JPH03105196A - コークス炉炭化室の内壁観察装置 - Google Patents
コークス炉炭化室の内壁観察装置Info
- Publication number
- JPH03105196A JPH03105196A JP24131789A JP24131789A JPH03105196A JP H03105196 A JPH03105196 A JP H03105196A JP 24131789 A JP24131789 A JP 24131789A JP 24131789 A JP24131789 A JP 24131789A JP H03105196 A JPH03105196 A JP H03105196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke oven
- mirror surface
- wall
- carbonization chamber
- extruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000571 coke Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 238000010000 carbonizing Methods 0.000 title abstract 4
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 claims description 34
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000000197 pyrolysis Methods 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
- 230000005070 ripening Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000010583 slow cooling Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000007751 thermal spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、コークス炉炭化室の内壁観察装置に係り、特
に、熱間中のコークス炉炭化室内のレンガ壁面の損傷状
態やカーボン付着状態を把握し、炭化室内壁や炉体の補
修作業に必要な情報を得ることができる内Ｕ観察装置に
関するものである．
に、熱間中のコークス炉炭化室内のレンガ壁面の損傷状
態やカーボン付着状態を把握し、炭化室内壁や炉体の補
修作業に必要な情報を得ることができる内Ｕ観察装置に
関するものである．
コークス炉は一度築炉すると、内部レンガの大幅な更新
は不可能に近い。又、炉命は約３０〜３５年と言われる
が、現在炉命延長化のために、炉内損傷部分を溶射吹付
法等で対処している．しかし、コークス炉団は通常３０
〜５０の炭化室から構成されており、一般の製鉄所など
の工場においては複数の炉団をかかえている結果、３０
０〜４００室程度の炭化室が存在する．このため、管理
あるいはチェックすべき炭化室内壁面は左右併せてこの
２倍、即ち６００〜８００面存在することになる． 炭化室内壁は、炭化室に装入される石炭の乾溜プロセス
における加熱面であると同時に、厚さが約１００〜１３
０■と薄く、損傷劣化も起こりやすい．このため、炭化
室壁面の管理は非常に重要である． しかし現在のところ、コークス炉炭化室内のレンガ状態
の観察は、目視観察によるものが主体であり、これは炭
化室両開の窯口部及び炉上のコークス装入口から操業の
合間を利用し、短時間で部分的に目視観察を行うもので
、その観察範囲、観察情報量の両面で制約を受けていた
． 近年になり、この炭化室内壁あるいは他の炉内壁につい
て、 ａ）テレビカメラを炉長方向に挿入し、炉壁表面観゜察
及びその変位量測定を行うコークス炉炭化室内壁観察装
置（特開昭６３−２５２２４２号）、ｂ）プリズムを利
用し、炉内へのプローブ挿入方向に対し垂直な位置にあ
る炉内壁面を正面像としてとらえる炉内観察装ｒｘ：．
＜特開昭６１−１１４０８５号）、 Ｃ）観察装置内に回動自在な反射鏡を配置することによ
り、撮影角度が挿入方向に固定されたカメラを用いても
炉壁全面を観察し得るようにした炉内観察装置（特開昭
６３−２６３３９０号）、等が報告されている．
は不可能に近い。又、炉命は約３０〜３５年と言われる
が、現在炉命延長化のために、炉内損傷部分を溶射吹付
法等で対処している．しかし、コークス炉団は通常３０
〜５０の炭化室から構成されており、一般の製鉄所など
の工場においては複数の炉団をかかえている結果、３０
０〜４００室程度の炭化室が存在する．このため、管理
あるいはチェックすべき炭化室内壁面は左右併せてこの
２倍、即ち６００〜８００面存在することになる． 炭化室内壁は、炭化室に装入される石炭の乾溜プロセス
における加熱面であると同時に、厚さが約１００〜１３
０■と薄く、損傷劣化も起こりやすい．このため、炭化
室壁面の管理は非常に重要である． しかし現在のところ、コークス炉炭化室内のレンガ状態
の観察は、目視観察によるものが主体であり、これは炭
化室両開の窯口部及び炉上のコークス装入口から操業の
合間を利用し、短時間で部分的に目視観察を行うもので
、その観察範囲、観察情報量の両面で制約を受けていた
． 近年になり、この炭化室内壁あるいは他の炉内壁につい
て、 ａ）テレビカメラを炉長方向に挿入し、炉壁表面観゜察
及びその変位量測定を行うコークス炉炭化室内壁観察装
置（特開昭６３−２５２２４２号）、ｂ）プリズムを利
用し、炉内へのプローブ挿入方向に対し垂直な位置にあ
る炉内壁面を正面像としてとらえる炉内観察装ｒｘ：．
＜特開昭６１−１１４０８５号）、 Ｃ）観察装置内に回動自在な反射鏡を配置することによ
り、撮影角度が挿入方向に固定されたカメラを用いても
炉壁全面を観察し得るようにした炉内観察装置（特開昭
６３−２６３３９０号）、等が報告されている．
しかしながら、上述の三装置による方法は何れもカメラ
ばか計測機器類の冷却装置を必要とするため、設備的に
大がかりとなり、極めて高価となる． 本発明は、前記従来の問題点に鴛みてなされたもので、
コークス炉炭化室内壁全域のＭＡ＠状況を、実炉操業時
において、比較的に安価且つ簡単な設備で、迅速に把握
することが可能なコークス炉炭化室の内壁観察装置を提
供することを課題とする．
ばか計測機器類の冷却装置を必要とするため、設備的に
大がかりとなり、極めて高価となる． 本発明は、前記従来の問題点に鴛みてなされたもので、
コークス炉炭化室内壁全域のＭＡ＠状況を、実炉操業時
において、比較的に安価且つ簡単な設備で、迅速に把握
することが可能なコークス炉炭化室の内壁観察装置を提
供することを課題とする．
本発明は、コークス炉炭化室の内壁観察装置を、コーク
ス炉押出機の押出ラムヘッドの後部近傍に配設された耐
火性鏡面と、該鏡面の炉長方向位置を検出する位置検出
手段と、前記鏡面に映されるコークス炉炭化室内壁面の
映像を、前記位置検出手段で検出される距離信号をもと
に、観察に適した大きさに拡大するズームレンズと、該
ズームレンズの拡大率及び焦点を、前記位置検出手段で
検出される距離信号をもとに自動調節する手段とを用い
て楕戒することにより、前記課題を達成したものである
． 又、前記鏡面の位置検出手段が、押出ラム駆動のための
ピニオンギヤの回転数から鏡面の移動位置を検出するよ
うにしたものである． 又、前記鏡面の位置検出手段が、押出ラム駆動のための
ラックギヤによる光のオン−オフ回数から鏡面の移動位
置を検出するようにしたものである．
ス炉押出機の押出ラムヘッドの後部近傍に配設された耐
火性鏡面と、該鏡面の炉長方向位置を検出する位置検出
手段と、前記鏡面に映されるコークス炉炭化室内壁面の
映像を、前記位置検出手段で検出される距離信号をもと
に、観察に適した大きさに拡大するズームレンズと、該
ズームレンズの拡大率及び焦点を、前記位置検出手段で
検出される距離信号をもとに自動調節する手段とを用い
て楕戒することにより、前記課題を達成したものである
． 又、前記鏡面の位置検出手段が、押出ラム駆動のための
ピニオンギヤの回転数から鏡面の移動位置を検出するよ
うにしたものである． 又、前記鏡面の位置検出手段が、押出ラム駆動のための
ラックギヤによる光のオン−オフ回数から鏡面の移動位
置を検出するようにしたものである．
本発明においては、コークス炉押出機の押出ラムを利用
して、そのヘッド後部近傍に耐火性鏡面を配設すると共
に、該鏡面に映されるコークス炉炭化室内壁面の映像を
、観察に適した大きさに拡大するズームレンズを設け、
前記鏡面の炉長方向位置の検出結果に応じて、前記ズー
ムレンズの拡大率及び焦点を自動調節するようにしたの
で、実操業（＠に赤熱コークス押出時）に即して、迅速
に、炭化室内壁内のほぼ全域を観察することができる．
又、耐火性鏡面とズームレンズを用いて遠近画像を得る
ようにしており、炉内にカメラ等を挿入する必要がない
ので、大がかりな冷却装置が不要となり、安価な設備で
内壁面を観察することができる，更に、ズームレンズの
拡大率及び焦点を、鏡面のが長方向位置の検出結果に応
じて、精度良く自動調整することができる．又、押出ラ
ムヘッドを炭化室窯口から反対ｖＡｇ口まで移動するこ
とにより、ほぼ炭化室内全域壁面の状況を画像情報とし
て、位置情報と併せ、例えばＶＴＲに収録して、適切な
炭化室補修作業を具体的に検討することができる． なお、前記鏡面の位置検出手段を、押出ラム駆動のため
のピニオンギヤの回転数から鏡面の移動位置を検出する
ものとした場合には、別体の検出器を設けることなく、
鏡面の炉長方向位置を検出することができる． 又、前記鏡袖の位置検出手段を、押出ラム駆動のための
ラックギヤによる光のオン−オフ回数から鏡面の移動位
置を検出するものとした場合には、鏡面の炉長方向位置
を非接触で高精度に検出することができる．
して、そのヘッド後部近傍に耐火性鏡面を配設すると共
に、該鏡面に映されるコークス炉炭化室内壁面の映像を
、観察に適した大きさに拡大するズームレンズを設け、
前記鏡面の炉長方向位置の検出結果に応じて、前記ズー
ムレンズの拡大率及び焦点を自動調節するようにしたの
で、実操業（＠に赤熱コークス押出時）に即して、迅速
に、炭化室内壁内のほぼ全域を観察することができる．
又、耐火性鏡面とズームレンズを用いて遠近画像を得る
ようにしており、炉内にカメラ等を挿入する必要がない
ので、大がかりな冷却装置が不要となり、安価な設備で
内壁面を観察することができる，更に、ズームレンズの
拡大率及び焦点を、鏡面のが長方向位置の検出結果に応
じて、精度良く自動調整することができる．又、押出ラ
ムヘッドを炭化室窯口から反対ｖＡｇ口まで移動するこ
とにより、ほぼ炭化室内全域壁面の状況を画像情報とし
て、位置情報と併せ、例えばＶＴＲに収録して、適切な
炭化室補修作業を具体的に検討することができる． なお、前記鏡面の位置検出手段を、押出ラム駆動のため
のピニオンギヤの回転数から鏡面の移動位置を検出する
ものとした場合には、別体の検出器を設けることなく、
鏡面の炉長方向位置を検出することができる． 又、前記鏡袖の位置検出手段を、押出ラム駆動のための
ラックギヤによる光のオン−オフ回数から鏡面の移動位
置を検出するものとした場合には、鏡面の炉長方向位置
を非接触で高精度に検出することができる．
以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
． 本実施例は、第１図に示す如く、コークス炉１０の炭化
室１２内の赤熱コークス１４を、ガイド車１６を介して
コークパケット１８に押出すための押出ラム２０及びヘ
ッド２２、前記押出ラム２０の上面に形或されたラック
ギヤ２ＯＡ、該ラックギヤ２ＯＡと噛合し、モータ（図
示省略）によつて駆動されるピニオンギャ２４を備えた
コークス炉押出８ｌ２６に本発明を適用したもので、前
記押出ラムヘッド２２のｆ＆部に配設された、例えばス
テンレス製の鏡面板３０と、該鏡面板３０の炉長方向位
置を、例えば前記ピニオンギャ２４の回転数から検出す
るための位置検出器３２と、前記鏡面板３０４：映され
る炭化室内壁面の映像を、前記位置検出器３２で検出さ
れる距離信号をもとに、観察に適した大きさに拡大する
ズームレンズ３４Ａを備えた望遠テレビカメラ３４と、
該ズームレンズ３４Ａの拡大率及び焦点を、前記位置検
出器３２で検出される距離信号をもとに自動調節する手
段（図示省略）と、前記望遠テレビカメラ３４の映像を
画像情報として電気的に変換処理する画像処理機３６と
、該画像処理機３６の出力映像を記録するビデオテープ
レコーダ（ＶＴＲ）３８とからなる内壁観察装置を設け
たものである．図において、４０は、コークスの装入口
である．前記鏡面板３０は、例えば、ステンレス板ある
いは耐火物表面に金属粉を塗布又は蒸着させた後、研磨
することによって形成されている．これらは、充分に鏡
面研磨することにより、鏡として利用できる．該鏡面板
３０は、左右の炉壁面１２Ａ、１２Ｂを同時にｌ察でき
るように、例えば第２図（正面図）及び第３図（平面図
）に示す如く、上下方向に数枚に分割され、押出ラム２
０のヘッド２２近傍に、固定器具（図示省略）を用いて
、炉長方向に対して垂直な面と一定角度θを保って左右
両側に配設されている．なお、左右両面を同時にｉ察す
る必要がない場合には、例えば第４図（左壁面１２Ａ！
１！察用）や第５図（右壁面１２Ｂ観察用〉に示す如く
、単一平面状の大きな鏡面板３０を配設することができ
る．第２図において、２８は、押出ラム２０の下面に配
設された挿入ガイド用のシューである． なお鏡面板３０の鏡面は、操業に際して、押出ラム２０
の挿入時には約８００〜１２００℃の炭化室内高温雰囲
気下にさらされ、押出ラム２０の引き出し時には約Ｏ〜
４０℃の外気温下に交互にさらされるので、その急激な
熱変化による熟歪により変形し易くなる．これを防止す
るために、例えば第６図及び第７図に示す如く、鏡面′
板３０と押出ラムヘッド２２の間に、例えばシリコニッ
ト発熱体のような加熱器４２を設置し、鏡簡板３０の温
度制御を行って熱歪を防止することができる。 具体的には、押出し作業を休止して押出ラム２０を長時
間外気にさらした後、押出ラム２０を炭化室１２に入れ
る前、即ち押出し作業開始前に、急激な温度上昇を防止
すべく、予め加熱器４２に通電して鏡面板３０を予熱す
る．又、炉外に押出ラム２０を引き出した後は、急激な
冷却を防止すべく、加熱器４２に通電して鏡面板３０を
徐冷する． なお、鏡面板３０が、それぞれ前出第４図、第５図に示
す如く配設されている場合には、加熱器４２を、それぞ
れ第８図、第９図に示す如く配置すれば良い． 又、熱歪による鏡面板３０の変形を防止するため、例え
ば第１０図に示す如く、押出ラム２０が後進できる限度
になる押出機２６上の位置にも、加熱器４４及び断熱材
４６を設置しておくことができる．これにより、押出ラ
ム２０と鏡面板３０の間の加熱器４２による、押出ラム
２０を炉外へ引き出した後における徐冷効果を更に高め
ることができる． なお、鏡面板３０が、それぞれ前出第４図、第５図に示
した如く配置されている場合は、加熱器４４及び断熱材
４６を、例えば第１１図、第１２図にそれぞれ示す如く
配設すれば良い．前記位置検出器３２は、第１３図に詳
細に示す如く、前記押出ラム２０を炭化室１２内に繰出
すり検出し、その回転数から鏡面板３０の移動位置を検
出するようにされており、別体の検出器が不要であるの
で構成が単純である．なお、位置検出器の構成は、これ
に限定されず、第１４図に示すように、押出ラム２０の
ラックギヤ２ＯＡを挾む位置に投光器５０と受光器５２
を設け、ラックギヤ２ＯＡの通過に伴って起こる検出用
光線５４のオン−オフ信号をカウントすることにより、
鏡面板３０の移動位置を検出するようにしても良い．こ
の場合には、鏡面板３０の位置を非接触で高精度に検出
することができる．なお、前記検出用光線５４としては
、通常の電球光あるいはＨｅ −Ｎｅレーザ光線等を使
用することができる．前記テレビカメラ３４は、その視
野の上下方向長さに応じて、例えば上下方向に３台並置
されている． 以下、実施例の作用を説明する． 上記構成において、押出機２６のピニオンギヤ２４を回
転させると、押出ラム２０は、ヘッド２２と共に炭化室
１２内を前進する． この際に、押出ラムヘッド２２の後部に近接して設けら
れた鏡面板３０に映し出された炭化室内壁面の映像は、
ズームレンズ３４Ａを備えて望遠テレビカメラ３４によ
り捕捉され、画像処理機３６により電気信号に変換され
て画像情報としてＶＴＲ３８に伝送される． 又、同時に鏡面板３０の移動位置が位置検出器３２によ
り検出され、その距離情報に応じて、前記ズームレンズ
３４Ａの拡大率及び焦点が自動調節されると共に、該位
置データが前記画像情報に同期してＶＴＲ３８に収録さ
れ、押出時に連続的に得られる画像の位置把握、換言す
れば画像と炉内位置の同期化処理に利用される． 従って押出ラムヘッド２２を炭化室１２の窯口から反対
ｌＩＩＷｇ口まで移動することにより、炭化室１２内全
域壁面の状況を、画＠情報として、採取日時の情報や位
置情報と併せてＶＴＲ３８に収録したり、更には写真と
して記録することができる．なお、前記実施例において
は、ズームレンズ３４Ａによる拡大像を、望遠テレビカ
メラ３４で捕えてＶＴＲ３８に記録するようにしていた
が、ＶＴＲ３８を用いることなく、モニタに表示するよ
うにしたり、又は、望遠テレビカメラ３４の代りに望遠
写真カメラを用いて、写真に記録するようにすることも
可能である． 又、加熱器４２、４４、Ｉ！７ｒ熱材４６等は、省略す
るととも可能である．
． 本実施例は、第１図に示す如く、コークス炉１０の炭化
室１２内の赤熱コークス１４を、ガイド車１６を介して
コークパケット１８に押出すための押出ラム２０及びヘ
ッド２２、前記押出ラム２０の上面に形或されたラック
ギヤ２ＯＡ、該ラックギヤ２ＯＡと噛合し、モータ（図
示省略）によつて駆動されるピニオンギャ２４を備えた
コークス炉押出８ｌ２６に本発明を適用したもので、前
記押出ラムヘッド２２のｆ＆部に配設された、例えばス
テンレス製の鏡面板３０と、該鏡面板３０の炉長方向位
置を、例えば前記ピニオンギャ２４の回転数から検出す
るための位置検出器３２と、前記鏡面板３０４：映され
る炭化室内壁面の映像を、前記位置検出器３２で検出さ
れる距離信号をもとに、観察に適した大きさに拡大する
ズームレンズ３４Ａを備えた望遠テレビカメラ３４と、
該ズームレンズ３４Ａの拡大率及び焦点を、前記位置検
出器３２で検出される距離信号をもとに自動調節する手
段（図示省略）と、前記望遠テレビカメラ３４の映像を
画像情報として電気的に変換処理する画像処理機３６と
、該画像処理機３６の出力映像を記録するビデオテープ
レコーダ（ＶＴＲ）３８とからなる内壁観察装置を設け
たものである．図において、４０は、コークスの装入口
である．前記鏡面板３０は、例えば、ステンレス板ある
いは耐火物表面に金属粉を塗布又は蒸着させた後、研磨
することによって形成されている．これらは、充分に鏡
面研磨することにより、鏡として利用できる．該鏡面板
３０は、左右の炉壁面１２Ａ、１２Ｂを同時にｌ察でき
るように、例えば第２図（正面図）及び第３図（平面図
）に示す如く、上下方向に数枚に分割され、押出ラム２
０のヘッド２２近傍に、固定器具（図示省略）を用いて
、炉長方向に対して垂直な面と一定角度θを保って左右
両側に配設されている．なお、左右両面を同時にｉ察す
る必要がない場合には、例えば第４図（左壁面１２Ａ！
１！察用）や第５図（右壁面１２Ｂ観察用〉に示す如く
、単一平面状の大きな鏡面板３０を配設することができ
る．第２図において、２８は、押出ラム２０の下面に配
設された挿入ガイド用のシューである． なお鏡面板３０の鏡面は、操業に際して、押出ラム２０
の挿入時には約８００〜１２００℃の炭化室内高温雰囲
気下にさらされ、押出ラム２０の引き出し時には約Ｏ〜
４０℃の外気温下に交互にさらされるので、その急激な
熱変化による熟歪により変形し易くなる．これを防止す
るために、例えば第６図及び第７図に示す如く、鏡面′
板３０と押出ラムヘッド２２の間に、例えばシリコニッ
ト発熱体のような加熱器４２を設置し、鏡簡板３０の温
度制御を行って熱歪を防止することができる。 具体的には、押出し作業を休止して押出ラム２０を長時
間外気にさらした後、押出ラム２０を炭化室１２に入れ
る前、即ち押出し作業開始前に、急激な温度上昇を防止
すべく、予め加熱器４２に通電して鏡面板３０を予熱す
る．又、炉外に押出ラム２０を引き出した後は、急激な
冷却を防止すべく、加熱器４２に通電して鏡面板３０を
徐冷する． なお、鏡面板３０が、それぞれ前出第４図、第５図に示
す如く配設されている場合には、加熱器４２を、それぞ
れ第８図、第９図に示す如く配置すれば良い． 又、熱歪による鏡面板３０の変形を防止するため、例え
ば第１０図に示す如く、押出ラム２０が後進できる限度
になる押出機２６上の位置にも、加熱器４４及び断熱材
４６を設置しておくことができる．これにより、押出ラ
ム２０と鏡面板３０の間の加熱器４２による、押出ラム
２０を炉外へ引き出した後における徐冷効果を更に高め
ることができる． なお、鏡面板３０が、それぞれ前出第４図、第５図に示
した如く配置されている場合は、加熱器４４及び断熱材
４６を、例えば第１１図、第１２図にそれぞれ示す如く
配設すれば良い．前記位置検出器３２は、第１３図に詳
細に示す如く、前記押出ラム２０を炭化室１２内に繰出
すり検出し、その回転数から鏡面板３０の移動位置を検
出するようにされており、別体の検出器が不要であるの
で構成が単純である．なお、位置検出器の構成は、これ
に限定されず、第１４図に示すように、押出ラム２０の
ラックギヤ２ＯＡを挾む位置に投光器５０と受光器５２
を設け、ラックギヤ２ＯＡの通過に伴って起こる検出用
光線５４のオン−オフ信号をカウントすることにより、
鏡面板３０の移動位置を検出するようにしても良い．こ
の場合には、鏡面板３０の位置を非接触で高精度に検出
することができる．なお、前記検出用光線５４としては
、通常の電球光あるいはＨｅ −Ｎｅレーザ光線等を使
用することができる．前記テレビカメラ３４は、その視
野の上下方向長さに応じて、例えば上下方向に３台並置
されている． 以下、実施例の作用を説明する． 上記構成において、押出機２６のピニオンギヤ２４を回
転させると、押出ラム２０は、ヘッド２２と共に炭化室
１２内を前進する． この際に、押出ラムヘッド２２の後部に近接して設けら
れた鏡面板３０に映し出された炭化室内壁面の映像は、
ズームレンズ３４Ａを備えて望遠テレビカメラ３４によ
り捕捉され、画像処理機３６により電気信号に変換され
て画像情報としてＶＴＲ３８に伝送される． 又、同時に鏡面板３０の移動位置が位置検出器３２によ
り検出され、その距離情報に応じて、前記ズームレンズ
３４Ａの拡大率及び焦点が自動調節されると共に、該位
置データが前記画像情報に同期してＶＴＲ３８に収録さ
れ、押出時に連続的に得られる画像の位置把握、換言す
れば画像と炉内位置の同期化処理に利用される． 従って押出ラムヘッド２２を炭化室１２の窯口から反対
ｌＩＩＷｇ口まで移動することにより、炭化室１２内全
域壁面の状況を、画＠情報として、採取日時の情報や位
置情報と併せてＶＴＲ３８に収録したり、更には写真と
して記録することができる．なお、前記実施例において
は、ズームレンズ３４Ａによる拡大像を、望遠テレビカ
メラ３４で捕えてＶＴＲ３８に記録するようにしていた
が、ＶＴＲ３８を用いることなく、モニタに表示するよ
うにしたり、又は、望遠テレビカメラ３４の代りに望遠
写真カメラを用いて、写真に記録するようにすることも
可能である． 又、加熱器４２、４４、Ｉ！７ｒ熱材４６等は、省略す
るととも可能である．
第１図は、本発明に係るコークス炉炭化室の内壁観察装
置の実施例の構成を示す正面図、第２図は、前記実施例
の鏡面板設置状況を示す正面図、 第３図は、同平面図、 第４図及び第５図は、変形例を示す平面図、第６図は、
前記実施例の押出ラムに対する加熱器の設置状況を示す
、第７図のＶｌ−Ｖｌ線に沿う断面図、 第７図は、同平面図、 第８図及び第９図は、変形例を示す平面図、第１０図は
、前記実施例の押出機に対する加熱器及び断熱材の設置
状況を示す断面図、第１１図帯び第１２図は、変形例を
示す断面図、第１３図は、前記実施例の鏡面板位置検出
方法を示す正面図、 第１４図は、変形例を示す正面図である．１０・・・コ
ークス炉、 ｌ２・・・炭化室、２０・・・押出ラム
、 ２２・・・押出ラムヘッド、 エ４・・・コークス、 ２ＯＡ・・・ラックギヤ、 ２４・・・ピニオンギヤ、 ２６・・・コークス炉押出機、 ３０・・・鏡面板、 ３ ３４・・・望遠テレビカメラ、 ３４Ａ・・・ズームレズ、 ３ ３８・・・ＶＴＲ、 ４ ４６・・・断熱材、 ５ ５２・・・受光器、 ５ ２・・・位置検出器、 ６・・・画像処理機、 ２、４４・・・加熱器、 ０・・・投光器、 ４・・・検出用光線．
置の実施例の構成を示す正面図、第２図は、前記実施例
の鏡面板設置状況を示す正面図、 第３図は、同平面図、 第４図及び第５図は、変形例を示す平面図、第６図は、
前記実施例の押出ラムに対する加熱器の設置状況を示す
、第７図のＶｌ−Ｖｌ線に沿う断面図、 第７図は、同平面図、 第８図及び第９図は、変形例を示す平面図、第１０図は
、前記実施例の押出機に対する加熱器及び断熱材の設置
状況を示す断面図、第１１図帯び第１２図は、変形例を
示す断面図、第１３図は、前記実施例の鏡面板位置検出
方法を示す正面図、 第１４図は、変形例を示す正面図である．１０・・・コ
ークス炉、 ｌ２・・・炭化室、２０・・・押出ラム
、 ２２・・・押出ラムヘッド、 エ４・・・コークス、 ２ＯＡ・・・ラックギヤ、 ２４・・・ピニオンギヤ、 ２６・・・コークス炉押出機、 ３０・・・鏡面板、 ３ ３４・・・望遠テレビカメラ、 ３４Ａ・・・ズームレズ、 ３ ３８・・・ＶＴＲ、 ４ ４６・・・断熱材、 ５ ５２・・・受光器、 ５ ２・・・位置検出器、 ６・・・画像処理機、 ２、４４・・・加熱器、 ０・・・投光器、 ４・・・検出用光線．
Claims (3)
- （１）コークス炉押出機の押出ラムヘッドの後部近傍に
配設された耐火性鏡面と、 該鏡面の炉長方向位置を検出する位置検出手段と、 前記鏡面に映されるコークス炉炭化室内壁面の映像を、
前記位置検出手段で検出される距離信号をもとに、観察
に適した大きさに拡大するズームレンズと、 該ズームレンズの拡大率及び焦点を、前記位置検出手段
で検出される距離信号をもとに自動調節する手段と、 を備えたことを特徴とするコークス炉炭化室の内壁観察
装置。 - （２）請求項１において、前記鏡面の位置検出手段が、
押出ラム駆動のためのピニオンギヤの回転数から鏡面の
移動位置を検出するものであることを特徴とするコーク
ス炉炭化室の内壁観察装置。 - （３）請求項１において、前記鏡面の位置検出手段が、
押出ラム駆動のためのラックギヤによる光のオン−オフ
回数から鏡面の移動位置を検出するものであることを特
徴とするコークス炉炭化室の内壁観察装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24131789A JPH03105196A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | コークス炉炭化室の内壁観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24131789A JPH03105196A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | コークス炉炭化室の内壁観察装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105196A true JPH03105196A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17072494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24131789A Pending JPH03105196A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | コークス炉炭化室の内壁観察装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03105196A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003066775A1 (en) * | 2002-01-09 | 2003-08-14 | Nippon Steel Corporation | Furnace wall observation device and furnace wall shape measuring device |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24131789A patent/JPH03105196A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003066775A1 (en) * | 2002-01-09 | 2003-08-14 | Nippon Steel Corporation | Furnace wall observation device and furnace wall shape measuring device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2169523A1 (en) | Method and Apparatus for Diagnosing Wall of Coking Chamber of Coke Battery | |
| US4131914A (en) | Method and apparatus for inspecting refractory lining in coke oven chambers and the like | |
| JP4873962B2 (ja) | 炉内観察装置およびそれを備えた押出ラム | |
| AU2003201914B2 (en) | Furnace wall observation device and furnace wall shape measuring device | |
| JPH03105196A (ja) | コークス炉炭化室の内壁観察装置 | |
| JP3996813B2 (ja) | 炉壁観察装置 | |
| CN109370619A (zh) | 3d立体照相机在干熄焦炉内衬检测中的应用 | |
| JPH01145514A (ja) | 炉内観察測距装置 | |
| CA1099393A (en) | Method and apparatus for inspecting refractory lining in coke oven chambers and the like | |
| JPH10103934A (ja) | 装入物プロフィール測定方法及び測定装置 | |
| JP4133106B2 (ja) | 炉壁形状測定装置 | |
| JP2000336370A (ja) | 炉内状況検査方法及び炉内状況検査装置 | |
| JP4188919B2 (ja) | コークス炉炭化室の診断装置 | |
| JP2001011465A (ja) | コークス炉炭化室の内壁観測装置 | |
| JP3590509B2 (ja) | コークス炉炭化室の内壁観察方法及び装置 | |
| JP3981610B2 (ja) | コークス炉炭化室の内壁観察方法及び装置 | |
| JP3282770B2 (ja) | コークス炉隔壁の損傷部測定方法 | |
| JP4220800B2 (ja) | コークス炉炭化室の検査装置を用いたコークス炉炭化室を検査する内部観察手段の軌跡の特定方法およびコークス炉炭化室の検査方法 | |
| JP4161139B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JPS5816465B2 (ja) | 走行物体表面検査装置 | |
| KR950008622Y1 (ko) | 고온 현미경용 영상분할장치 | |
| SU983471A1 (ru) | Телевизионный цветовой пирометр | |
| JP2008145195A (ja) | コークス炉炭化室の炉壁変位測定システム、及びコークス炉炭化室の炉壁変位測定方法 | |
| JPS63191005A (ja) | コ−クス炉の炭化室幅測定方法及び装置 | |
| SU987346A1 (ru) | Устройство дл дистационного контрол внутренней поверхности печи |