JPH03108459A - 無洗米加工方法 - Google Patents
無洗米加工方法Info
- Publication number
- JPH03108459A JPH03108459A JP1247036A JP24703689A JPH03108459A JP H03108459 A JPH03108459 A JP H03108459A JP 1247036 A JP1247036 A JP 1247036A JP 24703689 A JP24703689 A JP 24703689A JP H03108459 A JPH03108459 A JP H03108459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- washing
- water
- steam
- polished
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 title claims abstract description 62
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 title claims abstract description 62
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 title 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims abstract description 61
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 16
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract description 11
- 238000005498 polishing Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010411 cooking Methods 0.000 abstract description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 abstract 1
- 235000019629 palatability Nutrition 0.000 abstract 1
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 21
- 108010050181 aleurone Proteins 0.000 description 4
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 4
- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 210000000582 semen Anatomy 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、炊飯に先立つ洗米及び浸漬を必要としない、
いわゆる無洗米を製造するための無洗米加工方法に関す
る。
いわゆる無洗米を製造するための無洗米加工方法に関す
る。
従来の技術として、精白米の表面を高温の蒸気で糊化す
るだけの無洗米の加工方法があるが、実用上無洗米加工
は、米粒(精白米)を水中で撹拌して米粒面に残留する
糊粉層(糠)を十分除去しなければ、糠臭は完全に除去
できないものであった(特公平1−16134等参照)
。
るだけの無洗米の加工方法があるが、実用上無洗米加工
は、米粒(精白米)を水中で撹拌して米粒面に残留する
糊粉層(糠)を十分除去しなければ、糠臭は完全に除去
できないものであった(特公平1−16134等参照)
。
ところで、水分含有率が約15%を下回る精白米を水中
に浸漬すると亀裂(胴割れ)を生じることが知られてお
り、米粒表層部に残留する糊粉層を洗米によって除去す
る間に胴割粒が増加するという問題がある。
に浸漬すると亀裂(胴割れ)を生じることが知られてお
り、米粒表層部に残留する糊粉層を洗米によって除去す
る間に胴割粒が増加するという問題がある。
更に上記問題点に対し米粒表面をα化する手段がとられ
るが、α化の際の手段に水分を多用すると上記同様の問
題がしばしば発生する。また装置も多種必要となる。
るが、α化の際の手段に水分を多用すると上記同様の問
題がしばしば発生する。また装置も多種必要となる。
本発明はこの点にかんがみ、洗米時に水中で亀裂を生じ
ることがない無洗米加工方法を提供することを技術的課
題とする。
ることがない無洗米加工方法を提供することを技術的課
題とする。
上記目的を達成するため本発明の無洗米加工方法は、9
3%以下に搗精した精白米を70℃以上の熱風又は蒸気
で表層部をα化した後、50℃以下の冷水で洗浄して、
水切、乾燥するものである。
3%以下に搗精した精白米を70℃以上の熱風又は蒸気
で表層部をα化した後、50℃以下の冷水で洗浄して、
水切、乾燥するものである。
米粒がα化する温度は68℃といわれており、そこで、
70℃以上の熱風又は蒸気を使って精白米の表層部のみ
をα化する。これにより、洗米時に水分が精白米の内部
まで急速に浸透することがなく、胴割粒の発生を抑制し
、かつ、精白米の含有率力月6%を超えるような高水分
状態とすることがない。α化時間は熱風又は蒸気の温度
によって異なり、高温であるほど短時間でよい。
70℃以上の熱風又は蒸気を使って精白米の表層部のみ
をα化する。これにより、洗米時に水分が精白米の内部
まで急速に浸透することがなく、胴割粒の発生を抑制し
、かつ、精白米の含有率力月6%を超えるような高水分
状態とすることがない。α化時間は熱風又は蒸気の温度
によって異なり、高温であるほど短時間でよい。
また、α化後に50℃以下の冷水による洗浄を施すこと
により、α化で生じた精白米の表面のぬめりを取り去る
とともに表面を硬化させ、更に表層面に残留する糊粉層
を完全に除去し滑らかな表層面とする。
により、α化で生じた精白米の表面のぬめりを取り去る
とともに表面を硬化させ、更に表層面に残留する糊粉層
を完全に除去し滑らかな表層面とする。
冷水洗浄した精白米は直ちに水切りし、表面に付着する
水滴を除去し、水分の浸透を防止する。そして、水切り
した精白米は、できるだけ短時間内に急速乾燥を行い、
精白米の最適水分である15〜16%の水分含有率とす
る。
水滴を除去し、水分の浸透を防止する。そして、水切り
した精白米は、できるだけ短時間内に急速乾燥を行い、
精白米の最適水分である15〜16%の水分含有率とす
る。
次に、本発明の無洗米加工方法を実施するための好適な
一実施例を説明する。
一実施例を説明する。
本発明の無洗米加工方法は一般的に次のような手段を用
いる。それは玄米を93%以下に搗精する精米手段と、
次に熱風又は蒸気によるα化手段と、熱風又は蒸気によ
るα化手段に連設して冷水洗浄手段及び水切・乾燥手段
である。最後に製品化の手段として計量・袋詰手段を設
ける。
いる。それは玄米を93%以下に搗精する精米手段と、
次に熱風又は蒸気によるα化手段と、熱風又は蒸気によ
るα化手段に連設して冷水洗浄手段及び水切・乾燥手段
である。最後に製品化の手段として計量・袋詰手段を設
ける。
以下、具体的に説明する。精米機に投入された米粒(玄
米)は、米粒表面の糠層が削り取られ歩留り90.5〜
93%に搗精する。この時、精米装置は研削式又は摩擦
式等の組み合わせ又は単独で構成される。
米)は、米粒表面の糠層が削り取られ歩留り90.5〜
93%に搗精する。この時、精米装置は研削式又は摩擦
式等の組み合わせ又は単独で構成される。
この様にして精米された米粒(精白米)は原料(玄米)
時に比べてかなり高温となり、そのため、水分含有率も
低下するが、米粒内の水分は外部に向けて発散状態にあ
る。この状態の米粒を、可及的速やかに、例えば30分
以内に熱風又は蒸気によるα化手段に投入する。
時に比べてかなり高温となり、そのため、水分含有率も
低下するが、米粒内の水分は外部に向けて発散状態にあ
る。この状態の米粒を、可及的速やかに、例えば30分
以内に熱風又は蒸気によるα化手段に投入する。
すなわち、米粒は熱風又は蒸気によりα化され、発散状
態の水分又は含水骨等で表面がα化される。α化の装置
は回転式、コンベア式のもので、バッチ式又は連続的に
実施される。
態の水分又は含水骨等で表面がα化される。α化の装置
は回転式、コンベア式のもので、バッチ式又は連続的に
実施される。
米粒がα化される時間は、精白米の表面の薄層のみがα
化するとともに、米粒内層部が変化しない短時間が望ま
しく、例えば熱風又は蒸気が80℃の場合は2分、10
0℃の場合は15秒以内とする。この程度の時間内であ
ると、米粒内の水分がまだ発散状態にあり、表層部のみ
にα化層が生成され、洗米時に吸水速度が遅くなり、い
わゆる水中亀裂が生じない。なお、α化が深層部まで進
行すると炊飯時にパサつき、食味がよくない。
化するとともに、米粒内層部が変化しない短時間が望ま
しく、例えば熱風又は蒸気が80℃の場合は2分、10
0℃の場合は15秒以内とする。この程度の時間内であ
ると、米粒内の水分がまだ発散状態にあり、表層部のみ
にα化層が生成され、洗米時に吸水速度が遅くなり、い
わゆる水中亀裂が生じない。なお、α化が深層部まで進
行すると炊飯時にパサつき、食味がよくない。
熱風又は蒸気によるα化洗浄を終えた精白米は、ややべ
とついた状態であるが、次に、50℃以下の常温水若し
くは常温水よりも冷たい洗浄水の満ちた冷水洗浄手段に
よってその表層面を洗浄硬化させ、糊粉層とぬめりを除
去して滑面状態とする。この洗浄手段後に撹拌作用を与
えると効果的である。
とついた状態であるが、次に、50℃以下の常温水若し
くは常温水よりも冷たい洗浄水の満ちた冷水洗浄手段に
よってその表層面を洗浄硬化させ、糊粉層とぬめりを除
去して滑面状態とする。この洗浄手段後に撹拌作用を与
えると効果的である。
こうして、冷水による洗浄を終えた米粒は、直ちに水切
り・乾燥手段に搬送され、送風機等による高圧風を浴び
ながら、表面に付着する水分を除去する。そして米粒は
15〜16%の含水率に仕上げられる。この水切り・乾
燥手段においては、米粒表層がα化されているのでラフ
な乾燥を行っても胴割れの心配がない。
り・乾燥手段に搬送され、送風機等による高圧風を浴び
ながら、表面に付着する水分を除去する。そして米粒は
15〜16%の含水率に仕上げられる。この水切り・乾
燥手段においては、米粒表層がα化されているのでラフ
な乾燥を行っても胴割れの心配がない。
このように、製品として適当な含水率となった米粒は、
計量・袋詰め手段に順次供給され、ガス遮断性を有する
フィルムによって形成された袋内に計量・充填される。
計量・袋詰め手段に順次供給され、ガス遮断性を有する
フィルムによって形成された袋内に計量・充填される。
なお、該袋内の酸素をガス吸引管によって抜き去るとと
もに、不活性ガス注入管によって窒素ガス等を注入して
密閉包装すると効果的である。
もに、不活性ガス注入管によって窒素ガス等を注入して
密閉包装すると効果的である。
こうして、パッケージされた精白米は、炊飯時に水と共
に炊飯釜に投入するだけで、洗米及び浸漬することなく
直ちに炊飯することができる。
に炊飯釜に投入するだけで、洗米及び浸漬することなく
直ちに炊飯することができる。
以上のように、精白米の表層をα化する手段に水分を多
用しないことと、α化後に冷水洗浄するため浸漬による
亀裂はなく、また確実に糊粉層を取り除くことができる
。
用しないことと、α化後に冷水洗浄するため浸漬による
亀裂はなく、また確実に糊粉層を取り除くことができる
。
このため、無洗米として製品化しても品質の劣化はなく
、更に、α化を熱風又は蒸気で行うため水分を多用する
ものに比較して装置は小型化が図れる。
、更に、α化を熱風又は蒸気で行うため水分を多用する
ものに比較して装置は小型化が図れる。
Claims (1)
- 歩留り93%以下に搗精した精白米を70℃以上の熱
風又は蒸気で表層部をα化した後、50℃以下の冷水で
洗浄して、水切、乾燥することを特徴とする無洗米加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247036A JPH03108459A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 無洗米加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247036A JPH03108459A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 無洗米加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108459A true JPH03108459A (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=17157460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1247036A Pending JPH03108459A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 無洗米加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03108459A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003102408A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-08 | Bio Tec Japan:Kk | ダイエット米及びその製造方法 |
US20100323087A1 (en) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | Satake Corporation | Method for producing quick-cooking rice and quick-cooking rice produced by the method |
US20160007638A1 (en) * | 2013-02-06 | 2016-01-14 | Satake Corporation | Manufacturing method of instant rice, instant rice obtained by the manufacturing method of instant rice, and device used in the manufacturing method of instant rice |
KR20190018077A (ko) * | 2017-08-10 | 2019-02-21 | 농업회사법인 (주) 남양식품 | 죽상 혼합물용 곡물의 제조방법 |
KR20190018076A (ko) * | 2017-08-10 | 2019-02-21 | 농업회사법인 (주) 남양식품 | 세척 곡물의 제조방법 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1247036A patent/JPH03108459A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003102408A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-08 | Bio Tec Japan:Kk | ダイエット米及びその製造方法 |
US20100323087A1 (en) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | Satake Corporation | Method for producing quick-cooking rice and quick-cooking rice produced by the method |
US10136665B2 (en) * | 2009-06-18 | 2018-11-27 | Satake Corporation | Method for producing quick-cooking rice and quick-cooking rice produced by the method |
US20160007638A1 (en) * | 2013-02-06 | 2016-01-14 | Satake Corporation | Manufacturing method of instant rice, instant rice obtained by the manufacturing method of instant rice, and device used in the manufacturing method of instant rice |
US9693575B2 (en) * | 2013-02-06 | 2017-07-04 | Satake Corporation | Manufacturing method of instant rice, instant rice obtained by the manufacturing method of instant rice, and device used in the manufacturing method of instant rice |
KR20190018077A (ko) * | 2017-08-10 | 2019-02-21 | 농업회사법인 (주) 남양식품 | 죽상 혼합물용 곡물의 제조방법 |
KR20190018076A (ko) * | 2017-08-10 | 2019-02-21 | 농업회사법인 (주) 남양식품 | 세척 곡물의 제조방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100478766B1 (ko) | 발아 현미 | |
JP2775186B2 (ja) | 米をパーボイルする方法 | |
US2733147A (en) | Quick cooking rice and process therefor | |
JP4757419B2 (ja) | ダイエット米及びその製造方法 | |
US2740719A (en) | Quick cooking rice and process therefor | |
US2828209A (en) | Process of preparing a quick cooking rice | |
JPH03108459A (ja) | 無洗米加工方法 | |
US2334665A (en) | Method and control system for treating and canning rice | |
AU599542B2 (en) | Non-aqueous processing of rice | |
JP2002517989A5 (ja) | ||
AU4679693A (en) | Method for infusing raisins with high levels of humectant | |
JP2615314B2 (ja) | 洗い米及びその包装方法 | |
US6551649B1 (en) | Fast cooking converted rice | |
JPH01148158A (ja) | 半熟米の製造法 | |
Unnikrishnan et al. | Properties of pressure-parboiled rice as affected by variety | |
JP2004049009A (ja) | 糯玄米 | |
US470140A (en) | Method of treating cereals and products | |
JP2002017276A (ja) | 既洗浸漬米の製造方法 | |
JP4516420B2 (ja) | 米飯及び米飯の製造方法 | |
JP2711644B2 (ja) | 洗い米の製造装置 | |
JP2616821B2 (ja) | 無洗米の加工方法 | |
JPH06141795A (ja) | 加工米飯の製造法およびその装置 | |
JPH0365150A (ja) | 無洗米加工方法 | |
JPH0787907A (ja) | 粥または雑炊の製造方法 | |
JPH01300865A (ja) | 穀粒の改質方法 |