JPH0310767Y2 - - Google Patents

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JPH0310767Y2
JPH0310767Y2 JP1988037661U JP3766188U JPH0310767Y2 JP H0310767 Y2 JPH0310767 Y2 JP H0310767Y2 JP 1988037661 U JP1988037661 U JP 1988037661U JP 3766188 U JP3766188 U JP 3766188U JP H0310767 Y2 JPH0310767 Y2 JP H0310767Y2
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seat
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シートに座つた乗員の特定部位をマ
ツサージすることができるようにしたマツサージ
器付車両用シート装置に関する。
[従来の技術] 自動車などの車両では、同じ姿勢で座つている
ことが多いので、身体の各部が疲れる。
そこで従来、車両用シートにバイブレータを内
蔵させ、必要に応じて使用できる構造にした車両
用シートとして、例えば実開昭57−160734号公報
および実開昭54−182110号公報などで見ることが
できるように、各種のものが存在する。
このうち、実開昭57−160734号公報に記載され
る車両用のシート装置は、マツサージヘツドがシ
ートの表面より進退出可能に取り付けられ、必要
に応じてシート表面より突出させて使用できる構
造になつているが、マツサージヘツドは固定で、
マツサージヘツドの形状を好みに応じて簡単に交
換したり、あるいは取付位置を変えたりすること
ができる構造にはなつていない。
一方、実開昭54−182110号公報に記載される車
両用のシートは、電動モータの駆動で振動される
弾性突起および永久磁石がシート表面に複数設け
られた構造になつているが、上記実開昭57−
160734号公報に開示された車両用のシート装置と
同様に、マツサージヘツド(弾性突起および永久
磁石)を使用者(乗員)の好みに応じて簡単に交
換したり、あるいは取付位置を変えたりすること
ができる構造にはなつていない。
[考案が解決しようとする課題] このため、従来における何れの車両用シート装
置も体形が異なる人が座つてマツサージを掛ける
場合は、自分で身体を動かし、好みの位置にマツ
サージヘツドが当たるように調整したい場合など
があり、一般に体形や好みの違う人が利用するこ
との多い車両用のシート装置においては、特に使
用しずらいという問題点があつた。
さらに衣服が薄着の場合と厚着をしている場合
とでは、同じマツサージヘツドが当たつても感じ
方が異なり、厚着の場合は先が比較的尖つていな
いとマツサージを受けている感じが余り得られ
ず、逆に薄着の場合では先が丸味を帯びたマツサ
ージヘツドが適する。また人によつても好みがあ
る。このような場合、マツサージヘツドが固定さ
れていると、その使用者に合つたマツサージを効
果的に行うことができず、利用できる人の範囲な
どが限られてしまつている問題点もあつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は使用者の好みに合つた部位を効
果的にマツサージし、疲労回復を早めることので
きるとともに、簡単な交換調整で誰もが違和感な
く快適に使用することができる構造にしたマツサ
ージ器付車両用シート装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案に係るマツサ
ージ器付車両用シート装置は、シートの内部に配
設されたバイブレータと、前記シート内に配置さ
れて前記バイブレータによつて振動されるととも
にヘツド取付部を複数箇所に有する振動板と、前
記シートに形成されて表面から前記各ヘツド取付
部に通じる貫通穴と、軸部の一端側にマツサージ
ヘツド部を有し、かつ他端側に前記任意のヘツド
取付部と脱着可能に係合する被係止部が設けられ
たマツサージヘツドとを備え、前記マツサージヘ
ツドがシートの表面側より貫通穴を通して前記振
動板に取り付けられ振動板と一体に振動するよう
にしたものである。
[作用] 上記構成によれば、シートの表面に開口してい
る貫通穴を通して、マツサージヘツドをシート表
面側から挿入させて被係止部を振動板の任意のヘ
ツド取付部に係合させると、シート表面の任意部
位にあつて、好みのマツサージヘツドなどと簡単
に交換することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るマツサージ器付車両用
シート装置の要部構成を示したものである。
図において、シート1は、シートクツシヨン部
2とシートバツク部3とを備えているとともに、
シートバツク部3の上部にヘツドレスト4を取り
付けた概略構成になつている。
そして、シートクツシヨン部2とシートバツク
部3には、マツサージ器5(第2図参照)が配設
され、外観的には各マツサージ器5における複数
のマツサージヘツド6が、シートクツシヨン部2
およびシートバツク部3のシート表面に各々表出
された状態になつている。また、シートクツシヨ
ン部2とシートバツク部3に設けられた各マツサ
ージ器5の構成は基本的に同じである。そこで、
第1図のA−A線に沿う拡大断面図として示す第
2図を用いて、このマツサージ器5を内蔵したシ
ート部分についての細部構成をさらに説明する。
まず、マツサージ器5は、シートフレーム7に
絶縁板8を介して固定されたバイブレータ9と、
同じくフレーム7に取り付けられバイブレータ9
によつて振動される振動板10と、この振動板1
0に脱着自在に取り付けられる上記マツサージヘ
ツドなどで構成されている。
そして、バイブレータ9は、不図示のスイツチ
で起動・停止が制御し得るようになつている。ま
た、必要に応じて複数点在して設けられ、振動板
10を同時に振動させることができる。さらに、
上記スイツチの操作で電流値などを変えると、弱
−中−強などと、好みに応じた強さに切り換えで
きるようになつている。
振動板10は、表皮材11で外面が覆われてい
るパツド材12の内面に沿つて取り付けられてい
るとともに、複数の位置(実施例では8箇所)に
ヘツド取付部13が点在した状態でそれぞれ設け
られている。一方、この各ヘツド取付部13と対
応している表皮材11とパツド材12の各部位に
は、シート表面に貫通した状態で貫通穴14が
各々設けられており、この貫通穴14を通してヘ
ツド取付部13とシート表面とが連通された状態
になつている。また、貫通穴14を形成している
表皮材11の各孔縁には、貫通穴14を縁取る樹
脂製のアイレツト15がそれぞれ取り付けられて
いる。そして、振動板10には、この貫通穴14
を通してマツサージヘツド6が脱着自在に取り付
け得るようになつている。
さらに説明すると、マツサージヘツド6は樹脂
材で形成され、軸部6a先端にきのこ状に膨らま
せて形成したマツサージヘツド部6bを、他端に
左右に貫通した係止ピン16を取り付けている。
なお、この係止ピン16は被係止部として使用さ
れるもので、ヘツド取付部13に係合し得るよう
になつている。一方、各ヘツド取付部13は、第
3図に詳細に示すように、マツサージヘツド6に
おける軸部6aの外径寸法よりも若干大きい貫通
穴13aと、係止ピン16と対応して180度変位
した位置にそれぞれ設けられた切り欠き部13b
とで形成されている。そして、マツサージヘツド
6の他端側を係止ピン16を取り付けた状態で切
り欠き部13bに対応させて挿入すると、この他
端側が振動板10を貫通する。さらに、この貫通
した状態でマツサージヘツド6を回復させ、係止
ピン16の位置を切り欠き部13bからずらす
と、振動板10の裏面に係止ピン16が係止され
て抜け止めされる。また、再びマツサージヘツド
6を逆に回動させて係止ピン16と切り欠き部1
3bとの位置合わせを行うと係止が解除され、マ
ツサージヘツド6を再び抜き取つて外すことがで
きる。すなわち、この脱着によつてマツサージヘ
ツド6を任意の位置に付け替えたり、またはマツ
サージヘツド部6bの形状が異なるものと交換し
たりすることができるようになつている。
したがつて、このように構成されたマツサージ
器5は、貫通穴14を通つてマツサージヘツド6
を挿入させ、パツド材12を圧縮させた状態でヘ
ツド取付部13に係止ピン16を係合させると、
マツサージヘツド部6bがシート表面に突出した
状態で取り付けることができる。そして、この取
付状態では、パツド材12の弾性復帰力をマツサ
ージヘツド部6bが受け、この弾性復帰力で振動
板10の裏面に係止ピン16が圧接されて一体化
状態が得られる。さらに、この状態でバイブレー
タ9によつて振動板10が振動されると、マツサ
ージヘツド6も振動板10と一体に振動される。
また、シート面に使用者(乗員)が寄り掛かる
と、マツサージヘツド6でマツサージを受けるこ
とができる。なお、このシート装置では、振動板
10のヘツド取付部13は、人体において指圧を
与えると疲れなどを取るのに最も良いとされてい
る部位、いわゆる“ツボ”に対応するようにして
それぞれ設けられている。
したがつて、、このように構成されたマツサー
ジ器付車両用シート装置では、マツサージヘツド
6の脱着交換が簡単にできるので、使用者の好み
に応じたマツサージヘツド6、例えば第4図乃至
第5図に示すようにマツサージヘツド部26b,
27bが異なる形状をしたマツサージヘツド6と
交換して使用することができる。これにより、マ
ツサージ効果をさらに向上させることができる。
また、この装置ではマツサージ器5を使用しな
い場合は、マツサージヘツド6を取り外しておく
こともでき、取り外しておくと非使用時における
異物感をなくすことができる。
さらに、必要とする部分だけにマツサージヘツド
6を取り付けると、このマツサージヘツド6が当
たる身体の部位にだけ、指圧効果を持たせてマツ
サージを掛けることができる。
加えて、取り付け位置を選択して変えることに
よつて、使用者の好みに応じた位置にマツサージ
ヘツド6を付け換えることもできるので、より効
果的なマツサージを行うことができ、疲労回復を
早めることができる。
この結果、体形や好みなどが異なる色々な人が
利用しても、その人に合わせて簡単に交換調整す
ることができるので、誰でも違和感を持つことな
く利用することができ実用性が向上する。
なお、上記実施例では、第1図に示したシート
1に設けられている貫通穴14の全てに、マツサ
ージヘツド6を取り付けた構造を開示したが、必
要な部位にだけ取り付ければ良いことは勿論であ
る。またセパレートタイプのシートに適用した構
造を開示したが、セパレートタイプ以外のシート
にも適用できるものである。その他、マツサージ
ヘツド6と振動板10との脱着構造や、マツサー
ジヘツド6の構造なども必要に応じて種々と変更
し得るものである。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係るマツサージ
器付車両用シート装置によれば、シートの表面に
開口している貫通穴を通して、マツサージヘツド
をシート表面側から簡単に脱着させることができ
るので、好みなどが異なる色々な人が利用しても
その人に合わせて簡単に交換調整することがで
き、誰でも違和感を持つことなく利用することが
できることになる。これにより、効果的なマツサ
ージが行え疲労回復を早めることができるととも
に、利用できる人の範囲も広がり実用性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るマツサージ器
付車両用シート装置の外観斜視図、第2図は第1
図のA−A線に沿う要部拡大概略断面図、第3図
は同上装置の要部分解斜視図、第4図は同上装置
に適用するマツサージヘツドの変形例を示した要
部斜視図、第5図は同上装置に適用するマツサー
ジヘツドの他の変形例を示した要部斜視図であ
る。 1……シート、5……マツサージ器、6……マ
ツサージヘツド、6a……軸部、6b……マツサ
ージヘツド部、9……バイブレータ、10……振
動板、13……ヘツド取付部、14……貫通穴、
16……係止ピン(被係止部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの内部に配設されたバイブレータと、前
    記シート内に配置されて前記バイブレータによつ
    て振動されるとともにヘツド取付部を複数箇所に
    有する振動板と、前記シートに形成されて表面か
    ら前記各ヘツド取付部に通じる貫通穴と、軸部の
    一端側にマツサージヘツド部を有し、かつ他端側
    に前記任意のヘツド取付部と脱着可能に係合する
    被係止部が設けられたマツサージヘツドとを備
    え、前記マツサージヘツドがシートの表面側より
    貫通穴を通して前記振動板に取り付けられ振動板
    と一体に振動するようにしたことを特徴とするマ
    ツサージ器付車両用シート装置。
JP1988037661U 1988-03-24 1988-03-24 Expired JPH0310767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988037661U JPH0310767Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JPH01140943U JPH01140943U (ja) 1989-09-27
JPH0310767Y2 true JPH0310767Y2 (ja) 1991-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5391390U (ja) * 1976-12-27 1978-07-26
JPS54182110U (ja) * 1978-06-12 1979-12-24
JPS57160734U (ja) * 1981-04-02 1982-10-08

Also Published As

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JPH01140943U (ja) 1989-09-27

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