JPH03104530A

JPH03104530A - 自動工具交換装置

Info

Publication number: JPH03104530A
Application number: JP23985189A
Authority: JP
Inventors: Osamu Yamaguchi; 修山口; Akira Okada; 晃岡田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-18
Filing date: 1989-09-18
Publication date: 1991-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は，工作機械特に，旋盤に設置する自動工具交換
装置に関するものである。

（従来の技術）従来，組立式旋削工具を使用した自動工具交換装置を旋
盤に設置する場合，第４図および第５図に示すように刃
先部２０を保持するクランプ部２１と刃先部を収納し工
具交換指令により交換位置に割出しする刃先収納マガジ
ン部２２を刃物台２３の側面に設ける一方，前記刃先収
納マガジン部２２に収納する刃先部２０を把持し，クラ
ンプ部２ｌへ供給するＡＴＣアーム部２４を前記刃物台
２３の上部に設置することにより、自動工具交換装置を
構或し、これを旋盤の往復台２５に搭載していた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記のような自動工具交換装置によれば
、工作物の外径加工は行えるものの、刃先部とクランプ
の構造上，内径加工（特に内径深穴加工）を行う工具を
取付けることができないため、加工上の制限があった。

本発明の目的は、組立式旋削工具の刃先部を内径旋削用
と外径旋削用に分類して収納し、且つ各々のクランプ部
を刃物台に設置することにより、内径加工と外径加工の
両方の加工が可能な自動工具交換装置を提供するもので
ある．（課題を解決するための手段）本発明の自動工具交換装置は、刃先部を収納する刃先収
納マガジン部と刃先部を保持，固定するクランプ部を内
径旋削工具用と外径旋削工具用の２種類設け．ＡＴＣア
ーム部により刃先収納マガジン部とクランプ部の間で新
旧の刃先部の交換が自動的に行えるように構成したこと
を特徴とする．（作用）本発明の自動工具交換装置において、機械側からの要求
に応じて必要な刃先部を刃先収納マガジン部より取出し
，所定のクランブ部に供給するようにすれば、内径加工
，外径加工いずれの旋削加工にも対応することが可能と
なる。

（実施例）次に本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して説
明する．第１゜図は、本発明の自動工具交換装置の正面
図，第２図及び第３図は平面図を示す．第１図ないし第３図において、外径旋削用刃先部１を刃
先収納マガジンＡ２に刃先収納用爪３を介して着脱自在
に装着する．同様に内径旋削用刃先部４を刃先収納マガ
ジンＢ５に着脱自在に装着する。前記刃先収納マガジン
Ａ２及び刃先収納マガジンＢ５を刃物台６の側面に軸受
部７を介して回転自在に支承するようにし、パルスモー
タ８の駆動により任意の位置に割出し可能な状態に設置
する。

一方、刃物台６の他の側面にはワーク９に対して刃先部
が最も接近性の良い位置に内径旋削用クランプ部１０と
外径旋削用クランプ部１１を配置する．この内径旋削用
クランプ部ＩＯ及び外径旋削用クランプ部１１は、皿ば
ねの力で刃先部を強固に保持し、油圧力で皿ばねの力を
解放するように構成されたもので、刃先部と一対で組立
式旋削工具を構成する部品である。

また、刃物台６の上部には、ＡＴＣアーム部ｌ２の旋回
中心をＰ１点からＰ２点まで空圧力により自在に移動で
きるスライドユニットｌ３を設置する。前？ＡＴＣアー
ム部ｌ２は、刃先部を把持する空圧式のチャック１４と
，このチャックを上下方向に移動する空圧式のシリンダ
ーｌ５を，軸ｌ６を中心に旋回自在に支承するアームｌ
７の先端に設置し，前記軸ｌ６をパルスモータｌ８の駆
動により任意の角度に割出しできるように構成する。

Ｐ■点は、前記アームｌ７を旋回した際、刃先部を刃先
収納マガジンＡ２又は，刃先収納マガジンＢ５から外径
旋削用クランプ部１１へ供給できる位置に、また，Ｐ２
点は、刃先部を内径旋削用クランプ部１０へ供給できる
位置に設定する．以上のように構成した自動工具交換装
置を旋盤の往復台ｌ９上に設置する．次にこのように構成された本発明の自動工具交換装置の
作動を説明する．外径旋削用刃先部１の工具交換を行う
場合は、機械側の指令により刃先収納マガジンＡ２を旋
回し、指定された位置を割出した後．ＡＴＣアーム部ｌ
２をＰエ点に位置決めし、アームｌ７の旋回運動，シリ
ンダー１５の上下運動及びチャックｌ４の開閉運動によ
り外径旋削用刃先部■を外径旋削用クランプ部ｌ１に供
給する。供給後は，刃先部をクランプすれば、加工が可
能な状態となる。この状態を第２図に示す。加工終了後
は、前記と逆の動作で外径旋削用刃先部工を刃先収納マ
ガジンＡ２に返却する。

一方、内径旋削用刃先部４の工具交換を行う場合も前記
と同様の動作を行えばよいが、内径旋削用クランプ部１
０への供給，取出しは、アームｌ７をＰ２点に移動して
行うようにする。この状態を第３図に示す。このように
，内径旋削加工，外径旋削加工それぞれの加工目的に応
じて工具交換を行うことが可能である．前記のような構造にすれば，旋盤における組立式旋削加
工具を適用した内径及び外径旋削加工が可能であり，加
工の種類に応じて多種類の刃先部を自動的に供給するこ
とができる。

なお本発明では、刃先収納マガジン部を内径旋削工具を
外径旋削工具で，各々分割して構成しているが、１つの
刃先収納マガジンで構成し，共用するようにしても良い
。

〔発明の効果〕

以上説明したように，本発明の自動工具交換装置によれ
ば、内径旋削用と外径旋削用の２種類の組立式旋削工具
を加工に仇給することができる。

特に内径深穴加工用刃先部を自動的に供給することがで
き、加工の自動化率，無人化率を大幅に向上することが
でき有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動工具交換装置の一実施例を示す正
面図、第２図は本発明の自動工具交換装置の平面図、第
３図は本発明の自動工具交換装置の平面図，第４図は従
来の自動工具交換装置の側面図，第５図は従来の自動工
具交換装置の平面図である。１・・・外径旋削用刃先部　　２・・・刃先収納マガジ
ンＡ３・・・刃先収納用爪　　　　４・・・内径旋削用
刃先部５・・・刃先収納マガジンＢ　６・・・刃物台７
・・・軸受部　　　　　　　８・・・パルスモータ９・
・・ワーク　　　　　　　１０・・・内径旋削用クラン
プ部１１・・・外径旋削用クランプ部１２・・・ＡＴＣアーム部１４・・・チャック１６・・・軸１８・・・パルスモータ２０・・・刃先部２２・・・刃先収納マガジン部２４・・・ＡＴＣアーム部ｌ３・・・スライドユニットｌ５・・・シリンダー１７・・・アーム１９・・・往復台２１・・・クランプ部２３・・・刃物台２５・・・往復台

Claims

【特許請求の範囲】

　旋削用刃先部と外径旋削用刃先部に分割して円周上に
着脱自在に装着できるようにした２相の円板を、電動機
により自在に割出しすることができるように構成した刃
先収納マガジンと、被加工物に隣接した位置に前記刃先
部を位置決めして保持する２相のクランプ部と、これら
の刃先収納マガジンとクランプ部に装着する刃先部を把
持して移動するＡＴＣアームとを、旋盤の往復台に載置
する刃物台に設置するように構成したことを特徴とする
自動工具交換装置。