JPH03108730A - 電荷結合素子 - Google Patents

電荷結合素子

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JPH03108730A
JPH03108730A JP24734289A JP24734289A JPH03108730A JP H03108730 A JPH03108730 A JP H03108730A JP 24734289 A JP24734289 A JP 24734289A JP 24734289 A JP24734289 A JP 24734289A JP H03108730 A JPH03108730 A JP H03108730A
Authority
JP
Japan
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electrode
charge
charge transfer
electrodes
layers
Prior art date
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Pending
Application number
JP24734289A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Azuma
東 寛保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電荷結合素子に関し、特に、高速電荷転送を
可能にする電荷転送領域を有する電荷結合素子に関する
[従来の技術] この種従来の電荷結合素子を埋め込みチャネル型で2相
クロツク駆動型のものを例に挙げ、第5図を参照して説
明する。同図に示すように、p型シリコン基板20上に
は電荷転送領域となるn型ウェル層21が形成されてお
り、半導体基板上には第1のゲート酸化膜23を介して
第1層電極24が、また、第2のゲート酸化膜25を介
して第2層電極26が形成されている。第2層電極26
下のn型ウェル層21表面には、電荷転送方向を規定す
るp型の電荷転送障壁領域22が形成されている。そし
て、第1層電極24と第2層電極26との組み合わせに
より1単位の電荷転送電極が構成されている。この場合
、通常、電荷転送障壁電極となる第2層電極26よりも
電荷蓄積電極である第1層電極24の方が長く形成され
る。
[発明が解決しようとする課題] ある種の電荷結合素子にあっては、1ビット当たりの電
荷転送電極の長さが規定されることがある。例えば、2
次元イメージセンサ−における水平転送部に用いられる
電荷結合素子の電荷転送電極の長さは、フォトダイオー
ドおよび垂直電荷転送部の幅によって決定されるので一
定以下に短かくすることはできない。
第6図は、第5図の電荷結合素子においてクロックφ1
を低レベル、φ2を高レベルとしたときの電荷転送電極
の真下のチャネル電位の分布図である。この場合、電荷
は矢印の方向へ転送されるが、このときの電荷転送速度
は、電荷転送電極を構成する個々の電極のゲート長しに
大きく依存する。ずなわち、電極のゲー1へ長しか長く
なる程電荷を転送する為のフリンジ電界か弱くなり、高
速転送の際に電荷か追従できなくなる。従って、従来の
電荷結合素子では、高速転送時に電荷の取り残しが生じ
、転送効率が低下した。
[課題を解決するための手段] 本発明の電荷結合素子は、少なくとも3層の電極によっ
て1ビット分の電荷転送電極が構成されており、そして
、各層の電極下には電荷転送方向に向って階段状に深く
なる電位の井戸が形成されるようになされている。
[実施例コ 次に、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図(d)は、本発明の第1の実施例を示す断面図で
あり、第1図(a)〜(c)は、この実施例の製造工程
を示す断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、l)型シリコン基板
10の表面にn型ウェル層11を形成した後、熱酸化法
により膜厚約800人の第1のゲート酸化M]、3を形
成する。
次に、第1図(IJ〉に示すように、前記第1のグー1
〜酸化膜コ3上に膜厚約6000人の多結晶シリコン膜
を被着した後、これをパターニングして第1層電極14
を形成する。
次に、第1図(c)に示すように、前記第1層電極14
をマスクにして露出している第1のゲート酸化膜13を
除去した後、再び熱酸化によりn型ウェル層11表面に
膜厚約1000人の第2のグー1−酸化膜15を形成す
る。この時、同時に第1層電極14の表面も酸化され、
第2ヶ−1へ酸化膜で覆われる。次に、約6000人の
多結晶シリコン薄膜を被着した後に、その一部は前記第
1層電極14の一部と重なるようにパターニングし、第
2層電極16を形成する。次に、第1層および第2層電
極14.16をマスクとしてp型不純物をイオン注入し
、電荷転送障壁領域12を形成する。
次に、第1図(d)に示すように、前記電荷転送障壁領
域12上に第3のゲート酸化膜17を介して多結晶シリ
コン薄膜からなる第3層電極18を形成する。最後に、
2相駆動電荷結合素子を完成させるために、第1層〜第
3層電極を並列に接続して単位電荷転送電極を形成する
ここで、本実施例における第1層電極14と第2層電極
16とを併せた電極のゲート長は、第5図の従来例の第
1層電極24のゲート長りになされている。そして、第
2層電極16直下のチャネル電位は、第2のゲート酸化
膜15が第1のゲート酸化膜より厚く形成されているこ
とにより第1層電極直下のそれより浅くなされ、また、
第3層電極直下のチャネル電位は、p型不純物の導入に
よりさらに浅くなされている。この結果、第1〜第3層
電極からなる電荷転送電極の真下のチャネル電位は、第
2図に示すように、階段状に変化する。
いま、クロックφ1が高レベル、クロックφ2が低レベ
ル状態からクロックφ1を低レベルに、クロックφ2を
高レベルにすると、チャネル電位の分布は第2図に示さ
れるようになり、電荷は矢印の方向へ転送される。この
とき、従来例のように第1層電極ゲート長しが長いとフ
リンジ電界が弱くなるので、転送速度を速くすることが
てきなかったが、本実施例では、この部分を第1層と第
2層電極とによって構成し、そして、各電極下のチャネ
ル電位が転送方向に対して階段状に深くなるようになさ
れているので、第1層、第2層電極の長さの相りが大き
くても十分大きいフリンジ電界を確保することができる
第3図は、本発明の第2の実施例を示す断面図である。
本実施例の先の実施例と相違する点は、第2層電極16
直下にもp型の不純物か導入されて、そこに電荷転送障
壁領域12より不純物濃度が低い第2の電荷転送障壁領
域12aが形成されている点である。この実施例では、
この構成により各層の電極下に階段状に変化する電位井
戸が形成される。
第4図は、本発明の第3の実施例を示す断面図である。
本実施例では第1〜第3のゲート酸化膜13.15およ
び17の膜厚が次第に厚くなされて各層電極下の電位に
差が生じるようになされている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による電荷結合素子は、単
位電荷転送電極を少なくとも3層からなる電極によって
構成し、各層の電極下には電荷転送方向に向って階段状
に深くなるチャネル電位が形成されるものであるので、
本発明によれば、素子構成上電荷転送電極のゲート長を
長くせざるをえない場合においても、十分大きなフリン
ジ電界を確保することができる。したがって、本発明に
よれば、高速転送が可能で、転送効率の高い電荷結合素
子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(d)は、本発明の第1の実施例を示す断面図、
第1図(a)〜(c)は、その製造工程を説明するため
の断面図、第2図は、その動作説明図、第3図、第4図
は、それぞれ、本発明の第2、第3の実施例を示す断面
図、第5図は、従来例を示す断面図、第6図は、その動
作説明図である。 10.20・・・p型シリコン基板、    11.2
1・・・n型ウェル層、   12.22・・・電荷転
送障壁領域、   12a・・・第2の電荷転送障壁領
域、  13.23・・・第1のゲート酸化膜、14.
24・・・第1層電極、  15.25・・・第2のゲ
ート酸化膜、  16.26・・・第2層電極、17・
・・第3のゲート酸化膜、   18・・・第3層電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2相以上のクロックパルスにより駆動される電荷結合素
    子において、1ビット当たりの電荷転送電極が少なくと
    も3層の電極から構成されかつ各層の電極下には電荷転
    送方向に向って階段状に深くなる電位の井戸が形成され
    ることを特徴とする電荷結合素子。
JP24734289A 1989-09-22 1989-09-22 電荷結合素子 Pending JPH03108730A (ja)

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JP24734289A JPH03108730A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 電荷結合素子

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JPH03108730A true JPH03108730A (ja) 1991-05-08

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ID=17161982

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JP24734289A Pending JPH03108730A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 電荷結合素子

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