JPH03108567A - サーマルプリンタの駆動制御装置 - Google Patents

サーマルプリンタの駆動制御装置

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JPH03108567A
JPH03108567A JP1247560A JP24756089A JPH03108567A JP H03108567 A JPH03108567 A JP H03108567A JP 1247560 A JP1247560 A JP 1247560A JP 24756089 A JP24756089 A JP 24756089A JP H03108567 A JPH03108567 A JP H03108567A
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energization
pulse
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JP1247560A
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Masahiro Minowa
政寛 箕輪
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマルプリンタに関し、特にその発熱要素の
駆動結果によって発熱制御する履歴制御に関する。
〔従来の技術〕
従来からサーマルプリンタでは、サーマルヘッドの連続
使用時の熱蓄積による印字品位の低下を防止するため、
様々な方法が用いられて来ている。
その中には特公昭55−48631の様に、ドツトごと
に前のデータを記憶して通電時間を決定する方法や、特
公昭57−18507の様に駆動周期によって通電時間
を変える方式などが用いられている。これらを一般に履
歴制御方式と言う。
〔発明が解決しようとする課題〕
これら従来例では一般にCPUによってデータ処理をし
ながら、サーマルヘッドのドライブICへ順次データを
送出する方式が一般的であった。
このような方式では、サーマルプリンタを高速に動作さ
せようとしても処理が追いつがずサーマルプリンタの高
速化の障害となっていた。
本発明の目的は、このような従来の問題点を除去し、高
速でかっ、印字品質のよいシリアル型サーマルプリンタ
の駆動制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の発熱要素を有するサーマルヘッドを用
いて印刷するサーマルプリンタに於て、a)前記発熱要
素の現在及び過去の駆動データを記憶する記憶回路と、 b)該記憶回路に接続され任意の発熱要素の通電時間を
現在の駆動データを出力するための主通電区間と過去の
駆動データに対応する複数の副通電区間とに分割して出
力するゲート回路と、C)前記サーマルヘッドの温度も
しくはその放熱板温度を検出する感熱素子を包含し前記
発熱要素への通電時間の基準値を発生する基準パルス発
生回路と、 d)該基準パルスのパルス幅を印字動作中の所定周期毎
に計測する計測手段と、 e)前記基準パルスのパルス幅と前記主通電区間のパル
ス幅と前記副通電区間のパルス幅との比例関係を印刷の
モード別にテーブルにして記憶する第1のデータテーブ
ルと、 f)前記印刷のモードを検出する手段と、g)少なくと
も1行の印字動作に先立って前記基準パルスのパルス幅
を計測し、前記印刷のモードと前記第1のデータテーブ
ルを参照してパルス幅の少なくとも1行分の変動範囲を
所定のステップに分割し前記比例関係より主通電区間と
副通電区間のパルス幅を演算しステップ毎のパルス幅の
データを一時的なデータ記憶部に第2のデータテーブル
として格納する手段と h)印字動作中前記基準パルスの計測結果に基づいて前
記通電区間を前記ゲート回路に与える通電区間信号発生
手段と、 i)前記ゲート回路の出力信号に応答し前記発熱要素へ
の通電をオンオフするヘッドドライブ回路とを有し、 印字動作中の所定周期毎に前記計測手段によって前記基
準パルスを計測し前記第2のデータテーブルより発熱要
素への通電時間を求め発熱制御をすることを特徴とする
サーマルプリンタの駆動制御装置である。
〔実施例〕 第1図は本発明によるサーマルプリンタの駆動制御装置
を用いたターミナルプリンタの一実施例の構成を示す略
図である。
1は複数の発熱要素1aを有するサーマルヘッド、2は
このサーマルヘッドをドライブするヘッドドライブ回路
、3はCPU4とサーマルヘッドとの間に挿入されサー
マルヘッドの発熱量をドツトごとに制御するヘッド制御
回路(以下ICUと略す)、15はサーマルヘッド1の
基板温度もしくは放熱板温度を検出する感熱素子の一種
のサーミスタ1bを有し、CPU4からのTRIG入力
に同期してパルスを発生し、発熱要素への通電時間の基
準量を決定する基準パルス発生回路、12はROM、1
3はRAM、17はデータバス、18はアドレスバス、
19はI10ボート、14はCPU4に内蔵されたタイ
マー回路であり前記基準パルス発生回路15のパルス輻
を測る計測手段、20は電源vh入力端子をそれぞれ示
している。
I10ボートには印刷のモード、例えばインクリボンの
種類とか印字スピード等を検出する印刷モード検出手段
9の一種のスイッチが接続されている。
CPU4は、−例として8ビツトのCPUを示し、WR
端子8及びタイマー回路14などを有している。
HCU 3はユニット回路としてCPUの一種のペリフ
ェラルとして働き、ROM 12、RA M 13と同
様メモリマツプ上の特定の番地に割り当てられる。デコ
ーダ16はこのユニット回路をアクセスするためのC8
端子7に接続される。5はデータバス17に接続される
データ入力端子、6はアドレスバスの下位2ビツトを入
力するアドレス入力端子である。尚、ROM、RAM等
にも当然のことながらチップセレクト端子やこれに接続
されるデコーダなどが有るがこれらは省略されている。
第2図は本発明による駆動制御装置のヘッド制御回路H
CU3の詳細回路図である。
データ入力端子5はD9〜D7の18ビツトデータがパ
ラレルに入力可能である。
21〜29は8ビツトのデータを保有するデータラッチ
回路をそれぞれ示し、21〜23はヘッド駆動信号のH
@〜H7のデータを、24〜26はHs”H+sのデー
タを、27〜29は)(+a〜H23のデータをそれぞ
れラッチしている。
ヘッド駆動出力は一例として24ドツトのサーマルヘッ
ドを駆動するものとして24コの出力端子He〜H23
を有している。
31は現在のへラドデータの1ビツト列分を保持するラ
ッチ回路群であり、32は1回前の過去のデータの1ビ
ツト列分を33は2回前の過去のデータの1ビツト列分
をそれぞれ保有するラッチ回路群を示している。
30はアドレスデコーダであり、CPUのデータ出力の
アドレス情報によってヘッドデータを8ビツトごとに振
り分けて格納したりサーマルヘッドへの通電時間を決定
する通電区間信号を発生する機能を有している、−例と
してアドレスデータの下位3ビツトAO1AI、A2の
ビット情報によってデータラッチ回路21.24.27
を選択可能である。
CPU4からデータバスにヘッド駆動データが出力され
ると同時に、WR倍信号出力され、あらかじめCPU4
のメモリマツプ上に定めたアドレス情報によってC8端
子がアクセスされ、アドレスバスの下位3ビツトの情報
によってデータラッチ回路21.24.27のそれぞれ
にデータが転送される。すると既に格納されていたデー
タは、第2図の右方向、例えばデータラッチ回路21の
データはデータラッチ回路22へと言うようにシフトさ
れ過去のデータとして順次保持される。
34はCPU4からの周期信号に変調された区間データ
信号を通電区間パルスとして復調する通電区間パルス発
生回路であり、パイナリイヵウンタ35とインバータ3
5a1 AND回路35bがらなっている。34aはパ
イナリイヵウンタのクロック入力端子、34bはリセッ
ト入力端子であり、アドレスデコーダ3oに接続されて
いる。クロック入力は、周期を可変して転送されてくる
信号であり、この周期を選択的に取り出して区間パルス
信号をつくるのが通電区間パルス発生回路34である。
CPU4は区間データ信号出力手段として機能し、この
区間データ信号出力手段と通電区間パルス発生回路とか
ら通電区間信号発生手段を構成している。
第2図のゲート回路37 (Go)は通電区間パルス発
生回路34の出力信号と記憶回路の駆動データとを混合
し発熱要素へのヘッド駆動信号を出力するものであり、
過去の駆動データに対応する第1のゲート回路38と現
在の駆動データに対応する第2のゲート回路40と過去
の駆動履歴に応じて予熱パルスを加える第3のゲート回
路39とから構成されている。通電区間t3、t2、t
lは過去の駆動デ′−夕に対応する副通電区間であり第
1のゲート回路に入力され、通電区間toは現在の駆動
データに対応する主通電区間であり第2のゲート回路に
入力される。副通電区間のうちt2 は予熱パルス用と
して第3のゲート回路にも入力される。
第3図はアドレスデータと機能の関係を示す説明図であ
り、A2=0のときの下位2ビツトの情報によって3つ
のデータラッチ回路を選択的にアクセス可能である。デ
ータがセットされた後、所定のアドレスをアクセスし通
電信号入力端子34a、34bにパルスが入力されると
発熱要素への通電がなされる。
第4図はこの通電区間パルス発生回路の入出力波形を示
すタイミング図であり、41はリセット入力端子34b
の入力波形、42はクロック入力端子34aの入力波形
を示している。クロック入力信号は周期が順次変化する
ものである。パイナリイカウンタ35がリセット入力後
、このクロックを受は取ると4ビツトのコードに変換す
る。これをインバータ35aS AND回路35bによ
って、43〜46の出力波形に変換する。43は36a
の端子の出力波形、44は36b端子の、45は36c
端子の、46は36d端子の出力波形をそれぞれ示して
いてそのパルス幅はそれぞれt3、t2、tl、toで
ある。これらのパルス幅は発熱要素の通電時間となり、
過去の駆動履歴と対応させた通電区間として発熱要素に
付与される。
第5図は本発明による駆動制御装置のサーマルヘッドへ
の通電方法を示す説明図であり、51.52.53は記
憶回路31.32.33内のデータをそれぞれ示し、5
1は現在の、52は一つ前の回の、53は二つ前の回の
データを示している。
54〜58はヘッド駆動信号の出力波形を示していて、
54はHの端子の、57はH7端子の、58はH1l+
端子の出力波形をそれぞれ示している。
第5図では53が印刷開始時のデータとして示している
。通電初回に通電オンのドツトは全ての通電区間が通電
される全通電時間が印加され、通電オフのドツトはt1
区間が予熱パルスとして付与される。この予熱パルスは
サーマルヘッドの基板温度を高めるだけでドツトを形成
することはない。
一つ前のタイミングで自己の発熱要素の通電データがオ
ンであると斜線部で示したt3区間が削減され(出力波
形54に示す)、二つ前のタイミングで駆動データがあ
るとt2区間が削減され(出力波形57に示す)、これ
が連続していると、t3 +t2区間が削減される(出
力波形54に示す)。前回の駆動結果で隣接した双方の
ドツトが通電オンである時はt1区間が削減される(出
力波形56に示す)。そして全ての削減しようとして比
較されるデータがオンデータであって自己の現在のデー
タがオンの時は、to区間のみが通電オンとなる。逆に
削減しようとして比較されるデータがオフデータで、か
つ現在のデータがオフの時は予熱パルスが与えられる。
このような駆動データの比較と通電区間の選択をゲート
回路37が行なっている。
ヘッド制御回路2はゲートアレイ化しワンチップとする
ことによってきわめて簡略な構成を有するサーマルプリ
ンタを実現することが可能となる。
これはサーマルプリンタを用いたターミナルプリンタば
かりでなく、ポータプルワードプロセッサなどの小型化
指向の機器に組み込む場合きわめて重要な要素である。
本実施例では一例として過去のデータを二回前まで記憶
する例で示したがこれを三回、四回として通電区間の数
を4回、5回と増加することが可能であり、このように
することによって更にきめ細かな履歴制御を実現するこ
とができる。
第6図は基準パルス発生回路15の一実施例とタイマー
回路の略図である。
抵抗器61.62サーミスタ1bによって基準電位発生
回路を、トランジスタ64、コンデンサ63、抵抗器6
5によって充放電回路を構成している。66は電圧比較
回路、67は出力用プルアップ抵抗器を示している。
TRI G入力端子15aへCPUから信号が入力され
ると出力端子15bからサーミスタ1bの働きによって
サーマルヘッドの温度に対応したパルス幅TWのパルス
波形が出力される。CP U4はタイマー回路14を用
いてこれを計測し、サーマルヘッドに設置された発熱要
素への基準通電時間を得ることができる。タイマー回路
14内には少なくとも3ユニツトのタイマー回路14a
、14b、14cが存在している。
第7図は各通電区間の比例関係を示す第1のデータテー
ブルの一例を示す説明図であり、71.72.73は印
刷モードを74.75.76は熱転写時のtoを100
としてそれぞれの通電区間の比を示している。これらは
インクリボンの種類や印刷紙の種類などに応じてその数
を増すことが可能である。この比を基準比としてROM
12内に設置し、インクリボンの種類や印字スピード等
の印刷のモードに応じて、基準パルス発生回路15の出
力パルス幅TWとこのROM内の値とから容易に各々の
通電区間のパルス幅を求めることが可能となる。−例と
して、基準パルス発生回路のパルス幅が10を示してい
るとすれば、t 3=80Xt O/100 となる。
このように基準パルス発生回路のパルス幅TWは主通電
区間toを求めるような値とすることができるが、全通
電時間をTWとしてこれから通電区間の比によって分割
して求めることもできる。
このとき、基準パルス発生回路15に印刷モード等によ
って出力パルス幅を可変できるよう切り換え回路を増設
すればよい。
印刷のモードを検出する手段はリボンカートリッジ等の
有無や、インクリボンの種類を判別するためプリンタ機
構部に設置されたスイッチ等の他に、インターフェイス
から伝達されるコマンドによっても印刷の種別を設定す
ることが可能でありCPUを中心とする判別のためのソ
フトウェアも印刷モード検出手段の一種となる。
第8図は基準パルス発生回路の出力パルス幅と各通電区
間のパルス幅の関係を示す第2のデータテーブルの説明
図であり、装置内のCPUは第7図の比に基づいて少な
くとも1行の印字動作に先立って、印刷モードに対応し
た第1のデータテーブルから演算し、少なくとも1行分
の変動範囲を所定ステップに分割し主通電区間と副通電
区間区間の各パルス幅を求め一時的な記憶部であるRA
M内に第2のデータテーブルとして格納しておく。
本実施例では24μS単位で、81から84まで4ステ
ツプのデータを保有しているが更に細かくデータを格納
することも可能である。
少なくとも1行の印字に必要なデータテーブルだけを印
字動作の開始に先立って演算しRAM内に格納すること
によって種種の印刷モード毎のデータをRAMやROM
に保有する必要がなくメモリー容量を大幅に削減するこ
とが可能となる。
データテーブルのステップ81ではTWの初期値を含む
範囲であり以下82.83.84、と温度上昇に合わせ
各パルス幅は減少して行く。
又、1行の印字によるサーマルヘッドの温度上昇は全温
度範囲からすれば極めて小さいと予悲されこれらは実験
によって容易に設定することができ、この面からも保有
するデータは、大幅に縮小することができる。
[動作] 第9図は本発明によるサーマルプリンタの駆動制御装置
の動作を説明するフローチャート図であり、処理のステ
ップを201から209で表わしている。
ステップ201で印刷動作が開始され1行の印字動作に
先立ってステップ202で基準パルス幅を計測し、ステ
ップ203でその時の印字モードと第1のデータテーブ
ルより第2のデータテーブルを作成する。このルーチン
は印刷のためにモータを駆動しこのモータが所定のスピ
ードに立ち上がるまでの間などのわずかな時間で可能で
ある。
次に印字のタイミング検出を行なうステップ204に移
行し、ステップ205で印字タイミング毎に基準パルス
を計測し、ステップ206で計測結果に基づいて第2の
データテーブルを参照し主通電区間と副通電区間の区間
パルス幅データを演算する。ステップ207に置いて、
ゲート回路に各々の区間パルス幅データを出力する。ス
テップ208では印字タイミングが1行の終了かを判断
し、そうであればステップ209に移行し、又ステップ
202から再度筒2のデータテーブルを作成し以上の動
作を繰り返す。第2のデータテーブルの作成をする処理
は1行の印字毎に限定するする必要はなく、サーマルヘ
ッドの温度上昇があまり無いと判断できる場合は、5行
に1回とか、1ページに1回と言うように回数を減らす
ことも可能である。
以上の演算及びデータの格納等の処理は全てCPUの作
動によって実現され、CPUはこれらの制御手段のの構
成要素となっている。
第10図は、通電区間信号発生手段の区間データ信号出
力手段のヘッド駆動時の作動を示す説明図であり、以下
に詳述する。T LI、  T  +、T 2は通電周
期を示し、通電周期に同期して基準パルス発生回路15
にトリガ出力TRI Gを出力する。
パルス輻TWの出力端子はCPUの割り込み端子(IN
Tと略す)4aに入力されてサーマルヘッドの温度に応
じたパルス輻TWを計測手段の一種のタイマー回路14
aで読みとる。次のタイミング周期でこれに応じた発熱
要素への主通電区間及び副通電区間のパルス幅値をRA
M内の第2のデータテーブルを参照してを求め、これを
内蔵のタイマー回路14b、14cを交互に用いてカウ
ントし、この出力時間に同期してICUの所定アドレス
をアクセスすることによって周期信号として出力する。
−例としてタイマー回路14bにt3をセットした後タ
イマー回路14aが作動中にタイマー回路14cにt2
をセットしタイマー回路14bのカウント動作が終了し
たらタイマー回路14cを起動しタイマー回路14bに
tlをセットするといった手順である。タイマー回路を
このように複数個用いることによって精度の高い時間が
得られCPUの処理速度に影響されず正確な通電制御が
可能となる。更にタイマー出力の処理も遅延時間が最小
となるようCPUの内部割り込み機能を用いている。こ
のようにタイマー回路を複数装備したCPU4は通電区
間信号発生手段の一部を分担していることになる。パル
ス輻TWの読み取りはヘッドの駆動の所定周期ごとに行
ない、時々刻々と変わるサーマルヘッドの温度に対応さ
せることによって蓄熱を防止し良好な印字品質を実現で
きる。
第11図は基準パルス発生回路及びその周辺部の他の実
施例の略図であり、サーマルヘッドの駆動温度特性に一
致させた温度−パルス輻特性を持たせた回路である。
91は定電流回路を形成するオペアンプでありトランジ
スタ94から所定の定電流■1がコンデンサ92に供給
されるトランジスタ98は電流値T1を変換するもので
あり前記した印字モードによってTW出出力パル輻幅切
り換えるときに用いるものである。95はサーマルヘッ
ドの温度を検出しリニアライズした電位に変換するオペ
アンプである。この出力電位Vkとコンデンサの電位を
電圧比較回路96に入力しTRIG入力後からVk電位
までの充電時間をパルス幅出力として出力する。更にこ
の出力はトランジスタ100にインバータ97を介して
接続されヘッドドライブ回路をIC化したヘッドドライ
ブICl0Iの電源端子をオンオフする。コンデンサ9
9はトリガ入力時のみトランジスタ93が作動しないよ
うに挿入された保護用の素子でありこのように接続する
ことによってサーマルヘッドの異常時の通電を防止する
ことが可能となる。
温度−パルス幅特性に影響する抵抗器111から116
、及びボリウムVRを実験によって選定することによっ
て広い範囲の温度条件に置いて良好な印字特性を実現す
ることが可能となった。
本実施例によれば測定したパルス幅を所定のパルス幅の
比率で分割することによって容易に通電区間の値を求め
ることができ補正などが不用となりパルス幅テーブルを
簡略に作製可能である。
本実施例ではタイマー回路を内蔵したCPUの例で説明
したが、タイマーを別にCPUの外部に付属する方法で
も良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば過去の駆動履歴によるデータ処理をCP
Uで行なう必要がないため、CPUの高速処理が可能と
なり、サーマルプリンタの印字スピードを上昇すること
が可能となる。
又、印字スピードやインクリボンの種類といった印字モ
ードの種別の多いターミナルプリンタに於いては、それ
ぞれの種別毎のパルス幅のデータをROM内に格納して
置く必要が無いため、ROMの容量を削減し、更に必要
な分だけを、ROM内の最小限のデータから展開する方
法のためRAMの容量も削減が可能であり、コストダウ
ンに果たす役割が大きい。
更に、通電区間を発生する基準信号として周期に変調し
た区間パルス信号をCPU内部で発生することができ、
記憶される過去のデータが増加したときも回路負担が少
ないという利点を有している。又、印刷紙、インクリボ
ンの種類によって通電区間を可変したり、予熱パルスの
幅を変更したりする場合もCPU4が、RAM内に設置
されたテーブルから容易に通電区間を求め、これを周期
信号に変換するだけで良いため、きわめて簡略な方法で
最適な通電時間を設定することが可能である。
又、RAM内のテーブルを参照するだけで各通電区間が
設定でき、印字タイミング中に演算処理して区間を求め
る方法に比較しきわめて高速処理が可能となる。
以上詳述したごとく本発明によるサーマルプリンタの駆
動制御装置は、発熱要素を用いて印刷する如きあらゆる
タイプのプリンタに応用が可能でありきわめて有益なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるサーマルプリンタの駆動制御装置
を用いたターミナルプリンタの一実施例の構成を示す略
図。 第2図は本発明のサーマルプリンタの駆動制御装置のヘ
ッド制御回路HCU3の詳細回路図。 第3図は本発明のサーマルプリンタの駆動制御装置のヘ
ッド制御回路のアドレスデータと機能の関係を示す説明
図。 第4図は本発明の駆動制御装置の通電区間パルス発生回
路の入出力波形を示す説明図。 第5図は本発明の駆動制御装置のサーマルヘッドへの通
電方法を示す説明図。 第6図は本発明の駆動制御装置に用いる基準パルス発生
回路及びタイマー回路の一実施例の略図。 第7図は本発明の駆動制御装置の通電区間の比の一例を
示す説明図。 第8図は本発明による基準パルス発生回路の出力パルス
幅と各通電区間のパルス幅の関係を示す第2のデータテ
ーブルの説明図。 第9図は本発明によるサーマルプリンタの駆動制御装置
の動作を説明するフローチャート図。 第10図は、通電区間信号発生手段の区間データ信号出
力手段のヘッド駆動時の作動を示す説明図。 第11図は本発明による基準パルス発生回路及びその周
辺部の他の実施例の略図。 1 ・ ・ ・ 1 a ・ 1 b ・ 2 ・ 4 ・ 9 ・ 31、3 15 ・ サーマルヘッド 発熱要素 感熱素子(サーミスタ) ヘッドドライブ回路 CPU 印刷モード検出手段 33・・・記憶回路 基準パルス発生回路 34 ・ 通電区間パルス発生回路  7 ゲー ト回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の発熱要素を有するサーマルヘッドを用いて、
    該発熱要素の駆動履歴を少なくとも過去2回以上を記憶
    し、この記憶結果に基づいて前記発熱要素のそれぞれの
    通電時間を制御しながら印字する如きサーマルプリンタ
    に於て、 a)前記発熱要素の現在及び過去の駆動データを記憶す
    る記憶回路と、 b)該記憶回路に接続され任意の発熱要素の通電時間を
    現在の駆動データを出力するための主通電区間と過去の
    駆動データに対応する複数の副通電区間とに分割して出
    力するゲート回路と、 c)前記サーマルヘッドの温度もしくはその放熱板温度
    を検出する感熱素子を包含し前記発熱要素への通電時間
    の基準値を発生する基準パルス発生回路と、 d)該基準パルスのパルス幅を印字動作中の所定周期毎
    に計測する計測手段と、 e)前記基準パルスのパルス幅と前記主通電区間のパル
    ス幅と前記副通電区間のパルス幅との比例関係を印刷の
    モード別にテーブルにして記憶する第1のデータテーブ
    ルと、 f)前記印刷のモードを検出する印刷モード検出手段、 g)少なくとも1行の印字動作に先立って前記基準パル
    スのパルス幅を計測し、前記印刷のモードと前記第1の
    データテーブルを参照してパルス幅の少なくとも1行分
    の変動範囲を所定のステップに分割し前記比例関係より
    主通電区間と副通電区間のパルス幅を演算しステップ毎
    のパルス幅のデータを一時的なデータ記憶部に第2のデ
    ータテーブルとして格納する手段と h)印字動作中前記基準パルスの計測結果に基づいて前
    記通電区間を前記ゲート回路に与える通電区間信号発生
    手段と、 i)前記ゲート回路の出力信号に応答し前記発熱要素へ
    の通電をオンオフするヘッドドライブ回路とを有し、 印字動作中の所定周期毎に前記計測手段によつて前記基
    準パルスを計測し前記第2のデータテーブルより発熱要
    素への通電時間を求め発熱制御をすることを特徴とする
    サーマルプリンタの駆動制御装置。 2)前記基準パルス発生回路は前記サーマルヘッドの駆
    動時の温度−パルス幅特性に略近似した特性を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタの駆動
    制御装置。
JP1247560A 1989-09-22 1989-09-22 サーマルプリンタの駆動制御装置 Pending JPH03108567A (ja)

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