JPH03107492A - プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 - Google Patents
プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方法Info
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- JPH03107492A JPH03107492A JP24701689A JP24701689A JPH03107492A JP H03107492 A JPH03107492 A JP H03107492A JP 24701689 A JP24701689 A JP 24701689A JP 24701689 A JP24701689 A JP 24701689A JP H03107492 A JPH03107492 A JP H03107492A
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Landscapes
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
童栗上■剋朋分互
本発明は、プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めっき鋼板
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
皿米■肢歪
近年、北米を中心として、冬季、道路の凍結防止のため
に、岩塩が散布されているが、その結果、自動車車体が
厳しい腐食環境に曝されることとなり、そのため、近年
、自動車用鋼板の長寿命化を目的として、めっき付着量
を増大させた厚目付電気亜鉛めっき鋼板の使用割合が増
えている。
に、岩塩が散布されているが、その結果、自動車車体が
厳しい腐食環境に曝されることとなり、そのため、近年
、自動車用鋼板の長寿命化を目的として、めっき付着量
を増大させた厚目付電気亜鉛めっき鋼板の使用割合が増
えている。
しかしながら、自動車車体のプレス加工は、形状が複雑
で、且つ、加工量が非常に大きいものであるために、上
記のような厚目付電気亜鉛めっき鋼板のプレス成形によ
れば、めっき層の剥離が多い。この結果、めっき剥離片
が金型や素材に付着して、プレス加工後、製品の表面に
微細な圧痕を生じる所謂星目ピンプルの発生が増加し、
また、プレス金型への凝集粉の蓄積によって、金型の洗
浄研磨等の手入れ回数の増加を余儀なくされている。こ
れらは、塗装鮮映性等の外観品質特性の劣化や、プレス
工程における生産性の低下につながり、工業上、不利で
ある。
で、且つ、加工量が非常に大きいものであるために、上
記のような厚目付電気亜鉛めっき鋼板のプレス成形によ
れば、めっき層の剥離が多い。この結果、めっき剥離片
が金型や素材に付着して、プレス加工後、製品の表面に
微細な圧痕を生じる所謂星目ピンプルの発生が増加し、
また、プレス金型への凝集粉の蓄積によって、金型の洗
浄研磨等の手入れ回数の増加を余儀なくされている。こ
れらは、塗装鮮映性等の外観品質特性の劣化や、プレス
工程における生産性の低下につながり、工業上、不利で
ある。
他方、従来、めっきの光沢化を目的として、亜鉛めっき
浴中にデンプン、デキストリン、芳香族アルデヒド化合
物等を添加することは既に知られている。しかし、これ
らはめつき浴中に多量に加えられるために、電析の際に
、めっき層中に取り込まれて、めっき層を脆化させ、加
工性を劣化させる。更に、特開昭61−181491号
公報には、めっき浴にポリアクリルアミド系重合体を添
加することが提案されている。この方法は、めっき層を
平滑化し、凸部をなくして、加工性を向上させるもので
あるが、めっき剥離の点では、尚、十分ではない。
浴中にデンプン、デキストリン、芳香族アルデヒド化合
物等を添加することは既に知られている。しかし、これ
らはめつき浴中に多量に加えられるために、電析の際に
、めっき層中に取り込まれて、めっき層を脆化させ、加
工性を劣化させる。更に、特開昭61−181491号
公報には、めっき浴にポリアクリルアミド系重合体を添
加することが提案されている。この方法は、めっき層を
平滑化し、凸部をなくして、加工性を向上させるもので
あるが、めっき剥離の点では、尚、十分ではない。
■が”? しようとする晋
そこで、本発明らは、厚目付電気亜鉛めっき鋼板のプレ
ス成形における上記した問題を解決するために鋭意研究
した結果、めっき浴中にポリビニルピロリドンを微量加
えることによって、得られる亜鉛めっき鋼板のプレス加
工時のめつき剥離が著しく低減されることを見出して、
本発明に至ったものである。
ス成形における上記した問題を解決するために鋭意研究
した結果、めっき浴中にポリビニルピロリドンを微量加
えることによって、得られる亜鉛めっき鋼板のプレス加
工時のめつき剥離が著しく低減されることを見出して、
本発明に至ったものである。
従って、本発明は、前述した従来の厚目付電気亜鉛めっ
き鋼板のプレス加工時のめっき層剥離の問題を解決する
ためになされたものであって、プレス加工性にすぐれる
電気亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的と
する。
き鋼板のプレス加工時のめっき層剥離の問題を解決する
ためになされたものであって、プレス加工性にすぐれる
電気亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的と
する。
めっき鋼板の製造方法は、ポリビニルピロリドン1〜1
)000ppを含有する硫酸酸性純亜鉛めっき浴中にて
、電流密度70〜200 A 76m”にて陰極電解を
行なうことを特徴とする。
)000ppを含有する硫酸酸性純亜鉛めっき浴中にて
、電流密度70〜200 A 76m”にて陰極電解を
行なうことを特徴とする。
本発明による電気亜鉛めっき鋼板の製造においては、ポ
リビニルピロリドン1〜1’OOOppm 全含有する
硫酸酸性純亜鉛めっき浴が用いられる。
リビニルピロリドン1〜1’OOOppm 全含有する
硫酸酸性純亜鉛めっき浴が用いられる。
純亜鉛めっき浴には、硫酸塩系浴が好ましく用いられる
。塩化物浴を用いるときは、目的とするポリビニルピロ
リドンの添加効果が小さく、しかも、設備が腐食損傷を
受けやすいので好ましくない。
。塩化物浴を用いるときは、目的とするポリビニルピロ
リドンの添加効果が小さく、しかも、設備が腐食損傷を
受けやすいので好ましくない。
本発明において用いるポリビニルピロリドンは、一般式
で表わされる重合体であって、ここに、重合度nは、5
0〜5000の範囲にあることが好ましい。
0〜5000の範囲にあることが好ましい。
かかるポリビニルピロリドンは、めっき浴に1〜1)0
00ppの範囲にて添加される。1 ppmよりも少な
いときは、第1図に、得られた亜鉛めっき鋼板について
の加工試験結果を示すように、プレス加工時、めっき剥
離量が依然として多い。この加工試験は、第2図及び第
3図に示すように、ビード付きU曲げ加工を行なったも
のである。本発明によれば、めっき浴中にポリビニルピ
ロリドンをI ppm以上加えることによって、めっき
剥離量を実用上、何ら問題を生じない2■/個以下に抑
えることができる。
00ppの範囲にて添加される。1 ppmよりも少な
いときは、第1図に、得られた亜鉛めっき鋼板について
の加工試験結果を示すように、プレス加工時、めっき剥
離量が依然として多い。この加工試験は、第2図及び第
3図に示すように、ビード付きU曲げ加工を行なったも
のである。本発明によれば、めっき浴中にポリビニルピ
ロリドンをI ppm以上加えることによって、めっき
剥離量を実用上、何ら問題を生じない2■/個以下に抑
えることができる。
しかし、めっき浴にポリビニルピロリドンを1)000
ppを越えて添加しても、プレス加工性に特にそれ以上
の向上がみられないのみならず、ポリビニルピロリドン
がめつき浴に溶解し難くなるので、本発明においては、
めっき浴へのポリビニルピロリドンの添加量の上限を1
)000pp とする。
ppを越えて添加しても、プレス加工性に特にそれ以上
の向上がみられないのみならず、ポリビニルピロリドン
がめつき浴に溶解し難くなるので、本発明においては、
めっき浴へのポリビニルピロリドンの添加量の上限を1
)000pp とする。
本発明において用いるポリビニルピロリドンは、その重
合度nが50〜5000の範囲にあることが好ましい。
合度nが50〜5000の範囲にあることが好ましい。
重合度が50よりも少ないときは、そのようなポリビニ
ルピロリドンを加えためっき浴にて鋼板を電気亜鉛めっ
きしても、プレス加工性にすぐれるめっき鋼板を得るこ
とができない。
ルピロリドンを加えためっき浴にて鋼板を電気亜鉛めっ
きしても、プレス加工性にすぐれるめっき鋼板を得るこ
とができない。
他方、重合度nが5000を越えるときは、ポリビニル
ピロリドンがめつき浴に対する熔解性に劣るので、使用
し難い。
ピロリドンがめつき浴に対する熔解性に劣るので、使用
し難い。
本発明において、陰極電解は、電流密度70〜200
A/dm”にて行なわれる。電流密度が70A/dm”
よりも小さいときは、得られるめっき鋼板が尚、プレス
加工に際して、多量のめっきの剥離を生じる。他方、2
00 A 76m”を越える電流密度では、めっき焼け
を生じて、得られるめっき鋼板が品質において劣る。
A/dm”にて行なわれる。電流密度が70A/dm”
よりも小さいときは、得られるめっき鋼板が尚、プレス
加工に際して、多量のめっきの剥離を生じる。他方、2
00 A 76m”を越える電流密度では、めっき焼け
を生じて、得られるめっき鋼板が品質において劣る。
本発明によれば、めっきは、通常、浴温30〜70℃、
好ましくは、40〜60℃、めっき浴piO95〜2.
0、好ましくは1.0〜1.5にて行なわれる。電導度
助剤としては、例えば、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニ
ウム等が用いられる。更に、めつき浴tよ、光沢剤、界
面活性剤、金属イオン等を含有していてもよい。
好ましくは、40〜60℃、めっき浴piO95〜2.
0、好ましくは1.0〜1.5にて行なわれる。電導度
助剤としては、例えば、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニ
ウム等が用いられる。更に、めつき浴tよ、光沢剤、界
面活性剤、金属イオン等を含有していてもよい。
光里Ω四果
本発明によれば、以上のように、微量のポリビニルピロ
リドンを加えた硫酸酸性純亜鉛めっき浴中にて、陰極電
解を行なうことによって、プレス加工性にすぐれる電気
亜鉛めっき鋼板を得ることができる。特に、本発明の方
法は、めっき付着量50g/rrr以上の厚目付であっ
て、しかも、プレス加工性にすぐれるめっき鋼板の製造
に好適である。
リドンを加えた硫酸酸性純亜鉛めっき浴中にて、陰極電
解を行なうことによって、プレス加工性にすぐれる電気
亜鉛めっき鋼板を得ることができる。特に、本発明の方
法は、めっき付着量50g/rrr以上の厚目付であっ
て、しかも、プレス加工性にすぐれるめっき鋼板の製造
に好適である。
従って、本発明の電気亜鉛めっき網板によれば、自動車
製造において、高生産性と高耐食性とを併せ達成するこ
とができる。
製造において、高生産性と高耐食性とを併せ達成するこ
とができる。
このように、プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めっき鋼
板を得ることができる理由については、未だ必ずしも明
らかではないが、めっき表面の形態の変化による潤滑油
の保持能力の向上や、めっき層の硬度の向上環が寄与し
ているものとみられる。
板を得ることができる理由については、未だ必ずしも明
らかではないが、めっき表面の形態の変化による潤滑油
の保持能力の向上や、めっき層の硬度の向上環が寄与し
ているものとみられる。
大施開
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
れら実施例により何ら限定されるものではない。
0.8N厚の市販5PCD相当A4キルド冷延鋼板に電
解脱脂、水洗、酸洗、水洗の順序にて前処理を施した後
、 Zn5O,・7■20 350g/lNa2SO
480g/l なる組成のめつき浴を用いて、めつき浴浴温55℃、p
H1,2、流速150m/分の条件にて電気亜鉛めっき
を行なって、めっき付着量60g/−の電気亜鉛めっき
鋼板を得、これをプレス加工した。
解脱脂、水洗、酸洗、水洗の順序にて前処理を施した後
、 Zn5O,・7■20 350g/lNa2SO
480g/l なる組成のめつき浴を用いて、めつき浴浴温55℃、p
H1,2、流速150m/分の条件にて電気亜鉛めっき
を行なって、めっき付着量60g/−の電気亜鉛めっき
鋼板を得、これをプレス加工した。
プレス加工は、第2図に示すように、ビード付きU曲げ
加工とし、プレス加工性は、加工前後の重量差、即ち、
めっき剥離量にて評価した。結果を第1表に示す。評価
基準は、Oがめつき剥離量2■/個未満、×がめつき剥
離量2呵/個以上を示す。
加工とし、プレス加工性は、加工前後の重量差、即ち、
めっき剥離量にて評価した。結果を第1表に示す。評価
基準は、Oがめつき剥離量2■/個未満、×がめつき剥
離量2呵/個以上を示す。
第1図は、めっき浴のポリビニルピロリドンの添加量と
、得られためつき鋼板のプレス加工時のめつき剥離量と
の関係を示すグラフ、第2図は、ビートイ」きU曲げ加
工を示す図、第3図は、加工鋼板を示す斜視図である。
、得られためつき鋼板のプレス加工時のめつき剥離量と
の関係を示すグラフ、第2図は、ビートイ」きU曲げ加
工を示す図、第3図は、加工鋼板を示す斜視図である。
Claims (1)
- (1)ポリビニルピロリドン1〜1000ppmを含有
する硫酸酸性純亜鉛めつき浴中にて、電流密度70〜2
00A/dm^2にて陰極電解を行なうことを特徴とす
るプレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24701689A JPH03107492A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24701689A JPH03107492A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107492A true JPH03107492A (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17157144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24701689A Pending JPH03107492A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | プレス加工性にすぐれる電気亜鉛めつき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03107492A (ja) |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24701689A patent/JPH03107492A/ja active Pending
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