JPH03107608A - ワッシャーシール - Google Patents

ワッシャーシール

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JPH03107608A
JPH03107608A JP24577989A JP24577989A JPH03107608A JP H03107608 A JPH03107608 A JP H03107608A JP 24577989 A JP24577989 A JP 24577989A JP 24577989 A JP24577989 A JP 24577989A JP H03107608 A JPH03107608 A JP H03107608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal ring
seal
coating
washer
rust
Prior art date
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Pending
Application number
JP24577989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Tanaka
田中 昌則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchiyama Manufacturing Corp
Original Assignee
Uchiyama Manufacturing Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Uchiyama Manufacturing Corp filed Critical Uchiyama Manufacturing Corp
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Publication of JPH03107608A publication Critical patent/JPH03107608A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ボルトとカバ一部材間に介在させるワッシャ
ーシールに関し、具体的には装着使用時に起きる錆の発
生を防止したワッシャーシールに関する。
[従来の技術] 従来、自動車とか他の屋外で使用される機器頭の締結部
分では雨水・潮風によって錆が発生し易く、該締結部分
が次第に侵食されて劣化し美観を損なうのは勿論その耐
久寿命さえ低下させる欠陥を持っていた。特に、自動車
においては冬季に散布される塩化ナトリウム・塩化カル
シウム・塩化マグネシウム等の凍結防止剤によって錆の
発生進行を早める苛酷な状況に置かれており5力バ一部
材を締付るワッシャーシールにも塩害に負けない強い耐
食性が求められている。
このワッシャーシールの多くは鉄材を用いた金属環と合
成ゴム製のシール部とからなっているが、前記塩害対策
としては、該金属環にプラスチイングしたりあるいはリ
ン酸処理または各種メッキ等の防錆処理を施した後、そ
の表面に接着剤被膜を形成してシール部を加硫接着成型
するか、またはシール部を予め加硫成型しこれに各種メ
ッキなどの防錆処理を施した金属環を貼着して一体化す
るなどの方法を用いていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記の金属環にシール部を加硫接着成型
する場合、該加硫成型時の熱負荷によって各種メッキ被
膜が劣化しその防錆効果を低下させてしまう。また、金
属環とシール部とを個別に形成しその後に貼着一体止し
たワッシャーシールの場合、強固な初期接着が得られ難
くさらに使用時の耐熱接着強度にも乏しいという別種の
欠点が発生する。
本発明はこのような問題点を改善するものであって、強
固な一体化をなして良好な耐食性を有するワッシャーシ
ールを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明を、図面に基づいて説明すると第1図に示すよう
に金属環1と、合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性体で形
成された環状のシール部2からなるワッシャーシールA
であって、第2図に示すように前記金属環1に接着剤被
膜5を形成してシール部2を加硫接着成型せしめた後、
該金属環1の外表面に防錆被膜3を形成したことを特徴
としている。
この防錆被膜3は所望の粒度の金属粉を単品あるいは複
数品混合してその表面に投射せしめて形成したことを特
徴としている。
さらに、この防錆被膜3の表面にクロメート処理被膜4
を形成したことを特徴としている。
また、金属環1と合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性体で
形成されたシール部2からなるワッシャーシールAであ
って、前記金属環1に接着剤被膜5を形成してシール部
2を加硫接着成型せしめた後、外面に露出する接着剤被
膜5を科学的あるいは物理的に除去しその表面に、亜鉛
・クロム・ニッケル・合金等のメッキ層3′を形成した
ことを特徴としている。
また、前記メッキ層3′の表面にクロメート処理液M4
を形成したことを特徴としている。
[作用コ 本発明は上記構成によって次に示す優れた作用をなす。
本発明は、金属環1にシール部2を加硫接着成型せしめ
た後に防錆被膜3を施したもので、その防錆被膜3とし
ては、金属粉、例えば亜鉛、ニッケル、アルミニウム、
@、及びこれらの合金などを投射し、金属環1の外表面
に該金属環1の素地より防錆効果の高い金属材を機械的
にコーティングして被膜を形成する。さらにその上に六
価クロム化合物の溶液で処理し金属のクロム酸塩の被膜
となるクロメート処理被膜4を形成すれば一段と防錆力
が向上する。
また、他の防錆被膜3としては、外表面に現れる接着剤
被膜5を化学的、物理的方法によって除去した後、例え
ば亜鉛メッキ、ニラゲルメッキ。
クロムメッキ、亜鉛−ニッケル合金メッキ、亜鈴ニッケ
ル合金メッキ、亜鉛−鉄合金メッキ、錫メッキ、銅メッ
キ、真鍮メッキ、マンガンメッキ等のメッキ層3′を形
成することも可能である。
このメッキ層3′は一層メッキに限定されず複数の層と
なる多層メッキであっても差し支えない。
さらに、このメッキ層3′表面にクロメ−1〜処理被膜
4を形成することによりいっそう高い防錆効果が得られ
る。
[実施例コ 以下に実施例を示す。
5pccからなる金属環にリン酸処理を施し、フェノー
ル樹脂系接着剤をディッピング塗布し1.150’CX
10論で焼付けNBR,ACMコンパウンドをコンプレ
ッション成型した。
成型条件は、NBR170℃×5′ ACM  170℃×10′である。
さらに二次加硫として150°CX10hにて行った。
出来上がった製品にショツトブラストをなし酸性浴亜鉛
メッキにて5μの亜鉛メッキを行い、有色クロメートを
施しな。(実施例■■)一方、出来上がった製品に直接
CZコート・(同和鉄粉層)を13g/m”の厚みにか
けた後クロメ−I−処理を施した。〈実施例■■) 比較として、各種下地処理にフェノール系接着剤をディ
ッピング塗布し、150’CX10’で焼付けた後、N
BR,ACMコンパウンドを接着した従来品のワッシャ
ーシール及び金属環に防錆処理だけを行ったものを用意
した。(比較例■〜■これらをJIS  Z2371に
従い、塩水噴霧試験を行って赤サビ発生までの時間にて
評価したものを表1に示す。
[発明の効果] 本発明によって、加硫作成時における熱負荷を一切受け
ることなく防錆被膜を形成できるから、各種被膜等の持
つ本来の防錆効果を得ることができ、さらに帯熱した高
温時の接着安定性も高いものとなった。
従って、苛酷な使用状況におかれても長期間良好な耐食
性を示し錆の発生のないワッシャーシールを提供出来た
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はワッシャーシールの形状を表した断面図である
。第2図は本発明のワッシャーシールの一実施例を示す
拡大断面図である。 A・・・ワッシャーシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属環1と、合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性体
    で形成された環状のシール部2からなるワッシャーシー
    ルAにおいて;前記金属環1に接着剤被膜5を形成して
    シール部2を加硫接着せしめた後、該金属環1の露出表
    面に防錆被膜3を形成したことを特徴とするワッシャー
    シール。
  2. (2)前記防錆被膜3は金属粉をその表面に投射せしめ
    て形成したことを特徴とした請求項1記載のワッシャー
    シール。
  3. (3)前記防錆被膜3の表面にクロメート処理被膜4を
    形成したことを特徴とした請求項2記載のワッシャーシ
    ール。
  4. (4)金属環1と、合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性体
    で形成された環状のシール部2からなるワッシャーシー
    ルAにおいて;前記金属環1に接着剤被膜5を形成して
    シール部2を加硫接着せしめた後、露出する接着剤被膜
    5を除去しその表面に、亜鉛、クロム、ニッケル、合金
    等のメッキ層3′を形成したことを特徴としたワッシャ
    シール。
  5. (5)前記メッキ層3′の表面にクロメート処理被膜4
    を形成したことを特徴とする請求項4記載のワッシャー
    シール。
JP24577989A 1989-09-20 1989-09-20 ワッシャーシール Pending JPH03107608A (ja)

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JP24577989A Pending JPH03107608A (ja) 1989-09-20 1989-09-20 ワッシャーシール

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Cited By (1)

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JPH0473611U (ja) * 1990-11-06 1992-06-29

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