±1. 5 上記試験結果からあきらかなように、この発明の目的化
合物(1)は、N−メチル−D−アスパルテート受容体
拮抗物質であり、例えば、抗痙伊剤として有用である。
以下製造例および実施例に従ってこの発明を説明する。
製造例1 1−ベンジル−3,4−ジヒドロイソキノリン(9,0
g)と臭化ベンジル(7,Ig)のアセトニトリル(9
0af)溶液を2時間還流する。室温まで冷却後、反応
混合物から溶媒を減圧下に留去し、残渣をジエチルエー
テルとアセトニトリルの混合液から再結晶させ、結晶を
ジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で溶媒を蒸発させ、
I、2−ジベンジル−3,/I−ジヒドロインキノリニ
ウムプロミド(]11.43gを得る。
融点 184−186℃ JR(メジ1−ル cs−’):  3320.162
0.1600.1565.1500製造例2 1.2−ジベンジル−3,4−ジヒドロインキノリニウ
ムプロミド(1,0g)をジエチルエーテル(15m1
)に懸濁させた懸濁液に3Mメチルマグネシウムプoミ
ドのジエチルエーテル溶液(17+off)を室温で撹
拌しながら加°えた後、混合物を30分間還流する。室
温まで冷却後、反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶
液中に注入し、酢酸エチル(50m&)で抽出する。分
取した有機層を水および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させ、(±)−1メ
チル−1,2〜ジベンジル−1,2,3,4−テトラヒ
トロインキノリン(0,9g)をt(lる。
N M R(CDCIa、 6): 1.66(311
,s)、 2.65−2.80(411,br)。
3、35(211,s)、 3.70([1,d、 J
=1411z)、 4.26(III、 d。
J= 1411z)、 6.85−7.40(+411
. s)質量スペクトル(M/Z): 326(M’−
り実施例1 (±)−1−メチル−1,2−ジベンジル−1゜2.3
.4−テトラヒトロインキノリン(0,8g)と10%
パラジウム−4炭素(50% wetO,1g)の酢酸
(151112)混合物を一気圧の水素雰囲気下、室温
で3時間接触還元反応を行う。
不溶物質を濾別し、慮液を減圧下で濃縮する。残渣を酢
酸エチルに溶解し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、水
及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で溶媒を蒸発させる。残渣をエタノールに溶解し、6
M塩酸・エタノール溶液を加え、減圧下で溶媒を蒸発さ
せる。沈澱を濾取し、ジエチルエーテルで洗浄した後、
乾燥しく±)−1−メチル−1−ベンジル−1,2,3
,4テトラヒドロインキ7リン塩酸塩(0,4R)を得
る。融点 214−216℃ I R(ヌ91−ル cm−’):  1585.14
95N M R(DMSO−d、、δ)+ 1.64(
311,s)、3.05−3.20(411,br)、
 7.20−7.30(911,br)n nt スヘ
ク) ル(M/Z): 236(M”−1)元素分析(
%’) C、、II 、。N −II CI・0.11
1.0として計算値Cニア4.08. IIニア、 3
g、 N:5.08実測値Cニア4.20. IIニア
、 1G、 Il:5.02実施例2 (す)−1−メチル−1−ベンジル−1,2゜3.4−
テトラヒドロイソキノリン(4,41g)とD(=)−
酒石酸(2,79g)をエタノール(75af)に50
℃で溶解し、それから室温で一晩中放置する。沈澱を濾
取し、酢酸エチルと水で懸濁する。溶液を4N水酸化ナ
トリウム水溶液でp 11を9.0に調節し、分取した
イf機層を水および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で溶媒を蒸発させる。残渣(1,2g
)をD(−)−酒石酸(0,76g)で処理し、もう・
度量様に処理し、(−)−1−メチル−1−ベンジル−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ  ン  (
0,93g、     [i]   a=−38,2°
  (C−1、C,II、011))を得る。、−・部
を6Nエタノール・塩酸で処理する。沈澱を濾取し、ジ
エチルエーテルで洗浄し、乾燥して(−)−1−メチル
−1−ベンジル−1,2,3,4−テトラヒトロインキ
ノリン塩酸塩(0,52g)を得る。沈澱を濾別した後
の溶液から溶媒を蒸発させ、4N水酸化ナトリウム水溶
液で塩μ性に調節し、酢酸エチルで抽出する。抽出液を
水および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下で溶媒を蒸発させる。残渣(3,OOg)とL−
(+)酒石酸(1,90g)をエタノール(60wi)
に50℃で溶解し、それから室温で一晩中放置する。
混合液を塩基性に調節し、酢酸エチルで抽出し、溶媒を
減圧下で蒸発させる。残渣(1,12g)をL(+)−
酒石酸(0,71g)で処理し、もう−度量様に処理し
、(1−1−メチル−1ベンジル−1,2,3,4−テ
トラヒドロインキノ リ ン (0,80g、    
[1l =  −136、7° (C= I、C,II
、011) )を得る。一部を6Nエタノール・塩酸で
処理し、(→)−1−メチル−1ベンジル−1,2,3
,4−テトラヒドロイソキノリン塩酸塩(0,48g)
を得る。
Ω〜)−二−1−イチルー 1−ベンジル−1−1−2
,34−テトラヒトロインキノリン塩酸塩の一物性値[
#1..・−6,0°(C,I、 C,II、On)融
点 220−221’C(分わ IR(ヌジ]−ル cm−’)+  1585.149
5N  M  R(DMSO−d、、 δ):  1.
63(311,s)、  3.04 3. 47(61
1,n)、 7.20−7.29(911,s)[1]
、・ ÷4.4°(C=1. C,II、011)融点
 220−221℃(9駐)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1−メチル−1−ベンジル−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分として含有
    する医薬組成物。
JP24763789A 1989-09-22 1989-09-22 1―メチル―1―ベンジル―1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分として含有する医薬組成物 Pending JPH03109325A (ja)

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JP24763789A JPH03109325A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 1―メチル―1―ベンジル―1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリンまたはその塩類を有効成分として含有する医薬組成物

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