JPH0310746Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0310746Y2
JPH0310746Y2 JP1986180182U JP18018286U JPH0310746Y2 JP H0310746 Y2 JPH0310746 Y2 JP H0310746Y2 JP 1986180182 U JP1986180182 U JP 1986180182U JP 18018286 U JP18018286 U JP 18018286U JP H0310746 Y2 JPH0310746 Y2 JP H0310746Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
light
glasses
visual acuity
light entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986180182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6385227U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986180182U priority Critical patent/JPH0310746Y2/ja
Publication of JPS6385227U publication Critical patent/JPS6385227U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0310746Y2 publication Critical patent/JPH0310746Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般メガネのレンズや防塵メガネ、
水中メガネのレンズ等に替えて遮光プレートを設
け、該プレートに視野限定して光入射量を調整
し、網膜に運動を与えることにより視力を回復さ
せんとする視力回復用訓練メガネに関する。
〔従来の技術〕
従来、視力回復用訓練装置としては、暗室の内
部で光点を移動させたり、又は回転する円板上に
多数の模様を形成しておき、その円板を直視する
等の方法がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、これらの従来の視力回復用訓練装置は
大型で、またその効果が不明確である上に、手軽
にどこでも訓練しうるというものでない上に、そ
の価格も高く、だれでもが入手して使用しうるも
のでないという不便さを有する。本考案は、従来
のこのような視力回復用訓練装置に鑑み、手軽に
どこでも使用しうる訓練用メガネを提供せんとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記本考案の目的を達成する為に、メガネのレ
ンズフレーム1と、該レンズフレーム1に内嵌さ
れる略板状の透明プレート3と、該透明プレート
3の片面全体に、瞳孔前方に対応する位置には小
孔の中心孔を形成し、該中心孔の周囲には外周部
分を残して放射状に中心孔と略同径の小孔を開設
して光入射孔を形成した不透明な遮光層を設けた
遮光プレート2と、よりなる視力回復用訓練メガ
ネを要旨とし、又、プレートに直径1〜3mm程度
の被着色部分による光入射孔を複数設けて、他を
黒色で着色することや、プレートの着色部分にお
ける光入射孔部分を印刷により作成することも考
えられる視力回復用訓練メガネを提供せんとする
ものである。
〔作用〕
以上の如く、本考案にかかる視力回復用訓練メ
ガネは、メガネのレンズフレームに略板状の透明
プレートを内嵌し、該透明プレートの片面全体
に、瞳孔前方に対応する位置には小孔の中心孔を
形成し、該中心孔の周囲には外周部分を残して放
射状に中心孔と略同径の小孔を開設して光入射孔
を形成した不透明な遮光層を設けた遮光プレート
を被着してなるので、該入射孔を通じて外界を見
れば制限された視野の光入射量でみなければなら
ないため網膜に対する強制運動をなさしめ、視力
を回復するのに資するものである。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に説明する。従来、遠視、乱
視、斜視、近視等人間の目の網膜の歪により、外
界の物体が歪んで見える現象が前記目の症状とし
て考えられている。この歪は、脳細胞の働き具合
により正常に戻すことができるとされている。特
に、この正常に戻す為には網膜に強制運動を与
え、これを強化することによりなされると考えら
れている。本考案は、このような症状の人々に手
軽に且つどこでも簡易に使用できる一般メガネ、
防塵メガネ、水中メガネ、溶着メガネ、コンタク
トレンズ等を利用した視力回復用訓練メガネを提
供するにあり、図示したものは、そのようなメガ
ネの一例である。図中1がメガネのレンズフレー
ムであり、該フレーム1内には従来のレンズのか
わりに、単なる金属板体、合成樹脂板体、その他
材料による板体状の遮光プレート2が設けられて
おり、該プレート2は不透明の状態に形成されて
いる。この不透明の状態は、透明プレート3の片
面全体に不透明な着色4による遮光層を設けるこ
とにより、プレート3に対する不透明性を与えて
いる。そして、該遮光プレート2の瞳孔前方に対
応する位置には、光入射孔5を設けてなるが、該
光入射孔5は、図例の如く、プレート2内面に直
径1〜5mm程度の非着色部分による光入射孔5を
複数設け、他を黒色で着色してなることにより作
成されるのである。とりわけ、該光入射孔5は、
図例の如く、瞳孔前方位置を中心に、その周囲へ
配置したものであり、図例のごとき着色をなすに
際しては、印刷により光入射孔5部分を除き、印
刷インクまたは塗料等を附着させることが考慮さ
れる。更には、着色したのち該着色部分の前記光
入射孔5を設ける箇所の着色を剥離し、結果、透
明プレート3の存在により、該剥離部分を通じて
外部を覗き見る状態をも他の変化した例として考
えられる。図例の光入射孔5は、瞳孔前方に直径
2mm程度の中心孔をおき、その上周囲に12個の光
入射孔5を放射状に配したものである。そして実
施例のメガネを近視の人々に使用せしめ視力回復
用の訓練をおこなつたところ、顕著な視力回復効
果を得ることができた。尚、このメガネの使用は
光の入射部分を通じて、外界部分を見ようとし、
且つ外界の見えるものに焦点を合わせようする。
しかし、光の入射量が少ないとときには、同時に
印刷されている見えない黒い部分、即ち遮光プレ
ート2の光入射孔5の周辺面も目に映る為、自然
と遠方の外界直視物並びに近辺のプレート内面を
も見ようとする意識が働き、遠近を常に見ようと
し網膜に強制的な運動を与え、網膜の強化訓練と
なると想定される。
次に、第3図に示すものは、本考案の技術的思
想をコンタクトレンズ6に適用したものの例であ
り、コンタクトレンズ素材に成形後のコンタクト
レンズを不透明とする顔料又は色素を混入してイ
ンジヤクシヨン等で作成したレンズ体に適数個の
通孔を穿設したものや、透明コンタクトレンズの
片面又は両面に印刷又は染色等の手段で不透明着
色をなし、この着色時に光入射孔5形成用の非着
色部分を作成するとか、あるいは2枚の透明薄肉
のコンタクトレンズ又は薄板7,7の間に前記光
入射孔5を形成した不透明薄膜8を介在させ、重
合一体化させたコンタクトレンズタイプの本視力
回復用メガネ(第4図参照)も採用しうる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案にかかる視力回復用訓練メ
ガネは、遮光プレートの内面片面に不透明の着色
をなし、適所に光入射孔を設けてなるから、プレ
ート自体に透孔を穿設する如き手間がかかり且つ
コスト的に高い方法を採用する必要がなく印刷等
の手軽な方法で不透明でしかも各種口径で、各種
配置状態の光入射孔を形成した訓練用メガネを得
ることができ、これをもつて使用したときには、
プレート内面側に該透明用着色部分が存在するこ
とから、プレート表面を手で触れた場合において
も、汚れたり剥離する可能性が少なく、また光入
射孔の大きさを調整しようとするときには、針ま
たは他の適宜なナイフ等の先端でその大きさを調
整したり、又は数を増やしたりすることができる
便利さ保有するものである。又、使用者によつて
各々異なる瞳孔中心に、遮光プレートの中心孔を
容易に位置決めすることが可能であるとととも
に、その調整も容易に行うことができる。更に、
前記遮光プレートの中心孔から直接瞳孔に小さな
砂塵等が入り込むことがなく、眼球を傷つける危
険もないのである。又、その製造においても大量
生産が可能となり低コストに製造できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる視力回復用訓練メガネ
の説明用斜視図、第2図は遮光プレートの拡大断
面説明図、第3図はコンタクトレンズに適用した
状態の端面説明図、第4図はコンタクトレンズタ
イプの他の実施例説明図である。 1:レンズフレーム、2:遮光プレート、3:
透明プレート、4:着色、5:光入射孔、6:コ
ンタクトレンズ、7:薄板、8:不透明薄膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 メガネのレンズフレーム1と、 該レンズフレーム1に内嵌される略板状の透
    明プレート3と、 該透明プレート3の片面全体に、瞳孔前方に
    対応する位置には小孔の中心孔を形成し、該中
    心孔の周囲には外周部分を残して放射状に中心
    孔と略同径の小孔を開設して光入射孔を形成し
    た不透明な遮光層を設けた遮光プレート2と、 よりなる視力回復用訓練メガネ。 2 プレートに直径1〜3mm程度の被着色部分に
    よる光入射孔を複数設けて、他を黒色で着色し
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の視
    力回復用訓練メガネ。 3 プレートの着色部分における光入射孔部分を
    印刷により作成している実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の視力回復用訓練メガ
    ネ。
JP1986180182U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0310746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986180182U JPH0310746Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986180182U JPH0310746Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385227U JPS6385227U (ja) 1988-06-03
JPH0310746Y2 true JPH0310746Y2 (ja) 1991-03-18

Family

ID=31123905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986180182U Expired JPH0310746Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0310746Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142923B2 (ja) * 1979-11-27 1986-09-25 Kanegafuchi Chemical Ind

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142923U (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 巳富治 太田 視力強化鍜練器
JPH0315062Y2 (ja) * 1984-11-26 1991-04-03
JPS6272619U (ja) * 1985-10-29 1987-05-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142923B2 (ja) * 1979-11-27 1986-09-25 Kanegafuchi Chemical Ind

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6385227U (ja) 1988-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6494575B1 (en) Colored contact lens having very natural appearance
KR101239070B1 (ko) 각막윤부 링과 홍채 패턴이 배합된 착색 콘택트 렌즈
US4582402A (en) Color-imparting contact lenses
US20100103370A1 (en) Colored contact lens with a more natural appearance
KR20070055540A (ko) 해치 패턴을 갖는 착색 콘택트 렌즈
CA2690160A1 (en) Tinted contact lenses having a depth effect
US2832593A (en) Ocular toy
CA2090713C (en) Lateral vision controlling device
KR20120022116A (ko) 시력교정 안경용 렌즈 및 그 제조방법
JPH0310746Y2 (ja)
EP2913703A1 (en) Contact lenses with apparent motion and other optical effects
JPS6194013U (ja)
CN215840283U (zh) 一种基于手眼协调的脱抑制训练装置
JP7328649B1 (ja) 眼鏡、眼鏡レンズおよび眼鏡レンズ用シール
KR20130038948A (ko) 셀 패턴을 갖는 착색 콘택트 렌즈
KR102121230B1 (ko) 저시력체험기
CN221060640U (zh) 一种眼科科普辅助多功能眼镜及眼科科普设备
CN211318911U (zh) 一种可拆卸替换式多功能眼镜支脚
CN218158605U (zh) 一种新型镜腿结构
TWM595769U (zh) 視覺老化模擬裝置
JP3067047U (ja) 化粧用グラス
JP3020144U (ja) 視力回復用具
KR19980060816U (ko) 시력 교정을 겸한 어린이용 유희안경
JP3028807U (ja) 視力矯正用眼鏡
CA2425836A1 (en) Colored/tinted contact lens preview device