JPH0310508Y2 - - Google Patents
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- JPH0310508Y2 JPH0310508Y2 JP16626384U JP16626384U JPH0310508Y2 JP H0310508 Y2 JPH0310508 Y2 JP H0310508Y2 JP 16626384 U JP16626384 U JP 16626384U JP 16626384 U JP16626384 U JP 16626384U JP H0310508 Y2 JPH0310508 Y2 JP H0310508Y2
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- guide
- pin
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、種々のフイルムカセツテを所定の
位置に保持し、ブツキー撮影装置に使用されるカ
セツテトレイの改良に関するものである。
位置に保持し、ブツキー撮影装置に使用されるカ
セツテトレイの改良に関するものである。
(ロ) 従来の技術
第4図に示すように、ブツキー撮影装置1によ
り、天板2上の被検者3をX線撮影するに当つて
は、X線管4から放射されるX線ビームの中心線
をフイルムカセツテ5の中心に合致させておかね
ばならないが、そのためにフイルムカセツテ5
は、それを中心位置に予めセツトしたカセツテト
レイ6を介してブツキー撮影装置1に装着され
る。
り、天板2上の被検者3をX線撮影するに当つて
は、X線管4から放射されるX線ビームの中心線
をフイルムカセツテ5の中心に合致させておかね
ばならないが、そのためにフイルムカセツテ5
は、それを中心位置に予めセツトしたカセツテト
レイ6を介してブツキー撮影装置1に装着され
る。
このようにブツキー撮影装置1にはカセツテト
レイ6が使用されるのであるが、従来のカセツテ
トレイ6は、第5図の平面図に示すとおり、トレ
イ6の中心0に回動中心を一致させてその裏面に
回動自在に取り付けられた主リンク7、この両端
部に中心0から等距離の位置でそれぞれピン連接
された一対の補助リンク8、これら補助リンク8
の端部にそれぞれ固定され、かつ一対の案内長孔
9にそれぞれ摺動自在に係合された案内ピン10
および各案内ピン10にそれぞれピン連接され、
トレイ6の表面を摺動するようにされた一対の挾
持片11からなるカセツテ保持機構を有してい
る。前記案内長孔9は、それぞれの長手方向の中
心線の延長が角形をなすトレイ6の中心0を通る
とともに、把手12が取り付けられている外枠と
は直角をなすようにトレイ6に穿設されている。
また主リンク7にそれと一体に設けられた張出し
腕13が、その先端部でねじ付きピン14と連結
リンク15を介してピン連接されている。前記ね
じ付きピン14は、把手12側でトレイ6の裏面
に固定されたブラケツト(図示せず)に設けられ
た長孔に摺動自在に係合されており、そのねじ部
には前記ブラケツトを挾んで偏平なナツトおよび
握り16が螺合され、握り16を締め付けること
によりねじ付きピン14を前記ブラケツトに固定
できるようにされている。したがつて握り16を
ゆるめ、これを前記ブラケツトの長孔にそつて矢
印方向に移動させると、連結リンク15を介して
張出し腕13、すなわち主リンク7が回動中心0
のまわりに反時計方向に回動させられるので、案
内ピン10は中心0から同じ距離だけ遠去けら
れ、左、右の挾持片11間の間隔が拡げられる。
このようにして間隔を拡げた挾持片11の間にフ
イルムカセツテ5を収め、握り16を矢印方向と
は反対の方向に移動させれば主リンク7が回動中
心0のまわりに時計方向に回動させられ、案内ピ
ン10は同じ距離だけ中心0に接近することとな
るので、フイルムカセツテ5は、互いに接近して
くる両挾持片11によつて第5図での左右方向に
おけるセンターリングがなされて挾持され、トレ
イ6に固定される。そしてこの挾持がゆるまぬよ
うに握り16の締付けがなされる。しかし前記し
た保持機構による挾持動作では第5図での上下方
向におけるセンターリングはなされないことか
ら、トレイ6には、前記上下方向のセンターリン
グを行うために、トレイ6に収められるフイルム
カセツテ5のサイズに対応して位置決め用孔17
が一対ずつ複数対設けられ、これら位置決め用孔
17に挿入されるピンを一対備えた位置決め用バ
ー18を用い、このバー18をトレイ6に予めセ
ツトするようにされている。さらにトレイ6の左
上隅部には、押え板ばね19がその基部でトレイ
6に回動自在に取り付けられているとともに、こ
のカセツテトレイ6をブツキー撮影装置1に挿入
する際にそのガイド部に接触することによつて押
え板ばね19を、トレイ6の外枠に設けられたス
リツトから押え込み、図示のとおり、フイルムカ
セツテ5を押圧するための板カム20が設けられ
ている。
レイ6が使用されるのであるが、従来のカセツテ
トレイ6は、第5図の平面図に示すとおり、トレ
イ6の中心0に回動中心を一致させてその裏面に
回動自在に取り付けられた主リンク7、この両端
部に中心0から等距離の位置でそれぞれピン連接
された一対の補助リンク8、これら補助リンク8
の端部にそれぞれ固定され、かつ一対の案内長孔
9にそれぞれ摺動自在に係合された案内ピン10
および各案内ピン10にそれぞれピン連接され、
トレイ6の表面を摺動するようにされた一対の挾
持片11からなるカセツテ保持機構を有してい
る。前記案内長孔9は、それぞれの長手方向の中
心線の延長が角形をなすトレイ6の中心0を通る
とともに、把手12が取り付けられている外枠と
は直角をなすようにトレイ6に穿設されている。
また主リンク7にそれと一体に設けられた張出し
腕13が、その先端部でねじ付きピン14と連結
リンク15を介してピン連接されている。前記ね
じ付きピン14は、把手12側でトレイ6の裏面
に固定されたブラケツト(図示せず)に設けられ
た長孔に摺動自在に係合されており、そのねじ部
には前記ブラケツトを挾んで偏平なナツトおよび
握り16が螺合され、握り16を締め付けること
によりねじ付きピン14を前記ブラケツトに固定
できるようにされている。したがつて握り16を
ゆるめ、これを前記ブラケツトの長孔にそつて矢
印方向に移動させると、連結リンク15を介して
張出し腕13、すなわち主リンク7が回動中心0
のまわりに反時計方向に回動させられるので、案
内ピン10は中心0から同じ距離だけ遠去けら
れ、左、右の挾持片11間の間隔が拡げられる。
このようにして間隔を拡げた挾持片11の間にフ
イルムカセツテ5を収め、握り16を矢印方向と
は反対の方向に移動させれば主リンク7が回動中
心0のまわりに時計方向に回動させられ、案内ピ
ン10は同じ距離だけ中心0に接近することとな
るので、フイルムカセツテ5は、互いに接近して
くる両挾持片11によつて第5図での左右方向に
おけるセンターリングがなされて挾持され、トレ
イ6に固定される。そしてこの挾持がゆるまぬよ
うに握り16の締付けがなされる。しかし前記し
た保持機構による挾持動作では第5図での上下方
向におけるセンターリングはなされないことか
ら、トレイ6には、前記上下方向のセンターリン
グを行うために、トレイ6に収められるフイルム
カセツテ5のサイズに対応して位置決め用孔17
が一対ずつ複数対設けられ、これら位置決め用孔
17に挿入されるピンを一対備えた位置決め用バ
ー18を用い、このバー18をトレイ6に予めセ
ツトするようにされている。さらにトレイ6の左
上隅部には、押え板ばね19がその基部でトレイ
6に回動自在に取り付けられているとともに、こ
のカセツテトレイ6をブツキー撮影装置1に挿入
する際にそのガイド部に接触することによつて押
え板ばね19を、トレイ6の外枠に設けられたス
リツトから押え込み、図示のとおり、フイルムカ
セツテ5を押圧するための板カム20が設けられ
ている。
従来のカセツテトレイ6では、前記したとお
り、フイルムカセツテ5の2方向におけるセンタ
ーリングが同時にできず、フイルムカセツテ5の
サイズが変る毎に位置決めバー18のセツトをし
なくてはならないため、操作が面倒であり、さら
に握り16の締め付けが十分にされていないと、
トレイ6をブツキー撮影装置1に装着する間に、
挾持片11により挾持がゆるみズレを生ずるおそ
れがあつた。
り、フイルムカセツテ5の2方向におけるセンタ
ーリングが同時にできず、フイルムカセツテ5の
サイズが変る毎に位置決めバー18のセツトをし
なくてはならないため、操作が面倒であり、さら
に握り16の締め付けが十分にされていないと、
トレイ6をブツキー撮影装置1に装着する間に、
挾持片11により挾持がゆるみズレを生ずるおそ
れがあつた。
(ハ) 目的
この考案は、従来のカセツテトレイにおける前
記した不都合を解消し、トレイ上にほぼ中心を合
わせてカセツテを載置し、挾持片の一対をフイル
ムカセツテに押圧するだけで、フイルムカセツテ
の二方向のセンターリングならびに確実な固定を
行いうるブツキー撮影装置カセツテトレイを提供
することを目的とする。
記した不都合を解消し、トレイ上にほぼ中心を合
わせてカセツテを載置し、挾持片の一対をフイル
ムカセツテに押圧するだけで、フイルムカセツテ
の二方向のセンターリングならびに確実な固定を
行いうるブツキー撮影装置カセツテトレイを提供
することを目的とする。
(ニ) 構成
この考案にかかるブツキー撮影装置用カセツテ
トレイは、四周に外枠を有し、これら外枠に平行
で、かつ中心を通る二つの中心線にそれぞれ沿つ
て各一対の案内長孔が穿設された角形浅皿状体
と、前記各案内長孔に摺動自在に係合する案内ピ
ンを介して係合され、前記浅皿状体の表面上を摺
動する各一対の挾持片と、前記浅皿状態の裏面側
に、その中心を回動中心として回動自在に取り付
けられた円板状主動リンクならびにレバー状従動
リンクと、一端が前記主動リンクに、その回動中
心に対して対称位置でそれぞれピン連接され、他
端が前記一対の案内長孔に嵌合された各案内ピン
にそれぞれ連接された一対の主動補助リンク、な
らびに一端が前記従動リンクに、その回動中心か
ら等距離の位置でそれぞれピン連接され、他端が
前記とは別の一対の案内長孔に嵌合された一対の
従動補助リンクと、前記従動リンクにピン連接さ
れた従動補助リンクが連接される案内ピンの一つ
と前記主動リンクとを連結し、前記一対の挾持片
間の間隔をせばめる際の前記主動リンクの回転力
に抗する方向の弾発力が増す引張りコイルばね
と、前記主動リンクの一方向の回動を拘止する拘
止手段ならびにこの主動リンクの拘止を解除する
解除手段を備えてなるものである。そしてこの装
置の動作はつぎのとおりである。
トレイは、四周に外枠を有し、これら外枠に平行
で、かつ中心を通る二つの中心線にそれぞれ沿つ
て各一対の案内長孔が穿設された角形浅皿状体
と、前記各案内長孔に摺動自在に係合する案内ピ
ンを介して係合され、前記浅皿状体の表面上を摺
動する各一対の挾持片と、前記浅皿状態の裏面側
に、その中心を回動中心として回動自在に取り付
けられた円板状主動リンクならびにレバー状従動
リンクと、一端が前記主動リンクに、その回動中
心に対して対称位置でそれぞれピン連接され、他
端が前記一対の案内長孔に嵌合された各案内ピン
にそれぞれ連接された一対の主動補助リンク、な
らびに一端が前記従動リンクに、その回動中心か
ら等距離の位置でそれぞれピン連接され、他端が
前記とは別の一対の案内長孔に嵌合された一対の
従動補助リンクと、前記従動リンクにピン連接さ
れた従動補助リンクが連接される案内ピンの一つ
と前記主動リンクとを連結し、前記一対の挾持片
間の間隔をせばめる際の前記主動リンクの回転力
に抗する方向の弾発力が増す引張りコイルばね
と、前記主動リンクの一方向の回動を拘止する拘
止手段ならびにこの主動リンクの拘止を解除する
解除手段を備えてなるものである。そしてこの装
置の動作はつぎのとおりである。
前記解除手段を操作して主動リンクの拘止を解
くと、前記引張りコイルばねの弾発力によつて主
動リンクが回動させられ、この主動リンクの回動
によつて、それにピン連接されている補助リンク
を介して挾持片の1対が互いに回動中心から同じ
距離だけ遠去けられ、一方前記引張りコイルばね
は、前記主動リンクの回動によつて初期状態にも
どるので、もう一方の一対の挾持片の一つを、要
すれば手動で外側方向へ引き寄せれば容易にこの
一対もそれだけ回動中心から同じ距離だけ遠去け
られる。このように各一対の挾持片がいずれも回
動中心からそれぞれ同じ距離だけ遠去けられた状
態を保つため、前記拘止手段を作動させて、前記
主動リンクの一方向回転を拘止し、角形浅皿状体
の各挾持片によつて囲まれて空間域に、所望のカ
セツテをほぼ中心を合わせて載置する。
くと、前記引張りコイルばねの弾発力によつて主
動リンクが回動させられ、この主動リンクの回動
によつて、それにピン連接されている補助リンク
を介して挾持片の1対が互いに回動中心から同じ
距離だけ遠去けられ、一方前記引張りコイルばね
は、前記主動リンクの回動によつて初期状態にも
どるので、もう一方の一対の挾持片の一つを、要
すれば手動で外側方向へ引き寄せれば容易にこの
一対もそれだけ回動中心から同じ距離だけ遠去け
られる。このように各一対の挾持片がいずれも回
動中心からそれぞれ同じ距離だけ遠去けられた状
態を保つため、前記拘止手段を作動させて、前記
主動リンクの一方向回転を拘止し、角形浅皿状体
の各挾持片によつて囲まれて空間域に、所望のカ
セツテをほぼ中心を合わせて載置する。
ついで前記主動リンクに補助リンクを介して連
接されている前記挾持片の一対を両手で回動中心
に向つて押し込むと、主動リンクが回動させら
れ、前記引張りコイルばねが、回動させられる主
動リンクによつて引張られるので、このばねが連
結されている挾持片と、それと対をなす挾持片と
が回動中心に向つて平行移動し、カセツテの長手
方向がさきにこの一対の挾持片によつてセンター
リングされながら挾持される。引き続いて前記一
対の挾持片の両手による押し込みを行うことによ
つて、カセツテの長手方向とは直角方向でのセン
ターリングがこの一対の挾持片でなされて挾持さ
れ、カセツテは両方向でセンターリングがなさ
れ、角形浅皿状体に固定されることとなる。
接されている前記挾持片の一対を両手で回動中心
に向つて押し込むと、主動リンクが回動させら
れ、前記引張りコイルばねが、回動させられる主
動リンクによつて引張られるので、このばねが連
結されている挾持片と、それと対をなす挾持片と
が回動中心に向つて平行移動し、カセツテの長手
方向がさきにこの一対の挾持片によつてセンター
リングされながら挾持される。引き続いて前記一
対の挾持片の両手による押し込みを行うことによ
つて、カセツテの長手方向とは直角方向でのセン
ターリングがこの一対の挾持片でなされて挾持さ
れ、カセツテは両方向でセンターリングがなさ
れ、角形浅皿状体に固定されることとなる。
(ホ) 実施例
第1図はこの考案の1実施例であるカセツテト
レイの外形側面図(ただし手前側の外枠を取り除
いて示す)であり、第2図はそれを裏面側からみ
た平面図である。
レイの外形側面図(ただし手前側の外枠を取り除
いて示す)であり、第2図はそれを裏面側からみ
た平面図である。
四周に外枠を有する角形浅皿状体(以下トレイ
と呼ぶ)6の裏面に、従動リンク27が、トレイ
6の中心0に同心に固定された主ピン23に回動
自在に係合されており、この両端部下面に中心0
から等距離の位置で一対の補助リンク28がそれ
ぞれピン連接されている。そして各補助リンク2
8の端部には案内ピン10がそれぞれ固定されて
おり、これら各案内ピン10は、長手方向の中心
線の延長が中心0を通るとともに、把手12側の
外枠に対し直角をなすようにトレイ6に穿設され
た一対の案内長孔9にそれぞれ摺動自在に係合さ
れている〔以下この一対の案内長孔9の長手方向
の中心線をY軸と呼ぶ〕。案内ピン10には、断
面形状がL字形の挾持片11がそれぞれピン連接
され、トレイ6の表面に沿つて摺動しうるように
さされている。
と呼ぶ)6の裏面に、従動リンク27が、トレイ
6の中心0に同心に固定された主ピン23に回動
自在に係合されており、この両端部下面に中心0
から等距離の位置で一対の補助リンク28がそれ
ぞれピン連接されている。そして各補助リンク2
8の端部には案内ピン10がそれぞれ固定されて
おり、これら各案内ピン10は、長手方向の中心
線の延長が中心0を通るとともに、把手12側の
外枠に対し直角をなすようにトレイ6に穿設され
た一対の案内長孔9にそれぞれ摺動自在に係合さ
れている〔以下この一対の案内長孔9の長手方向
の中心線をY軸と呼ぶ〕。案内ピン10には、断
面形状がL字形の挾持片11がそれぞれピン連接
され、トレイ6の表面に沿つて摺動しうるように
さされている。
また主ピン23には、従動リンク27の下方に
それと若干詰隔をおいて平行をなす円板状の主動
リンク30が回動自在に係合されており、この主
動リンク30の上面に、中心0の対称位置で一対
の補助リンク31がそれぞれピン連接されてい
る。そして各補助リンク31の端部には案内ピン
10がそれぞれ固定されており、これら各案内ピ
ン10は、長手方向の中心線の延長が中心0を通
るとともに、把手12側外枠に対し平行をなすよ
うにトレイ6に穿設された一対の案内長孔9′に
それぞれ摺動自在に係合されている〔以下この一
対の案内長孔9′の長手方向の中心線をX軸と呼
ぶ〕。そして主動リンク30に植え込まれたピン
32と把手12側の案内長孔9に係合された案内
ピン10との間に引張りコイルばね33が掛け渡
されている。
それと若干詰隔をおいて平行をなす円板状の主動
リンク30が回動自在に係合されており、この主
動リンク30の上面に、中心0の対称位置で一対
の補助リンク31がそれぞれピン連接されてい
る。そして各補助リンク31の端部には案内ピン
10がそれぞれ固定されており、これら各案内ピ
ン10は、長手方向の中心線の延長が中心0を通
るとともに、把手12側外枠に対し平行をなすよ
うにトレイ6に穿設された一対の案内長孔9′に
それぞれ摺動自在に係合されている〔以下この一
対の案内長孔9′の長手方向の中心線をX軸と呼
ぶ〕。そして主動リンク30に植え込まれたピン
32と把手12側の案内長孔9に係合された案内
ピン10との間に引張りコイルばね33が掛け渡
されている。
また円板状の主動リンク30の外周部は爪車3
4とされており、この爪車34とかみあう爪部3
5を先端部に有する拘止レバー36が、トレイ6
の裏面に植え込まれた支持ピン37に回動自在に
支承されている。拘止レバー36の爪部35とは
反対側の端部に植えこまれたピンとトレイ6の裏
面に植えこまれたピン38との間に引張りコイル
ばね39が掛け渡されている。したがつて拘止レ
バー36は、その後端部が引張りコイルばね39
の弾発力によつて常時引張られているため、第2
図において支持ピン37のまわりに時計方向のモ
ーメントが付与されることとなり、その爪部35
が爪車34とつねにかみ合うようそれに押し付け
られている。
4とされており、この爪車34とかみあう爪部3
5を先端部に有する拘止レバー36が、トレイ6
の裏面に植え込まれた支持ピン37に回動自在に
支承されている。拘止レバー36の爪部35とは
反対側の端部に植えこまれたピンとトレイ6の裏
面に植えこまれたピン38との間に引張りコイル
ばね39が掛け渡されている。したがつて拘止レ
バー36は、その後端部が引張りコイルばね39
の弾発力によつて常時引張られているため、第2
図において支持ピン37のまわりに時計方向のモ
ーメントが付与されることとなり、その爪部35
が爪車34とつねにかみ合うようそれに押し付け
られている。
拘止レバー36合爪部35と主動リンク30の
爪車34との前記かみあいを必要に応じて解放す
るために、レリーズ桿40がトレイ6の裏面に設
けられている。
爪車34との前記かみあいを必要に応じて解放す
るために、レリーズ桿40がトレイ6の裏面に設
けられている。
レリーズ桿40は上方からみてL字形状をして
おり、トレイ6の裏面に固定された支持ブラケツ
ト41,41′に摺動自在に支承されており、そ
の先端部にはピン42が植えこまれていて、拘止
レバー36の側部に当接させることができるよう
にされ、その直角に折り曲げられた把手部40は
上方からみて把手12の内部でそれより再干下方
に位置するようにされている。
おり、トレイ6の裏面に固定された支持ブラケツ
ト41,41′に摺動自在に支承されており、そ
の先端部にはピン42が植えこまれていて、拘止
レバー36の側部に当接させることができるよう
にされ、その直角に折り曲げられた把手部40は
上方からみて把手12の内部でそれより再干下方
に位置するようにされている。
なお43は主動リンク30の上面に植えこまれ
たストツパーピンである。
たストツパーピンである。
つぎにこのように構成されているフイルムカセ
ツテ保持機構の動作について説明する。第2図に
は、トレイ6に載置されたフイルムカセツテ5が
X軸方向ならびにY軸方向においてそれぞれセン
ターリングされてトレイ6に固定されている状態
を示している。
ツテ保持機構の動作について説明する。第2図に
は、トレイ6に載置されたフイルムカセツテ5が
X軸方向ならびにY軸方向においてそれぞれセン
ターリングされてトレイ6に固定されている状態
を示している。
いま、レリーズ桿40の把手部40′をトレイ
6の把手12とともに握りしめると、レリーズ桿
40が把手12側へ引き寄せられ、ピン42が拘
止レバー36の側部を押圧することとなり、拘止
レバー36は、支持ピン37のまわりに引張りコ
イルばね39の弾発力によつて付与されるモーメ
ントに抗して、第2図において反時計方向に回動
させられ、拘止レバー36の爪部35と主動リン
ク30の爪車34とのかみあいがはずされる。一
方、主動リンク30には引張りコイルばね33の
弾発力によつて主ピン23のまわりに同じく反時
計方向のモーメントが作用しているのでレリーズ
桿40が引き寄せられ爪部35による爪車34の
拘止が解かれている主動リンク30は反時計方向
に回動させられる。このように主動リンク30が
第2図において反時計方向に回動すると、その回
動角度に対応する補助リンク31の動きによつて
X軸上の案内ピン10が案内長孔9′にそつて同
時に外側方向へ摺動させられ、中心0からそれぞ
れ同じ距離だけ遠去けられることとなり、それに
伴つて左右の挾持片11によるカセツテ5のX軸
方向の挾持が解かれる。この際、引張りコイルば
ね33の一端がとめられているピン32は、主動
リンク30とともに反時計方向に回動させられ、
前記ばね33の他端がとめられている案内ピン1
0に近付くが、引張りコイルばね33は適当な大
きさの初期張力をもたせて取り付けられてあるの
で、引き続いて反時計方向に主動リンク30が回
動することにより、ストツパーピン43が従動レ
バー27に接触し、それを同じく反時計方向に若
干回動させる。そして主動リンク30の回動抵抗
と引張りコイルばね33から主動リンク30に作
用するトルクとが平衡する回動角度位置で主動リ
ンク30が停止する。
6の把手12とともに握りしめると、レリーズ桿
40が把手12側へ引き寄せられ、ピン42が拘
止レバー36の側部を押圧することとなり、拘止
レバー36は、支持ピン37のまわりに引張りコ
イルばね39の弾発力によつて付与されるモーメ
ントに抗して、第2図において反時計方向に回動
させられ、拘止レバー36の爪部35と主動リン
ク30の爪車34とのかみあいがはずされる。一
方、主動リンク30には引張りコイルばね33の
弾発力によつて主ピン23のまわりに同じく反時
計方向のモーメントが作用しているのでレリーズ
桿40が引き寄せられ爪部35による爪車34の
拘止が解かれている主動リンク30は反時計方向
に回動させられる。このように主動リンク30が
第2図において反時計方向に回動すると、その回
動角度に対応する補助リンク31の動きによつて
X軸上の案内ピン10が案内長孔9′にそつて同
時に外側方向へ摺動させられ、中心0からそれぞ
れ同じ距離だけ遠去けられることとなり、それに
伴つて左右の挾持片11によるカセツテ5のX軸
方向の挾持が解かれる。この際、引張りコイルば
ね33の一端がとめられているピン32は、主動
リンク30とともに反時計方向に回動させられ、
前記ばね33の他端がとめられている案内ピン1
0に近付くが、引張りコイルばね33は適当な大
きさの初期張力をもたせて取り付けられてあるの
で、引き続いて反時計方向に主動リンク30が回
動することにより、ストツパーピン43が従動レ
バー27に接触し、それを同じく反時計方向に若
干回動させる。そして主動リンク30の回動抵抗
と引張りコイルばね33から主動リンク30に作
用するトルクとが平衡する回動角度位置で主動リ
ンク30が停止する。
第2図に示したカセツテ5が、X軸方向の長さ
14″、Y軸方向の長さ17″のサイズのものであつた
とすると、主動リンク30の前記停止時において
は、X、Y軸上のそれぞれ挾持片11間の間隔は
第3図の点Aに相当し、第2図に示した挾持状態
においては、前記間隔は点Bに相当する。そして
この挾持状態における引張りコイルばね33の伸
びは、前記した初期張力が付与された初期状態の
伸びに主動リンク30の第2図における時計方向
の回動によつて生ずる第3図にlで示した長さの
伸びを加えたものである。因みに第3図で点線で
示した曲線は引張りコイルばね33の初期状態に
おける伸びを示している。
14″、Y軸方向の長さ17″のサイズのものであつた
とすると、主動リンク30の前記停止時において
は、X、Y軸上のそれぞれ挾持片11間の間隔は
第3図の点Aに相当し、第2図に示した挾持状態
においては、前記間隔は点Bに相当する。そして
この挾持状態における引張りコイルばね33の伸
びは、前記した初期張力が付与された初期状態の
伸びに主動リンク30の第2図における時計方向
の回動によつて生ずる第3図にlで示した長さの
伸びを加えたものである。因みに第3図で点線で
示した曲線は引張りコイルばね33の初期状態に
おける伸びを示している。
さてこのように、X、Y両軸上の各一対の挾持
片11の間隔が拡げられているトレイ6の上に、
たとえば14″×14″サイズのカセツテ5を載置し固
定する場合について説明する。
片11の間隔が拡げられているトレイ6の上に、
たとえば14″×14″サイズのカセツテ5を載置し固
定する場合について説明する。
レリーズ桿40の把手部40′には手がかけら
れていないから拘止レバー36は、引張りコイル
ばね39によつて支持ピン37のまわりに付与さ
れるモーメントによつて時計方向へ回動させら
れ、爪部35は爪車34にかみあわされているの
で、主動リンク30は、反時計方向には回動がで
きず、時計方向の回動だけが許容されている。X
軸上の一対の挾持片11を両手で挾んでそれぞれ
を内側方向へ押し込むように押圧すると、案内ピ
ン10が案内長孔9′にそつて内側方向へ移動し、
それに伴つて移動する補助リンク31の動きによ
つて主動リンク30は第2図において時計方向に
回動させられる。一方従動リンク27は自由状態
におかれているが、Y軸上の挾持片11の一つ
〔図では把手12側のもの〕は、それが連接され
ている案内ピン10で、引張りコイルばね33に
連結されており、このばね33は、他端がピン3
2を介して主動リンク30に連結されていること
から、前記主動リンク30の時計方向の回動によ
つて引張りコイルばね33を介して内側方向へ引
き寄せられる。この場合、前記挾持片11に、そ
れと対をなす挾持片11が、補助リンク28従動
リンク27および補助リンク28を介して連結さ
れているので、Y軸上の一対の挾持片11は同時
に内側方向へ同じ距離だけ引き寄せられる。そし
てこのY軸上の一対の挾持片11のそれぞれ内側
方向への移動は、両手で押圧されるX軸上の一対
の挾持片11のそれよりも速やかに行われ、Y軸
上の挾持片11がX軸上の挾持片11より先にカ
セツテ5に当接する(この状態は第3図のDに相
当する)。引き続いてX軸上の一対の挾持片11
は、引張りコイルばね33が初期状態よりさらに
引き伸ばされるために生ずる抵抗に抗してカセツ
テ5に当接するまで両手で内側方向へ押し込まれ
る。この間に爪車34と爪部35とのかみあい位
置は一歯ずつ進められ挾持片11を押し込んでい
る両者をはなしても主動リンク30はその回動角
度位置で保持される。
れていないから拘止レバー36は、引張りコイル
ばね39によつて支持ピン37のまわりに付与さ
れるモーメントによつて時計方向へ回動させら
れ、爪部35は爪車34にかみあわされているの
で、主動リンク30は、反時計方向には回動がで
きず、時計方向の回動だけが許容されている。X
軸上の一対の挾持片11を両手で挾んでそれぞれ
を内側方向へ押し込むように押圧すると、案内ピ
ン10が案内長孔9′にそつて内側方向へ移動し、
それに伴つて移動する補助リンク31の動きによ
つて主動リンク30は第2図において時計方向に
回動させられる。一方従動リンク27は自由状態
におかれているが、Y軸上の挾持片11の一つ
〔図では把手12側のもの〕は、それが連接され
ている案内ピン10で、引張りコイルばね33に
連結されており、このばね33は、他端がピン3
2を介して主動リンク30に連結されていること
から、前記主動リンク30の時計方向の回動によ
つて引張りコイルばね33を介して内側方向へ引
き寄せられる。この場合、前記挾持片11に、そ
れと対をなす挾持片11が、補助リンク28従動
リンク27および補助リンク28を介して連結さ
れているので、Y軸上の一対の挾持片11は同時
に内側方向へ同じ距離だけ引き寄せられる。そし
てこのY軸上の一対の挾持片11のそれぞれ内側
方向への移動は、両手で押圧されるX軸上の一対
の挾持片11のそれよりも速やかに行われ、Y軸
上の挾持片11がX軸上の挾持片11より先にカ
セツテ5に当接する(この状態は第3図のDに相
当する)。引き続いてX軸上の一対の挾持片11
は、引張りコイルばね33が初期状態よりさらに
引き伸ばされるために生ずる抵抗に抗してカセツ
テ5に当接するまで両手で内側方向へ押し込まれ
る。この間に爪車34と爪部35とのかみあい位
置は一歯ずつ進められ挾持片11を押し込んでい
る両者をはなしても主動リンク30はその回動角
度位置で保持される。
したがつてカセツテ5は、X,Y両軸上の各一
対の挾持片11がたがいに回動中心、すなわちト
レイ6の中心0に向つてそれぞれ同じ距離だけ移
動するのであるから、まずY軸方向のセンターリ
ングが、ついでX軸方向のセンターリングがなさ
れて、各挾持片11によつて挾持され、トレイ6
上に固定される。この挾持終了時における引張り
コイルばね33には、初期状態の伸びにさらに第
3図にl′で示した伸びが付加されている。
対の挾持片11がたがいに回動中心、すなわちト
レイ6の中心0に向つてそれぞれ同じ距離だけ移
動するのであるから、まずY軸方向のセンターリ
ングが、ついでX軸方向のセンターリングがなさ
れて、各挾持片11によつて挾持され、トレイ6
上に固定される。この挾持終了時における引張り
コイルばね33には、初期状態の伸びにさらに第
3図にl′で示した伸びが付加されている。
種々のサイズのカセツテ5をこのトレイ6上に
センターリングを行いながら固定する挾持片11
の挾持終了時の引張りコイルばね33におけるそ
の初期状態の伸びに付加されている伸びは、カセ
ツテ5のサイズによつて第3図に示すように一定
しないが、カセツテ5のX軸方向のサイズの最
大、最小間の寸法差よりはかなり小さい。これは
主動リンク30に固定されたストツパーピン43
によつて、Y軸上の一対の挾持片11は、自由状
態(開状態)におかれた場合でも、従動リンク2
8の第2図における時計方向の回動が阻止され、
引張りコイルばね33が初期状態に保持されるよ
うにされていることによるのであり、したがつて
引張りコイルばね33には、過大な伸びが要求さ
れず、また前記した両手で押圧する場合の力も少
くてすむこととなる。
センターリングを行いながら固定する挾持片11
の挾持終了時の引張りコイルばね33におけるそ
の初期状態の伸びに付加されている伸びは、カセ
ツテ5のサイズによつて第3図に示すように一定
しないが、カセツテ5のX軸方向のサイズの最
大、最小間の寸法差よりはかなり小さい。これは
主動リンク30に固定されたストツパーピン43
によつて、Y軸上の一対の挾持片11は、自由状
態(開状態)におかれた場合でも、従動リンク2
8の第2図における時計方向の回動が阻止され、
引張りコイルばね33が初期状態に保持されるよ
うにされていることによるのであり、したがつて
引張りコイルばね33には、過大な伸びが要求さ
れず、また前記した両手で押圧する場合の力も少
くてすむこととなる。
(ヘ) 効果
この考案にかかるブツキー撮影装置用カセツテ
トレイにおいてはつぎの効果を奏する。
トレイにおいてはつぎの効果を奏する。
(i) 4つの挾持片で囲された域内にフイルムカセ
ツテを載置し、一対の挾持片を内側方向へ押し
込むだけでフイルムカセツテのカセツテトレイ
に対するセンターリングならびに固定が自動的
に行えるようにされているので、操作が従来の
装置に比して簡便である。
ツテを載置し、一対の挾持片を内側方向へ押し
込むだけでフイルムカセツテのカセツテトレイ
に対するセンターリングならびに固定が自動的
に行えるようにされているので、操作が従来の
装置に比して簡便である。
(ii) 一つのトレイ上にサイズの異なるフイルムカ
セツテをセンターリングを行いながら確実に固
定することができる。
セツテをセンターリングを行いながら確実に固
定することができる。
(iii) カセツテサイズの大小、同一サイズのカセツ
テにおける縦、横の寸法の大小如何に拘らず、
挾持片の一つに連結される引張りコイルばねは
その伸びをできるだけ抑えて作動するようにさ
れているので、操作時の力が少くてすむ。
テにおける縦、横の寸法の大小如何に拘らず、
挾持片の一つに連結される引張りコイルばねは
その伸びをできるだけ抑えて作動するようにさ
れているので、操作時の力が少くてすむ。
第1図はこの考案の一実施例であるブツキー撮
影装置用トレイの外形側面図、第2図はそれを裏
側からみた外形平面図、第3図は、X軸方向挾持
終了時のY軸方向の挾持片間の間隔と、X軸方向
挾持片間の間隔との関係を示す線図、第4図はブ
ツキー撮影装置による被検者のX軸撮影状態を示
す模式説明図、第5図は従来のカセツテトレイの
外形平面図である。 1……ブツキー撮影装置、5……フイルムカセ
ツテ、6……角形浅皿状体(カセツテトレイ)、
9,9′……案内長孔、10……案内ピン、11
……挾持片、27……レバー状従動リンク、28
……補助リンク(従動補助リンク)、30……円
板状主動リンク、31……補助リンク(主動補助
リンク)、33……引張りコイルばね、34……
爪車、35……爪部、36……拘止レバー、3
4,35,36……拘止手段、40……レリーズ
桿、42……ピン、40,42……解除手段、4
3……ストツパー用ピン。
影装置用トレイの外形側面図、第2図はそれを裏
側からみた外形平面図、第3図は、X軸方向挾持
終了時のY軸方向の挾持片間の間隔と、X軸方向
挾持片間の間隔との関係を示す線図、第4図はブ
ツキー撮影装置による被検者のX軸撮影状態を示
す模式説明図、第5図は従来のカセツテトレイの
外形平面図である。 1……ブツキー撮影装置、5……フイルムカセ
ツテ、6……角形浅皿状体(カセツテトレイ)、
9,9′……案内長孔、10……案内ピン、11
……挾持片、27……レバー状従動リンク、28
……補助リンク(従動補助リンク)、30……円
板状主動リンク、31……補助リンク(主動補助
リンク)、33……引張りコイルばね、34……
爪車、35……爪部、36……拘止レバー、3
4,35,36……拘止手段、40……レリーズ
桿、42……ピン、40,42……解除手段、4
3……ストツパー用ピン。
Claims (1)
- 四周に外枠を有し、これら外枠に平行で、かつ
中心を通る2つの中心線にそれぞれ沿つて各一対
の案内長孔が穿設された角形浅皿状体と、前記各
案内長孔に摺動自在に係合する案内ピンを介して
係合され、前記浅皿状体の表面上を摺動する各一
対の挾持片と、前記浅皿状体の裏面側に、その中
心を回動中心として回動自在に取り付けられた円
板状主動リングならびにレバー状従動リンクと、
一端が前記主動リンクに、その回動中心に対して
対称位置でそれぞれピン連接され、他端が前記一
対の案内長孔に嵌合された各案内ピンにそれぞれ
連接された一対の主動補助リンク、ならびに一端
が前記従動リンクに、その回動中心から等距離の
位置でそれぞれピン連接され、他端が前記とは別
の一対の案内長孔に嵌合された一対の従動補助リ
ンクと、前記従動リンクにピン連接された従動補
助リンクが連接される案内ピンの一つと前記主動
リンクとを連結し、前記一対の挾持片間の間隔を
せばめる際の前記主動リンクの回転力に抗する方
向の弾発力が増す引張りコイルばねと、前記主動
リンクの一方向の回動を拘止する拘止手段ならび
にこの主動リンクの拘止を解除する解除手段とを
備えてなるブツキー撮影装置用カセツテトレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16626384U JPH0310508Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16626384U JPH0310508Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6181653U JPS6181653U (ja) | 1986-05-30 |
JPH0310508Y2 true JPH0310508Y2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=30724089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16626384U Expired JPH0310508Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310508Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2702790B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1998-01-26 | 富士写真フイルム株式会社 | カセッテ装填装置 |
JP2014151069A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Hitachi Medical Corp | X線撮影装置およびカセッテトレイ |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP16626384U patent/JPH0310508Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6181653U (ja) | 1986-05-30 |
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